JP4032819B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷凍室用冷却器および冷蔵室用冷却器を有し、かつ凝縮された冷媒をそれぞれの冷却器に分配する切替弁を備えた冷凍冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来の冷凍室用および冷蔵室用の冷却器を備えた冷凍冷蔵庫の構造を示す。図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は三方切替弁、4aは冷蔵室用毛細管、4bは冷凍室用毛細管、5aは冷蔵室用冷却器、5bは冷凍室用冷却器、6は逆止弁、7aは冷蔵室冷却器用霜取りヒータ、7bは冷凍室冷却器用霜取りヒータ、8aは冷蔵室用ファン、8bは冷凍室用ファン、9は箱体、10はドライヤ、11は冷蔵室、12はチルド室、13は野菜室、14は製氷機、15は冷凍室上ケース、16は冷凍室下ケース、17は冷凍室用ファングリル、18は冷蔵室用ファングリルである。
【0003】
次に、従来の冷凍冷蔵庫の動作を説明する。冷媒は圧縮機1で圧縮され凝縮器2に入り、ドライヤ10を経て三方切替弁3に至る。ここで冷凍室用ファングリル17および冷蔵室用ファングリル18に取り付けられた各サーミスタ(図示されていない)により、各流路の三方切替弁3を制御し各室冷却器5a、5bへ送られる。従来の三方切替弁3の役割としては、単純に流路切替の機能のみである。また三方切替弁3と各冷蔵室用冷却器5a、冷凍室用冷却器5bの間にはそれぞれ内径の異なる絞り装置である第1毛細管4a、第2毛細管4bがあり、各冷蔵室用冷却器5a、冷凍室用冷却器5bを所定の蒸発温度に設定する。
【0004】
図18、図19は、従来の冷凍室用および冷蔵室用の冷却器を備えた冷凍冷蔵庫の冷媒回路図である。ここでは切替弁として三方切替弁を備えたものについて説明する。図18において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は三方切替弁で、冷凍室側毛細管に接続する第1出口3a、冷蔵室用毛細管に接続する第2出口3bを設けている。4aは冷蔵室用毛細管、4bは冷凍室用毛細管、5aは冷蔵室用冷却器、5bは冷凍室用冷却器、6は逆止弁、矢印は冷媒の流れ方向を示している。
【0005】
また、図19に示すように、冷蔵室用冷却器5aの出口を冷凍室用冷却器5bの入口(冷凍室用毛細管4bの前)に接続することもある。圧縮機1に戻す冷媒を冷凍室用冷却器5bに通して完全に蒸発させて液バックさせないためである。
【0006】
図18において、圧縮機1から吐出された冷媒は凝縮器2により凝縮され、三方切替弁3前に供給される。圧縮機1の運転について、その起動および停止をFまたはRサーミスタにて決定し、またその起動速度を外気温度にて決定し、その後の連続運転時間に伴い回転数を上げていく。
【0007】
流路切替が決定され、冷蔵室用冷却器5aまたは冷凍室用冷却器5bに冷媒が供給され、それを蒸発させることで庫内を冷却している。またRサーミスタが三方切替弁3の閉点に達した時、三方切替弁を制御し第2出口3bを閉じ、冷蔵室用ファンも停止して、冷蔵室の冷却を停止する。
【0008】
この際の圧縮機と各サーミスタと三方切替弁の制御フローチャートを図20に示す。図20では、まず、ステップS1で圧縮機の動作状態を確認し、ONであれば、ステップS2に進み、ステップS2でFサーミスタにて庫内温度を確認し冷却が必要であるかないかの判断し、OFFであれば、ステップS6において、Fサーミスタにて庫内温度を確認し冷却が必要であるかないかの判断する。ステップS6でFサーミスタ確認温度がT2以上であれば、ステップS7に進み、COMPをONし、T2以下であれば、ステップS8に進み、COMPをOFFする。ステップS2でのFサーミスタ確認温度がT1以上で冷却が必要な場合にはステップS3に進み、又、Fサーミスタ確認温度がT1以下であれば、ステップS9で三方切替弁3の第1出口3a、第2出口3bを閉とし、ステップS10でCOMPをOFFする。