JP4028407B2 - Ip電話システムの代理応答制御方法 - Google Patents

Ip電話システムの代理応答制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、代理応答制御方法に係り、特に、IPネットワークに接続された電話システムにおける端末間の代理応答を可能とするIP電話システムの代理応答制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在IPネットワークを用いた電話で使用する呼制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)がある。SIPの流れを図を用いて説明する。
【0003】
図1に、端末同士の通話における処理についての構成図を示す。端末A(1)は、端末B1(41)に通話を行うため、接続要求をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)は、ロケーションサーバ(3)に接続要求先B1(41)のアドレスを問い合わせる。ロケーションサーバ(3)は、アドレスをSIPサーバ(2)に返答する。SIPサーバ(2)は、端末B1(41)に対してA(1)からの接続要求の中継を行う。接続要求により、端末B1(41)は呼び出しを行う。端末B1(41)は、接続許可をSIPサーバ(2)を中継して、端末A(1)に送信し、端末A(1)と端末B1(41)との間で通話を行う。
【0004】
つぎに、図2に、端末同士の通話シーケンスを示す。上記通話のシーケンスについて図2を用いて説明を行う。端末A(1)から端末B1(41)へ通話行うため、端末A(1)からの接続要求(INVITE)をSIPサーバに出力する。SIPサーバは、ロケーションサーバ(3)に接続先のアドレスの問い合わせ(query)を行う。ロケーションサーバ(3)は、検索結果をSIPサーバに対し返答(response)する。SIPサーバは、ロケーションサーバ(3)からの接続先アドレスに対して接続要求(INVITE)を中継する。端末B1(41)は、SIPサーバから中継された接続要求(INVITE)を受信し、呼び出しを行っていることをSIPサーバへ送る(180Ringing)。SIPサーバは、端末B1(41)からの呼び出し(180Ringing)を端末A(1)に中継する。端末B1(41)が電話に応答したとき、端末B1(41)から信号(200 OK)をSIPサーバへ出力する。SIPサーバは、この信号(200 OK)を端末A(1)に中継する。信号(200 OK)を受け取った端末A(1)は、端末B1(41)が通話に応答したことで、確認応答(ACK)を端末B1(41)へ送る。以上の一連の信号のやりとりで端末A(1)と端末B1(41)の通話が行われる。通話が終了した場合、端末A(1)は信号(BYE)を送信する。端末B1(41)は、端末A(1)からの信号(BYE)に対し、端末A(1)に対して信号(200 OK)を送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
SIPベースの電話システムの場合、通話を行うため発信元の端末が着信先の端末に接続要求を行っている際に、着信先以外の他の端末が、着信先の端末に代わって応答しようとしても、SIPサーバに代理応答を制御する処理機能を持っていない。このため、代理応答を行おうとしている端末からの代理応答を要求する信号を受信したとしても、SIPサーバがその信号を理解できず、発信元端末からの通話を代理応答する端末に中継することができない。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、着信先の電話が不在の場合、代理応答が行うことができ、また発信元により代理応答の許可・不許可を行うこと、および着信先が現在通話中等の現在状況を代理応答に反映するための処理を実現することを目的とする。また、本発明は、SIPベースの電話システムにおけるSIPサーバに、代理応答要求信号の受信により、代理応答の制御処理行い通話の中継をする代理応答処理機能を設けることにより代理応答の機能を実現することを目的とする。また、本発明は、SIPサーバ内にポリシーデータベースあるいはプレゼンスサーバ処理機能を設け、前記代理応答処理機能の代理応答制御と連携することにより、代理応答を行うルールを設定した代理応答ポリシーにもとづいて代理応答を行う機能、および着信先が現在通話中等の現在状況を代理応答に反映するための機能を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、代理応答する端末からの代理応答要求信号をSIPサーバが受信するに伴い、代理応答した端末に対して、発信元の端末からの通話の中継を制御する処理機能を設けることにより代理応答を可能とし、さらにSIPサーバ内に呼制御処理機能からの情報に基づき、ポリシーデータベースあるいはプレゼンスサーバ上のデータベースへの参照を行う処理機能を設け、参照結果を前記代理応答処理機能が代理応答制御の処理に用いることにより、代理応答を行うルールであるポリシーにもとづいて代理応答を行う処理、および着信先が現在通話中等の現在状況を代理応答に反映するための処理が可能となる。
【0009】
本発明の第の解決手段によると、
