JP4032219B2 - インクジェット記録装置用のインク収容装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電式等のインクジェット記録装置の印字ヘッドにインクを供給するためのインク収容装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、入力信号に基づいてインクを用紙等の被記録媒体に噴射して記録するインクジェット記録装置に使用するインク収容装置として、特公平4−5549号公報、特公平4−21590号公報、特開平4−211963号公報等に開示されているように、箱状のインクカートリッジ内に、合成樹脂製のシート材からなるインク収容袋の一側には、該袋内のインクを外部に導出するための断面筒状等のインク導出管を接続し、このインク導出管封止用のゴム栓体を嵌着し、該ゴム栓をインクカートリッジの一側に穿設された装着孔に嵌め入れて固定したものが開示されている。このゴム栓体には、印字ヘッドにインクを供給するための供給管の先端の突き刺し中空針を刺し通すことにより、インク収容袋内のインクを供給管に導き出すように構成したものが知られている。
【0003】
そして、特公平4−5549号公報では、ゴム栓体である封止用弾性結合部材が、空所が設けられた大径部と、偏平状のインク収容袋内のインクを外部へ導出するインク導出管を前記空所に連通させるようにする小孔が端面まで設けられた小径部と、外方端部とを備えた段付円柱形状を有し、前記大径部を、インクカートリッジの下箱体と上箱体との両側壁に跨がって設けられた開口内の環状凹部に嵌合して固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先行技術のように、ゴム栓体である封止用弾性結合部材の大径部をインクカートリッジの一側壁に設けられた開口内の環状凹部に嵌合することを容易にするには、上述のように下箱体と上箱体との両側壁の合わせ面で前記大径部が着脱自在可能とするように、環状凹部付きの開口を形成しなければならず、インクカートリッジの製作コストが高くなるという問題があった。
【0005】
また、ゴム栓体である封止用弾性結合部材がインク導出管の外周面に対して前記空所に連通する小穴にて被嵌するものでは、該封止用弾性結合部材における小径部と前記インク導出管とのシール(密着)面積が少なく、さらに、前記小径部の大部分は、インクカートリッジの箱体内部の空間に位置するから、インク導出管を小径部にて外側から締めつける作用がないので、シール性(インク漏出防止性能)が弱いという問題もあった。
【0006】
本発明は、このような問題を解消すべくなされたものであって、インクカートリッジへのインク収容袋の装着作業が簡単で、且つインクが漏出し難いようにしたインクジェット記録装置用のインク収容装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため、請求項1に記載の発明のインクジェット記録装置用のインク収容装置は、インクジェット記録装置における印字ヘッドにインクを供給管を介して供給するためのインク収容装置を、箱状のインクカートリッジと、該インクカートリッジ内に収納するインク収容袋とにより構成し、前記インク収容袋に装着されたインク取り出し口体における筒状部を塞ぐシールキャップは、前記供給管が差し込み可能となるように弾性部材にて構成し、前記シールキャップは前記筒状部の内周面に密着する栓部と、前記筒状部の外周面に密着する外筒部とを備え、前記インクカートリッジにおける一側部に設けられた装着孔の内周面には、前記シールキャップの外筒部の外周面にその半径内方向に圧縮力を与える突起部を備え、前記シールキャップの外筒部を前記装着孔に対して嵌挿係合させたことを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置用のインク収容装置において、前記突起部は、前記装着孔の内周面に、環状または円周方向に点在させたものである。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のインクジェット記録装置用のインク収容装置において、前記突起部は、前記外筒部の外周面と前記栓部及び前記外筒部と前記栓部との間に嵌まる前記筒状部を半径内方向に押圧する位置に設けられているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面について説明する。図1は、本発明を適用するインクジェット記録装置の要部概略平面図、図2はインクカートリッジの蓋体を外した状態の斜視図、図3は本発明に係るインク収容袋の製造工程を示す斜視図である。
【0011】
まず、図1を参照して、インクジェット記録装置1の要部について説明すると、インクジェット記録装置1の本体ケース2内のフレーム4に、左右方向(図1で矢印A方向)に長手のガイドレール3を、その両端を固定する。該ガイドレール3には、キャリッジ5を左右往復移動可能に装着し、図示しないタイミングベルトと駆動モータ等の駆動手段により、所定範囲内で左右方向(図1で矢印A方向)に往復動させるように構成されている。このキャリッジ5には、下部側に図示しない複数の噴射チャンネルを有する印字ヘッド7(実施形態では4色のための4つの印字ヘッドが並列状に配置)が備えられたヘッドユニット6を着脱可能に搭載している。図1における符号Bは用紙(被記録媒体)が搬送される方向である。