ステップS3で三方切替弁3の第2出口3b側を制御し、冷凍室用冷却器5bに冷媒が流れるように流路を開けたら、その後にステップS4でRサーミスタにて冷却が必要であるかないかの判断をし、T3以上で冷却が必要な場合には、ステップS5に進み、前記ステップS3と同じように、三方切替弁3の第2出口3b側を制御し、冷凍室用冷却器5bに冷媒が流れるように流路を開ける制御を行う。各流路が開けられるのと同時に各ファンを運転させて冷却された空気を送る。また、T3以下で冷却が不必要な場合には、ステップS11に進み、三方切替弁3の第1出口3a側を閉とする。
【0009】
図21は、外気が18℃の場合における各要素の時系列的な動きを示すタイムチャートである。図21では、外気サーミスタにより各要素の起動回転数が決定し、Fサーミスタにて圧縮機1の制御が行われる。その際、三方切替弁においてもFおよびRサーミスタの信号により、弁を切替て流路の開閉を決定する。
【0010】
図22は従来の冷凍冷蔵庫の外気温度に対する各要素(圧縮機1、冷凍室用ファン8b、冷蔵室用ファン8a)の起動回転数表である。図において、N COMPは圧縮機、NF FANは冷凍室用ファン、NR FANは冷蔵室用ファンの起動回転数である。
【0011】
図中、外気外気温度15℃までは、N COMPrpm「40」、NR FANrpm「1000」、NF FANrpm「1000」、外気温度15℃〜20℃であれば、N COMPrpm「50」、NR FANrpm「1100」、NF FANrpm「1150」、外気温度20℃〜25℃であれば、N COMPrpm「55」、NR FANrpm「1200」、NF FANrpm「1200」、また、外気温度25℃〜30℃であれば、N COMPrpm「60」、NR FANrpm「1200」、NF FANrpm「1250」、で、外気温度30〜であれば、N COMPrpm「65」、NR FANrpm「1300」、NF FANrpm「1300」、である。
【0012】
しかしこれらの冷凍サイクルにおいて、三方切替弁3の開度は一定、つまり全開か全閉のどちらかであり、その後に接続される毛細管4a、4bにより流量制御される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従来の冷凍冷蔵庫の場合、冷却器に供給される冷媒流量は圧縮機回転数および毛細管径により決定されていたが、流量制御手段としては各冷却器に一本の毛細管だけであった。
【0014】
高外気時および庫内負荷変動(扉開閉、食品負荷など)に対して、冷媒流量が多く必要な場合において、弁制御流量が固定されているので圧縮機の回転数範囲でしか制御できなかったため、冷却器でのガス不足などが発生して冷却能力不足となることがあった。
【0015】
また、低負荷時に対しては、消費電力量を減らすために冷媒流量を減らそうとしても、弁制御流量が固定されているために同じく圧縮機の回転数範囲でしか制御できなかったため、必要最小限の冷媒流量よりも多く流れてしまい冷却能力が大きすぎることがあった。
【0016】
そして、高負荷時に最適な冷媒流量を設定すれば低負荷時において冷却能力が大きすぎてしまい、逆に低負荷時に最適な冷媒流量を設定すれば高負荷時においてガス不足になってしまうため、従来の冷凍サイクルではこの両者の中間をとるような形で設計がなされ、両者の流量最適値を同時に満たすものではなかった。
【0017】
上述のように、従来の冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルでは、冷媒流量制御は圧縮機の回転数のみでしか行えず、変動負荷に対する最適流量を持った冷凍サイクルを構成することが課題となっている。
【0018】
