JP4019862B2 - 光学情報読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードや二次元コード等の光学情報を読取り、情報の処理を行うことが可能な携帯型の光学情報読取装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、携帯型のバーコードリーダ等の光学情報読取器に、読取ったデータの収集や処理等の機能を付加した、バーコードハンディターミナル(BHT)と称される装置が供されてきている。また、この種の光学情報読取器においては、把持部(ガングリップ)を有したハンドヘルド型(ガンタイプ)のものが、操作性の面で好まれるようになってきている。
【0003】
そこで、この種の光学情報読取装置の第1の従来例として、特開平11−328121号公報には、PDAのケース内にバーコード読取ユニットを一体的に組込んでBHTを構成すると共に、ガングリップを取付けたものが示されている。また、第2の従来例として、特開平10−269339号公報には、BHTにグリップ部を着脱可能に取付けるようにした構成のものが示されている。
【0004】
しかしながら、上記第1の従来例にあっては、PDAにバーコードリーダの機能を組込むため、開発コスト,製品コストの高いものとなって実際の商品化は難しく、また、ユーザがバーコードリーダの機能を使用せずに、PDA単体として使用したい場合に、大型で取扱いに不便なものとなる欠点があった。そして、上記した第2の従来例では、BHT自体が比較的高価なものとなっていると共に、BHTからグリップ部を取外して使用する場合に、BHT自体の携帯性や操作性において必ずしも扱いやすいものではなかった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、光学情報の読取り及びそのデータの処理等を可能とした装置であって、安価で、且つ、操作性,取扱い性に優れる光学情報読取装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、小型で光学情報の読取り操作性に優れたハンドヘルド型の光学情報読取器(ガンスキャナ)と、小型,安価でありながら機能面に優れる(豊富なソフトウエアや周辺機器を利用できる)市販のPDA等の携帯情報端末器とを着脱自在に組合せる構成とすることにより、各々を単体として使用できることは勿論、組合せて使用することを着想した。この場合、光学情報読取器と携帯情報端末器との間での交信を行う交信手段を設け、光学情報読取器の読取りデータをその交信手段によって携帯情報端末器に送信することにより、いわゆるハンディターミナルとしての機能を実現することができ、全体として使いやすく安価な装置とすることができることを確認した。
【0007】
ここで、このように2つの別々の機器を結合して一つの機器として使用する場合、各々の機器のモードがちぐはぐであると、全体としてうまく動作できなかったり、無駄な電力を消費してしまう虞が生ずる。具体的には、携帯情報端末器を単独で使用したり、携帯情報端末器の電源が切れている場合であって、光学情報読取器からのデータの受信が不可能なモード、つまり携帯情報端末器の非連動モードにおいては、光学情報読取器により光学情報を読取っても、そのデータを送信することができなくなってしまう。また、この携帯情報端末器の非連動モードにあっては、光学情報読取器を光学情報の読取りが可能な読取モード(アクティブな状態)としておくことは、電力消費が大きくなってしまうことになる。
【0008】
本発明の請求項1の光学情報読取装置は、ハンドヘルド型の光学情報読取器と、それに結合可能な携帯情報端末器と、それらの間でデータの送受信を行う交信手段とを具備し、携帯情報端末器は、光学情報読取器からのデータの受信が可能な連動モードと、受信が不可能な非連動モードとをとり得るように構成されると共に、光学情報読取器は、光学情報の読取りが可能な読取モードと、消費電力の小さい省電力状態となる待機モードとをとり得るように構成されたものにあって、光学情報読取器に、携帯情報端末器が結合された状態で該携帯情報端末器のモードを検出する検出手段と、この検出手段の検出に基づいて自らのとるモードを制限する制限手段とを設け、前記光学情報読取器を、待機モードにおいて読取用のキーの操作が行われたときに、待機モードから読取モードへの切替えを行うと共に、前記交信手段を介して前記携帯情報端末器に対してモード要求信号を送信し、その後、前記検出手段により前記携帯情報端末器の連動モードを検出しなかった場合に、前記制限手段により待機モードに戻るように構成し、前記携帯情報端末器を、前記光学情報読取器から前記モード要求信号を受信すると、自らを連動モードに切替えると共に、所定の応答信号を該光学情報読取器に送信するように構成したところに特徴を有する。
