JP4028087B2 - 切梁サポート - Google Patents

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JP4028087B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、土留支保工に使用される圧力シリンダ式の切梁サポートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の土留支保工に使用される切梁サポートにおいては、一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダが装着されている。このシリンダは、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、第2パッドに連結されたピストンロッドと、そのピストンロッドの先端に取り付けられるとともに、シリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されたピストンヘッドとを備えている。また、第2パッドにはオーバスリーブが取り付けられ、このオーバスリーブによりピストンロッドの露出部が覆われている。
【0003】
さらに、第1パッドには、注水栓を兼用する圧抜き用のバルブが突設されている。そして、この切梁サポートを土留支保工の矢板間に挿入して、両押圧板を各矢板の腹起しに対向させ、この状態でポンプからバルブを介してシリンダ内に高圧水を注入したとき、シリンダが伸張されて、押圧板が腹起しに圧接されるようになっている。また、土留支保工を解体する場合には、バルブを頭部の押圧により開弁させたとき、シリンダが内圧を抜かれて収縮され、この状態で切梁サポートを腹起し間から撤去できるようになっている。
【0004】
このような土留支保工に際して、矢板間の距離が大きくなって切梁幅が長くなった場合には、長いシリンダを備えた切梁サポートを使用する必要がある。そのため、従来の土留支保工においては、シリンダチューブ、ピストンロッド及びオーバスリーブの長さが異なるシリンダを備えた複数種の切梁サポートを用意して、これらの切梁サポートを土留支保工時の切梁幅に応じて選択的に使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来構成においては、長さの異なるシリンダを備えた複数種の切梁サポートを用意して、異なった切梁幅の土留支保工に備える必要がある。このため、各切梁サポートのシリンダを製作する際に、異なった長さのチューブ、ピストンロッド及びオーバスリーブをそれぞれ用意する必要があり、部品点数が多くなって製作コストが高騰するという問題があった。
【0006】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、長さの異なるシリンダを備えた複数種の切梁サポートを用意することなく、少ない部品点数で、製作コストの低減を図ることができるとともに、異なった切梁幅の土留支保工に容易に対応することができる切梁サポートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダを装着し、そのシリンダを、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されるとともに、ピストンロッドを介して第2パッドに取り付けられたピストンヘッドとから構成してなる切梁サポートにおいて、前記ピストンロッドと第2パッドとの間には、複数の部材に分割して構成され伸縮移動させて連結部材にて連結することにより長さ調節可能となる延長部材を介装し、前記連結部材を延長部材を覆うオーバスリーブに形成された挿通孔から挿通させて一対の押圧板間の切梁幅を変更調節するようにしたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の切梁サポートにおいて、前記延長部材は大径パイプとこれに嵌挿される小径パイプとから構成され、前記オーバスリーブ及び大径パイプには各一対の挿通孔が形成されるとともに前記小径パイプには複数対の連結孔が軸線方向へ所定間隔おきに形成されているものである。
【0009】
請求項3に記載の発明では、一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダを装着し、そのシリンダを、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されるとともに、ピストンロッドを介して第2パッドに取り付けられたピストンヘッドとから構成してなる切梁サポートにおいて、前記ピストンロッドと第2パッドとの間には、複数の分割部材から構成され伸縮移動させて連結部材にて連結することにより長さ調節可能となる延長部材を介装して一対の押圧板間の切梁幅を変更調節するように構成し、前記連結部材は分割部材の孔に挿通可能な連結ピンから構成し、前記分割部材の孔と対応する連結ピンの部分には括れ部を形成したものである。
【0010】
請求項4に記載の発明では、一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダを装着し、そのシリンダを、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されるとともに、ピストンロッドを介して第2パッドに取り付けられたピストンヘッドとから構成してなる切梁サポートにおいて、前記ピストンロッドと第2パッドとの間には長さ調節可能な延長部材を介装して一対の押圧板間の切梁幅を変更調節するように構成し、前記延長部材は、ピストンロッドと第2パッドとのいずれか一方に取り付けられた延長用シリンダチューブと、他方に取り付けられた延長用ピストンロッドと、延長用ピストンロッドの先端に取り付けられるとともに、延長用シリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿された延長用ピストンヘッドとから構成し、延長用ピストンヘッドにより延長用シリンダチューブ内に区画形成される一対のシリンダ室間には、その内部に収容された流体を移動させるための移動通路を設け、その移動通路の途中には流体の移動を許容または阻止するための開閉弁を設けたものである。
