JP4023474B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶等の電気光学素子を駆動する電気光学装置及び電子機器に関し、特に電気光学素子の駆動に必要な温度補償の改善に関する。
電気光学素子として例えば液晶を例に挙げれば、この液晶は温度依存性を有し、環境温度が相違すると、同一の電圧を印加すると液晶の透過率が異なる。そこで、従来より種々の温度補償対策が実施されている。その一つは、液晶へ印加される電圧を、直線補間によって温度補償するものである。その中には、2種以上の温度勾配の中から一つを選択したりあるいは合成して、直線補間を実施するものもある。
しかし、直線補間では低温領域から高温領域に亘って温度勾配が一定であるため、実際の液晶の温度依存特性とは必ずしも一致せず、精度の高い温度補償は不可能であった。
また、液晶の温度依存特性は印加電圧−透過率特性だけでなく、他のパラメータにも依存しているが、これに対して何等の温度補償もなされていなかった。
さらに、この種の温度補償を実施するには、環境温度を検出する温度センサが不可欠である。この温度センサは、液晶の温度補償のための温度検出であるから、液晶の温度を検出することが本来であるが、実際には液晶の温度を検出することは不可能である。
このため、従来は表示パネルの外に設けざるを得ず、そうすると液晶と温度センサとの間に物理的距離が生じ、しかもこの距離は液晶パネルが大型化するほど大きくなり、液晶温度に対して温度差のある場所の温度を検出することになってしまう。
特開平9−265080号公報 特開昭56−89791号公報 特開平11−218731号公報
本発明の目的は、ドライバIC内に温度センサを内蔵させながら、電気光学素子の温度に対して温度差の少ない温度検出を実施して、より正確な温度補償を実施することができる電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
本発明の一形態によれば、電気光学素子を駆動するドライバICは、温度−電圧特性に従って電圧を出力する電源回路と、この電源回路からの出力電圧を可変する電子ボリュームと、環境温度を検出する温度検出部と、この温度検出部にて検出される温度と対応する電子ボリューム制御値を記憶する補正テーブルとを有する。電源回路は、第1の温度−電圧特性を有する第1の電源回路と、第2の温度−電圧特性を有する第2の電源回路と、第1,第2の電源回路からの出力電圧に基づいて、所望の温度勾配を有する電圧特性に従った電圧を出力する温度勾配選択回路とを有する。温度検出回路は、第1,第2の温度−電圧特性に基づいて実温度を検出する。この温度検出部にて検出された実温度に対応する補正テーブル内の電子ボリュームスイッチ制御値に基づいて、電源回路からの出力電圧を電子ボリュームにて調整して出力する。これにより、例えば、低温、常温、高温領域でそれぞれ異なる温度勾配を持たせたり、あるいは直線補間以外の曲線補間など、電気光学素子の温度依存性に合致した印加電圧補正を実現できる。
本発明の他の態様によれば、電気光学素子を駆動するドライバICは、電子ボリュームにより発振周波数が可変である発振器と、環境温度を検出する温度検出部と、この温度検出部にて検出される温度と対応する電子ボリューム補正値を記憶する補正テーブルとを有する。発振器は、温度検出部にて検出された実温度に対応する前記補正テーブル内の前記電子ボリューム補正値に基づいて前記電子ボリュームが調整されることで、発振周波数が可変である。これにより、温度に応じてフレーム周波数を可変できるので、温度によって反応速度の異なる電気光学素子の特性に追従したフレーム周波数を設定できる。