【0009】
これによれば、光学情報読取器と携帯情報端末器とを結合することにより、それらを組合せたいわゆるハンディターミナルとして使用することができ、この場合、光学情報読取器の読取りデータを交信手段を介して携帯情報端末器に入力して所定の処理等を行うことができる。光学情報読取器は、ハンドヘルド型なので、組合せたものについても光学情報の読取りの操作性に優れたものとなる。光学情報読取器と携帯情報端末器とを分離した状態で、光学情報読取器を単独で使用することもできる。一方、携帯情報端末器についても、分離した状態は勿論、光学情報読取器と結合した状態であっても、単独での使用が可能である。
【0010】
この場合、光学情報読取器自体を安価に済ませることができることは勿論、携帯情報端末器についても、市販のPDA等を使用することができ、やはり安価に済ませることができ、ひいては全体としても安価に構成することができるのである。ちなみに、現在のBHTの価格は、10〜20万円程度であるのに対し、市販のPDAや光学情報読取器(バーコードリーダ)の価格は、共に3〜5万円程度であり、市販のPDAを用いれば、価格面での大幅なメリットを得ることができるのである。
【0011】
そして、光学情報読取器に検出手段及び制限手段を設けたので、自らのとるモードを携帯情報端末器側のモードに対応したものとすることができ、各々のモードがちぐはぐでうまく動作できなくなることを回避でき、また無駄な電力を消費することも防止することができる。このとき、光学情報読取器において、読取用のキーが操作されることにより、待機モードから読取モードへの切替えが行われると共に、モード要求信号により前記携帯情報端末器のモードを連動モードにいわば自動で切替えることができる。また、読取用のキーがモード切替え用のキーを兼用することになるので、操作も簡単で、モード切替え用の別途の操作キーを不要とすることができる。
【0012】
より具体的には、検出手段が携帯情報端末器の連動モードを検出していないときには、制限手段により、光学情報読取器が読取モードとなることを禁止するように構成することができる(請求項2の発明)。これにより、携帯情報端末器を単独で使用していたり、携帯情報端末器の電源が切れているような場合で、光学情報読取器からのデータの受信が不可能な非連動モードにおいて、光学情報読取器により光学情報を読取ってしまうといったちぐはぐな動作となることを未然に防止することができる。
【0015】
上記検出手段を、交信手段を介して携帯情報端末器からモード信号を受信することに基づいて該携帯情報端末器のモードを判断するように構成することができる(請求項3の発明)。これにより、別途のセンサなどを付加することなく簡単な構成で、携帯情報端末器のモードを検出することが可能となる。この場合、検出手段を、交信手段を介して携帯情報端末器に対してモード要求信号を送信し、所定の応答信号を受信したときに、連動モードであると判断するように構成すれば(請求項4の発明)、簡単な交信で確実に携帯情報端末器のモードを検出することができる。
【0016】
そして、上記交信手段に、光学情報読取器及び携帯情報端末器の通信仕様に応じてそれらの間の送受信信号を変換する信号変換手段を設けることができる(請求項5の発明)。これによれば、光学情報読取器と携帯情報端末器との間で通信仕様が異なっていてもそれらの間の交信が可能となり、光学情報読取器と、例えば市販の各種のPDAとの組合せができるようになって機能等の異なる複数種類の装置を容易に構成することができる。
【0017】
この場合、光学情報読取器と携帯情報端末器との結合を、受台を介して行うように構成すると共に、上記信号変換手段を、その受台に組込むようにすることができる(請求項6の発明)。これによれば、光学情報読取器と携帯情報端末器との結合を、受台を介して行うことにより、両者の結合の確実化や結合作業の容易化等を図ることができ、しかも、信号変換手段をその受台に組込むことにより、光学情報読取器あるいは携帯情報端末器に、信号変換手段を付加することなく済ませることができ、既存のものを使用できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る光学情報読取装置1の外観を示し、図2は、この光学情報読取装置1の電気的構成を概略的に示している。尚、図2では、信号の流れを細線の矢印、電気(電源)の流れを太線の矢印で示している。