【0012】
図1において、用紙搬送面よりも下方には、4色(マゼンタ(赤色)、イエロー(黄色)、シアン(青色)、ブラック(黒色))のインクを別個に収納できる4つのインクカートリッジ9(個別の符号は9a,9b,9c,9d)が横一列状に配置されている。この各インクカートリッジ9a〜9dにそれぞれ基端が連結された合成樹脂製等の可撓性を有するインク供給管10(個別の符号は10a〜10d)の先端部は、前記キャリッジ5内のインク供給用ジョイント体(図示せず)に連結し、そのインク供給用ジョイント体を介してヘッドユニットに接続し、各印字ヘッドにインクが供給されるように構成されている。
【0013】
また、図1の本体ケース2の左端部(キャリッジ5の移動範囲内の端部)には、吸引パージのための吸引キャップ11と、キャリッジ5が吸引キャップ11に接近動するときに、各印字ヘッドの表面を拭き清掃するためのワイパーブレード12とが、前記印字ヘッドと対向するように配置されており、吸引パージ時には、吸引キャップ11が印字ヘッドの前面(下面)のノズル部を覆うように接近密着するように構成されている。前記吸引キャップ11に接続した吸引パイプ13は図示しない吸引ポンプを介して、廃棄タンク、例えば、前記インクカートリッジ9(9a〜9dのうちの一つ)における後述する廃棄インク導入室20bに接続されており、吸引パージにより吸い出される廃棄インクが前記箇所に排出されるようになっている。
【0014】
図2、図8、図9及び図10はインクカートリッジ9の構成を示し、合成樹脂製の平面視略矩形状の平箱型のケース本体20と、その上面を覆う蓋体21と、ケース本体20内に配置するインク収容袋40等とからなる。インクカートリッジ9のうちの1つ、例えば最も多く使われるブラックインクのカートリッジは、ケース本体20が、前記インク収容袋40が配置される収容室20aと、該収容室20aより容積の小さい廃棄インク導入室20bとに仕切り壁20cにて区切られている。この仕切り壁20cに設けた切欠きの連通溝等の連通部20eにより、廃棄インク導入室20bに排出されたインクが収容室20a内にも流れるようにしている。他のカラーインクのカートリッジには、廃棄インク導入室20bを設ける必要はない。
【0015】
次に、インク収容袋40の構成について説明すると、図3(a)〜図3(d)はその第1実施形態を示す。1枚の合成樹脂製の矩形状のシート材41の略中央に穿設孔42を形成する。その場合、シート材41は、図4に示すように、ポリエチレンテレフタレート製フィルム44aの片面にアルミナまたはシリカ44bを真空蒸着した真空蒸着フィルム44の表面にナイロン樹脂製のフィルム45を接着し、他方の面にはポリプロピレン樹脂製またはポリエチレン製のフィルム46を接着した多層構造とする。
【0016】
一方、インク取り出し口体23は、筒状部23aと該筒状部23aの一端から半径外方向に広がる略円盤状のフランジ部23bとからなる合成樹脂製の一体成形品であり、筒状部23a及びフランジ部23bの内径部分を貫通する貫通孔23cを備えている。実施形態では、ポリプロピレン樹脂製またはポリエチレン製である。そして、前記穿設孔42に対してインク取り出し口体23の筒状部23aを挿入するとき、シート材41のポリプロピレン樹脂製またはポリエチレン製のフィルム46側から挿入し、筒状部23aが突出する側のフランジ部23bの円盤面が前記フィルム46と対面するようにして、当該フランジ部23bとシート材41とを熱により溶着(熱シール)して接合部とする(図3(b)参照)。
【0017】
次いで、前記インク取り出し口体23のフランジ部23bがシート材41の折り畳みの内部側になるように、当該シート材41を半分に折り、そのシート材41の3方の端縁部を同方向に向けて重ね合わせ、その重ね合わせのうち底辺を除く左右両側辺をそれぞれ全長にわたって熱により溶着(熱シール)して接合部(溶着部)43a,43bとする(図3(c)参照)。
【0018】
これらの場合、合成樹脂製のインク取出し口体23の材料が前記シート材41における熱シール面と同じ材質であることが熱シール性や接着剤による接着性能を向上させるために望ましい。実施形態では、インク取出し口体23の材質はポリプロピレン樹脂またはポリエチレンとする。また、シート材の接合部43a,43bの合わせ面も、相互に熱シールし易いポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂であることが望ましい。なお、熱シールに代えて接着剤による接合としても良い。
【0019】
次に、前記インク収容袋40のインク取出し口体23を塞ぐと共に、インクカートリッジ9に装着するためのシールキャップ24の構成について説明する。
【0020】
ケース本体20の一側壁20dには、収容室20a内に収容したインク収容袋40に設けたインク取出し口体23の開口部としての貫通孔23cを塞ぎ、且つ一側壁20dに穿設され装着孔25を封止するための弾性体のシールキャップ24と、前記廃棄インク導入室20bに連通する孔26を塞ぐための弾性体のシール部材27とが設けられている(図5、図6及び図7参照)。
