JP4017119B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に係り、特に、複数の感光体ドラム(像担持体)を記録紙搬送方向に設け、記録紙搬送ベルトに記録紙を渡すレジストローラの速度を記録紙搬送ベルトに略一致させることができるようにしたタンデム型カラー画像形成装置に関するものである。
使用するトナーの色に対応し、感光体ドラム(像担持体)、帯電器、プリント用露光器、トナー供給容器などで構成される複数の電子写真プロセス部材を並べて配置し、転写部材の送りに同期させて各色の電子写真プロセス部材で画像を形成して転写部材上で色重ねを行うタンデム型カラー画像形成装置は、高速のカラー画像形成装置として注目されている。
このタンデム型カラー画像形成装置にも、各電子写真プロセス部材で形成されたトナー像を一度中間転写ベルトなどの転写部材に転写した後で記録紙に転写する方式のもの、搬送ベルトで記録紙(転写部材)を搬送し、各電子写真プロセス部材で形成されたトナー像を直接記録紙上に転写する方式のものなどがあり、またタンデム型カラー画像形成装置は、各色の電子写真プロセス部材で形成されたトナー像を正確に色重ねできないと色ズレを起こすが、これら2つの方式には、この色重ねという点でそれぞれ得失がある。
例えば、中間転写ベルトを用いる方式のものは、中間転写ベルト上で全てのトナー像が色重ねされるため、中間転写ベルトの送りと各電子写真プロセス部材におけるトナー像の形成タイミングを正確に合わせれば正確な色重ねをおこなえるが、中間転写ベルトの表面汚れや傷、変形による画像の劣化などに注意を払う必要があり、一方、記録紙上にトナー像を直接転写して色重ねする方式ではこういった配慮は必要ないが、記録紙が搬送ベルトで搬送されるときに生じるスピードが変化すると、正確な色重ねができなくなるという問題がある。
すなわち、記録紙を搬送ベルトで搬送して直接トナー像を転写し、色重ねするよう構成した画像形成装置では、給紙カセットから送られてきた記録紙を、各電子写真プロセス部材におけるトナー像の形成タイミングに合わせて搬送ベルトに送り出すためのレジストローラが用いられる。さらに、搬送ベルトが記録紙をしっかり保持して搬送できるよう記録紙を吸着保持するための吸着手段が設けられ、レジストローラから供給された記録紙は、吸着手段にバイアスを印加することによって搬送ベルトに静電吸着させて搬送するのが一般的である。
また、このような構成を取った画像形成装置では、上流の給紙ローラ等による負荷変動による速度変化を小さくするため、レジストローラに大きな搬送力を持たせているが、このレジストローラの搬送速度が記録紙の搬送ベルト速度より遅くなるとレジストローラによって記録紙が引っ張られ、搬送ベルト上で所定の速度が得られなくなる。そのためレジストローラによる記録紙の搬送速度は、搬送ベルト速度に等しいか若干早くすることが好ましく、一般的には、経年変化及び環境変化を考慮して、レジストローラの周速を搬送ベルトよりも0.5%〜数パーセント、高めに設定するようにしている。
しかしながらこのようにレジストローラの周速を搬送ベルトより高めに設定すると、レジストローラと吸着ローラ間で記録紙が溜まって撓むことになるが、最近の画像形成装置は、小型化に対する要求のためにレジストローラと吸着ローラ間のスペースが小さくなり、上記のような撓みを吸収しきれず、記録紙がレジストローラの搬送力によって搬送ベルト側に押し込まれ、搬送ベルトの速度が速くなってしまうことがある。しかも、記録紙後端がレジストローラから開放されると、このレジストローラによる搬送力が無くなって搬送ベルトの速度が遅くなり、この記録紙の搬送スピードの変化によってカラーレジストレーションを悪化(すなわち色ズレを起こす)させてしまう。
こういったことに対処するため特許文献1には、アライニング機構部から次の記録紙挟持搬送ローラまでの間に撓み空間を形成した画像形成装置において、記録紙の供給速度Vaと搬送ベルト上の記録紙の速度Vbを検知してこれら検出された記録紙の搬送速度を比較し、両速度の差によって生じる記録紙撓み量が、上記撓み空間内に収まる撓み量となるよう供給速度Vaが搬送ベルトの速度Vbより所定の正の比率α%だけ速くなるようにし、Va=Vb×(1+α)を満足するように速度関係を調整制御することが示されている。
また特許文献2には、ガイド部材によって記録紙をガイドすると共に押圧部によって記録紙をガイド部材に押し付け、記録紙を転写ベルト側に向かわせて記録紙の先端が搬送ベルトに到達した後、搬送ベルトとレジストローラとの速度差によって生じる撓みによって押圧部を押圧し、記録紙をガイド部材に押し付ける位置から退避させて、記録紙の撓みを吸収するようにした画像形成装置が示されている。
特開2001−100612号公報 特開2001−206587号公報