【0020】
この光学情報読取装置1は、光学情報読取器たるハンドヘルド型のバーコードリーダ2(ガンスキャナ)と、携帯情報端末器たる市販のPDA3と、このPDA3を載置状に保持すると共に前記バーコードリーダ2に結合させる受台4とを分離可能に組合せて構成され、その組合せ状態で、バーコードの読取り及び読取ったデータの処理,収集等を行うことが可能な、いわゆるバーコードハンディターミナル(BHT)として機能するようになっている。
【0021】
そのうち、まず、バーコードリーダ2は、前後方向(図1で左右方向)にやや長い矩形箱状をなす本体部5の下面側に、その後部側から下方やや斜め後方に延びる把持部(ガングリップ)6を一体的に有して構成されている。前記把持部6の前面上部側には、読取用のキーであるトリガキー7が設けられている。また、前記本体部5の前面部には読取窓5aが設けられ、内部には読取手段たる画像読取部8(図2にのみ図示)が設けられている。図示はしないが、この画像読取部8は、光学情報たるバーコードB(図1(b)参照)に対して横方向に延びる細長い照明光を照射する照明部、バーコードBからの反射光を撮像するための結像レンズ及びCCDセンサ等からなる周知構成を備えている。
【0022】
また、前記本体部5の上面部には、後述する受台4を着脱可能に結合するための嵌合部(図示せず)が設けられていると共に、交信手段の一部を構成する有線通信用のコネクタ9(図1(a)参照)が設けられている。尚、このバーコードリーダ2は、図1(b)に示すように、離れた位置(例えば30mm以上)のバーコードBの読取りが可能とされ、また、その際の読取範囲が光表示されるようになっている。
【0023】
そして、図2に示すように、このバーコードリーダ2内には、マイコンを主体として構成され全体の制御を行う制御部10が設けられている。この制御部10には、前記画像読取部8が接続されていると共に、前記トリガキー7の信号が入力されるようになっている。この制御部10には、前記コネクタ9を介して前記PDA3との間で有線通信にて交信を行う交信手段たる通信用I/F11が接続され、前記画像読取部8により読取ったデータが前記PDA3に出力されるようになっている。
【0024】
また、このバーコードリーダ2内には、二次電池12が設けられており、前記制御部10により制御される電源制御部13を介して各部に駆動電源を供給するようになっている。本実施例では、外部(前記PDA3)との間で電力を授受するための電源I/F14も設けられている。尚、詳しく図示はしないが、本実施例では、前記コネクタ9の一部の端子を電源用とすることにより、前記電源I/F14は、前記コネクタ9を介して電力の授受を行うようになっている。つまり、1個のコネクタ9が通信用(信号用)及び電源用に共用されるようになっている。
【0025】
さらに、このバーコードリーダ2には、例えばパソコン等の外部の情報処理装置(図示せず)との間で交信するための外部有線通信手段として機能すると共に、ACアダプタ(図示せず)を介して外部から駆動(あるいは充電)用の電源供給を受けるための接続ケーブルI/F17が設けられている。この接続ケーブルI/F17は、図示はしないが、前記把持部6の下端部に図示しないコネクタを有しており、ケーブルを介して外部の情報処理装置(及びACアダプタ)と接続されるようになっている。
【0026】
一方、前記PDA3は、全体として薄形の矩形状をなし、その表面(正面)には、例えばLCDからなる表示部19が設けられていると共に、その下側に位置して、複数の操作キーを有する操作部20が設けられている。また、図1(a)に示すように、PDA3の下面部には、前記バーコードリーダ2と交信を行うための交信手段の一部を構成する有線通信用のコネクタ21が設けられている。尚、このPDA3としては、市販の各種のPDAから用途等に適したものを選んで用いることができる。
【0027】
図2に示すように、このPDA3内には、マイコンを主体として構成され全体の制御や各種のデータ処理を行うための制御部22が設けられている。この制御部22は、前記表示部19の表示制御を行うと共に、前記操作部20の操作信号が入力されるようになっている。また、この制御部22には、各種のプログラムやデータを記憶する記憶部23が接続されている。そして、前記制御部22には、前記バーコードリーダ2から出力されたデータを前記コネクタ21を介して入力するための交信手段を構成する通信用I/F24が接続されていると共に、パソコン等の外部情報処理装置15との間での通信を行うための外部通信用I/F25が接続されている。
