JP4030336B2 - 動画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画像表示装置に係わり、特に、人の視覚の臨界融合周波数以下の低コマ数動画像を表示する際に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
35mmフィルム映画は、毎秒24コマの低コマ数の動画であり、その画像を単純に間欠的に表示した場合、24Hzの明滅となり、人の視覚の臨界融合周波数以下となることから、観察者は、その動画像を見ている際に、”フリッカー/ちらつき”による妨害を感じることになる。
そこで、一般的な35mmフィルム映写機では、シャッターを用いて同じコマを2回照射することで48Hzの明滅となるようにして、観察者がフリッカーを感じないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の映画のような低コマ数の動画像を、液晶ディスプレイのようなホールド型画像ディスプレイを用いてフレームレートを変えずに表示しようとしたときに、特開昭64−82019号公報に記載されているように、フレーム周期に同期させてバックライトを間欠点灯させたり、または、特開平9−325715号公報に記載されているように、フレーム周期に同期させてバックライトからの光をシャッターによってON/OFFしたり、あるいは、特開平11−109921公報に記載されているように、各フレームの一部をブランキングデータ表示期間としたりして、動きによるボケを低減するようにすると、そのままフレーム周期である24Hzの明滅となり、観察者はフリッカーを感じることになる。
前述したようなシャッターやブランキングデータ表示期間を設けたりせずに、バックライトを常時点灯とすれば、ホールド型画像ディスプレイでは、フリッカーは感じなくなるが、動きによるボケを低減することができない。
【0004】
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、動画像表示装置において、低コマ数の動画像を表示する際に、動きによるボケを低減し、画像表示特性を改善することが可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
即ち、本発明は、動画像表示装置であって、入力される画像信号から1フレーム分以上の画像データを1フレーム周期以上保持する画像保持ブロックと、前記画像データとは異なる別表示データを作成・保持する別表示データ作成・保持ブロックと、フレーム周期を分割して複数のサブフレームを生成するサブフレーム生成ブロックと、前記画像保持ブロックに保持されている画像データ、あるいは、前記別表示データ作成・保持ブロックに保持されている別表示データのどちらか一方を表示データとして、前記サブフレーム毎に選択する表示データ選択ブロックと、前記サブフレーム毎に表示素子を駆動するための信号を生成する表示素子駆動信号生成ブロックと、前記表示素子駆動信号生成ブロックで生成された駆動信号に基づき、前記表示データ選択ブロックで選択された表示データを用いて画像表示光を発生させる画像表示光発生ブロックとを備え、前記別表示データ作成・保持ブロックは、フレームの画像データ内の全画素の画素値を加算する第1の手段と、前記第1の手段で加算された値を全画素数で割算する第2の手段と、前記第2の手段で求められた画素値の表示データを作成する第3の手段とを備える。
【0006】
また、本発明は、動画像表示装置であって、入力される画像信号から1フレーム分以上の画像データを1フレーム周期以上保持する画像保持ブロックと、前記画像データとは異なる別表示データを作成・保持する別表示データ作成・保持ブロックと、フレーム周期を分割して複数のサブフレームを生成するサブフレーム生成ブロックと、前記画像保持ブロックに保持されている画像データ、あるいは、前記別表示データ作成・保持ブロックに保持されている別表示データのどちらか一方を表示データとして、前記サブフレーム毎に選択する表示データ選択ブロックと、前記サブフレーム毎に表示素子を駆動するための信号を生成する表示素子駆動信号生成ブロックと、前記表示素子駆動信号生成ブロックで生成された駆動信号に基づき、前記表示データ選択ブロックで選択された表示データを用いて画像表示光を発生させる画像表示光発生ブロックとを備え、前記別表示データ作成・保持ブロックは、各参照画素値毎に表示データの画素値を記憶するテーブルと、フレームの画像データ内の全画素の画素値を加算する第1の手段と、前記第1の手段で加算された値を全画素数で割算する第2の手段と、前記第2の手段で求められた画素値を参照画素値として、前記テーブルを検索し、当該参照画素値により決定される画素値の表示データを作成する第3の手段とを備える。
