JP4013566B2

JP4013566B2 - Rice washing processing equipment of rice washing rice cooker

Info

Publication number: JP4013566B2
Application number: JP2002024087A
Authority: JP
Inventors: 基之菊池; 正典井上; 聡一郎西村; 喜八郎長谷; 武志弓達
Original assignee: Iseki and Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd
Priority date: 2002-01-31
Filing date: 2002-01-31
Publication date: 2007-11-28
Anticipated expiration: 2022-01-31
Also published as: JP2003225577A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗米炊飯機の洗米処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
貯米手段、米の計量手段、洗米手段、炊飯手段、制御手段を有する洗米炊飯機において、洗米タンクには上部給水ルートを経て上部から給水すると共に、下部給水ルートを経て下部からも給水可能に構成し、洗米作業時には上部給水ルートから水を流下供給しながら、洗米タンク内に設けられている攪拌手段としての縦軸回りに回転する攪拌棒を回転させて洗米するものである。
【０００３】
そして、この洗米工程の際、洗米タンク内に設けられている攪拌棒を回転させて水流を起し洗米するがこの水流が弱く洗米能率が低いため、空気噴出管から空気を噴出させて気泡を発生させ洗米性能の向上を図ったものがあるが、その構成は所謂仕上げゆすぎ工程で水位がオーバーフローする状態下での空気噴出である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、上記従来装置にあっては、糠やごみの分離浮上の促進が低い問題点があった。そこで、この発明は、このような問題点を解消しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
このような問題点を解決するために、請求項１の発明は、洗米タンク（３）に所定量の米と水とを供給し攪拌手段（１７）によって攪拌しながら洗米した米を炊飯釜（６）に投下する洗米炊飯機の洗米処理装置において、洗米タンク（３）の下部に形成するホッパ状部の下方には、米粒を漏下させない網状体のフィルタ（１５）を内部に備えるジャケット部（３１）を接続し、前記ジャケット部（３１）には下部給水口（３０）から洗米タンク（３）内に給水する配水管（２６）と、ポンプ（３６）に連通して洗米タンク（３）内に空気を噴出する空気噴出管（３７）とを取り付け、前記配水管（２６）と空気噴出管（３７）は並列して設けると共に、ジャケット部（３１）の中心より偏芯した位置に設け、ジャケット部（３１）内に水と空気を噴出する構成とし、洗米タンク（３）の上部には上部給水口（２９）を設け、上部給水ルート及び下部給水ルートを経て上部及び下部から水を供給する構成とし、洗米タンク（３）はオーバーフロー管（４１）及び排水弁（４４）を経由して上部排水及び下部排水をする構成とし、攪拌手段（１７）によって攪拌する研米工程の後工程に洗米工程を設け、該洗米工程には洗米すべき米堆積高さよりもやや高い水位まで上下の給水ルートから給水しながら空気を噴出させる前気泡洗米工程と、該前気泡洗米工程の後工程にオーバーフローするまで下部給水ルートで給水しながら空気を噴出させる後気泡洗米工程とを設けることを特徴とする洗米炊飯機の洗米処理装置とする。
【０００６】
水と空気はそれぞれ配水管（２６）と空気噴出管（３７）からジャケット部（３１）内から洗米タンク（３）内に噴出される。
