JP4021425B2 - ホイールアッセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は懸架装置を内蔵したホイールアッセンブリに関する。
一般の車両ホイール懸架装置について、特許文献1の図26に示す駆動輪の場合を例にとって説明すると、車両の回転駆動系にはユニバーサルジョイント等で出力シャフトが連結され、この出力シャフトの先端にホイールのディスクが固定されている。そして、この出力シャフトを回転可能に支持する軸受部材が、ホイールより車体側に配置されたサスペンション要素とサスペンションアームを介して支持されている。
上記構成では、サスペンション要素とサスペンションアームを配置するスペースを必要とし、車両設計の自由度を制限したり、車両幅の増大,車室の狭小を招いていた。
そこで、本出願人は、特許文献1の図1,図2に示す懸架装置を開発した。詳述すると、この懸架装置は複数の短いサスペンション要素を備えている。ホイールのディスクとリムとが独立した部品からなり、ディスクは回転駆動系に連結され、その周縁に短い支持筒部を有している。この支持筒部の外周とリムの内周との間に、上記サスペンション要素が周方向にほぼ等間隔をなして配置されている。
上記構成によれば、ディスクの回転は、サスペンション要素を介してリムおよびリムに装着されたタイヤに伝達される。また、路面凹凸によりタイヤが衝撃を受けた時には、これらサスペンション要素のうち特に起立状態にあるサスペンション要素の流体ダンパが働いて衝撃を吸収する。サスペンション要素はリムの径方向内側に配置されているので、サスペンション要素のための配置スペースを省くことができる。
特開平2002−370503号公報(図1,図2,図26)
上記公報の図1,図2の懸架装置では、リムとディスクの支持筒部と間に短い寸法のサスペンション要素を多数配置しており、そのうちの一部のサスペンション要素でしか上下方向の衝撃,振動を緩和,吸収することができず、効率良い緩和、吸収機能を発揮できない欠点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その要旨は、
(イ)リムと、リムの車両の反対側の周縁部に設けられたディスクとを有し、リムの幅方向中間部に径方向内方向に突出する環状の係止部を設けてなるホイールと、
(ロ)車体側に設けられ上記リムの径方向内側まで延びる第1支持部材と、
(ハ)上記リムの径方向内側において上記ホイールのディスクにホイールの中心軸線を中心にして回転可能に連結された第2支持部材と、
(ニ)上記リムの径方向内側において上記第1支持部材と第2支持部材との間にほぼ起立状態で配置され、上下方向の振動や衝撃を吸収するサスペンション要素と、
(ホ)車体側に支持されて上記リムの車体側の周縁部の径方向内側に配置された回転部材と、
(ヘ)上記リムの内周と上記回転部材の外周との間に配置されたバネ機構と、
(ト)上記リムの径方向内側において、上記回転部材と上記リムとの間に配置されたフラットベアリングとを備え、
上記フラットベアリングは、上記リムの内周に固定される外輪と、上記回転部材の外周に固定される内輪と、外輪に形成された径方向内方向に突出する受板部と内輪に形成された径方向外方向に突出する受板部との間に介在されたボールとを有し、これにより、上記ホイールが回転部材に対してホイールの中心軸線と直交する面上を相対変位するのを許容し当該中心軸線方向の相対変位を禁じており、
上記フラットベアリングの外輪が上記リムの係止部の側面に当たっていることを特徴とするホイールアッセンブリにある。
上記構成によれば、サスペンション要素がホイールに内蔵されているため、ホイールの外のサスペンション要素の配置スペースを省略できる。常時起立状態にあるサスペンション要素により、路面の凹凸に起因する上下方向の振動や衝撃を効率良く緩和,吸収することができる。バネ機構により、上下方向,前後方向(車両の前後方向、以下同じ)の衝撃の吸収,緩和を行なうことができる。
さらに、フラットベアリングにより、ホイールがホイールの中心軸線と直交する面上を回転部材に対して相対変位するのを許容し当該中心軸線方向の相対変位を禁じるため、ホイールの回転を安定して行なうことができる。また、フラットベアリングをリムに固定する際に、フラットベアリングの外輪をリムの環状の係止部に当てて固定するので、フラットベアリングの位置決めが容易であり固定作業も簡単である。
