JP4038028B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械式のシャッタ機構を駆動させて所定の露光量を得るカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被写体光をCCDイメージセンサなどの撮像手段で光電信号に変換して被写体画像を得るデジタルカメラが知られている。デジタルカメラはインターネットの普及と相俟って近年急速に普及しつつあり、各種のものが市販されるようになってきている。このデジタルカメラの中には、CCDイメージセンサの前面に機械式のシャッタ機構を用いたものがある。CCDイメージセンサでは、各セルに蓄積した電荷を一度に取り出すことができない場合があるため、内蔵された機械式のシャッタ機構を撮像時に駆動させることで、より高画質な画像を得ることができる。
【0003】
デジタルカメラのシャッタ機構には、モータの駆動によりシャッタ羽根を開閉するタイプが用いられる。図5(A),(B)に示すように、シャッタ機構を用いた場合、モータの駆動電圧値のバラツキ及びシャッタ機構の機械的摩擦のバラツキにより開閉特性が変動する(図中範囲D、E)という問題がある。このときの変動量はシャッタ速度に関わらず一定幅となる。シャッタ羽根の開閉時間の変動は、CCDイメージセンサの露光量に影響が出て不都合である。これら問題を解決するために、モータの駆動電流値を定電流値とし、更にシャッタ羽根の開閉時間の変動が所定の誤差範囲に収束するように、且つシャッタの開閉動作に必要な電流値よりも大きくなるように設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなデジタルカメラの撮影時には、シャッタ機構の他にCCDイメージセンサやCCDイメージセンサを駆動する駆動回路等が動作中である。そこに、シャッタ駆動電流が重なることにより消費電力が大きくなり、電池寿命を短くする原因となっている。逆に、シャッタ機構の駆動電流値を下げるとシャッタ速度のバラツキが大きくなり、露光量が変動するという問題が出てくる。
【0005】
本発明は、シャッタ機構の駆動電流値を切り換えても適正な露出量が得られるとともに、電池寿命が長くなるようにしたカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のカメラは、所定の露光量を得るための機械式のシャッタ機構と、このシャッタ機構の駆動制御を行う駆動制御回路とが組み込まれており、前記駆動制御回路は、撮影時のシャッタ速度が速いときには前記シャッタ機構の駆動電流値を大きく、シャッタ速度が遅いときには駆動電流値を小さくなるように駆動電流値を選択するものである。なお、前記シャッタ速度は被写体輝度により算出されるとともに、この算出値が予め設定した基準値以上か否かにより前期駆動電流値を選択することが好ましい。この場合、電流値を小さくすることによりシャッタ速度のバラツキが範囲E<範囲Fとなるが、全体の露出に対する変動をD/(EVA )≧F/(EVC )と設定することで解決できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したデジタルカメラの正面の外観を示す斜視図である。カメラ本体3の正面には、撮影レンズ4が内部に保持されたレンズ鏡筒5が設けられる。このレンズ鏡筒5は、電源のオンによりカメラ本体3から突出するようになっている。レンズ鏡筒5の近傍には、対物側ファインダ窓6、赤目防止用の発光窓7が設けられる。カメラ本体3の上面には、ジョグダイヤル8、レリーズボタン9、ポップアップ式のストロボ発光部10(図中閉じ位置)が設けられる。また、カメラ本体3の底面には、電池装填用の装填蓋11が設けられている。
【0008】
図2に示すように、カメラ本体3の後面には、接眼用ファインダ窓13、電源スイッチ14、LCD表示ボタン15、キャンセルボタン16、設定用液晶表示パネル(LCD)17、画像表示用LCD18が設けられている。このデジタルカメラ2はビューファインダ機能を持っており、撮影レンズ4からの被写体像は、画像表示用LCD17で表示することができる。
【0009】
カメラ本体3の側面には、ストロボ発光部10を閉じ位置から開き位置に移動させるポップアップボタン20、外部出力部として用いられるUSB接続部21及び音声/画像出力部22、外部電源入力部23が設けられている。なお、このデジタルカメラ2には、メモリーカード27(図3参照)を内蔵することができる。なお、スライドボタン25を図中下方向にスライド操作することで保護カバー26が開き、メモリーカード27の装填が行われる。
【0010】
図3は、デジタルカメラの電気的構成の概略を示す。撮影レンズ4から得られた被写体光は、図示しない絞りを通して、CCDイメージセンサ28の光電面に結像する。CCDイメージセンサ28には、R,G,Bの各色光を透過するカラーフイルタが組み込まれており、各フイルタを透過して蓄積された色毎の光電信号をシリアルな撮像信号として出力する。R,G,Bの撮像信号は信号処理回路29に出力される。信号処理回路29には、相関二重サンプリング回路(CDS)、A/Dコンバータ等を備えており、撮像信号に対して増幅、マトリクス演算等の各信号処理の後にA/D変換を行い、デジタル画像データとなる。
【0011】
デジタル信号に変換された画像データは、画像処理回路30に出力される。この画像処理回路30では、デジタルに変換された画像データに対して、ホワイトバランス、γ補正等の画像補正の他に、階調変換、色変換、画像の超低周波輝度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の画像処理を施す。この画像処理が行われた画像データは圧縮され、メモリカード27等の記録媒体に記録される。また、画像処理が行われた画像データはRAMに38一時記録され、再生モード時に画像表示用LCDに表示される。
【0012】
