JP4021149B2 - コーディネートサービス方法、コンピュータ及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、個人が所有する服飾品を用いたコーディネートを行い、その組み合わせの情報を利用者に提供するコーディネートサービス方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、個人の所有する服飾品の画像データ等を登録し、ユーザの操作に従って、各アイテムの画像データを組み合わせて表示する等して、個人が所有する服飾品の有効活用を支援するシステムが考案されている。
例えば、個人が所有する帽子、服、靴等の服飾アイテムの画像を管理し、その中からユーザが選択した複数のアイテムを組み合わせて表示等する装置が特開平7−243112号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平7−243112号公報に示す装置では、ユーザは、アイテムの組み合わせを見て評価し、好みの組み合わせを選ぶことはできるが、コーディネートの構成要素となる各アイテムを選択するのはユーザ自身であるため、ユーザの作業負担が大きかった。
【0004】
このような問題に対して、スケジュールに応じたコーディネートを提案する装置が特開平7−189009号公報に開示されている。しかし、この装置は、一般的なアイテムの組み合わせを表示するものであり、個人の所有アイテムに即していないコーディネートが提示される場合がある。
また、スケジュールだけでなく、個人の好みや快適性や流行性等の種々の観点を考慮したコーディネートを提案できることが望ましい。
【0005】
また、個人の所有物を用いたコーディネートにおいて、所有物以外の服飾アイテムを構成要素として加えることにより、より幅のあるコーディネートを提供することが可能となるが、この場合、ユーザの所有物以外の服飾アイテムをユーザに提供できるような仕組みは未だ実現されていなかった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、個人が所有する服飾アイテムの有効活用を支援するサービスを実現することを目的とする。
また、本発明は、コーディネートに関する情報を提供するサービスにおいて、コーディネートの構成要素のうち、個人の所有物以外のアイテムの提供を可能とするサービスを実現することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るコーディネートサービス方法は、
コンピュータが、服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータをアイテムデータベースに登録するアイテムデータ登録ステップと、
コンピュータが、気候を特定する気候データを含むアイテム選択用データを、入力手段を介して取得する取得ステップと、
コンピュータが、服飾品の分類と該分類の服飾品が適する気候とを対応付ける気候対応情報が予め登録されている気候データベースにアクセスし、前記気候対応情報を用いて、前記取得ステップにより取得したアイテム選択用データに含まれる気候データで特定される気候に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供して表示させる提供ステップと、
を備える、ことを特徴とする。
【0008】
前記アイテム選択用データは、利用者の行動を特定する行動データを含み、
前記取得ステップは、コンピュータが、ネットワークを介して、前記行動データから求められる利用者の移動元での気候を特定する気候データと移動先での気候を特定する気候データとを取得するステップを含み、
前記提供ステップは、前記移動元の気候データと前記移動先の気候データとに基づいて、前記移動元の気候と前記移動先の気候との気候の差異を求めるステップと、該気候の差異と所定の基準とを比較するステップと、比較の結果、差異が基準よりも大きいと判別した場合に、前記移動先の気候に基づいて服飾品の組み合わせを求めるステップと、求めた組み合わせを利用者の端末に提供して表示させるステップと、を備えてもよい。
【0009】
前記アイテム選択用データは、利用者の行動を特定する行動データを含み、
前記取得ステップは、コンピュータが、ネットワークを介して、前記行動データから求められる利用者の移動元での気温を特定する気候データと移動先での気温を特定する気候データとを取得するステップを含み、
前記提供ステップは、前記移動元の気候データと前記移動先の気候データとに基づいて、前記移動元の気温と前記移動先の気温との気温差を求めるステップと、該気温差と所定の基準とを比較するステップと、比較の結果、気温差が基準よりも大きいと判別した場合に、前記移動先の気温に基づいて服飾品の組み合わせを求めるステップと、求めた組み合わせを利用者の端末に提供して表示させるステップと、を備えてもよい。
【0010】
前記提供ステップは、前記比較の結果、気温差が基準よりも大きいと判別した場合に、さらに移動元の気温に基づいて服飾品の組み合わせを求めるステップと、求めた移動元の気温用の組み合わせを利用者の端末に提供して表示させるステップと、をさらに備えてもよい。
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るコーディネートサービス方法は、
コンピュータが、服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータを、アイテムデータベースに登録するアイテムデータ登録ステップと、
コンピュータが、利用者の行動を特定する行動データを含むアイテム選択用データを、入力手段を介して取得する取得ステップと、