【0028】
このPDA3内には、二次電池26が設けられており、前記制御部22により制御される電源制御部27を介して各部に駆動電源を供給するようになっている。また、このPDA3は、着脱可能に接続された外部電源16から駆動用(あるいは充電用)の電力を得ることも可能とされている。さらに本実施例では、前記バーコードリーダ2との間で電源供給を授受するための電源I/F28も設けられている。これにて、PDA3は、入力されたデータの各種の処理、記憶、表示、外部へのデータ出力等を行うようになっている。尚、本実施例では、前記コネクタ9と同様に、前記電源I/F28は、前記コネクタ21を介して電源供給を受けるようになっており、コネクタ21が通信用(信号用)及び電源用に共用されるようになっている。
【0029】
これに対し、前記受台4は、次のように構成されている。即ち、この受台4は、図1に示すように、前記PDA3が載置される載置板部4aの基端側(図1で右端側)に、受容部4bを有すると共に、先端側に、脱落防止部(図示せず)を有して構成される。前記載置板部4aは、前記PDA3のうち上端側部分を除く部位を受支える大きさの平板状をなし、前記受容部4bは、載置板部4aの上面側に、前記PDA3の下部が差込まれることにより、該PDA3の下部の正面及び背面、左右の側面及び下面を受けて拘束するポケット状に構成されている。
【0030】
図示はしないが、前記脱落防止部は、前記載置板部4aに対して回動可能に取付けられ、受容部4bに差込まれたPDA3の上部を係止して脱落を防止する係止位置と、その係止を解いてPDA3の下部の受容部4bに対する差込み及び抜出しを自在とする解放位置との間を移動させることができるようになっている。これにて、PDA3は、受台4に着脱可能に保持されるようになっており、その保持状態では、前記表示部19及び操作部20が露出するようなっている。
【0031】
また、前記脱落防止部は、前記載置板部4aの下面側に一杯に回動させた状態で、受台4ひいてはPDA3を水平な台上に斜めに立てるための支持脚として機能するようになっている。そして、図1(a)に示すように、前記受容部4bの奥部(内部)には、第1のコネクタ29が設けられており、PDA3の下部を受容部4bに差込んだ状態で、PDA3のコネクタ21がその第1のコネクタ29に差込み接続されるようになっている。
【0032】
さらに、この受台4(載置板部4a)の下面部には、図1(a)に示すように、第2のコネクタ30が設けられていると共に、前記バーコードリーダ2の本体部5の上面の嵌合部と嵌合する図示しない被嵌合部が設けられている。これにて、例えば前後方向へのスライドによりそれら嵌合部と被嵌合部とが嵌合することによって、バーコードリーダ2と受台4(PDA3)とが着脱可能に結合されるようになっている。このとき、図1(a)に示すように、受台4の第2のコネクタ30が、バーコードリーダ2のコネクタ9に差込み接続されるようになっている。
【0033】
そして、この受台4は、図2に示すように、上記第1のコネクタ29及び第2のコネクタ30を備えると共に、それらを接続する信号線を備えており、もって、バーコードリーダ2とPDA3との結合状態で、それらの間での交信が可能とされる(交信手段が構成される)ようになっている。このとき、本実施例では、第1のコネクタ29と第2のコネクタ30との間に、それらの間の入出力信号を変換する信号変換手段たる信号変換回路31が設けられている。これにて、バーコードリーダ2とPDA3との間で通信仕様(プロトコル)が異なっていてもそれらの間の交信が可能とされるようになっている。
【0034】
さらに、この受台4には、前記バーコードリーダ2の電源I/F14と接続される電源I/F32が設けられていると共に、前記PDA3の電源I/F28とを接続される電源I/F33が設けられている。これにて、前記バーコードリーダ2あるいはPDA3から受台4自体の駆動用の電源供給を受けることができると共に、電源I/F32,33を介してバーコードリーダ2とPDA3との間の電力の授受を行うことができるようになっている。尚、図2では詳しく図示されていないが、バーコードリーダ2と受台4との間の電力の授受は、コネクタ9及び30を利用して行われ、受台4とPDA3との間の電力の授受は、コネクタ29及び21を利用して行われるようになっている。
【0035】
