JP4027083B2 - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成用の色材色への色分解を行うためのテーブルを有する画像形成装置、及び該テーブルを作成する制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、色信号をカラープリンタの色材(インク)の色に分解する処理(以下、インク色分解処理と称する)は、図15に示す構成によって実現される。以下、同図を用いて、従来のインク色分解処理の概要を説明する。
【0003】
図15において、2201は輝度濃度変換部、2202はUCR/BG処理部、2203はBG量設定部、2204はUCR量設定部である。輝度濃度変換部2201において、入力されてきた輝度情報8ビットデータR’G’B’は、以下の式に基づいてCMY形式に変換される。
【0004】
C = -αlog(R'/255) ...(1)
M = -αlog(G'/255) ...(2)
Y = -αlog(B'/255) ...(3)
ただし、αは、任意の実数である。
【0005】
次に、変換されたCMYデータは、BG量設定部2203に設定されたBG量(β(Min(C,M,Y),μ))、及び、UCR量設定部2204に設定されたUCR量(μ%)により、以下の式に基づく変換が行われる。
【0006】
C' = C - (μ/100) x Min(C,M,Y) ...(4)
M' = M - (μ/100) x Min(C,M,Y) ...(5)
Y' = Y - (μ/100) x Min(C,M,Y) ...(6)
K' = β(Min(C,M,Y),μ) x (μ/100) x Min(C,M,Y) ...(7)
ここで、β(Min(C,M,Y),μ)は、Min(C,M,Y)、及び、μによって変わる実数であり、この値によりKインクの入れ方を設定することができる。
【0007】
このUCR量及びBG量は、カラープリンタの色再現範囲と、Kインク、即ち墨の入れ方に伴うプリンタの粒状度に大きな影響を及ぼすため、カラープリンタにとって非常に重要なパラメータである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のインク色分解処理においては、UCR量がUCR係数μとMin(C,M,Y)の積として算出され、BG量がBG係数β、UCR係数μ、及び、Min(C,M,Y)の積として算出されていた。従って、色相毎に最適化されたUCR量、BG量を設定することができず、以下のような問題が存在した。
【0009】
・ターゲットとなるカラープリンタのある色相において、もっと大きな彩度の色をプリントアウトできるにもかかわらず、そのような色を再現できるインク色分解処理を提供することができない。
【0010】
・インク量の組み合わせによっては、もっと墨による粒状度の影響を低減できるにもかかわらず、そのようなインク色分解処理を提供することができない。
【0011】
・上記従来例では、複数のインクが混色した際にもつ非線形な特性を十分吸収することができず、明度、色相、彩度において歪んだ特性を持つ。
【0012】
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、最適な色分解処理を可能とする色分解テーブルを備える画像形成装置、及び該テーブルを作成する制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
また、形成画像において墨による粒状度の影響を低減可能とする色分解テーブルを備える画像形成装置、及び該テーブルを作成する制御方法を提供することを目的とする。
【0014】
また、色分解テーブルを作成する際に、補間用の制御点をユーザが任意に設定可能とすることによって、きめ細かい補間を可能とする画像形成装置、及び該テーブルを作成する制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置の制御方法は以下の工程を備える。
【0016】
