JP4021668B2 - レシプロ式密閉型電動圧縮機 - Google Patents

レシプロ式密閉型電動圧縮機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルに用いられ、自然冷媒であるイソブタン(R600a)を圧縮対象流体とするレシプロ式密閉型電動圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば冷蔵庫などでは、冷凍サイクルを構成する圧縮機として、レシプロ式密閉型電動圧縮機が多用される。さらに、この種の圧縮機において、主軸に一体に設けられるクランクピンと、シリンダ内に収容されるピストンとを連結する手段の一つに、ボールジョイント機構部がある。
【0003】
このボールジョイント機構部は、主軸のクランクピンに回動自在に嵌め込まれる大径部にコンロッドの一端部が連結され、コンロッドの他端部はピストン内部に延在される。コンロッドの他端部にはボールが一体的に設けられ、上記ピストンに設けられるボール受け座によって摺動自在に抱持されてなる。
【0004】
上記主軸が回転駆動され、クランクピンが偏心回転運動するのにともないコンロッドがボールジョイント機構部を支点としとして揺動運動をなす。したがって、ピストンはシリンダ内において往復運動をなし、冷媒ガスの吸入と圧縮および吐出を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、たとえば冷蔵庫用の冷凍サイクルに用いられる冷媒は、一般的に、HFC冷媒であるR134aが用いられている。このR134aを用いることにより、従来から用いられる冷媒(R12)の欠点であるオゾン層破壊の懸念が解消され、地球環境保護の点で極めて有効となっている。
【0006】
なお、冷媒として、オゾン層破壊係数の他に、温暖化係数が求められている。R134aの場合、オゾン層破壊係数が”0”であるのに対して、温暖化係数がある程度存在している。そのため、全ての冷凍サイクル機器がR134aを使用している限り、近い将来、地球温暖化に対し影響を与える虞れがある。
【0007】
一方、オゾン層破壊係数および温暖化係数が極く低い値の自然冷媒として、イソブタン(R600a)が知られている。この種の冷媒を用いることにより、オゾン層破壊と地球温暖化の防止をほとんど両立させることができ、極めて理想的である。
【0008】
しかしながら、現状は、R134aに適応する冷凍サイクル構成部品の開発の途中期であって、イソブタン(R600a)冷媒に適応する構成部品についてはほとんど未着手となっている。そこで、本出願人においては、他に先駆けて、使用冷媒の交代によって影響が最も顕著に現れる圧縮機に注目した。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、オゾン層破壊防止に有効であるばかりでなく、地球温暖化への影響の少ない冷媒:イソブタン(R600a)を用いた冷凍サイクルに適用でき、信頼性の向上を図ったレシプロ式密閉型電動圧縮機を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を満足するため本発明は、主軸に一体のクランクピンからコンロッドを延在し、このコンロッドとシリンダ内に収容されるピストンとをボールジョイント機構部を介して連結するレシプロ式密閉型電動圧縮機において、ボールジョイント機構部は、コンロッドの端部に一体的に設けられるボールと、ピストンに設けられボールを摺動自在に抱持するボール受け座とからなり、圧縮対象流体を冷媒:イソブタン(R600a)としたうえで、ボールジョイント機構部の平均速度Vと、圧縮行程時にボールジョイント機構部に作用する荷重Fとの関係を、V×F < 200(N・m/s)に設定した。
【0011】
さらに、ボールジョイント機構部を構成するボールの直径dを、14.5(mm)以下に設定した。
さらに、クランクピンの偏心回転運動にともなうコンロッドの揺動運動において、コンロッドの揺動角を、54°以下に設定した。
さらに、主軸の回転数を、105(rps)以下に設定した。
さらに、ボール受け座に対して、窒化処理およびリン酸マンガン処理の両方、もしくは、いずれか一方の処理を施した。