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、安価で、各冷却器への冷媒供給量を幅広い範囲で適切に調整することにより、高外気時および庫内負荷変動に対して冷却能力を確保し、かつ、消費電力量を低減した冷凍冷蔵庫を市場に提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る冷凍冷蔵庫は、冷凍室用冷却器および冷蔵室用冷却器を備えた冷凍冷蔵庫において、凝縮された冷媒を前記複数の冷却器に分配し、前記複数の冷却器の少なくとも一方の冷却器に流れる冷媒流量を複数段階に流量制御する切替弁を備え、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器の出口と入口の温度差をtie、第1の所定値をa、第2の所定値をb(a<b)としたとき、前記冷却器の出口と入口の温度差tieがa≦tie<bの範囲に入るように前記冷却器に流れる冷媒流量を制御するようにしたものである。
【0020】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器の出口と入口の温度を検出する温度検出手段を備え、前記冷却器の出口と入口の温度差tieがtie<aの場合には前記切替弁の開度を開度減に切り替え、b≦tieの場合には前記切替弁の開度を開度増に切り替えるようにしたものである。
【0021】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器が前記冷凍室用冷却器であって、a=1、b=7程度としたものである。
また、回転数を増速可能な圧縮機を備え、b≦tieの状態が続くような場合に、前記圧縮機の回転数を増速する前に前記切替弁の開度を開度増に切り替えて前記冷却器に流れる流量を増加させるようにしたものである。
【0022】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、前記切替弁と前記複数の冷却器のうちの少なくとも一方の冷却器との間を複数本の毛細管で接続し、前記切替弁によって前記複数本の毛細管を切替えて冷媒流量を制御するものである。
【0023】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、霜取時には霜取りヒータによって前記冷却器を加熱するとともに前記切替弁の出入口を全開にして比較的温度の高い冷媒が圧縮機から前記冷却器に流れ込むようにしたものである。
【0024】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、霜取後の一定時間は前記複数の冷却器に同時に冷媒を流すように前記切替弁の開度を制御するようにしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による冷凍サイクルの冷媒回路を説明する。図1はこの発明の実施の形態1による冷凍サイクルの冷媒回路図、図2は実施の形態1で使用した三方切替弁の流量特性図、図3は実施の形態1にて使用している三方切替弁本体の縦断面図、図4はの実施の形態1にて使用している前記三方切替弁の弁座を示す平面図、図5は弁体が弁座と接触する面との関係を示す概略図。図6は図5を断面で示す要部拡大断面図。図7(A)、(B)、(C)、(D)は三方切替弁の動作ステップに対応する弁体の接触位置を示した説明図、図8は三方切替弁の動作ステップ毎の開度表。図9は三方切替弁の動作ステップ毎のタイムチャート。図10はこの発明の実施の形態1による三方切替弁の制御を示すフローチャートである。
【0026】
図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は開度を制御可能なものとした三方切替弁で、出口開度が制御できる第1出口3aを冷蔵室用毛細管4aに、もう一方の第2出口3bを冷凍室用毛細管4bに接続している。5aは冷蔵室用冷却器、5bは冷凍室用冷却器、6は逆止弁である。
【0027】