すなわち、画像形成装置から出力された所定パッチから該画像形成装置で用いる色分解テーブルを作成する制御方法であって、前記色分解テーブルに入力されるRレッド、Gグリーン、Bブルーの3成分によって構成される3次元色空間内部のグリッド点における色分解データを求める制御方法であり、前記3次元色空間におけるWホワイト点とKブラック点を結ぶ第1ライン上における色分解データを作成する第1のテーブル作成ステップと、前記Wホワイト点と、前記画像形成装置の色材色の1色によって表現される1次色の点(Cシアン点、Mマゼンタ点、Yイエロー点)、及び前記色材色の2色によって表現される2次色の点(Rレッド点、Gグリーン点、Bブルー点)を結ぶ複数の第2ライン(W−C、W−M、W−Y、W−R、W−G、W−B)上における色分解データを作成する第2のテーブル作成ステップと、前記1次色点及び前記2次色点と前記Kブラック点を結ぶ複数の第3ライン(C−K、M−K、Y−K、R−K、G−K、B−K)上における色分解データを作成する第3のテーブル作成ステップと、前記1次色点と前記2次色点を結ぶ複数の第4ライン(Y−R、Y−G、C−G、C−B、M−B、M−R)上における色分解データを作成する第4のテーブル作成ステップと、前記第1乃至第4ライン上における色分解データに基づく補間処理によって、前記3次元色空間内部のグリッド点における色分解データを作成する補間ステップと、を有し、前記補間ステップにおいては、前記ホワイト点、前記ブラック点、前記1次色点、前記2次色点を頂点とする四面体の三角形面について、その各辺における色分解データに基づく補間処理により、該三角形面上に存在する前記グリッド点における色分解データを作成し、ユーザ指示に基づいて補間方法及び前記補間処理のためのパラメータを設定し、前記補間方法として前記三角形面の少なくとも2辺を指定し、前記パラメータとして、前記三角形面を区分する制御点の個数および位置を設定し、前記指定された辺における前記制御点によって区分された領域ごとに補間処理を行うことを特徴とする。
【0017】
さらに詳細には、前記第1及び第3のテーブル作成ステップにおいては、前記第1及び第3ライン上に、ブラックインクの入り始めとなる点を示すKブラックの色材色への分解開始点を設定し、該分解開始点に基づいて該第1及び第3ライン上の色分解データを作成することを特徴とする。
【0018】
さらに詳細には、前記分解開始点は任意に設定可能であることを特徴とする。
【0019】
さらに詳細には、前記分解開始点はユーザ指示に基づいて設定されることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
<第1実施形態>
図1は、本実施形態にかかる画像処理装置において色分解処理を実現するための概略構成を示す図である。同図において、101は、RGBの再現特性とプリンタの色を合わせるカラーマッチング処理部、102は、カラーマッチング処理部101から出力されたR'G'B'多値データをプリンタの色材色C'(シアン)、M'(マセンタ)、Y'(イエロー)、K'(ブラック)へ変換するインク色分解処理部、103は、インク色分解処理部102から出力されたC'M'Y'K'多値データをプリンタで表現できる階調数に変換するハーフトーン処理部、である。105は、インク色分解処理部102にて補間処理を実行するためのテーブル(LUT)を提供するインク色分解テーブル部であり、104は、インク色分解テーブル部105のLUTを作成するインク色分解テーブル作成部である。
【0022】
図2は、本実施形態の画像処理装置(プリンタ)を含んだシステム構成を示す図であり、該システムにおいて、上述した図1に示す構成を実現する。
【0023】
同図において、1401は、プリンタ特性を調べるためのパッチデータを保持し、UI等によりパラメータを決定するためのアプリケーションソフトウェアがインストールされているコンピュータである。1402は、コンピュータ1401に接続されているモニタであり、後述する墨入れポイントを決定するため墨入れUI1402a、及びプリンタ特性を調べるためのパッチパターン1402bが表示されている。1403は、所定のパッチデータを印刷するカラープリンタ、1405はカラープリンタ1403にて印刷出力されたパッチサンプルであり、1404は、パッチサンプル1405を測定するための測色器である。
【0024】
図2に示すコンピュータ1401に保持されているC'M'Y'K'パッチデータは、プリンタ1403において印刷するために、ケーブル、または、不図示のネットワーク等を介してプリンタ1403に送られる。するとプリンタ1403においては、図1に示すカラーマッチング処理部101とインク色分解処理部102をバイパスし、直接ハーフトーン処理部103にC'M'Y'K'データが送られて、ハーフトーン処理部103にてハーフトーン処理のみがなされて印刷される。
【0025】
印刷されたパッチサンプル1405は、図2の測色器1404にて測定され、該測定値がコンピュータ1401に取り込まれる。このパッチサンプル1405としては、プリンタの1次色C,M,Y,K、2次色CM,MY,YC,CK,MK,YK、3次色CMY,CMK,MYK,YCK、そして、4次色CMYKの階調パターン等を含んでおり、すなわち、プリンタのインク特性を調査できるパターンを含んでいれば良い。