【0009】
前記手段によれば、人の視覚の臨海融合周波数以下の低コマ数の動画像信号の1フレームを複数のサブフレームに分割して、画像表示装置による明滅の周期を前記臨界融合周期以下とし、さらに画像データと別の表示データの平均の明るさの差が小さくなるようにするようしたので、前記動画像信号による動画像表示時でもフリッカーは感じにくくなる。
また、別の表示データを選択し表示光とすることで、前記動画像信号による画像データを画像表示光とする時間が短くなりホールド型表示に起因する動きぼけも低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態の動画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の動画像表示装置は、画像保持ブロック10と、別表示データ作成・保持ブロック11と、サブフレーム生成ブロック12と、表示データ選択ブロック13と、表示素子駆動信号生成ブロック14と、画像表示光発生ブロック15とから構成される。なお、図1において、16は観察者である。
画像保持ブロック10は、1フレーム分以上の画像データを記憶するだけのフレームメモリを有し、入力される低コマ数動画像信号からフレーム毎にそのフレームの画像データをフレームメモリ上に記憶し、1フレーム周期以上保持する機能を有する。
別表示データ作成・保持ブロック11は、前記画像保持ブロック10に保持されている画像データとは別のデータを作成し、保持する。
サブフレーム生成ブロック12は、フレーム周期の同期信号からn個のサブフレーム作成し、それぞれに対応したサブフレーム同期信号を作成する。
例えば、図2に示すように、PLL回路21により、フレーム周期Fの同期信号を等しく4分割することで、時間幅1/4Fの4つのサブフレーム同期信号作成することができる。
【0011】
臨界融合周波数(1/臨界融合周期)以下である映画のフレーム周波数(1/フレーム周期)である24Hzを4分割すると、時間的に等間隔に並んだサブフレームの周波数は96Hzとなる。
96Hzは臨界融合周波数以上となるので、その周波数での明滅によるフリッカーは感じられなくなる。なお、サブフレームの時間幅は必ずしも等間隔である必要はない。
表示データ選択ブロック13は、前記サブフレーム生成ブロック12で生成されたサブフレーム同期信号にあわせて、前記画像保持ブロック10に記憶されている画像データ、あるいは、前記別表示データ作成・保持ブロック11に記憶されている別表示データのどちらか一方を選択して、表示データとする。なお、表示データ選択ブロック13における具体的な選択方法は、後述する実施の形態で説明する。
表示素子駆動信号生成ブロック14は、前記サブフレーム同期信号にあわせて表示素子を駆動するための駆動信号を生成する。
画像表示光発生ブロック15は、表示素子を用いて前記駆動信号により表示データを画像表示光として発生させる。
表示素子は、自発光型、非自発光型どちらでもかまわないが、非自発光型の表示素子を用いる場合は、別の光源からの光を表示素子により透過または反射して画像表示光とする。
【0012】
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態の動画像表示装置の第1の表示方法を説明するための図である。
図3(a)、図3(b)に示す低コマ数の動画像信号による画像表示光は、図3(c)、図3(d)に示すように、臨界融合周期以下の1F周期の明滅となり、観察者16はフリッカーを感じる。なお、図3(c)は、CRTのようなインパルス的発光による表示素子を用いた場合、図3(d)は、ホールド型表示素子を用いて、発光の後半を消灯するという既存の動きボケ対策をした場合の表示光の明滅を示している。
動きボケ対策をせずにホールド型表示素子を用いれば、図3(e)に示すような連続光となり、観察者16はフリッカーを感じないが、発光時間tが長くなるため、w=vtで定まる動きボケが大きくなる。なお、wはボケの量、vは被写体の動く速度、tは発光時間である。
本実施の形態の表示方法では、前述の動画像表示装置の別表示データ作成・保持ブロック11において、別表示データとして、画素値0の表示データをROM等の上に保持しておくか、あるいは、表示素子駆動信号としてのブランキング信号パターンを保持しておき、サブフレーム同期信号にあわせて、画像信号・別表示データを交互に選択・表示する。
【0013】
本実施の形態の表示方法では、前述の実施の形態1のように、フレーム周期Fの同期信号を、1/4Fのサブフレームに分割し、図3(f)に示すようなサブフレーム同期信号を作成する。
