JP4015215B2

JP4015215B2 - Sheet tension adjusting method, sheet tension adjusting device and core for sheet roll

Info

Publication number: JP4015215B2
Application number: JP33083696A
Authority: JP
Inventors: 博康濱田
Original assignee: Yuyama Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Yuyama Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1996-12-11
Filing date: 1996-12-11
Publication date: 2007-11-28
Anticipated expiration: 2016-12-11
Also published as: JPH10167533A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シートロールからシートを適切に緊張した状態で引き出すためのシート張力調整方法、シート張力調整装置およびシートロール用巻芯に関する。
【０００２】
【従来の技術】
薬剤分包装置として、熱融着性分包紙のシートを巻き取ったシートロールを回転自在に支持したシート供給部からシートを引き出して移送する移送路にシール装置が設けられ、このシール装置の上流側でシートを２つ折りにすると共にその間に薬剤を供給した後シール装置によりシートを幅方向と両側縁部とを帯状に加熱融着して薬剤を分包するようにしたものが知られている。
【０００３】
シートが使用され無くなると新しいシートロールに交換され、その新しいロールからシートが引き出されて分包装置にセットされる。このシートロールから引き出されるシートは、２つ折りされた後周縁等を融着する際に正確に２つ折りされず、少しずれた状態で融着されることのないように常に一定の張力をかけて緊張させた状態で引き出すのが好ましいが、実際にはシートの引出量に応じてロール径が変化するため、引出張力も少しずつ変動する。
【０００４】
このため、上記シートロールの径の変化が生じても張力がほぼ一定となるように調整するシート張力調整装置が実公平１−３６８３２号公報により提案されている。この公報によるシート張力調整装置は、シートロールをロール支持筒に着脱自在に嵌合装着し、シートロール側方に複数の巻径検出センサを径方向に配置し、この検出センサの信号によりロール支持筒内部に設けた電磁力を調整してロール径が小さくなるにつれて段階的にブレーキ力（負荷力）を弱めることにより張力を一定となるように調整している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のシート張力調整装置では、シートの使用による巻取量の変化を径方向に配置した巻径検出センサで段階的に検出する方式を採用しているため、検出センサのランクが切替わる径になると、芯管軸の偏心、シートの重量、巻き歪みなどの原因により電磁ブレーキのブレーキ力ランクが１回転毎に上下に変動するバイブレーション現象が生じる。
【０００６】
このため、張力変動によりシートを２つ折りした際にシートの縁部が正確に重ならない、いわゆる頁ずれが生じ、包装不良部分が生じることがある。又、ブレーキ力のランクが急激に変動するため幅方向に裂傷が生じたりすることもある。
【０００７】
検出センサの誤動作の原因は、上記以外にも、光反射式のものを用いていることによるものもある。薬剤包装装置に使用されるシートの材料として、グラン紙（半透明）、セロポリ紙（透明）等種々のものがあるが、これらシートの端面位置が各層毎に微妙に変化すると反射される反射光の戻りが異なり信号として検出されないため検出精度が悪化したり、特にセロポリ紙では湿度変化による影響が大きいため蛇行巻きされ易く、端面の凹凸が原因で検出精度が悪くなることもある。
【０００８】
さらに、シートを２つ折りする位置より上流側に一般には分包紙に印字するためのサーマルプリンタが設けられるが、このサーマルプリンタにおいて印字ドットの欠けや印字装置の残量表示機構が、バイブレーション現象によりランプの耐久性の低下を起こしたりする。
【０００９】
そこで、この発明は、シートロールにかける負荷力がシートロールに回転毎に大小に変動しないようにして、シートの裂傷や包装不良を抑えることを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係るシート張力調整方法は、
シートロール用巻芯にシートを巻いたシートロールを支持手段に着脱自在かつ回動自在に支持し、上記シートロールから引き出されるシートの張力を調整するシート張力調整方法において、
上記巻芯に設けたデータ記憶手段にシートの巻取量をデータとして記憶し、
