JP4028969B2 - リソグラフィ投影装置、支持アセンブリ、およびデバイス製造方法 - Google Patents

リソグラフィ投影装置、支持アセンブリ、およびデバイス製造方法 Download PDF

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    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/709Vibration, e.g. vibration detection, compensation, suppression or isolation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、
投影放射ビームを供給するための放射システムと、
マスクを保持するための第1対象物ホルダを備えた第1対象物台と、
基板を保持するための第2対象物ホルダを備えた第2対象物台と、
マスクの照射された部分を基板の目標部分の上に結像するための投影システムと
を含むリソグラフィ投影装置であって、
少なくとも前記第1および第2対象物台の1つは、投影システムに対して前記1つの対象物台を位置決めするための位置決め手段に接続されており、装置はさらに、
支持された構造と連結された可動部材と、
前記可動部材がジャーナル軸受で支えられたハウジングであって、前記ジャーナル軸受によって前記可動部材と前記ハウジングとの間で実質的に振動力が伝達されないようになっている、ハウジングと、
ガスが充填された圧力室であって、圧力室内のガスは、支持された構造の重量による力を少なくとも部分的に打ち消すように前記可動部材に作用する、圧力室と、
前記圧力室にガスを供給するためのガス供給源と
を含む支持アセンブリ
をさらに含むリソグラフィ投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
簡単にするために、投影システムを以後「レンズ」と呼ぶこともできるが、この用語は、例えば屈折式光学構成部分、反射式光学構成部分、反射屈折式光学構成部分、および荷電粒子光学構成部分を含む、投影システムのさまざまな形式を包含するものとして解釈すべきである。投影システムはまた、投影ビームを導き、形状化し、制御するためのこれら原理の何れかに従って動作する素子も含み、このような素子を以下に集合的または単一的に「レンズ」と呼ぶこともできる。これに加えて、第1および第2対象物台をそれぞれ「マスク台」および「基板台」と呼ぶこともできる。
【0003】
本明細書では、用語「放射線」および「ビーム」は、紫外線(例えば365nm、248nm、193nm、157nm、または126nmの波長におけるもの)、遠紫外線(EUV)、X線、電子、およびイオンを含むあらゆる形式の電磁放射線または粒子束を包括するために使用されるが、これらに限定されるものではない。またここでは本発明は、直交X、Y、Z方向の基準系を使用して記載されており、I方向に平行な軸の周りの回転はRiで示される。さらにまた、文脈上別に要求されない場合は、ここで使用される用語「垂直」(Z)は、基板またはマスク表面に直角な方向を呼ぶことを意図し、機器のいずれか特定の配置方向を意味するものではない。同様に、用語「水平」は基板またはマスク表面に平行な方向を示すもので、したがって「垂直」方向に直角である。
【0004】
リソグラフィ投影装置は、例えば集積回路(ICs)の製造において使用することができる。このような場合には、マスク(レチクル)はICの個別の層に対応する回路パターンを含むことができ、このパターンを、写真感光材料(レジスト)の層で被覆されている基板(シリコンウエハ)の上の露光区域(ダイ)に結像することができる。一般に、単一のウエハはレチクルを通じて引き続いて照射される隣接するダイの全ネットワークを一度に1つ含む。ある形式のリソグラフィ投影装置では、各ダイはレチクルパターン全体をダイの上に一気に露光することによって照射されるが、このような装置を通常ウエハステッパと呼ぶ。通常ステップアンドスキャン装置と呼ばれるある代替装置においては、各ダイは、所定の基準方向(「走査」方向)の投影ビームの下でレチクルを漸進的に走査することによって、またこれと同時にこの方向に平行または逆向き平行にウエハ台を走査することによって照射されるが、これは、一般に投影システムは倍率M(一般に<1)を有し、ウエハ台が走査される速度Vはレチクルが走査される速度のM倍となるからである。ここに記載のリソグラフィ機器に関するさらに詳しい情報は、例えば国際特許出願WO98/33205から集めることができる。
【0005】
ごく最近まで、リソグラフィ装置は単一のマスク台と単一の基板台を有していた。しかし、少なくとも2つの独立して移動できる基板台がある機械が入手できるようになっている。例えば国際特許出願WO98/28665およびWO98/40791に記載の多段装置を参照されたい。このような多段装置の背後にある基本動作原理は、基板台がこの台上に置かれた第1基板を露光するための投影システム下の露光位置にあるときに、第2基板台は装荷位置に走行し、事前に露光された基板を排出し、新しい基板を取り上げ、新しい基板について多少の初期測定を実施し、それから第1基板の露光が完成するとすぐに新しい基板を投影システム下の露光位置に移転させる準備を整えることができる。それからこのサイクルは繰り返される。この方法で、実質的に処理能力を向上することが可能で、これは機械のコストオブオーナーシップを改善する。同じ原理を、露光位置と測定位置との間を移動するただ1つの基板台によっても使用できることを理解すべきである。
【0006】
EP−0973067−Aは、第1または第2対象物台またはリファレンス、または計測学、フレームなどの構造を重量に対して支持するための支持アセンブリを開示している。このアセンブリは支持された構造物と連結されたピストンを含み、またピストンがジャーナル軸受で支えられている円筒状ハウジングをさらに含む。ハウジングの中におけるピストンの動きに摩擦がないようにハウジングとピストンの間にガスベアリングが設けられている。ハウジングはガスが充填された圧力室を含み、室内のガスは、支持された構造の重量を打ち消すようにピストンに作用する。圧力室からのガスは、ガスベアリングに供給され、ピストンとそのハウジングの間のギャップを通って圧力室から逸出することがある。
