JP4037048B2 - プロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、普通紙複写機、レーザプリンタ、普通紙ファクシミリ等の画像形成装置に着脱可能であって、再生して繰り返し使用することができるプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式によって画像形成を行う画像形成装置においては、小型化並びにメンテナンスの容易さの点から、電子写真感光体、電子写真感光体の表面を一様に帯電する帯電手段、電子写真感光体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像手段、及び現像動作後に電子写真感光体の表面に残留するトナーを排除するクリーニング手段等のプロセス手段をユニット化し、画像形成装置本体に対して着脱自在としたプロセスカートリッジが採用されている。
これらに用いられる現像装置では、所定使用により消耗された現像剤(トナー)を補給するために、トナーカートリッジを交換するもの、あるいは、現像器全体を交換する方式や、現像器を含むプロセスカートリッジの一部、あるいは、プロセスカートリッジ全体を交換するものがある。
【0003】
一方、環境保全や、資源の有効活用等の観点から、上記プロセスカートリッジをメーカで回収し、プロセスカートリッジ全体、あるいは一部の部品交換での再利用や、逆に、一部部品の再利用(使用)が行われる現像装置の組立、分解を容易にしたユニットの構成が開示されている。
そのために、例えば、特開平6−83131号公報や、特開平9−281861号公報等には、ユニットの使用回数を管理するため、ラベルを貼り付けたユニットが開示されている。再使用、再利用に当たっては、部品の強度劣化や、摩耗、抵抗等の経時変化等により、使用不可能になる寿命が発生するため、プロセスカートリッジの使用状態を把握するためである。
また、特開平7−64451号公報には、出荷時に、使用可能期限を記憶する記憶手段を備え、この記憶手段は、再生処理回数をも記憶するプロセスカートリッジが提案されている。これにより使用可能期限と再生処理回数の両方を基準としてさらにリサイクルするか否かを判断するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特開平6−83131号公報等で提案のプロセスカートリッジでは、管理が容易ではなく、また、特開平7−64451号公報で提案のプロセスカートリッジでは、記憶手段のメモリ使用量が大きくなり、低コストかが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、画像形成装置に着脱可能な再生使用可能なプロセスカートリッジの感光体及び排トナー回収部の保証時間をプロセスカートリッジに設けた不揮発性メモリで順次減算することにより管理することで、メモリを使用量を少なくし、初期設定値が複数あっても同じレベルで比較できるプロセスカートリッジを提供することを課題とする。
また、感光体の耐久性が改善され寿命が延びても新品製造工程での初期値が変更になるだけで、再生処理システムでは同じ工程で再生処理を行うことができるプロセスカートリッジを提供することを課題とする。
また、寿命が異なっていても、効率よく再生処理することができるプロセスカートリッジを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明は、画像形成装置本体に着脱可能で、再生使用可能なプロセスカートリッジをにおいて、プロセスカートリッジに感光体と、
前記感光体のクリーニング手段及びその排トナーを回収する回収部と、 前記感光体にトナー像を形成する現像手段及びそのトナー収納部と、
読み書き可能な不揮発性メモリを有し、前記感光体の稼働時間を基に求められた感光体稼働保証時間を前記不揮発性メモリに記憶し、記憶された感光体稼働保証時間は感光体の稼働時間を順次減算し、残りの感光体稼働保証時間を計算し、かつ前記クリーニング手段の稼働時間を基に求められた排トナー回収保証時間を前記不揮発性メモリに記憶し、記憶された排トナー回収保証時間はクリーニング手段の稼働時間を順次減算し、残りの排トナー回収保証時間を計算するプロセスカートリッジとする。本発明は、再生処理されるときにクリーニング手段の稼働時間を基に求められた前記排トナー回収保証時間を新品時と同じ状態に戻して不揮発性メモリに記憶し、
前記感光体稼働保証時間を新品時と同じ状態に戻さないプロセスカートリッジとする。本発明は、再生処理するときに、感光体保証時間の情報よりトナー収納量が異なるプロセスカートリッジである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置の内部構成を示す概略図である。
画像形成装置1には、着脱可能なプロセスカートリッジ2が搭載される。このプロセスカートリッジ2は、少なくとも感光体3、クリーニング手段及び排トナー回収部5により構成されるが、この他に帯電ローラ4、現像手段及びトナー収納部6等により構成されるものであってもよい。
画像形成装置1には、光学系8が配設される。この光学系8は、図示しないが、ポリゴンモータ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、レーザダイオード、ミラー等により構成される。また、画像形成装置1には、給紙装置が配設される。この給紙装置では、給紙カセット11から給紙コロ9により記録紙12が1枚ずつ順次ピックアップされ、感光体3へ搬送される。
【0007】
以下に、画像形成装置1の動作について説明する。感光体3は、時計方向に回転駆動され、その際帯電ローラ4によって表面を帯電され、光学系8からレーザ光を照射されて感光体3上に静電潜像が形成される。この静電潜像が、現像手段及びトナー収納部6を通る時トナーによって可視像化される。この可視像は転写ローラ7により、感光体3へ搬送された記録紙12は転写され、その後定着ローラ10に搬送され記録紙12上の可視像は定着され、画像形成装置1の外部へ排紙される。
【0008】
図2は、本発明のプロセスカートリッジを管理する電気ブロック図である。プロセスカートリッジ2には不揮発性メモリ13が備えられ、画像形成装置1のCPU14によって読み書き可能となっている。
【0009】