この実施の形態1の冷媒回路では、矢印で示すように圧縮機1から凝縮器2へ、そして三方切替弁3を経て一方は、第1出口3aから冷蔵室用毛細管4a、冷蔵室用冷却器5aに、他方は、第2出口3bから冷凍室用毛細管4bを経て冷凍室用冷却器5b、を経て圧縮機1に流れる。
【0028】
図2において、実施の形態1で使用した三方切替弁3の流量特性図であり、縦軸が全開時流量を100%とした場合の流量比率、横軸が三方切替弁3の弁の動作ステップである。図2(a)に示すように、三方切替弁3の第1出口3aについてはパルス数によって0%か100%の二つの開度しか持たない。また、三方切替弁3の第2出口3bについては、ある特定のパルス数の範囲でその中間程度の開度を持たせている。その開度は負荷に応じて決定されるものであり、この発明の実施の形態1では70%としている。この三方切替弁3を使用することで、冷凍室側毛細管4bに流れる冷媒流量は、100%流れる場合、70%流れる場合、0%(流れない)の場合の3通りに制御可能となる。
【0029】
また、前記三方切替弁3は弁体を回転させる方式を採り、冷蔵庫のような比較的冷媒流量の少ない場合でも流量の制御が可能である。
【0030】
図3乃至図9において、三方切替弁の詳細について説明する。図において、3aは前記三方切替弁3の第1出口、3bは第2出口及び3cは入口で、いずれも弁座3dに設けている。3eは前記第1出口3a、第2出口3bに接続された出口側冷媒パイプ、3fは前記入口3cに接続された入口側冷媒パイプ、3gはコイル、3hはこのコイルにより駆動される樹脂ロータで、シャフト3iにより本体に固定されている。3jは前記樹脂ロータ3iの回転を規制するストッパーゴム、3kは弁体で、前記弁座3dに設けた第2出口3bの円周上の位置に弁溝3lを設けている。この弁溝は、図5および図6に示すように、溝の周方向に沿って溝入口部幅Aが溝の長さL分および溝入口部深さBが溝の長さL分減少すよう形成されている。
【0031】
このように構成された弁体3kによって、弁座3dの第2出口3bの円周上に弁溝3lが位置し、この弁溝3lが第2出口3bに覆い被さることで流路を塞ぎ、開度を制御して流量を調整することが可能となる。
【0032】
また、図3は片方の出口のみ開度を制御できるものであるが、この弁体を2個重ねることで両方の出口の開度を制御することも可能となる。
【0033】
また、この制御の信号は、外気温度、各室サーミスタ、扉開閉の有無などのさまざまな条件により決定される。例えば、外気温度が高い場合や、庫内負荷が多い場合、また扉開閉の多い場合は三方切替弁3の開度を100%として冷却能力を確保し、また、外気温度が低い場合や、庫内負荷が少ない場合、扉開閉などのない低負荷時においては三方切替弁3の開度を70%として過冷却を防止し省エネ性を高めることが可能となる。
【0034】
この実施の形態1の三方切替弁の第1出口3aおよび、第2出口3b側の開度調整を図7、図8および図9にしたがって説明する。図7(A)、(B)、(C)、(D)は動作ステップ毎の弁体3kが弁座3dに接触した状態を示し、図8および図9に示すように、動作ステップ(A)では、パルス数は▲1▼で、弁開閉状態は、三方切替弁の第1出口3aは開、第2出口3bは閉となる。動作ステップ(B)では、パルス数は▲2▼で、弁開閉状態は、三方切替弁の第1出口3a、第2出口3b共に閉となる。動作ステップ(C)では、パルス数は▲3▼で、弁開閉状態は、三方切替弁の第1出口3aは閉、第2出口3bは70%開となる。動作ステップ(D)では、パルス数は▲4▼で、弁開閉状態は、三方切替弁の第1出口3aは閉、第2出口3bは開となる。
【0035】
次に、図10に示す三方切替弁の第2出口3b側の開度調整の制御フローチャートについて説明する。スタートして、ステップS11で圧縮機運転中?を判断する。その結果、NOであればステップS12に進む。そしてステップS12で霜取り中?を判定し、YESであればステップS13に進み、三方切替弁3の、第1出口3a、第2出口3bの開度をともに100%全開とする。また、ステップS12で霜取り中?を判定した結果がNOであれば、ステップS14に進み、、三方切替弁3の、第1出口3a、第2出口3bの開度をともに0%全閉とする。