【0007】
EP−0973067−Aに記載の装置の短所は、圧力室における圧力を全く一定に保つことが困難なことである。実際に、圧力室の中に維持された圧力は時間によって変化する成分を有する。この時間によって変化する成分または動的成分は、ガスが圧力室から様々なガスベアリングへ流れているという事実に大きく起因するものである。この流れは、支持された構造の重量による重力を打ち消すために圧力室が行使しなければならない公称静的力に上に重なる圧力室における圧力変動を誘導する。ガスをガスベアリングへ供給しなければならないという事実による室圧力の変動は、静的力に対するノイズとして見ることができる動的圧力の変動という結果になる。これは、位置決め装置の位置決め精度に悪影響を与える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、周知の支持アセンブリの上記欠点が緩和される支持アセンブリを具備するリソグラフィ投影装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様によれば、
支持アセンブリが、前記可動部材が実質的に静止しているときにはガスが圧力室を経て実質的に流れないように構成され、配置されていること、
を特徴とする冒頭の句に記載のリソグラフィ投影装置が提供される。
【0010】
本発明の機器は、可動部材とそのハウジングとの間で実質的に振動力が伝達されないように構成されている。これは、これらを物理的に非連結にすることによって達成されることが好ましい。しかしながらこの場合には、可動部材とのそのハウジングとの間に必然的にギャップが存在し、このギャップを通じて圧力室のガスが逃げる可能性がある。これは、可動部材が静止しているときにガスが圧力室を経て実質的に決して流れないようにすることによって減らされる。これは、この圧力室に隣接してこの可動部材を少なくとも部分的に囲む第2圧力室にさらにガス供給を行い、この中で圧力が圧力室の圧力と実質的に同一になるように維持されることによって、実際に達成することができる。
【0011】
圧力室が空気圧抵抗体を通じて供給を受けることは有利である。ある好ましい実施形態では、この抵抗体は、可動部材とさらに別の圧力室を有する圧力室を連結する壁との間の小さなギャップからなる。この実施形態では、圧力室へのガス供給は前記別の圧力室から提供され、空気圧抵抗体のギャップを通過する。
【0012】
可動部材とそのハウジングとの間、または可動部材と支持構造との間に、1つまたは複数のガスベアリングが置かれていることは好ましい。これらのガスベアリングを第2の圧力室を通じて供給できることは都合がよい。
【0013】
ここで呼ばれるガスシリンダは、(摩擦のない)空気圧シリンダと呼ばれることもある。上記の方法でガスシリンダを使用することによって、可動部材は、圧力室内のガス圧によって決定される一定の空気圧支持力によって支持されている。このガス圧は、圧力室がガスベアリングへ流れを全く供給せず、可動部材に沿った圧力室からのガスの逸出が第2圧力室の圧力によって防止されるので、流れに誘導される圧力変動によって悪影響を受けない。
【0014】
本発明では、重力補償器として作用するガスシリンダは、固定投影区域を有する可動ピストンの断面に垂直(またはその他の意図する)方向に作用する圧縮ガス(例えば空気または窒素)を供給することによって機能する。この区域は単一の物理表面によって提供することができるが、多くの物理表面の上に分布することもでき、または2つの対向表面間の示差面積にすることさえできる。この区域に作用する圧力によって与えられるカウンタバランス力は、支持された構造(例えばマスクまたは基板ホルダ)の水平、垂直、縦揺れ、片揺れ、または横揺れ運動に関係なく、できるだけ一定近くに保たれるべきであり、これを適用する点も支持部分に対して静的に保たれるべきである。
【0015】
本発明によって自由選択的に、位置決め手段または位置決め装置に、例えば3個のガスシリンダおよび3個のZローレンツ力モータを備えることができ、Zローレンツ力モータの各々は動作中に、ガスシリンダによって供給される実質的に静的な力に平行に、実質的に動的なローレンツ力を第2部分の上にZ方向に行使する。3個のガスシリンダは、例えば重力の加速度に対して第2部分の安定した静的に決定された支持物を提供する。3個のZローレンツ力モータによって、第2部分をZ方向に変位させることができ、第1回転軸と第2回転軸の周りに回転させることができる。ガスシリンダの各々をZローレンツ力モータの中に組み込むことができるので、位置決め装置の実用的でコンパクトな構造を得ることができる。
【0016】
本発明による位置決め装置の一実施形態では、第1部分を位置決め装置のベースに対して、位置決め装置の駆動装置によって少なくともX方向に変位させることができる。この実施形態では、第1部分を位置決め装置のベースに対して、前記駆動装置によって比較的大きな距離を比較的低い精度で変位させることができるが、第2部分を、ローレンツ力モータシステムによって第1部分よりも比較的小さな距離を比較的高い精度で変位させることができる。この結果、比較的大きな寸法を有すべき駆動装置は比較的低い位置決め精度を有する比較的簡単な形式のものにすることができ、同時に、比較的正確なローレンツ力モータの寸法を制限することができる。
【0017】
本発明によるリソグラフィ機器では、対象物台の少なくとも1つを上述のように位置決め装置に連結することができ、基板またはマスクホルダは位置決め装置の第2部分に確保されている。本発明による位置決め装置の有利な特徴は、支持表面から基板またはマスクホルダへの機械的振動の伝達ができるだけ排除されるという本発明によるリソグラフィ装置において、特定の方法でそれ自体明示されている。これは、基板またはマスクホルダを投影システムに対して位置決めすることができる精度、およびマスク上のパターンまたはサブパターンを基板の上に結像する精度に有利な効果を有する。
【0018】
本発明の第2態様によれば、
支持された構造と連結された可動部材と、
前記可動部材がジャーナル軸受で支えられたハウジングであって、前記ジャーナル軸受によって前記可動部材と前記ハウジングとの間で実質的に振動力が伝達されないようになっている、ハウジングと、