上記巻芯のデータ記憶手段から巻取量データを読み取り、
上記シートロールのシートの引出量を測定し、
上記巻取量データと上記引出量データとに基づいてシートの引き出しに伴なうシートロールの回転に対して負荷をかけ、
上記シートロールを上記支持手段から取り外すときに、その時点のシートの残量を上記巻芯のデータ記憶手段に書き込むようにしている。
【００１１】
この発明に係るシート張力調整方法においては、測定したシートの引出量と巻芯へのシートの巻取量とに基づいてシートロールの回転に対して負荷をかけるようにしたので、シートロールの巻径を検出するセンサが不要となる。このシートロールにかける負荷については、巻取量から引出量を差し引いて使用中のシートロールにおけるシートの残量を求め、この残量とシートの厚みとからシートロールの巻径を算出して、この巻径に応じた負荷力をかけるようにしてもよいし、巻取量と引出量とから適切な負荷力を求める式や表を予め設定しておくようにしてもよい。
【００１２】
また、シートロールを外すときに、その時点のシートの残量を巻芯のデータ記憶手段に記憶させるようにしたので、シートロールを途中で外し、後にそのシートロールを再び使用する場合にも、巻芯のデータ記憶手段からシートの残量を読み出し処理することによって適切な負荷をかけることができる。
【００１３】
また、本発明にかかるシート張力調整装置は、
シートの巻取量をデータとして記憶し送信するデータ記憶手段を備えたシートロール用巻芯と、
この巻芯を着脱自在かつ回動自在に支持する手段と、
上記巻芯のデータ記憶手段からの巻取量データを受けるデータ通信手段と、
上記シートロールのシートの引出量を測定する手段と、
シートの引き出しに伴なうシートロールの回転に対して負荷をかける手段と、
このシートロールの回転にかける負荷力を上記データ通信手段からの巻取量データと上記測定手段からの引出量データとに基づいて調整する手段と、
上記シートロールを上記支持手段から取り外すときに、その時点のシートの残量を上記巻芯のデータ記憶手段に書き込む手段とからなる。
さらに、上記シート張力調整方法の実施に使用するシートロール用巻芯は、シートの巻取量をデータとして記憶し送信するデータ記憶手段を備えている。ここで、上記データ記憶手段はトランスポンダである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
この発明に係るシートロールの巻芯及びシート張力調整装置の実施の一形態を添付図面に基づいて説明する。
【００１５】
図１は薬剤分包機の主として給紙部と分包部とを取り出した概略構成図である。給紙部は水平に支持された支持軸１に巻芯Ｐに薬剤分包用のシートをロール状に巻いたＲが回転自在に装着され、上記シートロールＲから引き出された包装シートＳが印字ユニット７、７ａ間と送りローラ２、３を通り、次の分包部へ供給されるように形成されている。
【００１６】
分包部は、三角板４で２つ折りにされた際にホッパ５から所定量の薬剤が投入された後ミシン目カッタを有する加熱ローラ６により所定間隔で幅方向と両側縁部とを帯状にヒートシールして分包袋Ｗを形成するように設けられている。なお、分包部はこれ以外の構成部材も多数あるが、複雑になるのを避けるため必要な部材のみを示している。
【００１７】
図２は給紙部にシートロールＲと巻芯Ｐを装着した状態の主縦断面図である。図示のように、支持軸１はその一端がナットにより支持板１１に取付固定された中心軸１ａと、これに一体に嵌合された外軸１ｂと、上記外軸１ｂの左右両端寄り位置に設けた軸受１２、１２を介して回転自在に取り付けられる中空軸１ｃとから成る。
【００１８】
１３は中心軸１ａの片端の軸ヘッド、１４は外軸１ｂの片端のフランジ部である。中空軸１ｃの反対側端にもフランジ部１５が設けられている。上記支持軸１に巻芯Ｐとこれに巻回されたシートロールＲが装着されると中空軸１ｃにより回転自在に支持されると共に、フランジ部１５の内径面に適宜間隔に配置された複数個の磁石１６とこれに対向して予め巻芯Ｐの端面円周に沿って配設させた強磁性体（鉄部）１７に対する吸着力により、装着された巻芯ＰとシートロールＲが中空軸１ｃに着脱自在に固定される。
【００１９】
上記中空軸１ｃにはモータブレーキ２０が係合し、このモータブレーキ２０が中空軸１ｃ及び巻芯Ｐの回転に対して負荷となるブレーキ力をかけることにより、シートロールＲから引き出される包装シートＳに適度な張力を付与している。モータブレーキ２０は支持板１１に取付けられており、図示しない伝動ベルトを介して歯車ユニット２１を回転させ、その出力軸上に設けたピニオン２２が、フランジ部１５の外端面に設けた大歯車２３に係合してシートロール１２の回転に対してブレーキ力を与えるようになっている。
【００２０】
モータブレーキ２０は、小さな交流モータ（ＡＣ）であり、供給電源として直流電圧を加えることによりブレーキ力を与えるように使用される。この場合、後で説明するように、直流の印加電圧を変化させて繰り出される包装シートＳの張力の大きさに応じてブレーキ力を変化させる。なお、符号１２はベアリングである。