好ましくは、上記リムの係止部が、リムと一体をなす小径のリムドロップである。これによれば、リムドロップを係止部として利用するので、構成を簡略化することができる。
好ましくは、上記フラットベアリングの外輪と内輪には互いに接するシール板が固定されており、外輪側のシール板と上記リムドロップとの間に形成された環状の窪みには、充填材が充填されている。これによれば、上記窪みに塵埃や泥等が溜まるのを防止することができる。
好ましくは、上記バネ機構は、上記リムの内周に固定された外側バネ受リングと上記回転部材の外周に固定された内側バネ受リングとを有し、上記外側バネ受リングの内周に径方向内方向に突出する複数の第1バネ受部が形成され、上記内側バネ受リングの外周に径方向,外方向に突出する複数の第2バネ受部が形成され、第1,第2バネ受部間にバネ要素が介在されており、上記フラットベアリングの外輪は、上記係止部と上記外側バネ受リングとの間に挟まれて、上記リムに固定されている。これによれば、フラットベアリングの外輪がホイールからの横力を確実に受け止めて内輪へと伝達することができる。
好ましくは、上記回転部材は、支持筒部と、この支持筒部と直交する段差面を有し、上記フラットベアリングの内輪はこの段差面に当たるようにして支持筒部に固定されている。これによれば、フラットベアリングの内輪の位置決めが容易であり固定作業も簡単である。
本発明によれば、サスペンション要素の配置スペースを省略できるとともに、サスペンション要素により路面の凹凸に起因する上下方向の振動や衝撃を効率良く緩和,吸収することができる。また、バネ機構により、上下方向,前後方向(車両の前後方向、以下同じ)の衝撃の吸収,緩和を行なうことができる。さらに、フラットベアリングにより、ホイールの回転を安定して行なうことができる。また、フラットベアリングをリムに固定する際に、フラットベアリングの外輪をリムの環状の係止部に当てて固定するので、フラットベアリングの位置決めが容易であり固定作業も簡単である。
以下、本発明の一実施形態をなす従動輪としての車両用ホイールアッセンブリについて、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、ホイールアッセンブリは、ホイール10とホイール10に内蔵された懸架装置Sを備えている。懸架装置Sは、回転部材20と、バネ機構30と、フラットベアリング40(横力支持機構またはスラスト荷重支持機構)と、第1支持部材50と、第2支持部材60と、サスペンション要素70と、アタッチメント80とを備えている。
ホイール10は、タイヤ(図示しない)を外周に装着するリム11と、このリム11の車体と反対側の周縁部に固定されたディスク12とを有している。リム11は、タイヤのビードを支持する一対のビードシート11aと、各ビードシート11aの外縁側に形成されたフランジ部11bと、一対のビードシート11a間に形成されたリムドロップ11cとを有している。リムドロップ11cはタイヤ装着のために形成された小径部である。本実施形態では、リムドロップ11cはリム11の幅の中央より車体の反対側に偏って位置している。
上記ディスク12は中央に作業穴12aを有し、その周囲に飾り穴12bを有している。この作業穴12aの周縁には車体側に突出する短い支持筒部12cが形成されている。
上記回転部材20は、上記リム11の車体側の周縁部の径方向内側に配置されている。回転部材20は、上記ディスク12と平行をなして離間対向するとともに中央に穴21aを有するディスク部21と、このディスク部21の外周縁から軸方向に車体に向かって突出する短い支持筒部22と、ディスク部21から軸方向に車体と反対側に突出する短い支持筒部23とを有している。なお、支持筒部23は支持筒部22より小径をなしている。
上記回動部材20はアタッチメント80を介して車両のブレーキドラム100に固定されている。アタッチメント80は、板状の第1取付リング81と、これより径の大きい第2取付リング82と、両リング81,82間に掛け渡された複数の脚部83とを有している。上記第1取付リング81のねじ穴81aに上記回動部材20のディスク部21の内周縁近傍部を貫通するボルト25をねじ込むことにより、回動部材20とアタッチメント80が連結されている。他方、ブレーキドラム100からはボルト101が突設されて第2取付リング82の貫通穴82aを貫通しており、このボルト101にナット85を螺合して締め付けることにより、回動部材20がアタッチメント80を介してブレーキドラム100に固定されている。