攪拌手段（１７）による研米工程後に洗米工程が行なわれ、洗米工程では、米体積高さよりやや高い水位に下部及び上部給水ルートから水を給水しながら空気を噴出して洗米する前気泡洗米工程を行なって、空気と水が混合された旋回流を生じさせて糠やごみの分離浮上を促進しながら水面に浮遊させる。その後、下部給水ルートから給水しながら空気を噴出して洗米する後気泡洗米工程を行い、糠やごみの分離浮遊を促進し水面に浮上したこれら糠等はオーバーフローして洗米タンク（３）外に排出される。
【０００７】
【０００８】
【０００９】
【００１０】
【発明の効果】
洗米タンク（３）に所定量の米と水とを供給し攪拌手段（１７）によって攪拌しながら洗米した米を炊飯釜（６）に投下する洗米炊飯機の洗米処理装置において、洗米タンク（３）の下部に形成するホッパ状部の下方には、米粒を漏下させない網状体のフィルタ（１５）を内部に備えるジャケット部（３１）を接続し、前記ジャケット部（３１）には下部給水口（３０）から洗米タンク（３）内に給水する配水管（２６）と、ポンプ（３６）に連通して洗米タンク（３）内に空気を噴出する空気噴出管（３７）とを取り付け、前記配水管（２６）と空気噴出管（３７）は並列して設けると共に、ジャケット部（３１）の中心より偏芯した位置に設け、ジャケット部（３１）内に水と空気を噴出する構成とし、洗米タンク（３）の上部には上部給水口（２９）を設け、上部給水ルート及び下部給水ルートを経て上部及び下部から水を供給する構成とし、洗米タンク（３）はオーバーフロー管（４１）及び排水弁（４４）を経由して上部排水及び下部排水をする構成とし、攪拌手段（１７）によって攪拌する研米工程の後工程に洗米工程を設け、該洗米工程には洗米すべき米堆積高さよりもやや高い水位まで上下の給水ルートから給水しながら空気を噴出させる前気泡洗米工程と、該前気泡洗米工程の後工程にオーバーフローするまで下部給水ルートで給水しながら空気を噴出させる後気泡洗米工程とを設けることで、研米工程による米同士の接触によって米表面からの糠等の剥離を促進し、洗米工程によって、糠・ごみの剥離を促進することができる。
【００１１】
また、前気泡洗米工程では、米体積高さよりやや高い水位に下部及び上部給水ルートから水を給水しながら空気を噴出して、空気と水が混合された旋回流を生じさせて洗米するものであり、糠やごみの米表面からの分離を促進し、その後行なう後気泡洗米工程では、分離浮遊して水面に浮上したこれら糠等を効率良くオーバーフローさせることができる。
【００１２】
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。大量の米飯を供給する食堂等において使用される炊飯装置の正面図を図１に、その側面図を図２に、また側面断面図を図３に、その概略の制御フローを図４に示す。
【００１４】
支持部材１の上部に貯米タンク２が設けられていて、貯米タンク２の下方に洗米タンク３を接続して設け、洗米タンク３の下方には、間隔をおいて炊飯装置本体５が配置され、炊飯装置本体５は炊飯釜６、釜加熱用バーナ７と引出式の架台１０等から構成されている。なお、炊飯装置本体は左右２連に設けられ、貯米タンク２と洗米タンク３の一体型タンクが支持部材１の台枠１ａに沿って左右に移動して炊飯装置の上位置に対向すべく移動しうる構成である。
【００１５】
貯米タンク２は、断面方形状の上部タンクと、ホッパ状の下部タンクとからなり、このホッパ状下部タンクの下端部に計量器１２（図３）が取り付けられている。該計量器１２は円筒部材からなり、モータ１２ａから図示省略の伝動装置を介して駆動され、貯米タンク２から円筒部材に一定量ずつ流下した米が充填される計量器１２を所定回転数だけ回転させることで、所定量の米を貯米タンク２から洗米タンク３に繰り出され、その繰り出し回数をカウントする回転センサ（図示せず）の検出によって所定量を供給できる構成としている。
【００１６】
洗米タンク３は、図３に示すように、天井部に上記計量器１２から供給される米を案内する受け筒部１３を備え、中間部に円筒状の胴部と、下部にホッパ状部を持つ構成である、洗米タンク３のホッパ状部の下方にジャケット部３１を接続し、ホッパ状部とジャケット部３１との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つ網状体からなるフィルタ１５を設けている。