【００２１】
また、巻芯Ｐには、巻き取ったシートの巻取量を記憶するトランスポンダ４３が埋込まれている。
【００２２】
このトランスポンダ４３は、図３に示すように、フェライトアンテナ４６とＩＣチップ４７及び電源用コンデンサ４８とを硬質ガラス製のチューブ４ａに封入したもので、代表的なカプセル剤とよく似た形状となっている。また、前記ＩＣチップ４７には不揮発性のメモリと、通信に必要な制御回路等が形成されており、送・受信電波によってメモリにコード化した分包情報の読取り／書込みが繰り返し行えるようになっている。さらに、ＩＣチップ４７はＣ−ＭＯＳのＩＣとして極低消費電力化を図り、図４のブロック図に示すように、電源用コンデンサ４８によって受信電波から電力を得られるようにして無電源化を図っている。このため、このトランスポンダ４３は電力の補充なしに繰り返し使用することができる。そして、このトランスポンダ４３は、上記のメモリに巻芯Ｐの包装シートＳの巻取量が書き込まれ、この初期値として通常出荷時のシートロールＲにおける巻取量を記憶する。シートロールＲの出荷時に巻取量データを書き込むには、次のような方法による。まず、▲１▼工場でトランスポンダ４３に巻取量データ書込装置から電波を送信して電力を与える。▲２▼すると、与えられた電力によりトランスポンダ４３が起動してＲＥＡＤＹ信号を発信する。▲３▼このＲＥＡＤＹ信号を受け取ることにより、巻取量データ書込装置は、トランスポンダ４３が起動しておりデータの書込可能な状態であることを確認する。▲４▼この後、巻取量データ書込装置からシートの初期巻取量を表わすデータを送信して、トランスポンダ４３のメモリへ書き込むのである。
【００２３】
図５は給紙部から包装シートを分包部へ送り薬剤を分包する装置の主要部材を制御する回路の概略ブロック図である。制御回路３０は、エンドセンサ３１からの信号、送りローラ３に設けられたロータリエンコーダ３２からの信号、あるいは加熱ローラ６の軸に連結されるモータ６ａの出力軸上でその回転数を計測する回転数カウンタ３３からの信号のいずれかによりモータブレーキ２０へブレーキ力を与えるための制御指令、及びモータ６ａへの制御指令を出力するように構成されている。なお、３４は外部からデータを入力するための入力部である。
【００２４】
また、制御回路３０には、巻芯Ｐ内のトランスポンダ４３に対して包装シート５の巻取量の読み取りや書き込みを随時行うデータ通信用のＲＷユニット３５が接続されている。
【００２５】
このＲＷユニット３５は、図４に示すように、ＲＦモジュール３６とコントロールモジュール３７とで構成されており、コントロールモジュール３７は送／受信用デコード回路を有し、書込み時には、制御回路３０から送られる巻取の残量（後述する）をトランスポンダ４３との間で決められた所定のデータ書込み用の通信手順に従った送信信号を作成し、ＲＦモジュール３６がその送信信号を所定の周波数の例えば、ＦＳＫ信号に変調した送信電波をアンテナ３８から送信して、巻取りの残量を、トランスポンダ４３のメモリに書き込む。また、読取り時には、アンテナ３８が受信したトランスポンダ４３からの送信信号をＲＦモジュールが復調し、復調した信号をコントロールモジュール３７がデジタル信号に変換することによって、トランスポンダ４３のメモリからシートロールＲの巻取量を読み取るのである。
【００２６】
シートロールＲを支持軸１にセットしたときは、ＲＷユニット３５は、以下の要領でシートロールＲの巻取量をトランスポンダ４３から読み取る。
【００２７】
▲１▼まず、ＲＦモジュール３６からトランスポンダ４３に送信要求信号を発信して、応答用エネルギーをトランスポンダ４３に与える。すると、トランスポンダ４３は、そのエネルギーより動作を開始し、送信要求信号に応答してメモリー内の巻取量のデータの送信を行うので、▲２▼上記送信状態から受信状態に切り替わってトランスポンダ４３からの信号を受信する。▲３▼受信信号を受信すると巻取量を読みとりデジタル信号に変換（エンコード）し、制御回路３０に伝送する。
【００２８】
以上の構成とした薬剤分包記のシート張力調整装置によりシート張力を次のように調整しながら薬剤の分包作業が行われる。
【００２９】
このシート張力調整装置では給紙部にセットされるシートロールＲは、最小径ｄ_min（実質は巻芯Ｐの径と略同一）が予め分かっているものとし、ロータリエンコーダ３２からの測長信号によってモータブレーキ２０のブレーキ力を制御してシートロールＲの直径ｄの変化に応じて以下の要領で最適なブレーキ力で張力調整を行う。
【００３０】
未使用のシートロールＲを支持軸１にセットすると、まず制御回路３０が、磁石１６と強磁性体１７との接合を検知してトランスポンダ４３をＲＷユニット３５を介して励起し、この励起したトランスポンダ４３から出荷時の包装シート５の巻取量Ｌ_maxを読み取る。ここで、包装シートＳの巻取量Ｌは、シートＳの厚みをγとして、
【００３１】
【数１】