端末間の通信の呼制御プロトコルの処理を行うためのSIPサーバを用いて、発信元端末からの着信要求を着信先端末以外の代理応答を要求した代理応答端末へ中継処理するためのIP電話システムの代理応答制御方法であって、
代理応答端末は、所定の操作により、代理応答専用識別情報を含み発信元端末の代理応答を行うための代理応答接続要求を、SIPサーバへ送信するステップと、
SIPサーバは、前記接続要求内の着信先識別情報をロケーションサーバに送るステップと、
ロケーションサーバは、着信先識別情報に基づき、ロケーションサーバからの代理応答専用のアドレスであるというその検索結果をSIPサーバに対し返答するステップと、
SIPサーバは、その検索結果により、発信元端末から着信先端末への接続要求を解除するステップと、
SIPサーバは、代理応答端末に対して代理応答を許可するための接続要求を出力ステップと、
代理応答端末は前記接続要求を受けるための信号をSIPサーバへ出力するステップと、
SIPサーバは、前記受けるための信号を発信元端末に中継するステップと、
前記要求信号を受け取った発信元端末は、確認応答を代理応答端末へ送り、発信元端末と代理応答端末の通話を行うステップと、
を含む前記代理応答制御方法が提供される。
【0010】
本発明の第の解決手段によると、
端末間の通信の呼制御プロトコルの処理を行うためのSIPサーバを用いて、発信元端末からの着信要求を着信先端末以外の代理応答を要求した代理応答端末へ中継処理するためのIP電話システムの代理応答制御方法であって、
代理応答端末は、所定の操作により、発信元端末の代理応答を行うための代理応答要求信号を、SIPサーバへ出力するステップと、
SIPサーバは、ポリシーサーバへ代理応答の許可に関する問い合わせを行うステップと、
ポリシーサーバは、発信元端末識別情報及び着信先端末識別情報に基づき、代理応答をどのようなルールに基づいて処理するかを設定するポリシーデータベースを参照し、その参照結果をSIPサーバへ返答するステップと、
SIPサーバは、ポリシーサーバからの参照結果をもとに、代理応答を行うかどうか判断し、代理応答を行う場合、代理応答端末からの前記要求信号を発信元端末に中継するステップと、
前記要求信号を受け取った発信元端末は、確認応答を代理応答端末へ送り、発信元端末と代理応答端末の通話を行うステップと、
を含む前記代理応答制御方法が提供される。
【0012】
本発明の第の解決手段によると、
端末間の通信の呼制御プロトコルの処理を行うためのSIPサーバを用いて、発信元端末からの着信要求を着信先端末以外の代理応答を要求した代理応答端末へ中継処理するためのIP電話システムの代理応答制御方法であって、
代理応答端末は、所定の操作により、発信元端末の代理応答を行うための代理応答要求信号を、SIPサーバへ出力するステップと、
SIPサーバは、ポリシーサーバ及びプレゼンスサーバへ代理応答の許可に関する問い合わせを行うステップと、
ポリシーサーバは、発信元端末識別情報及び着信先端末識別情報に基づき、代理応答をどのようなルールに基づいて処理するかを設定するポリシーデータベースを参照し、その参照結果をSIPサーバへ返答するステップと、
プレゼンスサーバは、代理応答をした代理応答端末の識別情報に基づき、発信元端末を含む端末グループ内の各端末のステータスを記憶したプレゼンスのデータベースの参照を行い、その参照結果をSIPサーバへ返答するステップと、
SIPサーバは、ポリシーサーバ及びプレゼンスサーバからの参照結果をもとに、代理応答を行うかどうか判断し、代理応答を行う場合、代理応答端末からの前記要求信号を発信元端末に中継するステップと、
前記要求信号を受け取った発信元端末は、確認応答を代理応答端末へ送り、発信元端末と代理応答端末の通話を行うステップと、
を含む前記代理応答制御方法が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
1.代理応答処理の構成
図3に、ポリシーサーバ(5)およびプレゼンスサーバ(6)を連携した場合の代理応答処理についての構成図を示す。
この構成は、発信元の端末A(1)および端末C(8)、SIPサーバ(2)、着信先の端末グループ(4)、着信先の端末B1(41)、B2(42)、B3(43)、IPネットワーク(7)、ロケーションサーバ(3)、ポリシーサーバ(5)、プレゼンスサーバ(6)を備える。発信元の端末A(1)および端末C(8)、着信先の端末B1(41)、B2(42)、B3(43)、SIPサーバ(2)は、それぞれIPネットワーク(7)に接続されている。また、ロケーションサーバ(3)、ポリシーデータベースを持つポリシーサーバ(5)、プレゼンスサーバ(6)は、各々SIPサーバ(2)に接続されている。
【0014】
発信元の端末A(1)および端末C(8)、着信先の端末B1(41)、B2(42)、B3(43)は、それぞれIP電話等の通信に使用される端末である。SIPサーバ(2)は、電話システムの制御を行うサーバである。ロケーションサーバ(3)は、着信先のIPアドレス等のアドレス問い合わせに使用するサーバである。ポリシーサーバ(5)は、代理応答をどのようなルールに基づいて処理するかを任意に設定するデータベースを保有するサーバである。プレゼンスサーバ(6)は、各着信端末のステータスや、通話中の場合その相手等の情報を保持しているサーバである。ポリシーサーバ(5)およびプレゼンスサーバ(6)は、それぞれの機能を使用しない場合はSIPサーバ(2)に接続しない構成になることも可能である。
