JP4038920B2 - 耐圧防爆形回転電機 - Google Patents

耐圧防爆形回転電機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は耐圧防爆形回転電機に関し、具体的には耐圧防爆形回転電機における電源ケーブルの引き込み構造に工夫を施したものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の耐圧防爆形電動機の縦断面図である。この図8に示す耐圧防爆形電動機1は圧力が高く且つ放射線量の高い環境下において使用される耐圧防爆形ホイストの横行駆動源として用いられものであり、誘導電動機2の軸方向両側に電磁ブレーキ3と減速機4とを一体的に組み込んだ構成となっている。
【0003】
図8に示すように、誘導電動機2では、フレーム5の軸方向両端部にブラケット6,7が固定されており、これらのブラケット6,7の中央部に設けた軸受8,9によってシャフト10が回転自在に支持されている。シャフト10の軸方向両端部はブラケット6,7を貫通してブラケット6,7の軸方向外側に突出している。シャフト10の中央部にはかご形回転子11が固定されている。フレーム5の内面には固定子12が支持されている。固定子12には固定子コイル13が設けられている。
【0004】
電磁ブレーキ3では、ブラケット6内に電磁石を構成するブレーキコイル36が納められている。シャフト10の端部にはブレーキホイール35がスプライン結合され、且つ、調整ナット14が螺合されている。また、ブレーキホイール35の片面にはブレーキディスク15が取り付けられている。一方、ブレーキホイール35とブラケット6との間には可動コア16が配置されている。この可動コア16はブラケット6に固定されたガイドピン37に遊嵌されており、ガイドピン37に案内されて軸方向に移動可能となっている。更に、ブラケット6にはバネ17が設けられており、このバネ17によって可動コア16をブレーキホイール側に付勢している。また、電磁ブレーキ全体は、ブラケット6の軸方向端部に固定されたブレーキカバー38によって覆われている。
【0005】
減速機4では、ブラケット7の軸方向端部に軸受支持部材20が固定されており、ブラケット7と軸受支持部材20とに設けられた軸受18,19によって減速軸21が回転自在に支持されている。この減速軸21には第1ギア22と第2ギア23とが固定されており、第1ギア22はシャフト10の端部に形成されたギア部10aと噛合している。
【0006】
従って、図示しない電源から電源ケーブル30を介して固定子コイル13とブレーキコイル36とに給電されると、可動コア16が引き寄せられて電磁ブレーキ3が解除状態になり、回転子11が回転する。この回転子11の回転力は、減速機4を介して図示しないホイストの車輪に伝達される。その後、前記給電が停止されると、バネ17のバネ力により、可動コア16がブレーキディスク15に押し付けられるため(電磁ブレーキ3が作動するため)、回転子11はすぐに停止する。
【0007】
そして、フレーム5の外周面には電源ケーブル30を機内に引き込むために取付部24が突設されている。この取付部24は図示しない端子箱を取り付け可能な形状に形成されている。取付部24にはIM端子カバー26がボルト25によって締結されており、このIM端子カバー26に、パッキン27が挿入され、且つ、ケーブルヘッド28が取り付けられている。ケーブルヘッド28はボルト29によってIM端子カバー26に締結されている。
【0008】
電源ケーブル30は、ケーブルヘッド28とパッキン27とIM端子カバー26とを貫通して電動機内に引き込まれており、ボルト29でケーブルヘッド28を締め付けてパッキン27を圧縮することにより、このパッキン27によって締め付けられている。
【0009】
電源ケーブル30の各線30a,30bは、固定子コイル13の口出し線31とブレーキコイル36の口出し線31とにそれぞれ圧着端子33によって接続されている。
【0010】
このように、電動機1では、電源ケーブル30をパッキン27で締め付けることによって防爆性を確保している。即ち、電源ケーブル30の引き込み構造を、ケーブルヘッド28でパッキン27を圧縮しこのパッキン27で電源ケーブル30を締め付ける構造とすることにより、防爆性を確保している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の耐圧防爆形電動機1では、次のような問題点を有している。
【0012】
▲1▼ フレーム5に取付部24を形成するため、フレーム5の形状が複雑となり、フレーム加工に手間がかかる。
▲2▼ フレーム5に設けられている取付部24は端子箱を取付可能な形状に設計されているため、この取付部24にはケーブルヘッド28とパッキン27とを直接取り付けることができない。即ち、ケーブルヘッド28とパッキン27を取り付けるにはIM端子カバー26を介在させる必要があり、その分、部品点数が増え、また、組み立てにも手間がかかっていた。
▲3▼ 電源ケーブル30の各線30a,30bと口出し線31,32は単に圧着端子33で結合するだけであり、これらの配線の保護については特に工夫されていなかった。