コンピュータが、服飾品の分類と該分類の服飾品が適する利用者の行動とを対応付ける行動対応情報が予め登録されている行動データベースにアクセスし、前記行動対応情報を用いて、前記取得ステップにより取得したアイテム選択用データに含まれる行動データで特定される行動に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供して表示させる提供ステップと、
を備える、ことを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るコンピュータは、
服飾品を組み合わせて、組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステム用のコンピュータであって、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータが登録されているアイテムデータベースと、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する気候とを対応付ける気候対応情報が登録されている気候データベースと、
気候を特定する気候データを含むアイテム選択用データを取得する取得手段と、
前記気候データベースに登録されている気候対応情報を用いて、前記取得手段により取得したアイテム選択用データに含まれる気候データで特定される気候に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段と、
を備える、ことを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るコンピュータは、
服飾品を組み合わせて、組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステム用のコンピュータであって、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータが登録されているアイテムデータベースと、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する利用者の行動とを対応付ける行動対応情報が登録されている行動データベースと、
利用者の行動を特定する行動データを含むアイテム選択用データを取得する取得手段と、
前記行動データベースに登録されている行動対応情報を用いて、前記取得手段により取得したアイテム選択用データに含まれる行動データで特定される行動に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品のを組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段と、
を備える、ことを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステムとして機能させるためのプログラムであって、
該コンピュータを、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータをアイテムデータベースに登録する登録手段、
気候を特定する気候データを含むアイテム選択用データを入力手段を介して取得する取得手段、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する気候とを対応付ける気候対応情報が予め登録されている気候データベースにアクセスし、前記気候対応情報を用いて、前記取得手段が取得したアイテム選択用データに含まれる気候データで特定される気候に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段、
として機能させる。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステムとして機能させるためのプログラムであって、
該コンピュータを、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータをアイテムデータベースに登録する登録手段、
利用者の行動を特定する行動データを含むアイテム選択用データを入力手段を介して取得する取得手段、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する利用者の行動とを対応付ける行動対応情報が予め登録されている行動データベースにアクセスし、前記行動対応情報を用いて、前記取得手段が取得したアイテム選択用データに含まれる行動データで特定される行動に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段、
として機能させる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るコーディネートサービスシステムについて図面を参照して説明する。
【0026】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るコーディネートサービスシステムは、図1に示すように、ユーザ端末1と、サービスセンタ3と、を備え、これらはインターネット等の所定のネットワークを介して接続される。
【0027】
ユーザ端末1は、例えば通常のパーソナルコンピュータ等から構成され、図2に示すように、制御部11と、記憶部13と、入力部15と、表示部17と、通信部19と、を備える。また、ユーザ端末1には、デジタルカメラ、スキャナ、ビデオカメラ等の画像入力装置が接続可能である。
【0028】
