JP4018650B2 - ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ショットキーバリアダイオード、特に逆方向リーク電流および順方向電圧降下の少ない、低損失ショットキーバリアダイオード、およびその製造方法に関する。
ショットキーバリアダイオードは、pn接合ダイオードと比較すると、高速のスイッチングが可能である特徴を有する。また、ショットキーバリアダイオードの順方向特性を決定するショットキー障壁は、pn接合ダイオードの電位障壁より小さいため、順方向電圧降下が低く、順方向損失を低減できる。しかしながら、ショットキー障壁が小さい故に、逆方向リーク電流はpn接合ダイオードに比べて増加するため、総合的な損失を低減する妨げとなっていた。この問題を解決するために、従来いくつかの構造が提案されてきた。
逆方向リーク電流の低減を図る対策の一例として、特許文献1には、アノード電極の下方に埋め込み層を配置した構造が開示されている。すなわち、第一導電型半導体層の表面にショットキー接合を形成する金属のアノード電極を配置し、第一導電型半導体層の裏面側にオーミックなカソード電極を設けたショットキーバリアダイオードにおいて、アノード電極の下方の第一導電型半導体層の内部に、表面に達しない第二導電型埋め込み層を形成する。埋め込み層は、アノード電極と同電位とし、また、逆方向バイアス時に空乏層が連続するような間隔で形成される。
この構造により、逆方向バイアス時には、埋め込み層から広がる空乏層によりリーク電流を低く抑えることができる。また埋め込み層は、第一導電型半導体層の内部に配置され、アノード電極が形成された表面には達しないので、ショットキー接合の面積が狭くなることはなく、半導体基板面の利用効率が低減されることはない。
特開平11−330498号公報
特許文献1に開示された上記従来例の構造では、複数本のストライプ状の埋め込み層が並列に配置され、順方向電圧印加時には、各ストライプの間の間隙が、順方向電流の通電路となる。そのため、埋め込み層が無い場合に比べると、順方向電流の通電路の断面積が減少して抵抗が増大するため、順方向の電圧降下が大きく、順方向の直線性が悪化する問題を有していた。
本発明は、逆方向リーク電流を十分に低減させ、しかも、順方向の電圧降下を抑制して、順方向の直線性を維持することが可能なショットキーバリアダイオードを提供することを目的とする。また、そのようなショットキーバリアダイオードに適した製造方法を提供することを目的とする。
本発明のショットキーバリアダイオードは、第一導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第一導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の表面にショットキー接合を形成して設けられたアノード電極と、前記半導体基板の裏面にオーミック接触するカソード電極と、前記エピタキシャル層の表面部に形成され、前記アノード電極と接触するとともに前記アノード電極の下部領域を包囲する第二導電型のガードリングと、
前記アノード電極の下方の前記エピタキシャル層の内部に、前記半導体基板の面方向に配列されて埋め込まれた複数の第二導電型埋め込み層と、前記複数の第二導電型埋め込み層の上部領域に配置された、前記エピタキシャル層よりも高濃度の第一導電型半導体層とを備える。前記高濃度の第一導電型半導体層が、前記複数の第二導電型埋め込み層の上部に各々別個に配置されたことを特徴とする。
本発明のショットキーバリアダイオードの製造方法は、上記構成のショットキーバリアダイオードを製造する方法である。
第1の製造方法は、前記アノード電極が形成されるべき領域に対応する前記エピタキシャル層の内部に、前記高濃度の第一導電型埋め込み層を形成する工程と、前記高濃度の第一導電型埋め込み層と重なる領域に対して、前記高濃度の第一導電型埋め込み層よりも低濃度でかつ深いイオン注入を行い、前記高濃度の第一導電型埋め込み層の下方に突出する前記第二導電型埋め込み層を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