しかしながら、この特許文献1に示された画像形成装置は、アライニング機構部から転写ベルトへ供給される記録紙の搬送速度Vaを検出するためのセンサ、転写ベルト上の記録紙の搬送速度Vbを検出するためのセンサ、及びこれら検出された記録紙の搬送速度を比較して、搬送速度Vaが搬送速度Vbより所定の比率α%だけ速くなる状態である、Va=Vb×(1+α)式を満足するように速度関係に調整制御するための制御部が必要となり、画像形成装置自体の構成が複雑となってしまうばかりでなく、前記したように給紙ローラ等の負荷変動が大きくなると、調整制御が複雑になってしまうという問題がある。
また、特許文献2に示された画像形成装置は、ガイド部材を押圧する押圧部を記録紙の撓みによって押圧し、記録紙をガイド部材を押し付ける位置から退避させて記録紙の撓みを吸収しているため、レジストローラと吸着ローラ(つまり、搬送ベルトの上流端)との距離が短い、すなわち小型の画像形成装置においては、記録紙を撓ませるための十分な撓みスペースが得られず、色ずれを防止することが難しいという問題がある。
そのため本発明においては、各色の電子写真プロセス部材に形成されたトナー像を搬送ベルトで搬送する記録紙に転写し、色重ねするようにした画像形成装置において、簡単、安価な構成で、搬送ベルトに記録紙を送るレジストローラの速度を色ズレを生じない速度に調整できるようにした画像形成装置を提供することが課題である
上記課題を解決するため本発明においては、使用する複数色のトナーのそれぞれに対応させて設けられ、電子写真プロセスによりトナー像を担持する像担持体と、該像担持体の配列方向を搬送方向とする記録紙搬送ベルトと、該記録紙搬送ベルトの搬送方向上流に設けられたレジストローラとを有した画像形成装置であって、
前記画像形成装置は、レジストローラを介して前記記録紙搬送ベルトに渡される記録紙上に記録紙の搬送速度を調節するためのパターンを形成し、
前記記録紙搬送速度調節用パターンは、前記記録紙搬送ベルト搬送方向上流側の第1の像担持体に第1のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第1のライン群と、前記記録紙搬送ベルト搬送方向下流側の第2の像担持体に第2のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第2のライン群とからなり、
前記レジストローラの記録紙搬送速度を変化させて別々の記録紙に出力し、それぞれの記録紙に出力された搬送速度調節用パターンの第1のライン群と第2のライン群における略一致したラインデータを演算装置に入力する手段と、
前記演算装置が、前記入力されたラインデータと前記変化させたレジストローラの記録紙搬送速度変化割合とから、記録紙搬送ベルトの搬送速度とレジストローラ対の記録紙搬送速度の速度差を算出する手段であり、
前記演算手段で算出された速度差に基づいて前記レジストローラの記録紙搬送速度を前記記録紙搬送ベルトの速度に略一致させるよう調節する調整手段を備えたことを特徴とする。
また、前記記録紙搬送速度調節用パターンは、前記第1のライン群と第2のライン群とが前記レジストローラによって記録紙を搬送しているタイミングで前記像担持体から転写される第1の位置と、前記第1のライン群は前記レジストローラが記録紙を搬送し、前記第2のライン群は前記レジストローラが記録紙を搬送し終わっているタイミングでそれぞれ像担持体から転写される第2の位置とに形成されていることを特徴とする。
さらに、前記第1のライン群と第2のライン群は、一方のライン群のピッチに対して他方は両者の略同一ラインより1本ずれる毎にズレ量が変化することを特徴とする。
このように、使用する複数色のトナーのそれぞれに対応させて設けられた像担持体の配列方向を搬送方向とする記録紙搬送ベルトと、この記録紙搬送ベルトの搬送方向上流に設けられて記録紙搬送速度を可変としたレジストローラとからなる画像形成装置において、記録紙搬送ベルト搬送方向上流側の第1の像担持体に第1のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第1のライン群と、この第1のライン群における端部に近接し、記録紙搬送ベルト搬送方向下流側の第2の像担持体に第2のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第2のライン群とで記録紙の搬送速度調節用パターンを構成し、第1のライン群と第2のライン群におけるそれぞれ少なくとも一のラインが、前記それぞれの像担持体から記録紙上の略同一ラインに転写されるタイミングで形成することにより、第1のライン群と第2のライン群におけるどのラインが同一位置に出力されているかを見ることで、レジストローラと記録紙搬送ベルトの相対速度を見ることができ、簡単、安価な構成で、記録紙搬送ベルトに記録紙を送るレジストローラの速度を色ズレを生じない速度に調整できる、画像形成装置を提供することができる。