本発明のさらに他の態様は、電気光学素子を駆動するドライバICは、発振器と、この発振器からの発振周波数に基づいて階調用クロックを生成する階調用クロック生成部と、この階調用クロック生成部からの前記階調用クロックに基づいて、階調値に応じてパルス幅が異なる複数の階調パルスを発生する階調パルス発生部と、環境温度を検出する温度検出部と、この温度検出部にて検出される温度と対応する階調パルス幅補正値を記憶する補正テーブルとを有する。階調パルス発生部は、温度検出部にて検出された実温度に対応する前記補正テーブル内の前記階調パルス幅補正値に基づいて、前記複数の階調パルスのパルス幅を可変する。これにより、例えば常温と低温とで同一の電圧を電気光学素子に印加したときの階調値が相違する温度依存性を有していても、温度により階調パルスのパルス幅を可変することで、温度に起因した階調の劣化を解消できる。
本発明のさらに他の態様に係る電気光学装置は、第1の基板と第2の基板との間に電気光学素子を有するパネルと、第1の基板に搭載されて電気光学素子を駆動するドライバICとを有する。このドライバICは、環境温度を検出する温度検出部と、この温度検出部にて検出された実温度に基づいて電気光学素子の駆動に必要な温度補償を実施する温度補償回路とを内蔵する。第1,第2の基板には電気光学素子と対向して配置される第1,第2の電極が形成される。この第1,第2の電極の少なくとも一方は、第1の基板に搭載されるドライバICの端子と接続され、かつ、端子位置を越えてドライバICの裏面まで延在形成される冗長部分を有する。こうすると、電気光学素子の温度は、電極及びその冗長部分を介してドライバICの裏面まで伝達されるので、ドライバIC内の温度検出部にて液晶温度に対して温度差の少ない温度を検出できる。この結果、温度補償の精度が向上する。
以下、電気光学装置の一例である液晶装置に本発明を適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。
(液晶装置の説明)
図1は単純マトリクス型液晶装置の概略説明図である。液晶パネル10は、例えば単純マトリックス型液晶装置であり、第1の電極(セグメント電極)12が形成された第1の基板(図示せず)と、第2の電極(コモン電極)14が形成された第2の基板(図示せず)の間に液晶が封入されることで形成される。
MPU20は、この液晶装置が搭載される電子機器例えば携帯電話機等の制御を司るものである。このMPU20からコマンドデータ、表示データ、アドレスデータ等が供給されるドライバICとして、例えば2つのXドライバIC22,24が設けられている。XドライバIC22はマスターとして機能し、XドライバIC24はスレーブとして機能する。XドライバIC22,24は液晶パネル10に形成された第2の電極14にデータ信号(階調信号)を供給するもので、同一のICにて形成される。ただし、マスターとなるXドライバIC22のみが、MPU20からの信号に基づいて表示制御信号例えばラッチパルス(LP)、階調制御パルス(GCP)等を生成し、スレーブとなるXドライバIC24にはマスターのXドライバIC22からこれらの表示制御信号が入力される。
YドライバIC26は液晶パネル10の第1の電極12を駆動するものである。YドライバIC26にも、マスターとなるXドライバIC22から表示制御信号の一部が入力される。
XドライバIC22,24及びYドライバIC26は、例えばMLS(マルチラインセレクション)方式にて液晶パネル10を駆動するもので、例えば一水平走査期間に4本の第2の電極14を同時に選択しながら第2の電極14にデータ信号を供給し、一垂直期間内に同一の第12の電極12を複数回選択している。
なお、本発明が適用される液晶パネル10は必ずしもMLS駆動の単純マトリックス型液晶パネルに限らず、通常通り1本の第1の電極12を選択して駆動するものの他、MIS(金属−絶縁−シリコン)、MIM(金属−絶縁−金属)等の二端子素子、TFT(薄膜トランジスタ)等の三端子素子を用いたアクティブマトリックス型液晶パネルにも適用することができる。
(ドライバICの概要説明)