【0036】
また、前記ステップS11での圧縮機運転中?を判断した結果がYESであれば、ステップS15に進み、庫外に取付けられたサーミスタにより外気温度Toutを測定する。そして、ステップS16で測定した結果を判定し、Tout≦25℃でなければ、ステップS17へ進み、Tout≦25℃であれば、ステップS18に進み、三方切替弁3の、第2出口3bの開度を100%全開とする。
【0037】
また、ステップS17では、冷凍室扉の一定時間τ1時間当りの開閉回数Nを検出する。そして、ステップS19で5≦Nを判定し、NOであれば、ステップS20で一定時間τ2以内での冷凍室温度を上昇させTfupとする。前記判定の結果YESであれば、ステップS21で三方切替弁3の、第2出口3bの開度を100%全開とする。
【0038】
前記、ステップS20で一定時間τ2以内での冷凍室温度を上昇させTfupさせた結果をステップS22で判定し、2℃≦Tfupでなければ、ステップS23に進み、三方切替弁3の、第2出口3bの開度を70%とする。また、ステップS22での判定の結果、2℃≦Tfupであれば、ステップS24に進み、三方切替弁3の、第2出口3bの開度を100%全開とする。
【0039】
また、実施の形態1では0%と100%の間の70%しか持たせていないが、さらに細かい設定も可能で、例えば図2(b)に示すように特定のパルス範囲に対して多段の開度を設定させたり、図2(c)に示すように同じパルス範囲において0%から100%までリニアに変化する開度を持たせたりすることも可能である。このようにすることで、従来よりもきめ細かい冷凍室の温度制御が可能となる。
【0040】
また、冷蔵庫の形態に応じて、開度の制御できる三方切替弁の3b側を冷蔵室用毛細管4a側に接続してもよい。さらには両側の開度を制御できる三方切替弁を使用することも可である。
【0041】
このような三方切替弁3を設置することで、無駄なく必要なだけの冷却能力を確保することが可能となる。
【0042】
実施の形態2.
実施の形態2による冷凍冷蔵庫の冷媒回路図を図11に示す。図11では凝縮器2の後に四方切替弁19(入口1つ、出口三つ)を備え、第1の出口19aは冷蔵室用毛細管4aに、第2の出口19bおよび第3の出口19cはそれぞれ、第1冷凍室用毛細管4b、第2冷凍室用毛細管4cに接続されている。その他の冷媒回路の構成は従来のそれと同じである。
【0043】
図12は、実施の形態2による四方切替弁19の流量特性図であり、この冷媒回路で備えている四方切替弁19は、流路切替のみの機能を有する。縦軸が全開時流量を100%とした場合の流量比率、横軸が四方切替弁19の弁の動作ステップである。
【0044】
また、第1冷凍室用毛細管4b、第2冷凍室用毛細管4cの径がそれぞれ異なり、例えば、第1冷凍室用毛細管4bの径が第2冷凍室用毛細管4c以上のものを備えている。このとき、冷凍室用冷却器5bに流れる冷媒流量は、第2冷凍室用毛細管4bに冷媒を流す場合と第2冷凍室用毛細管4cに流す場合とで異なり、第1冷凍室用毛細管4bに流す場合の方が第2冷凍室用毛細管4cに流す場合に比べて多くなる。高負荷時には第1冷凍室用毛細管4bに冷媒を流し、庫内ファンおよび圧縮機と連動させて、十分な冷却能力を確保し、また低負荷時には第2冷凍室用毛細管4cに冷媒を流し、、冷凍室用冷却器5bに流れる冷媒流量を落とし入力を低減させ、省エネ性を高めることができる。
【0045】
このようなサイクルを構成することで、それぞれの負荷に対して冷凍室用冷却器への流量制御が2段階に可能となる。
【0046】
もちろん、前記実施の形態1で使用した三方切替弁と同様、機能、動作ステップに対して多段もしくはリニアに開度を、それぞれの出口に持たせることで、さらなる流量制御が可能となる。
【0047】
実施の形態3.