【0011】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の切梁サポートにおいて、前記シリンダチューブ及び延長用シリンダチューブにはオーバスリーブを嵌挿し、そのオーバスリーブをピストンロッド及び延長用ピストンロッドに連結したものである。
【0012】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の切梁サポートにおいて、前記シリンダチューブ又はオーバスリーブに、シリンダが伸縮する際のがたつきを防止するための突出部を設けたものである。
【0013】
請求項7に記載の発明では、請求項5又は請求項6に記載の切梁サポートにおいて、前記シリンダチューブ又は延長用シリンダチューブの外周面には、シリンダの軸線方向への移動距離を目測するための表示部を設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、この発明の第1の実施形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0015】
図1及び図2に示すように、この切梁サポート11は基準サイズのシリンダ12を備え、その両端には第1パッド13及び第2パッド14が配設されている。一対の押圧板15,16は対向面に突設された一対のリブ15a,16a間に各パッド13,14を配置した状態で、リブ15a,16aからパッド13,14にピン17を挿通することにより、シリンダ12の両端に揺動可能に取着されている。
【0016】
一対の断面ほぼL字状の位置決め板18は前記各押圧板15,16の外面に溶接固定され、図2に示すように、切梁サポート11を土留支保工の矢板19間に装着する場合、これらの位置決め板18を各矢板19の腹起し20上に載置するようになっている。一対の掛金枠21は各押圧板15,16のリブ15a,16aの上端に回動可能に取り付けられ、切梁サポート11を土留支保工の矢板19間から引き抜くときに、これらの掛金枠21に引き抜き具等を引っ掛けるようになっている。
【0017】
バルブ22は前記第1パッド13に突設され、シリンダ12内に高圧水を注入するための注入栓と、シリンダ12の内圧を抜くためのバルブとを兼用している。そして、このバルブ22は第1パッド13の側面からシリンダ12の軸線に対し所定の角度をもって斜め上方へ延びるように突出され、その頭部22aを圧力解除具等により軸線方向へ押圧することにより開弁されるようになっている。ガード部材23はバルブ22の両側を覆うように、押圧板15の各リブ15aと第1パッド13の両側面との間に取り付けられ、その上面にはカバー23aがバルブ22の上方を覆うように配設されている。
【0018】
そこで、前記シリンダ12について詳述すると、図3に示すように、第2パッド14は内面中央に連結筒部14aを突設してなり、その連結筒部14aの先端にはフランジ部14bが形成されている。シリンダチューブ24は第1パッド13に螺着され、その先端にはワイパーガイド25が取り付けられている。ピストンロッド26はワイパーガイド25に移動可能に嵌挿され、その一端が第2パッド14の連結筒部14aに着脱可能に嵌合されて、連結ピン27により連結されている。
【0019】
ピストンヘッド28はボルト29により前記ピストンロッド26の他端に取り付けられ、その外周にはシリンダチューブ24の内周面に摺接するシールリング28aが嵌着されている。オーバスリーブ30は第2パッド14のフランジ部14bに嵌着され、前記連結ピン27により連結筒部14aに連結されている。そして、シリンダ12が伸縮動作されるとき、このオーバスリーブ30により、ピストンロッド26の露出部が覆われて、シリンダ12内へ小石、砂、土等の異物が侵入するのを防止するとともに、シリンダ12が中間部で座屈するのを防止するようになっている。
【0020】
ポリウレタン等よりなる断面ほぼ横U字状のシール筒体31は前記オーバスリーブ30の開口端部に嵌着され、その内周面にはシリンダチューブ24の外周面に摺接する環状突条31aが形成されている。そして、このシール筒体31により、オーバスリーブ30の開口端部の内周面とシリンダチューブ24の外周面との隙間が閉塞されて、その隙間から内部に小石、砂、土等の異物が侵入するのを防止するようになっている。
【0021】
図4に示すように、延長部材としての延長パイプ32はピストンロッド26の長さを延長して使用する際に、第2パッド14に対するピストンロッド26の連結を解放した状態で、ピストンロッド26と第2パッド14のフランジ部14bとの間に介装される。また、延長オーバスリーブ33は延長パイプ32の介装時に、オーバスリーブ30と交換して第2パッド14のフランジ部14bに嵌着され、連結ピン27により連結筒部14aに連結される。
【0022】
前記延長パイプ32は2つの分割部材としての小径パイプ32aと大径パイプ32bとに分割して構成され、小径パイプ32aを大径パイプ32b内に伸縮可能に嵌挿することにより、全体の長さを調節できるようになっている。各一対の挿通孔34,35は延長オーバスリーブ33及び延長パイプ32の大径パイプ32bに対応して貫通形成され、これらの挿通孔34,35と合致するように、小径パイプ32aには複数対の連結孔36が軸線方向へ所定間隔おきに貫通形成されている。
【0023】