【0015】
つぎに、図4に、SIPサーバ(2)の構成図を示す。
SIPサーバ(2)は、呼制御処理部(21)、宛先問い合わせ処理部(22)、ポリシー処理部(23)、代理応答処理部(24)、プレゼンス情報処理部(25)を有する。
【0016】
呼制御処理部(21)は、SIPプロトコルの処理を行う。宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレス(例えば、IPアドレス)をロケーションサーバ(3)に問い合わせる。代理応答処理部(24)は、代理応答の制御処理を行う。ポリシー処理部(23)は、ポリシーサーバ(5)への問い合わせと問い合わせた結果に対する処理を行う。プレゼンス情報処理部(25)は、プレゼンスサーバ(6)の情報の参照し、参照結果を処理する。以上の処理部を有するSIPサーバ(2)により代理応答の実現を行う。
【0017】
2.代理応答処理方法その1
図5に、代理応答処理についての構成図を示す。以下に、本実施の形態による代理応答の処理の流れを説明する。
この構成は、代理応答のみの処理の説明を行うため、図3の構成図からポリシーサーバ(5)、およびプレゼンスサーバ(6)を除いた構成である。
【0018】
端末A(1)は、端末B1(41)と通話を行うため、接続要求をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)は、図4の呼制御処理部(21)により、接続要求を処理し、宛先問い合わせ処理部(22)に宛先問い合わせの処理を指示する。宛先問い合わせ処理部(22)は、接続情報から宛先問い合わせに必要な情報を取り出し、ロケーションサーバ(3)に接続要求先B1(41)のアドレスを問い合わせる。ロケーションサーバ(3)は、検索の結果、アドレスをSIPサーバ(2)に返答する。
【0019】
宛先問い合わせ処理部(22)は、ロケーションサーバ(3)からの検索結果であるアドレスを受け取り、呼制御処理部(21)に送出し、端末B1(41)に対して端末A(1)からの接続要求の中継を行う。SIPサーバ(2)から中継された接続要求により、端末B1(41)は呼び出しを行う。たとえば端末B2(42)から代理応答を行う場合、端末B2(42)からSIPサーバ(2)に対して代理応答の要求を行う。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)は端末B2(42)からの代理応答の要求を受け、代理応答処理部(24)に代理応答の処理を指示する。代理応答処理部(24)は、端末A(1)に対して、端末B2(42)からの接続許可の中継処理を行う。SIPサーバ(2)からの接続要求を受けた端末A(1)は確認応答を端末B2(42)に返答し、通話を行う。
【0020】
図6に、代理応答処理についてのシーケンス1を示す。以下に、上記代理応答のシーケンスについて説明を行う。
端末A(1)から端末B1(41)へ通話行うため、端末A(1)は接続要求(INVITE)をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)の指示により、宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレスを問い合わせるため、端末A(1)からの接続要求(INVITE)内の着信先URI(Uniform Resource Identifiers)をロケーションサーバ(3)に送る(query)。ロケーションサーバ(3)は、着信先URIから着信先のアドレスの検索を行い、検索結果をSIPサーバ(2)に対し返答(response)する。宛先問い合わせ処理部(22)は、ロケーションサーバ(3)の検索結果である接続先アドレスを受け取り、呼制御処理部(21)に送出する。呼制御処理部(21)は、宛先問い合わせ処理部(22)から受け取った接続先アドレスに対して端末A(1)からの接続要求(INVITE)を中継する。端末B1(41)は、SIPサーバ(2)から中継された接続要求(INVITE)を受信し、呼び出しを行う。端末B1(41)は呼び出しを行っていることをSIPサーバ(2)へ送る(180Ringing)。SIPサーバ(2)は、呼制御処理部(21)により端末B1(41)からの呼び出し(180Ringing)を端末A(1)に中継する。
【0021】
このあと呼び出したB1以外の端末B2(42)から代理で応答を行う場合、例えば、予め定められた操作手順として、端末B2(42)は代理応答用のボタン等を押すことにより、信号(200 OK)をSIPサーバ(2)へ出力する。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)は、端末B2(42)に対する接続要求が無いことを確認し、通常の接続要求に対する応答ではなく、端末B2(42)が端末A(1)の代理応答を行うためこの信号(200 OK)を送信したことを理解し、代理応答処理部(24)へ代理応答の処理を指示する。代理応答処理部(24)は、端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末B1(41)からの信号(200 OK)であるかのように処理し、呼制御処理部(21)から端末A(1)に中継する。信号(200 OK)を受け取った端末A(1)は、確認応答(ACK)を端末B2(42)へ送る。以上の一連の信号のやりとりで端末A(1)と代理応答した端末B2(42)の通話が行われる。通話を終了するとき、端末A(1)は通話が終わることを端末B2(42)に知らせるため、信号(BYE)を送信する。端末B2(42)は端末A(1)からの信号に対して通話が終了したことを確認し、端末A(1)に対して信号(200 OK)を送信する。