制御部11は、記憶部13に記憶された動作プログラムを実行して、アイテムデータや行動データ等の登録、コーディネート情報の取得等の処理を行う。
【0029】
例えば、制御部11は、利用者の操作に従って、デジタルカメラ等の画像入力装置を介して利用者の所有する服飾アイテム(服、靴、鞄、帽子等)の画像データを取り込み、服飾品の分類名等のデータの入力を受け付け、入力データに基づいて所定のアイテムデータを生成して記憶部13に記憶する。アイテムデータは、例えば、アイテムを特定するためのアイテムIDと、服飾品の画像データと、服飾品の分類名(例えば、「ジャケット」、「ブラウス」、「セータ」、「靴」、「帽子」等)等の属性情報を含む。
また、制御部11は、作成したアイテムデータと利用者のユーザIDを登録要求とともにサービスセンタ3に送信して登録する。
【0030】
また、制御部11は、利用者からの入力要求に応じて、利用者のスケジュール、行き先(場所)、行動内容等の行動データの入力を受け付け、入力された行動データをユーザIDとともにサービスセンタ3に送信して登録する。
【0031】
また、制御部11は、サービスセンタ3から仮コーディネート情報を受信し、表示部17に表示する。この仮コーディネート情報とは、利用者が保有する服飾アイテム等に基づいたコーディネートの画像データ等であり、利用者の気に入ったコーディネートを選択させて利用者の好みの傾向を把握するためのものである。
制御部11は、仮コーディネート情報についての選択入力を受け付けると、選択内容をサービスセンタ3に送信する。
【0032】
また、制御部11は、ユーザによる入力操作に応じて、サービスセンタ3にコーディネート情報を要求する。このとき、制御部11は、例えば、ユーザの生活環境下での天候、気温、湿度等の情報を含む天候データを取得する。そして、取得した天候データをコーディネート情報の要求とともに、サービスセンタ3に送信する。
【0033】
なお、天候データの取得方法は任意であり、例えば、利用者に入力させてもよく、また、制御部11がインターネット上の天気予報サイト等にアクセスして取得してもよく、また、ユーザ端末1に温度センサ、湿度センタ等の計測機を接続し、これらの装置からデータを取得するようにしてもよい。
【0034】
また、制御部11は、利用者のコーディネート要求に応じてサービスセンタ3から供給されるコーディネート情報を受信して表示部17に表示する。
このコーディネート情報とは、利用者の保有アイテム、スケジュール、気候、利用者の好み、流行等のデータに基づいてサービスセンタ3によって作成されたコーディネートの画像データ等である。
【0035】
また、制御部11は、例えば、本システムにより提供されるサービスの利用料をサービスセンタ3に対して支払うための所定の処理を行う。
【0036】
記憶部13は、利用者が所有する服飾アイテムのアイテムデータ等を記憶する。
入力部15は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置を含み、利用者から入力されたデータを制御部11に通知する。
表示部17は、制御部11からの指示に従って、サービスセンタ3から供給される仮コーディネート情報やコーディネート情報の画像等を表示する。
通信部19は、サービスセンタ3等との通信を制御する。
【0037】
サービスセンタ3は、例えば、図3に示すように、ユーザデータベース31aと気候データベース31bと行動データベース31cを備える記憶部31と、制御部33と、通信部35と、を備えるコンピュータであり、例えばスキャナ、デジタルカメラ等の画像入力装置が接続可能である。
【0038】
記憶部31は、制御部33が実行するプログラムを記憶するとともに、処理に必要な各種のデータを記憶する。
ユーザデータベース31aには、各利用者について、アイテムデータ、ユーザ情報、行動データ等が登録されている。
アイテムデータは、例えば図4に示すように、利用者が所有する服飾アイテムのアイテムIDと画像データと属性情報(分類名等)等を含む。
また、ユーザ情報は、例えば図5に示すように、ユーザの氏名、住所、電話番号等のデータを含む。
また、行動データは、例えば図6に示すように、所定期間におけるユーザのスケジュールのデータ等を含む。
【0039】
また、ユーザデータベース31aには、ユーザ端末1に提供した仮コーディネート情報のうち、ユーザの好みに応じて選択されたコーディネートの情報が、選択コーディネート情報として蓄積記憶される。
【0040】
気候データベース31bには、アイテムの分類名毎に、そのアイテムを着用するのに適した天候、気温、湿度等の気候条件が設定されている気候テーブル等が記憶されている。気候テーブルの一例を図7に示す。例えば図7に示す気候テーブルでは、分類名「セーター」に対しては「気温:10度以下」という気候条件が設定され、分類名「半袖シャツ」に対しては「気温:24度以上」という気候条件が設定されている。
【0041】
行動データベース31cには、アイテムの分類名毎に、そのアイテムに適したスケジュール、行動範囲(場所)、行動内容等の行動条件が設定されている行動テーブル等が記憶されている。行動テーブルの一例を図8に示す。例えば図8に示す行動テーブルでは、分類名「トレーニングウェア」に対しては「スポーツ」という行動条件が設定され、分類名「ドレス」に対しては「パーティ」という行動条件が設定されている。
【0042】
制御部33は、記憶部31に記憶された動作プログラムを実行して、各ユーザ端末1から受信したデータの登録、仮コーディネート情報とコーディネート情報の作成・供給等の処理を行う。
【0043】
例えば、制御部33は、ユーザ端末1からアイテムデータ等を受信すると、そのアイテムデータ等をユーザデータベース31aに登録する。