上記ホイール10のリム11の車体側周縁部の内周と回転部材20の支持筒部22の外周との間には、上記バネ機構30が配置されている。
図1,図2に示すように、バネ機構30は、外側バネ受リング31と、内側バネ受リング32と、同一規格の10個(複数個)の圧縮コイルバネ35(バネ要素)とを有している。外側バネ受リング31は、リム11の内周面に溶接固定され(溶接部を図1,図4において符号31xで示す)、径方向,内方向に山形をなして突出する5つ(複数)のバネ受部31a(第1バネ受部)を有している。これらバネ受部31aは周方向に等間隔で配置されている。バネ受部31aの周方向の両面には、座金33(バネ受座)が固定されている。また、内側バネ受リング32は、回転部材20の支持筒部22の外周面に溶接固定され(溶接部を符号32xで示す)、径方向,外方向に山形をなして突出する5つ(複数)のバネ受部32a(第2バネ受部)を有している。これらバネ受部32aも周方向に等間隔で配置されている。各バネ受部32aは、隣接する2つのバネ受部31a間に配置されている。バネ受部32aの周方向の両面には、座金34が固定されている。上記圧縮コイルバネ35は、上記リム11側のバネ受部31aの座金33と、回転部材20側のバネ受部32aの座金34との間に介在されている。合計10個のコイルバネ35はホイール10の中心軸線を中心とする星形の各辺(図2において一点鎖線で示す)に配置されている。
上記バネ受部31a,32aの頂端部(径方向の端部)には、ブラケット36を介してゴム(弾性材料)からなるストッパ37が取り付けられている。図4に最も良く示すように、ブラケット36は、ホイール10の中心軸線方向に延びてバネ受部31a,32aの頂端部の平坦面に当接される支持片36aと、この支持片36aの一端から直角に曲げられた固定片36bとを有している。固定片36bはバネ受部31a,32aの車体側の側面にボルト38で固定されている。上記ストッパ37はホイール10の中心軸線方向に延びて支持片36aに取り付けられている。外側バネ受リング31に取り付けられた合計5個のストッパ37は、内側バネ受リング32のバネ受部32a間において、内側バネ受リング32の外周面(回転部材20の支持筒部22の外周面)と対峙している。同様に、内側バネ受リング32に取り付けられた合計5個のストッパ37は、外側バネ受リング31のバネ受部31a間において、外側バネ受リング31の内周面(リム11の内周面)と対峙している。
上記フラットベアリング40は、円盤状にユニット化されていてバネ機構30とリムドロップ11c(係止部)との間に配置されている。フラットベアリング40は、一対の同形状の外輪半体41xをボルト,ナットで連結してなる外輪41と、同様に一対の同形状の内輪半体42xを連結してなる内輪42とを有している。各外輪半体41xには、径方向内方向に山形の輪郭をなして突出する複数例えば5つの受板部41aが、周方向に等間隔で形成されている。車体側の外輪半体41xの受板部41aと車体と反対側の外輪半体41xの受板部41aの位相は異なっており、一方の外輪半体41xの受板部41aが他方の外輪半体41xの隣接する2つの受板部41aの中央に位置するように、外輪半体41x同士が固定されている。
各内輪半体42xには、径方向外方向に山形の輪郭をなして突出する受板部42aが、外輪半体41xの受板部41aと同数だけ、周方向に等間隔をなして形成されている。車体側の内輪半体42xの受板部42aと車体の反対側の内輪半体42xの受板部42aの位相は異なっており、一方の内輪半体42xの受板部42aが他方の内輪半体42xの隣接する2つの受板部42aの中央に位置するように、内輪半体42x同士が固定されている。
車体側の外輪半体41x,内輪半体42xの受板部41a,42aと、車体の反対側の外輪半体41x,内輪半体42xの受板部41a,42aとの間には、板状の保持リング43が配置されている。
図1の上部および図4に示すように、車体側の外輪半体41xの受板部41aと車体の反対側の内輪半体42xの受板部42aとが対峙しており、同様に図1の下部に示すように、車体の反対側の外輪半体41xの受板部41aと車体側の内輪半体42xの受板部42aとが対峙している。これら受板部41a,42aの対峙面には受座44が嵌め込まれており、これら受座44間に鋼球からなるボール45が介在されている。これらボール45は、上記保持リング43の穴に嵌め込まれた保持筒46に転動可能に収容されている。