【0022】
3.代理応答処理その2
図7に、代理応答処理についてのシーケンス2を示す。以下に、代理応答の別の方式として、そのシーケンスの説明を行う。
端末A(1)から端末B1(41)へ通話行うため、端末A(1)は接続要求(INVITE▲1▼)をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)の指示により、宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレスを問い合わせるため、端末A(1)からの接続要求(INVITE▲1▼)内の着信先URIをロケーションサーバ(3)に送る(query)。ロケーションサーバ(3)は、着信先URIから着信先のアドレスの検索を行い、検索結果をSIPサーバ(2)に対し返答(response)する。このとき、ロケーションサーバ(3)は、例えば、端末にグループ(4)の各端末B1(41)、B2(42)、B3(43)が含まれていることを記憶したデータベースを有し、接続先端末と同一グループの端末から代理応答の信号が発信されたとき、代理応答許可する処理を行う。宛先問い合わせ処理部(22)は、ロケーションサーバ(3)の検索結果である接続先アドレスを受け取り、呼制御処理部(21)に送出する。呼制御処理部(21)は、宛先問い合わせ処理部(22)から受け取った接続先アドレスに対して、端末A(1)からの接続要求(INVITE▲1▼)を中継する。端末B1(41)は、SIPサーバ(2)から中継された接続要求(INVITE▲1▼)を受信し、呼び出しを行う。端末B1(41)は、呼び出しを行っていることをSIPサーバ(2)へ送る(180Ringing)。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)は、端末B1(41)からの呼び出し(180Ringing)を端末A(1)に中継する。
【0023】
このあと呼び出したB1以外の端末B2(42)から代理で応答を行う場合、例えば、予め定められた操作手順として、端末B2(42)から代理応答用のボタンあるいは、代理応答専用の番号等を押すことにより、代理応答専用のURIを付加した接続要求(INVITE▲2▼)をSIPサーバ(2)へ送信する。ここで、ロケーションサーバ(3)には、例えば、代理応答専用のURIに対応して代理応答専用のアドレスを記憶することとする。呼制御処理部(21)の指示により、宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレスを問い合わせるため、端末B(4)からの接続要求(INVITE▲2▼)内の着信先URI(ここでは代理応答専用のURI)をロケーションサーバ(3)に送る(query)。ロケーションサーバ(3)は、着信先URIから着信先のアドレスの検索を行い、検索結果をSIPサーバ(2)に対し返答(response)する。宛先問い合わせ処理部(22)は、ロケーションサーバ(3)の検索結果を呼制御処理部(21)に送出する。呼制御処理部(21)は、通常の接続先アドレスではなく、代理応答専用のアドレスであったという検索結果を宛先問い合わせ処理部(22)から受け取り、代理応答処理部(24)へ代理応答の処理を指示すると同時に、端末A(1)から端末B1(41)への接続要求(INVITE▲1▼)を解除するため、CANCEL信号を端末B1(41)に出力する。そして、呼制御処理部(21)は、新たに端末B2(42)に対して代理応答を許可するための接続要求(INVITE▲1▼’)を出力する。また、呼制御処理部(21)は、端末B2(42)に対して代理応答を許可するための接続要求(INVITE▲1▼’)を出力した後、端末B1(41)にCANCEL信号を出力することとしてもよい。端末B2(42)は、SIPサーバ(2)からの接続要求(INVITE▲1▼’)により呼び出しを行う。端末B2(42)は、端末A(1)からの呼び出しに受けるため、信号(200 OK)をSIPサーバ(2)へ出力する。SIPサーバ(2)の呼制御処理部(21)は、信号(200 OK)を端末A(1)に中継する。信号(200 OK)を受け取った端末A(1)は、端末B2(42)が通話の応答をしたことに対して、確認応答(ACK)を端末B2(42)へ送る。
【0024】
以上の一連の信号のやりとりで端末A(1)と端末B2(42)の通話が行われる。通話を終了するとき、端末A(1)は通話が終わることを端末B2(42)に知らせるため、信号(BYE)を送信する。端末B2(42)は端末A(1)からの信号に対して通話が終了したことを確認し、端末A(1)に対して信号(200 OK)を送信する。
【0025】
4.ポリシーサーバ(5)を用いた場合の代理応答処理方法