また、制御部33は、ユーザ端末1から行動データ等を受信すると、その行動データ等を行動データベース31cに登録する。
【0044】
また、制御部33は、ユーザデータベース31aに登録されている利用者のスケジュール、インターネット等を介して取得した天候、気温、湿度等の情報を参照して、利用者が保有する服飾アイテムを組み合わせて、その組み合わせ内容を示す仮コーディネート情報を作成し、該当する利用者のユーザ端末1に供給する。そして、利用者の気に入ったコーディネートを選択させ、選択された仮コーディネート情報を選択コーディネート情報としてユーザデータベース31aに記憶する。なお、仮コーディネート情報の作成方法は、後述するコーディネート情報の作成方法とほぼ同様である。
【0045】
また、制御部33は、ユーザ端末1からコーディネート情報の要求に応答して、ユーザデータベース31aに登録されている利用者の行動データや選択コーディネート情報、ユーザ端末1から受信した天候データ等を参照し、利用者のスケジュール、気候、利用者の好み等に基づいて、利用者が保有する服飾アイテムを組み合わせて、その組み合わせ内容を示すコーディネート情報を複数パターン作成し、要求元のユーザ端末1に供給する。
【0046】
このコーディネート情報の作成処理では、例えば、気候データベース31bを参照し、ユーザ端末1から受信した天候データに対応する服飾アイテムの分類名を取得する。また、ユーザデータベース31aから当日の利用者の行動データを取得し、その行動データに対応する服飾アイテムの分類名等を行動データベース31cから取得する。そして、取得した分類名に基づいて、ユーザデータベース31aに登録されている利用者の所有アイテムのアイテムデータの中から該当するデータを抽出する。そして、ユーザデータベース31aに登録されている選択コーディネート情報等に基づいて、抽出されたアイテムを組み合わせる処理を行う。具体的には、例えば、選択コーディネート情報が示すアイテムの組み合わせと、色や構成等が類似したアイテムの組み合わせを作成することにより、利用者の好みを反映したコーディネートを行う。
【0047】
また、流行性の高いアイテムの組み合わせから成る流行のモデル等の情報をデジタルカメラやスキャナ等の画像入力装置を用いて予め記憶部31に登録しておき、これらの流行モデルにおける構成アイテムや配色等を参考にして、流行性の高いコーディネート情報も作成する。なお、流行に関する情報は、例えば、雑誌に掲載されているコーディネートをスキャナで読み取ったり、店でよく売れている服飾品のコーディネートをデジタルカメラで撮影したりして取得してもよい。
【0048】
また、制御部33は、本システムによるサービス(コーディネート情報の提供等)の利用料金を利用者から取得するための処理を行う。支払い方法は任意であり、例えば、デビット決済、電子マネー決済、口座間の資金移動等でもよい。また、支払いのタイミングは任意であり、利用の度に受け取るようにしてもよく、所定期間毎に受け取るようにしてもよい。
また、通信部35は、各ユーザ端末1等との通信を制御する。
【0049】
次に、このコーディネートサービスシステムの主なシステム動作について図9を参照して説明する。
例えば利用者は、本システムを利用するための所定の会員登録を行った後、自己の所有する服飾品アイテムをデジタルカメラ等で撮影して、撮影画像をユーザ端末1に転送する。
ユーザ端末1は、撮影された画像データを取り込むとともに、各アイテムの属性情報等の入力を受け付け、入力データに基づいてアイテムデータを生成して記憶し、サービスセンタ3にアイテムデータを送信する(ステップS1)。
【0050】
サービスセンタ3は、ユーザ端末1から受信したアイテムデータをユーザデータベース31aに登録する(ステップS2)。
これにより、利用者が所有する服飾品のアイテムデータがサービスセンタ3に登録される。
【0051】
次に、ユーザ端末1は、利用者からの要求に応じて、利用者のスケジュール等の入力を受け付け、入力データに基づいて行動データを生成し、サービスセンタ3に送信する(ステップS3)。
サービスセンタ3は、ユーザ端末1から受信した行動データをユーザデータベース31aに登録する(ステップS4)。
これにより、利用者のスケジュール等がサービスセンタ3に登録される。
【0052】
次に、サービスセンタ3は、各データベース31a、31b、31cに登録されているデータ、インターネット等を介して取得した天候、気温、湿度等の情報、画像入力装置を介して取得した流行に関する情報等に基づいて、利用者の保有アイテムを組み合わせて複数パターンの仮コーディネート情報を作成して、利用者のユーザ端末1に供給する(ステップS5)。
【0053】
ユーザ端末1は、サービスセンタ3から仮コーディネート情報を取得し、各仮コーディネート情報が示すアイテムの組み合わせの画像を表示する。そして、利用者が気に入ったコーディネートの選択を受け付け、選択内容をサービスセンタ3に送信する(ステップS6)。
【0054】
サービスセンタ3は、ユーザ端末1からの受信データに基づいて、利用者が選択した仮コーディネート情報を選択コーディネート情報としてユーザデータベース31aに記憶する(ステップS7)。
これにより、利用者の好みのコーディネートの情報がサービスセンタ3に登録される
【0055】
そして、利用者は、例えば実際に服飾品を着用する当日に、ユーザ端末1にコーディネート情報の要求を入力する。これに応じて、ユーザ端末1は、天候データとともにコーディネート情報の要求をサービスセンタ3に送信する(ステップS8)。