【0021】
シールキャップ24及びシール部材27は、弾性体として、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ニトリロゴム(NBR)、イソプレンゴム、ブチレンゴム、フッ素系ゴム等にて構成されており、前記インク供給管10及び吸引パイプ13の先端に取付けられた尖頭状の中空針29、28(図5及び図6参照)にて突き刺して貫通できると共に、この中空針29、28をシール部材24、27から引き抜いた跡がゴム材料自体の弾性力にて封止(密閉)できることが望ましいから弾性復元性の高いシリコーンゴムが好ましい。
【0022】
図6 及び図 7に示すように、シールキャップ24は、円板形の基部からインク取出し口体23の筒状部23a及びフランジ部23bの内径部を貫通する貫通孔23cに嵌挿する栓部24aと、前記筒状部23aの外周面に被嵌密着する外筒部24bとがそれぞれ一体的に突出形成されている。前記栓部24aは、前記筒状部23aの先端側の略截頭円錐状に形成された内径部に密着して嵌まるように略截頭円錐状に形成されている。このように、シールキャップ24を構成すれば、インク取出し口体23の筒状部23aの内周面(貫通孔23c)と外周面と、筒状部23aの端面とにわたって広い面積の密接部が形成できて、シール性(インク防漏出性)が向上するのである。
【0023】
そして、このシールキャップ24を前記ケース本体20の一側壁20dに設けた装着孔25に対して圧入して嵌挿係合する。このとき、前記装着孔25の内周面(一側壁20dの板厚さ内)には、環状もしくは円周方向に点在するように突起部49を備える(図 7参照)。これにより、装着孔25に圧入したシールキャップ24の外筒部24bの外周面が前記突起部49により半径内方向に圧縮力を受けるから、シールキャップ24の外側(インクカートリッジ9の外面側)から中空針29を刺し通したとき、及びこの中空針29を抜き取るときの一側壁20dの板厚さ方向の外力に対する抵抗力が増大して、シールキャップ24が装着孔25から抜けるという不都合を確実に防止できると共に、前記シールキャップ24の外筒部24bを半径内方向に圧縮する力により、筒状部23aに対する外筒部24b及び栓部24aの密着性能も増大して、シール性(インク防漏出性)も一層確実となるという効果を奏する。
【0024】
所定のインクを入れたインク収容袋40を収容室20a内にセットした後には、蓋体21をケース本体20に接着剤等により接着して密閉する。インク収容袋40内のインクが消費されると、このインクカートリッジ9ごと交換するものである。
【0025】
なお、ケース本体20の一部(前記シールキャップ24及びシール部材27が配置されている側面)には、インクの種類や適用可能なインクジェット記録装置、前記インクカートリッジ9の使用履歴(記録装置本体に1回装着されれば、そのインクカートリッジ9は新品でないと判断するため)等の情報を記憶させるメモリチップ30及びそのチップを記録装置本体と接続するための電気接点の配置部31を備えている。また、前記中空針28から排出された廃棄インクと共に排出される空気のみをインクカートリッジ9の外に排気するため、前記蓋体21に穿設された段付き孔32の外面を覆うように接着された透気性フィルム33が貼着され、該段付き孔32の外側の空間に連通するように細い溝状のラビリンス溝34を蓋体21の外面に屈曲させて形成し、前記段付き孔32及びラビリンス溝34の全体を覆うように、通気性のないフィルム35を蓋体21の外面に接着し、ラビリンス溝34の端部等から外気に連通する通気孔36を前記フィルム35に穿設する。透気性フィルム33は、空気を透過し、インク等の液体を透過しないものである。なお、ラビリンス溝34の途中には、前記透気性フィルム33の貼着面から万一漏れたインクがラビリンス溝34を通って外に漏れないように広い面積のインクトラップ37が凹み形成されている(図2、図5、図6及び図8参照)。
【0026】
図9に示す参考例では、インクカートリッジ9における一側壁20dにケース本体20の内面側に大径孔50aを外面側に小径孔50bとなる段付き孔50を穿設し、前記大径孔50aに前記シールキャップ24の外筒部24bと栓部24aとの連設部を圧入するのである。この構成によれば、小径孔50bは、中空針29を栓部24aの略中央部(インク取り出し口体23の貫通孔23c)へ導く指標となるから、インク収容袋40の内部のインクに中空針29が直接届くようにできる一方、栓部24aに突き刺した中空針29をインクカートリッジ9の外側に抜き取るときの外力によってもシールキャップ24が外へ抜け出さないようにできるのである。
【0027】