【0013】
従って本発明は上記従来技術に鑑み、IM端子カバーが不要であり、フレームの形状が簡単で加工に手間がかからず、また、配線の保護に工夫を施した耐圧防爆形回転電機を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する発明の耐圧防爆形回転電機は、固定子を支持するフレームの軸方向端部にブラケットを固定し、このブラケットに電磁ブレーキを取り付けた耐圧防爆形回転電機において、
前記ブラケットの外周部に前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと通じる通路を形成し、この通路に固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とを通して前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと導くように配線するとともに、
前記ブラケットの軸方向端部に固定したブレーキカバーの外周面に、ケーブルヘッドとパッキンとを直接取付可能な形状のケーブルヘッド取付部を突設し、
このケーブルヘッド取付部にパッキンを挿入し且つ前記ケーブルヘッドを取り付け、これらのケーブルヘッドとパッキンとを貫通して電源ケーブルを回転電機内部に引き込み、この電源ケーブルを前記ケーブルヘッドで圧縮した前記パッキンによって締め付け、前記電源ケーブルの各線を前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とにそれぞれ接続したことを特徴とする。
【0017】
また、第発明の耐圧防爆形回転電機は、第発明の耐圧防爆形回転電機において、
前記ブラケットの軸方向外側に前記電磁ブレーキのブレーキホイール部を覆うカバーを取り付け、このカバーの外面に前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線と前記電源ケーブルの各線とを固定したことを特徴とする。
【0019】
また、第発明の耐圧防爆形回転電機は、固定子を支持するフレームの軸方向端部にブラケットを固定し、このブラケットに電磁ブレーキを取り付けた耐圧防爆形回転電機において、
前記ブラケットの外周部に前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと通じる通路を形成し、この通路に固定子コイルと口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とを通して前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと導くように配線するとともに、
前記ブラケットの外周面に、ケーブルヘッドとパッキンとを直接取付可能な形状で且つ前記通路の途中に位置するようにケーブルヘッド取付部を突設し、
このケーブルヘッド取付部にパッキンを挿入し且つ前記ケーブルヘッドを取り付け、これらのケーブルヘッドとパッキンとを貫通して電源ケーブルを回転電機内部に引き込み、この電源ケーブルを前記ケーブルヘッドで圧縮した前記パッキンによって締め付け、前記電源ケーブルの各線を前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とにそれぞれ接続し、
前記ブラケットの軸方向外側に前記電磁ブレーキのブレーキホイール部を覆うカバーを取り付け、このカバーの外面に前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線と前記電源ケーブルの各線とを固定したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0021】
参考例
図1は本発明の参考例に係る耐圧防爆形電動機の縦断面図、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3は前記耐圧防爆形電動機の一部を分解して示す斜視図である。
【0022】
<構成>
図1に示す耐圧防爆形電動機51は圧力が高く且つ放射線量の高い環境下において使用される耐圧防爆形ホイストの横行駆動源として用いられものであり、誘導電動機52の軸方向両側に電磁ブレーキ53と減速機54とを一体的に組み込んだ構成となっている。
【0023】
図1に示すように、誘導電動機52では、フレーム55の軸方向両端部にブラケット56,57が固定されており、これらのブラケット56,57の中央部に設けた軸受58,59によってシャフト60が回転自在に支持されている。シャフト60の軸方向両端部はブラケット56,57を貫通してブラケット56,57の軸方向外側に突出している。シャフト60の中央部にはかご形回転子61が固定されている。フレーム55の内面には固定子62が支持されている。固定子62には固定子コイル63が設けられている。
【0024】