連結部材としての連結ピン37は、小径パイプ32a上の任意の連結孔36を延長オーバスリーブ33及び大径パイプ32bの挿通孔34,35に合致させた状態で、挿通孔34,35を介して連結孔36に挿通され、その両端には尖鋭部37a及び抜け止め用頭部37bが形成されている。そして、この連結ピン37の挿通によって、延長パイプ32の小径パイプ32aと大径パイプ32bとが伸縮調節可能に連結されている。
【0024】
一対の環状の括れ部38は連結ピン37の外周面に所定間隔をおいて形成され、連結ピン37を挿通孔34,35及び連結孔36に挿通した状態で、これらの括れ部38が大径パイプ32bの挿通孔35及び小径パイプ32aの連結孔36に対応配置されるようになっている。そして、この連結ピン37の括れ部38と挿通孔35及び連結孔36との対応部分において、延長パイプ32の小径パイプ32aと大径パイプ32bとを収縮方向に括れ部38の括れ分だけ相対移動させ、切梁サポート11全体を腹起し20間から撤去できるようになっている。
【0025】
延長フランジ39はロールピン40により、前記延長パイプ32における小径パイプ32aのピストンロッド26側の端部に予め取り付けられ、その端面にはピストンロッド26の嵌合する嵌合凹部39aが形成されている。複数対の挿通孔41は延長オーバスリーブ33に軸線方向へ所定間隔おきに形成され、小径パイプ32aの連結孔36と同一ピッチで配列されている。そして、この延長オーバスリーブ33上の任意の挿通孔41から、延長フランジ39及びピストンロッド26に結合ピン42を挿通することにより、小径パイプ32aが延長フランジ39を介してピストンロッド26及び延長オーバスリーブ33に結合されるようになっている。
【0026】
連結部材43は前記延長パイプ32の大径パイプ32bと第2パッド14のフランジ部14bとの間に配設され、その両端面には大径パイプ32bの端部及び第2パッド14の連結筒部14aに嵌合する断面円形状の嵌合部43a,43bが形成されている。そして、一方の嵌合部43aが大径パイプ32bの端部に嵌合された状態で、大径パイプ32b及び嵌合部43aに固定ピン44が打ち込まれることにより、連結部材43が大径パイプ32bの端部に予め嵌合固定されている。
【0027】
また、前記連結部材43の外周にはフランジ部43cが形成されている。そして、連結部材43の嵌合部43bを第2パッド14の連結筒部14aに嵌合したときに、このフランジ部43cが第2パッド14のフランジ部14bと大径パイプ32bの端縁との間に配置されるとともに、延長オーバスリーブ33の内周面に接合されるようになっている。さらに、連結部材43の嵌合部43aの端面には肉盗み部43dが形成され、連結部材43の軽量化及び材料の節減が図られている。
【0028】
次に、前記のように構成された切梁サポートについて作用を説明する。
さて、基準サイズのシリンダ12を備えた切梁サポート11を土留支保工に使用する場合には、図2に示すように、所定間隔をおいて立設された各矢板19の腹起し20上に位置決め板18を載置して、各腹起し20の側面に押圧板15,16を対向配置する。この状態で、図示しないポンプにより、バルブ22からシリンダ12内に高圧水を注入すると、シリンダ12が通常の切梁幅にて伸張される。これにより、押圧板15,16が腹起し20に圧接され、両腹起し20が土圧あるいはコンクリートの打設圧等に耐えて所定の間隔に保持される。
【0029】
また、土留支保工を解体する場合には、バルブ22の頭部22aを圧力解除具等により軸線方向に押圧すると、そのバルブ22が開弁され、シリンダ12が内圧を抜かれて収縮される。この状態で、両押圧板15,16上の掛金枠21に引き抜き具等を引っ掛けて、切梁サポート11を腹起し20間から引き抜き撤去することができる。
【0030】
このように切梁サポート11を使用して土留支保工を行う際に、矢板19間の距離が変更されて切梁幅が大きくなった場合には、その切梁幅に応じてシリンダ12のピストンロッド26の長さを延長させる必要がある。この場合には、図4に示すように、連結ピン27によるピストンロッド26と第2パッド14との連結を解放した状態で、ピストンロッド26と第2パッド14との間に延長パイプ32を介装するとともに、オーバスリーブ30を延長オーバスリーブ33と交換する。
【0031】
そして、延長オーバスリーブ33の基端を、連結ピン27により第2パッド14に固定する。この場合、延長パイプ32の一端に予め嵌合固定されている連結部材43の嵌合部43bを、第2パッド14の連結筒部14aに嵌合して、延長パイプ32の端部を第2パッド14に連結する。さらに、延長パイプ32を小径パイプ32aと大径パイプ32bとの伸縮移動により所定長さに調節して、小径パイプ32a上の任意の連通孔36を延長オーバスリーブ33及び大径パイプ32bの挿通孔34,35に合致させる。
【0032】
この状態で、挿通孔34,35及び連通孔36に連結ピン37を挿通して、延長パイプ32の小径パイプ32a及び大径パイプ32bを前記の調節長さに連結固定する。これとともに、延長パイプ32の他端に予め嵌合固定されている延長フランジ39に、延長オーバスリーブ33の挿通孔41から結合ピン42を挿通して、その延長フランジ39をピストンロッド26及び延長オーバスリーブ33に結合する。
【0033】
このように、延長パイプ32及び延長オーバスリーブ33を取り付けるとともに、延長パイプ32の長さを調節した状態で、ポンプによりバルブ22からシリンダ12内に高圧水を注入すれば、シリンダ12が延長された切梁幅にて伸張される。このため、基準サイズのシリンダ12におけるシリンダチューブ24、ピストンロッド26及びピストンヘッド28をそのままの状態に維持して、長さ調節可能な延長パイプ32を介装するとともに、オーバスリーブ30,33を交換するのみで、土留支保工の切梁幅の変化に容易に対応することができる。
【0034】
