JP4033589B2 - 分子拡散を用いた反応法およびその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、試薬と反応させる反応法に関し、特に反応後のpH調整を省くことのできる反応法に関する。
【0002】
【従来の技術】
大気中に含まれる特定ガスの濃度を測定するためには、
▲1▼特定ガスをガス吸収溶液に吸収させる気液吸収部、
▲2▼ガス吸収溶液に吸収された特定ガスを、後記の検出部で検出可能な物質に変化させる化学反応部、
▲3▼その反応物質の濃度を大気中の特定ガス濃度として測定する検出部、
が必要となる。
【0003】
本出願人は、このような化学分析システムを、μTAS(Micro/Miniaturized Total Analysis System)の技術を適用して小型化、マイクロ化する研究を行っている。その一環として、上記の気液吸収部の構成をマイクロ化した「ガス検出センサ」なるものを先に提案しており、ここに引用してその構成を簡単に述べる。
【0004】
図1に示すように、このガス検出センサ1は樹脂性のベース部10の上面に、液体は通さないが気体は自由に透過させる性質を持つ多孔質ガラス板20が貼り付けられている。
ベース10部のサイズは例えば縦横それぞれ36mmで高さは1mmである。そのベース部10の上面には、ほぼ6角形状をなし、深さ150μmで底面が平坦な凹部の形状をなすガス吸収室11が形成される。そのガス吸収室11に幅および高さが150μmの短冊状の島12を150μmの間隔で複数個配列している。
【0005】
島12の延在方向にあるガス吸収室11の頂点11a、11bから当該ベース10の端面に至る通路11c、11dが形成されている。図示されるように、ガス吸収室11は一方側にずれた位置にあり、長い方の通路11dにおいては途中で直交方向に分岐した通路11eが形成されている。これらの通路径はいずれも100μmである。これらの通路11c、11d、11eのベース端面部がそれぞれガス吸収溶液注入口13、溶液取出口14、試薬注入口15となる。
【0006】
溶液注入口13から供給されたガス吸収溶液は、ガス吸収室11を通過する間に多孔質ガラス板20通じて大気中のガスが吸収され、そのガス吸収溶液中のガスは、試薬注入口15よりの試薬と反応して検出可能な物質に化学変化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで大気中のNO2濃度を検出するには試薬として 2,3-Diaminonaphthalene が用いられる。(株) 同仁化学の試薬データによれば、次の化学式に示すように、ガス吸収溶液に吸収されたNO2の亜硝酸イオン(NO2 -)と反応してナフタレントリアゾールの蛍光性付加体を形成することが記されている。
【0008】
【化1】
化学式
【0009】
又、前記試薬データによると、2,3-Diaminonaphthalene とNO2 -の反応条件について詳細に検討されており、反応はpH=2以下で最も速く、室温で5分と短時間であり、生成した付加体は、pH=10以上で最も効率よく蛍光を発する。検出限界は旧来の Griess 法では数μMであるが 2,3-Diaminonaphthalene では数十nMと50〜100倍高感度である。
【0010】
つまり、上記試薬による化学反応は、酸性下でないと反応しないため、ガス吸収溶液に試薬を混合した時にpH3以下となるようにその試薬を調整する必要があり、しかも、この反応で生じた付加体はアルカリ性もしくは中性溶液下でないと蛍光を発しないため、前記反応の終了後にpH6以上になるようにアルカリ溶液(NaOH)を滴下する操作が必要となる。これらの一連の作業を図2に示す。
【0011】
このようにNO2測定のように、試薬との反応後の測定時にpH調整の作業が必要となるものにあっては、Y字流路にさらにもう一流路加える必要があり、さらに強アルカリの添加は材質上好ましくない。
【0012】
従って本発明は上述した課題を解決することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の分子拡散を用いた反応法は、検出対象の溶液と試薬との反応に適したpH値(A)があり、前記反応により生じた反応物質の測定時に別のpH値(B)が要求される一連の反応を行なうための反応法において、
検出対象の溶液と試薬を混合したときに最終的にpHがBとなるように前記2液のpHをそれぞれ調節しておき、前記2液を所定内径を有するY字流路を用いて合流させ、合流した2液が直線状の流路を流れる間に分子拡散によって2液が次第に混合し、その混合過程で生じる適したpH値下で2液を反応させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
アルカリ性の溶液(pH=10.5)と酸性の試薬(pH=1)を所定内径を有するY字流路を用いて合流させるとき、そのY字流路におけるV字形状をなす入力流路間の角度を0〜180°(好ましくは以下の実施例にあるように90°前後)以下にしておけば、2液の界面が形成され、流路を流れる過程で分子拡散によって次第に2液が混合していくものと思われる。