図4に示すように、車体の外輪41と内輪42には薄いシール板47が固定されている。これらシール板47は互いに相対移動可能に面接触している。同様に車体の反対側の外輪41と内輪42にもシール板47が固定されている。これら4枚のシール板47によりフラットベアリング40の内部が遮蔽されている。
次に、図4を参照しながら、上記のユニット化されたフラットベアリング40の支持構造について説明する。フラットベアリング40の外輪41の外周面はリム11の内周面に接し、外輪41の車体と反対側の側面がリムドロップ11cの車体側の側面11d(段差面)に当たり、外輪41の車体側の側面がバネ機構30の外側バネ受リング31に当たっている。これにより、外輪41がリム11に固定されている。
他方、フラットベアリング40の一対の内輪42の内周面は回動部材20の支持筒部23の外周面に接し、車体側の内輪42の側面が回動部材20のディスク部21の車体と反対側の側面21d(段差面)に当接し、この状態で、内輪42は支持筒部23に溶接されている(溶接部を符号23xで示す)。これにより、内輪42が回動部材20に固定されている。
外輪半体41xの受板部41aは同じ側にある内輪半体42の外周面から離れており、内輪半体の42xの受板部42aも同じ側にある外輪半体41xの内周面から離れているので、外輪41と内輪42は径方向に相対移動が可能である。また、同じ側にある外輪半体41x,内輪半体42xの受板部41a,42aが互いに周方向に離れているので、外輪41と内輪42は周方向の相対移動が可能である。その結果、ホイール10はホイール10の中心軸線と直交する垂直面上を回動部材20に対して相対移動が可能である。しかし、外輪半体41xの受板部41aと内輪半体42xの受板部42aとの間にボール45が介在されているため、外輪41と内輪42はホイール10の中心軸線方向の相対移動を禁じられており、その結果、ホイール10は回動部材20に対する上記中心軸線方向の相対移動を禁じられている。換言すれば、ホイール10からの横力(スラスト荷重)を回転部材20で受け止めることができる。
上記リムドロップ11cにおいて、上記側面11dと円筒面からなる内周面との境部が傾斜しており、この境部と外輪41に固定されたシール板47との間には環状の窪み48が形成されている。この環状の窪み48には、シリコーンゴム等の充填材49が充填されている。このように窪み48を充填したことにより、泥や埃等が蓄積されるのを防止することができる。
図1に示すように、上記第1支持部材50は、ホイール10の中心軸線上を延びるシャフト51と、ブラケット52(第1ブラケット)とからなる。このシャフト51は、回転部材20を通り、車体と反対側の端部がリム11の幅方向のほぼ中央に位置している。シャフト51とアタッチメント80の第1取付リング81との間にはラジアルベアリング53が介在されており、これにより回転部材20がシャフト51に回転可能に支持されている。シャフト51の車体側の端面にはねじ穴51aが形成されており、このねじ穴51aに車体から延びる車軸105の先端ねじ部105aが螺合されており、これによりシャフト51が車軸105に固定されている。本実施形態では、車軸105もシャフト51の一部となり、ひいては第1支持部材の一部となる。
上記シャフト51の車体と反対側の端部には六角柱形状の係合突起51bが形成されており、この係合突起51bに上記ブラケット52の下端部に形成された六角形状の係合穴52aが嵌っている。ボルト55を係合突起51bにねじ込み、ワッシャ56を介してブラケット52をシャフト51の段差に押し付けることにより、ブラケット52の下端部がシャフト51の先端に回動不能に固定されている。上記シャフト51の中間部には環状の他の段差が形成されており、この段差とブラケット52との間には上記ラジアルベアリング53と筒状スペーサ59が介在されている。
他方、第2支持部材60はブラケット61(第2ブラケット)からなる。このブラケット61はリング形状をなし、その内周と上記ディスク12の支持筒部12c外周との間には、ラジアルベアリング65が介在しており、これによりブラケット61はディスク12に、ホイール10の中心軸線を中心にして回転可能に連結されている。