また、この延長パイプ32の介装状態においては、図4に示すように、連結ピン37上の括れ部38が大径パイプ32bの挿通孔35及び小径パイプ32aの連結孔36に対応配置されている。そのため、土留支保工を解体する場合には、この連結ピン37の括れ部38と挿通孔35及び連結孔36との対応部分において、連結ピン37の括れ部38の括れ分だけ延長パイプ32の小径パイプ32aと大径パイプ32bとを収縮方向に相対移動させることができる。よって、バルブ22の開弁操作により、シリンダ12から内圧を抜くことなく、切梁サポート11を腹起し20間から引き抜き撤去することができる。
【0035】
上記第1の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 第1の実施形態の切梁サポートにおいては、ピストンロッド26と第2パッド14との間に長さ調節可能な延長部材としての延長パイプ32を介装して、一対の押圧板15,16間の切梁幅を変更調節するようになっている。
【0036】
このため、長さの異なるシリンダを備えた複数種の切梁サポートを用意する必要がなく、基準サイズのシリンダ12を備えた切梁サポート11と、ピストンロッド26を延長するための長さ調節可能な延長パイプ32とを用意するのみで、異なった切梁幅の土留支保工に対応することができる。従って、切梁サポート11の部品点数を減少させることができて、製作コストを低減させることができる。
【0037】
・ 第1の実施形態の切梁サポートにおいては、延長部材としての延長パイプ32が、複数の分割部材としての小径パイプ32aと大径パイプ32bとに分割して構成されている。そして、この小径パイプ32aと大径パイプ32bとが、連結部材としての連結ピン37によって伸縮可能に連結されている。
【0038】
このため、延長部材の構成が簡単であるとともに、土留支保工における切梁幅の変更に応じて、ピストンロッド26の長さを容易に変更調節することができる。
【0039】
・ 第1の実施形態の切梁サポートにおいては、連結部材が小径パイプ32aの連結孔36及び大径パイプ32bの挿通孔35に挿通可能な連結ピン37から構成されている。そして、連結ピン37上で連結孔36及び挿通孔35と対応する部分に括れ部38が形成されている。
【0040】
このため、土留支保工の解体時には、連結ピン37による小径パイプ32aと大径パイプ32bとの連結部分において、連結ピン37の括れ部38の括れ部分に基づいて隙間が形成され、小径パイプ32aと大径パイプ32bとを収縮方向に相対移動させることができる。従って、シリンダ12の内圧を抜くことなく、切梁サポート11を腹起し間から容易に撤去することができる。
【0041】
(第2の実施形態)
次に、この発明の第2の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0042】
さて、この第2の実施形態においては、図5に示すように、押圧板15,16間の切梁幅が大きくなった場合、第2パッド14に対するピストンロッド26の連結を解放した状態で、ピストンロッド26と第2パッド14との間に延長部材としての延長用シリンダ47を介装するようになっている。また、この延長用シリンダ47の介装時には、オーバスリーブ30と交換して、シリンダチューブ24及び延長用シリンダ47上に延長オーバスリーブ48を装着するようになっている。
【0043】
そこで、前記延長用シリンダ47について詳述すると、延長用シリンダチューブ49は一端の嵌合部49a及び嵌合筒部49bにおいて、第2パッド14の連結筒部14a及びフランジ部14bに嵌着され、その他端にはワイパーガイド50が取り付けられている。延長用ピストンロッド51はワイパーガイド50に移動可能に嵌挿され、その一端が延長フランジ39を介してピストンロッド26に連結されている。すなわち、ピストン26及び延長用ピストンロッド51は、延長フランジ39の両端面の嵌合凹部39a,39bに嵌合され、結合ピン42,52により延長フランジ39及び延長オーバスリーブ48に連結されている。
【0044】
延長用ピストンヘッド52は前記延長用ピストンロッド51の他端に取り付けられ、その外周には延長用シリンダチューブ49の内周面に摺接するシールリング52aが嵌着されている。そして、この延長用ピストンヘッド52によって、延長用シリンダチューブ49内に第1シリンダ室53及び第2シリンダ室54が区画形成されるようになっている。
【0045】
移動通路55は前記延長用シリンダチューブ49の周壁に延長形成され、その両端が第1シリンダ室53及び第2シリンダ室54に外端面側から連通されている。そして、延長用ピストンヘッド52が延長用シリンダチューブ49内で移動されたとき、第1シリンダ室53及び第2シリンダ室54内に収容された水または油等の流体が、この移動通路55を介して両シリンダ室53,54間で移動されるようになっている。
【0046】
開閉弁56はネジ部56aにおいて前記延長用シリンダチューブ49の端壁に回動可能に螺合され、その先端には移動通路55内に進退開閉な弁体56bが形成されている。そして、この開閉弁56により移動通路55が開閉されて、両シリンダ室53,54間における流体の移動が許容または阻止される。これにより、延長用シリンダ47の長さが変更調節されて、ピストンロッド26を所定長さに延長して使用できるようになっている。
【0047】
複数の表示部57は前記延長用オーバスリーブ48の端面と対応するように、延長用シリンダチューブ49の外周面に長手方向へ所定間隔おきに付設されている。そして、延長用オーバスリーブ48の端面と対応した表示部57の表示に基づいて、延長用シリンダ47の調節長さを確認できるようになっている。
【0048】
バッファ室58は前記延長用シリンダチューブ49の端壁49cに形成され、移動通路55に連通されている。そして、水、油等の流体が移動通路55を介して両シリンダ室53,54間で移動されるとき、流体の一部がこのバッファ室58内に貯溜されるようになっている。移動通路55のシリンダ室53への開口部55aは、シリンダチューブ49の端壁49cに設けられ、流体を端壁49cに設けられた開口部55aを介して流通させて、延長用ピストンヘッド52をシリンダ室53の全長で使用できるようにしている。