さて、前記PDA3は、前記バーコードリーダ2から送信される読取データを受信して処理する連動モードと、前記読取データの受信が不可能な非連動モードとをとり得るようになっている。この場合、非連動モードには、PDA3を単独の機器として使用している状態や、PDA3の電源が切れている状態が含まれる。これらモードは、基本的には、ユーザの操作部20の操作に基づいて切替えられるようになっている。
【0036】
一方、前記バーコードリーダ2においては、バーコードBの読取りが可能な読取モード(アクティブ状態)と、バーコードBの読取りを実行せず省電力状態となる待機モード(スタンバイ状態)とをとり得るようになっている。前記待機モードでは、制御部10(マイコン)のみに通電された状態となり、このとき制御部10は、トリガキー7が押圧操作されたかどうかを常時監視するようになっている。このバーコードリーダ2における待機モードから読取モードへの切替えは、トリガキー7の操作によりなされるようになっている。また、このバーコードリーダ2においては、結合されているPDA3のモードに応じても、自動的にモードが変更されるようになっている。
【0037】
そして、後の作用説明でも述べるように、前記バーコードリーダ2の制御部10は、そのソフトウエア的構成(制御プログラムの実行)により、前記PDA3が結合された状態で該PDA3のモードを検出し、その検出に基づいて自らのとるモードを制限するようになっている。従って、制御部10が検出手段及び制限手段として機能するのである。
【0038】
具体的には、バーコードリーダ2によるPDA3のモードの検出は、上記したデータの送受信を行う交信手段を介してPDA3からモード信号を受信することに基づいて行われる。この場合、バーコードリーダ2の所定のモード切替操作(待機モードからのトリガキー7の操作)が行われると、PDA3に対してモード要求信号を送信し、所定の応答信号(連動モードである旨の信号)を受信したときに、連動モードであると判断するようになっている。非連動モードである旨の信号を受信した場合や、応答信号が得られなかったときには、PDA3が非連動モードにあると判断するようになっている。従って、PDA3の制御部22は、バーコードリーダ2からモード要求信号を受信した場合には、自らのモードを示す応答信号を返信するようになっている。
【0039】
このとき、バーコードリーダ2の制御部10は、自らが読取モードにあり、且つ、PDA3が非連動モードにある状態となることを禁止するようになっている。また、バーコードリーダ2の制御部10は、待機モードからのトリガキー7の操作(所定のモード切替操作)が行われたときに、自らを読取モードに切替えた上で、上記のようにPDA3のモードを判断し、該PDA3が連動モードにある(連動モードになった)ときには、そのまま読取モードを維持し、応答信号が得られなかったとき、即ちPDA3が電源オフの状態であるときには、再び自らを待機モードに戻すようになっている。
【0040】
更に本実施例では、PDA3の制御部22は、そのソフトウエア的構成(制御プログラムの実行)により、非連動モードにある状態で、上記のようにバーコードリーダ2からのモード要求信号を受信した場合には、自らを連動モードに切替えた上で、バーコードリーダ2に対して連動モードである旨の応答信号を送信するようになっている。
【0041】
尚、本実施例では、前記バーコードリーダ2がPDA3の結合を検出する結合検出手段が、例えば次のように構成されている。即ち、バーコードリーダ2の制御部10は、電源ON時(読取モード)において、前記通信用I/F11からテスト信号を送信するように構成され、一方、PDA3の制御部22は、やはりそのソフトウエア的構成により、前記通信用I/F24を介してテスト信号を受信すると、所定の返信信号を通信用I/F24から送信するようになっている。そして、バーコードリーダ2の制御部10は、テスト信号を送信してから一定時間以内に、通信用I/F11を介して返信信号を受信したときに、PDA3が結合されていると判断するように構成されている。
【0042】
次に、上記構成の作用について、図3及び図4も参照して述べる。上記構成においては、上述のように、PDA3を受台4に結合し(保持させ)、受台4をバーコードリーダ2に結合することにより、光学情報読取装置1を構成することができる。この際、バーコードリーダ2とPDA3との結合を、受台4を介して行う構成としたことにより、両者の結合の確実化や結合作業の容易化を図ることができる。
【0043】
しかも、受台4の受容部4bに対するPDA3の差込みにより、第1のコネクタ29とコネクタ21とがいわば自動的に接続され、また、バーコードリーダ2に対する受台4の嵌合により、第2のコネクタ30とコネクタ9とがいわば自動的に接続されるというように、機械的結合だけでなく、電気的な接続も同時に行われるので、それらコネクタ間の結合作業を別途に行う必要もない。