【００１７】
洗米タンク３の中心部には鉛直方向の回転軸１６を設け、この回転軸１６には棒状体を逆Ｌ型に折り曲げ成形した複数の攪拌棒１７,１７…を、これらの上側端部を軸１６に溶接等によって取り付ける。回転軸１６は正逆回転可能な洗米モータ２０によりウォームギヤ２１を介して回転され、回転によってタンク内の米と水とを撹拌するもので、撹拌手段を構成する。
【００１８】
上記回転軸１６は中空軸であり、内側の軸１６ａは外側の中空軸１６の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、下方に延出する軸１６ａの下端に着脱自在に円錐形状の排米弁２２を設ける。該軸１６ａの上端を排米弁駆動用モータ２３で駆動するカム２４、後記投下アーム等の連動機構により上下動させて、排米弁２２の開閉制御がなされる構成である。排米弁２２が開くと、洗米タンク３内の米は下方の炊飯装置本体５の内釜中に落下する。
【００１９】
洗米タンク３への水の供給は水道蛇口に連通する配水管２６（図３）、流量センサ２５、上側給水弁３３及び洗米タンク３の天井部の上部給水口２９を経由する上側給水ルートと、流量センサ２５の下流で上記配水管２６から分岐して下側給水弁３５、配水管２７、下部給水口３０からジャケット部３１を経由する下側給水ルートの２系統で行われる。
【００２０】
洗米タンク３の下部後方には排水箱３９が設けられる。排水口４０を有した排水箱３９は、上端が洗米タンク３の上部側面に開口するオーバーフロー管４１の下端部と、一端部が前記ジャケット部３１に連通するジャケット配水管４２の他端部とが接続されている。ジャケット配水管４２からの排水は排水弁４４（図３では便宜上、水位弁５４と一体的に図示している。）の開閉で行われ、水位弁５４で洗米タンク３内の水位を調整する。
【００２１】
常時、排水箱３９は排水弁４４及び水位弁５４で閉鎖されているが、洗米タンク３内の水を排水する場合には、ジャケット部３１のフィルタ１５から、ジャケット配水管４２、排水弁４４及び／または水位弁５４、排水箱３９及び排水口４０を経て排水される。排水弁４４及び水位弁５４は洗米タンク３の天井部に固定して設けた排水弁ソレノイド４３及び水位弁ソレノイド５３から延長して設けたコントロールワイヤ４５，５５によって開閉する。また、洗米タンク３内上部には洗米タンク３内の水量を検出する電気接点付きフロートセンサ３２を備えている。
【００２２】
前記洗米タンク３への水の供給は、配水管２６、流量センサ２５、上側給水弁３３及び洗米タンク３の天井部の上部給水口２９を経由する上部給水ルートと、流量センサ２５の下流で配水管２６から分岐して下側給水弁３５、配水管２７、下部給水口３０からジャケット部３１を経由する下部給水ルートの２系統で行われる構成とするが、下部給水ルートの配水管２７に並列して、ポンプ３６に連通して空気を噴出する空気噴出管３７を配置し、下部給水ルートの水と並列して空気を併せてジャケット部３１内に噴出する構成としており、配水管２７、空気噴出管３７は、それぞれ図１０（ｂ）において、ジャケット部３１の中心より偏芯した位置に設けられ、空気と水が混合された旋回流が生じやすくしている。
【００２３】
そして、洗米タンク３での洗米作業時には、洗米タンク３内の回転軸１６に設けられている大小の攪拌棒１７，１７…の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管３７からの空気噴出方向を互いに逆方向となるように構成している。
【００２４】
洗米作業時には、攪拌棒１７，１７…を、図１０（ｂ）に示すように、反時計方向に回転させ、下部給水ルートからの水及び空気噴出管３７の空気の噴出方向を時計方向に回転するように噴出させる。すると、洗米タンク３内の特に底部近傍において、米は攪拌棒１７，１７…による撹拌と共に、空気の噴出により気泡が生じて気泡洗米状態となって、高い洗米効果を得ることができる。
【００２５】