サービスセンタ3は、ユーザ端末1からのコーディネート情報の要求に応じて、各データベース31a、31b、31cに登録されているデータ、ユーザ端末1から取得した天候データが示す天候、気温、湿度等の情報、外部から取得した流行に関する情報等に基づいて、利用者の保有アイテムを用いたコーディネートを行うことにより、複数パターンのコーディネート情報を作成して、その利用者のユーザ端末1に供給する(ステップS9)。
【0056】
ユーザ端末1は、サービスセンタ3から取得したコーディネート情報を表示する(ステップS10)。利用者は、表示された複数パターンのコーディネートから所望のコーディネートを選び、それに従って服飾品を着用する。
【0057】
このようにして、個人が所有する服飾アイテムを組み合わせて、その組み合わせ内容を示すコーディネート情報を利用者に提供する。これにより、個人が所有する服飾アイテムの有効活用を支援することができる。また、気候やスケジュール等の情報を用いてコーディネートを行うため、環境や状況に適合したコーディネート情報を提供することができる。また、利用者の好みや流行等も考慮してコーディネートを行うため、利用者にとって有用性の高いコーディネート情報を提供することができる。
【0058】
(第2の実施形態)
第1の実施形態に係るコーディネートサービスシステムでは、利用者が所有する服飾品アイテムのみを用いてコーディネート情報を生成しているが、例えば、利用者の所有品以外の服飾アイテムをコーディネートの構成要素に加え、所有品以外の服飾アイテムについてはレンタルサービスを行うようなシステムとして実現してもよい。このようなコーディネートサービスシステムについて以下説明する。
【0059】
本発明の第2の実施形態に係るコーディネートサービスシステムは、図10に示すように、ユーザ端末1’と、サービスセンタ3’と、レンタル品を取り扱うレンタル店の店舗端末5と、を備える。
【0060】
ユーザ端末1’は、第1の実施形態のユーザ端末1と同様の機能・構成を有し、利用者の所有する服飾品アイテムの画像データのサービスセンタ3’への登録、コーディネート情報の取得等を行うための端末である。
【0061】
サービスセンタ3’は、図11に示すように、ユーザデータベース31aと気候データベース31bと行動データベース31cとレンタルデータベース31dとを備える記憶部31’と、制御部33’と、通信部35’と、を備えるコンピュータであり、例えばスキャナ、デジタルカメラ等の画像入力装置が接続可能である。
【0062】
記憶部31’におけるユーザデータベース31aと気候データベース31bと行動データベース31cは、第1の実施形態と同様のデータをそれぞれ記憶する。また、レンタルデータベース31dは、レンタル店により貸出される服飾品(レンタル品)のアイテムデータ(アイテムID、画像データ、属性情報等)等を記憶する。
また、記憶部31’は、制御部33’が実行するプログラムを記憶するとともに、処理に必要な各種のデータを記憶する。
【0063】
制御部33’は、記憶部31’に記憶された動作プログラムを実行することにより、第1の実施形態と同様に、利用者から所有品についてのアイテムデータや行動データ等を受信してユーザデータベース31aや行動データベース31c等に登録する。
【0064】
また、制御部33’は、ユーザデータベース31aに登録されている利用者のスケジュール、インターネット等を介して取得した天候、気温、湿度等の情報を参照して、利用者が保有する服飾品とレンタル品の各アイテムを組み合わせて、その組み合わせ内容を示す仮コーディネート情報を作成し、該当する利用者のユーザ端末1’に供給する。そして、利用者の気に入ったコーディネートを選択させ、選択された仮コーディネート情報を選択コーディネート情報としてユーザデータベース31aに記憶する。なお、仮コーディネート情報の作成方法は、後述するコーディネート情報の作成方法とほぼ同様である。
【0065】
また、制御部33’は、ユーザ端末1’からのコーディネート情報の要求に応答して、ユーザデータベース31aに登録されている利用者の行動データや選択コーディネート情報、ユーザ端末1’から受信した天候データ等を参照し、利用者のスケジュール、気候、利用者の好み等に基づいて、利用者が保有する服飾品とレンタル店が取り扱っているレンタル品の各アイテムを組み合わせて、その組み合わせ内容を示すコーディネート情報を複数パターン作成し、要求元のユーザ端末1’に供給して、利用者が採用するコーディネートを選択させる。
【0066】
このコーディネート情報の作成処理では、例えば、気候データベース31bを参照し、ユーザ端末1’から受信した天候データに対応する服飾アイテムの分類名を取得する。また、ユーザデータベース31aから当日の利用者の行動データを取得し、その行動データに対応する服飾アイテムの分類名等を行動データベース31cから取得する。そして、各データベース31b、31cから取得した分類名に基づいて、ユーザデータベース31aに登録されている利用者の所有アイテムのアイテムデータと、レンタルデータベース31dに登録されているレンタル品のアイテムデータの中から該当するアイテムデータを抽出する。そして、ユーザデータベース31aに登録されている選択コーディネート情報等に基づいて、抽出されたアイテムを組み合わせる処理を行う。具体的には、例えば、選択コーディネート情報が示すアイテムの組み合わせと、色や構成等が類似したアイテムの組み合わせを作成することにより、利用者の好みを反映したコーディネートを行う。また、アイテムを組み合わせる際には、第1の実施形態と同様に、流行に関するデータ等も参照する。
【0067】