そして、図3(g)に示すように、表示データ選択ブロック13において、奇数番目(または、偶数番目)のサブフレームには、画像保持ブロック10に記憶されている画像データを選択し、偶数番目(または、奇数番目)のサブフレームには、画素値0、もしくはブランク信号を供給し、これにより、偶数番目のサブフレームは、画像を表示しないサブフレームとする。
なお、本実施の形態の表示方法において、表示データ選択ブロック13は、サブフレーム同期信号が入力される毎に、前記画像保持ブロック10に記憶されている画像データ、あるいは、前記別表示データ作成・保持ブロック11に記憶されている別表示データを交互に選択するように構成される。
その時の発光は、図3(h)に示すように、半分の周期の明滅となり、観察者16はフリッカーを感じにくくなる。
例えば、映画のようにF=1/24(s)とすると、F/2=1/48(s)の明滅となり、ダブルシャッタの映写機と同様の表示効果をえることになり、映画館のような暗い室内であればフリッカーを感じにくくなる。
動きボケの点からも、図3(i)に示すように、発光期間が短くなるので小さくすることができる。
【0014】
[実施の形態3]
図4は、本発明の実施の形態の動画像表示装置における別表示データ作成・保持ブロック11の一例を説明するための図である。
本実施の形態の表示方法では、前述の動画像表示装置の別表示データ作成・保持ブロック11において、画像データ内の画素値によって一意に決まる値を求め、レジスタ等に保持しておき、サブフレーム同期信号にあわせて、画像信号・別表示データを交互に選択・表示する。
例えば、図4に示すように、画像データ内の各画素の輝度レベル値を、加算器31で加算し、この値をレジスタ32に保持することにより、画像データ内の全画素の輝度レベル値を加算し、この値を割算器34でレジスタ33に保持している総画素数で割ることにより、画像データの平均輝度レベルを求めることができる。
その輝度レベル値の単色画面を別表示データとしたり、または、ルックアップテーブル(LUT)35をその輝度レベル値で参照し、対応する単色画面を別表示データとして、サブフレーム同期信号にあわせて、画像信号・別表示データを交互に選択・表示する。なお、ルックアップテーブル35の一例を図5に示す。
【0015】
図6は、本発明の実施の形態の動画像表示装置の第2の表示方法を説明するための図である。
例えば、フレーム周期Fの低コマ数動画像信号が、図6(a)に示すように、丸い灰色の玉が弧を措いて動き、そのとき背景がだんだん暗くなっていくような動画像信号であると仮定する。
ホールド型表示素子と既存の動きボケ対策を用いた場合、図6(b)に示すように、黒画面が入り周期Fの明滅となり、観察者16はフリッカーを感じる。
前述の実施の形態2の表示方法によれば、図6(c)に示すように、図3(b)の半分の周期の明滅となり、観察者16がフリッカーを感じにくい領域での明滅となる。
さらに、本実施の形態の表示方法では、図6(d)に示すように、フレーム(A1)に続く別データ表示時には、フレーム(A1)の画像データ内の平均輝度レベルに応じたグレー単色画面を表示する。
これにより、本実施の形態の表示方法では、画像表示時と別データ表示時の画面全体での輝度差がなくなり、観察者16がよりフリッカーを感じなくなる。
なお、本実施の形態の表示方法において、表示データ選択ブロック13は、前述の実施の形態2と同様な方法で構成することができる。
【0016】
なお、本実施の形態の方法では、画像データ内の画素値によって一意に決まる値として、平均の輝度レベル値とした白黒単色画面を別表示データとして挿入する場合について説明したが、色相も考慮したカラー単色画面を別表示データとして挿入してもよい。
また、本実施の形態の表示方法では、そのフレームの画像データの画素値のみによって別表示データを決定したが、そのフレームだけでなく、前または後のフレームの画像データの画素値から別表示データの値を決定してもよい。
例えば、サブフレーム(SubA2−2)、およびサブフレーム(SubA3−2)は、それぞれフレーム(A2)、フレーム(A3)の画像表示データを表示する間に存在するので、それぞれフレーム(A2)、フレーム(A3)から別表示データの値を求めるが、サブフレーム(SubA2−4)は、フレーム(A2)とフレーム(A3)の両方の画像表示データを表示する間に存在するので、フレーム(A2)、フレーム(A3)の両方の画素値を用いて別表示データの値を求めてもよい。
また、非自発光型の表示素子を用いる場合は、別表示データを表示する際の光源からの光の強度を画像データの平均輝度レベルに応じて変化させて、グレー単色画面の表示光としてもよい。
【0017】
[実施の形態4]
