JP4022820B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光ディスクの記録面にレーザ光を照射して情報の記録又は再生を行う光ピックアップ装置に関し、特に光ピックアップ装置の低消費電力化および低コスト化を図る技術に関する。
光ピックアップ装置では、レーザ光が光ディスクを反射する際や、光ディスクに向かう入射光と光ディスクからの反射光とがビームスプリッタで分離される際に、レーザ光が分散してそのパワーが減衰されてしまう。例えば、特許文献1に開示されるようにビームスプリッタにハーフミラーを用いた場合などでは、ビームスプリッタを通過する際のレーザ光の減衰量は非常に大きくなる。
従って、反射光の検出を行う光センサにレーザ光が到達する段階で一定レベルのパワーを得るためには、レーザ光源の出力を大きくするか、或いはレーザ光の経路上でのパワーの減衰量を小さくする必要がある。
光路上でパワーの減衰量を小さくする手段としては、入射光と反射光とを分離するビームスプリッタにレーザ光の偏光に依存してレーザ光を分離させる偏光ビームスプリッタを用いるとともに、この偏光ビームスプリッタと光ディスクとの間に1/4波長板を設置してこれらを光アイソレータとして作用させることで、ビームスプリッタにおけるパワーの減衰量を小さくする構成が知られている(例えば特許文献2)。
特開平11−353697号公報 特開平8−87773号公報
ビームスプリッタにハーフミラーを用いた構成では、ハーフミラーは光ディスクからの反射光の光軸に対して斜めに配置されるため、トラッキング誤差信号を生成するのに必要な非点収差をこのハーフミラーにおいて付加することが出来る。
しかしながら、偏光ビームスプリッタを用いた構成では、何ら工夫がないと偏光ビームスプリッタにより反射光に非点収差を付加することができないため、特許文献2のように偏光ビームスプリッタと光センサとの間に非点収差を発生させる例えば円筒レンズなどを設ける必要があった。このように新たなレンズを追加した場合、その部品コストならびにアセンブリ時におけるレンズの調整コストが上昇する。
また、特許文献1の図2に示されるように、偏光ビームスプリッタを特殊な曲面形状にするなど工夫をすることで、偏光ビームスプリッタにより非点収差を発生させることもできるが、このような特殊なレンズを使用すると部品コストの高騰を招くという問題がある。
また、立方体形状など単純な形状の偏光ビームスプリッタを斜めに設置することで非点収差を発生させることも出来るが、このような場合、光ディスクからの反射光のみならず、光ディスクに向かうレーザ光にまで同様に非点収差が付加されてしまい、この非点収差により光ディスクの記録面に小さな光スポットを形成できなくなるという問題が発生する。
この発明の目的は、反射光を分離するビームスプリッタと光センサとの間に円筒レンズなどの非点収差を発生させる構成が不要で、且つ、出力の小さな光源を用いても情報の記録又は再生が可能であり、延いては製造コストの低減を図ることのできる光ピックアップ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、光ディスクの記録面にレーサ光を照射して情報の記録又は再生を行う光ピックアップ装置であって、レーザ光源から出力されたレーザ光を複数のビームにする回折格子と、光ディスクに向かうレーザ光と光ディスクからの反射光とを偏光に依存して分離するキューブ形状の偏光ビームスプリッタと、上記偏光ビームスプリッタより光ディスク側に配置されレーザ光の位相を変化させる1/4波長板と、上記偏光ビームスプリッタにより分離された反射光を検出する光センサとを備え、上記偏光ビームスプリッタは、当該偏光ビームスプリッタを通過する上記反射光にフォーカス誤差検出用の非点収差が生じるように、反射光の入射光軸に対して当該偏光ビームスプリッタの入射面が斜めに配置される一方、上記回折格子は、上記偏光ビームスプリッタにより光ディスクに向かうレーザ光に付加される非点収差を打ち消す向きの非点収差が生じるように、上記レーザ光の入射光軸に対する当該回折格子の入射面の角度が設定されている構成とした。
このような手段によれば、偏光ビームスプリッタと1/4波長板からなる光アイソレータにより、ビームスプリッタでの光の分散を少なくすることが出来るので、レーザ光源の出力を小さくしても情報の記録や再生を行うことが出来る。