【0049】
そして、延長用ピストンロッド51の配設に伴って、第1シリンダ室53と第2シリンダ室54との間で、軸線方向の単位移動距離当たりの容量に差異が生じていても、両シリンダ室53,54間で流体が支障なく移動される。
【0050】
さて、この第2の実施形態の切梁サポート11を使用して土留支保工を行う際に、矢板19間の距離が変更されて切梁幅が大きくなった場合には、その切梁幅に応じてシリンダ12のピストンロッド26の長さを延長させる必要がある。この場合には、ピストンロッド26と第2パッド14との連結を解放した状態で、ピストンロッド26と第2パッド14との間に延長用シリンダ47を介装するとともに、オーバスリーブ30を延長オーバスリーブ48と交換する。
【0051】
その後、開閉弁56を螺退させると、移動通路55が開放される。この状態で、延長用シリンダチューブ49を延長用ピストンロッド51及び延長オーバスリーブ48に対して相対移動させて、延長用シリンダ47の長さを変更調節すると、ピストンロッド26の長さを切梁幅に応じて延長させることができる。このとき、延長用ピストンヘッド52が延長用シリンダチューブ49内で移動されて、両シリンダ室53,54内に収容された流体が移動通路55を介して一方から他方に移動される。
【0052】
そして、この延長用シリンダ47の長さ調節状態で、開閉弁56を螺進させると、移動通路55が閉鎖されて流体の移動が阻止される。よって、この状態でポンプによりバルブ22からシリンダ12内に高圧水を注入すれば、シリンダ12が延長された切梁幅にて伸張される。このため、基準サイズのシリンダ12におけるシリンダチューブ24、ピストンロッド26及びピストンヘッド28をそのままの状態に維持して、長さ調節可能な延長用シリンダ47を介装するとともに、オーバスリーブ30,48を交換するのみで、土留支保工の切梁幅の変化に容易に対応することができる。
【0053】
従って、この第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様に、長さの異なるシリンダを備えた複数種の切梁サポートを用意する必要がなく、基準サイズのシリンダ12を備えた切梁サポート11と、ピストンロッド26を延長するための長さ調節可能な延長部材としての延長用シリンダ47とを用意するのみで、異なった切梁幅の土留支保工に対応することができる。よって、切梁サポート11の部品点数を減少させることができて、製作コストを低減させることができる。
【0054】
また、この実施形態においては、延長部材としての延長用シリンダ47が、第2パッド14に取り付けられた延長用シリンダチューブ49と、ピストンロッド26に取り付けられた延長用ピストンロッド51と、延長用ピストンロッド51の先端に取り付けられるとともに、延長用シリンダチューブ49内に摺動可能に嵌挿された延長用ピストンヘッド52とから構成されている。また、延長用ピストンヘッド52により延長用シリンダチューブ49内に区画形成される一対のシリンダ53,54室間には、その内部に収容された流体を移動させるための移動通路55が設けられ、その移動通路55の途中には流体の移動を許容または阻止するための開閉弁56が配設されている。
【0055】
このため、両シリンダ室53,54間の流体の移動により、延長用シリンダ47の長さを無段階に調節することができて、土留支保工における切梁幅の変更に連続的に対応することができる。
【0056】
(第3の実施形態)
次に、この発明の第3の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0057】
さて、この第3の実施形態においては、図6に示すように、延長部材としての延長パイプ32が、小径パイプ32aと大径パイプ32bとに分割して構成され、連結部材としての連結ピン37により、所定長さの調節状態に連結されるようになっている。また、連結ピン37の一側部には一対の括れ部38が形成され、これらの括れ部38が大径パイプ32bの挿通孔35及び小径パイプ32aの連結孔36に対応配置されるようになっている。そして、連結ピン37の一側部の括れ部38による括れ部分によって、小径パイプ32aと大径パイプ32bとを収縮方向に相対移動させることができる。
【0058】
従って、この第3の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができる。
(第4の実施形態)
次に、この発明の第4の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0059】
さて、この第4の実施形態においては、図7に示すように、延長部材としての延長板61が装備され、その延長板61が2つの延長分割板61a,61bに分割して構成されている。一方の延長分割板61aの端部には一対の長孔62が形成され、他方の延長分割板61bの対向端部には一対のネジ孔63が形成されている。そして、各長孔62からネジ孔63に連結部材としてのネジ64が螺合されることにより、両延長分割板61a,61bが所定の長さ調節状態で固定されるようになっている。
【0060】
従って、この第4の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができる。
(第5の実施形態)
次に、この発明の第5の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0061】
さて、この第5の実施形態においては、図8に示すように、延長部材としての延長パイプ32が、小径パイプ32aと大径パイプ32bとに分割して構成されている。小径パイプ32aの外面にはラック状の係合歯67が軸線方向に延長形成され、大径パイプ32bの挿通孔35上にはナット68が固定されている。