図1,図3に示すように、上記第1ブラケット52と第2ブラケット61との間には、2本の起立状態のサスペンション要素70が掛けられている。詳述すると、ブラケット52の幅広の上端部には車体の反対側に突出する円弧形状のボス部52x(受部)が形成されている。また、ブラケット61の下側には車体の前後方向に離れた一対の脚部61aが形成されている。この脚部61aの下端には、車体側に突出するボス部61x(受部)が形成されている。2本のサスペンション要素70は、その上端が上記第1ブラケット52のボス部52xの両端にそれぞれ連結され、その下端が上記第2ブラケット61の一対のボス部61xにそれぞれ回動可能に連結されており、上方に向かって互いの距離を狭めるように傾斜して連結されている。すなわち、2本のサスペンション要素70は、垂直線に対して前後異なる方向に傾斜している。より詳しくは、前方のサスペンション要素70は、垂直線に対して後方に傾斜しており、後方のサスペンション要素70は前方に傾斜している。
上記サスペンション要素70は、流体ダンパ71(ダンパ,ショックアブソーバ)と、復帰バネとしての圧縮コイルバネ76とからなる。流体ダンパ71は、オイル等の流体を収容したシリンダ72と、シリンダ72内に軸方向移動可能に収容されオリフィスを有するピストン(図示しない)と、基端がピストンに固定され先端がシリンダ72から突出して上方に延びるロッド73とを有している。シリンダ72の下端はラバーブッシュ74を介して第2ブラケット61のボス部61xに回動可能に連結されており、ロッド73の上端のヘッド部73aは、ラバーブッシュ75を介して第1ブラケット52のボス部52xに回動可能に連結されている。ラバーブッシュ74,75は自動車の分野では周知の構造であるので詳述しない。
上記ロッド73のヘッド部73aには、バネ受部材77が当たっており、シリンダ72の下部外周にはバネ受部材78が固定されている。両バネ受部材77,78間には上記圧縮コイルバネ76が介在されている。
次に、上記構成をなすホイールアッセンブリの組立工程について説明する。概略的に説明すると、図5に示すように第1サブアッセンブリA1と、図6に示す第2サブアッセンブリA2と、図7に示す第3サブアッセンブリA3を別工程で予め組み立てる。
まず、第1サブアッセンブリA1の組み立て工程について説明する。回転部材20の支持筒部23にユニット化されたフラットベアリング40を圧入し、このフラットベアリング40を回転部材20のディスク部21の側面21dに当てた状態で、フラットベアリング40の内輪42を支持筒部23に溶接する。次に、回転部材20の支持筒部22に内側バネ受リング32を挿入し溶接する。なお、内側バネ受リング32のバネ受部32aには座金34が予め固定されている。回転部材20へのフラットベアリング40と内側バネ受リング32の取り付けの順番は逆でもよい。
次に、上記回転部材20にフラットベアリング40と内側バネ受リング32を組み付けた回転部材アッセンブリをリム11に組み付ける。この際、フラットベアリング40をリム11の内周に圧入し、リムドロップ11cの側面11dに当てる。次に、外側バネ受リング31をリム11の内周に挿入してフラットベアリング40の外輪41に当てた状態で、外側バネ受リング31をリム11に溶接する。外側バネ受リング31のバネ受部31aには座金33が予め固定されている。この外側バネ受リング31の組み付けに際しては、フラットベアリング40の内輪42および回転部材20を基準位置で仮止めしておく。基準位置とは、内輪42が外輪41およびリム11と同心をなし、内輪42の受板部42aが外輪41の受板部41a間の中央(周方向ストロークの中央)にある時の位置を言う。内輪42および回転部材20が基準位置にある状態で、上記外側バネ受リング31のバネ受部31aが内側バネ受リング32のバネ受部32a間の中央に位置するように外側バネ受リング31を位置決めしてリム11に固定する。
次に、バネ受リング31,32のバネ受部31a,32a間に圧縮コイルバネ35をセットする。このようにして、リム11,回転部材20,フラットベアリング40,バネ機構30からなる第1サブアッセンブリA1が完成する。
第2サブアッセンブリA2は、次のようにして組み立てられる。まず、第2ブラケット61にラジアルベアリング65を圧入する。次に、第2ブラケット61に取付られたラジアルベアリング65をディスク12の支持筒部12cに圧入する。これにより、第2ブラケット61がラジアルベアリング65を介してディスク12に組み付けられる。