また、フォーカス誤差信号を生成するために光ディスクからの反射光に必要な非点収差を偏光ビームスプリッタにより発生させることが出来るので、偏光ビームスプリッタと光センサとの間に非点収差を発生させる光学素子(例えば円筒レンズなど)を設置する必要がなく、その分、コストの低減を図ることが出来る。
また、光ディスクに向かうレーザ光については、回折格子により付加される逆向きの非点収差により偏光ビームスプリッタにより付加される非点収差を打ち消してトータルの非点収差を小さく又はゼロにすることが出来るので、それにより、光ディスクの記録面に所望の光スポットを形成することが出来る。また、この回折格子の作用により、偏光ビームスプリッタとしてノーマルな形状のものを採用しても、光ディスクに向かうレーザ光に非点収差が及ぼされることは問題にならないので、それによりコストの低減を図ることが出来る。
ここで具体的には、上記光センサには、上記偏光ビームスプリッタにより上記反射光に付加された非点収差を検出する田の字状に4分割された検出面を設け、上記反射光に付加された非点収差をこの4分割された検出面で検出してフォーカス誤差信号を生成するように構成する。
望ましくは、上記回折格子は、上記偏光ビームスプリッタにより光ディスクに向かうレーザ光に付加される非点収差と、当該回折格子によりこのレーザ光に付加される非点収差とを最小の値に打ち消す角度±3度に傾けて配置すると良い。さらに望ましくは、その角度±1.5度、さらに望ましくはその角度に傾けて配置すると良い。この角度の精度が高いほど、光ディスクに向かうレーザ光の非点収差を小さくすることが出来る。
さらに、波長の異なる少なくとも2種類のレーザ光を出力可能な複数のレーザダイオードを1つにパッケージングして構成される一方、上記光センサは、上記レーザ光源から出力される複数のレーザ光に対応する複数組の検出面を有するように構成することで、複数種類のレーザ光を用いて複数種類の光ディスクに対応させることも出来る。
本発明に従うと、小さなレーザ出力で情報の記録又は再生が可能で、且つ、ビームスプリッタと光センサとの間に非点収差を発生させる構成が不要であり、延いては、装置全体の製造コストの低減を図ることが出来るという効果がある。
また、2波長のレーザ光を用いて複数種類の光ディスクに対応させることも出来るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施の形態の光ピックアップ装置の光学系の全体構成図を示す。
この実施の形態の光ピックアップ装置は、書込み可能なCD(コンパクトディスク)やDVD(デジタル他用途ディスク)などの光ディスクを媒体として、これらの記録面にレーザ光を照射して情報の記録と再生とを行うものである。
この光ピックアップ装置の光学系は、CDとDVDに対応する2波長のレーザ光を出力可能なレーザ光源11と、1ビームのレーザ光を3ビームに分割する回折格子12と、レーザ光の偏光に依存して光ディスクD1に向かう入射光と光ディスクD1からの反射光とを分離する偏光ビームスプリッタ13と、レーザ光を平行光にするコリメータレンズ14と、レーザ光の垂直偏光成分の位相を90°変化させる1/4波長板15と、光ディスクD1の記録面にレーザ光を集光させる対物レンズ16と、偏光ビームスプリッタ13で分離された反射光を検出する光センサ17等から構成される。
偏光ビームスプリッタ13は、P偏光とS偏光により透過率が異なる偏光膜を2つの直角プリズムの斜面間に挟み込むように形成したものである。この偏光ビームスプリッタ13は、光ディスクD1からの反射光の入射光軸に対して、その入射面が垂直より所定角度(例えば4度)傾いて設置されている。そして、この傾きにより、光センサ17に集光する反射光に非点収差が付加されるようになっている。
また、一般に偏光ビームスプリッタはP偏光やS偏光に対する透過率や反射率などの光学特性に波長依存性を有するが、上記偏光ビームスプリッタ13は例えば655nmと785nmの2波長に対して同様の光学特性を有するように形成されたものとなっている。また、この偏光ビームスプリッタ13は、偏光膜の構造や入射面や出射面のコーティング構成等により、上記所定角度(例えば4度)に傾いた方向から入射される光に対して透過率が最大になるように最適化されている。