ガスが充填された圧力室であって、圧力室内のガスは、支持された構造の重量による力と少なくとも部分的に打ち消すように前記可動部材に作用する、圧力室と、
前記圧力室にガスを供給するためのガス供給源と
を含む支持アセンブリであって、
支持アセンブリが、前記可動部材が実質的に静止しているときにはガスが圧力室を経て実質的に流れないように構成され、配置されていること、
を特徴とする
支持アセンブリが提供される。
【0019】
本発明のさらなる1つの態様によれば、
投影放射線を供給するための放射システムと、
マスクを保持するためのマスクホルダを備えた第1対象物台と、
基板を保持するための基板ホルダを備えた第2対象物台と、
マスクの照射された部分を基板の目標部分の上に結像するための投影システムと
を含むリソグラフィ投影装置を使用してデバイスを製造する方法において、
放射線感受性材料層によって少なくとも部分的に覆われた基板を準備するステップと、
パターンを含むマスクを準備するステップと、
放射線感受性材料層の目標部分の上にマスクパターンの少なくとも一部分の画像を投影するステップ
を含み、
支持された構造と連結された可動部材を準備すること、
前記可動部材がジャーナル軸受で支えられたハウジングであって、前記ジャーナル軸受によって前記可動部材と前記ハウジングとの間で実質的に振動力が伝達されないようになっている、ハウジングを準備すること、
ガスが充填された圧力室であって、圧力室内のガスは、支持された構造の重量による力を少なくとも部分的に打ち消すように前記可動部材に作用する、圧力室を準備すること、
圧力室にガスを供給すること、および
前記可動部材が実質的に静止しているときにはガスが圧力室を経て実質的に決して流れないようにすること
を特徴とする、
方法が提供される。
【0020】
本発明によるリソグラフィ投影装置を使用する製造工程では、マスクにおけるパターンは、エネルギー感受性材料(レジスト)の層によって少なくとも部分的に覆われた基板の上に結像される。この結像ステップの前に基板は、下塗り、レジスト被覆、軟質焼成などの様々な処理手順を受けることができる。露光の後に、基板は露光後焼成(PEB)、現像、硬質焼成、結蔵された特徴の測定/検査を受けることができる。この処理手順の配列は、デバイス例えばICの個別層をパターン化するための基礎として使用される。次に、このようなパターン化された層は、エッチング、イオン注入(ドーピング)、相互化、酸化、化学機械的研磨などの様々な工程を受けることができ、これらすべては個別層を片付けることを意図するものである。いくつかの層が必要な場合には、処理手順全体またはこの変形を新しい層ごとに繰り返さなければならない。結局、デバイス(ダイ)の配列は基板(ウェハ)の上に存在することになる。それからこれらのデバイスは、個別のデバイスをキャリアの上に取り付けてピンに連結するなどができるようになると、ダイシングまたはのこ引きなどの技法によって互いに引き離される。このような工程に関する詳しい情報は、例えば書籍「Microchip Fabrication:A Practical Guide to Semiconductor Processing」(第3版、Peter van Zant著、McGraw Hill出版社、1997年、ISBN0−07−067250−4)から得ることができる。
【0021】
本文ではICの製造における本発明による装置の使用を特定的に参照しているが、このような装置は多くの別の適用も可能であることをはっきり理解されたい。例えばこれは、総合光学システム、磁区メモリ用の誘導検出パターン、液晶表示パネル、薄膜磁気ヘッドなどの製造に使用することができる。このような代替適用の情況において、本文における用語「レチクル」、「ウエハ」、「ダイ」のいずれもそれぞれもっと一般的な用語「マスク」、「基板」、「目標部分」によって置き換えられるものとして考えるべきことは、当業者には認識されよう。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明を、例示的な実施形態と添付の概略図面を参照して以下に説明する。
【0023】
様々な図面において、同様の部分は同様の参照番号によって識別される。
【0024】
実施形態1
図1は、本発明の特定の実施形態によるリソグラフィ投影装置を概略的に図示する。この装置は、
放射線(例えばUV線またはEUV線)の投影ビームPBを供給するための、この特定の場合には放射源LAも含む、放射システムEx、IL、
マスクMA(例えばレチクル)を保持するためのマスクホルダを備え、マスクを品目PLに対して正確に位置決めするための第1位置決め手段に接続された第1対象物台(マスク台)MTと、
基板W(例えばレジスト被覆されたシリコンウエハ)を保持するための基板ホルダを備え、基板を品目PLに対して正確に位置決めするための第2位置決め手段に接続された第2対象物台(基板台)WTと、
マスクMAの照射された部分を基板Wの目標部分C(例えば1つまたは複数のダイを含む)の上に結像するための放射システム(「レンズ」)PL(例えば屈折または反射屈折光学系、磁界偏向器のミラー群または配列)と
を含む。ここに図示するように、本装置は透過式である(すなわち透過マスクを有する)。しかし一般に、これは反射式(例えば反射マスクを有する)にすることもできる。代替案として、本装置は上に述べたような形式のプログラム式ミラー配列などの、別の形式のパターン化手段を使用することもできる。
【0025】
放射源LA(例えば水銀ランプ、エクサイマレーザ、ストレイジリングまたはシンクロトロンにおける電子ビームの経路の周りに設けられた波動器、レーザ生成プラズマ源、または電子またはイオンビーム源)は放射ビームを発生させる。このビームは、直接または例えばビーム拡大器Exなどの調整手段を横断した後のいずれかに、照射システム(照明器)ILに供給される。照明器ILは、ビームに輝度分布の外側および/または内側半径方向範囲(通常、それぞれσ外部およびσ内部と呼ばれる)を設定するための調節手段AMを含むこともできる。さらにこれは一般に、積分器INや集光レンズCOなどの様々なその他の構成部分を含む。この方法で、マスクMAに突き当たるビームPBはその断面において望まれる均一性と輝度分布を有する。
【0026】
