JP4032086B2 - 拡幅道路 - Google Patents

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Description

本発明は、主に山岳地等における既存道路の幅を拡大した拡幅道路に関する。
従来、山岳地等の斜面の途中にある既存道路Aにおいて、交通量の増加や大型車両の乗り入れ開放等の事情によって道路の拡幅が必要となる場合には、山側に道路を拡幅することが困難であるため、谷側に既存道路と連続して道路を拡幅するようになっている。
この拡幅道路1の拡幅部分は、図13に示すように、法面部Bに間隔を隔てて埋設された基礎2,2…にコンクリート製の支柱3を支持させ、その各支柱3,3間に梁4を架け渡し、この梁4と、既存道路Aの側縁に設置された支持梁5とに路床版6の両側縁をそれぞれ支持させることにより形成されている。
特開2000−352001号公報
しかし、上述の如き従来の技術では、支柱を立設する工程、支柱間に梁を架け渡す工程、路床版を設置する工程等、施工現場における工程が多く、工期が長期化し、施工費用が嵩むという問題があった。
また、路床版を支柱によって支持する構造であるため、車道のように大きな負荷のかかるものに対しては十分な強度を得ることが困難であるという問題があった。
更に、傾斜の急な法面では、通常のコンクリート杭等の基礎杭を施工することが困難であるという問題があった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、工期の短縮が可能で高い強度を有する拡幅道路の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特長は、既存道路の路面端部より下向きに傾斜した法面部に埋設された法面側基礎体と、該法面側基礎体に支持された路床版支持部と、前記既存道路の路面側縁部に設置された道路側基礎体と、路床版支持部及び道路側基礎体にそれぞれ支持させた路床版とを備えた前記既存道路の法面側に連続して拡張された拡幅道路において、前記法面側基礎体は、それぞれ既存道路の進行方向にそった配置の中間部法面側基礎体下部法面側基礎体とを法面の傾斜方向に間隔を隔てて2列配置に備え、前記各法面側基礎体は、前記法面部に既存道路の進路方向に沿って間隔を隔てて埋設された複数の場所打ちコンクリート製の基礎杭と、該基礎杭に掛け渡して支持され、既存道路の進路方向に沿って連続した場所打ちコンクリート製の梁状の支持体とをもって構成され、前記道路側基礎体は、既存道路の側部を掘削して打設された場所打ちコンクリートをもって構成され、前記路床版と路床版支持部は、平板状をした上版と該上版の一方の端部から下向きに一体に形成された側板断面が逆L字形をした第1〜第3の3種のL字ブロック体をもって構成され、前記第1のL字ブロック体は、その側板の下端を前記中間部法面側基礎体の梁状の支持体上に当接させて固定するとともに、上版の端部を前記道路側基礎体上に支持させて固定させ、前記第2のL字ブロック体は、その側板の下端を前記下部法面側基礎体の梁状の支持体上に当接させて固定するとともに、上版の端部を前記中間部法面側基礎体上に支持させて固定させ、前記第3のL字ブロック体は、その側板の下端を前記第2のL字ブロック体の側板上の上版上に当接させて固定するとともに、上版の端部を前記第1のL字ブロック体の側板上端部に形成した上版受け部に支持させて固定させ、前記第1〜第3のL字ブロック体をそれぞれ道路進行方向に複数並べて組み立てて前記第1のL字ブロック体と第3のL字ブロック体の上版をもって路床版を構成させるとともに、前記第1〜第3の各L字ブロック下に既存道路の進行方向に連続した閉鎖空間を形成されていることにある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記第3のL字ブロック体は、互いに隣り合う第1のL字ブロック体に跨る配置に設置したことにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、前記2列配置の法面基礎体の基礎杭は互いに千鳥配置としていることにある。