1/4波長板15は、往路と復路とでレーザ光が2度通過することで、レーザ光の偏光軸を90度変化させるものである。そして、それにより、往路でP偏光だったレーザ光を復路でS偏光とし、それらを偏光ビームスプリッタ13で分離させることで、少ないパワーロスで光ディスクD1からの反射光を分離することが出来るようになっている。
レーザ光源11は、例えば、CD用の655nm波長のレーザ光を出力するレーザダイオードと、DVD用の785nm波長のレーザ光を出力するレーザダイオードとが1個の半導体基板上に形成され、それを1パッケージにしたものである。そして、何れかのレーザダイオードを選択的に駆動させることで対応した波長のレーザ光が出力されるようになっている。両波長のレーザ光の出力点は例えば100μm程度の間隔を開けて形成されている。
なお、出力波長の異なるレーザダイオードがそれぞれ形成された2つの半導体チップを1つにパッケージしてなるハイブリッド型の半導体レーザを用いることも出来る。
上記のレーザ光源11は、偏光ビームスプリッタ13の傾きにあわせて偏光膜で反射したビームがコリメータレンズ14に向けて垂直に進行するように、レーザ光の光軸が偏光ビームスプリッタ13の入射面に対して所定角度(例えば4度)傾いた向きに配置されている。
回折格子12は、透明な平面ガラスに等間隔な平行線を刻んでなるものである。この回折格子12は、レーザ光源11から出力されたレーザ光の光軸に対してその入射面が垂直から所定角度θ1だけ傾けられて配置され、それにより、回折格子12を通過するレーザ光に非点収差が付加されるようになっている。
また、レーザ光源11から出力されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ13を通過する際にも、偏光ビームスプリッタの入射面が斜めに傾けられていることで非点収差が付加されるが、この非点収差と上記回折格子12により付加される非点収差とが互いに逆向きで打ち消しあうように設定されている。
図2には、光センサ17の受光面の図を示す。
光センサ17の受光面には、図2に示すように、DVD用の検出面21と、CD用3個の検出面22〜24とが設けられている。これら2組の検出面は、レーザ光源11の2波長のレーザ光の各出力点にそれぞれ対応して2列に設けられている。すなわち、レーザ光源11における2つの出力点の変位量が、光センサ17の2列の検出面の変位量に相当している。
DVD用の検出面21は、田の字状に4分割されてそれぞれ独立的に光量を検出可能な4つの検出部a〜dを有している。そして、光ディスクD1を反射して戻ってきた第0次回折光の光スポットT0がこの検出面21の中央に結像され、これら4つの検出部a〜dで非点収差による光スポットT0の広がりを検出することで非点収差法によりフォーカス誤差信号が生成されるとともに、この光スポットT0の広がりの時間的な変化を検出することとで位相差検出法(DPD法:Differential Phase Detection)によりトラッキング誤差信号が生成されるようになっている。非点収差法およびDPD法については周知技術であるので説明は省略する。
CD用の検出面22〜24は、中央の検出面23が田の字状に4分割されてそれぞれ独立的に光量を検出可能な4つの検出部e〜hを有するものとなっている。そして、光ディスクD1を反射して戻ってきた第0次回折光の光スポットS0が中央の検出面23に結像され、これら4つの検出部e〜hの検出値に基づいて非点収差法によりフォーカス誤差信号が生成されるようになっている。また、光ディスクD1を反射して戻ってきた第1次回折光の光スポットS1,S2が両側の検出面22,24に結像され、これら検出面22,24の検出値に基づいて3ビーム法によりトラッキング誤差信号が生成されるようになっている。3ビーム法については周知技術であるので説明は省略する。
図3には、上記光ピックアップ装置においてレーザ光の往路と復路とをそれぞれ別に表わした図を示す。同図(a)は往路の構成図、(b)は復路の構成図である。
なお、図3(a)の偏光ビームスプリッタ13は、レーザ光が偏光膜で反射するところをレーザ光の経路に沿って直線的に表わしたものである。従って、図3(a)の偏光ビームスプリッタ13の厚みd2は、レーザ光を偏光ビームスプリッタに対して垂直に入射させた場合の入射面から出射面までの経路長に相当する。図1の偏光ビームスプリッタ13のように、側面形状が正方形でその対角線に沿って偏光膜が配されているものでは、上記の厚みd2はその正方形の一辺の長さと同値となるが、入射面や出射面の部分のプリズムが厚くなればその分の長さが加算された値となる。