図９において、糠抜き工程イ（Ｔ１）、研米・気泡洗米工程ロ（Ｔ２〜Ｔ４）、荒ゆすぎ工程ハ（Ｔ５〜Ｔ７）、及び仕上げゆすぎ工程ニ（Ｔ８〜Ｔ１２）の順に洗米処理される。糠抜き工程イは、排水弁４４・水位弁５４共に開いた状態のまま上側給水弁３３によって給水しながら洗米モータ２０を駆動状態に置くもので（区間Ｔ１）、水をたれ流しながらの攪拌棒１７,１７…による撹拌を行なうものである。研米・気泡洗米工程ロは、上下の給水を停止したまま、湿潤状態の米を洗米モータ２０の駆動によって撹拌する（区間Ｔ２,Ｔ４）ものである。上記気泡洗米の工程（区間Ｔ３）をこの研米工程の途中に組み込んでいる。荒ゆすぎ工程ハは、上側給水弁３３の開動作によるたれ流しによる撹拌状態（区間Ｔ５）の後、排水弁４４・水位弁５４共に閉じて上・下側給水弁３３,３５によって給水しながらポンプ３６駆動し空気噴出管３７から空気を噴出する上記気泡洗米状態（区間Ｔ６）とする。区間Ｔ６の後、排水弁４４・水位弁５４共に開いて洗米モータ２０のみ駆動の研米処理を行なう（区間Ｔ７）。
【００２６】
最後に仕上げ工程ニは、排水弁４４・水位弁５４共に閉じて下側給水弁３５から給水しながらポンプ３６駆動する気泡洗米状態（区間Ｔ８）とし、この気泡洗米状態を洗米タンク３が満水となってフロートセンサ３２がオンするまで継続し、満水となると一旦ポンプ３６を停止した洗米に切り換える（Ｔ９）ようになし、もって洗米モータ２０を停止して洗米を終了する。なお、区間Ｔ１１は、上側給水弁３３を開いて給水する処理を施し、タンク壁面に付着残留する米を洗い流す。後この上側給水を停止して所定時間（区間Ｔ１２）経過後洗米工程を終了する。
【００２７】
次に、前記実施例の炊飯装置の操作について説明する。まず、図示省略のメモリーとＣＰＵを備えた制御用コンピュータに予約タイム、供給米量、洗米タンク給水量、洗米時間（攪拌棒１７の回転時間）、研米時間（攪拌棒１７の回転時間）、洗米タンク乃至釜内での浸漬時間、洗米回数、洗米タンクの溢水時間、洗米タンクの排水時間及び蒸らし時間などの炊飯装置稼働に必要な条件を操作表示装置１１により設定する。
【００２８】
炊飯条件の設定入力完了後に、図４に示すステップ０でスタートスイッチを押すと、ステップ１で貯米タンク２の米を計量器１２で計量し、洗米タンク３に設定量の米を供給し、ステップ２で洗米する。ステップ２の洗米工程は、水をたれ流しながら米を攪拌する糠抜き工程、一旦給水した後水切りし米を湿潤状態で攪拌する研米工程、所定水位で米を攪拌する荒ゆすぎ工程、水をタンクよりオーバーフローしながら攪拌する仕上げゆすぎ工程からなる。荒ゆすぎ工程及び仕上げゆすぎ工程は米を水中で撹拌する狭義の洗米工程を意味する。
【００２９】
上記ステップ２の広義の洗米工程の次は、ステップ３の水加減処理工程に進む。このステップ３では洗米タンク３内の米の量、米の質、気温、水温等に見合った水量をマイクロコンピュータが計算して、洗米タンク３に給水し、洗米タンク３の満水後に、水位弁５４を算出された時間分「開」して水加減をする。
【００３０】
ステップ４では、洗米タンク３内の洗米済の米とステップ３の水加減の計量された水が、排米弁２２の開閉により炊飯釜６に投下される。ステップ５では、炊飯釜６内の米は規定時間にわたり水に浸漬される。規定時間経過後に、ステップ６で点火、ステップ７で炊飯、ステップ８で蒸らしを行い、ステップ９で炊き上り、所定の米飯ができあがる（ステップ１０）。
【００３１】
図５には、操作パネル（操作表示装置）１１の蓋７５を閉じた状態（図５（ａ））と開いた状態（図５（ｂ））を示している。操作パネル１１には、工程表示部７１、予約スイッチ７８、主スイッチ部７９、スタートスイッチ８０及びヘルプスイッチ８１が配置され、下方には液晶表示画面７２を備えている。上記工程表示部７１には米の計量、洗米及び浸しからなる予備工程と、釜の準備、浸し、点火、炊飯、むらし、炊き上りからなる炊飯工程を夫々表記し、現在どの工程を実行中であるかを各工程表示部毎に設けたＬＥＤ７７,７７…を点灯して識別できるようにし、正常な運転席状態では緑色、異常時に赤色の２色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
【００３２】