【0062】
そして、延長オーバスリーブ33の挿通孔34からナット68に連結部材としての係止ネジ69が螺合されることにより、その先端に突設された係止突起69aが係合歯67に係合されて、小径パイプ32aと大径パイプ32bとが所定長さの調節状態に連結されるようになっている。
【0063】
従って、この第5の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができる。
(第6の実施形態)
次に、この発明の第6の実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0064】
さて、この第6の実施形態においては、図9(a)に示すように、オーバスリーブ30の開口端部に嵌着されたシール筒体31が省略されて構成されている。また、図9(a),(b)に示すように、オーバスリーブ30の内周面には、周方向に90゜毎に4つの突出部91が設けられている。各突出部91は、対向するシリンダチューブ24の外周面と摺接するように構成されている。
【0065】
そして、シリンダ12を軸線方向に往復動する際には、各突出部91と、シリンダチューブ24の外周面とが摺接することによって、オーバスリーブ30内におけるシリンダ12のがたつきが防止される。
【0066】
従って、この第6の実施形態においても、前述した第1の実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮させることができるとともに、シリンダ12の伸縮動作におけるがたつきを防止し、矢板19間におけるシリンダ12のずれを防止することができる。
【0067】
なお、前記実施形態を、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 第1〜第6実施形態において、シリンダチューブ24又はオーバスリーブ30の外周面に、シリンダ12の軸線方向への移動距離を目測するための表示部92を設けること。
【0068】
すなわち、図12に示すように、シリンダチューブ24の外周面に一定間隔おきに複数の目盛りよりなる表示部92を設けるとともに、オーバスリーブ30の端部と表示部92とを視認し比較することによって、シリンダ12の伸縮長を確認すること。この場合、表示部92として、一定間隔おきに複数の目盛りを形成した粘着テープを用いること。
【0069】
また、オーバスリーブ30に表示部92を設ける場合には、例えば目盛り等を有する長孔又は切り欠きよりなる表示部92をオーバスリーブ30の外周面に透設するとともに、シリンダチューブ24の端部と表示部92とを視認し比較することによって、シリンダ12の伸縮長を確認すること。このとき、オーバスリーブ30に代えて、延長オーバスリーブ33,48に同様の表示部92を透設してもよい。
【0070】
なお、第2実施形態においては、シリンダチューブ24、延長用シリンダチューブ49及び延長オーバスリーブ48から選ばれる少なくとも1つに、表示部57,92を付設すること。
【0071】
このように構成した場合、シリンダ12の伸縮長を容易に判断することができ、他のシリンダ12もこれに合わせて伸縮させることができるため、作業効率をさらに良好なものとすることができるとともに、作業時間のさらなる短縮化を図ることができる。
【0072】
・ 第1の実施形態において、延長パイプ32の小径パイプ32a及び大径パイプ32bを、括れ部38が形成されていない棒状の連結ピン37により、所定の長さ調節状態に連結するように構成すること。
【0073】
このように構成した場合には、バルブ22を開弁させて、シリンダ12の内圧を抜いた後に、切梁サポート11を腹起し20間から引き抜き撤去することになる。
【0074】
・ 第1の実施形態において、延長パイプ32の大径パイプ32bの挿通孔35を、小径パイプ32aの連結孔36のピッチより狭くなるように複数設けること。
【0075】
このように構成した場合、大径パイプ32bと小径パイプ32aの相対位置調節を細かく行うことができる。
・ 第1の実施形態において、延長パイプ32の小径パイプ32aを第2パッド14側に取り付け、大径パイプ32bをピストンロッド26側に取り付け構成すること。
【0076】
・ 第1の実施形態の延長パイプ32に代えて、延長部材としての延長ロッドを装備し、その延長ロッドを2つの丸棒状の分割ロッドに分割して構成する。そして、各分割ロッドの対向端部には互いに重なり合う断面半円形状の接合部を形成し、この接合部において両分割ロッドを長さ調節可能に接合させて、ネジ等の連結部材により連結するように構成すること。
【0077】
・ 第2の実施形態において、バッファ室58を省略し、延長用ピストンヘッド52の先端から第1シリンダ室53内に向かって、延長用ピストンロッド51と同一外径の突起を突設して、第1シリンダ室53と第2シリンダ室54との間で、軸線方向の単位移動距離当たりの容量が同一となるように構成すること。
【0078】
このように構成した場合、延長用ピストンヘッド52の移動を円滑かつ確実に行うことができる。
・ 第2の実施形態において、開閉弁56の構造として電磁弁を用いたり、または移動通路55中における開閉弁56の配設位置として延長用シリンダ47の周壁に設けたり、適宜に変更すること。
【0079】
・ 第1及び第2の実施形態において、ピストンロッド26及び第2パッド14に対する延長部材としての延長パイプ32または延長用シリンダ47の取付構成を適宜に変更すること。
【0080】
・ 第1の実施形態において、連結ピン37を四角柱状、六角柱状等の角柱状や楕円柱状等の形状に形成し、小径パイプ32aの連通孔36、延長オーバスリーブ33及び大径パイプ32bの挿通孔34,35をそれに対応する形状の孔とすること。
【0081】