の製造方法は、前記高濃度の第一導電型半導体層として前記エピタキシャル層の中間部に高濃度のエピタキシャル中間層を形成し、前記アノード電極が形成されるべき領域に対して、前記高濃度の第一導電型半導体層よりも低濃度でかつ深いイオン注入を行い、前記エピタキシャル中間層の下方に突出するように前記第二導電型埋め込み層を形成することを特徴とする。
の製造方法は、前記アノード電極が形成されるべき領域に対して第二導電型半導体層を形成するためのイオン注入を行って、前記エピタキシャル層の表面部から下方に延びる複数の第二導電型半導体層を形成し、次に前記アノード電極が形成されるべき領域に対して第一導電型半導体層を形成するためのイオン注入を行って、前記高濃度の第一導電型半導体層を、前記第二導電型半導体層よりも高濃度でかつ浅く形成して、前記第二導電型埋め込み層が前記高濃度の第一導電型半導体層の下方に突出した状態にすることを特徴とする。
上記ショットキーバリアダイオードの構成によれば、逆方向電圧印加時に第二導電型埋め込み層から空乏層が広がり、ショットキー接合部を空乏層で覆うことができるので、逆方向リーク電流を十分に低減させることができる。しかも、第二導電型埋め込み層の間の間隙中、または第二導電型埋め込み層が配置された領域の上部の少なくとも一方に、高濃度の第一導電型半導体層が配置されたことにより、順方向電流に対する抵抗の増加を抑制し、順方向の直線性を維持することができる。
また、前記第二導電型埋め込み層は、各々ストライプ形状を有して互いに平行に配置され、各前記第二導電型埋め込み層の間にストライプ状の間隙が形成されている構成とすることもできる。
また、前記第二導電型埋め込み層は、前記ガードリングと接続されている構成とすることもできる。
本発明の第のショットキーバリアダイオードの製造方法において、前記第一導電型半導体層を形成するためのイオン注入を、前記複数の第二導電型半導体層を形成した各領域に対応させて行ってもよい。
以下に、本発明の実施の形態におけるショットキーバリアダイオードについて、図面を参照してより具体的に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1におけるショットキーバリアダイオードの構造を図1に示す。(a)は側断面図、(b)は平面断面図である。(a)の側断面図は(b)におけるB−B線に沿って示した図、(b)の平面断面図は(a)におけるA−A線に沿って示した図である。
1は第一導電型(本実施の形態ではn+)の半導体基板である。半導体基板1の上面には、n型エピタキシャル層2が形成され、その表面には、チタンと銀の積層膜からなるアノード電極4が設けられ、ショットキー接合を形成している。半導体基板1の裏面には、オーミック接触するカソード電極5が設けられている。n型エピタキシャル層2の表面部には、第二導電型(p+)のガードリング6が形成され、アノード電極4と接触するとともにアノード電極4の下部領域を包囲している。
アノード電極4の下方のn型エピタキシャル層2の内部に、環状部3aとストライプ部3bとからなる第二導電型(p)の埋め込みp型層3が形成されている。環状部3aは、ガードリング6と接触しており、ガードリング6の内周に沿った平面形状を有する。ストライプ部3bは、環状部3aに包囲された領域に配置され、複数本のストライプ状領域からなる。ストライプ部3bは互いに平行に配置され、両端が環状部3aと結合し、各々の間にストライプ状の間隙が形成されている。埋め込みp型層3のストライプ部3bの間の間隙には、n型エピタキシャル層2よりも高濃度の第一導電型の埋め込みn型層7が形成されている。
各部の材質および寸法の一例は、次のとおりである。半導体基板1には、Siを用い、不純物濃度2×1019cm-3、厚さ160μmである。n型エピタキシャル層2は、不純物濃度1×1016cm-3、厚さ5μmである。アノード電極4は、例えば、0.1μmのTi層上に6μmのAgを積層したものである。ガードリング6は、不純物ピーク濃度1×1020cm-3、深さ1.3μm、幅30μmである。埋め込みp型層3は、不純物ピーク濃度1×1017cm-3、厚さ0.5μm、幅2.0μmである。ストライプ部3bの間隔は2.5μmである。また、埋め込みp型層3の上部における、n型エピタキシャル層2の厚さは1μmである。埋め込みn型層7は、ピーク濃度3×1017cm-3、厚さ0.5μmである。