さらに、ボールの素材として、クロム(Cr)を0.5〜2.0%含む高炭素クロム鋼材を採用した。
さらに、ボールとボール受け座との間に、PTFE,PFAなどの熱可塑性樹脂材からなるバッファリングを介設した。
以上の課題を解決する手段を採用することにより、冷媒:イソブタン(R600a)圧縮用として最適な圧縮機となり、信頼性の向上を図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、たとえば冷蔵庫の冷凍サイクルを構成する、レシプロ式密閉型電動圧縮機を縦断面にした正面図を示している。
冷蔵庫の冷凍サイクルとして、上記圧縮機の他に、凝縮器と、膨張装置および蒸発器を備えていて、これら構成部品が冷媒管を介して冷凍サイクル回路を構成するよう連通される。
【0013】
このような冷凍サイクルに用いられる冷媒として、自然冷媒であるイソブタン(R600a)を採用し、この冷媒に最も適応する圧縮機として、後述するレシプロ式密閉型電動圧縮機を備えたことを特徴としている。
【0014】
このレシプロ式密閉型電動圧縮機において、図中1は縦型の密閉ケースであり、この密閉ケース1内の上下方向ほぼ中間部には、フレーム2がスプリング2aを介して弾性的に支持されている。上記フレーム2の上部側には圧縮機構部3が載設され、下部側には電動機部4が設けられる。
【0015】
上記圧縮機構部3は、いわゆるレシプロ式圧縮機構が採用されている。なお説明すると、上記フレーム2の中心部に沿って枢支用孔2bが設けられ、主軸である回転軸5が回転自在に嵌め込まれている。
【0016】
この回転軸5の上端部には、フレーム2上面に摺動自在に載る鍔部5aが一体に設けられ、さらに鍔部5aの上部には、回転軸5の中心軸とは所定量偏心する中心軸をもったクランクピン5bが連設される。
【0017】
このことから、回転軸5が回転駆動されると、鍔部5aはフレーム2上面で摺接状態で回転し、かつ上記クランクピン5bは回転軸5中心の周囲に沿って偏心回転するようになっている。
【0018】
さらに、上記圧縮機構部3は、フレーム2上面に載設され、軸方向を水平に向けたシリンダ6を備えている。このシリンダ6の内部は、ピストン7が往復動自在に収容されるシリンダ室8となっている。
【0019】
上記ピストン7には、コンロッド9の一端がボールジョイント機構部10を介して連結される。上記コンロッド9の他端には、上記クランクピン5bに回転自在に嵌め合う大端部11が設けられる。
【0020】
上記ボールジョイント機構部10について説明すると、上記コンロッド9の一端にはボール12が一体的に設けられる。その一方で、ピストン7内部にはボール受け座13が設けられている。このボール受け座13は、上記ボール12を回動自在に抱持している。
【0021】
このことにより、クランクピン5bの偏心回転にともない、コンロッド9がボールジョイント機構部10を支点としとして揺動運動をなすことができ、ピストン7はシリンダ6内において往復運動するようになっている。
【0022】
一方、シリンダ6の開口端は、弁機構15によって閉塞され、かつバルブカバー16で覆われる。詳細には図示していないが、上記バルブカバー16には、内部を二分する仕切り部が設けられ、その一方空間は吸込み室となし、他方空間は吐出室となっている。
【0023】
上記弁機構15は、吸込み口と、吐出口を備えた弁板が設けられ、それぞれの吸込み口と、吐出口は吸込み弁と吐出弁によって開閉される。そして、上記吸込み口は吸込み室と対向し、吐出口は吐出室に対向する。
【0024】
このようにして構成される圧縮機構部3に対して、上記電動機部4は、上記回転軸5のフレーム2から下方に突出する部位に嵌着されるロータ17と、このロータ17の周面と狭小の間隙を存する内周面を備え、上記フレーム2から適宜な手段で垂設固定されるステータ18とからなる。
【0025】
つぎに、上記レシプロ式密閉型電動圧縮機の圧縮運転と、それにともなう冷凍サイクル作用について説明する。
【0026】
電動機部4に通電して回転軸5を回転駆動すると、クランクピン5bが一体に偏心回転する。この偏心回転に応じて、コンロッド9とボールジョイント機構部10を介してピストン7が、シリンダ室8内を往復運する。
【0027】