【0044】
この光学情報読取装置1は、バーコードリーダ2上にPDA3が受台4を介して載置された如き状態に連結されると共に、通信用I/F11,コネクタ9,第2のコネクタ30,信号変換回路31,第1のコネクタ29,コネクタ21,通信用I/F24からなる交信手段により、バーコードリーダ2とPDA3との間のデータ通信が可能に接続され、いわゆるバーコードハンディターミナルとして構成される。
【0045】
これにより、図1(b)に示すように、光学情報読取装置1のバーコードリーダ2によりバーコードBを読取り、その読取りデータをPDA3に送信して処理,蓄積等を行うことができる。尚、このとき、信号変換回路31を設けたことにより、バーコードリーダ2とPDA3との間で通信仕様(プロトコル)が異なる場合でも、それらの間の交信が可能となり、ひいては、バーコードリーダ2と市販の各種のPDA3との組合せが可能となる。また、この読取り時には、ユーザは、バーコードリーダ2の把持部6を握って操作すれば良く、操作しやすいものとなり、また、離れた位置のバーコードBの読取りも容易となる。
【0046】
さらには、光学情報読取装置1を構成するバーコードリーダ2及びPDA3(並びに受台4)の駆動電源としては、バーコードリーダ2及びPDA3が内蔵する電池12及び26を用いることができる。この場合、電池12あるいは電池26のいずれかの容量が不足した場合には、他方から電源供給を受けることが可能となる。また、バーコードリーダ2の接続ケーブルIF17に外部電源を接続したり、あるいは、PDA3に外部電源16を接続した状態で、その外部電源により、バーコードリーダ2、受台4、PDA3を全て駆動(及び電池12,26を充電)することも可能とされている。
【0047】
一方、本実施例に係る光学情報読取装置1は、結合状態であってもPDA3を単独で使用することが可能である。尚、バーコードリーダ2とPDA3とを分離して、各々を単独で使用することも可能である。この場合、バーコードリーダ2にあっては、単独でバーコードBの読取りを行い、読取ったデータを接続ケーブルI/F17に接続された外部情報処理装置に送信して処理することができる。PDA3についても、単独であるいは受台4に保持された状態で使用することができる。
【0048】
ここで、このようにバーコードリーダ2とPDA3とを結合して一つの光学情報読取装置1として使用する場合、各々の機器のモードがちぐはぐであると、全体としてうまく動作できなかったり、無駄な電力を消費してしまう虞が生ずる。具体的には、PDA3を単独で使用していたり、PDA3の電源が切れている非連動モードにおいては、バーコードリーダ2によりバーコードBを読取っても、そのデータを送信することができなくなってしまう。また、このPDA3の非連動モードにあっては、バーコードリーダ2を読取モード(アクティブな状態)としておくことは、無駄な電力消費を招くことになってしまう。
【0049】
そこで、本実施例においては、バーコードリーダ2の制御部10(及びPDA3の制御部22)は、図3及び図4に示すようなモードの制御を行うようになっている。このうち図3は、バーコードリーダ2及びPDA3のモードに関する制御の手法(状態や動作)を表形式にして示しており、図3(a)には、両者がとり得るモードを「○」で、とり得ないモードを「×」で示している。即ち、PDA3が非連動モードにあるときに、バーコードリーダ2が読取モードとなる状態は起こり得ないものとされている。
【0050】
図3(b)には、バーコードリーダ2のトリガキー7がオン操作されたときに、どのような動作が行われるかを、該バーコードリーダ2の直前のモード、及びそのときのPDA3のモード毎に示している。PDA3が連動モードにある場合には、バーコードリーダ2が読取モードにあるときにトリガキー7がオン操作されてもモード変更はなく、バーコードリーダ2が待機モードにあるときにトリガキー7がオン操作されると、バーコードリーダ2は読取モードに切替えられる。これに対し、PDA3が非連動モードにある場合には、バーコードリーダ2が読取モードにある状態は起こり得ず、バーコードリーダ2が待機モードにあるときにトリガキー7がオン操作されると、次の図3(c)に示すように、条件により動作が2通りに分れる。
【0051】