実施の形態3は、霜取前後に三方切替弁3又は四方切替弁19の制御を行うものである。冷凍サイクルの構成は実施の形態1および2と同じである。
【0048】
通常、霜取制御は、冷凍室用冷却器5bに取り付けられた霜取サーミスタがある温度に達するまで冷却器5bの下に設置される霜取ヒータによって冷却器5が加熱されるもので、管外側からの加熱である。ここで管内側からも暖めることで霜取時間を短縮することが可能となる。管内側から暖めるために三方切替弁3又四方切替弁19の出入口を開放することで、比較的温度の高い冷媒が圧縮機から冷却器5に流れ込むため、三方切替弁3又四方切替弁19の出入口を閉鎖している場合よりも霜取時間は短くなる。
【0049】
霜取時間が短くなれば、霜取前後の庫内温度変化も小さくなり、また霜取時の庫内温度上昇も抑制され、庫内食品への影響も小さいものとなり、また消費電力量も低減できる。
【0050】
また、霜取後において、霜取直後のそれぞれの冷却器はヒータによる加熱のためおよそ+15℃前後となっているため、冷蔵室もしくは冷凍室を交互に冷却する制御ではいずれかの部屋の温度は次に冷却するタイミングまで上がっていってしまう。
【0051】
このようなことを防止するために、霜取直後の一定時間は両方の冷却器へ冷媒を流すように三方切替弁3又は四方切替弁19を制御する。また過冷却を防止するために、例えば冷凍室側冷却器へは流量をある程度抑制(70%程度)し、冷蔵室側冷却器へは100%流すような制御も可能である。
【0052】
上記のような制御を行った場合の、冷却器温度、庫内温度(冷凍室温度)および切替弁の開度の時系列的な変化を図13に示す。図中の冷却器温度、冷凍室温度において、一点鎖線は三方切替弁3の出入り口を閉鎖している場合、実線は三方切替弁3の出入り口を開放している場合を示す。両線を比較して、霜取開始時における実線の立ち上がりが早く、霜取完了時間も短縮され(A,B比較)、霜取完了時の冷凍室温度の上昇温度Cも低く抑えられていることがわかる。
【0053】
実施の形態4.
図14は、実施の形態4における冷凍室用冷却器に流れる冷媒流量に対する消費電力量および冷却器出入口温度差を表す概念図である。図中にて、実線は消費電力量、破線は冷却器出入口温度差を示す。図14から、ある冷媒流量に対して消費電力量が極小となるポイントが存在することがわかる。
【0054】
また、冷媒流量に対して冷却器出入口温度差は図14のように変化するため、この温度差を検知して三方切替弁3制御および毛細管切替を行うことで冷却器に流れる冷媒流量を調整し、常に消費電力量の少ない状態での運転が可能となる。
【0055】
この実施の形態4は、冷媒回路の複数ポイントの温度をサーミスタで検出し、その温度差にて三方切替弁3の開度の制御または毛細管切替を行うものである。冷媒回路の構成は前記実施の形態1および実施の形態2と同じである。
【0056】
この実施の形態4においては、冷却器入口および出口に温度検出サーミスタが取り付けられている。出口は通常ヘッダに取り付けられる霜取サーミスタにて代用することもできる。
【0057】
図15はこの実施の形態4による制御フローチャートである。この制御を行うことで、冷却器出入口温度差をある範囲の値にとどめておき、安定した流量を冷却器に送ることができるので消費電力量を抑えることが可能となる。
図15において、スタートして、ステップS21で圧縮機が運転しているかどうかを判断した後、ステップS22でタイマーカウントをスタートさせる。タイマーカウントをスタート後、ステップS23に進み、タイマーがτ?分間になるまでカウントし、YESであればステップS24に進み冷却器出入口温度差tieを検出し、ある範囲以外であるa≦tie<b以外の場合で、tie<aの場合はステップ25に進み、三方切替弁3の開度減または毛細管細に切替て流量を減とした制御を行う。また、ステップS24で冷却器出入口温度差tieを検出し、b≦tieの場合はステップ26に進み、三方切替弁3の開度増または毛細管太に切替て流量を減とした制御を行う。
【0058】
また、ステップS24で冷却器出入口温度差tieを検出し、a≦tie<bであれば、ステップS27でカウンタリセットし、スタートに戻り、圧縮機が停止するまでτ分間ごとにこの制御を繰り返す。このような制御を行うことで消費電力量の最も小さくなるポイントからずれることなく無駄のない運転が可能となる。
【0059】
時定数τの具体的な一例の値として1〜3分程度、また冷却器出入口温度差tieとしてa=1、b=7程度が望ましい。
【0060】
実施の形態5.