【0015】
従って試薬はpH値が1から次第に上昇してゆく。そのpH値がこの試薬の反応に適したpH値Aに近づけば、試薬は溶液と反応するようになる。ここで試薬および溶液の流量をうまく設定しておくことにより、pHAの前後で試薬と溶液とを100%反応させることができる。この後も前記分子拡散により2液は互いに混合し、最終的にpH値が、前記反応で生じた生成物の検出に適したBとなる。上記のpH値の10.5および1は、2液が完全に混合したときにpH値がBとなるように選定したものである。
【0016】
以下、このY字流路の有効性を以下の実施例において検証する。
【0017】
(実施例1)
図3において、反応装置21は、2枚の透明樹脂板21a(一部破断して描く)、21bが貼り合わされたものである。それぞれの樹脂板に溝Qを形成することで図示したようなY字形状の流路をなし、幅200μm、深さ20μmのマイクロ流路21cを形成している。22はガス検出センサ1にポンプP1を通じてガス吸収溶液を供給するためのタンクである。
【0018】
22は、0〜50×10-6亜硝酸イオンを含む3% triehtanolamine 溶液(pH=10.5)を蓄えるタンクであり、ポンプP1を通じてY字流路21cの一方の頂部に供給される。23は、蛍光試薬(2,3-Diaminonaphthalene)の塩酸溶液(pH=1.0)を蓄えるタンクであり、ポンプP2を通じてY字流路21cの他方の頂部に供給される。そのY字流路におけるV字形状をなす入力流路間の角度は90度前後とした。
【0019】
24は、マイクロ流路21cにおける直線状流路の下流部に対して励起光を照射する紫外発光LDである。25は、励起光の照射により発する蛍光を検出するための光電子増倍管である。26は前記紫外光LDを点灯制御すると共に、光電子増倍管25で検出された蛍光強度を検出する検出器である。27はこの反応装置22を通過した測定済み溶液を受けとめるためのタンクである。
【0020】
ポンプP1、P2による流量を0.1μl/min〜0.4ml/minとした。この流量に従って両タンクからの溶液を混合したときの最終pH値が7となるように、各溶液のpH値を前記のごとく定めた。前記励起光の波長は370nmとし、光電子増倍管25で波長425nmの蛍光を測定したときの亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度のデータを図4に示す。
【0021】
(実施例2)
上記マイクロ流路21cにおける溝Qの断面形状を幅100μm、深さ100μmとし、その他の条件を実施例1の場合と同じにして行ったときの亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度のデータを図5に示す。
【0022】
(実施例3)
上記マイクロ流路21cの内径を500μmとし、その他の条件を実施例1の場合と同じにして行ったときの亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度のデータを図6に示す。
【0023】
(実施例4)
上記マイクロ流路21cの内径を75μmとし、その他の条件を実施例1の場合と同じにして行ったときの亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度のデータを図7に示す。
【0024】
これらの図4〜図6から分かるように、亜硝酸イオン濃度と蛍光強度とは共に正の相関関係が確認され、蛍光強度の測定値からタンク22内の塩酸溶液に含まれる亜硝酸イオン濃度を知ることができる。
【0025】
ここで参考のために、図2に示す従来の手法に倣って、ビーカー内で混合したときにpH2となるように調整した2,3-Diaminonaphthaleneの塩酸溶液4mlと、0〜1.0×10-6亜硝酸イオンを含む3% triehtanolamine溶液4mlとを混合し、10分間反応させてからNaOHを添加してpH7に調整して蛍光測定した。このときのデータを図8に示す。この場合も亜硝酸イオン濃度と蛍光強度とは当然ながら正の相関関係があった。
【0026】
以上の実施例からわかったように、本発明のマイクロ流路を持つ反応装置によれば、試薬との反応が行われ、かつ、反応後のアルカリ添加を行うことなく、前記反応で生じた生成物を検出できることが判明した。
【0027】
ついでに、図2のバッチ処理でアルカリ添加を行わなかったときのデータを図9に示す。
・図中のA:混合したときにpH2となるように調整した2,3-Diaminonaphthaleneの塩酸溶液4mlと、0〜1.0×10-6亜硝酸イオンを含む3% triehtanolamine溶液4mlとを混合し、10分間反応させてからNaOHを添加せずに蛍光測定したときのデータ。
・図中のB:混合したときにpH3となるように調整した2,3-Diaminonaphthalenetの塩酸溶液4mlと、0〜1.0×10-6亜硝酸イオンを含む3% triehtanolamine溶液4mlとを混合し、10分間反応させてからNaOHを添加せずに蛍光測定したときのデータ。