図3は、本発明のプロセスカートリッジの動作を説明するフローチャートである。プロセスカートリッジ2の不揮発性メモリ13から感光体稼働保証時間を読み出し、感光体稼働時間を前記感光体稼働保証時間から減算し、新たな感光体稼働保証時間とする。また、プロセスカートリッジ2の不揮発性メモリ13から排トナー回収保証時間を読み出し、クリーニング稼働時間を前記排トナー回収保証時間から減算し、新たな排トナー回収保証時間とする。それぞれの値を不揮発性メモリ13に書き込む。排トナー回収保証時間はクリーニング手段により画像形成後の残トナーを感光体3上から回収し、排トナー回収部に収容することにより排トナー回収部5が排トナーで満杯になる可能性のある総クリーニング稼働時間よりも短い時間としている。したがって、排トナー回収保証時間以内では、排トナーで満杯に成ることはない。また、ほとんどの場合、トナー収納部6のトナーが先になくなるので、その時にプロセスカートリッジ2を交換することになる。
【0010】
図4は、本発明の記載のプロセスカートリッジの動作を説明するフローチャートである。プロセスカートリッジ2の再生工程において、プロセスカートリッジ2の不揮発性メモリ13から感光体稼働保証時間を読み出し、感光体稼働保証時間がリサイクルした後のプロセスカートリッジ2を保証できる時間以上であるかを判断し、保証できない場合は、破棄処分する。保証できる場合は、交換部品を交換し、トナーを再充填し、清掃して、再出荷する。この時不揮発性メモリ13の内容は、排トナー回収保証時間は、新品と同様な初期値とするが、感光体稼働保証時間は現状値としておく。
【0011】
図5は、本発明のプロセスカートリッジの動作を説明するフローチャートである。トナー収納量の異なる2種類以上のプロセスカートリッジがある場合で説明する。トナー収納量が多いAタイプとトナー収納量の少ないBタイプがあるとする。トナー収納量の少ないBタイプではAタイプにくらべて早くトナーがなくなるので、使用する感光体稼働保証時間も短く設定することができる。プロセスカートリッジ2の再生工程において、プロセスカートリッジ2の不揮発性メモリ13から感光体稼働保証時間を読み出し、感光体稼働保証時間がリサイクルした後のプロセスカートリッジ2を保証できる時間がトナー収納量が多いAタイプ以上であるかを判断し、保証できない場合は、トナー収納量が少ないBタイプ以上であるかを判断し、これも保証できない場合は、破棄処分する。トナー収納量が多いAタイプ以上で保証できる場合は、交換部品を交換し、トナーを多く再充填し、清掃して、Aタイプとして再出荷する。この時不揮発性メモリ13の内容は、排トナー回収保証時間は、新品と同様な初期値とするが、感光体稼働保証時間は現状値としておく。Aタイプ以上で保証できないが、トナー収納量が少ないBタイプ以上で保証できる場合は、交換部品を交換し、トナーを少なく再充填し、清掃して、Bタイプとして再出荷する。この時不揮発性メモリ13の内容は、排トナー回収保証時間は、新品と同様な初期値とするが、感光体稼働保証時間は現状値としておく。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプロセスカートリッジでは、感光体稼働保証時間と排トナー回収保証時間を読み書き可能な不揮発性メモリに記憶し順次減算することにより管理することで、メモリを使用量を少なくし、初期設定値が複数あっても同じレベルで比較できようになり、安価で簡単な制御が行える。本発明のプロセスカートリッジでは、再生処理されるときに排トナー回収保証時間を新品時と同じ状態に戻して不揮発性メモリに記憶し、感光体稼働保証時間は更新しないことで感光体の耐久性が改善され寿命が延びても新品製造工程での初期値が変更になるだけで、再生処理システムでは同じ工程で再生処理を行うことができる。本発明のプロセスカートリッジでは、トナーの収納量の異なる2種類以上のプロセスカートリッジを有し、再生処理されるときに感光体保証時間の情報よりトナーの収納量の異なるプロセスカートリッジに再生されるのでプロセスカートリッジを効率よく再生処理することができる。
以上
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像形成装置の内部構成を示す概略図である。
【図2】本発明のプロセスカートリッジを管理する電気ブロック図である。
【図3】請求項1に記載のプロセスカートリッジの動作を説明するフローチャートである。
【図4】請求項2に記載のプロセスカートリッジの動作を説明するフローチャートである。
【図5】請求項3に記載のプロセスカートリッジの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 プロセスカートリッジ
3 感光体
4 帯電ローラ
5 排トナー回収部
6 現像手段及びトナー収納部
7 転写ローラ
8 光学系
9 給紙コロ
10 定着ローラ
11 給紙カセット
12 記録紙
13 不揮発性メモリ
14 CPU
Claims (3)
- 画像形成装置本体に着脱可能で、再生使用可能なプロセスカートリッジをにおいて、
プロセスカートリッジに感光体と、
前記感光体のクリーニング手段及びその排トナーを回収する回収部と、
前記感光体にトナー像を形成する現像手段及びそのトナー収納部と、
読み書き可能な不揮発性メモリを有し、前記感光体の稼働時間を基に求められた感光体稼働保証時間を前記不揮発性メモリに記憶し、記憶された感光体稼働保証時間は感光体の稼働時間を順次減算し、残りの感光体稼働保証時間を計算し、かつ前記クリーニング手段の稼働時間を基に求められた排トナー回収保証時間を前記不揮発性メモリに記憶し、記憶された排トナー回収保証時間はクリーニング手段の稼働時間を順次減算し、残りの排トナー回収保証時間を計算する
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
再生処理されるときにクリーニング手段の稼働時間を基に求められた前記排トナー回収保証時間を新品時と同じ状態に戻して不揮発性メモリに記憶し、前記感光体稼働保証時間を新品時と同じ状態に戻さない
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1に記載のプロセスカートリッジにおいて、
再生処理するときに、感光体保証時間の情報よりトナー収納量が異なる
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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