図8に、ポリシーサーバ(5)を接続した場合の代理応答処理についての構成図を示す。この構成は、ポリシーサーバ(5)接続時の処理説明を行うため、図3の構成図からプレゼンスサーバ()を除いた構成である。図8において、発信元の端末A(1)、端末C(8)、システムの制御を行うSIPサーバ(2)、着信先はグループ(4)内の端末B1(41)、B2(42)、B3(43)から構成され、IPネットワーク(7)に接続されている。また着信先の問い合わせに使用するロケーションサーバ(3)、およびポリシーデータベースを持つポリシーサーバ(5)は、SIPサーバ(2)に接続されている。
【0026】
図9に、ポリシーサーバ(5)を接続した場合の代理応答処理についてのシーケンスを示す。
端末A(1)から端末B1(41)へ通話行うため、端末A(1)は接続要求(INVITE)をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)の指示により、宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレスを問い合わせるため、端末A(1)からの接続要求(INVITE)内の着信先URIをロケーションサーバ(3)に送る(query)。ロケーションサーバ(3)は、着信先URIから着信先のアドレスの検索を行い、検索結果をSIPサーバ(2)に対し返答(response)する。宛先問い合わせ処理部(22)は、ロケーションサーバ(3)の検索結果である接続先アドレスを受け取り、呼制御処理部(21)に送出する。呼制御処理部(21)は、宛先問い合わせ処理部(22)から受け取った接続先アドレスに対して、端末A(1)からの接続要求(INVITE)を中継する。端末B1(41)は、SIPサーバ(2)から中継された接続要求(INVITE)を受信し、呼び出しを行う。端末B1(41)は、呼び出しを行っていることをSIPサーバ(2)へ送る(180Ringing)。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)は、端末B1(41)からの呼び出し(180Ringing)を端末A(1)に中継する。
【0027】
このあと呼び出したB1以外の端末B2(42)から代理で応答を行う場合、例えば、予め定められた操作手順として、端末B2(42)は代理応答のボタン等を押すことにより信号(200 OK)をSIPサーバ(2)へ出力する。以上までは前記代理応答のシーケンスと同様である。この後SIPサーバ(2)は、呼制御処理部(21)の指示によりポリシー処理部(23)がポリシーサーバ(5)へ問い合わせ(query)を行う。
【0028】
図10は、ポリシーサーバ(5)のポリシーデータベースの例である。ポリシーデータベースには発信元端末のURIや着信先端末のURIや日時等の条件、その条件で実行する処理といった代理応答のルールを保持している。また、代理応答の許可・不許可等の条件については、着信先の各端末B1(41)、B2、B3から変更が可能となっていることとする。ポリシーサーバ(5)は、ポリシー処理部(23)から送出された情報を元にポリシーデータベースの参照を行う。例えば、図10(A)では、発信元URI、着信先URI、代理応答したURIに対して、代理応答処理の許可・不許可が決定できる。図10(B)では、発信元URI、代理応答する日、代理応答する時間に対して、代理応答処理の許可・不許可が決定できる。図10(C)では、発信元URI、着信先URI、代理応答する曜日に対して、代理応答処理の許可・不許可が決定できる。これらを組み合わせた条件として許可、不許可を判断してもよい。ここで、条件には予め優先順位を設けておき、例えば、図10(A)、(B)、(C)の順に優先順位が高いこととし、条件が重複した場合は、優先順位の高い条件に従うこととしてもよい。また、図10(A)、(B)、(C)の全てが許可のとき許可とすることや、所定数が許可のとき許可とすることもできる。なお、日、時間、曜日の現在状態を確認する方法は、SIPサーバ(2)のクロック等から判断することができる。そのときの参照結果は、ポリシー処理部(23)へ返答(response)する。
【0029】
代理応答処理部(24)は、ポリシーサーバ(5)からの参照結果をもとに、代理応答を行うかどうか判断し、呼制御処理部(21)がその結果を制御に反映する。図10のデータベースの例では、発信元端末A(1)で着信先端末がB1、代理応答した端末はB2のとき代理応答を許可している。よって、代理応答を行う場合の処理と同様に、端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末A(1)に中継する。信号(200 OK)を受け取った端末A(1)は、端末B2(42)が通話に対して応答したことに対して、確認応答(ACK)を端末B2(42)へ送る。
【0030】
以上の一連の信号のやりとりで端末A(1)と端末B2(42)の通話が行われる。端末A(1)は、通話が終わることを端末B2(42)に知らせるため、信号(BYE)を送信する。端末B2(42)は、端末A(1)からの信号に対して通話が終了したことを確認し、端末A(1)に対して信号(200 OK)を送信する。ポリシーサーバ(5)の参照結果が、代理応答不許可の場合、SIPサーバ(2)は端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末A(1)に中継を行わない。結果、端末B2(42)による代理応答が行われない。