・ 第6の実施形態において、例えば、図10(a),(b)に示すように、オーバスリーブ30の開口端部を全周囲に渡って縮径することによって突出部91を形成すること。あるいは、図11(a),(b)に示すように、オーバスリーブ30の開口端部を周方向に90゜毎に縮径することによって、4つの突出部91を形成すること。
【0082】
このように構成した場合、本質的に本実施形態と同様のがたつきを防止する効果を発揮させることができるとともに、突出部91を容易に形成することができる
・ 第6の実施形態において、突出部91の数を、例えば、3つ又は5つ以上等とすること。
【0083】
・ 第6の実施形態において、オーバスリーブ30の内周面に設けられた突出部91を、例えば、シリンダチューブ24の外周面に少なくとも3つ設けること。
【0084】
・ 第6の実施形態において、突出部91が設けられる位置を変更すること。例えば、延長パイプ32の外周面と摺接する突出部91とすること。
・ 第6の実施形態において、延長パイプ32の外周面又は延長オーバスリーブ33の内周面に少なくとも3つの突出部91を設けること。
【0085】
・ 第2の実施形態において、延長用シリンダチューブ49の外周面又は延長オーバスリーブ48の内周面に少なくとも3つの突出部91を設けること。
・ 第1〜第6実施形態において、シリンダチューブ24、延長パイプ32及び延長用シリンダチューブ49を四角筒状に形成し、オーバスリーブ30又は延長オーバスリーブ33,48を、そのシリンダチューブ24、延長パイプ32及び延長用シリンダチューブ49に嵌挿できるように四角筒状、六角筒状、八角筒状等に形成すること。
【0086】
・ 第1〜第5実施形態において、オーバスリーブ30又は延長オーバスリーブ33,48の開口端部に嵌着されたシール筒体31を省略して構成すること。さらに、前記実施形態より把握される技術的思想について以下に記載する。
【0087】
・ 前記分割部材は、小径パイプと大径パイプとよりなり、小径パイプを大径パイプ内に伸縮可能に嵌挿した切梁サポート。
このように構成した場合、延長部材として所定の強度を保持して座屈を防止しつつ、長さ調節を確実に行うことができる。
【0088】
・ 前記移動通路のシリンダ室への開口部を、シリンダチューブの端壁に設けた請求項4から請求項6のいずれかに記載の切梁サポート。
このように構成した場合、流体をシリンダチューブの端壁に設けられた開口部を介して流通させて、延長用ピストンヘッドをシリンダ室の全長にわたって使用することができる。
【0089】
・ 前記連結ピンの括れ部は、環状に形成したものである請求項3に記載の切梁サポート。
このように構成した場合、連結ピンの括れ部分が連結ピンの全周に形成されていることから、連結ピンが回転しても、分割部材の孔に対して隙間を形成することができ、分割部材を収縮方向に確実に相対移動させることができる。
【0090】
・ 前記シリンダチューブにはオーバスリーブを嵌挿し、そのオーバスリーブをピストンロッドに連結するとともに、シリンダチューブ又はオーバスリーブに、シリンダが伸縮する際のがたつきを防止するための突出部を設けた請求項1に記載の切梁サポート。
【0091】
このように構成した場合、シリンダチューブの外周面を保護でき、耐久性を向上させることができるとともに、シリンダの伸縮動作におけるがたつきを防止し、矢板間におけるシリンダのずれを防止することができる。。
【0092】
・ 前記突出部を少なくとも3つ設けた請求項6に記載の切梁サポート。
このように構成した場合、シリンダの伸縮動作におけるがたつきを確実に防止し、矢板間におけるシリンダのずれを効果的に防止することができる。。
【0093】
・ 前記オーバスリーブの外周面には、シリンダ又は延長部材の軸線方向への移動距離を目測するための表示部を設けた請求項5又は請求項6に記載の切梁サポート。
このように構成した場合、オーバスリーブの外周面に表示部を設けたことから、シリンダ又は延長部材の移動距離を目測により容易に判断することができる。
【0094】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1及び2に記載の発明の切梁サポートによれば、長さの異なるシリンダを備えた複数種の切梁サポートを用意することなく、基準サイズのシリンダを備えた切梁サポートと、ピストンロッドを延長させるための長さ調節可能な延長部材とオーバスリーブとを用意するのみで、異なった切梁幅の土留支保工に容易に対応することができる。
しかも、切梁サポートの部品点数を減少させることができて、その製作コストを低減させることができる。
【0095】
また、延長部材の構成が簡単であるとともに、土留支保工における切梁幅の変更に応じて、ピストンロッドの長さを容易に変更調節することができる。
【0096】
請求項3に記載の発明の切梁サポートによれば、土留支保工の解体時には、連結ピンによる分割部材間の連結部分において、連結ピンの括れ部により各分割部材を収縮方向に相対移動させることができて、シリンダの内圧を抜くことなく、切梁サポートを腹起し間から容易に撤去することができる。
【0097】
請求項4に記載の発明の切梁サポートによれば、延長部材の長さを無段階に調節することができて、土留支保工における切梁幅の変更に連続的に対応することができる。
【0098】
請求項5に記載の発明の切梁サポートによれば、シリンダチューブ及び延長用シリンダチューブの外周面を保護でき、耐久性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明の切梁サポートによれば、シリンダの伸縮動作におけるがたつきを防止し、矢板間におけるシリンダのずれを防止することができる。
【0099】
請求項7に記載の発明の切梁サポートによれば、請求項5又は請求項6に記載の発明の効果に加えて、シリンダチューブ又は延長用シリンダチューブの外周面に表示部を設けたことから、オーバスリーブの端部と表示部を視認して比較することにより、シリンダの移動距離を目測により容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態を示す切梁サポートの斜視図。