実施の形態5は、外気温度、庫内温度、冷却器出入口温度をサーミスタで検出し、圧縮機回転数、および切替弁の開度の制御または毛細管切替を行うものである。
【0061】
制御内容的には前記実施の形態4と同じであるが、起動時や高負荷時、霜取後において、冷却器出入口温度差tieがある範囲以上(b≦tie)の状態が続くような場合がある。そのような場合には、外気温度、庫内温度から圧縮機回転数を変更(増速)し、切替弁の開度を制御または毛細管の切替を行うものである。
【0062】
従来では圧縮機の回転数を増速させることでしか冷却能力の増加はなかったが、この実施の形態5により、圧縮機の回転数を増速する前に切替弁3の開度を制御または毛細管を切り替えてやることが可能で、冷却器に流れる流量を増加させることができるため、ある程度の冷却能力増加が図れる。圧縮機の回転数を増速するよりもこの実施の形態5の方が消費電力量も小さく経済的である。
【0063】
またファン回転数も同じように増速させていくことで、さらに細かい制御が可能となる。
【0064】
図16は、この実施の形態5の各要素の時系列的な動きを示すタイムチャート。図16では、例えば圧縮機の回転数を3速(50、55、60rps)、切替弁の開度を3段階(50、75、100%)、ファンの回転数を3速(1200、1250、1300rpm)持つ場合の時系列的な変化である。圧縮機の回転数およびファンの回転数が増速する前に切替弁の開度を開けていくことで、冷却器に流れ込む冷媒流量を段階的に、しかも従来よりも細かく制御できることで、高負荷時においても冷却能力を出し過ぎることはなく無駄のない運転を実現する。
【0065】
【発明の効果】
以上に述べたように、この発明に係る冷凍冷蔵冷蔵庫は、冷凍室用冷却器および冷蔵室用冷却器を備えた冷凍冷蔵庫において、凝縮された冷媒を前記複数の冷却器に分配し、前記複数の冷却器の少なくとも一方の冷却器に流れる冷媒流量を複数段階に流量制御する切替弁を備え、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器の出口と入口の温度差をtie、第1の所定値をa、第2の所定値をb(a<b)としたとき、前記冷却器の出口と入口の温度差tieがa≦tie<bの範囲に入るように前記冷却器に流れる冷媒流量を制御するようにしたので、消費電力量の少ない状態での運転が可能となり、消費電力量の最も小さくなるポイントからずれることなく無駄のない運転が可能となる。また、冷却器出入口温度差をある範囲の値にとどめることができるので、安定した流量を冷却器に送ることができ消費電力量を抑えることが可能となる。
【0066】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器の出口と入口の温度を検出する温度検出手段を備え、前記冷却器の出口と入口の温度差tieがtie<aの場合には前記切替弁の開度を開度減に切り替え、b≦tieの場合には前記切替弁の開度を開度増に切り替えるようにしたので、消費電力量の最も小さくなるポイントからずれることなく無駄のない運転が可能となる。
【0067】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器が前記冷凍室用冷却器であって、a=1、b=7程度としたので、消費電力量の最も小さくなるポイントからずれることなく無駄のない運転が可能となる。また、回転数を増速可能な圧縮機を備え、b≦tieの状態が続くような場合に、前記圧縮機の回転数を増速する前に前記切替弁の開度を開度増に切り替えて前記冷却器に流れる流量を増加させるようにしたので、冷却器に流れる流量を増加させることができ、冷却能力増加が図れる。また、圧縮機の回転数を増速するよりも消費電力量も小さく経済的である。また、前記切替弁と前記複数の冷却器のうちの少なくとも一方の冷却器との間を複数本の毛細管で接続し、前記切替弁によって前記複数本の毛細管を切替えて冷媒流量を制御するので、安価で、負荷変動に対応できる冷蔵庫を提供できる。
【0068】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、霜取時には霜取りヒータによって前記冷却器を加熱するとともに前記切替弁の出入口を全開にして比較的温度の高い冷媒が圧縮機から前記冷却器に流れ込むようにしたので、霜取時間の短縮化が図れ、庫内温度上昇の抑制が可能となる。
【0069】
また、この発明に係る冷凍冷蔵庫は、霜取後の一定時間は前記複数の冷却器に同時に冷媒を流すように前記切替弁の開度を制御するようにしたので、霜取前後の庫内温度変化を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による三方切替弁の流量特性図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による三方切替弁本体の縦断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による三方切替弁の弁座を示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による弁体が弁座と接触する面との関係を示す概略図である。