図2は図1に示すXドライバIC22の主要部のブロック図である。図2において、XドライバIC22に内蔵される主な機能ブロックとして、下記の各機能ブロックが設けられている。電源回路30は、液晶駆動に必要な基準電圧を生成する。電圧生成回路40は、電源回路30からの出力に基づいて液晶駆動に必要な電圧VLCD,V1〜V4を生成する。記憶部例えばRAM50には、MPU20から供給される表示データ(階調データ)が記憶される。発振回路60は基準周波数を発振出力し、この発振回路60からの発振周波数に基づいてPWM(パルス幅変調)用クロック(GCP)を生成するPWM用クロック生成回路70が設けられている。階調パルス発生回路80は、PWM用クロックに基づいて各階調値に対応する複数種の例えば32階調のための階調パルスを発生する。PWMデコーダ90は、RAM50からの階調データに基づいて対応する階調パルスを選択して一ライン分ずつ出力する。液晶駆動回路100は、PWMデコーダ90からの階調パルスの波高を、図示しない極性反転信号等に基づいて電圧生成回路40からの各種電圧値VLCD,V1〜V4またはグランド電圧VGNDにシフトさせて、図1に示す対応する第2の電極14に供給する。
図3は、液晶駆動回路100より1本の第2の電極14に供給される信号電位を示している。図3は液晶に印加される電圧がフレーム毎に極性反転される場合の波形を示している。図3に示す「1H」は一水平走査期間である。第1フレームでは1Hに対して電圧がVLCDとなるパルス幅Wの割合(デューティ比)によって階調値が決定される。同様に、第2フレームでは1Hの期間に対して電圧がVGNDとなるパルス幅Wの割合(デューティ比)によって階調値が決定される。
本実施の形態では、液晶パネル10の特性に応じて、(1)図3に示す電圧VLCD,V1〜V4の各電圧値の補正、(2)図3に示す1Hの期間の長さの補正(フレーム周波数の補正)、(3)各階調値に対する1H内のパルス幅W(デューティ比)の補正が可能となっている。
(電圧補正回路について)
図2に示す電源回路30は、第1の温度−電圧特性を有する第1の電源回路30Aと、第2の温度−電圧特性を有する第1の電源回路30Bと、第1,第2の電源回路30A,30Bからの出力電圧に基づいて、所望の温度勾配を有する電圧特性に従った電圧を出力する温度勾配選択回路36とを有する。
第1の電源回路30Aは、図4に示す第1の温度勾配(例えば−0.2%/℃)の温度−電圧特性に従って変化する電圧Aを出力する。一方、第2の電源回路30Bは、図4に示す第2の温度勾配(例えば−0.5%/℃)の温度−電圧特性に従って変化する電圧Bを出力する。そして、温度勾配選択回路36は、図4に示す第1,第2の温度勾配の電圧A,B間の所望の温度勾配の電圧Cを選択して出力する。
第1の電源回路30Aは、第1の温度勾配特性を有する定電圧源32Aからの電圧をアンプ34Aにて所定のゲインにて増幅して出力する。アンプ34Aの出力線とグランドとの間には抵抗R1が接続されている。この抵抗R1の途中位置をアンプ34Aのマイナス端子に接続することで、アンプ34Aの帰還経路に帰還抵抗R1Aが形成される。
第2の電源回路30Bは、第2の温度勾配特性を有する定電圧源32Bからの電圧をアンプ34Bにて所定のゲインにて増幅して出力する。アンプ34Bの出力線とグランドとの間には抵抗R2が接続されている。この抵抗R2の途中位置をアンプ34Bのマイナス端子に接続することで、アンプ34Bの帰還経路に帰還抵抗R2Aが形成される。
なお、上述した第1,第2の温度勾配は、第1の定電圧源32A,第2の定電圧源32Bを構成するMOSトランジスタのプロセス特性に依存して決定される。
温度勾配選択回路36は、第1,第2のアンプ34A,34Bの出力線同士を接続する接続線途中に挿入接続された抵抗R3と、その抵抗R3途中の任意の位置に接続されるスイッチSW1と、そのスイッチSW1の接続位置情報を記憶する温度勾配選択レジスタ38とから構成される。
温度勾配選択レジスタ38はプログラマブルレジスタで、ユーザが自由に温度勾配を選択することができる。ただし、使用される液晶パネル10が特定されれば、その液晶パネル10に固有の温度勾配が選択され、それ以降は変更されることはない。ここでは、温度勾配選択レジスタ38は既に初期設定され、電源回路30からの出力電圧は、図4の電圧特性Cとなっているものとする。