本発明に係る拡幅道路は、施工現場における工期が短縮され、コストの削減を図ることができる。
路床版を連続した壁部又はトラス的構造で支持するため、高い強度を得ることができる法面とL字ブロック体との間に閉鎖された空間が形成され、その空間を電線等の生活導線の配設や、道路の整備備品等を保管する倉庫等として有効活用することができる。
また、法面側基礎体を深礎杭としたことによって、傾斜の急な法面部であっても好適に施工することができ、高い強度を得ることができる。
次に、図1〜図9を参照して本発明に係る拡幅道路の一例について説明する。
この拡幅道路は、既存道路Aの路面側端部より下向きに傾斜した法面部Bに埋設された法面側基礎体10と、その法面側基礎体10に支持された路床版支持部11と、既存道路Aの路面側縁に埋設された道路側基礎体12と、路床版支持部11及び道路側基礎体12にそれぞれ側部を支持させた路床版13とを備え、既存道路Aと連続して法面側に拡張されている。
路床版13及び路床版支持部11は、図1に示すように、複数のL字ブロック体14,14…の組み合わせ、即ち、既存道路Aの進路方向に沿って複数のL字ブロック体14,14…を順次連結して組立てることにより形成されている。尚、図中符号13aは高欄である。
L字ブロック体14は、図3〜図6に示すように、平板状の上版15と、上版15の一方の端部より下向きに一体に形成された側版16とをもって断面逆L字形に形成され、このL字ブロック体の上版15が路床版13を構成し、側版16が路床版支持部11を構成するようになっている。
上版15の側版とは反対側の端部には、図7に示すように、上下方向に貫通したアンカー挿通孔17が形成され、アンカー挿通孔17の上端部には、固定用凹部18が形成され、アンカー挿通孔17を通して固定用凹部17内に突出したアンカーボルト19先端に固定用ナット20を螺合させ、その固定用ナット20を定着板21に定着させることにより、上版15が道路側基礎体13の上面に固定され、支持されるようになっている。
側版16の下端両側部には、法面側基礎体10に固定される固定部が形成されている。
固定部は、図8に示すように、側版16の下端部に埋め込まれた固定用金具22と、側版16の下面及び内面に開口した固定用凹部23とをもって構成されている。
固定用金具22は、図9に示すように、中央にボルト挿通孔24を有する平板状の定着板25と、定着板25の両側部に溶接等によって一体化されたアンカー筋26,26とをもって形成され、固定用凹部23の下側開口部に定着板25が露出するように埋め込まれている。
法面側基礎体10は、既存道路Aの進行方向に沿って法面部Bに間隔を隔てて埋設された基礎杭27,27と、基礎杭27,27に架け渡して支持させた支持体28とをもって形成されている。
基礎杭27は、所謂深礎杭をもって構成されている。
この深礎杭を構築するには、まず、円筒状の鋼管からなる山留め部材29を地中、即ち法面部Bに打ち込み、その山留め部材29に囲まれた部分の土砂を人力又は機械により掘削し、内側面が鋼管に覆われた杭穴を形成する。
次に、この杭穴の周方向に沿って配置された複数の縦主筋と、その複数の縦主筋を周方向に連結するフープ筋とからなる鉄筋籠を設置する。
そして、山留め部材に囲まれた部分にコンクリートを打設することにより形成される。
支持体28は、コンクリートの現場打ちにより、既存道路の進路方向に沿って連続して、各基礎杭27,27に架け渡された梁状に形成されている。
この支持体28には、所定の間隔を隔てて、即ちL字ブロック体側版16の固定部の位置に合わせて、アンカーボルト30,30…がボルト部を上面より突出させた状態で埋め込まれ、このアンカーボルト30を側版固定部の定着板ボルト挿通孔24に通し、ナット31を螺合させ、定着板25に定着させ、その状態で固定用凹部23内をモルタル等で埋めることによって法面側基礎体10にL字ブロック体側版16,16…、即ち路床版支持部11が固定される。
道路側基礎体12は、既存道路Aの側部を掘削し、そこに基礎用栗石32を敷設し、更にその上に現場打ちによりコンクリートを打設することによって形成されている。