電磁ブレーキ53では、ブラケット56内に電磁石を構成するブレーキコイル86が納められている。シャフト60の端部にはブレーキホイール85がスプライン結合され、且つ、調整ナット64が螺合されている。また、ブレーキホイール85の片面にはブレーキディスク65が取り付けられている。一方、ブレーキホイール85とブラケット56との間には可動コア66が配置されている。この可動コア66はブラケット56に固定されたガイドピン87に遊嵌されており、ガイドピン87に案内されて軸方向に移動可能となっている。更に、ブラケット56にはバネ67が設けられており、このバネ67によって可動コア66をブレーキホイール側に付勢している。
【0025】
電磁ブレーキ全体はブラケット56の軸方向端部に固定されたブレーキカバー90によって覆われている。このブレーキカバー90は金型を用いて鋳造される。
【0026】
減速機54では、ブラケット57の軸方向端部に軸受支持部材70が固定されており、ブラケット57と軸受支持部材70とに設けられた軸受68,69によって減速軸71が回転自在に支持されている。この減速軸71には第1ギア72と第2ギア73とが固定されており、第1ギア72はシャフト60の端部に形成されたギア部60aと噛合している。
【0027】
従って、図示しない電源から電源ケーブル80を介して固定子コイル63とブレーキコイル86とに給電されると、可動コア66が引き寄せられて電磁ブレーキ53が解除状態になり、回転子61が回転する。この回転子61の回転力は、減速機54を介して図示しないホイストの車輪に伝達される。その後、前記給電が停止されると、バネ67のバネ力により、可動コア66がブレーキディスク65に押し付けられるため(電磁ブレーキ53が作動するため)、回転子61はすぐに停止する。
【0028】
そして、図1、図2及び図3に示すように、ブラケット56の外周面には電源ケーブル80を電動機内に引き込むためにケーブルヘッド取付部56aが突設されている。このケーブルヘッド取付部56aはケーブルヘッド78とパッキン77を直接取付可能な形状となっている。即ち、ケーブルヘッド取付部56aには、ケーブルヘッド78とパッキン77とが、IM端子カバーを介さずに、直接取り付けられている。ケーブルヘッド78はボルト79によってケーブルヘッド取付部56aに締結されている。
【0029】
電源ケーブル80は、ケーブルヘッド78とパッキン77とを貫通して電動機内に引き込まれており、ボルト79でケーブルヘッド78を締め付けてパッキン27を圧縮することにより、このパッキン77よって締め付けられている。
【0030】
電源ケーブル80の各線80a,80bは、固定子コイル63の口出し線81とブレーキコイル86の口出し線82とにそれぞれ圧着端子83によって接続されている。
【0031】
また、ブラケット56の軸方向端部には、ボルト89によって配線止め板88が取り付けられている。ブラケット56は金型を用いて鋳造される。即ち、ブラケット56の外周面にケーブルヘッド取付部56aを形成し、且つ、ブラケット56の軸方向端部に配線止め板88を取り付けられるように、金型の形状を設定する。
【0032】
配線止め板88は、固定子コイル側とケーブルヘッド取付部側とを仕切っている。固定子コイル63の口出し線81は、配線止め板88の周縁部に形成された通路(凹部)88aを通して固定子コイル側からケーブルヘッド取付部側へと導くように配線されている。即ち、配線止め板88は、固定子コイル63やブレーキコイル86の口出し線81,81と電源ケーブル80の各線80a,80bとを圧着端子83で圧着した後、これらの配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護している。
【0033】
<作用・効果>
上記構成の電動機51では、電源ケーブル80をパッキン27で締め付けることによって防爆性を確保している。即ち、電源ケーブル80の引き込み構造を、ケーブルヘッド78でパッキン77を圧縮しこのパッキン77で電源ケーブル80を締め付ける構造とすることにより、防爆性を確保している。
【0034】
そして、ブラケット56にケーブルヘッド取付部56aを形成したことにより、フレーム55には取付部を設ける必要がない。このため、フレーム55の形状を単純な円筒状とすることができ、フレーム加工の手間が減少して、フレーム加工が容易となる。なお、フレーム55は金型を用いて鋳造される。この金型は従来の比べて単純な形状となる。
【0035】
また、ケーブルヘッド取付部56aの形状をケーブルヘッド78とパッキン77が直接取付可能な形状としたことにより、IM端子カバーが不要となるため、その分、部品点数が低減し、また、組み立ても容易となる。
【0036】
また、配線止め板88を取り付けたことによって、配線(固定子コイル63とブレーキコイル86の口出し線81,82、電源ケーブル80の各線80a,80b)の格納スペースを確保し、これらの配線が固定子コイル側(フレーム内)に入り込まないように保護することができるため、従来に比べて配線保護性が向上する。
【0037】
[実施の形態
図4は本発明の実施の形態に係る耐圧防爆形電動機の縦断面図、図5(a)は図4のB−B線矢視断面図、図5(b)は図4のC−C線矢視図である。なお、これらの図中、上記参考例と同様の部分には同一の符号を付した。
