JP2001099066A - 冷媒圧縮機 - Google Patents
冷媒圧縮機Info
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- JP2001099066A JP2001099066A JP27497699A JP27497699A JP2001099066A JP 2001099066 A JP2001099066 A JP 2001099066A JP 27497699 A JP27497699 A JP 27497699A JP 27497699 A JP27497699 A JP 27497699A JP 2001099066 A JP2001099066 A JP 2001099066A
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- discharge
- valve
- discharge port
- refrigerant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来冷媒と比べ作動圧力が高いＨＦＣ系の代
替冷媒を使用した場合でも、吐出口の弁座の叩き磨耗を
防止できる冷媒圧縮機を提供する。 【解決手段】 吐出口を構成する部材よりも高い硬度を
有する弁座を得るため、弁座部に焼入れ、硬化処理等を
施すか、あるいは弁座に高硬度の材料を用いることによ
って、弁座の叩き磨耗を防止する。
替冷媒を使用した場合でも、吐出口の弁座の叩き磨耗を
防止できる冷媒圧縮機を提供する。 【解決手段】 吐出口を構成する部材よりも高い硬度を
有する弁座を得るため、弁座部に焼入れ、硬化処理等を
施すか、あるいは弁座に高硬度の材料を用いることによ
って、弁座の叩き磨耗を防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置や空調装
置等の冷凍サイクルに組み込まれる冷媒圧縮機に関す
る。
置等の冷凍サイクルに組み込まれる冷媒圧縮機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般的に冷媒圧縮機は、冷凍装置や空調
装置等の冷凍サイクルに組み込まれている。この冷媒圧
縮機は、電動機により駆動される圧縮機構を密閉ケーシ
ング内に収容しており、圧縮機構で圧縮された冷媒を圧
縮機構の吐出口から密閉ケーシングに備えた吐出配管を
通して冷凍サイクルに吐出している。
装置等の冷凍サイクルに組み込まれている。この冷媒圧
縮機は、電動機により駆動される圧縮機構を密閉ケーシ
ング内に収容しており、圧縮機構で圧縮された冷媒を圧
縮機構の吐出口から密閉ケーシングに備えた吐出配管を
通して冷凍サイクルに吐出している。
【０００３】冷媒圧縮機は、圧縮機構のシリンダで圧縮
した冷媒ガスを吐出するための通路である吐出口を、シ
リンダに付設した部材に設けており、この部材は、ロー
タリ式圧縮機ではメインベアリング又はサブベアリング
で構成され、レシプロ式圧縮機ではバルブプレートで構
成されている。
した冷媒ガスを吐出するための通路である吐出口を、シ
リンダに付設した部材に設けており、この部材は、ロー
タリ式圧縮機ではメインベアリング又はサブベアリング
で構成され、レシプロ式圧縮機ではバルブプレートで構
成されている。
【０００４】この種の冷媒圧縮機としてロータリ式圧縮
機を例に、図４〜７に基づき以下に説明する。
機を例に、図４〜７に基づき以下に説明する。
【０００５】図４はロータリ式圧縮機の縦断面図であ
る。図中１は密閉容器であり、この密閉容器１の上側に
配置された電動要素５と、下側に配置された圧縮要素４
とが収納されている。
る。図中１は密閉容器であり、この密閉容器１の上側に
配置された電動要素５と、下側に配置された圧縮要素４
とが収納されている。
【０００６】電動要素５は内部に巻線７を巻回した固定
子８と、この固定子８の内側に配置された回転子９と、
この回転子９の中央に装着され、圧縮要素４の軸受け１
０ａ、１０ｂで回転可能に支持された回転軸１１とで構
成されている。
子８と、この固定子８の内側に配置された回転子９と、
この回転子９の中央に装着され、圧縮要素４の軸受け１
０ａ、１０ｂで回転可能に支持された回転軸１１とで構
成されている。
【０００７】圧縮要素４はシリンダ１２と、回転軸１１
のクランクピン１３の偏心回転により、シリンダ１２内
を回転運動するローラー１４と、シリンダ１２の端面に
設けられた主軸受１５と、副軸受１６とで構成されてい
る。
のクランクピン１３の偏心回転により、シリンダ１２内
を回転運動するローラー１４と、シリンダ１２の端面に
設けられた主軸受１５と、副軸受１６とで構成されてい
る。
【０００８】図５は図４のＡ−Ａ線断面を示す平面図で
ある。図中２０は吐出弁機構３０の収容部で、主軸受１
５に凹状に形成されている。図６は収容部２０部位の構