次に、ボルト91を第2ブラケット61にねじ込み、ボルト92を第1ブラケット52にねじ込む。次に、サスペンション要素70のラバーブッシュ74,75を上記ボルト91,92にセットし、ナット93,94で締め付け固定する。このようにして、ディスク12,サスペンション要素70,第1,第2のブラケット52,61からなる第2サブアッセンブリA2が完成する。
第3サブアッセンブリA3は次のようにして組み立てられる。シャフト51にベアリング53を圧入する。次に、シャフト51に取り付けられたベアリング53をアタッチメント80の第1取付リング81に圧入する。これによりシャフト51とアタッチメント80がベアリング53を介して相対回転可能に連結され、第3サブアッセンブリA3が完成する。
上記3つのサブアッセンブリA1〜A3から、上述したホイールアッセンブリが組み立てられる。最初に、ディスク12をリム11の周縁にボルト90で固定することにより、サブアッセンブリA1,A2同士が組みつけられる。
次に、スペーサ59をシャフト51にセットした後で、アタッチメント80の第1取付リング81を回動部材20のディスク部21に当ててボルト25で固定する。これにより、サブアッセンブリA3がサブアセンブリA1,A2に組みつけられ、ホイールアッセンブリがほぼ完成する。ただし、シャフト51の係合突起51bと第1ブラケット52の係合穴52aは係合されておらず、第1ブラケット52は図1において紙面と直交する方向にシャフト51から外れている。なお、この第1ブラケット52はラバーブッシュ74,75を弾性変形ることにより、このようなオフセット位置にすることができる。
次に、上記ホイールアッセンブリの車体への組み付け工程について説明する。まず、ホイール10のリム11にタイヤ(図示しない)を組み付ける。次に、ブレーキドラム100のボルト101をアタッチメント80の第2取付リング82の貫通穴82aに貫通させ、このボルト101にナット85を緩く螺合させることにより、ホイールアッセンブリを車両に仮装着する。次に、シャフト51の係合突起51bを工具で掴みながらシャフト51を回すことにより、シャフト51のねじ穴51aと車軸105のねじ部105aの螺合を進める。この際、一対のサスペンション要素70が図3に示すように、等しい角度で傾斜して起立状態となるようにホイールアッセンブリの姿勢を維持しながら、シャフト51に締め付けトルクを付与する。
次に、第1ブラケット52とシャフト51を係合する。すなわち、第1ブラケット52の下端部をラバーブッシュ74,75の弾性力に抗して車体の反対側に変位させながら、係合穴52aを係合突起51bに位置合わせた後、ラバーブッシュ74,75の弾性復帰力により第1ブラケット52の下端部を元に戻し係合穴52bを係合突起51bに嵌める。次に、ワッシャ56を介してボルト55で締め付けることにより、第1ブラケット52をシャフト51に固定する。次にナット85を締め付けてアタッチメント80をブレーキドラム100に固定し、ホイールアッセンブリの車体への装着を完了する。
なお、上記組み付けに際して、予めサスペンション要素70のバネ受部材77,78を近づけた状態でワイヤで連結しておき、圧縮コイルバネ76の弾性力を殺しておく、そして、上記ホイールアッセンブリの車体への装着後にこのワイヤを切断し除去する
次に、上記構成をなすホイールアッセンブリの作用について説明する。
上記ホイールアッセンブリでは、サスペンション要素70およびこれに付属するバネ機構30,フラットベアリング40をリム11の径方向内側に内蔵しており、外部にサスペンション要素70のためのスペースを必要としない。
車両の重量は、第1支持部材50,サスペンション要素70の圧縮コイルバネ76,第2支持部材60,ディスク12を介して、ホイール10のリム11に装着されたタイヤで支持される。
車両走行の際には、第1支持部材50,第2支持部材60、サスペンション要素70は回転せず、サスペンション要素70の起立姿勢は変わらない。ホイール10と第2支持部材60との間のラジアルベアリング65により、ホイール10の回転を許容する。この際、回転部材20はシャフト51に回転可能に支持されているので、回転部材20とブレーキドラム100もホイール10に追随して回転する。