また、前記第1のライン群と第2のライン群の両者が前記レジストローラによって記録紙を搬送しているタイミングで前記像担持体から転写される第1の位置と、前記第1のライン群は前記レジストローラが記録紙を搬送しており、前記第2のライン群は前記レジストローラが記録紙を搬送し終わっているタイミングでそれぞれ像担持体から転写される第2の位置とに形成することで、第1の位置ではレジストローラの記録紙搬送速度の影響が、第2の位置ではレジストローラの搬送力が無くなった後の記録紙搬送ベルトの速度変動の影響が現れるから、レジストローラと記録紙搬送ベルトの相対速度を容易に判別することができる。
さらに、前記第1のライン群と第2のライン群は、一方のライン群のピッチに対して他方は両者の略同一ラインより1本ずれる毎にズレ量が変化するようにすることが好適な実施例である。
そして、前記記録紙に転写された前記記録紙搬送速度調節用パターンに基づいて、前記レジストローラの記録紙搬送速度を前記記録紙搬送ベルトの速度に略一致させるよう調節することにより、簡単、安価な構成で、搬送ベルトに記録紙を送るレジストローラの速度を、色ズレを生じない速度に調整できるレジストローラの搬送速度調節方法を提供することができる。
そして、前記レジストローラの記録紙搬送速度を変化させて別々の記録紙に出力し、それぞれの記録紙に出力された搬送速度調節用パターンの第1のライン群と第2のライン群におけるラインの略一致点と、前記変化させたレジストローラの記録紙搬送速度変化割合とから、前記レジストローラの記録紙搬送速度を前記記録紙搬送ベルトの速度に略一致させるよう調節することで、より簡単にレジストローラの速度調整が行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明になるタンデム型カラー画像形成装置の一例を概略的に示す断面図、図2は図1に示す電子写真プロセス部材を詳細に示した図、図3は本発明になる画像形成装置におけるレ記録紙搬送速度調節用パターン、図4は記録紙搬送速度調節方法のフロー図である。
図中1は画像形成装置、2は画像形成装置のハウジング(筐体)、3M、3C、3Y、3Bはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B)のそれぞれに対応して設けられた現像装置、3Maは現像スリーブ、4M、4C、4Y、4Bはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B)のそれぞれに対応して設けられた感光体ドラム、5M、5C、5Y、5Bは同じく主帯電器、6M、6C、6Y、6Bは同じくLEDプリントヘッドユニット、7M、7M、7C、7Y、7Bは同じくトナー供給容器、8は記録紙搬送ベルト、9M、9C、9Y、9Bは同じく転写ローラ、10は駆動ローラ、11は従動ローラ、11aは補助ローラ、11bは吸着ローラ、12は給紙装置、13は記録紙搬送路、13aはレジストローラ対、13bは記録紙搬送ローラ対、15は記録紙搬送路、16は排出部、20M、20C、20Y、20Bはクリーニング装置、21Mはクリーニングローラ、22Mはクリーニングブレード、23Mは排出スパイラル、30M、30C、30Y、30Bは電子写真プロセス部材、31は記録紙の搬送速度調節用パターン、32は第1のライン群、33は第2のライン群、34はこれら第1のライン群32、第2のライン群33で構成される単位パターン、35は単位パターン34を出力する第1位置、36は同じく第2位置、37は同じく第3位置、50は定着装置である。
図1は、本発明になる記録紙搬送速度調節用パターンを形成し、記録紙の搬送速度調節を実施するタンデム型カラー画像形成装置の一例を概略的に示す断面図である。図示の画像形成装置1は、この画像形成装置1のハウジング(筐体)2に収容され、使用する複数色のトナー、例えばマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B)のそれぞれに対応して設けられた、現像装置3M、3C、3Y、3B、感光体ドラム(像担持体)4M、4C、4Y、4B、主帯電器5M、5C、5Y、5B、LEDプリントヘッドユニット6M、6C、6Y、6B、トナー供給容器7M、7C、7Y、7Bなどで構成される電子写真プロセス部材30M、30C、30Y、30Bが、図示の例では、上流側から順に、マゼンタ用電子写真プロセス部材30M、シアン用電子写真プロセス部材30C、イエロー用電子写真プロセス部材30Y、及びブラック用電子写真プロセス部材30Bの順に記録紙搬送方向に配列されたタンデム型画像形成装置である。