【0038】
<構成>
図4に示す耐圧防爆形電動機101は、上記参考例の耐圧防爆形電動機51(図1参照)と同様に、圧力が高く且つ放射線量の高い環境下において使用される耐圧防爆形ホイストの横行駆動源として用いられものであり、誘導電動機52の軸方向両側に電磁ブレーキ102と減速機54とを一体的に組み込んだ構成となっている。
【0039】
誘導電動機52及び減速機54の構成については、上記参考例の耐圧防爆形電動機51の誘導電動機52及び減速機54の構成と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0040】
図4に示すように、電磁ブレーキ102では、フレーム55の軸方向一端側に固定されたブラケット103内に電磁石を構成するブレーキコイル104が納められている。シャフト60の端部にはブレーキホイール105がスプライン結合されている。また、ブレーキホイール105の両面にブレーキディスク106,107が取り付けられている。一方、ブレーキホイール105とブラケット103との間には可動コア108が配置されている。この可動コア108はブラケット103に固定されたガイドピン109に遊嵌されており、ガイドピン109に案内されて軸方向に移動可能となっている。更に、ブラケット103にはバネ110が設けられており、このバネ110によって可動コア108をブレーキホイール側に付勢している。
【0041】
また、この電磁ブレーキ102には、ブレーキホイール部分を覆うようにしてカバー111が設けられている。このカバー111はボルト112によってブラケット103に固定されており、電磁ブレーキ102の作動時には可動コア108とともにブレーキディスク106,107を挟むようになっている。
【0042】
従って、図示しない電源から電源ケーブル80を介して固定子コイル63とブレーキコイル104とに給電されると、可動コア108が引き寄せられて電磁ブレーキ102が解除状態になり、回転子61が回転する。この回転子61の回転力は、減速機54を介して図示しないホイストの車輪に伝達される。その後、前記給電が停止されると、バネ110のバネ力により、可動コア108とカバー111とがブレーキディスク106,107を挟み込むため(電磁ブレーキ102が作動するため)、回転子61はすぐに停止する。
【0043】
また、電磁ブレーキ全体はブラケット103の軸方向端部に固定されたブレーキカバー113によって覆われている。
【0044】
そして、図4及び図5に示すように、このブレーキカバー113の外周面には電源ケーブル80を電動機内に引き込むためにケーブルヘッド取付部113aが突設されている。このケーブルヘッド取付部113aはケーブルヘッド78とパッキン77を直接取付可能な形状となっている。即ち、ケーブルヘッド取付部113aには、ケーブルヘッド78とパッキン77が、IM端子カバーを介さずに、直接取り付けられている。ケーブルヘッド78はボルト79によってケーブルヘッド取付部113aに締結されている。
【0045】
なお、ブレーキカバー113は金型を用いて鋳造される。即ち、ブレーキカバー113の外周面にケーブルヘッド取付部113aを形成するように、金型の形状を設定する。
【0046】
電源ケーブル80はケーブルヘッド78とパッキン77とを貫通して電動機内に引き込まれており、ボルト79でケーブルヘッド78を締め付けてパッキン77を圧縮することにより、このパッキン77よって締め付けられている。
【0047】
また、ブラケット103の外周部には、ブラケット103の軸方向内側(図4中の右側)から軸方向外側(図4中の左側)へと通じる通路103aが形成されており、この通路103aに固定子コイル63の口出し線81とブレーキコイル104の口出し線82とを通してブラケット103の軸方向内側から軸方向外側へと導くように配線されている。
【0048】
なお、ブラケット103は金型を用いて鋳造される。即ち、ブラケット103の外周部に通路103aを形成するように、金型の形状を設定する。
【0049】
固定子コイル63とブレーキコイル104の口出し線81,82は電源ケーブル80の各線80a,80bにそれぞれ圧着端子83によって接続されている。そして、これらの配線は、ボルト123でカバー111に固定された止め金具122によって保持されている。即ち、固定子コイル63とブレーキコイル10の口出し線81,82と電源ケーブル80の各線80a,80bとを圧着端子83で圧着した後、これらの配線を止め金具122によってカバー111の外面に固定することにより、同配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護している。また、カバー111によって同配線がブレーキホイール105等に接触しないように保護している。
【0050】
<作用・効果>
上記構成の電動機101では、上記参考例と同様に、電源ケーブル80の引き込み構造を、ケーブルヘッド78でパッキン77を圧縮しこのパッキン77で電源ケーブル80を締め付ける構造とすることにより、防爆性を確保している。