温度勾配選択回路36の後段にはアンプ110が設けられている。このアンプ110の出力線とグランドとの間には抵抗R4が接続されている。この抵抗R4の途中位置をアンプ110のマイナス端子に接続することで、アンプ110の帰還経路に帰還抵抗RA4が形成される。
第1の電子ボリュームスイッチSW2は、アンプ110の帰還抵抗R4A途中の任意位置に接続されるスイッチである。ここで、第1の電子ボリュームスイッチSW2により選択された抵抗を、図2の通り抵抗R4Bと表記する。第1の電子ボリュームスイッチSW2により選択される抵抗R4Bの値を可変することで、図4に示す電圧特性Cをさらに補正することができる。
この第1の電子ボリュームスイッチSW2の後段に設けられた電圧生成回路40は、第1の電子ボリュームスイッチSW2を介して電圧が入力される第4のアンプ42と、その出力線とグランドとの間に接続された抵抗R5とを有する。そして、第4のアンプ42の出力が電圧VCLDとされ、その電圧が抵抗R5を用いて抵抗分割されることで各電圧V1〜V4が生成される。
本実施の形態では、環境温度に応じて、第1の電子ボリュームスイッチSW2を制御することで、図4に示す電圧特性Cを環境温度に応じてさらに補正している。
このために本実施の形態では、図4に示す2種の温度勾配特性を利用して環境温度を検出する温度検出部120を備えている。この温度検出部120は、図2に示すように、発振回路60の発振出力を分周する分周回路122と、分周回路122からのクロックをカウントし、所定カウント値毎にリセットされるカウンタ124と、第1の電源回路30A内の第1のアンプ34Aに接続された帰還抵抗R1Aに接続される第1の温度検出用スイッチSW3と、第2の電源回路30B内の第2のアンプ34Bに接続された帰還抵抗R2Aに接続される温度検出用スイッチSW4と、第1,第2の温度検出用スイッチSW3,SW4を介して入力される電圧を比較する比較器126と、比較器126が変化したときのカウンタ124の出力に基づいて、実温度に対応するデータを出力する温度設定用レジスタ128とを有する。
ここで、温度検出用スイッチSW3,SW4の一方は、カウンタ122からの出力が変化する毎に、帰還抵抗R2A,R3Aの一端より他端に向けて接続点を順次切り換える。例えばスイッチSW3を図2の位置にて固定とし、スイッチSW4を切り換えると、温度検出用スイッチSW4を介して比較器124に入力される電圧は、図4の矢印方向aに向けてスイープされる。すなわち、図4にて任意温度t1を検出するにあたり、温度検出用スイッチSW4を介して比較器124に入力される電圧を、電圧特性B上の電圧V1よりスイープさせる。このスイープされた電圧はある時点で電圧特性A上の電圧V2(温度検出用スイッチSW3を介して比較器124に入力される電圧)を下回り、比較器126の出力が“H”より“L”に変化する。このとき電圧変化量を△Vとすると、この変化量△Vは温度t1に固有の値となる。よって、温度設定用レジスタ128は、比較器126にて出力が変化したときのカウンタ122のカウント値(これは電圧変化量△Vに相当する)に基づいて、実温度t1を出力することができる。
実温度t2を検出するには、図4に示すように、スイッチSW4を固定とし、スイッチSW3を切り換えることで、温度検出用スイッチSW3を介して比較器124に入力される電圧を、図4の矢印方向bに向けてスイープすればよい。こうすると、V3からスイープされた電圧はある時点で電圧V4を下回り、比較器126の出力が例えば“L”より“H”に変化する。この結果、上記と同様にして実温度t2を検出できる。なお、図2に示すカウンタ124の出力線は温度検出用スイッチSW3にも接続されるが、図2では省略してある。
なお、比較器126のマイナス端子への入力線を、スイッチSW3を経由せずに抵抗R1の中間点に固定接続し、スイッチSW4の接続点を抵抗R2のグランド側よりアンプ34Bの出力線側に向けて移動させて、実温度t1またはt2を検出することもできる。
こうして、温度検出部120は、電源回路30自体の温度勾配特性を利用して実温度を検出することが可能となる。このように、電源回路30に2種の温度勾配を有する定電圧源30A,30Bを設け、その2種の温度勾配を利用して検出された実温度に基づいて液晶印加電圧を補正しているので、より正確な補正が可能となる。