この記録紙搬送ベルト8は、駆動ローラ10、従動ローラ11、補助ローラ11aに懸架されて駆動され、各感光体ドラム(像担持体)4M、4C、4Y、4Bの位置には、形成されたトナー像を記録紙に転写させるための転写ローラ9M、9C、9Y、9Bが設けられている。また、この記録紙搬送ベルト8の搬送方向上流には、給紙装置12から記録紙搬送路13を経由して送られてくる記録紙の斜め搬送を補正し、各電子写真プロセス部材におけるトナー像の形成タイミングに合わせて記録紙搬送ベルト8に送り出すと共に、記録紙搬送速度を可変としたレジストローラ対13a、さらに、記録紙搬送ベルト8が記録紙をしっかり保持して搬送できるよう、記録紙を吸着保持するための吸着ローラ11bが設けられ、レジストローラ対13aから供給された記録紙は、吸着ローラ11bにバイアスを印加することによって記録紙搬送ベルト8に静電吸着されて搬送される。
このうち電子写真プロセス部材30Mは、図2に示すように、例えば、アモルファスシリコンを感光体とする感光体ドラム4Mを備えており、感光体ドラム4Mの周囲には主帯電器5M、LEDプリントヘッドユニット6M、現像装置3M、及びクリーニング装置20Mが配置されている。現像装置3Mには、マゼンタ色のトナーとフェライトキャリアを、例えば、5:95の重量比で混合した現像剤が収容され、トナーはコールターカウンタによるメジアン径(体積基準)が9μm、フェライトキャリアは平均粒径が70μmとなっている。そして、現像装置3Mには固定磁石(図示せず)を内蔵した現像スリーブ3Maが配設されている。
感光体ドラム4Mと現像スリーブ3Maとは、例えば、0.5mmの隙間を隔てて対向し、図2に示すように、感光体ドラム4M及び現像スリーブ3Maは実線矢印で示す向きに回転する。図示の例では、感光体ドラム4Mの周速度は100mm/sec、現像スリーブ3Maの周速度は200mm/secであり、現像スリーブ3Maの表面には現像剤によって磁気ブラシ(図示せず)が形成される。また、トナーはキャリアとの摩擦により正に帯電することになる。現像スリーブ3Maに対して穂切板(図示せず)が配置され、穂切板と現像スリーブ3Maとの隙間は、例えば、0.5mmである。そして、現像スリーブ3Maには+300Vの現像バイアス電圧が印加される。
クリーニング装置20Mは感光体ドラム4Mに接触するゴム製のクリーニングローラ21M、記録紙に転写されなかったトナーを感光体ドラム4Mから掻き落とすクリーニングブレード22M、及びトナーを回収容器(図示せず)に排出する排出スパイラル23Mを有している。
画像形成を行う際には、感光体ドラム4Mの表面は主帯電器5Mによって一様に+400Vに帯電され、画像データが入力されるとLEDプリントヘッド6Mが画像データに対応するLED光を感光体ドラム4Mの表面に照射する。これによって感光体ドラム4Mの表面は、LED光の照射された露光部分の電圧が+25Vにまで減衰して、非露光部分と露光部分とによって感光体ドラム4M上に静電潜像が形成される。そして、現像スリーブ3Maに印加された+300Vの現像バイアス電圧によって現像剤中の正帯電トナーが感光体ドラム4M上の露光部に付着し、静電潜像が現像されて感光体ドラム4M上にトナー像が形成される。
同様にして、電子写真プロセス部材30C、30Y、及び30Bもそれぞれ感光体ドラム4C、4Y、4B、LEDプリントヘッドユニット6C、6Y、6B、現像装置3C、3Y、3B、及びクリーニング装置20C、20Y、20Bを有している。感光体ドラム4M、4C、4Y、及び4Bは記録紙搬送ベルト8を挟んで転写ローラ9M、9C、9Y、及び9Bと対向しており、これら転写ローラ9M〜9Bは記録紙搬送ベルト8を支持するとともに、感光体ドラム4M〜4Bに記録紙搬送ベルト8を当接させる役割を担っており、後述するように、記録紙搬送ベルト8上の記録紙に感光体ドラム4M〜4B上のトナー像が転写される。なお、これら転写ローラ9M〜9Bには−1.5kVの電圧が印加されている。
現像によって、現像装置3M、3C、3Y、及び3Bの中の現像剤が消費されると、それぞれトナー供給容器7M、7C、7Y、及び7Bからトナーが現像装置3M、3C、3Y、及び3B中に搬送されてトナーの補給が行われ、現像装置3M、3C、3Y、及び3B内には常に適量の現像剤が収容されることになる。なお、図1においては、現像装置3M、3C、3Y、及び3Bとクリーニング装置20M、20C、20Y、及び20Bは簡略化して示されている。
記録紙搬送ベルト8上の記録紙が感光体ドラム4Mの下を通過する際、転写ローラ9Mに印加された−1.5KVの電圧により、感光体ドラム4Mに付着したトナー像が記録紙に引きつけられてトナー像が記録紙に転写される。このようにして、電子写真プロセス部材30Mでマゼンタトナー像が記録紙に転写された後、順次電子写真プロセス部材30C、30Y、及び30Bでシアン、イエロー、及びブラックの各色のトナー像が記録紙に転写されて、各色トナー像が重ね合わされ、カラー画像が記録紙に転写されることになる。その後、記録紙は定着装置50に搬送されて、ここでカラー画像が定着されて、記録紙搬送路15を経て排出部16に排出される。