図7は、本発明の実施の形態の動画像表示装置の第3の表示方法を説明するための図である。
本実施の形態の表示方法では、動画像表示装置の別表示データ作成・保持ブロック11において、そのフレームの画像データと、その前または後のフレームの画素値を用いて、例えば、MPEG等で用いられているような動き推定を行い、画像データとしては存在しない、サブフレーム表示時点の補間データを作成し、それを別の表示データとして表示する。
図7(a)は、入力となる低コマ数動画像信号の3フレーム分の画像データである。
フレーム周期Fを4等分してサブフレームとした場合、SubA1−2、SubA1−3、SubA1−4、SubA2−2、SubA2−3、SubA2−4、SubA3−2、SubA3−3、およびSubA3−4のサブフレームを、別のデータを表示するサブフレームとして、図7(b)に示すような各サブフレーム表示時点の補間データを求め表示する。
なお、本実施の形態の表示方法において、表示データ選択ブロック13は、4個のサブフレーム同期信号(図7のSubA1−1、SubA2−1、SubA3−1のサブフレームを表すサブフレーム同期信号)毎に画像データを選択し、それ以外のサブフレームに別表示データを選択するように構成される。
選択方法は、例えば、サブフレーム同期信号(サブフレーム周期のパルス)をカウントし、その値を4で割った乗余を見て、例えば、乗余が「1」のときは画像データを選択し、それ以外のときは別表示データを選択する。
【0018】
補間データを求める時間は、各サブフレームが表示されるまでの間に限られるため、サブフレームの数が増すと、それだけ短時間に補間データを求めなければならず大きな計算能力を必要とする。
その場合、図7(c)に示すように、前述の実施の形態3で説明したような方法で求めた単色の別表示データを、サブフレーム(SubA1−2,SubA1−4,SubA2−2,SubA2−4,SubA3−2,SubA3−4)に挿入することで、補間データを求めて表示するサブフレームの数を減少させ、小さな計算能力(この例では、3分の1の計算能力)で済ませることができる。
図7(c)の場合、実際の補間データが表示されるサブフレームの数は減るが、人の視覚は補間データが表示されない、SubA1−2、SubA1−4、SubA2−2、SubA2−4、SubA3−2、およびSubA3−4のサブフレームでは、仮現運動によりあたかも補間データがあるように滑らかな動きを知覚することができる。
【0019】
[実施の形態5]
図8は、本発明の実施の形態の動画像表示装置の第4の表示方法を説明するための図である。
これまでの実施の形態の表示方法は、フレーム周期を4等分したサブフレームを用いて別データを表示する際の説明であったが、本実施の形態の表示方法では3等分したサブフレームを用いる場合について示す。
フレーム周波数が24Hzの場合、それを3等分して作ったサブフレームの周波数は72Hzとなる。
3つのサブフレームにおいて、図8(b)に示すように、各フレームの偶数番目のサブフレームのみ別画像を表示すると、別データの表示周波数は24Hzとなり、前述の実施の形態2の表示方法のように、別表示として0またはブランクを用いた場合、それによるフリッカーが発生する。
そこで、本実施の形態の表示方法では、図8(c)に示すように、奇数フレームにおいては、偶数番目に別データ表示をし、偶数フレームにおいては、奇数番目に別データ表示をするようにする。
【0020】
このように表示することで、別データの表示周波数も、画像データの表示周波数も48Hzとすることができ、フリッカーを感じにくい領域での明滅とすることができる。
なお、本実施の形態の表示方法において、表示データ選択ブロック13は、奇数番目のフレーム周期同期信号の場合に、奇数番目のサブフレーム同期信号が入力された時に画像データを選択し、偶数番目のサブフレーム同期信号が入力された時に別表示データを選択し、偶数番目のフレーム周期同期信号の場合に、偶数番目のサブフレーム同期信号が入力された時に画像データを選択し、奇数番目のサブフレーム同期信号が入力された時に別表示データを選択するように構成される。
また、別の選択方法として、奇数フレームなのか偶数フレームなのかを判別せずに、サブフレーム同期信号の奇数番目/偶数番目を見て選択する方法もある。