放射源LAは、(例えば放射源LAが水銀ランプの場合に多いように)リソグラフィ投影システムのハウジングの内部に置くことができるが、これをリソグラフィ投影システムから離すこともでき、これから放射される放射ビームは装置の中に(例えば適当な指向ミラーを用いて)導かれることを、図1に関して注目すべきで、後者の筋書は放射源LAがエクサイマレーザである場合が多い。本発明および特許請求の範囲はこれらの筋書の両方を包含している。
【0027】
次いでビームPBは、マスク台MTの上に保持されたマスクMAを捕らえる。マスクMAを横切った後に、ビームPBはレンズPLを通過し、レンズPLはビームPBを基板Wの目標部分Cの上に集束させる。第2位置決め手段(および干渉計測定手段IF)の助けによって、例えばビームPBの経路に様々な目標部分Cを位置付けるように、基板台WTを正確に動かすことができる。同様に、第1位置決め手段を使用して、例えばマスクライブラリからマスクMAを機械的に検索した後、または走査中に、ビームPBの経路に対してマスクMAを正確に位置決めすることができる。一般に、対象物台MT、WTの動きは、図1にははっきり図示されていない長ストロークモジュール(粗位置決め)および短ストロークモジュール(精密位置決め)の助けによって実現される。しかしながら、(ステップアンドスキャン装置とは反対に)ウエハステッパの場合には、マスク台MTを短ストロークアクチュエータに連結するか、または固定するだけでよい。
【0028】
図示された装置は2つの異なるモードで使用することができる。
1.ステップモードでは、マスク台MTを本質的に固定状態に保ち、マスク画像全体を目標部分Cの上に一気に(すなわち単一「フラッシュ」で)投影する。それから異なる目標位置CをビームPBによって照射することができるように、基板台WTをx方向および/またはy方向に移動させる。
2.走査モードでも本質的に同じ筋書を適用するが、異なるのは、所定の目標部分Cが単一「フラッシュ」によって露光されないことである。この代わりに、マスク台MTは速度vで所定の方向(いわゆる「走査方向」、例えばy方向)に移動可能であるから、投影ビームPBをマスク画像全体に走査させ、これと同時に基板台WTを速度V=Mv(ただし、MはレンズPLの倍率、一般的にM=1/4または1/5)で同方向または逆方向に移動させる。この方式で、解像度について妥協する必要なしに比較的大きな目標部分Cを露光することができる。
【0029】
リソグラフィ装置によって製造される集積半導体回路は、サブミクロン範囲の詳細寸法を伴う構造を有する。基板台に保持された半導体基板は多くの様々なマスクを通じて次々に露光されるので、マスク上にあるパターンを、サブミクロン範囲でもまたはナノメートル範囲にさえある精度で半導体基板の上に次々に結像しなければならない。これを達成するために、2つの連続する露光ステップの間で、基板ホルダを投影システムPLに対して匹敵する精度で位置付けなければならず、また露光ステップ中に、基板ホルダおよびマスクホルダもまた同時に投影システムPLに対して匹敵する精度で変位しなければならない。したがって、基板ホルダおよびマスクホルダの位置決め装置の位置決め精度は非常に高い要件を満たさなければならない。
【0030】
図2に示すように、本発明による位置決め装置3の駆動ユニット21は、2つのリニアXモータ33、35と変換機構43、45とを含み、リニアXモータ33、35の各々は、X方向に平行に延びて位置決め装置3のベースBPに確保された固定子39、41を含み、変換機構43、45は固定子39、41に沿って移動可能である。ベースBPはリソグラフィ装置のベースフレームBFに確保されている。駆動ユニット21はさらにリニアYモータ47を含み、リニアYモータ47は、Y方向に平行に延びる固定子49と、固定子49に沿って移動可能な変換機構51とを含む。固定子49は、第1端部53の近くでリニアXモータ33の変換機構43に確保され、第2端部55の近くでリニアXモータ35の変換機構45に確保されている。
【0031】
図3に示すように、位置決め装置3は、いわゆるエアフート59を備えた第1部分57をさらに含む。エアフート59はガスベアリング(簡単にするために図示せず)を含み、これによって第1部分は、Z方向に対して直角に延びるベースBPのガイド表面の上を移動できるように案内される。
【0032】
図2、3に示すように、第1部分57は結合部材63を通じてリニアYモータ47の変換機構51に結合されている。位置決め装置3はさらに第2部分65を含み、第2部分65にはリソグラフィ装置の基板ホルダ5が確保されている。第2部分65は、後で詳細に述べる3つの支持ユニット67、69、71によって垂直Z方向に第1部分57に対して支持されている。これは、ローレンツ力モータ79、81、83、85、87システムによってX方向、Y方向、およびZ方向に第1部分57に対して変位可能であり、前記ローレンツ力モータシステムによって、X、Y、Z方向にそれぞれ平行な第1、第2、第3回転軸73、75、77の周りに回転可能である。この目的のために、ローレンツ力モータ79、81、83、85、87システムは、図2、3に図式的にのみ示された永久磁石システム79と電気コイルシステム81とを含み、永久磁石システム79は第2部分65に確保され、電気コイルシステム81は第1部分57に確保され、こうしてX方向に平行なローレンツ力Fx、Y方向に平行なローレンツ力Fy、および第3回転軸77の周りのローレンツ力トルクMzを発生させる。
【0033】
ローレンツ力モータ79、81、83、85、87システムは、図2に単に図式的にのみ示されて各々が3つの支持ユニット67、69、71の1つに属する3つのZローレンツ力モータ83、85、87を含む。Zローレンツ力モータ83、85、87はまた各々、第2部分65に確保された永久磁石89システムと、第1部分57に確保された電気コイル95システムとを含む。ローレンツ力モータ83、85、87の各々は、Z方向に平行なローレンツ力Fzを発生させ、共に第1回転軸73の周りにローレンツ力トルクMxを、また第2回転軸75の周りにローレンツ力トルクMyを発生させる。
【0034】