そして、図1に示すように記録紙搬送ベルト8の上流側には吸着ローラ11bが配設され、この吸着ローラ11bは記録紙搬送ベルト8を挟んで従動ローラ11に対向接触しており、吸着ローラ11bにバイアス電圧を印加することで、記録紙が記録紙搬送ベルト8に静電吸着されて搬送されることになるが、前述したように、レジストローラ対13aの周速は記録紙搬送ベルトの回転速度(搬送速度)よりも高く設定されている関係上、レジストローラ対13aと吸着ローラ11bとの間のスペースが大きくとれないと、記録紙搬送ベルト8より大きな回転速度のレジストローラ対13aによって記録紙が押し込まれ、記録紙搬送ベルト8の記録紙搬送速度が高くなって色ずれが発生してしまう。通常、小型のカラー画像形成装置においては、レジストローラ対13aと吸着ローラ11bとの距離は、おおよそ30mm程度であり、十分な記録紙撓みスペースを確保することができず、画像形成を行った際には前記したように色ずれが生じることがある。
そのため本発明においては、図3に示し、以下に述べるような記録紙搬送速度調節用パターン31を用い、レジストローラ対13aの速度を記録紙搬送ベルト8の速度と略一致するように制御して、この問題を解決するようにしたものである。
この図3に示した記録紙搬送速度調節用パターン31は、まずその単位パターン34を、前記した画像形成装置1における電子写真プロセス部材30M、30C、30Y、30Bの配列では、最も上流にあるマゼンタ(M)の電子写真プロセス部材30Mによって、例えば11本の適宜な長さで第1のピッチ(間隔)で形成され、記録紙に転写される第1のライン群32と、この第1のライン群における端部に接触または重なるように近接し、記録紙搬送ベルト8の搬送方向最下流側にあるブラック(B)の電子写真プロセス部材30Bによって、例えば11本の適宜な長さで、第1のピッチと異なる第2のピッチ(間隔)で形成され、記録紙に転写される第2のライン群33とで構成し、例えば第1のライン群32における6本目(11本のラインにおける真ん中のライン)が第2のライン群33における6本目と同じ位置となるようにし、かつ、第1のライン群における他のラインは、この6本目のラインから1本離れるたびに、例えば画像の1ライン(例えば600dpiの場合は約42μm)ずつピッチが広がるように描画したものである。なお、この単位パターン34を構成する第1のライン群、第2のライン群33の本数が11本に限らないこと、また、同じラインとするのが真ん中のラインに限らないこと、解像度が600dpiに限らないことは自明である。
そしてこの単位パターン34を、第1のライン群32と第2のライン群33を記録紙に転写するとき、共に記録紙がレジストローラ対13aに搬送されている状態の第1位置(すなわち記録紙の先頭方向)35と、第1のライン群32の記録紙への転写時はレジストローラ対13aに搬送されており、第2のライン群33の記録紙への転写時はレジストローラ対13aに搬送されていない第2位置36、そして第1のライン群32の転写時も第2のライン群33の転写時も共にレジストローラ対13aに搬送されていない第3位置(すなわち記録紙の後端方向)37でそれぞれ形成し、記録紙搬送速度調節用パターン31としたものである。
このように記録紙搬送速度調節用パターン31を形成すると、まず単位パターン34における第1ライン群32、第2ライン群33におけるそれぞれ真ん中となる6本目のラインは、記録紙搬送ベルト8とレジストローラ対13aによる記録紙搬送速度が等しければズレ量が0となる。また、第2のライン群33に対する第1のライン群32のズレ方向を記録紙搬送方向をプラス、逆方向をマイナスとして符号を付けた場合、記録紙搬送方向先端の1本目のラインはズレ量が+5ライン(前記した600dpiで約210μm)、11本目のラインはズレ量が−5ラインとなる。そのため、これら第1ライン群32、第2ライン群33におけるそれぞれ11本のラインのうち、最も重なっているラインが例えば4本目であれば、両者のズレ量は+2ライン(前記した600dpiの場合は+84μm)ずれていることが判る。
また、この単位パターン34を、前記したように第1位置35、第2位置36、第3位置37のそれぞれで形成することにより、第1位置ではレジストローラ対13aの搬送速度の影響が、第3位置では記録紙搬送ベルト8の基準となる記録紙搬送速度が、そして第2位置では、レジストローラ対13aの記録紙搬送力が無くなった後の記録紙搬送ベルト8の速度変動の影響が現れることになる。そのため、第1位置35と第2位置36のそれぞれのズレ量を、第1ライン群32、第2ライン群33におけるそれぞれ11本のラインのうち、最も重なっているラインの位置より求め、
(第1位置でのズレ量−第2位置でのズレ量)<0……(1)
であればレジストローラ対13aの記録紙搬送速度が搬送ベルト8の速度より遅い。
[例えば、(第1位置で最も重なっているラインが4本目であれば、第1位置の第2のライン群33に対する第1のライン群32のズレ量は+84μmであり、第2位置で最も重なっているラインが3本目であれば、第2位置の第2のライン群33に対する第1のライン群32のズレ量は+126μmである。従って、(第1位置でのズレ量−第2位置でのズレ量)=(+84μm)−(+126μm)=−42μm<0)]