図3(c)は、PDA3が非連動モードにある場合に、バーコードリーダ2が待機モードにあるときにトリガキー7がオン操作された際の2通りの条件に応じた動作を示している。即ち、バーコードリーダ2からのモード要求信号をPDA3が受信できた場合(ひいてはバーコードリーダ2がPDA3から応答信号を受信した場合)には、PDA3が連動モードに切替えられてバーコードBの読取りが可能な状態となり、これと共に、バーコードリーダ2が読取モードに切替えられる。これに対し、PDA3がバーコードリーダ2からのモード要求信号を受信できなかった場合(電源オフ時等)には、バーコードリーダ2は待機モードに戻されるのである。
【0052】
図4のフローチャートは、上記したような、バーコードリーダ2が待機モードにあるときにトリガキー7がオン操作された際の、バーコードリーダ2の制御部10の実行する処理手順(一部PDA3の制御部22の処理を含む)を示している。まず、トリガキー7がオン操作されると(ステップS1)、PDA3に対してモード要求信号を送信し、PDA3からモード信号(応答信号)を獲得(受信)する(ステップS2)。
【0053】
ここで、PDA3からモード信号(応答信号)を獲得できなかった場合には(ステップS3にてNo)、バーコードリーダ2が待機モードに戻され(ステップS4)、そのまま終了する。一方、PDA3からモード信号(応答信号)を獲得できた場合には(ステップS3にてYes)、その動作モードが非連動モードであったときには(ステップS5にてYes)、PDA3が連動モードに切替えられた(ステップS6)上で、バーコードリーダ2が読取モードとされる(ステップS7)。また、PDA3からのモード信号が連動モードであった場合には(ステップS5にてNo)、そのままバーコードリーダ2が読取モードとされる(ステップS7)。
【0054】
以上のようなモード制御により、PDA3が非連動モードにあるときに、バーコードリーダ2が読取モードとなる状態は起こり得ないので、バーコードリーダ2のモードとPDA3のモードとがちぐはぐとなって全体としてうまく動作できなくなることを回避でき、また無駄な電力を消費することも防止することができる。また、特に本実施例では、バーコードリーダ2が待機モードにあるときにトリガキー7がオン操作された際に、PDA3がモード要求信号を受信できた場合に、非連動モードから連動モードに切替えるようにしたので、バーコードリーダ2側が主導権を握るような形態で、PDA3のモードをいわば自動で切替えることができ、ユーザにとってより使いやすいものとすることができる。
【0055】
このように本実施例によれば、小型でバーコードBの読取り操作性に優れたハンドヘルド型のバーコードリーダ2と、小型,安価でありながら機能面に優れる(豊富なソフトウエアや周辺機器を利用できる)市販のPDA3とを着脱自在に組合せる構成とすることにより、各々を単体として使用できることは勿論、それらを組合せて、バーコードBの読取り及びそのデータの処理等を可能としたいわゆるハンディターミナルとして使用することができる。特に本実施例では、バーコードリーダ2とPDA3との結合を受台4を介して行う構成としたので、両者の結合の確実化や結合作業の容易化等を図ることができる。
【0056】
この場合、バーコードリーダ2とPDA3とを結合して使用する場合にあっても、それらを分離して各々を単独で使用する場合にあっても、取扱い性、操作性に優れたものとなる。また、バーコードリーダ2自体を安価に済ませることができることは勿論、受台4についてもさほどコストのかからないものとなり、さらには、市販のPDA3を使用することができるので、全体として安価な装置として構成することができるものである。
【0057】
そして、上述のようにバーコードリーダ2及びPDA3のモード制御を行うようにしたので、各々のモードがちぐはぐでうまく動作できなくなることを未然に防止することができ、また無駄な電力を消費することを防止することができる。このとき、読取用のトリガキー7がモード切替用のキーを兼用するようにしたので、操作も簡単で、モード切替用の別途の操作キーを不要とすることができ、さらには、交信手段を用いてPDA3のモードを検出する構成としたので、別途のセンサなどを付加することなく簡単な構成で、確実にモード検出を行うことが可能となる等のメリットも得ることができる。
【0058】
尚、上記実施例では、光学情報読取器として、バーコードリーダ2を採用したが、光学情報としての二次元コードを読取るハンドヘルド型の二次元コードリーダを採用することもできる。バーコードリーダ2の画像読取部8の構成としては、レーザ光を走査するタイプのものであっても良い。また、携帯情報端末器としても、市販のPDA3に限定されるものでもなく、データの処理及び入出力が可能な小型の情報端末装置であれば各種のものを適用できる。