密閉ケース1内には、蒸発器で蒸発して低圧化した冷媒ガス、すなわちイソブタン(R600a)ガスが導かれ充満している。このガスは、バルブカバー16内の吸込み室に導かれ、さらにピストン7の移動(往動)にともなってシリンダ6のシリンダ室8に吸込まれる。
【0028】
ピストン7が逆方向に移動(復動)することで、イソブタンガス(R600a)が圧縮される。ピストン7が、いわゆる上死点位置まで移動すると、吐出弁が開放され、シリンダ室8で圧縮され高圧化したイソブタンガスがバルブカバー16の吐出室に吐出される。
【0029】
さらに、この高圧ガスはケース内吐出管を介して密閉ケース1から外部冷媒管へ導出され、上述の冷凍サイクルに導かれる。回転軸5が継続して回転しているところから、ピストン7が復動して上述の冷凍サイクルが繰り返される。
【0030】
図2は、圧縮機構部3の一部を横断面にした概略の平面図である。
特に、上記クランクピン5bの偏心回転運動と、それにともなう上記コンロッド9の揺動運動と、上記ボールジョイント機構部10および上記ピストン7との関係を説明している。
【0031】
上記回転軸5の回転にともなってクランクピン5bが偏心回転し、クランクピン中心Oaは偏心量を回転半径とする円形の回転軌跡A1を描く。コンロッド9は、所定の揺動角度αをもつ揺動運動をなし、ボールジョイント機構部10においては、ボール12とボール受け座13とが互いに摺動する。
【0032】
シリンダ室8に導入した冷媒ガスであるイソブタン(R600a)ガスを圧縮する際に、ピストン7のトップ面に荷重(F)がかかり、その力はピストン7を介してボールジョイント機構部10に作用する。
【0033】
一般的に、ボールジョイント機構部10に対する評価として、ボールジョイント機構部10にかかる面圧(P)と、ボールジョイント機構部10の摺動速度(V)との積があげられるが、ここでは上記の最大荷重(F)と、ボール12の摺動時の平均速度(V)の積を指標とする。
【0034】
最大荷重Fと平均速度Vとの積を求める算出式は、次のとおりである。
F=(π/4)×(D)×(Pd−Ps)
V=π×d×(α/360)×f
ただし、D:ピストン7の直径、Pd:吐出圧力、Ps:吸込み圧力、
d:ボール12の直径、α:コンロッド9の揺動角、
f:回転軸5の回転数。
【0035】
図3は、F×V値と、ボールジョイント機構部10におけるボール受け座13の摩耗量の関係を示す特性図である。
F×V値が、200(N・m/s)以下では、摩耗量が少なく良好な状態である。しかしながら、200(N・m/s)以上では、摩耗量が増大する傾向がある。
【0036】
また、イソブタン(R600a)の使用圧力を考慮すると、吐出圧力は最大1(MPa)、吸込み圧力は最低0.05(MPa)程度が想定される。
その場合、F×V<200(N・m/s)を満足するため、ボール12直径として、14.5(mm)以下、揺動角として54°以下、回転軸5の回転数として105(rps)以下が良好である。
さらに、ボールジョイント機構部10の耐摩耗性を向上させるため、ボールジョイント機構部10の受け側をなすボール受け座13に対して、窒化処理もしくはリン酸マンガン処理の両方もしくは一方を施すことは有効な手段である。
【0037】
また、コンロッド9の一端に一体的に設けられるボール12の素材として、クロム(Cr)を0.2〜2.0(%)含む高炭素クロム鋼材を用いることも有効である。
【0038】
このように、ボールジョイント機構部10における特徴として、ボール受け座13は、かしめ(塑性変形)加工によりボール12を受ける。そこで、かしめ部分に緩衝材としてPTEF、PFAなどの熱可塑性樹脂材からなるリング状のバッファリング20を介設することで、ボールジョイント機構部10における摺動動作が極めて円滑化する。
【0039】
なお、冷媒:イソブタン(R600a)は、炭化水素系であるところから、可燃性冷媒でもある。冷凍サイクルの低圧側の圧力は大気圧よりも小さく、何らかの事情で冷凍サイクルからガスがリークする条件になると、冷凍サイクル内に空気を吸入してしまう。
【0040】
一方、電動機部4を構成するステータ18のコイル部に微細な傷がある場合は、傷から放電してアークが発生する。その結果、可燃性冷媒であるイソブタン(R600a)が冷凍サイクル内で燃焼または爆発の虞れがある。