また、制御部33’は、利用者が選択したコーディネート情報についてのデータを取得し、そのコーディネート情報が示す組み合わせの構成要素にレンタル品が含まれているかを判別する。判別方法は任意であり、例えばレンタル品のアイテムコードを予め登録しておき、そのリストを参照するようにしてもよい。そして、レンタル品が含まれている場合には、そのレンタル品を特定する商品コードと利用者の住所等を示す配送先情報をレンタル店の店舗端末5に送信して、レンタル品の貸出を要求する。
【0068】
また、制御部33’は、本システムによるサービス(コーディネート情報の提供、レンタル品の貸出等)の利用料金を利用者から取得するための処理を行う。支払い方法は任意であり、例えば、デビット決済、電子マネー決済、口座間の資金移動等でもよい。また、支払いのタイミングは任意であり、利用の度に受け取るようにしてもよく、所定期間毎に受け取るようにしてもよい。
また、通信部35’は、各ユーザ端末1’等との通信を制御する。
【0069】
店舗端末5は、服飾品のレンタルサービスを行うレンタル店における端末であり、サービスセンタ3’からレンタル品の貸出要求を受けると、その旨を表示または印刷等する。レンタル店の担当者は、店舗端末5により出力内容を見て、要求された品物を利用者に配送することを所定の配送機関に依頼する。これにより、コーディネートの構成要素のうちのレンタル品が利用者へ配送される。
【0070】
このようにして、個人の所有物以外の服飾アイテムをコーディネートの構成要素に加えることにより、幅のあるコーディネートを提供することが可能となる。また、利用者が選択したコーディネートの構成要素に利用者の所有物以外のアイテムが含まれる場合には、そのアイテムをレンタル品として利用者に提供するサービスを実現することができる。
【0071】
また、コーディネートの構成要素のうちの利用者の所有物以外の服飾品について、利用者から購入要求を受け付けて、そのアイテムを販売するようにしてもよい。例えば、利用者に提供したコーディネート情報から利用者が所望のコーディネート情報を選択した際に、サービスセンタ3’が、利用者の所有物以外のアイテムについて、その購入要求をユーザ端末1’から受け付ける。このとき、利用者の所有品以外の各アイテムについて販売価格等をユーザ端末1’に表示させてもよい。そして、サービスセンタ3’は、ユーザ端末1’から品物の購入要求を受け付けると、その商品の商品コードを含む販売要求をレンタル店の店舗端末5に送信する。販売要求を受信したレンタル店の店舗端末5は、受信内容を出力し、これに応じて、店員が商品の配送依頼を配送機関に行うようにしてもよい。商品の代金は、店舗が利用者から直接支払いを受けるようにしてもよく、また、サービスセンタ3’を介して受け取るようにしてもよい。
【0072】
また、レンタル品の品揃えについて、利用者からリクエストを受け付けてもよい。例えば、利用者が雑誌等で気に入ったコーディネートを見つけた場合、その画像を画像入力装置を用いてユーザ端末1’に入力する。ユーザ端末1’は、入力された画像を含むリクエストデータをサービスセンタ3’に送信する。サービスセンタ3’では、受信したリクエストデータを記憶部31’に記憶するとともに出力する。これに応じて、サービスセンタ3’の担当者がリクエストに基づくレンタル品を用意し、また、そのレンタル品のアイテムデータをレンタルデータベース31dに登録する。これにより、リクエストされたコーディネートのアイテムがサービスセンタ3’に登録され、コーディネートの構成要素として使用される。
【0073】
なお、上記説明におけるコーディネート情報の作成方法は一例であり、利用者のスケジュール、気候、利用者の好み、流行等に関するデータを用いる他の方法によりコーディネート情報を作成してもよい。
【0074】
また、サービスセンタ3、3’は、利用者の行動データに基づいて、利用者の行き先の気候に適したコーディネートを提供する機能をさらに備えてもよい。
例えば、サービスセンタ3、3’は、利用者のコーディネート情報を作成する際、行動データに基づいて、利用者の行き先の天候等に関する天候データを取得する。そして、例えば、利用者が居住する場所の天候データと、行き先の天候データについて、天候、気温等のデータを比較し、行き先において服装を変更した方がよいと判断した場合等には、利用者の居住場所の天候等に適したコーディネート情報と、利用者の行き先での天候等に適したコーディネート情報と、の双方を作成し、ユーザ端末1に供給するようにしてもよい。行き先において服装を変更した方がよいか否かの判断基準等は任意であり、例えば、気温差が所定値以上ある場合でもよく、また、一方の場所の天候が「晴れ」又は「曇り」であり、他方の天候が「雨」又は「雪」である場合等でもよい。
【0075】
例えば、移動先に対応したコーディネート情報を提供するか否かについての判断基準に、「気温差が10度」という判断基準が含まれている場合であって、天候データが「気温:10度、天候:晴れ」である東京に住む利用者が、天候データが「気温:0度、天候:雪」である北海道に午後から出張する場合等には、東京において適したコーディネート情報と、北海道において適したコーディネート情報の双方がユーザ端末1に供給される。
【0076】
これにより、利用者が現在居住する地域から他の地域へ移動する予定が設定されている利用者に対して、現在の地域の天候と移動先での天候とが大きく異なる場合等には、移動先での天候に適したコーディネートも提供することができる。また、この方法では、実際に取得した天候データに基づいて判断するため、例えば、移動先の当日の気候が通常の気候と大きく異なる場合(例えば、移動先が鹿児島県であり、その地域で当日雪が降った場合等)等においても容易に対応することができる。
【0077】
