JP4033845B2 - 防錆キャップ - Google Patents

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本発明は、例えば、組み立てられた車両の保管および輸送時に発生するディスクブレーキ装置のディスクロータの錆を防錆する防錆キャップに関する。
車両は、組み立て完了から納車までの間、保管等のために露天下に曝される場合がある。また、組み立てられた車両を輸送するために、海上輸送される場合がある。これらの場合、車両のディスクブレーキ装置のディスクロータに、水滴や湿った空気あるいは塩分を含んだ空気が触れて錆が発生することがある。このディスクロータの錆は、水滴や湿った空気あるいは塩分を含んだ空気がディスクホイールに設けられたディスクブレーキ装置を冷却するための通孔を通過して、ディスクロータに触れることにより発生する。
このため、従来から、例えば、下記特許文献1に示されているような防錆キャップは知られている。この防錆キャップは、紙繊維を用いて略円環状に形成されており、車両組み立て時にディスクブレーキ装置のディスクロータとディスクホイールとの間に介装される。これにより、防錆キャップは、ディスクロータの車外側に向いた面をディスクホイール側から覆い、前記面が水滴や湿った空気あるいは塩分を含んだ空気と触れることを遮断するようになっている。なお、ディスクロータの車内側に向いた面には、車両の走行に起因して跳ね上がる泥や水滴からディスクロータを保護するダストカバーが予め設けられている。そして、車両の保管時または輸送時には、このダストカバーが水滴などからディスクロータを保護している。
しかしながら、上記従来の防錆キャップにおいては、車両の組み立て時に防錆キャップをディスクブレーキ装置とディスクホイールとの間に組み付ける必要がある。このため、車両組立作業が煩雑となる。また、防錆キャップは、車両が販売される際や海上輸送されて陸揚げされた際に車両から取り外される。しかし、上記従来の防錆キャップにおいては、ディスクブレーキ装置とディスクホイールとの間に介装されているため、防錆キャップを取り外す際には、一度車両の車輪を左右に大きく切るか、あるいは、車両をジャッキアップして、防錆キャップが車両外から見える状態としてから取り外さなければならない。このため、防錆キャップの取り外し作業が煩雑である。さらに、防錆キャップは、略円環状とされているため、取り外す際には、一部を破断して取り外す必要がある。このため、防錆キャップを破断させるために力を加える必要があり、作業者に対して肉体的な負担を強いる。また、防錆キャップの一部を破断して取り外すため、一度使用した防錆キャップは再利用することができない。
特開平9−203423号公報
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、組み付け作業および取り外し作業を容易に行うことができて、再利用可能な防錆キャップを提供することにある。
本発明の特徴は、防錆キャップを、車輪を構成するディスクホイールのディスク部に設けた通孔を塞ぐキャップ本体部と、このキャップ本体部を前記ディスクホイールの車外側に着脱可能に保持するクリップとを備え、前記ディスクホイールのリム部に内包されて配置されるディスクブレーキ装置のディスクロータに発生する錆を防止するように構成したことにある。
この場合、前記クリップは、前記キャップ本体部に同クリップを固着するための固着部材と、前記ディスク部に設けた通孔の端部と係脱する係脱部材とを備えているとよい。また、前記クリップの固着部材は、防錆キャップ本体を挟持することにより、前記キャップ本体部に前記クリップを固着するようにするとよい。また、前記キャップ本体部は、前記クリップの固着部材の固着状態が解除されるとともに前記係脱部材の係合が解除されることによって、前記ディスクホイールから取り外されるようにするとよい。また、前記キャップ本体部の外周部に小突起を複数設けて、各小突起を前記リム部に係脱可能とするとよい。さらに、前記ディスクホイールのリム部内周面に形成された環状の溝部に前記小突起が係脱するとよい。