本実施の形態のショットキーバリアダイオードによれば、逆方向電圧印加時に、ガードリング6と接してる埋め込みp型層3から空乏層が広がり、ショットキー接合部が空乏層で覆われる。したがって、逆方向リーク電流を十分に低減させることができる。一方、埋め込みp型層3のストライプ部3b間に埋め込みn型層7を配置したことにより、埋め込みp型層3を形成したことによるn型エピタキシャル層2の抵抗の増大が抑制され、順方向バイアス時の直線性を維持することができる。また、空乏層は濃度の薄いn型エピタキシャル層2でつながるため、より早くショットキー接合部全体を覆うことができる。
なお、ストライプ部3bに代えて、環状部3aの内部に、矩形、円形、長方形等任意の形状のp型層領域を相互に離間させて配置することにより、同様の効果を得ることも可能である。また、埋め込みp型層3は、ガードリング6と接触してアノード4と同電位となっているが、ガードリング6と分離させた構成とすることも可能である。その場合、埋め込みp型層3のストライプ部3bの間隔は、逆電圧印加時に空乏層が接触する範囲となるように設定される。
次に、上記構成のショットキーバリアダイオードの製造方法について、各工程を示す図2A〜図2Fを参照して説明する。
まず図2Aに示すように、ガードリングイオン注入の工程を行う。すなわち、Siを材料とするn+半導体基板1に、n型エピタキシャル層2を形成し、熱酸化法により、シリコン酸化膜8を形成する。次に、パターニングを行い、シリコン酸化膜8を選択的に除去してガードリングに対応するイオン注入用の開口9を形成する。この開口9を通して、ドーズ量2×1015ions/cm2、加速電圧50keVでホウ素イオン(B+)10を注入する。イオン注入の変わりにボロン珪化ガラスを蒸着しても良い。
次に熱拡散を行ない、図2Bに示すように、深さが例えば1.3μm程度のガードリング6を形成する。
次に図2Cに示すように、埋め込みイオン(B)注入を行う。すなわち、シリコン酸化膜8の上にレジスト11を塗布しパターニングして、環状開口11a、および所定の間隔の複数のスリット状開口11bを形成する。環状開口11aは図1に示した埋め込みp型層3の環状部3aに対応し、スリット状開口11bはストライプ部3bに対応する。これらの開口を通してホウ素イオン12の高エネルギーイオン注入を行い、n型エピタキシャル層2の内部にB不純物を導入する。その際の条件は、例えば、ドーズ量1×1012ions/cm2、加速電圧1MeV程度とする。
次にレジスト11を除去した後、図2Dに示すように、埋め込みイオン(P)注入を行う。すなわち、シリコン酸化膜8の上にレジスト13を塗布しパターニングして、所定の間隔の複数のスリット状開口13aを形成する。スリット状開口13aは、図1に示した埋め込みp型層3のストライプ部3b間の間隙、したがって埋め込みn型層7に対応する。スリット状開口13aを通してリンイオン14の高エネルギーイオン注入を行い、n型エピタキシャル層2の内部にP(リン)不純物を導入する。その際の条件は、例えば、ドーズ量3×1013ions/cm2、加速電圧1MeV程度とする。
次に、レジスト13を剥離した後、注入イオンを活性化するために900℃で30分アニールを行ない、図2Eに示すように、埋め込みp型層3および埋め込みn型層7を形成する。埋め込みp型層3はガードリング6と接続される。その後、シリコン酸化膜11を剥離する。ガードリング6の外側のシリコン酸化膜11は、必ずしも剥離する必要はない。
次に図2Fに示すように、アノード電極4としてTi層およびAg層の積層膜を、周縁部がガードリング6上に重なるように蒸着により形成する。最後に、半導体基板1の裏面に電極メタルを蒸着して、半導体基板1とオーミック接触するカソード電極5を形成する。
上記の製造方法においては、埋め込みn型層7を埋め込みp型層3の濃度より濃くすることで、埋め込みp型層3をより小さく形成することができる。それにより、n型エピタキシャル層2の抵抗の増加をより効果的に抑制することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2におけるショットキーバリアダイオードの構造を図3に示す。(a)は側断面図、(b)は平面断面図である。(a)の側断面図は(b)におけるD−D線に沿って示した図、(b)の平面断面図は(a)におけるC−C線に沿って示した図である。