【0051】
また、ブレーキカバー113にケーブルヘッド取付部113aを形成したことにより、フレーム55には取付部を設ける必要がないため、フレーム55の形状を単純な円筒状とすることができ、フレーム加工の手間が減少して、フレーム加工が容易となる。
【0052】
また、ケーブルヘッド取付部113aの形状をケーブルヘッド78とパッキン77が直接取付可能な形状としたことにより、IM端子カバーが不要となるため、その分、部品点数が低減し、また、組み立ても容易となる。
【0053】
しかも、固定子コイル63とブレーキコイル104の口出し線81,82を、ブラケット103の通路103aを通してブラケット103の外側に導き、止め金具122によりカバー111の外面に固定したことによって、これらの配線の格納スペースをブレーキカバー113内に確保し、これらの配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護することができるため、従来に比べて配線の保護性が向上する。更には、上記参考例と比べてみても、配線の保護性に優れており、組立作業も容易である。また、配線とブレーキホイール105等との接触はカバー111によって防止される。
【0054】
[実施の形態
図6は本発明の実施の形態に係る耐圧防爆形電動機の縦断面図、図7は図6のD−D線矢視断面図である。なお、これらの図中、上記参考例または実施の形態1と同様の部分には同一の符号を付した。
【0055】
<構成>
図6に示す耐圧防爆形電動機131は、上記参考例,実施の形態1の耐圧防爆形電動機51,101(図1、図4参照)と同様に、圧力が高く且つ放射線量の高い環境下において使用される耐圧防爆形ホイストの横行駆動源として用いられものであり、誘導電動機52の軸方向両側に電磁ブレーキ102と減速機54とを一体的に組み込んだ構成となっている。
【0056】
誘導電動機52及び減速機54の構成については上記参考例,実施の形態1における誘導電動機52及び減速機54の構成と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。また、電磁ブレーキ102の構成も、上記実施の形態における電磁ブレーキ102と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0057】
なお、図6に示すように、上記実施の形態では、電磁ブレーキ102が、ブラケット103に取り付けられているのに対して、本実施の形態では、電磁ブレーキ102が、ケーブルヘッド取付部132bを有するブラケット132に取り付けられている。
【0058】
また、電磁ブレーキ102には、上記実施の形態と同様に、ブレーキホイール部分を覆うようにしてカバー111が設けられており、このカバー111は、ボルト112によってブラケット132に固定され、電磁ブレーキ102の作動時には可動コア108とともにブレーキディスク106,107を挟むようになっている。
【0059】
また、電磁ブレーキ全体はブラケット132の軸方向端部に固定されたブレーキカバー133によって覆われている。このブレーキカバー133は金型によって鋳造される。
【0060】
そして、図6及び図7に示すように、ブラケット132の外周部には、ブラケット132の軸方向内側(図6中の右側)から軸方向外側(図6中の左側)へと通じる通路132aが形成されており、この通路132aに固定子コイル63の口出し線81とブレーキコイル104の口出し線82とを通してブラケット132の軸方向内側から軸方向外側へと導くように配線されている。
【0061】
また、ブラケット132の外周面には、電源ケーブル80を電動機内に引き込むためにケーブルヘッド取付部132bが突設されている。このケーブルヘッド取付部132bは、ケーブルヘッド78とパッキン77とを直接取付可能な形状で且つ前記通路132aの途中に位置している。なお、ブラケット132は金型を用いて鋳造される。即ち、ブラケット132の外周部に通路132aを形成し、また、ブラケット132の外周面で且つ通路132aの途中にケーブルヘッド取付部132bを形成するように、金型の形状を設定する。
【0062】
ケーブルヘッド取付部132bには、ケーブルヘッド78とパッキン77とが、IM端子カバーを介さずに、直接取り付けられている。ケーブルヘッド78はボルト79によってケーブルヘッド取付部132bに締結されている。
【0063】
電源ケーブル80は、ケーブルヘッド78とパッキン77とを貫通して電動機内に引き込まれており、ボルト79でケーブルヘッド78を締め付けてパッキン77を圧縮することにより、このパッキン77よって締め付けられている。
【0064】
固定子コイル63とブレーキコイル104の口出し線81,82は電源ケーブル80の各線80a,80bにそれぞれ圧着端子83によって接続されている。そして、これらの配線は、ボルト123でカバー111に固定された止め金具122によって保持されている。即ち、固定子コイル63とブレーキコイル104の口出し線81,82と、電源ケーブル80の各線80a,80bとを圧着端子83で圧着した後、これらの配線を止め金具122によってカバー111の外面に固定することにより、同配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護している。また、カバー111によって同配線がブレーキホイール105等に接触しないように保護されている。