これらの特徴によれば、防錆キャップは、車外側から着脱可能に装着されてディスクホイールの通孔を塞ぐことができる。これにより、防錆キャップを装着する工程を設ける必要がなく、ディスクホイールに設けられた通孔から侵入する水滴、湿った空気あるいは塩分を含んだ空気を遮断することができる。また、防錆キャップを取り外すために、車輪を左右に大きく切ったり、車両をジャッキアップしたりする必要がなくなる。したがって、防錆キャップを取り外す作業を極めて容易に行うことができる。
また、クリップが固着部材を備えていることにより、例えば、別途樹脂などから成形したクリップを極めて容易にキャップ本体部に固着して取り付けることができる。このとき、キャップ本体部の一部を挟持してクリップを取り付けることによって、クリップがキャップ本体部に強固に固定されて、例えば、車両の移動等による防錆キャップの脱落を確実に防止することができる。また、クリップの係脱部材が通孔の端部と係合することにより、キャップ本体部がディスクホイールに装着される。このため、防錆キャップの装着作業を極めて容易に行うことができる。また、防錆キャップの装着作業を行う作業者は、装着作業中において、例えば、係脱部材が係合する際の節度感や音などを知覚することによって、防錆キャップが確実に装着されたか否かを判断することができる。
また、キャップ本体部の外周部に小突起を複数設けて、ディスクホイールのリム部や環状に形成された溝部と係脱することができる。これにより、ディスクホイールに装着された防錆キャップは、ガタツキの発生が効果的に防止され、ディスクホイールからの脱落を防止することができる。また、外周部に小突起を複数設けることにより、キャップ本体部の外周部とリム部との接触が不連続接触(点接触)となる。これにより、キャップ本体部の外周部とリム部との接触面積が小さくなり、接触に起因する摩擦力を小さくすることができる。したがって、作業者は、極めて小さな力で、防錆キャップを着脱することができる。
さらに、防錆キャップを取り外す際には、クリップとキャップ本体部との固着状態を解除し、係脱部材の係合を解除することができる。このように、クリップとキャップ本体部との固着を解除してから係脱部材の係合を解除することによって、防錆キャップ(詳しくは、キャップ本体部とクリップ)を破壊することがない。このため、再度、取り外した防錆キャップを使用することができる。
以下に、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、車両のアクスルAに固定されたアクスルハブBに組み付けられたディスクブレーキ装置10および車輪20と、車輪20の車両外方側に装着された防錆キャップ30と、防錆キャップ30に組み付けられて同キャップ30を車輪20に脱着可能に固定するクリップ40とを概略的に示している。
ディスクブレーキ装置10は、アクスルハブBの外側に配置されたディスクロータ11と、ディスクロータ11の車内側の面を覆うダストカバー12とを備えている。ディスクロータ11は、アクスルハブBに当接状態で配置される有底円盤状の取付部11aと、取付部11aの外周部から半径方向外側へ延出したフランジ部11bとから構成されている。ダストカバー12は、略円盤状に形成されており、ディスクロータ11に対して、車内側に配置されている。そして、車両が走行した際に跳ね上げた水、泥などがフランジ部11bの車内側の面に付着することを防止する。
車輪20は、ディスクブレーキ装置10のディスクロータ11の車外側に配置されたスチール製のディスクホイール21と、これに装着されたタイヤ22とから構成される。ディスクホイール21は、ディスク部21aとリム部21bとを有している。ディスク部21aは、ディスクロータ11の取付部11aに当接状態で配置されており、ディスクロータ11の取付部11aとともにハブボルトB1およびハブナットB2によって共締めされてアクスルハブBに固定される。リム部21bは、円筒状でディスク部21aに一体的に固着されて、タイヤ22を支持する。
また、ディスクホイール21は、図2に示すように、通孔21cおよび溝部21dを有している。通孔21cは、ディスク部21aに複数個形成されて、外気を導入してディスクブレーキ装置10を冷却する。溝部21dは、図示しないホイールキャップを組み付けるための溝であり、リム部21bの内周面に形成されている。