例えば、サブフレーム同期信号(サブフレーム周期のパルス)をカウントし、奇数番目のサブフレーム(SubA1−1,SubA1−3,SubA2−2,SubA3−1,SubA3−3,SubA4−2)は画像データを、偶数番目のサブフレーム(SubA1−2,SubA2−1,SubA2−3,SubA3−2,SubA4−1,SubA4−3)は別表示データを表示するという選択方法である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範図において種々変更可能であることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、低コマ数の動画像を表示する際に、動きによるボケを低減し、画像表示特性を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の動画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動画像表示装置におけるサブフレームの作成方法の一例を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態の動画像表示装置の第1の表示方法を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態の動画像表示装置における別表示データ作成・保持ブロックの一例を説明するための図である。
【図5】図4に示すルックアップテーブルの一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の動画像表示装置の第2の表示方法を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態の動画像表示装置の第3の表示方法を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態の動画像表示装置の第4の表示方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10…画像保持ブロック、11…別表示データ作成・保持ブロック、12…サブフレーム生成ブロック、13…表示データ選択ブロック、14…表示素子駆動信号生成ブロック、15…画像表示光発生ブロック、16…観察者、21…PLL回路、31…加算器、32,33…レジスタ、34…割算器、35…ルックアップテーブル。
Claims (2)
- 入力される画像信号から1フレーム分以上の画像データを1フレーム周期以上保持する画像保持ブロックと、
前記画像データとは異なる別表示データを作成・保持する別表示データ作成・保持ブロックと、
フレーム周期を分割して複数のサブフレームを生成するサブフレーム生成ブロックと、
前記画像保持ブロックに保持されている画像データ、あるいは、前記別表示データ作成・保持ブロックに保持されている別表示データのどちらか一方を表示データとして、前記サブフレーム毎に選択する表示データ選択ブロックと、
前記サブフレーム毎に表示素子を駆動するための信号を生成する表示素子駆動信号生成ブロックと、
前記表示素子駆動信号生成ブロックで生成された駆動信号に基づき、前記表示データ選択ブロックで選択された表示データを用いて画像表示光を発生させる画像表示光発生ブロックとを備え、
前記別表示データ作成・保持ブロックは、フレームの画像データ内の全画素の画素値を加算する第1の手段と、
前記第1の手段で加算された値を全画素数で割算する第2の手段と、
前記第2の手段で求められた画素値の表示データを作成する第3の手段とを備えることを特徴とする動画像表示装置。 - 入力される画像信号から1フレーム分以上の画像データを1フレーム周期以上保持する画像保持ブロックと、
前記画像データとは異なる別表示データを作成・保持する別表示データ作成・保持ブロックと、
フレーム周期を分割して複数のサブフレームを生成するサブフレーム生成ブロックと、
前記画像保持ブロックに保持されている画像データ、あるいは、前記別表示データ作成・保持ブロックに保持されている別表示データのどちらか一方を表示データとして、前記サブフレーム毎に選択する表示データ選択ブロックと、
前記サブフレーム毎に表示素子を駆動するための信号を生成する表示素子駆動信号生成ブロックと、
前記表示素子駆動信号生成ブロックで生成された駆動信号に基づき、前記表示データ選択ブロックで選択された表示データを用いて画像表示光を発生させる画像表示光発生ブロックとを備え、
前記別表示データ作成・保持ブロックは、各参照画素値毎に表示データの画素値を記憶するテーブルと、
フレームの画像データ内の全画素の画素値を加算する第1の手段と、
前記第1の手段で加算された値を全画素数で割算する第2の手段と、
前記第2の手段で求められた画素値を参照画素値として、前記テーブルを検索し、当該参照画素値により決定される画素値の表示データを作成する第3の手段とを備えることを特徴とする動画像表示装置。
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