【0026】
図2に示すシステム構成において、測色器1404が図1に示すプリンタ特性入力部106に相当し、同様にコンピュータ1401がインク色分解テーブル作成部104に相当している。従って、図3以降を用いて詳細に説明されるインク色分解テーブル作成部104の具体的な処理は、コンピュータ1401において実行される。コンピュータ1401で作成されたインク色分解テーブルは、ケーブル、または、不図示のネットワーク等を介して、プリンタ1403内のインク色分解テーブル部105にダウンロードされる。
【0027】
以下、プリンタ1403にダウンロードされたインク色分解テーブルデータを用いた、カラー画像データ処理について説明する。
【0028】
RGB多値カラー画像データは、図1に示すカラーマッチング処理部101にて、ユーザが用いているモニタ1402の色再現特性に合うようにカラーマッチング処理が施される。カラーマッチング処理されたR'G'B'データは、インク色分解処理部102にて、先に作成されたインク色分解テーブル部105のデータに基づく補間処理によってインク色に分解される。インク色分解によって得られたC'M'Y'K'多値データは、ハーフトーン処理部103にて、プリンタの再現できる階調数に変換され、プリンタ1403にて印刷される。
【0029】
以下、インク色分解テーブル部105にダウンロードされるデータの生成方法について詳細に説明する。
【0030】
図3(a)は、インク色分解テーブル部105におけるテーブル構成を説明する図であり、同図に示されるように、入力データR'G'B'について、RGB3次元空間上の立方体に格子状に分布された格子点に対応するデータがテーブルとして格納されている。インク色分解処理部102では、入力されたR'G'B'データが、インク色分解テーブル部105の格子上にない場合は、近傍の格子点データを用いて補間処理がなされる。補間方法としては、四面体補間や立方体補間等多々あるが、本実施形態におけるインク分解テーブル作成方法、及び、画像処理はある特定の補間方法に依存するものではないため、どのような補間方法を用いても良い。
【0031】
図3(b)は、図4以降の具体的なテーブル作成方法を説明するための図であり、図3(a)で示された立方体の8頂点をそれぞれ、W,C,M,Y,R,G,B,Kとし、W-C,M,Y,R,G,B,-K、及び、W-Kを結ぶラインを実線もしくは、破線にて図示している。ここで、インク色分解処理部102の入力データのビット数を8とした場合、W,C,M,Y,R,G,B,Kの各頂点の座標は、以下のようになる。
【0032】
W =(255,255,255) であり、ホワイト、即ちプリント用紙の色を示す
C =( 0 ,255,255) であり、シアン原色を示す
M =(255, 0 ,255) であり、マゼンタ原色を示す
Y =(255,255, 0 ) であり、イエロー原色を示す
R =(255, 0 , 0 ) であり、レッド原色を示す
G =( 0 ,255, 0 ) であり、グリーン原色を示す
B =( 0 , 0 ,255) であり、ブルー原色を示す
K =( 0 , 0 , 0 ) であり、ブラック、即ちプリンタの最暗点を示す
本実施形態のインク色分解テーブル作成方法は、このW-C,M,Y,R,G,B-K、及び、W-Kを結ぶラインのインク分解テーブルを作成し、その後、内部の格子点に対応するインク量については内部補間処理で作成することにより、全てのテーブルデータを作成する。
【0033】
図3(c)は、墨入れポイントを説明するための図である。ここで墨入れポイントとは、色分解処理の際に墨(Kインク)の入り始めとなる点を示し、すなわち、Kインクへの分解開始点を示す。本実施形態においては、墨入れUI1402aによって、同図に示すW-K、C,M,Y,R,G,B-Kの7ライン上の7点(W0,C0,M0,Y0,R0,G0,B0)の墨入れポイントがユーザにより設定される。従って、3次元連続的に墨入れポイントを制御することが可能であることが分かる。
【0034】
図4は、インク色分解テーブル作成部104における色分解テーブルの作成処理を示すフローチャートである。
【0035】
ステップS0はスタートステップであり、インク色分解テーブル部105にダウンロードするためのテーブル作成を開始する。
【0036】