駆動ユニット21のリニアXモータ33、35とリニアYモータ47は比較的大きな寸法を有する比較的簡単な形式のものであるから、第1部分57をX方向とY方向に駆動ユニット21によって、ベースBPに対して比較的長い距離にわたって比較的低い精度で変位することができる。このような第1部分57の変位中に、第2部分65をローレンツ力モータ79、81、83、85、87システムの適切なローレンツ力によって第1部分57に対して適所に保持するが、第2部分65はローレンツ力モータ79、81、83、85、87システムによって第1部分57に対して比較的短い距離にわたって変位することもでき、こうして、干渉計変位測定手段IFを使用して測定されるように、投影システムPLに対して自由度6で基板ホルダを高い精度で位置決めすることができる。したがって、位置決め装置3は、粗段階と精密段階(長ストロークと短ストローク)を有する2段位置決め装置を構成する。支持ユニット69、71は実質的に支持ユニット67と同一である。
【0035】
図4は、本発明の第1実施形態にしたがって使用される位置決め装置3の支持ユニット67を詳細に示す。第2部分65と中間部材127の構造の詳細は、ここでは簡単にするために省略する。しかし、これらの部分は実際には実質的にEP0973067−Aに記載されるように形成できることに注目されたい。図4に示すように、支持ユニット67は、第1部分57に確保されたハウジング99を備えたガスシリンダ97と、第2部分65に結合されたピストン101とを含む。ガスが充填された圧力室または支持容積103がハウジング99の中に設けられ、この中でピストン101がZ方向と平行な方向に変位できるように案内される。ピストンとハウジングとの間には小さなエアギャップがあるが、これは図4ないし6には判りやすいように誇張されている。圧力室103中のガスは、ピストン101の底壁116に対して作用し、少なくとも部分的に重力に抵抗する。
【0036】
ピストン101は多くのガス流路105含む。静的ガスベアリング111が多くの側部流路109を通じてガス流路105に連結され、ガスベアリングはハウジング99の内壁113とピストン101の外壁115の間に位置する。ピストン101は、静的ガスベアリング111によってZ方向と直角方向にハウジング99に対してジャーナル軸受で支えられている。
【0037】
圧力室103中の圧力は、圧力室ハウジングの外壁に形成されたガス供給119によって維持される。
【0038】
ガスベアリング111、113は、圧力室103に隣接してピストンを囲む第2圧力室122から流れるガスによって維持される。この第2圧力室122もまた、第2ガス供給120(ガス供給119とは分離している)によって供給され、圧力室122内の圧力を維持する。ガスベアリング111、113にガスを送り込む流路105は、ピストン101から第2圧力室122に半径方向外向きに出ており、第2圧力室122はこの実施形態ではピストン101内の環状凹部として形成され、さらにハウジング99によって閉ざされている。第2圧力室122の高さは、第2圧力室がピストン101の実質的にすべての動作位置においてハウジング内に形成された第2ガス供給120からの出口と流体連絡するように、選択される。使用中は、ガスはガス供給119を通じて圧力室103に供給され、ピストン101を支持するために圧力室103内の所定の圧力を維持する。さらにガスが第2ガス供給路120を通って第2圧力室122へ供給され、したがって流路105へ供給される。このガス供給は、ガスベアリング111、113へ供給するため、および第2圧力室122内の圧力を圧力室103内の圧力とほぼ同一に維持するために使用される。圧力室103内の圧力は個別のガス供給119によって維持され、こうしてガスベアリング111、133へ流れるガスの効果から隔離され、圧力変動を減らすことになる。したがって、圧力室103によって供給される静的力に影響することなくガスベアリング111、113を通過することは、非定常ガス流にとって可能である。この代わりに、ガスベアリング111、133のための非定常ガス流は第2ガス供給120によって供給されるので、ピストンが静止しているときには、非定常流がガスベアリング111、133を通じて流れているときでも室103を通るガス流はない。第2圧力室122および流路105における圧力の変動はピストン101の反対対称表面に作用し、したがってピストンに正味力を行使しない。圧力室103と第2圧力室122における同一の圧力は、ガスがピストン101に沿って室103から逸出することを防止する。したがって、第2圧力室122は圧力室103にとってのシールとして作用する。実験によって、圧力室103における流れによって誘導される圧力変動は少なくとも100分の1に減少することを示している。ピストン101とそのハウジング99との間には物理的接触がなく、振動の伝達を防止するか、または支持アセンブリの非常に低い剛性を向上させる。
【0039】
この方法で、第2部分65は、3つの支持ユニット67、69、71のガスシリンダ97の圧力室103に存在するガス圧によって決定される空気圧支持力によって、第1部分57に対して垂直Z方向に支持される。
【0040】
ガスシリンダによって発生する力はピストンの位置に関係なくZ方向にほぼ一定のままであるから、ガスシリンダは本質的に剛性ゼロのばねのように挙動し、懸垂質量/「ばね」システムの固有振動数は、圧力室103の容積と支持された対象物の質量に応じて本質的にゼロである。この低い固有振動数の結果、第1部分57から第2部分65と基板ホルダ5へのZ方向における機械的振動の伝達はできるだけ防止される。機械的振動はリソグラフィ装置のフレームBFに存在することもあり、これは例えば床の振動、位置決め装置3、9の反力、または音響振動に起因する可能性がある。このような振動の基板ホルダ5への伝達は、投影システムPLに対する基板ホルダ5の位置の望ましからざる不正確さを導く。
【0041】
ピストン101は、静的ガスベアリング111によってZ方向に直角にハウジング99に対してジャーナル軸受で支えられているので、ピストン101を、ガスシリンダ97の比較的小さな空気圧剛性がピストン101に行使される静的ガスベアリング111の摩擦力によって実質的に影響されないように、実質的に摩擦なしでZ方向に動かすことができる。永久磁石79、89システムと電気コイルシステム81、95システムの間に機械的接触はなく、ローレンツ力モータがローレンツ力を供給し、ローレンツ力は、電気コイルシステム81、95に対する永久磁石79、89システムが比較的小さな変位の場合に実質的に変化しないので、機械的振動はローレンツ力モータシステム79、81、83、85、87を通じて第1部分57から第2部分65に実質的に伝達されないことも注目される。