【0041】
なお、ステータ18鉄心に対する巻線の手段として、分布巻と集中巻がある。上記分布巻は、巻線の際にコイルがストレスを受けて傷が発生し易く、上記集中巻は、コイルがストレスを受けず、傷が発生しないという特徴がある。
【0042】
そこで、分布巻の場合は、モータ完成後、コイルに電気絶縁物を固着してストレスを受けて発生した傷を補修する。具体的には、コイル巻線後、電気絶縁物としてコイル部分にワニスを塗布し、そのあと、加熱固着させる、あるいは常温固着としてもよい。
【0043】
したがって、分布巻であっても、可燃性冷媒:イソブタン(R600a)を用いた冷凍サイクルにおいて、燃焼または爆発の危険が解消される。集中巻の場合は、コイルがストレスを受けず傷が発生しないので、そのまま用いる。
【0044】
さらに、図1に示したレシプロ式密閉型電動圧縮機における圧縮機構部3は、シリンダ6が単独(一筒)のものとして説明したが、これに限定されるものではなく、回転軸5の左右両側に対称的に一対(二筒)のシリンダを備えた圧縮機構部であってもよく、上述の限定要件の全てがそのまま適用される。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、オゾン層破壊防止に有効であるばかりでなく、地球温暖化への影響の少ない冷媒:イソブタン(R600a)を用いた冷凍サイクルに適用でき、信頼性の向上を図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、レシプロ式密閉型電動圧縮機の縦断正面図。
【図2】同実施の形態を示す、圧縮機構部一部の動作を説明するための図。
【図3】同実施の形態を示す、ボールジョイント機構部におけるF×V値とボール受け座の摩耗量との特性図。
【符号の説明】
5…回転軸(主軸)、
5b…クランクピン、
6…シリンダ、
7…ピストン、
9…コンロッド、
12…ボール、
13…ボール受け座、
10…ボールジョイント機構部、
20…バッファリング。

Claims (7)

  1. 主軸に一体のクランクピンからコンロッドを延在し、このコンロッドとシリンダ内に収容されるピストンとをボールジョイント機構部を介して連結するレシプロ式密閉型電動圧縮機において、
    上記ボールジョイント機構部は、コンロッドの端部に一体的に設けられるボールと、上記ピストンに設けられ上記ボールを摺動自在に抱持するボール受け座とからなり、
    圧縮対象流体を、冷媒:イソブタン(R600a)としたうえで、上記ボールジョイント機構部の平均速度Vと、圧縮行程時にボールジョイント機構部に作用する荷重Fとの関係を、 V×F < 200(N・m/s) に設定したことを特徴とするレシプロ式密閉型電動圧縮機。
  2. 上記ボールジョイント機構部を構成する上記ボールの直径dを、14.5(mm)以下に設定したことを特徴とする請求項1記載のレシプロ式密閉型電動圧縮機。
  3. 上記クランクピンの偏心回転運動にともなう上記コンロッドの揺動運動において、コンロッドの揺動角を、54°以下に設定したことを特徴とする請求項1記載のレシプロ式密閉型電動圧縮機。
  4. 上記主軸の回転数を、105(rps)以下に設定したことを特徴とする請求項1記載のレシプロ式密閉型電動圧縮機。
  5. 上記ボールジョイント機構部を構成するボール受け座に対して、窒化処理およびリン酸マンガン処理の両方、もしくは、いずれか一方の処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレシプロ式密閉型電動圧縮機。
  6. 上記ボールジョイント機構部を構成するボールの素材として、クロム(Cr)を0.5〜2.0%含む高炭素クロム鋼材を採用したことを特徴とする請求項1記載のレシプロ式密閉型電動圧縮機。
  7. 上記ボールジョイント機構部を構成するボールとボール受け座との間に、PTFE,PFAなどの熱可塑性樹脂材からなるバッファリングを介設したことを特徴とする請求項1記載のレシプロ式密閉型電動圧縮機。
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