本実施の形態のショットキーバリアダイオードでは、実施の形態1の構成における埋め込みn型層7に代えて、高濃度のn型エピタキシャル中間層2bが用られる。n型エピタキシャル中間層2bは、実施の形態1におけるn型エピタキシャル層2と同様の下部n型エピタキシャル層2aと上部n型エピタキシャル層2cとの間に積層されている。n型エピタキシャル中間層2bの一例としては、不純物濃度3×1016cm-3、厚さ0.5μmとする。他の要素の構造および寸法は、実施の形態1の場合と同様である。
本実施の形態のショットキーバリアダイオードにおいても、実施の形態1と同様、逆方向電圧印加時に、ガードリング6と接してる埋め込みp型層3から空乏層が広がり、ショットキー接合部が空乏層で覆われる。したがって、逆方向リーク電流を十分に低減させることができる。一方、埋め込みp型層3は、n型エピタキシャル中間層2b中に埋込まれており、したがってストライプ部3b間の間隙はn型エピタキシャル中間層2bであるため、埋め込みp型層3を形成したことによる下部n型エピタキシャル層2aと上部n型エピタキシャル層2cの間の抵抗の増大が抑制され、順方向バイアス時の特性を向上させることができる。
次に、上記構成のショットキーバリアダイオードの製造方法について、各工程を示す図4A〜図4Fを参照して説明する。
まず図4Aに示すように、三重エピタキシャル層を形成する。すなわち、Siを材料とするn+半導体基板1に、低濃度の下部n型エピタキシャル層2aを形成し、次に高濃度のn型エピタキシャル中間層2bを形成する。n型エピタキシャル中間層2bの厚みは、高エネルギーイオン注入時にp型層が広がる厚みと等しくするため、約0.5μmとする。n型エピタキシャル中間層2bの上に、低濃度の上部n型エピタキシャル層2cを、約1.0μmの厚さに形成する。
次に図4Bに示すように、ガードリングイオン注入の工程を行う。すなわち、まず熱酸化法により、上部n型エピタキシャル層2c面にシリコン酸化膜15を形成する。次に、パターニングを行い、シリコン酸化膜15を選択的に除去してガードリングに対応するイオン注入用の開口16を形成する。この開口16を通して、ドーズ量2×1015ions/cm2、加速電圧50keVでホウ素イオン(B+)10を注入する。イオン注入の変わりにボロン珪化ガラスを蒸着しても良い。
次に熱拡散を行ない、図4Cに示すように、深さが例えば1.3μm程度のガードリング6を形成する。
次に図4Dに示すように、埋め込みイオン(P)注入を行う。すなわち、シリコン酸化膜15の上にレジスト17を塗布しパターニングして、環状開口17a、および所定の間隔の複数のスリット状開口17bを形成する。環状開口17aは図1に示した埋め込みp型層3の環状部3aに対応し、スリット状開口17bはストライプ部3bに対応する。これらの開口を通してホウ素イオン12の高エネルギーイオン注入を行い、n型エピタキシャル中間層2bの内部にB不純物を導入する。その際の条件は、例えば、ドーズ量1×1013ions/cm2、加速電圧1MeV程度とする。
次に、レジスト13を剥離した後、注入イオンを活性化するために900℃で30分アニールを行ない、図4Eに示すように、埋め込みp型層3を形成する。埋め込みp型層3はガードリング6と接続される。その後、シリコン酸化膜15を剥離する。ガードリング6の外側のシリコン酸化膜11は、必ずしも剥離する必要はない。
次に図4Fに示すように、アノード電極4としてTi層およびAg層の積層膜を、周縁部がガードリング6上に重なるように蒸着により形成する。最後に、半導体基板1の裏面に電極メタルを蒸着して、半導体基板1とオーミック接触するカソード電極5を形成する。
(実施の形態3)
実施の形態3におけるショットキーバリアダイオードの構造を図5に示す。(a)は断面図、(b)は平面図であり、(a)の側断面図は(b)におけるF−F線に沿って示した図、(b)の平面断面図は(a)におけるE−E線に沿って示した図である。
このショットキーバリアダイオードの構造は、基本的には実施の形態1の場合と同様である。但し、埋め込みp型層と埋め込みn型層の構造が、実施の形態1の場合とは相違する。すなわち、高濃度の埋め込みn型層18が面状に形成され、埋め込みp型層3は、埋め込みn型層18の下方に突出した部分として形成されている。