次に、検出された実温度に基づいて、第1の電子ボリュームスイッチSW2を制御する構成について説明する。このために、図2に示すように、第1の電子ボリュームスイッチ制御部130は、液晶パネルメーカの希望により補正値が設定される例えばROM、PROMなどにて形成される第1の補正テーブル132と、同様に液晶パネルメーカの希望により設定された第1の電子ボリュームスイッチSW2の制御基準値が格納された第1のレジスタ134と、それら両者のディジタル値を加算して出力する第1の加算器136とを有する。
図5は、第1の電子ボリュームスイッチ制御部130により制御された第1の電子ボリュームスイッチSW2からの出力に基づいて得られる液晶印加電圧VCLDの温度依存特性を示している。図5は、液晶電圧VCLDは低温領域Ta、中間温度領域Tb,高温領域Tcにて異なる温度勾配を有する温度依存特性を示している。このために、中間温度領域Tbは、原則として温度勾配選択レジスタ38からの出力に基づく温度勾配選択スイッチSW1及び第1のレジスタ134からの出力に基づく第1の電子ボリュームスイッチSW2によって決定されている。低温領域Ta及び高温領域Tcは、さらに第1の補正テーブル132からの出力によって制御される第1の電子ボリュームスイッチSW2によって設定される。低温領域Taは、低温になるほど、第1の電子ボリュームスイッチSW2にて選択される抵抗R4Bの抵抗値が小さく設定される(スイッチSW2の接点を第3のアンプ110出力側に近づける)。これに対して、高温領域Tcでは、高温になるほど、抵抗R4Bの抵抗値が大きく設定される(スイッチSW2の接点をグランドGND側に近づける)。
これにより、2種の温度勾配特性を持つ電源回路30の出力電圧から、液晶パネル10固有の温度依存性を有する液晶印加電圧VLCD,V1〜V4を生成することができる。
図5に示す温度依存特性は、3分割領域にて異なる傾きを持つ直線補間としてが、分割数、補間形式は他に種々の変形実施が可能であり、例えば曲線補間を用いても良い。
(フレーム周波数補正回路について)
容量Cと抵抗R6とを有するCR発振回路60は、第2の電子ボリュームスイッチSW5によって、発振回路60に接続される抵抗R6の抵抗値を可変することで発振周波数(フレーム周波数)が可変である。なお、発振回路60として可変容量型を用いることもできる。
図2に示すように、温度検出部120にて検出された実温度に基づいて、第2の電子ボリュームスイッチSW5を制御する、第2の電子ボリュームスイッチ制御部140が設けられている。この第2の電子ボリュームスイッチSW5は、液晶パネルメーカの希望により補正値が設定される例えばROMにて形成される第2の補正テーブル142と、液晶パネルメーカの希望により設定された第2の電子ボリュームスイッチSW5の制御基準値が格納された第2のレジスタ144と、それら両者のディジタル値を加算して出力する第2の加算器146とを有する。
このように、温度によって発振周波数を可変する理由は下記の通りである。図6に示すように、発振回路60の固有発振周波数は高温に向かうに従い低くなる温度依存特性を有する。これは、発振回路60内の抵抗(拡散抵抗)R6の抵抗値は、図6に示すように高温に向かう従い高くなり、固有発振周波数はその抵抗値と反比例の関係にあるからである。一方、高温になるに従い液晶分子は動きがが速くなり、次回の書き込みが行われるまでの間に液晶分子が応答してしまい、画質が劣化する。このことから、高温領域ではフレーム周波数は高い方が好ましいが、発振回路60からの固有発振周波数は逆に低くなっている。
そこで、本実施の形態では、図6に示す固有発振周波数を改善し、図7に示すように高温になるほど高いフレーム周波数を得るようにしている。このためには、発振回路60に接続される抵抗R6の抵抗値を、低温領域では高く、高温領域では低くなるように、第2の電子ボリュームスイッチSW5を制御している。