成を示した平面図で、図７は図６のＢ−Ｂ線断面であ
る。図中２３は吐出口であり、主軸受１５に構成されて
いる。収容部２０の底面の吐出口２３の吐出側周囲には
弁座３１が設けられており、圧縮行程終了の際に吐出弁
１９がこの弁座３１に当接し、吐出口２３を閉じること
でシリンダ内で圧縮され吐出した冷媒ガスが逆流するの
を阻止する構造となっている。
ある。図中２０は吐出弁機構３０の収容部で、主軸受１
５に凹状に形成されている。図６は収容部２０部位の構
成を示した平面図で、図７は図６のＢ−Ｂ線断面であ
る。図中２３は吐出口であり、主軸受１５に構成されて
いる。収容部２０の底面の吐出口２３の吐出側周囲には
弁座３１が設けられており、圧縮行程終了の際に吐出弁
１９がこの弁座３１に当接し、吐出口２３を閉じること
でシリンダ内で圧縮され吐出した冷媒ガスが逆流するの
を阻止する構造となっている。
【０００９】また、２５は吐出弁受けで、圧縮機行程で
圧縮されたガスが吐出する際に、吐出弁１９が必要以上
に開き過ぎるのを阻止するもので、吐出弁１９と共に主
軸受１５の収容部２０にボルト４０等により固着されて
いる。
圧縮されたガスが吐出する際に、吐出弁１９が必要以上
に開き過ぎるのを阻止するもので、吐出弁１９と共に主
軸受１５の収容部２０にボルト４０等により固着されて
いる。
【００１０】ここで、従来から、吐出弁は高硬度の鋼材
（例えばスウェーデン鋼やバネ鋼）が使用され、弁座を
構成する主軸受には鋳鉄（ＦＣ）材や鉄燒結材が使用さ
れており、冷媒圧縮機が長期間運転した際には、吐出弁
と比べ硬度の低い弁座が主に磨耗していた。
（例えばスウェーデン鋼やバネ鋼）が使用され、弁座を
構成する主軸受には鋳鉄（ＦＣ）材や鉄燒結材が使用さ
れており、冷媒圧縮機が長期間運転した際には、吐出弁
と比べ硬度の低い弁座が主に磨耗していた。
【００１１】さらに、従来の冷凍装置や空調装置等で
は、作動冷媒としてＣＦＣ（クロロフルオロカーボン）
系あるいはＨＣＦＣ（ハイドロクロロフルオロカーボ
ン）系の冷媒が使用されてきたが、これらの冷媒はオゾ
ン層破壊物質として全廃されることになり、これに代わ
ってオゾン層破壊係数ゼロのＨＦＣ（ハイドロフルオロ
カーボン）系の代替冷媒に移行してきている。
は、作動冷媒としてＣＦＣ（クロロフルオロカーボン）
系あるいはＨＣＦＣ（ハイドロクロロフルオロカーボ
ン）系の冷媒が使用されてきたが、これらの冷媒はオゾ
ン層破壊物質として全廃されることになり、これに代わ
ってオゾン層破壊係数ゼロのＨＦＣ（ハイドロフルオロ
カーボン）系の代替冷媒に移行してきている。
【００１２】ここで、代替冷媒は従来の冷媒より圧力が
高いため圧縮機構部への負荷が増加するので、圧縮機構
部を構成している部材は従来のものより一層耐磨耗性が
求められている。
高いため圧縮機構部への負荷が増加するので、圧縮機構
部を構成している部材は従来のものより一層耐磨耗性が
求められている。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】冷凍装置や空調装置等
で使用している冷媒圧縮機の圧縮機構部を構成する吐出
口の弁座は、その表面に吐出弁が当接して叩き磨耗が発
生する。作動冷媒としてＨＦＣ系の代替冷媒を使用した
場合、従来冷媒と比べ圧力が高くなることから、さらに
叩き磨耗が増加するという問題点があった。
で使用している冷媒圧縮機の圧縮機構部を構成する吐出
口の弁座は、その表面に吐出弁が当接して叩き磨耗が発
生する。作動冷媒としてＨＦＣ系の代替冷媒を使用した
場合、従来冷媒と比べ圧力が高くなることから、さらに
叩き磨耗が増加するという問題点があった。
【００１４】本発明は、この吐出弁座の叩き磨耗を改善
した冷媒圧縮機を提供するものである。
した冷媒圧縮機を提供するものである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１にかかる発明は、電動機により駆動される
圧縮機構を密閉ケーシング内に収容し、圧縮機構の吐出
口の吐出側に弁座を形成し、この弁座を吐出弁機構によ
り閉じて、吐出した高圧のガスがシリンダへ逆流するの
を阻止する構造を備えた冷媒圧縮機において、前記吐出
口を構成する部材よりも高い硬度を有する弁座を備えた
ことによって、弁座の叩き磨耗を防止するものである。
め、請求項１にかかる発明は、電動機により駆動される
圧縮機構を密閉ケーシング内に収容し、圧縮機構の吐出
口の吐出側に弁座を形成し、この弁座を吐出弁機構によ
り閉じて、吐出した高圧のガスがシリンダへ逆流するの
を阻止する構造を備えた冷媒圧縮機において、前記吐出
口を構成する部材よりも高い硬度を有する弁座を備えた
ことによって、弁座の叩き磨耗を防止するものである。
【００１６】請求項２にかかる発明は、弁座は吐出口を
構成する部材に形成されたもので、吐出弁が当接する部