なお、インク収容袋40の形態は、前述のものに限らず、2枚のシート材を重ねてその外周縁辺を熱シールしたものなど周知の形態であっても良い。また、インク取り出し口体23には前記の貫通孔23cを有する筒状部23aを備えれば、フランジ部23bがなくても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上に詳述したように、請求項1に記載の発明のインクジェット記録装置用のインク収容装置は、インクジェット記録装置における印字ヘッドにインクを供給管を介して供給するためのインク収容装置を、箱状のインクカートリッジと、該インクカートリッジ内に収納するインク収容袋とにより構成し、前記インク収容袋に装着されたインク取り出し口体における筒状部を塞ぐシールキャップは、前記供給管が差し込み可能となるように弾性部材にて構成し、前記シールキャップは前記筒状部の内周面に密着する栓部と、前記筒状部の外周面に密着する外筒部とを備え、前記インクカートリッジにおける一側部に設けられた装着孔の内周面には、前記シールキャップの外筒部の外周面にその半径内方向に圧縮力を与える突起部を備え、前記シールキャップの外筒部を前記装着孔に対して嵌挿係合させたことを特徴とするものである。
【0029】
このように構成すれば、インクが充填されたインク収容袋のインク取り出し口体の開口部である筒状部を封止するシールキャップを介してインクカートリッジの装着孔に装着できるから、インク収容袋の取付け作業が容易になる。また、装着孔の形成も簡単であるから、製造コストも低減できる。さらに、インクカートリッジの装着孔がシールキャップの外周を圧縮する力により、シールキャップとインク取り出し口体の密着性を増大して、シール性を確実にすることができるという効果を奏する。
【0030】
そして、請求項1に記載の発明では、前記シールキャップは前記インク取り出し口体における筒状部の内周面に密着する栓部と、前記筒状部の外周面に密着する外筒部とを備えたものであるから、シールキャップによるインク取り出し口体への密着面積が増大して、シール性(インク漏出防止性能)が向上できるという効果を奏する。
【0031】
また、請求項1に記載の発明は、前記インクカートリッジにおける一側部に設けられた装着孔の内周面には、前記シールキャップの外筒部の外周面にその半径内方向に圧縮力を与える突起部を備え、前記シールキャップの外筒部を前記装着孔に対して嵌挿係合させたものであるから、シールキャップがインクカートリッジにおける装着孔に対する装着強度が増大し、インク供給管の取外しに伴って、シールキャップがインクカートリッジから外れず、従って、シールキャップとインク取り出し口体とが外れるという不都合もなくなり、インク漏れを確実に防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるインクジェット記録装置の要部平面図である。
【図2】 インクカートリッジの蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図3】 インク収容袋の第1実施形態を示し、(a)は製造工程の第1段階を示す斜視図、(b)は第2段階(インク取り出し口体を接合した後2つに折り畳みにした状態)の斜視図、(c)はインク取り出し口体を下にしてインク充填する状態の斜視図、(d)は完成状態のインク収容袋の斜視図である。
【図4】 多層状のシート材の断面図である。
【図5】 インクカートリッジにおける廃棄インク導入室の一部切欠き断面図である。
【図6】 インクカートリッジにおけるインク収容袋の収容室の一部切欠き断面図である。
【図7】 インクカートリッジに対するインク収容袋の開口部の取付け箇所の要部拡大断面図である。
【図8】 インクカートリッジにおける透気性フィルムからラビリンス溝までの断面図である。
【図9】 シールキャップの参考例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
9 インクカートリッジ
20 ケース本体
21 蓋体
23 インク取り出し口体
23a 筒状部
23b フランジ部
23c 開口部(貫通孔)
24 シールキャップ
24a 栓部
24b 外筒部
25 装着孔
40 インク収容袋
40′ 袋体
41 シート材
43a,43b,43c 接合部

Claims (3)

  1. インクジェット記録装置における印字ヘッドにインクを供給管を介して供給するためのインク収容装置を、箱状のインクカートリッジと、該インクカートリッジ内に収納するインク収容袋とにより構成し、
    前記インク収容袋に装着されたインク取り出し口体における筒状部を塞ぐシールキャップは、前記供給管が差し込み可能となるように弾性部材にて構成し、
    前記シールキャップは前記筒状部の内周面に密着する栓部と、前記筒状部の外周面に密着する外筒部とを備え、
    前記インクカートリッジにおける一側部に設けられた装着孔の内周面には、前記シールキャップの外筒部の外周面にその半径内方向に圧縮力を与える突起部を備え、
    前記シールキャップの外筒部を前記装着孔に対して嵌挿係合させたことを特徴とするインクジェット記録装置用のインク収容装置。
  2. 前記突起部は、前記装着孔の内周面に、環状または円周方向に点在させたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置用のインク収容装置。
  3. 前記突起部は、前記外筒部の外周面と前記栓部及び前記外筒部と前記栓部との間に嵌まる前記筒状部を半径内方向に押圧する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置用のインク収容装置。
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