防錆キャップ30は、図3に詳細に示すように、ディスクホイール21に形成された複数の通孔21cを覆うキャップ本体部31と、同キャップ本体部31に形成されてクリップ40を取り付けるための一対の取付部32と、防錆キャップ30をディスクホイール21に対してガタツキを小さくして装着するための係合部33とから構成されている。ここで、防錆キャップ30の全体は、周知のWFM(ウェット・ファイバー・モールド)製法を利用して、回収紙材(例えば、古新聞、古ダンボールなど)から成形される。このとき、回収紙材を、例えば、90%以上含有して防錆キャップ30を成形することにより、リサイクル性を大幅に向上することができて、環境保全に貢献することができる。
キャップ本体部31は、円環状に形成されてその軸線方向の断面が略コの字状とされており、車内方向に開口している。一対の取付部32は、キャップ本体部31の車外方向に突出した頂面にて互いに対向するように形成されている。この取付部32は、矩形状の貫通孔32aと、同貫通孔32aに比してキャップ本体部31の半径方向にて若干小さな貫通孔32bとから構成されている。係合部33は、キャップ本体部31の開口端部側外周に形成されていて、その外周部が多角形(正24角形)とされている。そして、係合部33は、リム部21bに形成された溝部21dの外径に比して僅かに小さく、かつ、溝部21dの内径に比して僅かに大きい内径とされた円に内接するように形成されている。
クリップ40は、例えば、樹脂から成形されて、図4に示すように、ベース部材41、腕部材42および脚部材43を備えている。ベース部材41は、キャップ本体部31の半径方向に形成された取付部32よりも長くかつ幅広とされた板状部材であって、キャップ本体部31の内周面側にて密接するように略円弧状に形成されている。そして、ベース部材41上面の一端部側には、腕部材42と連結して保持するための連結保持部41aが立設されている。また、ベース部材41上面の他端部側には、腕部材42と係合して保持するための係合保持部41bが立設されている。
腕部材42は、その一端部にて、可撓性を有してベース部材41の連結保持部41aと連結する連結部42aと、他端部にてベース部材41の係合保持部41bと係合する係合部42bとを備えている。また、腕部材42の下面側には、連結部42aと係合部42bとの間にて、クリップ40をキャップ本体部31に固定するための挟持部42cが形成されている。挟持部42cは、ベース部材41の幅と略同一の幅を有する板状に形成されており、ベース部材41との間でキャップ本体部31を挟持する。さらに、腕部材42の上面側には、クリップ40(詳しくは、腕部材42)の変形を防止するためのリブ42dが形成されている。脚部材43は、ベース部材41の下面側にて、基端部が一体的に固着されており、先端部がかぎ状に形成されている。そして、脚部材43は、ディスクホイール21の通孔21c端部にて先端部が係合する。
このように構成されたクリップ40は、防錆キャップ30のキャップ本体部31に取り付けられる。具体的に図4を用いて説明すると、キャップ本体部31に形成した取付部32のうち、貫通孔32aに対してベース部材41の連結保持部41aおよび腕部材42を挿通するとともに、貫通孔32bに対してベース部材41の係合保持部41bを挿通する。このとき、腕部材42は、ベース部材41の連結保持部41aに対して連結部42aを介して連結されているため、腕部材42の全体がベース部材41の上方(図4において紙面方向)に屈曲可能である。このため、貫通孔32aに連結保持部41aおよび腕部材42を挿通する際には、連結保持部41aと腕部材42とが略直線状となるように腕部材42を伸ばして挿通する。このように、連結保持部41a、腕部材42および係合保持部41bがそれぞれ貫通孔32a,32bに挿通されると、ベース部材41とキャップ本体部31の内周面とが接触した状態となる。
次に、腕部材42を、係合部42bと係合保持部41bとが互いに係合するように屈曲する。このように、腕部材42が屈曲されて係合部42bと係合保持部41bとが互いに係合した状態では、挟持部42cが、ベース部材41の上面との間で、キャップ本体部31を挟持した状態となる。これにより、クリップ40は、キャップ本体部31に対して一体的に取り付けられた状態とされる。このように、キャップ本体部31を挟持して、クリップ40を取り付けることにより、クリップ40が強固にキャップ本体部31に固定(固着)される。これにより、例えば、車両が移動する場合であっても、防錆キャップ30の脱落を確実に防止することができる。