【0059】
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば、携帯情報端末器のモードを検出するための検出手段としては、別途のセンサ等を設けるようにしても良く、また、光学情報読取器にモード切替用の専用のキーを設けても良く、さらには、受台の構成としても、携帯情報端末器の出し入れが可能な構成とすれば、比較的単純な箱状(枠状)に構成する等の様々な変形が可能であり、受台を介さずに光学情報読取器と携帯情報端末器とを直接的に結合する構成としても良い等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、光学情報読取装置の外観を示す側面図(a)及び斜視図(b)
【図2】光学情報読取装置の電気的構成を概略的に示すブロック図
【図3】モードの制御の手法を示す図
【図4】バーコードリーダが待機モードにあるときにトリガキーがオン操作された際の処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
図面中、1は光学情報読取装置、2はバーコードリーダ(光学情報読取器)、3はPDA(携帯情報端末器)、4は受台、8は画像読取部(読取手段)、9はコネクタ、10は制御部(検出手段,制限手段)、11は通信用I/F(交信手段)、17は接続ケーブルI/F、21はコネクタ、22は制御部、24は通信用I/F(交信手段)、29は第1のコネクタ、30は第2のコネクタ、31は信号変換回路(信号変換手段)、32,33は電源I/F、Bはバーコード(光学情報)を示す。
Claims (6)
- 光学情報を読取りそのデータを出力する機能を備えたハンドヘルド型の光学情報読取器と、
情報を入力し、該情報を処理して出力する機能を備え、前記光学情報読取器に着脱可能に結合される携帯情報端末器と、
それら光学情報読取器と携帯情報端末器との間でデータの送受信を行う交信手段を具備してなる光学情報読取装置であって、
前記携帯情報端末器は、前記光学情報読取器からのデータの受信が可能な連動モードと、前記データの受信が不可能な非連動モードとをとり得るように構成されていると共に、
前記光学情報読取器は、前記光学情報の読取りが可能な読取モードと、前記光学情報の読取りを実行せず消費電力の小さい省電力状態となる待機モードとをとり得るように構成されており、
更に、前記光学情報読取器は、前記携帯情報端末器が結合された状態で該携帯情報端末器のモードを検出する検出手段と、この検出手段の検出に基づいて自らのとるモードを制限する制限手段とを備えており、
前記光学情報読取器は、待機モードにおいて読取用のキーの操作が行われたときに、待機モードから読取モードへの切替えを行うと共に、前記交信手段を介して前記携帯情報端末器に対してモード要求信号を送信し、その後、前記検出手段により前記携帯情報端末器の連動モードを検出しなかった場合に、前記制限手段により待機モードに戻るように構成されており、
前記携帯情報端末器は、前記光学情報読取器から前記モード要求信号を受信すると、自らを連動モードに切替えると共に、所定の応答信号を該光学情報読取器に送信するように構成されていることを特徴とする光学情報読取装置。 - 前記制限手段は、前記検出手段が前記携帯情報端末器の連動モードを検出していないときには、前記光学情報読取器が読取モードとなることを禁止することを特徴とする請求項1記載の光学情報読取装置。
- 前記検出手段は、前記交信手段を介して前記携帯情報端末器からモード信号を受信することに基づいて該携帯情報端末器のモードを判断することを特徴とする請求項1又は2記載の光学情報読取装置。
- 前記検出手段は、前記交信手段を介して前記携帯情報端末器に対してモード要求信号を送信し、所定の応答信号を受信したときに、連動モードであると判断することを特徴とする請求項3記載の光学情報読取装置。
- 前記交信手段は、前記光学情報読取器及び携帯情報端末器の通信仕様に応じてそれらの間の送受信信号を変換する信号変換手段を備えて構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光学情報読取装置。
- 前記光学情報読取器と携帯情報端末器との結合は、受台を介して行われるように構成されていると共に、前記信号変換手段は、前記受台に組込まれていることを特徴とする請求項5記載の光学情報読取装置。
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