【図6】 この発明の図5を断面で示す要部拡大断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1で使用した三方切替弁の動作ステップに対応する弁体の弁座との接触面位置を示した説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による三方切替弁の制御を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態1による三方切替弁の動作ステップ毎の開度表である。
【図10】 この発明の実施の形態1による三方切替弁の動作ステップ毎のタイムチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態2による冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態2による切替弁の流量特性を簡易的に示した特性図である。
【図13】 この発明の実施の形態3による霜取前後の冷却器温度、冷凍室温度、切替弁の開度の時系列的な変化を示す動きを示すタイムチャート図である。
【図14】 この発明の冷却器に流れる冷媒流量に対する消費電力量、冷却器出入口温度差を表す概念図である。
【図15】 この発明の実施の形態4の制御を簡単に表すフローチャートである。
【図16】この発明の実施の形態5の各要素の時系列的な動きを示すタイムチャート図である。
【図17】 従来の冷凍冷蔵庫の構造を示す概略断面図である。
【図18】 従来の冷凍冷蔵庫の複数冷却器を並列接続した冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図19】 従来の冷凍冷蔵庫の複数冷却器を直列接続した冷凍サイクルの冷媒回路図である。
【図20】 従来の冷凍冷蔵庫における切替弁の制御を示すフローチャートである。
【図21】 従来の冷蔵庫の各要素の時系列的な動きを示すタイムチャート図である。
【図22】 従来の冷蔵庫の各要素の起動回転数を示す説明表である。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 凝縮器、3 三方切替弁、3a 第1出口、3b 第2出口、3c 入口、3d 弁座、3h 樹脂ロータ、3j ストッパゴム、3k 弁体、3l 弁溝、3n 弁体接触面、4 毛細管、 5a 冷蔵室用冷却器、5b 冷凍室用冷却器、6 逆止弁、11 冷蔵室。
Claims (7)
- 冷凍室用冷却器および冷蔵室用冷却器を備えた冷凍冷蔵庫において、凝縮された冷媒を前記複数の冷却器に分配し、前記複数の冷却器の少なくとも一方の冷却器に流れる冷媒流量を複数段階に流量制御する切替弁を備え、前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器の出口と入口の温度差をtie、第1の所定値をa、第2の所定値をb(a<b)としたとき、前記冷却器の出口と入口の温度差tieが消費電力量が小さくなるポイントからずれない範囲であるa≦tie<bの範囲に入るように前記冷却器に流れる冷媒流量を制御するようにしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
- 前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器の出口と入口の温度を検出する温度検出手段を備え、前記冷却器の出口と入口の温度差tieがtie<aの場合には前記切替弁の開度を開度減に切り替え、b≦tieの場合には前記切替弁の開度を開度増に切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
- 前記複数の冷却器のうち、前記冷媒流量が複数段階に分配制御される冷却器が前記冷凍室用冷却器であって、a=1、b=7程度としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
- 回転数を増速可能な圧縮機を備え、b≦tieの状態が続くような場合に、前記圧縮機の回転数を増速する前に前記切替弁の開度を開度増に切り替えて前記冷却器に流れる流量を増加させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記切替弁と前記複数の冷却器のうちの少なくとも一方の冷却器との間を複数本の毛細管で接続し、前記切替弁によって前記複数本の毛細管を切替えて冷媒流量を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
- 霜取時には霜取りヒータによって前記冷却器を加熱するとともに前記切替弁の出入口を全開にして比較的温度の高い冷媒が圧縮機から前記冷却器に流れ込むようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
- 霜取後の一定時間は前記複数の冷却器に同時に冷媒を流すように前記切替弁の開度を制御するようにしたことを特徴とした請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
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