【0031】
5.プレゼンスサーバ(6)を用いた場合の代理応答処理方法
図11に、プレゼンスサーバ(6)を接続した場合の代理応答処理についての構成図を示す。この構成は、プレゼンスサーバ(6)接続時の処理説明を行うため、図3の構成図からポリシーサーバ(5)を除いた構成である。図11において、発信元の端末A(1)、端末C(8)、電話システムの制御を行うSIPサーバ(2)、着信先はグループ(4)内の端末B1(41)、B2(42)、B3(43)を備え、IPネットワーク(7)に接続されている。また着信先の問い合わせに使用するロケーションサーバ(3)、およびプレゼンスサーバ(6)は、SIPサーバ(2)に接続されている。
【0032】
図12に、プレゼンスサーバ(6)を接続した場合の代理応答処理についてのシーケンスを示す。
端末A(1)から端末B1(41)へ通話行うため、端末A(1)は接続要求(INVITE)をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)の指示により、宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレスを問い合わせるため、端末A(1)からの接続要求(INVITE)内の着信先URIをロケーションサーバ(3)に送る(query)。ロケーションサーバ(3)は着信先URIから着信先のアドレスの検索を行い、検索結果をSIPサーバ(2)に対し返答(response)する。宛先問い合わせ処理部(22)はロケーションサーバ(3)の検索結果である接続先アドレスを受け取り、呼制御処理部(21)に送出する。呼制御処理部(21)は宛先問い合わせ処理部(22)から受け取った接続先アドレスに対して、端末A(1)からの接続要求(INVITE)を中継する。端末B1(41)は、SIPサーバ(2)から中継された接続要求(INVITE)を受信し、呼び出しを行う。端末B1(41)は、呼び出しを行っていることをSIPサーバ(2)へ送る(180Ringing)。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)は、端末B1(41)からの呼び出し(180Ringing)を端末A(1)に中継する。
【0033】
このあと、呼び出したB1以外の端末B2(42)から代理で応答を行う場合、例えば、予め定められた操作手順に従って、端末B2(42)は代理応答のボタン等を押すことにより信号(200 OK)をSIPサーバ(2)へ出力する。以上までは前記代理応答のシーケンスと同様である。この後SIPサーバ(2)は、呼制御処理部(21)の指示によりプレゼンス情報処理部(25)がプレゼンスサーバ(6)へ問い合わせ(query)を行う。
【0034】
図13は、プレゼンスサーバ(6)上のデータベースの例である。プレゼンスサーバ(6)のデータベースには各着信先端末のステータスや、通話中の場合その相手等の情報を保持している。また、プレゼンスサーバのデータベースは、所定期間でデータベースを更新することができることとしてもよい。プレゼンスサーバ(6)はプレゼンス情報処理部(25)から送出された情報を元にプレゼンスサーバ(6)のデータベースの参照を行う。そのときの参照結果はプレゼンス情報処理部(25)へ返答(response)する。代理応答処理部(24)は、プレゼンスサーバ(6)からの参照結果をもとに、代理応答の処理を判断し、呼制御処理部(21)がその結果を制御に反映する。代理応答処理部(24)は、例えば、待機中であれば許可、通話中であれば不許可とすることができる。呼制御処理部(21)は、代理応答を行う場合の処理と同様に、端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末A(1)に中継する。信号(200 OK)を受け取った端末A(1)は、端末B2(42)が通話に対して応答したことに対して、確認応答(ACK)を端末B2(42)へ送る。以上の一連の信号のやりとりで端末A(1)と端末B2(42)の通話が行われる。端末A(1)は、通話が終わることを端末B2(42)に知らせるため、信号(BYE)を送信する。端末B2(42)は、端末A(1)からの信号に対して通話が終了したことを確認し、端末A(1)に対して信号(200 OK)を送信する。代理応答不許可の場合、SIPサーバ(2)は端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末A(1)に中継を行わない。結果、端末B2(42)による代理応答が行われない。
【0035】
6.ポリシーサーバ(5)とプレゼンスサーバ(6)を用いた場合の代理応答処理方法
ポリシーサーバ(5)とプレゼンスサーバ(6)を接続した構成を図3に示す。図3において、発信元の端末A(1)、端末C(8)、システムの制御を行うSIPサーバ(2)、着信先はグループ(4)内の端末B1(41)、B2(42)、B3(43)を備え、IPネットワーク(7)に接続されている。また着信先の問い合わせに使用するロケーションサーバ(3)、およびポリシーデータベースを持つポリシーサーバ(5)とプレゼンスサーバ(6)は、SIPサーバ(2)に接続されている。
【0036】