この道路側基礎体12は、その上面に路床版側部(L字ブロック体上版の端部)が戴置される支持凹部33が形成され、支持凹部33に進路方向に間隔を隔てて、底面より上方に突出するようにアンカーボルト19,19…が埋め込まれている。
このアンカーボルト19は、L字ブロック体上版15に形成されたアンカー挿通孔17に挿通されるようになっており、アンカー挿通孔17を通して固定用凹部18内に突出したアンカーボルト19先端に固定用ナット20を螺合させ、その固定用ナット20を定着板21に定着させることにより固定されるようになっている。
このように構成される拡幅道路は、L字ブロック体14,14…を組み合わせることによって路床版13及び路床版支持部11を形成したことで、連続したL字ブロック体14,14…の側版16,16…によって、法面側基礎体10に支持され、既存道路Aの法面側端面を閉鎖する側壁が形成され、この側壁が路床版支持部11として連続したL字ブロック体の上版15,15…によって形成された既存道路Aと連続した路床版13を支持するようになっている。
また、この拡幅道路には、法面とL字ブロック体14,14…に囲まれた閉鎖空間Cが形成され、この空間C内に電線等の生活導線を配設したり、道路の整備備品等の倉庫として利用したりすることにより有効活用することができる。
次に、図10〜図12を参照して本発明に係る拡幅道路の他の実施例について説明する。尚、上述の実施例と同一の部分には、同一符号を付して説明を省略する。
この拡幅道路は、既存道路Aの路面側端部より下向きに傾斜した法面部Bに埋設された、既存道路に沿って上下2列配置の中間部法面側基礎体50a及び下部法面側基礎体50bと、その各基礎体50a,50bに支持された路床版支持部51と、既存道路Aの路面側縁に埋設された道路側基礎体52と、路床版支持部及び道路側基礎体にそれぞれその側部を支持させた路床版53とを備え、既存道路Aと連続して法面側に拡張されている。
路床版53及び路床版支持部51は、第1のL字ブロック体14a及び第2のL字ブロック体14b及び第3のL字ブロック体14cから3種類のブロック体を組み合わせ、各L字ブロック体14a,14b,14cをそれぞれ既存道路Aの進行方向に沿って順次連結することにより形成されるようになっている。尚、図中符号53aは高欄である。
各L字ブロック体14a,14b,14cは、図3〜図6に示す上述の実施例と同様に、平板状の上版15と、上版15の一方の端部より下向きに一体に形成された側版16とをもって断面逆L字形に形成されている。
上版15の側版とは反対側の端部には、上下方向に貫通したアンカー挿通孔17が形成され、アンカー挿通孔17の上端部には、固定用凹部18が形成され、アンカー挿通孔17を通して固定用凹部18内に突出したアンカーボルト19先端に固定用ナット20を螺合させ、その固定用ナット20を定着板21に定着させることにより道路側基礎体12の上面に固定されるようになっている。
側版16の下端両側部には、法面側基礎体50a,50b又は第2のL字ブロック14bに固定される固定部が形成されている。
固定部は、側版16の下端部に埋め込まれた固定用金具22と、側版16の下面及び内面に開口した固定用凹部23とをもって構成されている。
固定金具22は、中央にボルト挿通孔24を有する平板状の定着板25と、定着板25の両側部に溶接等によって一体化されたアンカー筋26,26とをもって形成され、固定用凹部23の下側開口部に定着板25が露出するように埋め込まれている。
第1のL字ブロック体14aは、図11に示すように、上版15を道路側基礎体52に支持させ、側版16を法面中腹に埋設された法面側基礎体50aに支持させている。
また、第1のL字ブロック体14aには、側版16の外側面、即ち上版15とは反対側の表面に上版受け部54が一体に形成されており、この上版受け部54の両側部には、上面に突出してアンカーボルト19,19が埋め込まれている。
尚、この上版受け部54の上面と上版15上面との距離は、上版15の厚みと同じとなっている。
一方、第2のL字ブロック体14b,14b…は、上版15を法面中腹に埋設した法面側基礎体50aに支持させ、側版16を法面下腹部に埋設した法面側基礎体50bに支持させている。