【0065】
<作用・効果>
上記構成の電動機131では、上記参考例,実施の形態1と同様に、電源ケーブル80の引き込み構造を、ケーブルヘッド78でパッキン77を圧縮しこのパッキン77で電源ケーブル80を締め付けるようにして固定する構造とすることにより、防爆性を確保している。
【0066】
また、ブラケット132にケーブルヘッド取付部132bを形成したことにより、フレーム55には取付部を設ける必要がないため、フレーム55の形状を円筒状の単純な形状とすることができ、フレーム加工の手間が減少して、フレーム加工が容易となる。
【0067】
また、ケーブルヘッド取付部132bの形状をケーブルヘッド78とパッキン77が直接取付可能な形状としたことにより、IM端子カバーが不要となるため、その分、部品点数が低減し、また、組み立てもようとなる。
【0068】
また、固定子コイル63とブレーキコイル104の口出し線81,82を、ブラケット132の通路132aを通してブラケット132の外側に導き、止め金具122によりカバー111の外面に固定したことによって、これらの配線の格納スペースをブレーキカバー133内に確保し、これらの配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護することができるため、従来に比べて配線の保護性が向上する。更には、上記参考例と比べてみても、配線の保護性に優れており、組立作業も容易である。また、配線とブレーキホイール105等との接触はカバー111によって防止される。
【0069】
しかも、この電動機131は、ブラケット132の外周面で且つ通路132aの途中に位置するようにケーブルヘッド取付部132bを設けた構成であるため、上記参考例,実施の形態1の電動機51,101に比べて、全長が短い。このため設置スペース等において有利である。
【0073】
【発明の効果】
以上、発明の実施の形態と共に具体的に説明したように、発明の耐圧防爆形回転電機によれば、電源ケーブルの引き込み構造を、ケーブルヘッドでパッキンを圧縮しこのパッキンで電源ケーブルを締め付ける構造とすることにより、防爆性を確保している。
【0074】
また、ブレーキカバーにケーブルヘッド取付部を形成したことにより、フレームには取付部を設ける必要がないため、フレームの形状を単純な円筒状とすることができ、フレーム加工の手間が減少して、フレーム加工が容易となる。また、ケーブルヘッド取付部の形状をケーブルヘッドとパッキンとが直接取付可能な形状としたことにより、IM端子カバーが不要となるため、その分、部品点数が低減し、また、組み立ても容易となる。
【0075】
また、第発明の耐圧防爆形回転電機によれば、固定子コイルとブレーキコイルの口出し線を、ブラケットの通路を通してブラケットの外側に導き、カバーの外面に固定したことによって、これらの配線の格納スペースをブレーキカバー内に確保し、これらの配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護することができるため、従来に比べて配線の保護性が向上する。更には、配線の保護性に優れており、組立作業も容易である。また、配線とブレーキホイール等との接触はカバーによって防止される。
【0076】
また、第発明の耐圧防爆形回転電機によれば、電源ケーブルの引き込み構造を、ケーブルヘッドでパッキンを圧縮しこのパッキンで電源ケーブルを締め付けるようにして固定する構造とすることにより、防爆性を確保している。
【0077】
また、ブラケットにケーブルヘッド取付部を形成したことにより、フレームには取付部を設ける必要がないため、フレームの形状を円筒状の単純な形状とすることができ、フレーム加工の手間が減少して、フレーム加工が容易となる。また、ケーブルヘッド取付部の形状をケーブルヘッドとパッキンとが直接取付可能な形状としたことにより、IM端子カバーが不要となるため、その分、部品点数が低減し、また、組み立てもようとなる。
【0078】
しかも、ブラケットの外周面で且つ通路の途中に位置するようにケーブルヘッド取付部を設けた構成であるため、全長が短い。このため設置スペース等において有利である。
【0079】
また、固定子コイルとブレーキコイルの口出し線を、ブラケットの通路を通してブラケットの外側に導き、カバーの外面に固定したことによって、これらの配線の格納スペースをブレーキカバー内に確保し、これらの配線が固定子コイル側(フレーム内)に入らないように保護することができるため、従来に比べて配線の保護性が向上する。更には、配線の保護性に優れており、組立作業も容易である。また、配線とブレーキホイール等との接触はカバーによって防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係る耐圧防爆形電動機の縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】 前記耐圧防爆形電動機の一部を分解して示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る耐圧防爆形電動機の縦断面図である。