また、利用者の顔の画像をユーザ端末1、1’又はサービスセンタ3、3’に登録し、コーディネートの画像と利用者の顔の画像の合成画像をユーザ端末1、1’に表示させるようにしてもよい。
【0078】
また、本システムの利用料金の支払いは、ユーザ端末1、1’を用いる必要はなく、例えば、他の装置(ATM等)を用いて行ってもよく、利用者の口座から自動的に引き落とされてもよい。
【0079】
なお、この発明のシステムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行するユーザ端末1、ユーザ端末1’、サービスセンタ3、サービスセンタ3’、店舗端末5等を構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば搬送波に重畳してコンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、搬送波に重畳してコンピュータにダウンロード等してもよい。
【0080】
なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよい。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させることにより、上述の処理を実行することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、個人が所有する服飾アイテムを組み合わせて、その組み合わせ結果を利用者に提供することにより、個人が所有する服飾アイテムの有効活用を支援することができる。また、気候、スケジュール、利用者の好み、流行等を考慮してコーディネートを行うことにより有用性の高い組み合わせを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコーディネートサービスシステムのシステム構成図である。
【図2】図1のシステムで使用されるユーザ端末の構成を説明するための図である。
【図3】図1のシステムで使用されるサービスセンタの構成を説明するための図である。
【図4】アイテムデータのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】ユーザ情報のデータ構造の一例を示す図である。
【図6】行動データのデータ構造の一例を示す図である。
【図7】気候テーブルの一例を示す図である。
【図8】行動テーブルの一例を示す図である。
【図9】図1のコーディネートサービスシステムのシステム動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るコーディネートサービスシステムのシステム構成図である。
【図11】図10のシステムで使用されるサービスセンタの構成を説明するための図である。
【符号の説明】
1、1’ ユーザ端末
3、3’ サービスセンタ
11 制御部
13 記憶部
15 入力部
17 表示部
19 通信部
31、31’ 記憶部
31a ユーザデータベース
31b 気候データベース
31c 行動データベース
31d レンタルデータベース
33、33’ 制御部
35、35’ 通信部
5 店舗端末
Claims (9)
- コンピュータが、服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータをアイテムデータベースに登録するアイテムデータ登録ステップと、
コンピュータが、気候を特定する気候データを含むアイテム選択用データを、入力手段を介して取得する取得ステップと、
コンピュータが、服飾品の分類と該分類の服飾品が適する気候とを対応付ける気候対応情報が予め登録されている気候データベースにアクセスし、前記気候対応情報を用いて、前記取得ステップにより取得したアイテム選択用データに含まれる気候データで特定される気候に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供して表示させる提供ステップと、
を備える、ことを特徴とするコーディネートサービス方法。 - 前記アイテム選択用データは、利用者の行動を特定する行動データを含み、
前記取得ステップは、コンピュータが、ネットワークを介して、前記行動データから求められる利用者の移動元での気候を特定する気候データと移動先での気候を特定する気候データとを取得するステップを含み、
前記提供ステップは、前記移動元の気候データと前記移動先の気候データとに基づいて、前記移動元の気候と前記移動先の気候との気候の差異を求めるステップと、該気候の差異と所定の基準とを比較するステップと、比較の結果、差異が基準よりも大きいと判別した場合に、前記移動先の気候に基づいて服飾品の組み合わせを求めるステップと、求めた組み合わせを利用者の端末に提供して表示させるステップと、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のコーディネートサービス方法。 - 前記アイテム選択用データは、利用者の行動を特定する行動データを含み、
前記取得ステップは、コンピュータが、ネットワークを介して、前記行動データから求められる利用者の移動元での気温を特定する気候データと移動先での気温を特定する気候データとを取得するステップを含み、