逆に、
(第1位置でのズレ量−第2位置でのズレ量)>0……(2)
では、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度が搬送ベルト8の速度より速いことになる。
[例えば、(第1位置で最も重なっているラインが8本目であれば、第1位置の第2のライン群33に対する第1のライン群32のズレ量は-84μmであり、第2位置で最も重なっているラインが9本目であれば、第2位置の第2のライン群33に対する第1のライン群32のズレ量は−126μmである。従って、(第1位置でのズレ量−第2位置でのズレ量)=(−84μm)−(−126μm)=+42>0)]
つまり、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度が記録紙搬送ベルト8の速度より遅い場合、第1位置における単位パターン34はレジストローラ対13aの搬送速度の影響を受けて、記録紙搬送方向とは逆方向の色ズレとなり、第2位置では第1ライン群32を転写した後記録紙はレジストローラ対13aを離れるから、第2ライン群33は送り速度が速くなって前記(1)式となる。逆にレジストローラ対13aの搬送速度が記録紙搬送ベルト8の速度より早い場合、第1位置における単位パターン34はレジストローラ対13aの搬送速度の影響を受けて記録紙搬送方向の色ズレとなり、第2位置では第1ライン群32を転写した後記録紙は、レジストローラ対13aを離れて第2ライン群33は送り速度が遅くなり、前記(2)式となる。
そのため本発明においては、図4に示したフロー図のように、まずステップS42で記録紙の搬送ベルト8の速度調整を行い、次にステップS43でレジストローラ対13aを、基準となる記録紙搬送速度で駆動する。そしてステップS44で、記録紙に前記単位パターン34を第1位置35、第2位置36、第3位置37のそれぞれで出力して1枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31とし、次のステップS45で、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度を例えば約0.1%遅く(早く)する。そして、同様にしてステップS46で2枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31を出力し、次のステップS47で、1枚目、2枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31におけるそれぞれ第1位置35、第2位置36、第3位置37の出力位置が一致したラインを確認し、ステップS48でそのデータを例えば図示していない画像形成装置1の操作パネルから入力する。
そしてこの入力したデータと、ステップS45で実施したレジストローラ対13aの記録紙搬送速度の変化割合(前記の例では約0.1%)とから、ステップS49で、図示していない画像形成装置1の演算装置を用いて記録紙搬送ベルト8の搬送速度とレジストローラ対13aの記録紙搬送速度の差を算出し、さらに、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度を何%変化させれば記録紙搬送ベルト8とレジストローラ対13aによる記録紙搬送速度が略一致するかを算出して、ステップS50でレジストローラ対13aの記録紙搬送速度を調節して記録紙搬送ベルト8の速度と略一致するように調節する。
すなわち、1枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31においては、第1位置の最も重なっているラインが例えば5本目であり、第2位置が4本目、第3位置が6本目である場合、(第1位置でのズレ量−第2位置でのズレ量)は(+1ライン(+42μm))−(+2ライン(84μm))<0となり、記録紙搬送速度調節用パターン31を転写したときのレジストローラ対13aの搬送速度は記録紙搬送ベルト8の速度より遅く、
レジストローラの搬送速度を約0.1%速くした2枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31においては、第1位置の最も重なっているラインが例えば7本目であり、第2位置が8本目、第3位置が6本目であれば、(第1位置でのズレ量−第2位置でのズレ量)は(-1ライン(-42μm))−(−2ライン(―84μm))>0となり、2枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31を転写したときのレジストローラ対13aの搬送速度は記録紙搬送ベルト8の速度より速いことが判る。また、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度を約0.1%速くしたことによって2枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31は、1枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31と対照的にずれているから、基準となるレジストローラ対13aの記録紙搬送速度より約0.05%速くしたとき、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度と記録紙搬送ベルト8の速度が略等しくなることになる。