このような構造でも、逆方向電圧印加時に、埋め込みp型層3の作用により、ショットキー接合部が空乏層で覆われてリークを十分に低減させることができるとともに、埋め込みn型層18により、n型エピタキシャル層2の抵抗の増大が抑制され、順方向バイアス時の特性を向上させることができる。また、逆電圧印加時の空乏層は、低濃度のn型エピタキシャル層2でつながるので、速やかに広がる。
また、埋め込みp型層3および埋め込みn型層18の形成に際して、埋め込みp型層3を埋め込みn型層18より低濃度で、かつ深く注入することにより、埋め込みn型層18の下方に突出した部分のみを埋め込みp型層3として、より小さな埋め込みp型層3を容易に形成できる。埋め込みp型層3および埋め込みn型層18の注入順序は、どちらが先でも良い。
(実施の形態4)
実施の形態4におけるショットキーバリアダイオードの構造を図6に示す。(a)は断面図、(b)は平面図であり、(a)の側断面図は(b)におけるH−H線に沿って示した図、(b)の平面断面図は(a)におけるG−G線に沿って示した図である。
このショットキーバリアダイオードの構造は、基本的には実施の形態2の場合と同様である。但し、埋め込みp型層3とn型エピタキシャル中間層2bの構造が実施の形態2の場合とは相違する。すなわち、埋め込みp型層3は、高濃度のn型エピタキシャル中間層2bの下方に突出した部分として形成されている。
このような構造でも、逆方向電圧印加時に、埋め込みp型層3の作用により、ショットキー接合部が空乏層で覆われてリークを十分に低減させることができるとともに、n型エピタキシャル中間層2bにより、上部n型エピタキシャル層2cと下部n型エピタキシャル層2aの間の抵抗の増大が抑制され、順方向バイアス時の特性を向上させることができる。また、逆電圧印加時の空乏層は、低濃度の下部n型エピタキシャル層2aでつながるので、速やかに広がる。
製造工程では、n型エピタキシャル中間層2bを形成した後、その部分に重なるように、n型エピタキシャル中間層2bより低濃度でかつ深く高エネルギーイオン注入を行うことにより、埋め込みp型層3を、n型エピタキシャル中間層2bの下方に突出した部分として形成する。それにより、より小さな埋め込みp型層3を容易に形成できる。
(実施の形態5)
実施の形態5におけるショットキーバリアダイオードの構造を図7に示す。(a)は断面図、(b)は平面図であり、(a)の側断面図は(b)におけるK−K線に沿って示した図、(b)の平面断面図は(a)におけるI−I線に沿って示した図である。図8は、図7(a)のJ−J線に沿って示した断面図である。
このショットキーバリアダイオードの構造は、基本的には実施の形態3の場合と同様である。すなわち、埋め込みp型層19およびn型層20が、各々実施の形態3における埋め込みp型層3と埋め込みn型層18に相当する。埋め込みp型層19は、n型層20の下方に突出した部分として形成されている。本実施の形態は、埋め込みp型層19およびn型層20を形成する方法に特徴を有する。このショットキーバリアダイオードの製造方法について、各工程を示す図9A〜図9Fを参照して説明する。
まず図9Aに示すように、Siを材料とするn+半導体基板1に、n型エピタキシャル層2を形成し、熱酸化法により、シリコン酸化膜21を形成する。次に、パターニングを行いシリコン酸化膜21を選択的に除去して、イオン注入用の環状開口21a、およびスリット状開口21bを形成する。環状開口21aは図8に示したガードリング6に対応し、スリット状開口21bは埋め込みp型層19に対応する。これらの開口を通して、ドーズ量2×1013ions/cm2、加速電圧50keVでホウ素イオン(B+)10を注入する。イオン注入の変わりにボロン珪化ガラスを蒸着しても良い。
次に熱拡散を行ない、図9Bに示すように、深さが例えば1.3μm程度のガードリング6を形成する。同時にp型層19aも形成される。
次に図9Cに示すように、シリコン酸化膜21を除去し、新たにシリコン酸化膜22を形成して、パターニングを行いシリコン酸化膜22を選択的に除去して、開口22aを形成する。開口22aは、ガードリング6の内側領域に対応する。開口22aを通してリンイオン(P−)23の注入を行う。その際の条件は、例えば、ドーズ量4×1013ions/cm2、加速電圧100keV程度とする。