【００３２】
で表され、一方シートロールＲの巻径ｄは、
ｄ＝ｄ_min＋２ｎγ ……(2)
で表される。
上記(1) 、(2) 式よりｎを消去すると、
ｄ＝２Ｌ／ｎπ−２γ−ｄ_min
となる。
【００３３】
したがって、ロータリエンコーダ３２により包装シートＳの引出量Ｌｐが測定されると、シートロールＲにおける包装シートＳの巻取の残量は、Ｌ_max−Ｌｐとなるから、
ｄ＝２（Ｌ_max−Ｌｐ）／ｎπ−２γ−ｄ_min
により、包装シートＳをＬｐだけ引き出したときのシートロールＲの巻径ｄが求められる。
【００３４】
そして、シートロールの巻径ｄが得られたら、この巻径ｄに基づいて以下の要領でモータブレーキ２０の印加電圧を変化させて、シートロールＲの回転に対するブレーキ力を調整する。
【００３５】
まず、未使用の完全なシートロールＲを支持軸１に装着した場合には、ＲＷユニット３５を介してシートロールＲのトランスポンダ４３から包装シートＳの巻取量Ｌ_maxを読み取ると共にトランスポンダ４３に装着時（日付と時刻）を書き込む。そして、制御回路３０は、▲１▼エンドセンサ３１の作動検出 ▲２▼ジョイントシールの作動検出 ▲３▼インチングの作動検出 ▲４▼シートロールの逆回転検出を行い、▲１▼〜▲４▼のいずれかが検出されると、特殊モードと認識し、通常に包装シートＳを送り出す通常モードに入り易くするための予備的な行為を行う。シートロールＲの装着時にはエンドセンサ３１が作動するので特殊モードと認識される。なお、ジョイントシールの作動とは、１つのシートロールＲが消費されシート切れとなっている間に、次のシートロールＲを給紙部にセットし前のシートロールＲとの連結動作をすることである。
【００３６】
特殊モードが認識されると、図６に示すように、モータブレーキ２０に最大の直流電圧Ｖ_sを印加して、シートロールＲの回転に最大のブレーキ力をかける。この状態でインチング動作を行いながら包装シートＳを順次引き出しエンドセンサ３１を通過させ加熱ローラ６間に差し入れて包装シートＳを包装機にたわみなくセットする。そしてインチングを停止させると、上記▲１▼〜▲４▼のいずれも検出されなくなるので、通常モードとなって、シートロールＲから包装シートＳが引き出されて包装機での薬剤の包装に供される。このとき、図６に示すように、通常モードへの切り替わりと同時にモータブレーキ２０への印加電圧をシートロールＲの巻径ｄ₀に合うような電圧Ｖ₀に低下させて、包装シートＳを適度に緊張した状態でスムーズに引き出されるようにする。
【００３７】
制御回路３０は、適時のサイクルでシートロールＲの巻取量Ｌ_maxをロータリエンコーダ３２により得られる引出量ＬｐとからシートロールＲの巻径ｄを計算しており、シートロールＲから包装シートＳが引き出されてシートロールＲの巻径ｄが小さくなると、図６に示すように、その巻径ｄに合うブレーキ力をかけるためにモータブレーキ２０への印加電圧を随時低減させる。
【００３８】
したがって、このシート張力調整装置によれば、常に適切な張力で包装シートＳが引き出されるので、包装シートＳの裂傷や二ツ折り時のずれによる包装不良を抑えることができるのである。モータブレーキ２０への印加電圧は、図６のように連続的に変化させるようにしてもよいし、ステップ状に変化させるようにしてもよい。
【００３９】
また、各種の点検や包装機の清掃等によりシートロールＲを支持軸１から一旦取り外す場合には、制御回路３０は、ＲＷユニット３５を介してシートロールＲの巻芯Ｐ内のトランスポンダ４３を励起して、このトランスポンダ４３に、取り外し時（日付と時刻）とその時の包装シートＳの巻取の残量Ｌとを書き込む。そして、取り外したシートロールＲを支持軸１に再装着すると、まず特殊モードとなった後に、未使用のシートロールＲの時と同様の手順で、制御回路３０がシートロールＲのトランスポンダ４３から取り外し時の包装シートＳの残量Ｌを読み取ると共にトランスポンダ４３に再装着時（日付と時刻）を書き込み、シートロールＲの巻径ｄ₁を計算して、この巻径ｄ₁に合う電圧Ｖ₁をモータブレーキ２０に印加する。なお、再装着時直後の特殊モードのときは、最大電圧Ｖ_sが印加される。そして、制御回路３０が随時巻径ｄを計算して、その巻径ｄに合う印加電圧に変化させるのである。さらに、次に再び中途でシートロールＲを支持軸１から取り外して再々装着する場合も、同様にシートロールＲの巻径ｄ₂に合う電圧Ｖ₂が印加されて適切なブレーキ力がシートロールＲの回転にかかるのである。
【００４０】
このように、このシート張力調整装置は、途中まで使用していたシートロールＲを装着した場合でも、その巻径ｄ₁、ｄ₂に合った適切な張力を包装シートＳにかけることができるのである。
【００４１】
また、シートロールＲのトランスポンダ４３に支持軸１への装着時と取り外し時が書き込まれるので、シートロールＲのメーカーにとっては、包装シートＳが全て引き出された後の巻芯Ｐを回収し、そのトランスポンダ４３に記憶されている装着時及び取り外し時を解析することによって、病院ごとの包装シートＳの消費具合が明確に把握できるので、病院ごとのシートロールＲの供給プランがたて易くなる。
【００４２】
なお、図２及び図３に示す磁石２４とホール素子センサ２５、及び近接スイッチ２６と突起２７については、磁石２４及びホール素子センサ２５が回転角度センサを構成し、近接スイッチ２６及び突起２７がシートずれ検出センサを構成している。そして、これらセンサの信号が、図５に示すように、制御回路に入力され処理することによって、巻芯Ｐや包装シートＳの滑りに起因する張力のずれが制御されるのである。詳細は本出願人がした特願平８−２５０４９２号の明細書及び図面を参照されたい。
【００４３】
この実施形態では、シート張力調整装置を薬剤包装機に組み込んで両者を１個の制御回路３０で制御することとしたが、シート張力調整装置と薬剤包装機を互いに切り離すようにし、別体の制御回路でそれぞれ制御するようにしてもよい。また、巻芯Ｐに設ける記憶手段は、トランスポンダ４３のような非接触データ通信ができるようなものでもよいし、コネクタ等で接触してデータ通信を行うＩＣデバイスのようなものでもよい。この場合は、ＩＣデバイス等にコネクタ等を介してシート張力調整装置から給電されることとなる。
【００４４】
【発明の効果】
この発明に係るシート張力調整方法、シート張力調整装置およびシートロール用巻芯は、以上のように構成されているので、たとえ中途のシートロールを装着したとしても、その巻径に応じた適切な張力でシートを引き出すことができると共に、この張力のためにシートロールへかける負荷力がシートロールの回転毎に大小に変動することもなくシートの裂傷や包装不良を抑えることができる。
【００４５】
また、シートロールのメーカーは、巻芯を回収してデータ記憶手段内のデータを解析することによって、顧客毎のシートの消費具合を明確にすることができるので、シートロールの供給プランや営業戦略に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】シートロールの引出状態の説明図
【図２】シートロールの支持部分を示す断面図
【図３】トランスポンダの斜視図
【図４】トランスポンダのブロック図
【図５】シート張力調整装置及び包装機のブロック図
【図６】モータブレーキへの印加電圧を示すグラフ
【符号の説明】
１支持軸
２０モータブレーキ
３０制御回路
３２ロータリエンコーダ
３５ＲＷユニット
４３トランスポンダ
Ｐ巻芯
Ｒシートロール
Ｓ包装シート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sheet tension adjusting method, a sheet tension adjusting device, and a sheet roll core for pulling out a sheet from a sheet roll in a properly tensioned state.
[0002]
[Prior art]
As a medicine packaging device, a sealing device is provided in a transfer path for drawing and transferring a sheet from a sheet supply unit that rotatably supports a sheet roll on which a sheet of heat-fusible packaging paper is wound. It is known that the sheet is folded in two on the upstream side and the medicine is supplied between them, and then the sheet is heated and fused in a band shape to the width direction and both side edges by a sealing device to wrap the medicine. Yes.
[0003]
When the sheet is no longer used, it is replaced with a new sheet roll, and the sheet is pulled out from the new roll and set in the packaging device. The sheet pulled out from the sheet roll is not folded in exactly two when being folded in the second rim, and is always subjected to a certain tension so as not to be fused in a slightly deviated state. Although it is preferable to pull out in a tensioned state, the pulling tension also varies little by little because the roll diameter actually changes according to the pulling amount of the sheet.
[0004]
For this reason, Japanese Utility Model Publication No. 1-36832 proposes a sheet tension adjusting device that adjusts the tension to be substantially constant even when the diameter of the sheet roll changes. In the sheet tension adjusting device according to this publication, a sheet roll is detachably fitted to and mounted on a roll support cylinder, and a plurality of winding diameter detection sensors are arranged in the radial direction on the side of the sheet roll, and the roll is supported by a signal of the detection sensor. The tension is adjusted to be constant by gradually decreasing the brake force (load force) as the roll diameter decreases by adjusting the electromagnetic force provided inside the cylinder.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional sheet tension adjusting device described above employs a method in which a change in the winding amount due to the use of the sheet is detected stepwise by a winding diameter detection sensor arranged in the radial direction, the rank of the detection sensor is When the diameter is switched, a vibration phenomenon occurs in which the brake force rank of the electromagnetic brake fluctuates up and down every rotation due to the eccentricity of the core tube shaft, the weight of the seat, the winding distortion, and the like.