ステップS1は、図3(c)に示すW-Kラインにおける墨(Kインク)入れポイントW0の設定ステップであり、図2に示す墨入れUI1402aを用いて、ホワイトとブラックを結ぶグレイラインにおける墨入れポイントW0を、プリンタ1403の特性を考慮して決定する。ステップS2は、ステップS1で設定された墨入れポイントW0に基づき、W-Kライン(グレイライン)上のインク色分解テーブルを作成するステップである。
【0037】
ステップS3は、W-C,M,Y,R,G,Bライン上のインク色分解テーブルを作成するステップであり、すなわち、インク原色に対応する1次色(C,M,Y)とホワイトを結ぶライン、及び2インク色で表現される色(R,G,B)を示す2次色とホワイトを結ぶライン(すなわち、W-C、W-M、W-Y、W-R、W-G、W-Bライン)上の、インク色分解テーブルをそれぞれ作成する。ステップS4は、図3(c)に示すC,M,Y,R,G,B-Kラインにおける墨(Kインク)入れポイントC0,M0,Y0,R0,G0,B0の設定ステップであり、図2に示す墨入れUI1402aを用いて、C-K、M-K、Y-K、R-K、G-K、B-Kラインのそれぞれにおける墨(Kインク)の入れ始めポイントC0,M0,Y0,R0,G0,B0を設定する。ステップS5は、C,M,Y,R,G,B-Kライン上のインク色分解テーブルを作成するステップであり、C-K、M-K、Y-K、R-K、G-K、B-Kライン上のインク色分解テーブルをそれぞれ作成する。
【0038】
ステップS6は、Y-R、Y-G、C-G、C-B、M-B、M-Rの各ライン上のインク色分解テーブルを作成するステップである。
【0039】
ステップS7は、内部補間処理を実行するステップであり、ステップS1〜S6で作成された各ラインによって形成される内部空間において、その各格子点に対応するインク量を補間によって求めることによって、内部空間のインク色分解テーブルを作成する。
【0040】
ステップS5のテーブル作成において、色相ごとに最適なUCR量やBG量を設定したテーブルを作成することにより、プリンタの色再現範囲を最大にしつつ、墨(Kインク)による粒状度の影響をできるだけ抑制したテーブルを設定することができる。
【0041】
以下、ステップS7における内部補間処理について詳細に説明する。
【0042】
図5は、ステップS7の内部補間処理の具体的な処理を例示するフローチャートである。
【0043】
ステップS10において、モニタ1402上に後述する図8,図9等に示す補間方法設定UIを表示し、ユーザの任意に補間方法を設定する。この設定方法の詳細については、後述する。
【0044】
ステップS11において、図3(b)に示す色空間上のWとKを含む6つの三角形、W-C-K、W-M-K、W-Y-K、W-R-K、W-G-K、W-B-Kの内部をそれぞれ補間する。ここでの各三角形内部の補間方法については、後述する。
【0045】
ステップS12において、Kを含む6つの三角形、K-R-Y、K-G-Y、K-R-M、K-B-M、K-G-C、K-B-Cの内部をそれぞれ補間する。ここでの各三角形内部の補間方法については、後述する。
【0046】
ステップS13において、図3(b)に示す色空間(立方体)を複数の四面体に分割する。分割した例を図6に示す。図6(a)〜(f)に示すように、1つの面が三角形で構成される6つの四面体に分割されて、各四面体ごとに補間処理が実行される。図6(a)は、頂点W,R,M,Kで構成される四面体であり、図6(b)は、頂点W,M,B,Kで構成される四面体であり、図6(c)は、頂点W,C,B,Kで構成される四面体であり、図6(d)は、頂点W,Y,R,Kで構成される四面体であり、図6(e)は、頂点W,Y,G,Kで構成される四面体であり、図6(f)は、頂点W,C,G,Kで構成される四面体である。
【0047】
次にステップS14において、ステップS13で分割した四面体の内部をそれぞれ補間する。ここでの補間方法を図7を参照して説明する。図7は頂点W,P,S,Kで構成される四面体を補間する例を示す図である。まずKを含まない三角形(W,P,Sで構成)の内部を補間し、その後、先に補間した三角形に平行で、Kに向かって1グリッド分進んだ三角形の内部を補間する。以降、順番にKに向かって1グリッド分ずつ進んだ三角形について補間していく。なお、ここでの各三角形の内部の補間方法については後述する。
【0048】
●各三角形内部の補間方法
先に説明したステップS11、S12、S14において三角形内部を補間するに先立って、ステップS10においてユーザにより補間方法が設定されている。この設定方法を図8及び図9を用いて詳細に説明する。
【0049】