次に、図9Dに示すように、n型層20を形成するための熱拡散を行なう。この熱拡散は、p型層19aが消えて無くならないように、例えば約1.0μmの深さまで行われ、n型層20が形成されて、埋め込みp型層19が残される。
なお、埋め込みp型層19およびn型層20は、ピーク濃度をそれぞれ、例えば1×1016cm-3、および2×1016cm-3とする。
最後に図9Eに示すように、アノード電極4としてTi層およびAg層の積層膜を、周縁部がガードリング6上に重なるように蒸着により形成する。最後に、半導体基板1の裏面に電極メタルを蒸着して、半導体基板1とオーミック接触するカソード電極5を形成する。
本実施の形態の製造方法によれば、高エネルギーイオン注入を使わずに、また、エピタキシャル層形成を2回行なうことなく、埋め込みp型層19を形成することができる。また、これと同時に埋め込みp型層19の上部のn型層20を高濃度にすることで、n型エピタキシャル層2の抵抗を下げることが出来る。
(実施の形態6)
実施の形態6におけるショットキーバリアダイオードの構造を図10に示す。(a)は断面図、(b)は平面図であり、(a)の側断面図は(b)におけるN−N線に沿って示した図、(b)の平面断面図は(a)におけるL−L線に沿って示した図である。図11は、図10(a)のM−M線に沿って示した断面図である。
このショットキーバリアダイオードの構造は、実施の形態5の構造の変形例である。すなわち、実施の形態5における面形状のn型層20に代えて、埋め込みp型層19に対応するストライプ状のn型層24を有する。埋め込みp型層19は、n型層24の下方に突出した部分として形成されている。本実施の形態は、埋め込みp型層19およびn型層24を形成する方法にも特徴を有する。このショットキーバリアダイオードの製造方法について、各工程を示す図12A〜図12Fを参照して説明する。
まず図12Aに示すように、ガードリング用イオン注入の工程を行う。すなわち、Siを材料とするn+半導体基板1に、n型エピタキシャル層2を形成し、熱酸化法により、シリコン酸化膜8を形成する。次に、パターニングを行い、シリコン酸化膜8を選択的に除去してガードリングに対応するイオン注入用の開口9を形成する。この開口9を通して、例えばドーズ量2×1015ions/cm2、加速電圧200keVの条件でホウ素イオン(B+)25を注入する。
次に、シリコン酸化膜8を除去し、図12Bに示すように新たにシリコン酸化膜26を形成して、パターニングを行いシリコン酸化膜26を選択的に除去して、開口27を形成する。開口27は、埋め込みp型層19に対応するスリット状である。開口27を通してホウ素イオン(B+)28の注入を行う。その際の条件は、例えば、ドーズ量4×1013ions/cm2、加速電圧200keV程度とする。
次に、図12Cに示すように、開口27を通してリンイオン(P−)29の注入を行う。その際の条件は、例えば、ドーズ量4×1013ions/cm2、加速電圧100keV程度とする。
次に熱拡散を行ない、図12Dに示すように、深さが例えば1.3μm程度のガードリング6を形成する。同時に埋め込みp型層19、およびn型層24も形成される。n型層24が形成されることにより、表面部には埋め込みp型層19が残らない。
最後に図12Eに示すように、アノード電極4としてTi層およびAg層の積層膜を、周縁部がガードリング6上に重なるように蒸着により形成する。最後に、半導体基板1の裏面に電極メタルを蒸着して、半導体基板1とオーミック接触するカソード電極5を形成する。
本発明のショットキーバリアダイオードによれば、逆方向リーク電流を十分に低減させることができ、しかも、順方向の電圧降下を抑制して、順方向の直線性を維持することが可能である。したがって、小型で高速のスイッチングデバイスとして有用性が高い。