図14に、ポリシーサーバ(5)とプレゼンスサーバ(6)を接続した場合の代理応答処理についてのシーケンスを示す。端末A(1)から端末B1(41)へ通話行うため、端末A(1)は接続要求(INVITE)をSIPサーバ(2)に出力する。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)の指示により、宛先問い合わせ処理部(22)は、着信先のアドレスを問い合わせるため、端末A(1)からの接続要求(INVITE)内の着信先URIをロケーションサーバ(3)に送る(query)。ロケーションサーバ(3)は、着信先URIから着信先のアドレスの検索を行い、検索結果をSIPサーバ(2)に対し返答(response)する。宛先問い合わせ処理部(22)は、ロケーションサーバ(3)の検索結果である接続先アドレスを受け取り、呼制御処理部(21)に送出する。呼制御処理部(21)は宛先問い合わせ処理部(22)から受け取った接続先アドレスに対して、端末A(1)からの接続要求(INVITE)を中継する。端末B1(41)は、SIPサーバ(2)から中継された接続要求(INVITE)を受信し、呼び出しを行う。端末B1(41)は呼び出しを行っていることをSIPサーバ(2)へ送る(180Ringing)。SIPサーバ(2)内の呼制御処理部(21)は端末B1(41)からの呼び出し(180Ringing)を端末A(1)に中継する。
【0037】
このあと呼び出したB1以外の端末B2(42)から代理で応答を行う場合、例えば、予め定められた操作手順として、端末B2(42)は代理応答のボタン等を押すことにより信号(200 OK)をSIPサーバ(2)へ出力する。以上までは前記代理応答のシーケンスと同様である。この後SIPサーバ(2)は、呼制御処理部(21)の指示によりポリシー処理部(23)がポリシーサーバ(5)へ問い合わせ(query)を行い、ポリシーサーバ(5)はポリシー処理部(23)から送出された情報を元にポリシーデータベースの参照を行う。またプレゼンス情報処理部(25)がプレゼンスサーバ(6)へ問い合わせ(query)を行い、プレゼンスサーバ(6)はプレゼンス情報処理部(25)から送出された情報を元にプレゼンスサーバ(6)のデータベースの参照を行う。ここでは、ポリシーサーバ(5)に問い合わせを行った後に、プレゼンスサーバ(6)に問い合わせを行うこととしたが、プレゼンスサーバ(6)に問い合わせを行った後に、ポリシーサーバ(5)を問い合わせてもよいこととする。各々のデータベースからの参照結果は、ポリシー処理部(23)およびプレゼンス情報処理部(25)へ返答(response)する。そして、代理応答処理部(24)はそれぞれの参照結果をもとに、代理応答の処理を判断し、呼制御処理部(21)がその結果を制御に反映する。SIPサーバ(2)は、例えば、ポリシーサーバ(5)とプレゼンスサーバ(6)での参照結果が両方とも代理応答許可のときその処理を実行する。呼制御処理部(21)は、代理応答を行う場合の処理と同様に、端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末A(1)に中継する。信号(200 OK)を受け取った端末A(1)は、端末B2(42)が通話に対して応答したことに対して、確認応答(ACK)を端末B2(42)へ送る。以上の一連の信号のやりとりで端末A(1)と端末B2(42)の通話が行われる。端末A(1)は通話が終わることを端末B2(42)に知らせるため、信号(BYE)を送信する。端末B2(42)は端末A(1)からの信号に対して通話が終了したことを確認し、端末A(1)に対して信号(200 OK)を送信する。代理応答不許可の場合、SIPサーバ(2)は、端末B2(42)からの信号(200 OK)を端末A(1)に中継を行わない。結果、端末B2(42)による代理応答が行われない。
【0038】
【発明の効果】
本発明によると、以上のように、着信先の電話が不在の場合、代理応答が行うこと、また発信元により代理応答の許可・不許可を行うこと、および着信先が現在通話中等の現在状況を代理応答に反映するための処理を実現することが可能となる。また、本発明によると、SIPベースの電話システムにおけるSIPサーバに、代理応答要求信号の受信により、代理応答の制御処理行い通話の中継をする代理応答処理機能を設けることにより代理応答の機能を実現することが可能となる。また、本発明によると、SIPサーバ内にポリシーデータベースあるいはプレゼンスサーバ処理機能を設け、前記代理応答処理機能の代理応答制御と連携することにより、代理応答を行うルールを設定した代理応答ポリシーにもとづいて代理応答を行う機能、および着信先が現在通話中等の現在状況を代理応答に反映するための機能を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末同士の通話における処理についての構成図。
【図2】端末同士の通話シーケンス。
【図3】ポリシーサーバ(5)およびプレゼンスサーバ(6)を連携した場合の代理応答処理についての構成図。
【図4】SIPサーバ(2)の構成図。
【図5】代理応答処理についての構成図。
【図6】代理応答処理についてのシーケンス1。
【図7】代理応答処理についてのシーケンス2。
【図8】ポリシーサーバ(5)を接続した場合の代理応答処理についての構成図。