車両が凹凸のある路面を走行する際には、タイヤを介してホイール10に上下方向,前後の衝撃荷重が加わる。この際、フラットベアリング40は、シャフト51,回転部材20に対するホイール10の上下方向,前後方向の相対変位を許容する。上下方向の衝撃荷重はラジアルベアリング65,第2支持部材60を介してサスペンション要素70の圧縮コイルバネ76及び流体ダンパ71で吸収され、第1支持部材50を経て車体に伝達される衝撃,振動を大幅に緩和することができる。また、サスペンション要素70は前後方向に傾斜しているので、前後方向の衝撃,振動も吸収し緩和することができる。
また、回転部材20とホイール10との間にはバネ機構30が介在されており、バネ機構30の10個のコイルバネ35の軸がそれぞれ上下方向,前後方向,傾斜方向に配置されているので、ホイール10から回転部材20への上下方向、前後方向の衝撃、振動も吸収,緩和することができる。
ブレーキが作動した時には、車軸105に対してブレーキドラム100の回転が禁じられ、これにより、ブレーキドラム100の制動トルクがアタッチメント80,回転部材20,バネ機構30を介してホイール10に伝達され、車両を停止させることができる。
ホイール10の回転部材20,シャフト51に対する過度の径方向移動は、上記バネ機構30のストッパ36により制限される。すなわち、外側バネ受リング31に設けられたストッパ37が内側バネ受リング32の外周(回転部材20の外周側)に当たり、内側バネ受リング32に設けられたストッパ37が外側バネ受リング31の内周(リム11の内周側)に当たることにより、ホイール10の径方向ストロークが制限されるのである。そして、サスペンション要素70,フラットベアリング40の干渉を防止することができる。ストッパ37がバネ受リング31,32に当たった時の衝撃は、ストッパ37が弾性部材からなるので吸収することができる。
上記フラットベアリング40の干渉を防止するためには、上記ストッパ37により制限されたホイール10の径方向ストロークを、フラットベアリング40の本来の径方向ストロークより小さくする必要がある。なお、フラットベアリング40の本来の径方向ストロークとは、本実施形態では、保持筒46が受板部41a,42aに形成された凹部41r,42rの周縁に当たることにより制限される外輪41の内輪42に対する径方向ストロークを意味する。
なお、ホイールアッセンブリは車両への装着前に所定速度で回転させて動的バランスをチェックする必要がある。この場合、重心が回転中心からずれていると、その遠心力が働く。この遠心力Fは下記式で表すことができる。
F=(V×S/R)×(M/S) …(1)
ここで、Vはホイールアッセンブリの周速度、Rはホイールアッセンブリの半径、Sはずれ量、Mはホイールアッセンブリの質量である。上記式において(V×S/R)は重心位置の周速度である。
上記遠心力Fによりバネ機構30の圧縮コイルバネ35が弾性変形すると、重心のずれ量がさらに増大することになる。そこで、バネ機構30による戻し力K・S(ただしKはバネ機構30全体のバネ定数である)を、下記式のように遠心力より大きくする必要がある。
K・S>F … (2)
上記式(1),(2)から下記式が導き出される。
K>(V×R)×M
バネ機構30のバネ定数を上記式のように設定することにより、動的バランス試験において重心のずれ量を正確に測定でき、また車両走行も安定して行なえる。
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、ホイールアッセンブリを駆動輪として用いることもできる。この場合は、回転部材20はエンジンやモータ等の駆動源からの伝達系の末端に連結され、駆動トルクがバネ機構30を介してホイールに伝達される。モータを用いる場合には、その出力シャフトに固定されるロータを回転部材として提供してもよい。
ブレーキドラムの一部がリムの径方向,内側に入り込んで回転部材として提供されるようにしてもよい。この場合、車体に固定されてブレーキドラムを貫通する車軸が、第1支持部材のシャフトとして提供される。
上記実施形態では、ドロップを有するリムを用いたが、リムをほぼ円筒形状にしてタイヤを横装填し、このタイヤ装填の後にリムと別体をなすフランジを取り付けるようにしてもよい。この場合、リムの内周側に環状の突起を形成して、フラットベアリングのための係止部としてもよい。
上記実施形態では、上下方向の衝撃,振動のみならず前後方向の衝撃,振動を吸収するように2本の傾斜したサスペンション要素を用いたが、垂直をなす1本のサスペンション要素を用いてもよい。