【0042】
上述のように、3つのZローレンツ力モータ83、85、87は各々3つの支持ユニット67、69、71の1つにそれぞれ属し、3つのガスシリンダ97は各々Zローレンツ力モータの1つを有する支持ユニット67、69、71を形成する。図4に示すように、Zローレンツ力モータ83の永久磁石89システムは、概略的にのみ図示されて少なくともZ方向に実質的に変形不可能な結合部材121によって第2部分65に確保されている。Zローレンツ力モータ83の電気コイル95システムは、確保部材123を経てガスシリンダ97のハウジング99に確保されている。この方法で、位置決め装置3の実用的でコンパクトな構造が得られ、3つのガスシリンダ97は、垂直Z方向における第2部分65の第1部分57に対する安定した静的に決定された(重力に対する)支持を提供する。
【0043】
図4にさらに示すように、ピストン101はZ方向に対して直角に延びる支持表面125を備えている。位置決め装置3の支持ユニット67はさらに、何らかの適切な手段によって第2部分65に確保された中間部分127を備えている。中間部分127はガイド表面131を含み、ガイド表面131はZ方向に対して直角に延びて、さらに別の静的ガスベアリング133を経てピストン101の支持表面125にもたれ掛かっている。図4に示すように、別の静的ガスベアリング133が静的ガスベアリング111と全く同様に、多数の側部流路135を経て、ピストン101の中に設けられて圧力室103と連絡しているガス流路105に連結されている。第2部分65は、別の静的ガスベアリング133によってZ方向に対して直角に、実質的に摩擦なしに支持表面125の上を案内される。こうして、第2部分65のモーメントは支持ユニット67、69、71とは独立にされ、ローレンツ力モータによってのみ決定される。中間部分127の詳細な構造はEP0973067−Aに見ることができる。
【0044】
図4に見ることができるように、圧力室103はガス供給119によって供給され、流路105は第2ガス供給120によって供給される。したがって、ガスベアリング111、133へのガス供給は圧力室103へのガス供給とは無関係である。したがって、ガスベアリングにおけるガス流の変動は供給源120を流れるガスのみに影響し、ガス供給119を流れるガスには影響しない。したがって、ガスベアリングを通る流れが変化しても、圧力室103中の圧力はほぼ一定に保たれ、第2部分65とピストン101の重量による重力を打ち消すために静的力が提供される。
【0045】
図6は、図4に示した圧力室103とピストン101の底部分を拡大した図を示す。ガス供給配置も示す。
【0046】
図6において301は、ガスびん、または大型タンクがポンプによって充填されるポンプ式供給源(例えば、空気源)を示す。大型タンクは容量性フィルタがポンプからの圧力脈動を減少するように作用する。どの供給源を使用しても、出力を調整弁302によって制御し、調整弁302は、単一弁またはカスケード弁にすることができ、機械的(受動的)または電子式(例えば圧電式、ボイスコイル作動式など)のいずれにもすることができ、固定基準レベル、または最適化された可変値にサーボ制御することができ、モータ電流を参照源に抑える。このような配置はたいてい、実質的に安定した圧力を流量とはほぼ独立して提供する。しかし、空気供給のさらなる安定化が望ましい。
【0047】
空気圧をさらに調整するために、大容積のプレチャンバ303が調整弁302から空気を供給される。プレチャンバ303は、シリンダ103を含む重力補償器の実際の容積と比較して大きな容積を有する。プレチャンバ303、空気供給源301、および調整弁302は、支持しようとする実際の対象物から比較的長い距離に位置することができる。
【0048】
圧縮空気は室303から直接に第2ガス供給120に、また空気圧抵抗体306を経てガス供給119に送られる。空気圧調整器306は流量の関数として圧力低下を発生させ、圧力低下はほぼ静止状態では事実上ゼロである。空気圧抵抗体は、長い毛細管などの摩擦抵抗またはオリフィスなどの慣性抵抗になることもある。プレチャンバ303からの空気は管状物305を経て圧力室103に送られ、管状物305はできるだけ短く円滑に作られ、曲り角、縁部、およびその他の乱流を起こす性質が最小であることが好ましい(線図は単に概略的に示したもの)。この配置は、抵抗キャパシタンス回路の等価物を提供し、調整器の出口における残留高周波圧力じょう乱をさらに減少するための低域フィルタを形成する。
【0049】
上述の実施形態の一変形において、図4に示す支持アセンブリは、ベースプレートBPの上全体を滑ることができる第1部分57を経るのではなくベースBP(図1と図3を参照)の上に直接支持することができる。しかしながらローレンツ力モータはなおも第1部分と第2部分の間に位置付けることができる。
【0050】
実施形態2
図5は、図4のものに類似のガスシリンダを示すが、圧力室103へのガスの供給が変更されている。ガス供給路119とは完全に分離してガスベアリング111へガスが供給される代わりに、第2圧力室122からの送りによって圧力室103に供給することによって同じ効果を達成することができる。これは、ガスベアリング供給ガスの一部分を、ピストン101の外側と第1部分99の内側との間に形成された(空気圧抵抗器として作用する)絞り穴124を通過させることによって達成される。したがって、図4の実施形態における場合と同じ方法で、ガスは第2ガス供給路120の中をガスベアリングの方へ流れる。しかしガスは、ピストン101の外側縁部とハウジング99の内壁113との間の円筒状ギャップによって形成された小さな絞り穴124を通じて移動することができ、図4によるガス供給119にとって替わる圧力室103に供給される。
【0051】
図7は、図5に示すハウジングの底部分を拡大した図である。空気供給源301、調整弁302、および大容積プレチャンバ303は図6に関連して説明したものとほぼ同じである。しかしながら、この実施形態では、ハウジング99の中に形成された第2ガス供給路120へガスを供給するために単一管を使用する。矢印で示すように、ガス流は、ガスの一部分が流路105に流れてガスベアリング111、135に供給され、一方残りの流れは圧力室103に供給するために使用されるように分裂する。この残りの流れが通るギャップ124は、図6における抵抗器306と等価の空気圧抵抗器として作用するためには十分に小さく、これは流量に比例する圧力低下を引き起こす。これは、圧力室103の中に維持された圧力をさらに安定化させるのに役立つ。この配置は、圧力室への個別のガス供給119の必要を回避するので有利である。空気圧抵抗器124は、ガスベアリング111、135を通じて流れに差をつけることによって生ずる流れの変動から圧力室を隔離するために役立つ。