こうしてレジストローラ対13aによる記録紙搬送速度が記録紙搬送ベルト8の速度と略一致するように調節されたら、次のステップS51で再度記録紙搬送速度調節用パターン31を出力し、ステップS52でレジストローラ対13aによる記録紙搬送速度が最適な値になったか確認し、Noの場合はステップS44にもどり、Yesの場合はステップS53に行って終了する。
このようにすることにより、前記した従来技術のように、アライニング機構部から転写ベルトへ供給される記録紙の搬送速度Vaを検出するためのセンサや、転写ベルト上の記録紙の搬送速度Vbを検出するためのセンサ、及びこれら検出された記録紙の搬送速度を比較して、搬送速度Vaが搬送速度Vbより所定の比率α%だけ速くなる状態である、Va=Vb×(1+α)式を満足するように速度関係に調整制御するための制御部などを設ける必要が無く、また、ガイド部材を押圧する押圧部を記録紙の撓みによって押圧し、記録紙をガイド部材を押し付ける位置から退避させて記録紙の撓みを吸収するなどという複雑な構成を取る必要もないから、記録紙搬送速度調節用パターンという非常に簡単な構成で、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度調節を実施することができる。
なお、以上の説明では、レジストローラ対13aの記録紙搬送速度調節を実施するタイミングについては言及しなかったが、これは画像形成装置1の電源投入時や色ズレが生じたときなどに実施すれば良く、また、サービスメンテナンス時、ユーザーメンテナンス時に実施できるよう、レジストローラの記録紙搬送速度調整モードを設けると共にその記録紙搬送速度調整モードを行わせる入力釦を設け、任意の時に実施できるようにしてもよい。
また、図4に示したフローにおけるステップS47の1枚目、2枚目の記録紙搬送速度調節用パターン31におけるそれぞれ第1位置35、第2位置36、第3位置37の出力位置が一致したラインの確認は、例えば図1における定着装置50の近傍に第1ライン群31、第2ライン群32の一致ラインを検出するセンサを設け、そのセンサ出力によるデータに基づいてステップS49における図示していない画像形成装置1の演算装置を用い、記録紙搬送ベルト8の搬送速度とレジストローラ対13aの記録紙搬送速度の差を算出するようにしてもよい。
更に以上の説明では、記録紙搬送ベルト8に沿って上流側から電子写真プロセス部材を30M、30C、30Y、30Bの順に配列された例については説明したが、電子写真プロセス部材の配列順は図1に示した順に限定されることはなく、どのような配列順序でも良いことも自明である。
以上種々述べてきたように、使用する複数色のトナーのそれぞれに対応させて設けられた感光体ドラム(像担持体)4M、4C、4Y、4Bの配列方向を搬送方向とする記録紙搬送ベルト8と、この記録紙搬送ベルト8の搬送方向上流に設けられて記録紙搬送速度を可変としたレジストローラ対13aとからなる画像形成装置において、記録紙搬送ベルト8の搬送方向上流側の第1の像担持体に第1のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第1のライン群32と、この第1のライン群32における端部に近接し、記録紙搬送ベルト8の搬送方向下流側の第2の像担持体に第2のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第2のライン群33とでの記録紙搬送速度調節用単位パターン31を構成し、第1のライン群32と第2のライン群33におけるそれぞれ少なくとも一のラインが、前記それぞれの像担持体から記録紙上の同一ラインに転写されるタイミングで形成することにより、第1のライン群32と第2のライン群33におけるどのラインが同一位置に出力されているかを見ることで、レジストローラ対13aと記録紙搬送ベルト8の相対速度を見ることができ、簡単、安価な構成で、記録紙搬送ベルト8に記録紙を送るレジストローラ対13aの速度を色ズレを生じない速度に調整できる、カラー画像形成装置における記録紙搬送速度調節用パターン31を提供することができる。