[0006]
For this reason, when the sheet is folded in half due to fluctuations in tension, the edges of the sheets do not overlap accurately, so-called page misalignment may occur, resulting in defective packaging. In addition, since the rank of the braking force changes rapidly, a laceration may occur in the width direction.
[0007]
In addition to the above, the cause of malfunction of the detection sensor may be due to the use of a light reflection type. There are various materials such as gran paper (semi-transparent) and cello-poly paper (transparent) as materials for sheets used in drug packaging equipment. Reflected light that is reflected when the end face position of these sheets changes slightly for each layer. However, the detection accuracy is deteriorated because it is not detected as a signal. In particular, in the case of cellopoly paper, the influence of the humidity change is large, so that it is easy to wind meandering, and the detection accuracy may be deteriorated due to the unevenness of the end face.
[0008]
In addition, a thermal printer for printing on a wrapping paper is generally provided upstream from the position at which the sheet is folded in half. In this thermal printer, the missing print dots and the remaining amount display mechanism of the printing device are caused by the vibration phenomenon. The durability of the lamp may be reduced.
[0009]
Accordingly, an object of the present invention is to prevent sheet tearing and packaging defects by preventing the load force applied to the sheet roll from fluctuating with the rotation of the sheet roll.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the sheet tension adjusting method according to the present invention is:
In a sheet tension adjusting method for supporting a sheet roll, in which a sheet is wound around a sheet roll core, detachably and rotatably supported by a support means, and adjusting the tension of the sheet drawn from the sheet roll,
The sheet storage amount is stored as data in the data storage means provided on the winding core,
Read the winding amount data from the data storage means of the core,
Measure the sheet withdrawal amount of the sheet roll,
Based on the winding amount data and the withdrawal amount data, a load is applied to the rotation of the sheet roll accompanying the withdrawal of the sheet ,
When the sheet roll is removed from the support means, the remaining amount of the sheet at that time is written in the data storage means of the core .
[0011]
In the sheet tension adjusting method according to the present invention, since the load is applied to the rotation of the sheet roll based on the measured amount of the drawn sheet and the amount of the sheet wound on the core, the sheet roll is wound. A sensor for detecting the diameter becomes unnecessary. For the load applied to this sheet roll, subtract the withdrawal amount from the winding amount to obtain the remaining amount of the sheet in use, calculate the winding diameter of the sheet roll from this remaining amount and the thickness of the sheet, You may make it apply the load force according to this winding diameter, and you may make it preset the formula and table | surface which calculate | require suitable load force from the winding amount and the drawing-out amount.
[0012]
In addition, when removing the sheet roll, the remaining amount of the sheet at that time is stored in the data storage means of the core, so when removing the sheet roll in the middle and using the sheet roll again later, An appropriate load can be applied by reading out the remaining amount of the sheet from the data storage means of the core.
[0013]
The sheet tension adjusting device according to the present invention is
A sheet roll core provided with data storage means for storing and transmitting the winding amount of the sheet as data;
Means for detachably and rotatably supporting the winding core;
Data communication means for receiving winding amount data from the core data storage means;
Means for measuring the withdrawal amount of the sheet of the sheet roll;
Means for applying a load to the rotation of the sheet roll accompanying the drawing of the sheet;
Means for adjusting the load force applied to the rotation of the sheet roll based on the winding amount data from the data communication means and the withdrawal amount data from the measuring means ;
When the sheet roll is removed from the support means, the sheet remaining amount at that time is written in the data storage means of the core .
Further, the sheet roll core used for carrying out the sheet tension adjusting method includes data storage means for storing and transmitting the sheet winding amount as data. Here, the data storage means is a transponder.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a sheet roll core and a sheet tension adjusting device according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0015]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram in which a sheet feeding unit and a packaging unit are mainly taken out from the medicine packaging machine. The paper feeding unit is mounted on a support shaft 1 that is horizontally supported, and a roll R of a medicine packaging sheet wound around a core P is rotatably mounted, and a packaging sheet S drawn from the sheet roll R is printed. It is formed so as to be supplied to the next wrapping portion through between the units 7 and 7a and the