【図9】ポリシーサーバ(5)を接続した場合の代理応答処理についてのシーケンス。
【図10】ポリシーサーバ(5)のポリシーデータベースの例。
【図11】プレゼンスサーバ(6)を接続した場合の代理応答処理についての構成図。
【図12】プレゼンスサーバ(6)を接続した場合の代理応答処理についてのシーケンス。
【図13】プレゼンスサーバ(6)のデータベースの例を示した図である。
【図14】ポリシーサーバ(5)とプレゼンスサーバ(6)を接続した場合の代理応答処理についてのシーケンス。
【符号の説明】
1 発信元のSIP端末A
2 SIPサーバ
3 ロケーションサーバ
4 着信先のSIP端末のグループ
5 ポリシーサーバ
6 プレゼンスサーバ
7 IPネットワーク
8 発信元のSIP端末C
21 呼制御処理部
22 宛先問い合わせ処理部
23 ポリシー処理部
24 代理応答処理部
25 プレゼンス情報処理部
41 着信先のSIP端末B1
42 着信先のSIP端末B2
43 着信先のSIP端末B3

Claims (4)

  1. 端末間の通信の呼制御プロトコルの処理を行うためのSIPサーバを用いて、発信元端末からの着信要求を着信先端末以外の代理応答を要求した代理応答端末へ中継処理するためのIP電話システムの代理応答制御方法であって、
    代理応答端末は、所定の操作により、代理応答専用識別情報を含み発信元端末の代理応答を行うための代理応答接続要求を、SIPサーバへ送信するステップと、
    SIPサーバは、前記接続要求内の着信先識別情報をロケーションサーバに送るステップと、
    ロケーションサーバは、着信先識別情報に基づき、ロケーションサーバからの代理応答専用のアドレスであるというその検索結果をSIPサーバに対し返答するステップと、
    SIPサーバは、その検索結果により、発信元端末から着信先端末への接続要求を解除するステップと、
    SIPサーバは、代理応答端末に対して代理応答を許可するための接続要求を出力ステップと、
    代理応答端末は前記接続要求を受けるための信号をSIPサーバへ出力するステップと、
    SIPサーバは、前記受けるための信号を発信元端末に中継するステップと、
    前記要求信号を受け取った発信元端末は、確認応答を代理応答端末へ送り、発信元端末と代理応答端末の通話を行うステップと、
    を含む前記代理応答制御方法。
  2. 端末間の通信の呼制御プロトコルの処理を行うためのSIPサーバを用いて、発信元端末からの着信要求を着信先端末以外の代理応答を要求した代理応答端末へ中継処理するためのIP電話システムの代理応答制御方法であって、
    代理応答端末は、所定の操作により、発信元端末の代理応答を行うための代理応答要求信号を、SIPサーバへ出力するステップと、
    SIPサーバは、ポリシーサーバへ代理応答の許可に関する問い合わせを行うステップと、
    ポリシーサーバは、発信元端末識別情報及び着信先端末識別情報に基づき、代理応答をどのようなルールに基づいて処理するかを設定するポリシーデータベースを参照し、その参照結果をSIPサーバへ返答するステップと、
    SIPサーバは、ポリシーサーバからの参照結果をもとに、代理応答を行うかどうか判断し、代理応答を行う場合、代理応答端末からの前記要求信号を発信元端末に中継するステップと、
    前記要求信号を受け取った発信元端末は、確認応答を代理応答端末へ送り、発信元端末と代理応答端末の通話を行うステップと、
    を含む前記代理応答制御方法。
  3. ポリシーサーバのポリシーデータベースは、発信元端末識別情報対応して、代理応答が許可される着信先端末の識別情報、及び/又は、日時・曜日等の許可時間についての代理応答のルールを保持することを特徴とする請求項に記載のIP電話システムの代理応答制御方法。
  4. 端末間の通信の呼制御プロトコルの処理を行うためのSIPサーバを用いて、発信元端末からの着信要求を着信先端末以外の代理応答を要求した代理応答端末へ中継処理するためのIP電話システムの代理応答制御方法であって、
    代理応答端末は、所定の操作により、発信元端末の代理応答を行うための代理応答要求信号を、SIPサーバへ出力するステップと、
    SIPサーバは、ポリシーサーバ及びプレゼンスサーバへ代理応答の許可に関する問い合わせを行うステップと、
    ポリシーサーバは、発信元端末識別情報及び着信先端末識別情報に基づき、代理応答をどのようなルールに基づいて処理するかを設定するポリシーデータベースを参照し、その参照結果をSIPサーバへ返答するステップと、
    プレゼンスサーバは、代理応答をした代理応答端末の識別情報に基づき、発信元端末を含む端末グループ内の各端末のステータスを記憶したプレゼンスのデータベースの参照を行い、その参照結果をSIPサーバへ返答するステップと、
    SIPサーバは、ポリシーサーバ及びプレゼンスサーバからの参照結果をもとに、代理応答を行うかどうか判断し、代理応答を行う場合、代理応答端末からの前記要求信号を発信元端末に中継するステップと、
    前記要求信号を受け取った発信元端末は、確認応答を代理応答端末へ送り、発信元端末と代理応答端末の通話を行うステップと、
    を含む前記代理応答制御方法。
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