前記提供ステップは、前記移動元の気候データと前記移動先の気候データとに基づいて、前記移動元の気温と前記移動先の気温との気温差を求めるステップと、該気温差と所定の基準とを比較するステップと、比較の結果、気温差が基準よりも大きいと判別した場合に、前記移動先の気温に基づいて服飾品の組み合わせを求めるステップと、求めた組み合わせを利用者の端末に提供して表示させるステップと、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のコーディネートサービス方法。 - 前記提供ステップは、前記比較の結果、気温差が基準よりも大きいと判別した場合に、さらに移動元の気温に基づいて服飾品の組み合わせを求めるステップと、求めた移動元の気温用の組み合わせを利用者の端末に提供して表示させるステップと、をさらに備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のコーディネートサービス方法。 - コンピュータが、服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータを、アイテムデータベースに登録するアイテムデータ登録ステップと、
コンピュータが、利用者の行動を特定する行動データを含むアイテム選択用データを、入力手段を介して取得する取得ステップと、
コンピュータが、服飾品の分類と該分類の服飾品が適する利用者の行動とを対応付ける行動対応情報が予め登録されている行動データベースにアクセスし、前記行動対応情報を用いて、前記取得ステップにより取得したアイテム選択用データに含まれる行動データで特定される行動に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供して表示させる提供ステップと、
を備える、ことを特徴とするコーディネートサービス方法。 - 服飾品を組み合わせて、組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステム用のコンピュータであって、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータが登録されているアイテムデータベースと、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する気候とを対応付ける気候対応情報が登録されている気候データベースと、
気候を特定する気候データを含むアイテム選択用データを取得する取得手段と、
前記気候データベースに登録されている気候対応情報を用いて、前記取得手段により取得したアイテム選択用データに含まれる気候データで特定される気候に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段と、
を備える、ことを特徴とするコンピュータ。 - 服飾品を組み合わせて、組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステム用のコンピュータであって、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータが登録されているアイテムデータベースと、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する利用者の行動とを対応付ける行動対応情報が登録されている行動データベースと、
利用者の行動を特定する行動データを含むアイテム選択用データを取得する取得手段と、
前記行動データベースに登録されている行動対応情報を用いて、前記取得手段により取得したアイテム選択用データに含まれる行動データで特定される行動に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品のを組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段と、
を備える、ことを特徴とするコンピュータ。 - コンピュータを、服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステムとして機能させるためのプログラムであって、
該コンピュータを、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータをアイテムデータベースに登録する登録手段、
気候を特定する気候データを含むアイテム選択用データを入力手段を介して取得する取得手段、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する気候とを対応付ける気候対応情報が予め登録されている気候データベースにアクセスし、前記気候対応情報を用いて、前記取得手段が取得したアイテム選択用データに含まれる気候データで特定される気候に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、服飾品の組み合わせを利用者の端末に提供するコーディネートサービスシステムとして機能させるためのプログラムであって、
該コンピュータを、
服飾品の画像データと該服飾品の分類を表す情報とを含むアイテムデータをアイテムデータベースに登録する登録手段、
利用者の行動を特定する行動データを含むアイテム選択用データを入力手段を介して取得する取得手段、
服飾品の分類と該分類の服飾品が適する利用者の行動とを対応付ける行動対応情報が予め登録されている行動データベースをアクセスし、前記行動対応情報を用いて、前記取得手段が取得したアイテム選択用データに含まれる行動データで特定される行動に適した服飾品の分類を求め、続いて、前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータを用いて、求めた分類に属す服飾品を前記アイテムデータベースに登録されているアイテムデータで特定される服飾品のうちから抽出し、抽出した服飾品の組み合わせを利用者の端末に供給する供給手段、
として機能させるためのプログラム。
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