第2のL字ブロック体14bには、上版15の側版側端部に上面に突出したアンカーボルト30,30が埋め込まれており、第3のL字ブロック体14cの側版16が固定されるようになっている。
そして、第3のL字ブロック体14c,14c…は、上版15を法面部上半部に隣り合って設置された第1のL字ブロック体14a,14a…の上版受け部54,54に跨って支持させ、アンカーボルト19をアンカー挿通孔17に通し、定着用ナット20で定着させて固定し、側版16,16…を法面部下半部に隣り合って設置された第2のL字ブロック体14b,14bの上面に跨って支持させ、アンカーボルト30をボルト挿通孔25に通し、ナット31で定着させて固定する。
尚、第3のL字ブロック体14cは、側版16の高さが他の第1のL字ブロック体14a,及び第2の第2のL字ブロック体14bに比べ、上版15の厚み分だけ短く形成されている。
また、各L字ブロック体14a,14b,14cは、千鳥配置に組み合わされるようになっている。
このようにすることにより、第1のL字ブロック体14a及び第3のL字ブロック体14cの上版15,15…が路床版53を構成し、第1のL字ブロック体14a及び第3のL字ブロック体14cの側版16,16がトラス的構造の路床版支持部51を構成するようになっている。
各法面側基礎体50a,50bは、上述の実施例と同様に、既存道路Aの進行方向に沿って法面部Bに間隔を隔てて埋設された基礎杭27,27…と、基礎杭27,27に架け渡して支持させた支持体28とをもって形成されている。
基礎杭27は、所謂深礎杭をもって構成され、図12に示すように、法面中腹部及び法面下腹部にそれぞれ既存道路Aの進路方向に間隔を隔て且つ、法面中腹部の基礎杭27,27…と法面下腹部の基礎杭27,27…とが千鳥配置となるように埋設されている。
支持体28は、現場打ちコンクリートにより、各基礎杭27,27…に架け渡された梁状に形成されている。
この支持体28には、所定の間隔を隔てて、即ちL字ブロック体上版のアンカー挿通孔17,17…の位置又はL字ブロック体側版の固定部の位置に合わせて、アンカーボルト19、19…及びアンカーボルト30,30…がボルト部を上面より突出させた状態で埋め込まれ、このアンカーボルト30をL時ブロック体上版のアンカー挿通孔17又は側版固定部の定着板ボルト挿通孔24に通し、ナットを螺合させ、定着板21,25に定着させ、その状態で固定用凹部18,23内をモルタル等で埋めることによって中間部法面側基礎体(支持体)50aに第1のL字ブロック体14a及び第2のL字ブロック体14bの上版15又は側版16が固定される。
道路側基礎体52は、上述の実施例と同様に、既存道路Aの側部を掘削し、そこに基礎用栗石32を敷設し、更にその上に現場打ちによりコンクリートを打設することによって形成されている。
この道路側基礎体52は、その上面に路床版側部(L字ブロック体上版の端部)が戴置される支持凹部33が形成され、支持凹部33に進路方向に間隔を隔てて、底面より上方に突出するようにアンカーボルト19,19が埋め込まれている。
このアンカーボルト19は、L字ブロック体上版15に形成されたアンカー挿通孔17に挿通されるようになっており、アンカー挿通孔17を通して固定用凹部18内に突出したアンカーボルト19先端に固定用ナット20を螺合させ、その固定用ナット20を定着板21に定着させることにより固定されるようになっている。
このように構成される拡幅道路は、3種のL字ブロック体14a,14b,14cを組み合わせることによって路床版53及び路床版支持部51を形成したことで、連続した第1のL字ブロック体14a及び第3のL字ブロック体14c…の側版16,16…及び連続した第2のL字ブロック体14b,14b…によって、法面側基礎体50a,50bに支持されたトラス的構造体が形成され、このトラス的構造体が路床版支持部51として連続した第1のL字ブロック体14a及び第3のL字ブロック体14cの上版15,15…によって形成された既存道路Aと連続した路床版53を支持するようになっている。