図8及び図9は、補間方法設定用のUI1501を示す図である。図8は後述する補間方法Iを設定する場合、図9は補間方法IIを設定する場合、の例を示す。両図において、UI1501は、補間を行う際の制御点の個数設定エリア1507、補間方法設定エリア1508の他、指示カーソル1502、制御点マーカ1503、三角形変更ボタン1504、各辺のインク量表示バー1505、補間実行ボタン1506、から構成される。
【0050】
指示カーソル1502は、制御点マーカ1503を移動したり、三角形変更ボタン1504や補間実行ボタン1506を押下するために使用される。制御点マーカ1503は、設定された制御点個数1507および補間方法1508に応じて表示され、指示カーソル1502による移動が可能である。この制御点マーカ1503で囲まれた領域が一つの補間単位になる。なお、制御点マーカ1503の移動は同一辺上に限られ、複数のマーカが同位置に重なっても良い。制御マーカ1503の設定方法としては例えば、後述するインク量表示バー1505の表示に基づき、インク量の変化開始点及び終了点、最大インク量開始点及び終了点、等に設定すれば良い。
【0051】
三角形変更ボタン1504は、補間対象となる三角形を変更する際に用いられる。通常、各色ごとに補間を行うので、色数分の三角形が保持されている。各辺のインク量表示バー1505は、BA,AO,BO各辺のインク量を色の濃淡によって示している。すなわち、インク量表示バー1505において白色はインク量が0であることを示し、色が濃くなるほどインク量が多いことを示す。そして補間実行ボタン1506が押下されることによって、設定された制御点及び補間方法により、三角形内部のインク量が補間される。
【0052】
本実施形態において設定可能な補間方法としては、後述するI〜XIの4種類がある。補間方法Iは辺BA,BOに制御点を設定して補間する方法(図8,図10に対応)、補間方法IIは辺BO,AOに制御点を設定して補間する方法(図9,図11に対応)、補間方法IIIは辺BA,AOに制御点を設定して補間する方法(図12に対応)、補間方法IVは全ての辺BA,AO,BOに制御点を設定して補間する方法(図13に対応)、である。なお補間方法III,IVに関しても、補間方法I,IIに対応する図8,図9と同様に、適切な設定UIが表示され、それぞれの辺上に制御点マーカが、ユーザの任意に設定される。
【0053】
上記UI1501により、ユーザは三角形の各辺のインク量に応じて適切な補間方法及び制御点を設定し、補間を実行する。以下、4種類の補間方法のそれぞれについて、図10〜図13を用いて詳細に説明する。なお、図10〜図13に示すP1〜P4が、図8及び図9において制御点マーカ1503により設定された制御点位置に対応している。
【0054】
●補間方法I
図10は、補間方法Iを説明するための図である。補間方法Iは、辺BA,BOについてのみ、対応するインク量が存在する場合などに適当である。
【0055】
まず、辺BA上のP1BA〜P4BAと、辺BO上のP1BO〜P4BOをそれぞれ結ぶことにより、図中太線で示す線分が、P2BAP2BO及びP3BAP3BOとして三角形上に現れる。そして、このような線分(図10では太線で示す)によって区切られた三角形内の領域ごとに、補間処理を行う。
【0056】
すなわち、BとP1BAP1BO、P1BAP1BOとP2BAP2BO、P2BAP2BOとP3BAP3BO、P3BAP3BOとP4BAP4BO、P4BAP4BOとAO、で囲まれたそれぞれの領域について、その内部の補間処理を行う。
【0057】
たとえば、P1BAP1BOと、P2BAP2BOで囲まれた領域については、
P1BAH:HP2BA=P1BOD:DP2BO
を満たすような、P1BAP2BA上の任意の点をH、P1BOP2BO上の任意点をDとしたとき、線分HD(図10では細線で示す)上の点のインク量を、H点およびD点のインク量に基づく線形補間によって算出する。
【0058】
●補間方法II
図11は、補間方法IIを説明するための図である。補間方法IIは、辺AO,BOについてのみ、対応するインク量が存在する場合などに適当である。
【0059】
まず、辺AO上のP1AO〜P4AOと辺BO上のP1BO〜P4BOをそれぞれ結ぶ。そして、これによって区切られた領域ごとに、補間方法Iと同様の補間処理を行う。
【0060】
すなわち、OとP4AOP4BO、P4AOP4BOとP3AOP3BO、P3AOP3BOとP2AOP2BO、P2AOP2BOとP1AOP1BO、P1AOP1BOとAB、で囲まれたそれぞれの領域について、その内部の補間処理を行う。
【0061】