【0052】
実施形態3
この実施形態は、上記に説明し図4ないし7に示す実施形態のいずれにもほぼ同様に構成することができる。計測学フレームMFをベースフレームBFの上に支持するために支持アセンブリを使用することが異なる点である(図1を参照)。図4では、この実施形態において、計測学フレームMFは第2部分65に堅く連結され、ベースフレームはハウジング99に堅く連結されている。この方法で、本発明を、ベースフレームBFに対して(それ自体が投影システムPLを支持する)計測学フレームMFを支持するための空気マウントとして使用することができる。
【0053】
本文はリソグラフィ装置と投影システムに入る放射ビームをパターン化するためにマスクを使用する方法に集中したが、ここに示す発明はリソグラフィ装置と前記放射ビームをパターン化するために一般的な「パターン化手段」を使用する方法のもっと広い情況で見るべきであることに注目されたい。ここで使用される用語「パターン化手段」は広義に、入って来る放射ビームを基板の目標部分に作られるべきパターンに対応するバターン化された断面として考えるために使用できる手段を指し、用語「光弁」もまたこの情況で使用されている。一般に、前記パターンは集積回路やその他のデバイスなどの目標部分に作られるデバイス中の特定の機能層に対応する。マスク台上のマスクの他に、このようなパターン化手段は次の例示的な実施形態を含む。
プログラム式ミラーアレイ。このようなデバイスの一例は、粘弾性制御層と反射面を有するマトリックスアドレス可能表面である。このような装置を支える基本原理は、(例えば)反射面のアドレス指定された区域が入射光を回折光として反射し、アドレス指定されない区域は入射光を非回折光として反射することである。適切なフィルタを使用して、前記非回折光を反射光からろ過して回折光のみを後に残すことができ、この方法で、ビームはマトリックスアドレス可能表面のアドレス指定パターンに従ってパターン化されたものになる。必要とされるマトリックスアドレス指定は適当な電子手段を使用して実施することができる。このようなミラーアレイに関するさらに詳しい情報は、例えば本明細書に参照により組み込まれる米国特許出願第5296891号および米国特許出願第5523193号から集めることができる。
プログラム式LCDアレイ。このような構造の一例は本明細書に参照により組み込まれる米国特許出願第5229872号に記載されている。
【0054】
さらに、位置決め装置を、リソグラフィ装置におけるのみならず、対象物を正確な位置に保持しなければならないか、位置決め装置によって正確な方式で移動または位置決めしなければならない他の装置においても使用することができる。
【0055】
したがって、本発明による支持アセンブリは、上記の実施形態で説明した以上に広範に使用することができる。前記アセンブリはリソグラフィ投影装置における使用に適するのみならず、支持された構造が最小の振動伝達で前記支持された構造の重量を正確に打ち消す支持を必要とする装置においても適用できることが考えられる。このような装置の例には、正確な処理機械または解析機器が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるリソグラフィ投影装置を示す図である。
【図2】図1に示すリソグラフィ装置の基板ホルダ用の、本発明による位置決め装置の平面図である。
【図3】図2における線III−IIIに沿った断面図である。
【図4】図2の位置決め装置によって使用すべき、本発明の第1実施形態による支持ユニットの断面図である。
【図5】図2の位置決め装置によって使用すべき、本発明の第2実施形態による支持ユニットの断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態によって使用されるガス供給システムを示す図4の部分を拡大した図である。
【図7】本発明の第2実施形態によって使用されるガス供給システムを示す図5の部分を拡大した図である。
【符号の説明】
AM 調節手段
BF ベースフレーム
C 目標部分
CO 集光レンズ
Ex 放射システム
Fx X方向に平行なローレンツ力
Fy Y方向に平行なローレンツ力
IL 放射システム(レンズ、照明器)
IN 積分器
LA 放射源
MA マスク
MF 計測学フレーム
MT 第1対象物台(マスク台)
Mx 第1回転軸73の周りのローレンツ力トルク
My 第2回転軸75の周りのローレンツ力トルク
PB 投影ビーム
PL 投影システム、品目(レンズ)
WT 第2対象物台(基板台)
3 位置決め装置
5 基板ホルダ
9 位置決め装置
21 駆動ユニット
33 リニアXモータ
35 リニアXモータ
39 固定子
41 固定子
43 変換機構
45 変換機構
47 リニアYモータ
49 固定子
51 変換機構
53 第1端部
55 第2端部
57 第1部分
59 エアフート
63 結合部材
65 第2部分
67 支持ユニット
69 支持ユニット
71 支持ユニット
73 第1回転軸
75 第2回転軸
77 第3回転軸
79 ローレンツ力モータ、永久磁石システム
81 ローレンツ力モータ、電気コイルシステム
83 ローレンツ力モータ
85 ローレンツ力モータ
87 ローレンツ力モータ
89 永久磁石
95 電気コイル
97 ガスシリンダ
99 ハウジング
101 ピストン
103 ガスが充填された圧力室、支持容積
105 ガス流路
109 側部流路
111 静的ガスベアリング
113 ハウジング内壁
116 底壁
119 ガス供給
120 第2ガス供給
122 第2圧力室
123 確保部材
124 ギャップ
125 支持表面
127 中間部材
131 ガイド表面
133 別の静的ガスベアリング
135 側部流路
301 ポンプ式供給源
302 調整弁
303 プレチャンバ
305 管状物
306 空気圧調整器

Claims (6)