位に焼入れ又は硬化処理を施したことにより、弁座の叩
き磨耗を防止するものである。
構成する部材に形成されたもので、吐出弁が当接する部
位に焼入れ又は硬化処理を施したことにより、弁座の叩
き磨耗を防止するものである。
【００１７】請求項３にかかる発明は、吐出口の吐出側
に吐出弁機構を収容する凹部を設けると共に、この凹部
の底には薄板状のバルブ材、バネ材、焼入れ鋼材の何れ
かの材料に弁座を形成した弁座板を圧入して構成したこ
とによって、弁座の叩き磨耗を防止するものである。
に吐出弁機構を収容する凹部を設けると共に、この凹部
の底には薄板状のバルブ材、バネ材、焼入れ鋼材の何れ
かの材料に弁座を形成した弁座板を圧入して構成したこ
とによって、弁座の叩き磨耗を防止するものである。
【００１８】請求項４にかかる発明は、弁座板は、吐出
弁機構を収容する凹部に対応する外周と吐出口等の孔と
をプレス加工で形成すると共に、前記弁座周囲の吐出弁
逃がし部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何
れかで形成したことによって、弁座の叩き磨耗を防止す
るものである。
弁機構を収容する凹部に対応する外周と吐出口等の孔と
をプレス加工で形成すると共に、前記弁座周囲の吐出弁
逃がし部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何
れかで形成したことによって、弁座の叩き磨耗を防止す
るものである。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態をロータリ式
圧縮機を例に図面を参照して説明する。なお、従来と同
一構成に関しては同一符号を用いる。
圧縮機を例に図面を参照して説明する。なお、従来と同
一構成に関しては同一符号を用いる。
【００２０】図１は、本発明の冷媒圧縮機の第１の実施
形態である圧縮機構の吐出口近傍を拡大した断面図であ
る。図中２０は吐出弁機構３０の収容部で、主軸受１５
に凹状に形成されている。２３は吐出口であり、同様に
主軸受１５に構成されている。収容部２０の底面の吐出
口２３の吐出側周囲には弁座３１が設けられており、圧
縮行程終了の際に吐出弁１９がこの弁座３１に当接し、
吐出口２３を閉じることでシリンダ内で圧縮され吐出し
た冷媒ガスが逆流するのを阻止する構造となっている。
形態である圧縮機構の吐出口近傍を拡大した断面図であ
る。図中２０は吐出弁機構３０の収容部で、主軸受１５
に凹状に形成されている。２３は吐出口であり、同様に
主軸受１５に構成されている。収容部２０の底面の吐出
口２３の吐出側周囲には弁座３１が設けられており、圧
縮行程終了の際に吐出弁１９がこの弁座３１に当接し、
吐出口２３を閉じることでシリンダ内で圧縮され吐出し
た冷媒ガスが逆流するのを阻止する構造となっている。
【００２１】本発明では、安価な鋳鉄あるいは鉄燒結等
の材料で製造された主軸受１５の、吐出口２３の吐出側
周囲に設けた弁座３１に焼入れ又は硬化処理を施したこ
とにより、安価で容易に高い硬度の弁座を得ている。こ
れにより、従来の冷媒よりも高い圧力となるＨＦＣ系の
冷媒を使用しても、吐出弁１９がこの弁座３１に当接し
て発生する叩き磨耗を防止することが可能となる。
の材料で製造された主軸受１５の、吐出口２３の吐出側
周囲に設けた弁座３１に焼入れ又は硬化処理を施したこ
とにより、安価で容易に高い硬度の弁座を得ている。こ
れにより、従来の冷媒よりも高い圧力となるＨＦＣ系の
冷媒を使用しても、吐出弁１９がこの弁座３１に当接し
て発生する叩き磨耗を防止することが可能となる。
【００２２】図２は、本発明の冷媒圧縮機の第２の実施
形態である圧縮機構の吐出口を含んだ吐出弁機構部の断
面図である。図中２０は吐出弁機構３０の収容部で、主
軸受１５に凹状に形成されている。２３は吐出口であ
り、同様に主軸受１５に構成されている。収容部２０の
底には弁座３１を形成した弁座板５０が圧入により構成
されており、圧縮行程終了の際に吐出弁１９がこの弁座
３１に当接し、吐出口２３を閉じることでシリンダ内で
圧縮され吐出した冷媒ガスが逆流するのを阻止する構造
となっている。
形態である圧縮機構の吐出口を含んだ吐出弁機構部の断
面図である。図中２０は吐出弁機構３０の収容部で、主
軸受１５に凹状に形成されている。２３は吐出口であ
り、同様に主軸受１５に構成されている。収容部２０の
底には弁座３１を形成した弁座板５０が圧入により構成
されており、圧縮行程終了の際に吐出弁１９がこの弁座
３１に当接し、吐出口２３を閉じることでシリンダ内で
圧縮され吐出した冷媒ガスが逆流するのを阻止する構造
となっている。
【００２３】本発明では、弁座板５０は薄板状のバルブ
材、バネ材、焼入れ鋼材の何れかの材料を用いて、吐出
弁機構３０を収容する主軸受１５に形成された凹部の形
状に対応する外周と、吐出口２３ａ及び吐出弁機構３０