以上のようにクリップ40が取り付けられた防錆キャップ30は、車両が組み立てられた後に各車輪20にそれぞれ装着される。すなわち、図5に示すように、防錆キャップ30は、クリップ40の脚部材43とディスクホイール21の通孔21c端部とが係合して、ディスクホイール21のリム部21bに車外側から装着される。このとき、クリップ40の脚部材43は、若干量だけ撓みながらディスクホイール21の通孔21c端部と係合する。このため、作業者は、防錆キャップ30の装着に際して節度感を覚えることにより、防錆キャップ30がディスクホイール21のリム部21bに確実に装着されたか否かを判断することができる。
また、防錆キャップ30の係合部33とディスクホイール21の溝部21dとが嵌合することにより、防錆キャップ30がディスクホイール21のリム部21bに対してガタツキなく装着される。この係合部33と溝部21dとの嵌合に際しては、係合部33が正24角形に形成されているため、ディスクホイール21のリム部21bと正24角形の各頂点とが接触する不連続接触(点接触)となる。これにより、係合部33とリム部21bとの接触による摩擦力が低減されて、極めてスムーズに防錆キャップ30を装着することができる。加えて、このようにスムーズに防錆キャップ30が装着されることによって、上記した節度感をはっきりと覚えることができて、作業者は極めて容易に装着の良否を判定することができる。
このように、車輪20のディスクホイール21に防錆キャップ30が装着された状態においては、キャップ本体部31がディスクホイール21の通孔21cを覆うことができる。これにより、水滴、湿った空気または塩分を含んだ空気が、通孔21cを通過しにくく(または遮断)することができる。したがって、車外側のディスクロータ11の表面には、水滴、湿った空気または塩分を含んだ空気を接触しにくくすることができるため、ディスクロータ11の表面の錆の発生を効果的に低減することができる。また、クリップ40の脚部材43とディスクホイール21の通孔21cとが係合すること、および、防錆キャップ30の係合部33とディスクホイール21の溝部21dとが嵌合することによって、例えば、車両の移動等によって防錆キャップ30が脱落することを防止できる。
また、防錆キャップ30が装着された車両が販売される際には、防錆キャップ30は以下のように取り外される。すなわち、図6に示すように、まず、クリップ40の係合部42bと係合保持部41bとの係合を解除(分解)する。具体的に説明すると、販売店の作業者は、係合部42bと係合保持部41bとの係合を解除するために、例えば、腕部材42の全体を左右にずらして係合を解除する。そして、作業者は、係合を解除すると、腕部材42を図6に示すように伸ばす。
次に、作業者は、係合が解除された係合保持部41bを車内側方向へ押し込む。これにより、クリップ40全体が回転することにより、脚部材43とディスクホイール21の通孔21c端部との係合が解除される。以上の動作を他方のクリップ40においても同様に実施することにより、他方のクリップ40の脚部材43とディスクホイール21の通孔21c端部との係合が解除される。このように、各クリップ40の脚部材43とディスクホイール21の通孔21c端部との係合が解除された状態において、作業者は、上記したように伸ばした腕部材42を車外側方向へ引張ることにより、防錆キャップ30を取り外すことができる。また、防錆キャップ30の取り外しに際しても、係合部33が正24角形とされているため、ディスクホイール21のリム部21bと正24角形の各頂点とが接触する不連続接触(点接触)となる。これにより、係合部33とリム部21bとの接触による摩擦力が低減されて、極めて小さな力で防錆キャップ30を取り外すことができる。