本発明の実施の形態1におけるショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は断面図、(b)は断面で示した平面図 同ショットキーバリアダイオードの製造方法の工程の一部を示す断面図 図2Aに続く工程を示す断面図 図2Bに続く工程を示す断面図 図2Cに続く工程を示す断面図 図2Dに続く工程を示す断面図 図2Eに続く工程を示す断面図 本発明の実施の形態2におけるショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は断面図、(b)は断面で示した平面図 同ショットキーバリアダイオードの製造方法の工程の一部を示す断面図 図4Aに続く工程を示す断面図 図4Bに続く工程を示す断面図 図4Cに続く工程を示す断面図 図4Dに続く工程を示す断面図 図4Eに続く工程を示す断面図 本発明の実施の形態3におけるショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は断面図、(b)は断面で示した平面図 本発明の実施の形態4におけるショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は断面図、(b)は断面で示した平面図 本発明の実施の形態5におけるショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は断面図、(b)は断面で示した平面図 同ショットキーバリアダイオードの別の断面で示した平面図 同ショットキーバリアダイオードの製造方法の工程の一部を示す断面図 図9Aに続く工程を示す断面図 図9Bに続く工程を示す断面図 図9Cに続く工程を示す断面図 図9Dに続く工程を示す断面図 本発明の実施の形態6におけるショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は断面図、(b)は断面で示した平面図 同ショットキーバリアダイオードの別の断面で示した平面図 同ショットキーバリアダイオードの製造方法の工程の一部を示す断面図 図12に続く工程を示す断面図 図12Bに続く工程を示す断面図 図12Cに続く工程を示す断面図 図12Dに続く工程を示す断面図
符号の説明
1 半導体基板
2 n型エピタキシャル層
2a 下部n型エピタキシャル層
2b n型エピタキシャル中間層
2c 上部n型エピタキシャル層
3 埋め込みp型層
3a 環状部
3b ストライプ部
4 アノード電極
5 カソード電極
6 ガードリング
7 埋め込みn型層
8、15、21、22、26 シリコン酸化膜
9、16、22a、27 開口
10、12、25、28 ホウ素イオン
11、13、17 レジスト
11a、17a、21a 環状開口
11b、13a、17b、21b スリット状開口
14、23、29 リンイオン
18 埋め込みn型層
19 埋め込みp型層
19a p型層
20、24 n型層

Claims (7)

  1. 第一導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された第一導電型のエピタキシャル層と、
    前記エピタキシャル層の表面にショットキー接合を形成して設けられたアノード電極と、
    前記半導体基板の裏面にオーミック接触するカソード電極と、
    前記エピタキシャル層の表面部に形成され、前記アノード電極と接触するとともに前記アノード電極の下部領域を包囲する第二導電型のガードリングと、
    前記アノード電極の下方の前記エピタキシャル層の内部に、前記半導体基板の面方向に配列されて埋め込まれた複数の第二導電型埋め込み層と、
    記複数の第二導電型埋め込み層の上部領域に配置された、前記エピタキシャル層よりも高濃度の第一導電型半導体層とを備えたショットキーバリアダイオードにおいて、
    前記高濃度の第一導電型半導体層が、前記複数の第二導電型埋め込み層の上部に各々別個に配置されたことを特徴とするショットキーバリアダイオード。
  2. 前記第二導電型埋め込み層は、各々ストライプ形状を有して互いに平行に配置され、各前記第二導電型埋め込み層の間にストライプ状の間隙が形成されている請求項1に記載のショットキーバリアダイオード。
  3. 前記第二導電型埋め込み層は、前記ガードリングと接続されている請求項1または2に記載のショットキーバリアダイオード。