feed rollers

2 and 3.
[0016]
When the packaging part is folded in half by the triangular plate 4, a predetermined amount of medicine is introduced from the hopper 5, and then the heating roller 6 having a perforated cutter heats the width direction and both side edges in a strip shape at predetermined intervals. It is provided so as to form a packaging bag W by sealing. In addition, the packaging part has many other constituent members, but only necessary members are shown to avoid complexity.
[0017]
FIG. 2 is a main longitudinal sectional view of the sheet feeding unit with the sheet roll R and the core P mounted thereon. As shown in the figure, the support shaft 1 has a central shaft 1a, one end of which is fixedly attached to the support plate 11 by a nut, an outer shaft 1b fitted integrally therewith, and positions near the left and right ends of the outer shaft 1b. It comprises a hollow shaft 1c that is rotatably mounted via provided

bearings

12 and 12.
[0018]
Reference numeral 13 denotes a shaft head at one end of the central shaft 1a, and reference numeral 14 denotes a flange portion at one end of the outer shaft 1b. A flange portion 15 is also provided at the opposite end of the hollow shaft 1c. A plurality of cores P and a sheet roll R wound around the support shaft 1 are rotatably supported by the hollow shaft 1c and arranged on the inner surface of the flange portion 15 at appropriate intervals. The core P and the sheet roll R mounted on the hollow shaft are attracted to the magnet 16 and the ferromagnetic material (iron portion) 17 that is disposed in advance and along the circumference of the end face of the core P in opposition thereto. It is detachably fixed to 1c.
[0019]
A motor brake 20 is engaged with the hollow shaft 1c, and the motor brake 20 applies a braking force as a load to the rotation of the hollow shaft 1c and the winding core P, whereby the packaging sheet S pulled out from the sheet roll R is applied. Appropriate tension is applied. The motor brake 20 is attached to the support plate 11, rotates a gear unit 21 via a transmission belt (not shown), and a pinion 22 provided on the output shaft thereof is a large gear 23 provided on the outer end surface of the flange portion 15. And a braking force is applied to the rotation of the sheet roll 12.
[0020]
The motor brake 20 is a small AC motor (AC), and is used to apply a braking force by applying a DC voltage as a power supply. In this case, as will be described later, the braking force is changed according to the magnitude of the tension of the packaging sheet S fed out by changing the DC applied voltage. Reference numeral 12 denotes a bearing.
[0021]
The core P is embedded with a transponder 43 that stores the winding amount of the wound sheet.
[0022]
As shown in FIG. 3, the transponder 43 has a ferrite antenna 46, an IC chip 47, and a power supply capacitor 48 sealed in a hard glass tube 4a, and has a shape very similar to a typical capsule. ing. Further, the IC chip 47 is formed with a non-volatile memory, a control circuit necessary for communication, and the like, so that it is possible to repeatedly read / write packaged information encoded in the memory by transmission / reception radio waves. ing. In addition, the IC chip 47 is a C-MOS IC that achieves extremely low power consumption, and as shown in the block diagram of FIG. ing. For this reason, the transponder 43 can be used repeatedly without replenishing power. The transponder 43 stores the winding amount of the packaging sheet S of the core P in the memory, and stores the winding amount of the sheet roll R at the time of normal shipment as the initial value. In order to write the winding amount data when the sheet roll R is shipped, the following method is used. First, {circle over (1)} a radio wave is transmitted from the winding amount data writing device to the transponder 43 at a factory to give power. (2) When this occurs, the transponder 43 is activated by the applied power and transmits a READY signal. (3) Upon receiving this READY signal, the winding amount data writing device confirms that the transponder 43 is activated and that data can be written. (4) Thereafter, data representing the initial winding amount of the sheet is transmitted from the winding amount data writing device and written into the memory of the transponder 43.
[0023]
FIG. 5 is a schematic block diagram of a circuit for controlling main members of an apparatus for delivering a packaging sheet from a paper feeding unit to a packaging unit and packaging the medicine. The control circuit 30 rotates the signal from the end sensor 31, the signal from the rotary encoder 32 provided on the feed roller 3, or the rotation number on the output shaft of the motor 6 a connected to the shaft of the heating roller 6. A control command for applying a braking force to the motor brake 20 and a control command for the motor 6a are output by any one of the signals from the number counter 33. Reference numeral 34 denotes an input unit for inputting data from the outside.
[0024]
The control circuit 30 is connected to an RW unit 35 for data communication that reads and writes the winding amount of the packaging sheet 5 to the transponder 43 in the core P as needed.
[0025]
As shown in FIG. 4, the RW unit 35 includes an RF module 36 and a control module 37. The control module 37 has a transmission / reception decoding circuit, and is sent from the control circuit 30 at the time of writing. A transmission signal is generated in accordance with a predetermined data writing communication procedure determined with the transponder 43 for the remaining amount of winding (described later), and the RF module 36 transmits the transmission signal at a predetermined frequency, for example, The transmission radio wave modulated into the FSK signal is transmitted from the antenna 38 and the remaining winding amount is written in the memory of the transponder 43. At the time of reading, the RF module demodulates the transmission signal from the transponder 43 received by the antenna 38, and the control module 37 converts the demodulated signal into a digital signal, whereby the sheet roll R is wound from the memory of the transponder 43. Read the quantity.
[0026]
When the sheet roll R is set on the support shaft 1, the RW unit 35 reads the winding amount of the sheet roll R from the transponder 43 in the following manner.
[0027]
(1) First, a transmission request signal is transmitted from the RF module 36 to the transponder 43, and response energy is given to the transponder 43. Then, the transponder 43 starts operation from the energy and transmits the winding amount data in the memory in response to the transmission request signal. (2) The transponder 43 switches from the transmission state to the reception state and The signal is received. (3) When the received signal is received, the winding amount is read, converted into a digital signal (encoded), and transmitted to the control circuit 30.
[0028]
The medicine packaging operation is performed while adjusting the sheet tension as follows using the sheet tension adjusting device for medicine packaging described above.
[0029]
In this sheet tension adjusting device, it is assumed that the sheet roll R set in the sheet feeding unit has a minimum diameter d _min (substantially the same as the diameter of the core P) known in advance, and a length measurement signal from the rotary encoder 32. Thus, the brake force of the motor brake 20 is controlled to adjust the tension with the optimum brake force in the following manner according to the change in the diameter d of the sheet roll R.
[0030]
When the unused sheet roll R is set on the support shaft 1, the control circuit 30 first detects the joining of the magnet 16 and the ferromagnetic material 17 and excites the transponder 43 via the RW unit 35, and this excited transponder 43, the winding amount L _max of the packaging sheet 5 at the time of shipment is read. Here, the winding amount L of the packaging sheet S is γ as the thickness of the sheet S,
[0031]
[Expression 1]