たとえば、P2AOP2BOとP1AOP1BOで囲まれた領域については、
P2AOW:WP1AO=P2BOD:DP1BO
を満たすような、P1AOP2AO上の任意の点をW、P1BOP2BO上の任意点をDとしたとき、線分WD上の点のインク量を、W点およびD点のインク量に基づく線形補間によって算出する。
【0062】
●補間方法III
図12は、補間方法IIIを説明するための図である。補間方法IIIは、辺AO,BAについてのみ、対応するインク量が存在する場合などに適当である。
【0063】
まず、辺AO上のP1AO〜P4AOと辺BA上のP4BA〜P1BAをそれぞれ結ぶ。そして、これによって区切られた領域ごとに、補間方法Iと同様の補間処理を行う。
【0064】
すなわち、AとP1AOP4BA、P1AOP4BAとP2AOP3BA、P2AOP3BAとP3AOP2BA、P3AOP2BAとP4AOP1BA、P4AOP1BAとBO、で囲まれたそれぞれの領域について、その内部の補間処理を行う。
【0065】
たとえば、P3AOP2BAとP4AOP1BAで囲まれた領域については、
P4AOW:WP3AO=P1BAH:HP2BA
を満たすような、P4AOP3AO上の任意の点をW、P1BAP2BA上の任意点をHとしたとき、線分WH上の点のインク量を、W点およびH点のインク量に基づく線形補間によって算出する。
【0066】
●補間方法IV
図13は、補間方法IVを説明するための図である。補間方法IVは、三角形の全ての辺AO,BO,BAについて、対応するインク量が存在する場合などに適当である。
【0067】
まず、辺AO上のP1AO〜P4AO、辺BO上のP1BO〜P4BO、辺BA上のP1BA〜P4BAに対して、P1BOとP1BA、P2BOとP2BA、P3BOとP3AO、P4BOとP4AO、P3BAとP2AO、P4BAとP1AO、をそれぞれ結ぶ。
【0068】
そして、BとP1BOP1BA、P1BAP1BOとP2BAP2BO、OとP4BOP4AO、P4AOP4BOとP3AOP3BO、AとP1AOP4BA、P1AOP4BAとP2AOP3BA、P2BOP3BAとP3BOP2AOで囲まれた領域については、以下のように内部を補間する。
【0069】
たとえばP1BAP1BOとP2BAP2BOで囲まれた領域については、
P1BAH:HP2BA=P1BOD:DP2BO
を満たすような、P1BAP2BA上の任意の点をH、P1BOP2BO上の任意点をDとして、線分HD上の点のインク量を、H点およびD点のインク量に基づく線形補間によって算出する。
【0070】
また、P2BOP2BAP3BA、およびP3BOP3AOP2AOで囲まれた三角形については、たとえば前者の場合、P2BOと辺P2BAP3BA上の任意の点を直線で結び、該直線上の点のインク量を、その両端点のインク量に基づく線形補間によって算出する。
【0071】
以上説明したように、本実施形態の補間方法によって作成された色分解テーブルを用いることにより、適切な色分解が可能となる。たとえば図10(補間方法I)において、線分P1BAP1BOによるインクの入り方は、点P1BAおよび点P1BOの位置、すなわち両辺におけるインクの入れ方で制御することができる。つまり、辺BAおよびBOにおいて、インクが点P1BAおよび点P1BOから滑らかに入れるように設定すれば、線分P1BAP1BOによるインクの入り方も滑らかになる。
【0072】
さらに、線分P1BAP1BOとBで囲まれた領域にはインクが入らないように制御されるため、墨(Kインク)による粒状度の影響を低減することができる。
【0073】
さらに、補間方法を設定する際に、ユーザが例えばインク量の変化の激しい点、ゆるい点に分けて制御点を設定することによって、その内部のインク量について、きめ細かい補間を行うことができる。
【0074】
<変形例1>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。以下に、その一例を示す。
【0075】
上述した実施形態では、プリンタのインク色としてCMYK4色の場合を例として説明したが、シアン、マゼンタについて淡インクと濃インクを用いた、計6色のインクを使用する6色プリンタについても、インク色を2つ増やすだけで、上記実施形態と同様の補間処理が容易に可能となる。この場合は、墨(Kインク)入れポイントの設定と同様に、図2のモニタ1402上に濃インク入り始めポイント設定UIを新たに設け、墨入れポイントと同様に、濃シアン、濃マゼンタの入りポイントを、W-K、C,M,Y,R,G,B-Kライン上の計7点に設定する。これにより、3次元連続的に濃インクの挿入ポイントを制御することができる。