  4. 第一導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第一導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の表面にショットキー接合を形成して設けられたアノード電極と、前記半導体基板の裏面にオーミック接触するカソード電極と、前記エピタキシャル層の表面部に形成され、前記アノード電極と接触するとともに前記アノード電極の下部領域を包囲する第二導電型のガードリングと、前記アノード電極の下方の前記エピタキシャル層の内部に、前記半導体基板の面方向に配列されて埋め込まれた複数の第二導電型埋め込み層とを備え、前記複数の第二導電型埋め込み層の間の間隙中、または前記複数の第二導電型埋め込み層が配置された領域の上部の少なくとも一方に、前記エピタキシャル層よりも高濃度の第一導電型半導体層が配置されたショットキーバリアダイオードの製造方法において、
    前記アノード電極が形成されるべき領域に対応する前記エピタキシャル層の内部に、前記高濃度の第一導電型埋め込み層を形成する工程と、前記高濃度の第一導電型埋め込み層と重なる領域に対して、前記高濃度の第一導電型埋め込み層よりも低濃度でかつ深いイオン注入を行い、前記高濃度の第一導電型埋め込み層の下方に突出する前記第二導電型埋め込み層を形成する工程とを備えたことを特徴とするショットキーバリアダイオードの製造方法。
  5. 第一導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第一導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の表面にショットキー接合を形成して設けられたアノード電極と、前記半導体基板の裏面にオーミック接触するカソード電極と、前記エピタキシャル層の表面部に形成され、前記アノード電極と接触するとともに前記アノード電極の下部領域を包囲する第二導電型のガードリングと、前記アノード電極の下方の前記エピタキシャル層の内部に、前記半導体基板の面方向に配列されて埋め込まれた複数の第二導電型埋め込み層とを備え、前記複数の第二導電型埋め込み層の間の間隙中、または前記複数の第二導電型埋め込み層が配置された領域の上部の少なくとも一方に、前記エピタキシャル層よりも高濃度の第一導電型半導体層が配置されたショットキーバリアダイオードの製造方法において、
    前記高濃度の第一導電型半導体層として前記エピタキシャル層の中間部に高濃度のエピタキシャル中間層を形成し、前記アノード電極が形成されるべき領域に対して、前記高濃度の第一導電型半導体層よりも低濃度でかつ深いイオン注入を行い、前記エピタキシャル中間層の下方に突出するように前記第二導電型埋め込み層を形成することを特徴とするショットキーバリアダイオードの製造方法。
  6. 第一導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第一導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の表面にショットキー接合を形成して設けられたアノード電極と、前記半導体基板の裏面にオーミック接触するカソード電極と、前記エピタキシャル層の表面部に形成され、前記アノード電極と接触するとともに前記アノード電極の下部領域を包囲する第二導電型のガードリングと、前記アノード電極の下方の前記エピタキシャル層の内部に、前記半導体基板の面方向に配列されて埋め込まれた複数の第二導電型埋め込み層とを備え、前記複数の第二導電型埋め込み層の間の間隙中、または前記複数の第二導電型埋め込み層が配置された領域の上部の少なくとも一方に、前記エピタキシャル層よりも高濃度の第一導電型半導体層が配置されたショットキーバリアダイオードの製造方法において、
    前記アノード電極が形成されるべき領域に対して第二導電型半導体層を形成するためのイオン注入を行って、前記エピタキシャル層の表面部から下方に延びる複数の第二導電型
    半導体層を形成し、次に前記アノード電極が形成されるべき領域に対して第一導電型半導体層を形成するためのイオン注入を行って、前記高濃度の第一導電型半導体層を、前記第二導電型半導体層よりも高濃度でかつ浅く形成して、前記第二導電型埋め込み層が前記高濃度の第一導電型半導体層の下方に突出した状態にすることを特徴とするショットキーバリアダイオードの製造方法。
  7. 前記第一導電型半導体層を形成するためのイオン注入を、前記複数の第二導電型半導体層を形成した各領域に対応させて行う請求項に記載のショットキーバリアダイオードの製造方法。
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