【図5】 (a)は図4のB−B線矢視断面図、(b)は図4のC−C線矢視図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る耐圧防爆形電動機の縦断面図である。
【図7】 図6のD−D線矢視断面図である。
【図8】 従来の耐圧防爆形電動機の縦断面図である。
【符号の説明】
51,101,131 耐圧防爆形電動機
52 誘導電動機
53,102 電磁ブレーキ
54 減速機
55 フレーム
56,57,103,132 ブラケット
56a,113a,132b ケーブルヘッド取付部
58,59,68,69 軸受
60 シャフト
60a ギア部
61 回転子
62 固定子
63 固定子コイル
64 調整ナット
65,106,107 ブレーキディスク
66,108 可動コア
67,110 バネ
70 軸受支持部材
71 減速軸
72 第1ギア
73 第2ギア
77 パッキン
78 ケーブルヘッド
79,89,112,123 ボルト
80 電源ケーブル
80a,80b 線
81,82 口出し線
83 圧着端子
85,105 ブレーキホイール
86,104 ブレーキコイル
87,109 ガイドピン
88 配線止め板
88a 通路(凹部)
90,113,133 ブレーキカバー
103a,132a 通路
111 カバー
122 止め金具

Claims (3)

  1. 固定子を支持するフレームの軸方向端部にブラケットを固定し、このブラケットに電磁ブレーキを取り付けた耐圧防爆形回転電機において、
    前記ブラケットの外周部に前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと通じる通路を形成し、この通路に固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とを通して前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと導くように配線するとともに、
    前記ブラケットの軸方向端部に固定したブレーキカバーの外周面に、ケーブルヘッドとパッキンとを直接取付可能な形状のケーブルヘッド取付部を突設し、
    このケーブルヘッド取付部にパッキンを挿入し且つ前記ケーブルヘッドを取り付け、これらのケーブルヘッドとパッキンとを貫通して電源ケーブルを回転電機内部に引き込み、この電源ケーブルを前記ケーブルヘッドで圧縮した前記パッキンによって締め付け、前記電源ケーブルの各線を前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とにそれぞれ接続したことを特徴とする耐圧防爆形回転電機。
  2. 請求項に記載する耐圧防爆形回転電機において、前記ブラケットの軸方向外側に前記電磁ブレーキのブレーキホイール部を覆うカバーを取り付け、このカバーの外面に前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線と前記電源ケーブルの各線とを固定したことを特徴とする耐圧防爆形回転電機。
  3. 固定子を支持するフレームの軸方向端部にブラケットを固定し、このブラケットに電磁ブレーキを取り付けた耐圧防爆形回転電機において、
    前記ブラケットの外周部に前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと通じる通路を形成し、この通路に固定子コイルと口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とを通して前記ブラケットの軸方向内側から軸方向外側へと導くように配線するとともに、
    前記ブラケットの外周面に、ケーブルヘッドとパッキンとを直接取付可能な形状で且つ前記通路の途中に位置するようにケーブルヘッド取付部を突設し、
    このケーブルヘッド取付部にパッキンを挿入し且つ前記ケーブルヘッドを取り付け、これらのケーブルヘッドとパッキンとを貫通して電源ケーブルを回転電機内部に引き込み、この電源ケーブルを前記ケーブルヘッドで圧縮した前記パッキンによって締め付け、前記電源ケーブルの各線を前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線とにそれぞれ接続し、
    前記ブラケットの軸方向外側に前記電磁ブレーキのブレーキホイール部を覆うカバーを取り付け、このカバーの外面に前記固定子コイルの口出し線と前記電磁ブレーキのブレーキコイルの口出し線と前記電源ケーブルの各線とを固定したことを特徴とする耐圧防爆形回転電機。
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