このような制御により、高温になるに従い反応速度の速い液晶に合わせた高いフレーム周波数に設定でき、逆に低温になるに従い液晶の反応速度が遅くなるためフレーム周波数を低く設定できる。
(階調パルス幅補正回路について)
図2に示す階調パルス幅補正回路150は、液晶パネルメーカの希望により階調パルス幅補正値が設定される例えばROMにて形成される第3の補正テーブル152と、液晶パネルメーカの希望により設定され、特に中間調のコントラストを液晶パネル10に合わせて設定するための階調パルス幅情報が格納された第3のレジスタ154と、それら両者のディジタル値を加算して出力する第3の加算器156とを有する。
図8は、ある階調値に対応する階調パルスを発生する構成を有している。図8において、補正テーブル152A,レジスタ154A,加算器156A、カウンタ80Aは、それぞれ第3の補正テーブル152,第3のレジスタ154,第3の加算器156及び階調パルス発生器80の一部の構成である。22=4階調とした場合、図8に示すPWM用クロック生成回路70以外の構成が4組設けられる。図8の回路の動作を図9のタイミングチャートに示す。
図8において、加算器156Aは補正テーブル152A及びレジスタ154Aからの各5ビットのデジタル値を加算する。カウンタ80Aでは、加算器156Aからデータがロードされ、そのデータ値分だけクロックCLをカウントアップすることでキャリーCAが“L”より“H”に変化する。
ここで、PWMクロック生成回路70は、図9に示すように、発振回路60からのフレーム周波数を32分周することで1H内に32発のクロックCLを生成し、このクロックCLがカウンタ80Aに入力される。PWM用クロック生成回路70はさらに、一水平走査期間1H毎にカウンタ80Aをリセットするための信号XLを生成する。
従って、カウンタ80Aが加算器156Aからロードされた値をカウントアップすまで、カウンタ80Aのキャリー端子CAに接続されたインバータ82の出力は、図9に示すように“H”となり、カウントアップ後に“L”となり、これがパルス幅Wの階調パルスとして利用される。このように、第3の補正テーブル152内の補正値が考慮されて、階調パルスが生成される。なお、本実施の形態の場合、この階調パルスは、5ビットデータを用いることで25=32段階の中から選択できる。
次に、階調パルス幅の補正内容について説明する。図10は、常温と低温での液晶の印加電圧−透過率特性の相違を示している。図10に特性V−T1は常温での特性であり、特性V−T2は低温での特性である。
ここで、図10にて横軸に示す電圧Va〜Vdは、常温時に透過率Ta〜Tdをそれぞれ得られる液晶への印加電圧である。ところが、低温になると、例えば電圧Vbを液晶に印加しても、常温時の透過率Tbよりも低い透過率となってしまう。また、低温時に電圧Vcを液晶に印加すると、常温時の透過率Tcよりも高い透過率となってしまう。そこで、低温時に透過率Tbを得るには、電圧Vbに代えてそれより低い電圧Vaを液晶に印加し、低温時に透過率Tcを得るには、電圧Vcに代えてそれより高い電圧Vdを液晶に印加すれば良いことが、図10から分かる。
上記のことから、PWM(パルス幅変調)駆動の場合、常温時に透過率Tbを得るためには、図11(A)に示すよパルス幅W1の階調パルスで良いのに対して、低温時に同じ透過率Tbを得るには図11(B)に示すパルス幅W2(W2<W1)の階調パルスを用いる必要がある。同様に、常温時に透過率Tcを得るためには、図11(C)に示すよパルス幅W3の階調パルスで良いのに対して、低温時に同じ透過率Tcを得るには図11(D)に示すパルス幅W4(W4>W3)の階調パルスを用いる必要がある。
このように、温度に依存して異なる液晶の印加電圧−透過率特性を補償するために、第3のテーブル152に、温度に対応する階調補正値が記憶され、温度検出部120にて検出された実温度に対応してそれが読み出されることで、上述の温度補償が実現可能となる。なお、広いパルス幅W1より狭いパルス幅W2に補正するには、第3の補正テーブル152に負のデジタル値を記憶させておき、第3の加算器156にて減算すればよい。
(温度検出のための構造について)