[0032]
On the other hand, the winding diameter d of the sheet roll R is
d = d _min + 2nγ (2)
It is represented by
If n is deleted from the above equations (1) and (2),
d = 2L / nπ-2γ-d _min
It becomes.
[0033]
Therefore, when the amount Lp of the packaging sheet S is measured by the rotary encoder 32, the remaining amount of winding of the packaging sheet S in the sheet roll R becomes L _max −Lp.
d = 2 (L _max −Lp) / nπ−2γ−d _min
Thus, the winding diameter d of the sheet roll R when the packaging sheet S is pulled out by Lp is obtained.
[0034]
And if the winding diameter d of a sheet roll is obtained, the applied voltage of the motor brake 20 will be changed based on this winding diameter d as follows, and the braking force with respect to rotation of the sheet roll R will be adjusted.
[0035]
First, when an unused complete sheet roll R is mounted on the support shaft 1, the winding amount L _max of the packaging sheet S is read from the transponder 43 of the sheet roll R via the RW unit 35 and mounted on the transponder 43. Write the time (date and time). Then, the control circuit 30 (1) detects the operation of the end sensor 31 (2) detects the operation of the joint seal (3) detects the operation of the inching (4) detects the reverse rotation of the sheet roll, and (1) to (4) When any of the above is detected, the special mode is recognized, and a preliminary action is performed to make it easier to enter the normal mode in which the packaging sheet S is normally sent out. Since the end sensor 31 operates when the sheet roll R is mounted, it is recognized as a special mode. The operation of the joint seal means that the next sheet roll R is set in the paper feeding unit and connected to the previous sheet roll R while one sheet roll R is consumed and the sheet is out of service. It is.
[0036]
When special mode is recognized, as shown in FIG. 6, by applying a maximum DC voltage V _s to the motor brake 20 applies a maximum braking force to the rotation of the sheet roll R. While performing the inching operation in this state, the packaging sheets S are sequentially pulled out, passed through the end sensor 31 and inserted between the heating rollers 6, and the packaging sheet S is set in the packaging machine without bending. When the inching is stopped, none of the above (1) to (4) is detected, so that the normal mode is set, and the packaging sheet S is pulled out from the sheet roll R and used for packaging the medicine in the packaging machine. The At this time, as shown in FIG. 6, simultaneously with switching to the normal mode, the voltage applied to the motor brake 20 is reduced to a voltage V ₀ that matches the winding diameter d ₀ of the sheet roll R, so that the packaging sheet S is appropriately So that it can be pulled out smoothly under tension.
[0037]
The control circuit 30 is to calculate the winding diameter d of the winding amount L _max sheet from the extraction amount Lp obtained by the rotary encoder 32 rolls R of sheet roll R in a timely cycle, the packaging sheet S from the sheet roll R Is pulled out and the winding diameter d of the sheet roll R is reduced, as shown in FIG. 6, the applied voltage to the motor brake 20 is reduced at any time in order to apply a braking force that matches the winding diameter d.
[0038]
Therefore, according to this sheet tension adjusting device, since the packaging sheet S is always pulled out with an appropriate tension, it is possible to suppress a packaging defect due to a laceration of the packaging sheet S or a shift at the time of two-folding. The voltage applied to the motor brake 20 may be continuously changed as shown in FIG. 6 or may be changed stepwise.
[0039]
When the sheet roll R is once removed from the support shaft 1 due to various inspections or cleaning of the packaging machine, the control circuit 30 excites the transponder 43 in the core P of the sheet roll R via the RW unit 35. Then, the removal time (date and time) and the remaining amount L of winding of the packaging sheet S at that time are written in the transponder 43. When the removed sheet roll R is remounted on the support shaft 1, first, after entering the special mode, the control circuit 30 is detached from the transponder 43 of the sheet roll R in the same procedure as that for the unused sheet roll R. remounting when the transponder 43 with reading the remaining amount L of the packaging sheet S when write (date and time), to calculate the winding diameter d ₁ of the sheet roll R, the voltages V ₁ to fit this winding diameter d ₁ Applied to the motor brake 20. In the special mode immediately after remounting, the maximum voltage V _s is applied. Then, the control circuit 30 calculates the winding diameter d at any time and changes the applied voltage to match the winding diameter d. Further, when the sheet roll R is removed from the support shaft 1 and then remounted again halfway, a voltage V ₂ that matches the winding diameter d ₂ of the sheet roll R is applied in the same way, and an appropriate braking force is applied. It takes a turn.
[0040]
As described above, the sheet tension adjusting device can apply an appropriate tension to the packaging sheet S according to the winding diameters d ₁ and d ₂ even when the sheet roll R that has been used halfway is mounted. is there.
[0041]
In addition, since the time when the sheet roll R is attached to and removed from the support shaft 1 is written in the transponder 43 of the sheet roll R, the maker of the sheet roll R collects the core P after the packaging sheet S has been pulled out, By analyzing the mounting and removal times stored in the transponder 43, it is possible to clearly grasp the consumption of the packaging sheet S for each hospital, so that it becomes easy to make a supply plan for the sheet roll R for each hospital.
[0042]
2 and 3, the magnet 24 and the Hall element sensor 25 constitute a rotation angle sensor, and the proximity switch 26 and the protrusion 27 are sheets. A deviation detection sensor is configured. Then, as shown in FIG. 5, the signals of these sensors are input to the control circuit and processed, whereby the tension deviation due to the slippage of the core P and the packaging sheet S is controlled. For details, refer to the specification and drawings of Japanese Patent Application No. 8-250492 filed by the present applicant.
[0043]
In this embodiment, the sheet tension adjusting device is incorporated in the medicine packaging machine and both are controlled by one control circuit 30. However, the sheet tension adjusting device and the medicine packaging machine are separated from each other, and separate control is performed. Each may be controlled by a circuit. The storage means provided in the core P may be a device such as the transponder 43 that can perform non-contact data communication, or may be a device such as an IC device that performs data communication by contacting with a connector or the like. In this case, power is supplied to the IC device or the like from the sheet tension adjusting device via a connector or the like.
[0044]
【The invention's effect】
Since the sheet tension adjusting method, the sheet tension adjusting device, and the sheet roll core according to the present invention are configured as described above, even if an intermediate sheet roll is mounted, the sheet tension adjusting apparatus and the sheet roll adjusting core are suitable for the winding diameter. The sheet can be pulled out by the tension, and the load force applied to the sheet roll due to the tension does not fluctuate with the rotation of the sheet roll, so that the sheet tear and the packaging failure can be suppressed.
[0045]
In addition, sheet roll manufacturers can clarify the consumption of sheets for each customer by collecting the core and analyzing the data in the data storage means, so sheet roll supply plans and sales strategies To help.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a state in which a sheet roll is pulled out. FIG. 2 is a cross-sectional view showing a support part of the sheet roll. FIG. 3 is a perspective view of a transponder. Block diagram of packaging machine [Fig. 6] Graph showing voltage applied to motor brake [Explanation of symbols]
1 support shaft 20 motor brake 30 control circuit 32 rotary encoder 35 RW unit 43 transponder P core R sheet roll S packaging sheet