【0076】
また、CMYK以外の、レッド(R)やグリーン(G)等の他のカラーインクを有する6色プリンタであれば、図14に示すように、まずRとMの中間にRM,RとYの中間にRY,GとYの中間にGY,GとCの中間にGCを新たに設定する。そして、該設定により得られる10個の四面体(W,C,B,K、W,B,M,K、W,M,RM,K、W,RM,R,K、W,R,RY,K、W,RY,Y,K、W,Y,GY,K、W,GY,G,K、W,G,GC,K、W,GC,C,K)を定義することにより、6色プリンタの最適なインク色分解を提供することができる。
【0077】
このように本変形例によれば、CMYKインクの他に淡いインクを用いた場合や、レッドやグリーン等の他のカラーインクを用いた場合にも、最適な色分解テーブルを提供することができる。
【0078】
<変形例2>
上記実施形態では、図2で示したように、パッチサンプルの入力装置として測色器を用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、フラッドベットスキャナやドラムスキャナ等、印刷物をコンピュータに取り込むことができ、プリンタのインク特性を調査できるものであれば適用可能である。
【0079】
<変形例3>
上記実施形態では、カラープリンタの色再現域を規定するインク色分解テーブルの入力色空間をRGB色空間として説明したが、該入力色空間はもちろんRGB色空間に限定されず、CMYやabc等、3つの変数により3次元的にプリンタの色再現範囲を規定できるような色空間であれば適用可能である。
【0080】
<変形例4>
上記実施形態では、補間処理を線形補間によって行う例を示したが、スプライン補間等の非線形補間を用いてもよい。
【0081】
【他の実施形態】
また前述した実施形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0082】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0083】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0084】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0085】
さらに、供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、最適な色分解処理が可能となる。
【0087】
さらに、形成画像において墨による粒状度の影響を低減することができる。
【0088】
また、色分解テーブルを作成する際に、補間用の制御点をユーザが任意に設定可能であるため、きめ細かい補間が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態にかかる画像形成システムの概要構成を示す図である。
【図3】本実施形態におけるインク色分解テーブルの構造、及び墨入れポイントを説明するための図である。
【図4】インク色分解テーブル作成処理を示すフローチャートである。
【図5】内部補間処理を示すフローチャートである。
【図6】色空間を複数の四面体に分割した例を示す図である。
【図7】四面体内部の補間順序を示す図である。
【図8】補間方法Iに対応する、補間方法設定UI例を示す図である。
【図9】補間方法IIに対応する、補間方法設定UI例を示す図である。
【図10】補間方法Iを説明するための図である。
【図11】補間方法IIを説明するための図である。
【図12】補間方法IIIを説明するための図である。
【図13】補間方法IVを説明するための図である。
【図14】 CMYK及びR,Gインクを用いる6色プリンタにおける色空間分割を説明するための図である。
【図15】従来のカラープリンタにおける色分解処理を説明するための図である。
【符号の説明】
101 カラーマッチング処理部
102 インク色分解処理部
103 ハーフトーン処理部
104 インク色分解テーブル作成部
105 インク色分解テーブル部
106 プリンタ特性入力部
1401 コンピュータ
1402 モニタ
1403 プリンタ
1404 測色器
1405 パッチサンプル
Claims (7)
- 画像形成装置から出力された所定パッチから該画像形成装置で用いる色分解テーブルを作成する制御方法であって、
前記色分解テーブルに入力されるRレッド、Gグリーン、Bブルーの3成分によって構成される3次元色空間内部のグリッド点における色分解データを求める制御方法であり、