また、画像処理回路30では、得られたR,G,Bの画像データ毎に各画素の明るさを積算して平均化する(AE積算)。この平均化した値を用いて被写体の被写体輝度及び露出量が算出される。この算出値はCPU34を介してシャッタ速度演算回路35へと出力される。なお、本実施形態では、CCDイメージセンサ28で得られた画像データから被写体輝度及び露出量を算出したが、これに限定する必要はなく、例えば、測光素子をカメラ本体3の前面に配置して、測光素子の出力値から被写体輝度及び露出量を算出してもよい。
【0013】
シャッタ速度演算回路35では、算出された露出量からシャッタ速度Tを算出する。このシャッタ速度演算回路35には、シャッタ速度Tと露出量の関係式が予め記憶されており、この関係式からシャッタ速度が算出される。この算出値Tは、シャッタ駆動制御回路36へと出力される。
【0014】
シャッタ駆動制御回路36では、レリーズボタン9に同期してシャッタ機構39を駆動させる。このシャッタ駆動制御回路36には駆動電流選択部37が設けられている。この駆動電流選択部37には、算出されたシャッタ速度Tに応じた電流値を選択させるためのシャッタ速度の基準値X(例えば1/250msec)が記憶されている。シャッタ速度の算出値Tが基準値Xよりも速いか否かで、シャッタ機構39を駆動させるための電流値Iが決定する。例えば、シャッタ速度の算出値T≧基準値Xのときには、撮影時のシャッタ開閉速度の精度が要求されるので、電流値IはIhighとなる。また、算出値T<基準値Xの時には、D/(EVA )≧F/(EVC )が成立する範囲の電流値Ilow (>Ihigh)となる。
【0015】
次に、本実施形態の作用について図4のフローチャートを用いて説明する。CCDイメージセンサ28では常に被写体画像を取り込んでおり、例えばビューファインダを用いた場合には、CCDイメージセンサ28から取り込まれた被写体画像が画像表示用LCD17に表示されている。オート撮影の場合、レリーズボタン9の押圧操作により、画像処理回路30ではAE演算を行って被写体輝度の算出を行う。この算出値はシャッタ速度演算回路35に送られ、シャッタ速度Tが算出される。シャッタ速度の算出値Tは、シャッタ駆動制御回路36に送られ、電流選択部37で基準値Xとの比較が行われる。この基準値Xは例えば1/250(msec)に設定されており、算出値Tが基準値Xよりも大きい場合には、電流値IはIhigh(=例えば230mA)となり、図5(A)に示すように、シャッタ速度の算出値Tのタイミングでシャッタ機構39を駆動する。
【0016】
また、算出値Tが基準値X未満の場合には、電流値IはIlow (例えば150mA)となり、算出値Tのタイミングでシャッタ機構39を駆動させる。なお、図5(C)で示すシャッタ機構39の駆動タイミングのズレΔtは、シャッタ機構の駆動タイミングを調整することで補正される。なお、図5に示す横軸は露光時間(msec)、縦軸はシャッタ開口径である。
【0017】
また、マニュアル撮影を行う場合には、設定用LCD18の外周部にある十字キー42(図3参照)を操作して、任意のシャッタ速度に設定する。このシャッタ速度の入力操作を受けて、シャッタ駆動制御回路36の電流選択部37では、入力値Yと基準値Xと比較してシャッタ機構39を駆動するための電流値Iを選択する。撮像時のレリーズボタン9の押圧とともに、撮影者が希望するシャッタ速度の入力値Yで撮影が行われる。
【0018】
本実施形態では、算出されたシャッタ速度に応じて、電流値をIhighとIlow とからなる2段階での切換を行ったが、シャッタ機構を駆動する電流値を2段階に限定する必要はなく、シャッタ速度に合わせて2段階以上の切換を行えるようにしてもよい。
【0019】
本実施形態では、例としてデジタルカメラを取り上げたが、これに限定することはなく、写真フイルムを用いて被写体像を得るカメラに用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカメラによれば、駆動制御回路は、撮影時のシャッタ速度が速いときには前記シャッタ機構の駆動電流値を大きく、シャッタ速度が遅いときには駆動電流値を小さくなるように駆動電流値を選択するので、撮影時の露出量の変動は増大することがない。また、電流値を選択することで、撮像時に使用される電流値を低減させることができるので、電池の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルカメラの正面の外観を示す斜視図である。
【図2】デジタルカメラの後面の外観を示す斜視図である。
【図3】デジタルカメラの電気的構成の概略を示すブロック図である。
【図4】デジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
【図5】シャッタ開口径と露出時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 デジタルカメラ
3 画像表示用LCD
28 CCDイメージセンサ
30 画像処理回路
35 シャッタ速度演算回路
36 シャッタ駆動制御回路
37 駆動電流選択部
39 シャッタ機構

Claims (2)

  1. 所定の露光量を得るための機械式のシャッタ機構と、前記シャッタ機構の駆動制御を行う駆動制御回路とが組み込まれたカメラにおいて、
    前記駆動制御回路は、撮影時のシャッタ速度が速いときには前記シャッタ機構の駆動電流値を大きく、シャッタ速度が遅いときには駆動電流値を小さくなるように駆動電流値を選択することを特徴とするカメラ。
  2. 前記シャッタ速度は被写体輝度により算出されるとともに、この算出値が予め設定した基準値以上か否かにより前期駆動電流値を選択することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
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