Claims

In a sheet tension adjusting method for supporting a sheet roll, in which a sheet is wound around a sheet roll core, detachably and rotatably on a support means, and adjusting the tension of the sheet pulled out from the sheet roll,
The sheet storage amount is stored as data in the data storage means provided on the winding core,
Read the winding amount data from the data storage means of the core,
Measure the sheet withdrawal amount of the sheet roll,
Based on the winding amount data and the withdrawal amount data, a load is applied to the rotation of the sheet roll accompanying the withdrawal of the sheet ,
A sheet tension adjusting method, wherein when the sheet roll is removed from the support means, the remaining amount of the sheet at that time is written in the data storage means of the core .

Sheet tension adjusting method according to claim 1, wherein the writing at the time of mounting or removal of the said support means of said sheet roll, the date and time to the data storage means of the winding core.

A sheet roll core provided with data storage means for storing and transmitting the winding amount of the sheet as data;
Means for detachably and rotatably supporting the winding core;
Data communication means for receiving winding amount data from the core data storage means;
Means for measuring the withdrawal amount of the sheet of the sheet roll;
Means for applying a load to the rotation of the sheet roll accompanying the drawing of the sheet;
Means for adjusting the load force applied to the rotation of the sheet roll based on the winding amount data from the data communication means and the withdrawal amount data from the measuring means ;
And a means for writing the remaining amount of the sheet at that time into the data storage means of the core when the sheet roll is removed from the support means .

A roll for sheet roll used for carrying out the sheet tension adjusting method according to claim 1, further comprising data storage means for storing and transmitting a sheet winding amount as data. core.

5. The sheet roll core according to claim 4 , wherein the data storage means is a transponder.