また、前記第1のライン群32と第2のライン群33の両者が前記レジストローラ対13aによって記録紙を搬送しているタイミングで前記像担持体から転写される第1の位置35と、前記第1のライン群32は前記レジストローラ対13aが記録紙を搬送しており、前記第2のライン群33は前記レジストローラ対13aが記録紙を搬送し終わっているタイミングでそれぞれ像担持体から転写される第2の位置36とに形成することで、第1の位置35ではレジストローラ対13aの記録紙搬送速度の影響が、第2の位置36ではレジストローラ対13aの搬送力が無くなった後の記録紙搬送ベルトの速度変動の影響が現れるから、レジストローラ対13aと記録紙搬送ベルト8の相対速度を容易に判別することができる。
そして、記録紙に転写された記録紙搬送速度調節用パターンに基づいて前記レジストローラ対13aの記録紙搬送速度を前記記録紙搬送ベルト8の速度に略一致させるよう調節することにより、簡単、安価な構成で、記録紙搬送ベルト8に記録紙を送るレジストローラ対13aの速度を、色ズレを生じない速度に調整できるレジストローラ対13aの搬送速度調節方法を提供することができる。
そして、前記レジストローラの記録紙搬送速度を変化させて別々の記録紙に出力し、それぞれの記録紙に出力された搬送速度調節用パターンの第1のライン群と第2のライン群におけるラインの略一致点と、前記変化させたレジストローラの記録紙搬送速度変化割合とから、前記レジストローラの記録紙搬送速度を前記記録紙搬送ベルトの速度に略一致させるよう調節することで、より簡単にレジストローラ対13aの速度調整を行うことができる。
本発明によれば、タンデム型カラー画像形成装置において、簡単、安価な構成でレジストローラの記録紙搬送速度を記録紙の搬送ベルトと略一致させることができ、カラー画像形成装置の色ズレを解消することができる。
本発明になるタンデム型カラー画像形成装置の一例を概略的に示す断面図である。 図1に示す電子写真プロセス部材を詳細に示した図である。 本発明になる画像形成装置における記録紙搬送速度調節用パターンである。 記録紙搬送速度調節方法のフロー図である。
符号の説明
31 記録紙搬送速度調節用パターン
32 第1のライン群
33 第2のライン群
34 単位パターン
35 第1位置
36 第2位置
37 第3位置

Claims (3)

  1. 使用する複数色のトナーのそれぞれに対応させて設けられ、電子写真プロセスによりトナー像を担持する像担持体と、該像担持体の配列方向を搬送方向とする記録紙搬送ベルトと、該記録紙搬送ベルトの搬送方向上流に設けられたレジストローラとを有した画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、レジストローラを介して前記記録紙搬送ベルトに渡される記録紙上に記録紙の搬送速度を調節するためのパターンを形成し、
    前記記録紙搬送速度調節用パターンは、前記記録紙搬送ベルト搬送方向上流側の第1の像担持体に第1のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第1のライン群と、前記記録紙搬送ベルト搬送方向下流側の第2の像担持体に第2のピッチで形成されて前記記録紙に転写される第2のライン群とからなり、
    前記レジストローラの記録紙搬送速度を変化させて別々の記録紙に出力し、それぞれの記録紙に出力された搬送速度調節用パターンの第1のライン群と第2のライン群における略一致したラインデータを演算装置に入力する手段と、
    前記演算装置が、前記入力されたラインデータと前記変化させたレジストローラの記録紙搬送速度変化割合とから、記録紙搬送ベルトの搬送速度とレジストローラ対の記録紙搬送速度の速度差を算出する手段であり、
    前記演算手段で算出された速度差に基づいて前記レジストローラの記録紙搬送速度を前記記録紙搬送ベルトの速度に略一致させるよう調節する調整手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録紙搬送速度調節用パターンは、前記第1のライン群と第2のライン群とが前記レジストローラによって記録紙を搬送しているタイミングで前記像担持体から転写される第1の位置と、前記第1のライン群は前記レジストローラが記録紙を搬送し、前記第2のライン群は前記レジストローラが記録紙を搬送し終わっているタイミングでそれぞれ像担持体から転写される第2の位置とに形成されていることを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  3. 前記第1のライン群と第2のライン群は、一方のライン群のピッチに対して他方は両者の略同一ラインより1本ずれる毎にズレ量が変化するライン群であることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載した画像形成装置。
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