上述した3種の温度補償はいずれも、液晶上の温度依存性を補償するものであり、液晶自体の温度を検出することが最も正確な温度補償対策となる。
ここで、本実施の形態の温度検出部120は、図1に示すXドライバIC22内に搭載された電源回路30の2種の温度勾配を用いて温度検出を実施している。従って、温度検出部120が内蔵されたXドライバIC22と液晶が存在する液晶パネル10との間には、物理的距離が存在する。
そこで、図12及び図13に示す構造を採用することが好ましい。図12は、COG(チップ オン グラス)により液晶パネル10を構成する一方の第1のガラス基板210上に、ドライバIC220を搭載した液晶ユニット200の平面図である。液晶ユニット200は、例えば第1の電極12が形成された第1のガラス基板210と、第2の電極14が形成された第2のガラス基板212間に、液晶を封入して構成されている。なお、図12に示すドライバIC220は、図1に示す2つのXドライバIC22,24及びYドライバIC26の機能を有するものとする。従って、ドライバIC220は、図2に示す電源回路30及び温度検出部120と、図2の各ブロック130,140及び150などの温度補償回路を内蔵するものとする。
図13は、第1のガラス基板210の一部であって、ドライバIC220が配置される領域を拡大して示している。このドライバIC220が配置される領域(破線で示す四角領域)内には、第1,第2のガラス基板210,212に形成された第1,第2の電極12,14(通常は透明電極)が延長して配置される。なお、第2のガラス基板212に形成された第2の電極14は、導電部を介して第1のガラス基板210に形成された第2の電極14と導通されている。
ここで、この第1,第2の電極12,14とドライバIC220とは、図12に示すバンプ230を介して接続される。このとき、従来は図14に示すように、第1,第2の電極12,14はバンプ230のある位置まで延在形成されるのが通常であった。
本実施の形態では、図13に示すように、第1,第2の電極12,14は、バンプ230の位置を越えて、ドライバIC220の搭載領域内に深く侵入して延在形成された冗長部分12A,14Aを有している。より好ましくは、ドライバIC220に搭載される電源回路30の位置と対向する位置まで、第1,第2の電極12,14の冗長部分12A,14Aの少なくとも一方が延在形成される。
こうすると、第1,第2のガラス基板210,212内に封入された液晶の温度は、第1,第2の電極12,14及びその冗長部分12A,14Aを介して、ドライバIC220まで伝達される。このため、ドライバIC220に内蔵された温度検出部120では、液晶温度にほぼ等しい温度を検出できる。従って、この構造を採用すれば、上述した3種の温度補償をより精度高く実施することができる。
なお、図13に示す電極の冗長部分を形成するに際して、ドライバICが図1に示すようにX,YドライバICに分けられる場合には、温度センサを有するドライバICについてのみ冗長部分を形成すればよい。従って、図1の例では、温度検出部120が内蔵されるXドライバIC22の裏面に、第2の電極14の冗長部分14Aを形成すれば足りる。
また、図13に示す構造は、単純マトリクス型液晶装置以外にも適用可能である。例えばTFT、MIMなどをアクティブ素子として用いるアクティブマトリクス型液晶装置の場合には、液晶と対向する画素電極にTFTまたはMIMを介して接続された信号電極(アクティブマトリクス基板側に形成される)と、画素電極と対向する共通電極(対向基板側に形成される)の少なくとも一方に、上述の冗長部分を形成すればよい。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものに限らず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本発明が適用される電子機器としては、上述した形態電話機の他、液晶素子などの電気光学素子を用いた表示部が搭載されたものであれば良く、パーソナルコンピュータ、モバイル機器、ビューファインダ付きカメラ、ページャ、POS端末、電子手帳、ナビゲーション装置などを挙げることができる。