  1. 投影放射ビームPBを供給するための放射システムEx,ILと、
    マスクMAを保持するための第1対象物ホルダを備えた第1対象物台MTと、
    基板を保持するための第2対象物ホルダを備えた第2対象物台WTと、
    マスクMAの照射された部分を基板の目標部分の上に結像するための投影システムPL
    を含むリソグラフィ投影装置であって、
    少なくとも前記第1および第2対象物台MT,WTの1つが、投影システムPLに対して前記1つの対象物台を位置決めするための位置決め手段に接続されており、
    装置はさらに、
    支持された構造に連結された可動部材101と、
    可動部材101がジャーナル軸受で支えられたハウジング99であって、ジャーナル軸受によって可動部材101とハウジング99との間で実質的に振動力が伝達されないようになっている、ハウジング99と、
    ガスが充填された圧力室103であって、圧力室103内のガスは、支持された構造の重量による力を少なくとも部分的に打ち消すように可動部材101に作用する、圧力室103と、
    圧力室103にガスを供給するためのガス供給路119
    を含む支持アセンブリを含み、
    支持アセンブリは圧力室103内にガス供給路119以外の開口を設けることなく、可動部材101が実質的に静止しているときにはガスが圧力室103を経て実質的に流れないように構成され、配置されており、
    支持アセンブリは、
    圧力室103に隣接して可動部材101を少なくとも部分的に囲む、ガスが充填された第2圧力室122と、
    圧力室103のガス圧を、可動部材101が実質的に静止しているときに第2圧力室122のガス圧とほぼ同じに維持するように、ガスを第2圧力室122に供給するための、ガス供給路119とは別の第2ガス供給路120とを含む
    ことを特徴とするリソグラフィ投影装置。
  2. 支持アセンブリが少なくとも1つのガスベアリング111をさらに含み、可動部材101が少なくとも1つのガスベアリング111へガスを供給するために第2ガス供給路120と流体連絡した流路105を含む、請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  3. 位置決め手段が支持アセンブリを含み、支持された構造が対象物台MT,WTの1つである、請求項1または2に記載のリソグラフィ投影装置。
  4. 投影システムPLを支持するための計測学フレームと、
    前記計測学フレームを支持するためのベースフレームであって、前記計測学フレームは支持アセンブリによって前記ベースフレームに対して支持され、支持された構造は前記計測学フレームである、ベースフレームと
    をさらに含む請求項1または2に記載のリソグラフィ投影装置。
  5. 支持された構造と連結された可動部材101と、
    可動部材101がジャーナル軸受で支えられたハウジング99であって、前記ジャーナル軸受によって可動部材101とハウジング99との間で実質的に振動力が伝達されないようになっている、ハウジング99と、
    ガスが充填された圧力室103であって、圧力室103内のガスは、支持された構造の重量による力を少なくとも部分的に打ち消すように可動部材101に作用する、圧力室103と、
    圧力室103にガスを供給するためのガス供給路119
    を含む支持アセンブリであって、
    前記支持アセンブリが圧力室103内にガス供給路119以外の開口を設けることなく、可動部材101が実質的に静止しているときにはガスが圧力室103を経て実質的に流れないように構成され、配置されており、
    圧力室103に隣接して可動部材101を少なくとも部分的に囲む、ガスが充填された第2圧力室122と、
    圧力室103のガス圧を、可動部材101が実質的に静止しているときに第2圧力室122のガス圧とほぼ同じに維持するように、ガスを第2圧力室122に供給するための、ガス供給路119とは別の第2ガス供給路120
    をさらに含む
    ことを特徴とする支持アセンブリ。
  6. 投影放射ビームPBを供給するための放射システムEX,ILと、
    マスクMAを保持するためのマスクホルダを備えた第1対象物台MTと、
    基板を保持するための基板ホルダを備えた第2対象物台WTと、
    マスクMAの照射された部分を基板の目標部分の上に結像するための投影システムPL
    を含むリソグラフィ投影装置を使用してデバイスを製造する方法において、
    放射感受性材料層によって少なくとも部分的に覆われた基板を準備するステップと、
    パターンを含むマスクを準備するステップと、
    放射感受性材料層の目標部分の上にマスクパターンの少なくとも一部分の画像を投影するステップ
    を含み、
    支持された構造と連結された可動部材101を準備すること、
    可動部材101がジャーナル軸受で支えられたハウジング99であって、前記ジャーナル軸受によって可動部材101とハウジング99との間で実質的に振動力が伝達されないようになっている、ハウジング99を準備すること、
    ガスが充填された圧力室103であって、圧力室103内のガスは、支持された構造の重量による力を少なくとも部分的に打ち消すように可動部材101に作用する、圧力室103を準備すること、
    圧力室103にガス供給路119からガスを供給すること、および
    可動部材101が実質的に静止しているときには前記支持された構造が圧力室103内にガス供給路119以外の開口を設けることなくガスが圧力室103を経て実質的に決して流れないようにすること
    を特徴とし、且つ
    圧力室103に隣接して可動部材101を少なくとも部分的に囲む、ガスが充填された第2圧力室122を準備するステップと、
    圧力室103のガス圧を、可動部材101が実質的に静止しているときに第2圧力室122の圧力とほぼ同じに維持するように、ガス供給路119とは別の第2ガス供給路120からガスを第2圧力室122に供給するステップと、
    圧力室103のガス圧を第2圧力室122のガス圧と実質的に必ず同一にさせるステップとをさらに含むこと
    を特徴とする方法。
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