JP4038542B2 - ペット用糞回収容器 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂又は紙からなるペット用糞回収容器の形状及び機能を特徴とする容器の製造方法。
ペット用糞取り具については、糞の処理時において手指を汚すことなく且つ効率よく糞の処理ができる等、利便性が追求され様々なタイプのものが開発されてきた。
袋の上部を折り返し袋の開口部を厚紙で補強した収納袋は、その補強した部分を使用することによって糞を挟み込む使い捨てタイプの収納袋であって簡単に組み立てができ手指を汚さず衛生的に糞の処理ができる収納袋としている(特許文献1を参照)。
特開2003−175946公報
また、同じく紙製の使い捨てタイプの簡易スコップで、糞掻き寄せ具を使用して糞を掻き寄せることを特徴としており、使用前は平坦で嵩張らず使用時には角筒状に組み立て本体から切り離した掻き寄せ具で糞を回収した後はポリエチレン等の袋に収納して持ち帰ることができる簡易スコップとしている(特許文献2を参照)。
特開2004−24200公報
さらに、スーパー等のビニールの買い物袋を利用した組み立て式糞取り具では、ビニール袋を反転させ、断面が三角形の形に組み立てた本体に装着して、糞の掻き寄せ機能によリビニール袋内に衛生的に回収できる組み立て式糞取り具であるとしている(特許文献3を参照)。
特開2004−159503公報
しかしながら、糞を挟み込むタイプや糞を掻き寄せるタイプはいづれの場合も両手を使用しなければならず糞回収時の不自由さがあった。更に1回以上、複数回使用することを目的としておらず無理に使用すれば1度収納した糞が逆戻りして手指を汚すことがあり1度収納した糞を廃棄しなければ使用することができない欠点があった。
また、特許文献2の糞取り具は紙製であるため降雨や降雪の際に使用したときは耐水性が無くしかも形状が角形であるため1回以上、複数回使用する場合の耐久性に問題があった。次に特許文献3の糞取り具は樹脂フィルムで表面をコーティングした紙や樹脂プレートを用いているので耐水性や耐久性はあるが内部にセットした袋によって糞の掻き入れ機能が妨げられており、しかも取っ手も無いことから片手で糞を掻き入れる操作性及び安定性に欠点があった。
以上のことから、ペットの犬等は散歩中に何度か糞をすることもあるため、糞取り具は1回以上、複数回繰り返して使用ができる耐久性及び降雨や降雪時の耐水性があること。そして、片手にペットの引き綱を持ったり降雨や降雪時には傘を差しながら糞の処理をしなければならない等、これらの状況を考慮したとき片手で容易に糞の処理ができる操作性が追求されなければならず従来の糞取り具では形状及び機能からして欠点があった。
本発明は、耐久性や耐水性を高めるため材質は樹脂又はラミネート加工した紙を使用するものとし形状は強度の面から上面部となる部分を湾曲させ、しかも開口部よりも後方部を狭めた半円錘状とすることを特徴とした。
また、1度収納した糞の逆戻りを防止する機能を備え片手で簡単に糞の掬い上げや収納処理ができるよう底面部となる部分の先端にU字型カットを施し、しかも素材を樹脂とした場合は糞回収器を繰り返して使用できるようにするため後部排出口となる部分に収納した糞を排出できる排出扉を取り付けた。
そして、糞回収器の本体の補強と糞を掬い上げるときの安定性を確保するため取っ手を上面部となる部分表面中央部に取り付けた糞回収器を作製することにより上記課題を解決するものである。
本発明による糞回収器は、樹脂又はラミネート加工した紙を使用することによって降雨や降雪の際の使用でも耐久性を備え、従来の糞取り具には無かった半円錐状の形状にすることによって紙製でも樹脂同様の強度を保つことができるようになった。また開口部よりも後方部を狭めた半円錐状の形状にすることによって底面部となる部分の先端にU字型カットを施したことによってできた両側の突出部分が、掬い上げようとする糞を中央に集合させるガイドの役割を果たし糞の掬い上げが容易にできるようになった。