・図中のC:混合したときにpH6となるように調整した2,3-Diaminonaphthaleneの塩酸溶液4mlと、0〜1.0×10-6亜硝酸イオンを含む3% triehtanolamine溶液4mlとを混合し、10分間反応させてからNaOHを添加せずに蛍光測定したときのデータ。
このようにバッチ法において従来技術ではアルカリ添加なしの場合はいずれも蛍光測定はできなかった。
【0028】
次に本発明のマイクロ流路を持つ反応装置を用いたガス計測装置の1実施形態を実施例5として図10に示す。
【0029】
ガス検出センサ1にタンク31より3% triehtanolamine 溶液を供給する。供給流量は実施例1の場合と同じである。3% triehtanolamine 溶液がガス検出センサ1を通過する間に、大気中のNO2ガスが吸収され亜硝酸イオンの形で溶け込む。その亜硝酸イオンを含む3% triehtanolamine 溶液が反応装置21のY字流路21cの一方に供給され、他方にはタンク23からも2,3-Diaminonaphthalenetの塩酸溶液が供給される。この反応装置21における作用は実施例で述べたものと同じであるため、検出器26で測定された蛍光強度から大気中のNO2濃度を知ることができる。
【0030】
図10で示したガス検出装置では構成を分かりやすくするために、ガス検出センサ1と反応装置21とを個別のものとしたが、実際の製作にあたってはポンプ等も含めて一つのチップに組み込んでμTAS化を図る。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、検出対象の溶液と試薬との反応をpH値(A)で行い、この反応により生じた反応物質の検出を別のpH値(B)で行う反応系では、従来、反応後にpH調整の操作が必要であったが、本発明では、Y字をなすマイクロ流路を用いて溶液と試薬とを合流させ、合流後に分子拡散によって両液を次第に混合するようにしたので、pH調整を行うことなく、上記の反応および反応後の検出が可能となり、リアルタイムの測定および装置のマイクロTAS化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 気体センサの分解斜視図
【図2】 従来の測定手順を示した図
【図3】 本発明の分子拡散を用いた反応装置の実施形態を示した図
【図4】 図3の反応装置で測定した亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度との関係を示したグラフ図
【図5】 図3の反応装置で測定した亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度との関係を示したグラフ図
【図6】 図3の反応装置で測定した亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度との関係を示したグラフ図
【図7】 図3の反応装置で測定した亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度との関係を示したグラフ図
【図8】 図2の手順に従って測定した亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度との関係を示したグラフ図
【図9】 図2に示した手順においてpH調整を省いた時の亜硝酸イオン濃度に対する蛍光強度との関係を示したグラフ図
【図10】 本発明の分子拡散を用いた反応装置に図1の気体センサを組み合わせたガス濃度検出装置を示した図
【符号の説明】
1 ガス検出センサ
21 反応装置
21c マイクロ流路
22,23,27,31 タンク
24 紫外発光LD
25 光電子増倍管
26 検出器
P ポンプ
Q 溝
Claims (2)
- 気体のみ透過させる多孔質材下に形成した溝にガス吸収溶液を通じることで大気中のガスを前記溶液に吸収させる気体検出センサと、
所定の内径もしくはこれと同等の断面積を有する流路をY字状に形成し、このY字流路で2液を合流させることで前記2液の反応および反応物質の測定を可能にした分子拡散を用いた反応装置とを組み合わせてなることを特徴とするガス濃度検出装置。 - 大気中のガスを検出するための気体検出センサであって、平板状のベース部の一方の面に底面が平坦な凹部の室を形成し、そして前記の室内にガス吸収溶液を流す少なくとも1本の溝を形成するために島を形成し、更に、前記溝の上部を閉封するようにガス透過材を前記一方の面の周囲縁および前記島の上面に接合してなる気体検出センサと、
所定の内径もしくはこれと同等の断面積を有する流路をY字状に形成し、このY字流路で2液を合流させることで上記の反応および反応物質の測定を可能にした分子拡散を用いた反応装置とを組み合わせてなることを特徴とするガス濃度検出装置。
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