前記3次元色空間におけるWホワイト点とKブラック点を結ぶ第1ライン上における色分解データを作成する第1のテーブル作成ステップと、
前記Wホワイト点と、前記画像形成装置の色材色の1色によって表現される1次色の点(Cシアン点、Mマゼンタ点、Yイエロー点)、及び前記色材色の2色によって表現される2次色の点(Rレッド点、Gグリーン点、Bブルー点)を結ぶ複数の第2ライン(W−C、W−M、W−Y、W−R、W−G、W−B)上における色分解データを作成する第2のテーブル作成ステップと、
前記1次色点及び前記2次色点と前記Kブラック点を結ぶ複数の第3ライン(C−K、M−K、Y−K、R−K、G−K、B−K)上における色分解データを作成する第3のテーブル作成ステップと、
前記1次色点と前記2次色点を結ぶ複数の第4ライン(Y−R、Y−G、C−G、C−B、M−B、M−R)上における色分解データを作成する第4のテーブル作成ステップと、
前記第1乃至第4ライン上における色分解データに基づく補間処理によって、前記3次元色空間内部のグリッド点における色分解データを作成する補間ステップと、を有し、
前記補間ステップにおいては、
前記Wホワイト点、前記Kブラック点、前記1次色点、前記2次色点を頂点とする四面体の三角形面について、その各辺における色分解データに基づく補間処理により、該三角形面上に存在する前記グリッド点における色分解データを作成し、
ユーザ指示に基づいて補間方法及び前記補間処理のためのパラメータを設定し、
前記補間方法として前記三角形面の少なくとも2辺を指定し、前記パラメータとして、前記三角形面を区分する制御点の個数および位置を設定し、
前記指定された辺における前記制御点によって区分された領域ごとに補間処理を行うことを特徴とする制御方法。 - 前記第1及び第3のテーブル作成ステップにおいては、
前記第1及び第3ライン上に、ブラックインクの入り始めとなる点を示すKブラックの色材色への分解開始点を設定し、該分解開始点に基づいて該第1及び第3ライン上の色分解データを作成することを特徴とする請求項1記載の制御方法。 - 前記分解開始点は任意に設定可能であることを特徴とする請求項2記載の制御方法。
- 前記分解開始点はユーザ指示に基づいて設定されることを特徴とする請求項2記載の制御方法。
- 色分解テーブルに入力されるRレッド、Gグリーン、Bブルーの3成分によって構成される3次元色空間内部のグリッド点における色分解データを、所定パッチを用いて求めることにより、該色分解テーブルを作成する画像形成装置であって、
前記3次元色空間におけるWホワイト点とKブラック点を結ぶ第1ライン上における色分解データを作成する第1のテーブル作成手段と、
前記Wホワイト点と、前記画像形成装置の色材色の1色によって表現される1次色の点(Cシアン点、Mマゼンタ点、Yイエロー点)、及び前記色材色の2色によって表現される2次色の点(Rレッド点、Gグリーン点、Bブルー点)を結ぶ複数の第2ライン(W−C、W−M、W−Y、W−R、W−G、W−B)上における色分解データを作成する第2 のテーブル作成手段と、
前記1次色点及び前記2次色点と前記Kブラック点を結ぶ複数の第3ライン(C−K、M−K、Y−K、R−K、G−K、B−K)上における色分解データを作成する第3のテーブル作成手段と、
前記1次色点と前記2次色点を結ぶ複数の第4ライン(Y−R、Y−G、C−G、C−B、M−B、M−R)上における色分解データを作成する第4のテーブル作成手段と、
前記第1乃至第4ライン上における色分解データに基づく補間処理によって、前記3次元色空間内部のグリッド点における色分解データを作成する補間手段と、を有し、
前記補間手段は、
前記Wホワイト点、前記Kブラック点、前記1次色点、前記2次色点を頂点とする四面体の三角形面について、その各辺における色分解データに基づく補間処理により、該三角形面上に存在する前記グリッド点における色分解データを作成し、
ユーザ指示に基づいて補間方法及び前記補間処理のためのパラメータを設定し、
前記補間方法として前記三角形面の少なくとも2辺を指定し、前記パラメータとして、前記三角形面を区分する制御点の個数および位置を設定し、
前記指定された辺における前記制御点によって区分された領域ごとに補間処理を行うことを特徴とする画像形成装置。 - コンピュータで実行されることによって、請求項1乃至4のいずれかに記載された制御方法を実現するプログラム。
- 請求項6記載のプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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