そして、糞回収器の底面部となる部分に取り付けた糞逆戻り防止ストッパーは、樹脂の復元力を利用したバネの働きを有し糞を収納するときには糞回収器の奥方向に倒れ、糞を収納した後は自動的に起き上がって糞の逆戻りを防止できるとともに底面部となる部分の補強もできた。
さらに、糞回収器の開口部よりも後方部を狭めた半円錐状の形状にしたことによって重ね置きができるため保管に便利になった。このように重ね置きができるようするために糞逆戻り防止ストッパーについては前述のとおり樹脂の復元力を利用し、取っ手については保管する時には上面部となる部分の表面に密着する形状とした。
その他、素材を樹脂とした場合であるが、糞回収器後部排出口となる部分に左右に開閉できる糞の排出扉を設けることによって衛生的に糞の廃棄ができ、洗浄して再度使用できるようにした。
請求項1の発明では、糞回収器の底面部となる部分の中央付近に本体の補強も兼ね1度収納部に収納した糞が逆戻りしない糞逆戻り防止ストッパーを取り付けた。
この糞逆戻り防止ストッパーの素材は、本体と同様の樹脂及びラミネート加工した紙製とするが紙製とした場合は樹脂の復元力を利用しなければならないため糞逆戻り防止ストパーの前方に樹脂板を貼り付ける必要がある。
その取り付け位置の決定については、糞の収納量つまり大型犬や小型犬用としてそれに対応するよう取り付け位置を前後に移動してもよいが、取り付け位置の本体内側の天地よりやや長目の半円形の板状にしたものを底面部となる部分に取り付け、樹脂の復元力をバネとして利用し本体の収納部に糞が転がり落ちる時、半円状の糞逆戻り防止ストッパーは奥の方向に倒れ収納ができるようにした。
再び糞を掬い上げようとしたときには、樹脂の復元力を利用した板バネによって立ち上がった半円状の糞逆戻り防止ストッパーは上面部となる部分の天頂部分に支え、1度収納された糞便の重さで逆戻りすることはなく1回以上、複数回繰り返し使用することができた。
また、請求項2の発明は、糞回収器の上面部となる部分と底面部となる部分の両側の連接部分の先端を残すよう底面部となる部分をU字型にカットしたことにより、その突出した部分が糞を掬い上げようとしたとき両側へ糞が分散するのを押さえ、さらに請求項3で示した開口部よりも後方部を狭めた形の半円錐状としたことにより両側の突出した部分がガイドとなって掬い上げようとする糞を中央に集合させる作用を生み片手でも容易に糞を掬い上げることができた。
そして、請求項3の発明は、開口部よりも後方部を狭めた形の半円錐状としたことを特徴とするが糞を掬い上げる動作で上方からある程度の力が加わっても上面部となる部分を湾曲させた半円錐状の形状することによって糞回収器が変形しにくくなるため糞回収が容易にできる。
また、開口部よりも後方部を狭めた形状は糞回収器を重ね置きができるるため嵩張らず保管に便利になった。
次に請求項4の発明は、糞回収器後部排出口となる部分の上部を支点として半円形の板が開閉できる構造としたことである。この開閉できる部分は収納した糞の排出扉であって上部を支点としたのは糞を廃棄する際に糞が容器に接して汚損する部分を極力少なくするためであり糞回収器の素材を樹脂としたときは耐久性があることから洗浄して再び使用できるようにしたものであるため紙製の場合は後部排出口となる部分は閉じた状態で使い捨てタイプとしても構わない。
さらに、請求項5の発明は、糞回収器本体の補強と使用時の安定感を持たせるための取っ手糞回収器の上面部となる部分の表面中央部に取り付け、使用前は糞回収器の湾曲した上面部となる部分の表面に密着した状態となるが、使用時は両端を起こして取っ手とする形状としたため、片手での使用が容易になると同時に使用時の安定感も確保できた。
図1は、本発明の実施形態における糞回収器本体の展開図である。
また、図2は実施形態における糞回収器の付属品を示す展開図である。