図3(b)に示すように、レーザ光の復路においては、光軸に対して斜めに配置された偏光ビームスプリッタ13によりレーザ光に非点収差が付加される。この非点収差AsPBSは次式(1)により表わされる。
Figure 0004022820
ここで、nは偏光ビームスプリッタ13を構成するプリズムの屈折率、θ3はレーザ光の出射面の法線と出射光軸とのなす角度、d3は偏光ビームスプリッタ13のレーザ光が通過する方向の厚さである。
この実施の形態の光ピックアップ装置では、フォーカス誤差信号を生成するための非点収差は偏光ビームスプリッタ13により発生させており、偏光ビームスプリッタ13の傾きθ3を適宜な角度とすることで、このフォーカス誤差信号に必要な非点収差を発生させることが出来る。例えばθ3=4度とすることで、所望の非点収差を得ることが出来る。
レーザ光の往路においては、図3(a)に示すように、レーザ光に付加される非点収差は、偏光ビームスプリッタ13による非点収差AsPBSと、回折格子12による非点収差AsDGとの和であり、次式により表わされる。
Figure 0004022820
ここで、nは偏光ビームスプリッタ13を構成するプリズムの屈折率、θ2はレーザ光が入射する偏光ビームスプリッタ13の入射面の法線とレーザ光の入射光軸とのなす角度、d2は上述の経路長(光の経路に沿った仮想的な厚み)、θ1は回折格子12の入射面とレーザ光の入射光軸とのなす角度、d1は回折格子12の厚み、n1は回折格子12を構成する透明平板の屈折率である。
上記の偏光ビームスプリッタ13の角度θ2は、図3(b)の復路における条件により、θ2=θ3(例えば4度)と一義的に決定されるものである。
往路においては、レーザ光源11から出力されたレーザ光は光ディスクの記録面D0で焦点を結ぶように、非点収差は小さくなければならないが、回折格子12の厚さd1と傾きθ1とを適宜な値とすることで、回折格子12と偏光ビームスプリッタ13との両方の非点収差の和(数式2)を"0"にすることが出来るのが分かる。
以上のように、この実施の形態の光ピックアップ装置によれば、偏光ビームスプリッタ13と1/4波長板15により、光ディスクD1に向かう入射光と光ディスクD1からの反射光とを、少ないパワーロスで分離することが出来るので、その分、レーザ光源11の出力を小さくすることができ、それにより光ピックアップ装置の製造コストの低減が図れる。
さらに、レーザ光のフォーカス誤差信号を生成するのに必要な反射光の非点収差を、偏光ビームスプリッタ13を傾けることで発生させているので、非点収差を発生させるための光学素子(例えば円筒レンズなど)を追加する必要がなく、それによりコストの低減が図れる。
また、偏光ビームスプリッタ13を傾けることで光ディスクD1に向かうレーザ光に対しても偏光ビームスプリッタ13から非点収差が付加されることになるが、これに対しては回折格子12を上記非点収差を打ち消すように傾けて配置することで、トータルの非点収差を小さくして光ディスクD1の記録面に小さな光スポットでレーザ光を集光させることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記の実施の形態では、光ディスクに向けたレーザ光に対して回折格子12と偏光ビームスプリッタ13とから付加される非点収差の量をトータルで"0"にすると説明したが、完全に"0"にならなくても同様の効果を奏することが出来る。
また、上記実施の形態では、2波長のレーザ光を切り替えて2種類の光ディスクに対応する光ピックアップ装置について説明したが、本発明は1波長のレーザ光のみを扱う光ピックアップ装置や、3波長などより多くの波長を扱う光ピックアップに適用することも出来る。
本発明の実施の形態の光ピックアップ装置の光学系の全体を示す構成図である。 図1の光センサに設けられた検出面を示す図である。 図1の光ピックアップ装置においてレーザ光の往路と復路の違いを示すもので、(a)は往路の構成図、(b)は復路の構成図である。
符号の説明
11 レーザ光源
12 回折格子
13 偏光ビームスプリッタ