また、この拡幅道路には、法面と第1、第2のL字ブロック体14a,14bのそれぞれ、及び第1、第2のL字ブロック体14a,14bと第3のL字ブロック体14cに囲まれた3つ閉鎖空間Cが形成され、この空間C内に電線等の生活導線を配設したり、道路の整備備品等の倉庫として利用したりすることにより有効活用することができる。
本発明に係る拡幅道路を示す斜視図である。 同上の縦断面図である。 同上のL字ブロック体を示す正面図である。 同上のL字ブロック体を示す背面図である。 同上のL字ブロック体を示す平面図である。 同上のL字ブロック体を示す側面図である。 同上の上版の固定状態を示す部分拡大断面図である。 同上の側版の固定状態を示す部分拡大断面図である。 (a)は同上の固定用金具を示す正面図、(b)は同底面図である。 本発明に係る拡幅道路の他の実施例を示す斜視図である。 同上の拡幅道路を示す縦断面図である。 同上の道路側基礎体及び法面側基礎体を示す平面図である。 従来の拡幅道路の一例を示す斜視図である。
符号の説明
A 既存道路
B 法面部
C 閉鎖空間
10 法面側基礎体
11 路床版支持部
12 道路側基礎体
13 路床版
14a 第1のL字ブロック体
14b 第2のL字ブロック体
14c 第3のL字ブロック体
15 上版
16 側版
17 アンカー挿通孔
18 固定用凹部
19 アンカーボルト
20 固定用ナット
21 定着板
22 固定用金具
23 固定用凹部
24 ボルト挿通孔
25 定着板
26 アンカー筋
27 基礎杭
28 支持体
29 山留め部材
30 アンカーボルト
31 ナット
32 基礎用栗石
33 支持凹部
50a 中間部法面側基礎体
50b 下部法面側基礎体
51 路床版支持部
52 道路側基礎体
53 路床版
54 上版受け部

Claims (3)

  1. 既存道路の路面端部より下向きに傾斜した法面部に埋設された法面側基礎体と、該法面側基礎体に支持された路床版支持部と、前記既存道路の路面側縁部に設置された道路側基礎体と、路床版支持部及び道路側基礎体にそれぞれ支持させた路床版とを備えた前記既存道路の法面側に連続して拡張された拡幅道路において、
    前記法面側基礎体は、それぞれ既存道路の進行方向にそった配置の中間部法面側基礎体下部法面側基礎体とを法面の傾斜方向に間隔を隔てて2列配置に備え、
    前記各法面側基礎体は、前記法面部に既存道路の進路方向に沿って間隔を隔てて埋設された複数の場所打ちコンクリート製の基礎杭と、該基礎杭に掛け渡して支持され、既存道路の進路方向に沿って連続した場所打ちコンクリート製の梁状の支持体とをもって構成され、
    前記道路側基礎体は、既存道路の側部を掘削して打設された場所打ちコンクリートをもって構成され、
    前記路床版と路床版支持部は、平板状をした上版と該上版の一方の端部から下向きに一体に形成された側板断面が逆L字形をした第1〜第3の3種のL字ブロック体をもって構成され、
    前記第1のL字ブロック体は、その側板の下端を前記中間部法面側基礎体の梁状の支持体上に当接させて固定するとともに、上版の端部を前記道路側基礎体上に支持させて固定させ、
    前記第2のL字ブロック体は、その側板の下端を前記下部法面側基礎体の梁状の支持体上に当接させて固定するとともに、上版の端部を前記中間部法面側基礎体上に支持させて固定させ、
    前記第3のL字ブロック体は、その側板の下端を前記第2のL字ブロック体の側板上の上版上に当接させて固定するとともに、上版の端部を前記第1のL字ブロック体の側板上端部に形成した上版受け部に支持させて固定させ、
    前記第1〜第3のL字ブロック体をそれぞれ道路進行方向に複数並べて組み立てて前記第1のL字ブロック体と第3のL字ブロック体の上版をもって路床版を構成させるとともに、
    前記第1〜第3の各L字ブロック下に既存道路の進行方向に連続した閉鎖空間を形成されていることを特徴としてなる拡幅道路。
  2. 前記第3のL字ブロック体は、互いに隣り合う第1のL字ブロック体に跨る配置に設置してなる請求項1に記載の拡幅道路。
  3. 前記2列配置の法面基礎体の基礎杭は互いに千鳥配置としている請求項1又は2に記載の拡幅道路。
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