の取付け用ボルト孔５２とをプレス加工で形成すると共
に、弁座３１を形成するために弁座周囲の吐出弁逃がし
部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何れかで
形成している。これにより、主軸受１５よりも高い硬度
を有する弁座３１を備えた弁座板を単体で容易に製造で
き、これを主軸受１５に圧入することで、容易な構成で
弁座の磨耗を防止した冷媒圧縮機を提供することが可能
になる。
材、バネ材、焼入れ鋼材の何れかの材料を用いて、吐出
弁機構３０を収容する主軸受１５に形成された凹部の形
状に対応する外周と、吐出口２３ａ及び吐出弁機構３０
の取付け用ボルト孔５２とをプレス加工で形成すると共
に、弁座３１を形成するために弁座周囲の吐出弁逃がし
部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何れかで
形成している。これにより、主軸受１５よりも高い硬度
を有する弁座３１を備えた弁座板を単体で容易に製造で
き、これを主軸受１５に圧入することで、容易な構成で
弁座の磨耗を防止した冷媒圧縮機を提供することが可能
になる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように請求項１の発明によ
れば、電動機により駆動される圧縮機構を密閉ケーシン
グ内に収容し、圧縮機構の吐出口の吐出側に弁座を形成
し、この弁座を吐出弁機構により閉じて、吐出した高圧
のガスがシリンダへ逆流するのを阻止する構造を備えた
冷媒圧縮機において、前記吐出口を構成する部材よりも
高い硬度を有する弁座を備えたことによって、弁座の叩
き磨耗を防止することが可能になる。
れば、電動機により駆動される圧縮機構を密閉ケーシン
グ内に収容し、圧縮機構の吐出口の吐出側に弁座を形成
し、この弁座を吐出弁機構により閉じて、吐出した高圧
のガスがシリンダへ逆流するのを阻止する構造を備えた
冷媒圧縮機において、前記吐出口を構成する部材よりも
高い硬度を有する弁座を備えたことによって、弁座の叩
き磨耗を防止することが可能になる。
【００２５】請求項２の発明によれば、弁座は吐出口を
構成する部材に形成されたもので、吐出弁が当接する部
位に焼入れ又は硬化処理等を施し、この部位の硬度を増
したことで、弁座の叩き磨耗を防止することが安価で可
能になる。
構成する部材に形成されたもので、吐出弁が当接する部
位に焼入れ又は硬化処理等を施し、この部位の硬度を増
したことで、弁座の叩き磨耗を防止することが安価で可
能になる。
【００２６】請求項３の発明によれば、吐出口の吐出側
に吐出弁機構を収容する凹部を設けると共に、この凹部
の底には薄板状のバルブ材、バネ材、焼入れ鋼材の何れ
かの材料に弁座を形成した弁座板を圧入して構成したこ
とによって、弁座の叩き磨耗を防止する構造を容易に得
ることが可能になる。
に吐出弁機構を収容する凹部を設けると共に、この凹部
の底には薄板状のバルブ材、バネ材、焼入れ鋼材の何れ
かの材料に弁座を形成した弁座板を圧入して構成したこ
とによって、弁座の叩き磨耗を防止する構造を容易に得
ることが可能になる。
【００２７】請求項４の発明によれば、弁座板は、吐出
弁機構を収容する凹部に対応する外周と吐出口等の孔と
をプレス加工で形成すると共に、弁座周囲の吐出弁逃が
し部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何れか
で形成したことによって、容易な構成で弁座の叩き磨耗
を防止することが可能になる。
弁機構を収容する凹部に対応する外周と吐出口等の孔と
をプレス加工で形成すると共に、弁座周囲の吐出弁逃が
し部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何れか
で形成したことによって、容易な構成で弁座の叩き磨耗
を防止することが可能になる。
【図１】本発明の冷媒圧縮機の第１の実施形態である吐
出口近傍を拡大した断面図である。
出口近傍を拡大した断面図である。
【図２】同冷媒圧縮機の第２の実施形態である吐出弁機
構と収容部の部分断面図である。
構と収容部の部分断面図である。
【図３】図２の弁座板の平面図である。
【図４】従来の冷媒圧縮機の一例であるロータリ式圧縮
機の縦断面図である。
機の縦断面図である。
【図５】従来の冷媒圧縮機の図４に示すＡ−Ａ線断面図
である。
である。
【図６】どう冷媒圧縮機の吐出弁機構と収容部の部分を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図７】図に示すＢ−Ｂ線断面図である。
１ 密閉容器 ４ 圧縮要素 １２ シリンダ １４ ローラー １５ 主軸受 ２０ 収容部 ２３、２３ａ 吐出口 ３０ 吐出弁機構 ３１ 弁座 ５０ 弁座板
Claims (4)
- 【請求項１】 電動機により駆動される圧縮機構を密閉