14 コリメータレンズ
15 1/4波長板
16 対物レンズ
17 光センサ

Claims (6)

  1. 光ディスクの記録面にレーサ光を照射して情報の記録又は再生を行う光ピックアップ装置であって、
    複数のレーザ出力素子を1つにパッケージングしてなり波長の異なる少なくとも2種類のレーザ光を出力可能なレーザ光源と、
    該レーザ光源から出力されたレーザ光を複数のビームにする回折格子と、
    光ディスクに向かうレーザ光と光ディスクからの反射光とを偏光に依存して分離するキューブ形状の偏光ビームスプリッタと、
    上記偏光ビームスプリッタより上記光ディスク側に配置されレーザ光の位相を変化させる1/4波長板と、
    上記2種類のレーザ光に対応する2列の検出面を有し上記偏光ビームスプリッタにより分離された反射光を検出する光センサとを備え、
    上記偏光ビームスプリッタは、上記反射光の通過により該反射光にフォーカス誤差検出用の非点収差が付加されるように、上記反射光の入射光軸に対して当該偏光ビームスプリッタの入射面が斜めに配置され、
    当該反射光に付加されたフォーカス誤差検出用の非点収差を上記光センサの検出面のうち田の字状に4分割された検出面で検出することによりフォーカス誤差信号が生成されるように構成される一方、
    上記回折格子は、レーザ光の入射光軸に対して入射面が斜めに配置され、且つ、この傾きが、当該回折格子により上記レーザ光に付加される非点収差と上記偏光ビームスプリッタにより付加される非点収差とが互いに打ち消しあって最小となる角度±1.5度になるように設定されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 光ディスクの記録面にレーサ光を照射して情報の記録又は再生を行う光ピックアップ装置であって、
    レーザ光源から出力されたレーザ光を複数のビームにする回折格子と、
    光ディスクに向かうレーザ光と光ディスクからの反射光とを偏光に依存して分離するキューブ形状の偏光ビームスプリッタと、
    上記偏光ビームスプリッタより上記光ディスク側に配置されレーザ光の位相を変化させる1/4波長板と、
    上記偏光ビームスプリッタにより分離された反射光を検出する光センサとを備え、
    上記偏光ビームスプリッタは、当該偏光ビームスプリッタを通過する上記反射光にフォーカス誤差検出用の非点収差が生じるように、反射光の入射光軸に対して当該偏光ビームスプリッタの入射面が斜めに配置される一方、
    上記回折格子は、レーザ光の入射光軸に対して入射面が斜めに配置され、且つ、この角度が上記偏光ビームスプリッタの通過により光ディスクに向かうレーザ光に生じる非点収差を打ち消す向きの非点収差が生じる角度に設定されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 上記光センサには、上記偏光ビームスプリッタにより上記反射光に付加された非点収差を検出する田の字状に4分割された検出面が設けられていることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ装置。
  4. 上記反射光に付加された非点収差を上記4分割された検出面で検出することによりフォーカス誤差信号を生成するように構成されていることを特徴とする請求項3記載の光ピックアップ装置。
  5. 上記回折格子は、上記偏光ビームスプリッタにより光ディスクに向かうレーザ光に付加される非点収差と、当該回折格子によりこのレーザ光に付加される非点収差とを最小の値に打ち消す角度±3度に傾けて配置されていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の光ピックアップ装置。
  6. 上記レーザ光源は、波長の異なる少なくとも2種類のレーザ光を出力可能な複数のレーザダイオードを1つにパッケージングして構成される一方、
    上記光センサは、上記レーザ光源から出力される複数のレーザ光に対応する複数組の検出面を有していることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の光ピックアップ装置。
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