本発明の一実施形態に係わるホイールアッセンブリの縦断面図である。 同ホイールアッセンブリを図1において左方向から見た図である。 同ホイールのサスペンション要素およびこのサスペンション要素を支持するための第1,第2支持部材を図1において右方向から見た図である。 同ホイールアッセンブリの上部の拡大縦断面図である。 同ホイールアッセンブリの一部をなす第1サブアッセンブリの縦断面図である。 同ホイールアッセンブリの一部をなす第2サブアッセンブリの縦断面図である。 同ホイールアッセンブリの一部をなす第3サブアッセンブリの縦断面図である。
符号の説明
10 ホイール
11 リム
11c リムドロップ(係止部)
11d 側面
12 ディスク
20 回転部材
21 ディスク部の側面(段差面)
22 支持筒部
30 バネ機構
31 外側バネ受リング
32 内側バネ受リング
31a,32a バネ受部
35 圧縮コイルバネ(バネ要素)
40 フラットベアリング
41 外輪
42 内輪
41a,42a 受板部
45 ボール
50 第1支持部材
51 シャフト
52 第1ブラケット
60 第2支持部材
61 第2ブラケット
70 サスペンション要素
71 流体ダンパ(ダンパ,ショックアブソーバ)
76 圧縮コイルバネ(復帰バネ)

Claims (5)

  1. (イ)リムと、リムの車両の反対側の周縁部に設けられたディスクとを有し、リムの幅方向中間部に径方向内方向に突出する環状の係止部を設けてなるホイールと、
    (ロ)車体側に設けられ上記リムの径方向内側まで延びる第1支持部材と、
    (ハ)上記リムの径方向内側において上記ホイールのディスクにホイールの中心軸線を中心にして回転可能に連結された第2支持部材と、
    (ニ)上記リムの径方向内側において上記第1支持部材と第2支持部材との間にほぼ起立状態で配置され、上下方向の振動や衝撃を吸収するサスペンション要素と、
    (ホ)車体側に支持されて上記リムの車体側の周縁部の径方向内側に配置された回転部材と、
    (ヘ)上記リムの内周と上記回転部材の外周との間に配置されたバネ機構と、
    (ト)上記リムの径方向内側において、上記回転部材と上記リムとの間に配置されたフラットベアリングとを備え、
    上記フラットベアリングは、上記リムの内周に固定される外輪と、上記回転部材の外周に固定される内輪と、外輪に形成された径方向内方向に突出する受板部と内輪に形成された径方向外方向に突出する受板部との間に介在されたボールとを有し、これにより、上記ホイールが回転部材に対してホイールの中心軸線と直交する面上を相対変位するのを許容し当該中心軸線方向の相対変位を禁じており、
    上記フラットベアリングの外輪が上記リムの係止部の側面に当たっていることを特徴とするホイールアッセンブリ。
  2. 上記リムの係止部が、リムと一体をなす小径のリムドロップであることを特徴とする請求項1に記載のホイールアッセンブリ。
  3. 上記フラットベアリングの外輪と内輪には互いに接するシール板が固定されており、外輪側のシール板と上記リムドロップとの間に形成された環状の窪みには、充填材が充填されていることを特徴とする請求項2に記載のホイールアッセンブリ。
  4. 上記バネ機構は、上記リムの内周に固定された外側バネ受リングと上記回転部材の外周に固定された内側バネ受リングとを有し、上記外側バネ受リングの内周に径方向内方向に突出する複数の第1バネ受部が形成され、上記内側バネ受リングの外周に径方向,外方向に突出する複数の第2バネ受部が形成され、第1,第2バネ受部間にバネ要素が介在されており、
    上記フラットベアリングの外輪は、上記係止部と上記外側バネ受リングとの間に挟まれて、上記リムに固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のホイールアッセンブリ。
  5. 上記回転部材は、支持筒部と、この支持筒部と直交する段差面を有し、上記フラットベアリングの内輪はこの段差面に当たるようにして支持筒部に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のホイールアッセンブリ。
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