ケーシング内に収容し、前記圧縮機構の吐出口の吐出側
に弁座を形成し、この弁座を吐出弁機構により閉じて、
吐出した高圧のガスがシリンダへ逆流するのを阻止する
構造を備えた冷媒圧縮機において、前記吐出口を構成す
る部材よりも高い硬度を有する弁座を備えたことを特徴
とする冷媒圧縮機。 - 【請求項２】 前記弁座は、吐出口を構成する部材に形
成されたもので、吐出弁が当接する部位に焼入れ又は硬
化処理を施したことを特徴とする請求項１に記載の冷媒
圧縮機。 - 【請求項３】 前記吐出口の吐出側に吐出弁機構を収容
する凹部を設けると共に、この凹部の底には薄板状のバ
ルブ材、バネ材、焼入れ鋼材の何れかの材料に弁座を形
成した弁座板を圧入して構成したことを特徴とする請求
項１に記載の冷媒圧縮機。 - 【請求項４】 前記弁座を形成した弁座板は、前記吐出
弁機構を収容する凹部に対応する外周と吐出口等の孔と
をプレス加工で形成すると共に、前記弁座周囲の吐出弁
逃がし部をエッチング加工、機械加工、プレス加工の何
れかで形成したことを特徴とする請求項３に記載の冷媒
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27497699A JP2001099066A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 冷媒圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27497699A JP2001099066A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 冷媒圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001099066A true JP2001099066A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17549196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27497699A Pending JP2001099066A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 冷媒圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001099066A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010089865A1 (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-12 | サンデン株式会社 | 往復動圧縮機の弁板と吸入弁及び／又は吐出弁との当接部の加工方法及び往復動圧縮機 |
| EP3363991A1 (en) | 2017-02-15 | 2018-08-22 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Sliding member of compressor and compressor having the same |
| EP3376032A1 (en) | 2017-03-17 | 2018-09-19 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Compressor |
| WO2018173428A1 (ja) * | 2017-03-22 | 2018-09-27 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 圧縮機 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27497699A patent/JP2001099066A/ja active Pending
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| KR101283437B1 (ko) | 2009-02-04 | 2013-07-08 | 산덴 가부시키가이샤 | 왕복동 압축기의 밸브판과 흡입 밸브 및/또는 토출 밸브와의 접촉부의 가공 방법 및 왕복동 압축기 |
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| JP7084109B2 (ja) | 2017-03-17 | 2022-06-14 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 圧縮機 |
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