【図2】 その切梁サポートの使用状態を示す断面図。
【図3】 同じく切梁サポートの使用状態の要部拡大断面図。
【図4】 切梁サポートの延長使用状態を示す要部拡大断面図。
【図5】 第2実施形態での切梁サポートの延長使用状態の要部断面図。
【図6】 第3実施形態での切梁サポートの延長使用状態の部分断面図。
【図7】 第4実施形態を示す延長部材の要部斜視図。
【図8】 第5実施形態での切梁サポートの延長使用状態の部分断面図。
【図9】 (a)は、第6実施形態での切梁サポートを示す部分正断面図、(b)は、第6実施形態での切梁サポートを示す部分側断面図。
【図10】 (a)は、別形態での切梁サポートを示す部分正断面図、(b)は、別形態での切梁サポートを示す部分側断面図。
【図11】 (a)は、別形態での切梁サポートを示す部分正断面図、(b)は、別形態での切梁サポートを示す部分側断面図。
【図12】 別形態での切梁サポートを示す正面図。
【符号の説明】
11…切梁サポート、12…シリンダ、13…第1パッド、14…第2パッド、15,16…押圧板、19…矢板、20…腹起し、22…バルブ、24…シリンダチューブ、26…ピストンロッド、28…ピストンヘッド、30…オーバスリーブ、32…延長部材としての延長パイプ、32a…分割部材としての小径パイプ、32b…分割部材しての大径パイプ、33…延長オーバスリーブ、35…挿通孔、36…連結孔、37…連結部材としての連結ピン、38…括れ部、47…延長部材としての延長用シリンダ、48…延長オーバスリーブ、49…延長用シリンダチューブ、51…延長用ピストンロッド、52…延長用ピストンヘッド、53…第1シリンダ室、54…第2シリンダ室、55…移動通路、56…開閉弁、57…表示部、61…延長部材としての延長板、61a,61b…延長分割板、62…長孔、63…ネジ孔、64…連結部材としてのネジ、67…係合歯、68…ナット、69…連結部材としての係止ネジ、91…突出部、92…表示部。

Claims (7)

  1. 一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダを装着し、そのシリンダを、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されるとともに、ピストンロッドを介して第2パッドに取り付けられたピストンヘッドとから構成してなる切梁サポートにおいて、
    前記ピストンロッドと第2パッドとの間には、複数の部材に分割して構成され伸縮移動させて連結部材で連結することにより長さ調節可能となる延長部材を介装し、前記連結部材を延長部材を覆うオーバスリーブに形成された挿通孔から挿通させて一対の押圧板間の切梁幅を変更調節するように構成した切梁サポート。
  2. 前記延長部材は大径パイプとこれに嵌挿される小径パイプとから構成され、前記オーバスリーブ及び大径パイプには各一対の挿通孔が形成されるとともに前記小径パイプには複数対の連結孔が軸線方向へ所定間隔おきに形成されている請求項1に記載の切梁サポート。
  3. 一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダを装着し、そのシリンダを、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されるとともに、ピストンロッドを介して第2パッドに取り付けられたピストンヘッドとから構成してなる切梁サポートにおいて、
    前記ピストンロッドと第2パッドとの間には、複数の分割部材から構成され伸縮移動させて連結部材にて連結することにより長さ調節可能となる延長部材を介装して一対の押圧板間の切梁幅を変更調節するように構成し、前記連結部材は分割部材の孔に挿通可能な連結ピンから構成し、前記分割部材の孔と対応する連結ピンの部分には括れ部を形成した切梁サポート。
  4. 一対の押圧板間に第1及び第2のパッドを介してシリンダを装着し、そのシリンダを、第1パッドに取り付けられたシリンダチューブと、そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿されるとともに、ピストンロッドを介して第2パッドに取り付けられたピストンヘッドとから構成してなる切梁サポートにおいて、
    前記ピストンロッドと第2パッドとの間には長さ調節可能な延長部材を介装して一対の押圧板間の切梁幅を変更調節するように構成し、
    前記延長部材は、ピストンロッドと第2パッドとのいずれか一方に取り付けられた延長用シリンダチューブと、他方に取り付けられた延長用ピストンロッドと、延長用ピストンロッドの先端に取り付けられるとともに、延長用シリンダチューブ内に摺動可能に嵌挿された延長用ピストンヘッドとから構成し、延長用ピストンヘッドにより延長用シリンダチューブ内に区画形成される一対のシリンダ室間には、その内部に収容された流体を移動させるための移動通路を設け、その移動通路の途中には流体の移動を許容または阻止するための開閉弁を設けた切梁サポート。
  5. 前記シリンダチューブ及び延長用シリンダチューブにはオーバスリーブを嵌挿し、そのオーバスリーブをピストンロッド及び延長用ピストンロッドに連結した請求項4に記載の切梁サポート。
  6. 前記シリンダチューブ又はオーバスリーブに、シリンダが伸縮する際のがたつきを防止するための突出部を設けた請求項5に記載の切梁サポート。
  7. 前記シリンダチューブ又は延長用シリンダチューブの外周面には、シリンダの軸線方向への移動距離を目測するための表示部を設けた請求項5又は請求項6に記載の切梁サポート。
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