本発明が適用される液晶装置の概略説明図である。 図1に示すXドライバICのブロック図である。 図3に示す液晶駆動回路より1本のセグメント電極に供給される信号電位を示す波形図である。 図2に示す電源回路の出力電圧の温度勾配を示す特性図である。 図2に示す第1の電子ボリュームスイッチの調整によって得られる液晶印加電圧VLCDの温度依存特性を示す特性図である。 発振周波数の温度依存特性を示す特性図である。 第2の電子ボリュームスイッチの調整によって得られるフレーム周波数の温度依存特性を示す特性図である。 図2に階調パルス幅補正回路、PWMクロック発生回路及び階調パルス発生回路80の具体例を示すブロックである。 図8に示す回路の動作タイミングチャートである。 常温と低温での液晶の印加電圧−透過率特性を示す特性図である。 (A)〜(D)は、常温時と低温時とで同一の透過率を得るために用いられる異なるパルス幅の階調パルスを示す波形図である。 COGによってガラス基板上に搭載されたドライバICを有する液晶ユニットの平面図である。 図12に示すガラス基板の一部であって、かつドライバICが搭載される領域を拡大して示す拡大平面図である。 図13と対応する領域を示す従来例の拡大平面図である。
符号の説明
10 液晶パネル、 12 第1の電極、 14 第2の電極、 20 MPU、
22 XドライバIC(マスター)、 24 XドライバIC(スレーブ)、
26 YドライバIC、 30 電源回路、 30A 第1の電源回路、
30B 第2の電源回路、 32A 第1の電源電圧出力部、
32B 第2の電源電圧出力部、 34A 第1のアンプ、 34B 第2のアンプ、
36 温度勾配選択回路、 38 温度勾配選択レジスタ、 40 電圧生成回路、
42 第4のアンプ、 50 記憶部(RAM)、 60 発振回路、
70 PWM用クロック生成回路、 80 階調パルス発生回路、
90 PWMデコーダ、 100 液晶駆動回路、 110 第3のアンプ
120 温度検出部、 122 分周器、 124 カウンタ、 126 比較器、
128 温度設定用レジスタ、 130 第1の電子ボリュームスイッチ制御部
132 第1の補正テーブル、 134 第1のレジスタ、
136 第1の加算器、 140 第2の電子ボリュームスイッチ制御部、
142 第2の補正テーブル、 144 第2のレジスタ、 146 第2の加算器、
150 階調制御パルス幅補正回路、 152 第3の補正テーブル、
154 第3のレジスタ、 156 第3の加算器、 200 液晶ユニット、
210 第1のガラス基板、 212 第2のガラス基板、 220 ドライバIC、
230 バンプ、 R1〜R6 抵抗、 R1A,R2A,R4A 帰還抵抗、
R4B 第1の電子ボリュームスイッチで選択された抵抗、
SW1 温度勾配選択スイッチ、 SW2 第1の電子ボリュームスイッチ、
SW3 温度検出用スイッチ、 SW4 温度検出用スイッチ、
SW5 第2の電子ボリュームスイッチ

Claims (2)

  1. 第1の基板と第2の基板との間に電気光学素子を有するパネルと、
    前記第1の基板に搭載され、前記電気光学素子を駆動するドライバICと、
    を有し、
    前記ドライバICは、
    環境温度を検出する温度検出部と、
    前記温度検出部にて検出された実温度に基づいて、前記電気光学素子の駆動に必要な温度補償を実施する温度補償回路と、
    を有し、
    前記第1,第2の基板には前記電気光学素子と対向して配置される第1,第2の電極が形成され、前記第1,第2の電極の少なくとも一方は、前記第1の基板に搭載される前記ドライバICの端子と接続され、かつ、前記端子位置を越えて前記ドライバICの裏面まで延在形成される冗長部分を有することを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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