このように、防錆キャップ30を取り外す際には、車輪20を左右に大きく切ったり、車両をジャッキアップしたりする必要がなく、車外側からの作業によって極めて容易に取り外すことができる。また、防錆キャップ30の取り外す際には、防錆キャップ30を破壊することがないため、再度防錆キャップ30を使用することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限り、種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、上記実施形態においては、スチール製のディスクホイール21に防錆キャップ30を装着して実施したが、その他の材料、例えば、アルミニウム製のディスクホイールに防錆キャップ30を装着して実施することも可能である。この場合においても、上記実施形態と同様に、アルミニウム製のディスクホイールに形成された通孔21cなどにクリップ40の脚部材43を係合させることによって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、キャップ本体部31に取付部32を2箇所形成し、クリップ40を2個取り付けて実施したが、クリップ40の取付個数(取付部32の形成箇所数)はこれに限定されることはない。例えば、キャップ本体部31にクリップ40を1個だけ取り付けた場合であっても、同クリップ40の脚部材43とディスクホイール21の通孔21c端部とが互いに係合することに加え、防錆キャップ30の係合部33とディスクホイール21の溝部21dとが嵌合することによって、防錆キャップ30を装着することができる。この場合には、クリップ40の個数を低減することができるため、製造コストを低減することができる。一方で、強固に防錆キャップ30を装着するような用途に対しては、クリップ40の個数を増加させることにより、防錆キャップ30を強固に装着することができるため、好適である。
また、上記実施形態においては、防錆キャップ30をWFM製法を利用して紙繊維から成形して実施したが、これに代えて、可撓性を有する樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリスチレン、PETなど)から成形するように実施することも可能である。この場合においても、上記実施形態と同様に防錆キャップ30をディスクホイール21に装着することができて、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施形態においては、キャップ本体部31を円環状に形成して実施したが、ディスクホイール21全体を覆うように形成して実施可能であることはいうまでもない。この場合においては、上記実施形態のように、ディスクホイール21がスチール製であれば、同ディスクホイール21の表面に発生する錆の発生も防止できて、好適である。
本実施形態に係る防錆キャップの装着状態を示す車輪付近の断面図である。 図1に示した車輪を構成するディスクホイールを説明するための正面図である。 図1に示した防錆キャップの構造を詳細に示す正面図である。 図1に示したクリップの構造を詳細に示す正面図である。 防錆キャップの装着状態を詳細に示した断面拡大図である。 防錆キャップの取り外し状態を詳細に示した断面拡大図である。
符号の説明
10…ディスクブレーキ装置、11…ディスクロータ、12…ダストカバー、20…車輪、21…ディスクホイール、21a…ディスク部、21b…リム部、21c…通孔、21d…溝部、22…タイヤ、30…防錆キャップ、31…キャップ本体部、32…取付部、32a…貫通孔、32b…貫通孔、33…係合部、40…クリップ、41…ベース部材、41a…連結保持部、41b…係合保持部、42…腕部材、42a…連結部、42b…係合部、42c…挟持部、42d…リブ、43…脚部材

Claims (1)

  1. 車輪を構成するディスクホイールのディスク部に設けた通孔を塞ぐキャップ本体部と、
    このキャップ本体部を前記ディスクホイールの車外側に着脱可能に保持するクリップとを備え、
    前記クリップは、前記キャップ本体部を挟持することによって同キャップ本体部に同クリップを固着するための固着部材と、前記ディスク部に設けた通孔の端部と係脱するかぎ状の係脱部材とを有し、
    前記キャップ本体部は、前記クリップのかぎ状の係脱部材が前記通孔の端部と係合することにより前記ディスクホイールに装着されて前記ディスクホイールのリム部に内包されて配置されるディスクブレーキ装置のディスクロータに発生する錆を防止し、前記クリップの固着部材の固着状態が解除されるとともに前記かぎ状の係脱部材の係合が解除されることにより前記ディスクホイールから取り外される防錆キャップ。
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