図1の上面部となる部分Aと底面部となる部分Bと接着面1を折り目線を介して連接し、半円錐状となる形の糞回収器の本体を形成する。
次に、側面部となる部分Cは上部に穴を形成し、糞回収器本体の後部排出口の天頂部に形成した錨受けのための穴部分Hを内側折り込み樹脂の錨等によって糞回収器本体に取り付けることにより左右に開閉できる扉を形成した。
また、Fの取っ手部分は、取っ手孔をくり抜き接着面3を上面部となる部分Aの表面中央部に取り付け、使用時は取っ手部分を起こし使用する。このようにすることで図5で示す重ね置きをしても取っ手が邪魔にならなくなった。
さらに、糞逆戻り防止ストッパーDの取り付け位置については糞の収納量により決定する。つまり収納部の容積によって取り付け位置を前後に移動してもよいが、取り付け位置の本体内側の天地よりやや長目にした半円形の板状にしたものを底面部となる部分に固定することになる。そうすることによって糞逆戻り防止ストッパーが立ち上がったとき、糞回収器内側の天頂部分に支える状態となって1度収納した糞が逆戻りすることを防ぎ1回以上、複数回の使用ができるようになった。
さらに図3の(1)、(2)、(3)は、本発明の実施形態における成形した糞回収器で糞取りをする状態を示す斜視図であるが、片手で取っ手を持ちペットの糞に開口部分を接近させて前方へ押し進めながら糞を掬い上げるが、その際に底面部となる部分をU字型にカットしたことによりできた両側の突出部分がガイドとなって収拾しようとする糞を中央に集合させる作用を生み、容易に糞の収拾ができた。
次に、使用して持ち帰るときや、繰り返して使用したいときは、掬い上げた糞を収納部に押し込めるため糞回収器の開口部をやや上方に起こすと糞が、糞逆戻り防止ストッパーを奥に倒しながら収納部に収納される。収納が完了すると糞逆戻り防止ストッパーが樹脂の復元力によるバネの作用で立ち上がり、糞が開口部に飛び出すのを防止できた。
図5は、糞回収器の保管状態を示した斜視図である。飲食に使用する紙コップのように開口部分より後方部を狭めた半円錐状としたことや取っ手を使用時に起こす起立型としたこと、そして糞逆戻り防止ストッパーを樹脂の復元力を利用した板バネ式としたことによって嵩張らない重ね置きができた。
本発明の実施形態における、糞回収器の本体の展開図である。 本発明の実施形態における、糞回収器の付属品の展開図である。 本発明の実施形態における、成形した糞回収器で糞取りをする状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態における、糞回収器後部排出口となる部分から糞を廃棄する状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態における、糞回収器の使用前の保存方法を示した斜視図である。
符号の説明
A 上面部となる部分
B 底面部となる部分
後部排出口となる部分
D 糞逆戻り防止ストッパー
E 錨
F 取っ手
G 樹脂板バネ(紙製の実施形態の場合)
H 錨受けの穴
ア ペットの糞
1.2.3.4 接着面

Claims (5)

  1. 1度収納部に収納した糞が逆戻りしない糞逆戻り防止ストッパーを糞回収器の底面部となる部分に設けたことを特徴とする糞回収器
  2. 糞回収器の開口部の上面部となる部分と底面部となる部分の連接部分の先端を残すよう底面部となる部分をU字型にカットしたことを特徴とする請求項1記載の糞回収器
  3. 糞回収器の開口部よりも後方部を狭めた形の半円錐状としたことを特徴とする請求項1又は2記載の糞回収器
  4. 糞回収器の後部排出口となる部分の上部を支点として開閉できる糞の排出扉を設けたことを特徴とする請求項1から3何れかに記載の糞回収器
  5. 糞回収器の上面部となる部分の表面中央部に取っ手を取り付けたことを特徴とする請求項1から4何れかに記載の糞回収器
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