主スイッチ群７９は、上下左右に「ＵＰ」「ＤＯＷＮ」及び「送り」の各スイッチを配設してなり、主な設定変更とその確定を行なえる構成である。また、操作パネル１１の下部には横軸支点で上下に開閉する蓋７５を有し、図５（ａ）に示す蓋７５を閉じた状態では、液晶表示画面７２は通常運転表示画面Ａに表示する。この実施例の形態では累計炊飯回数（厳密には炊飯釜数に相当する。以下累計釜数という）、連続して炊飯する回数（以下予定釜数という）、一回の炊飯で処理する容量、炊飯の仕方（モード）、炊飯予備工程と炊飯工程における合計浸漬時間、及び、蒸らし時間を表示している。
【００３３】
また、図５（ｂ）は蓋７５を開いた状態を示す。蓋７５にはフォトカプラ７６ａの光を反射する反射板７６ｂとからなる蓋開閉検知装置７６と係止部８３を設け、操作表示装置１１上で前記反射板７６ｂと係止部８３に対応する位置にフォトカプラ７６ａと係止部８３’からなる蓋開閉検知装置７６を設けているため、該蓋７５を開くと、蓋開閉検知装置７６がＯＦＦになり、液晶表示画面７２は通常運転表示画面Ａから即座に炊飯条件を設定できる画面を表示し、以下この画面を炊飯条件設定画面Ｂという。炊飯条件設定画面Ｂは、炊飯量、水加減、洗い方、浸し時間、蒸らし時間、炊飯の仕方（モード）、点火方法の中のいずれかの炊飯条件が設定できる画面であり、各炊飯条件に対応した位置にある設定スイッチ７３,７３…で、その炊飯条件を決めることができるようになっている。
【００３４】
また、通常運転表示画面Ａには図６に示すように、現在、洗米炊飯機がどの状態にあり、そのときに、処置が必要な場合には、必要な処置を喚起する「米補給」、「停止中」、「運転中」、「異常中」、「水加減」等の文字表示を行なう。更に、作業者に注意を喚起させるために、前記表示される文字を反転点滅させるように構成されている（図６（一）〜（五）参照）。
【００３５】
図７にはこの実施例の形態の操作パネル１１における通常運転時の通常運転画面Ａを示すものである。まず、（一）電源スイッチをＯＮすると、（二）標準画面である通常運転画面Ａが表示されて、予め設定された炊飯条件である累計釜数と運転停止中の表示及び一回の炊飯量が５升で、一釜ごとの炊飯であること、浸漬時間及び蒸らし時間が表示される。このとき予約スイッチ７８をＯＮすると、現在時刻、運転開始の方法、予約運転ができることを表示する。次いで、（三）前記画面Ａに表示された炊飯条件を変更したいときには、蓋７５を開き、炊飯条件設定画面Ｂを表示させて、設定条件を変更できる。
【００３６】
例えば、炊飯量を「５升」から「３升」に変更し、モードを「一釜」ごとから「連続」にすると、通常運転画面Ａは「３升」、「連続」に切り替わる。次に、（四）スイッチ群７９で「ＵＰ」スイッチ操作し、予定釜数を「３釜」から「１０釜」にセットすると、予定釜数が「１０」に表示変更される。
【００３７】
次に、（五）スタートスイッチ８０を押すと、運転が始まり、「運転中」の表示がなされる。何回目かの釜の炊飯が終了したときに、例えば、米が不足した状態となると、「運転中」の表示が「米補給」の点滅表示に変わる。そして、米補給が終わると、自動運転が再開する。このとき、（六）ヘルプスイッチ８１を押すと、残時間が表示される。
【００３８】
自動運転中に、例えば、（七）釜の準備ができていないと、「運転中」の表示が点滅するので、ヘルプスイッチ８１をＯＮすると、処置方法が示され、内釜をセットするようにとの指示が表示される。内釜のセットの後、（八）点火が手動モードであると、点火コールの音声が流れ、同時に「運転中」の表示が点滅して、点火を催促する。点火スイッチをＯＮして、運転を再開して所定時間が経過すると、（九）炊飯完了の音声が発せられ、同時に「運転中」の表示が点滅するので、ヘルプスイッチ８１をＯＮすると、炊飯完了の作業をするようにとの指示が表示される。
【００３９】
次に、図１，図２，図８に基づき貯米部及び洗米部の支持構成について説明する。支持部材１は、下部にキャスタを備えた長方形状の台枠１ａと、所定幅及び所定高さの左右支柱１ｂ，１ｂと、左右支柱１ｂ,１b間に支架した複数の横桟１ｃ，１c…により構成されている。貯米タンク２及び洗米タンク３を支持する横移動フレーム８５は、上部の平面状の横フレーム部８５ａと、横フレーム部８５ａの後端部に連結されている縦フレーム部８５ｂとで、側面視Ｌ型に構成されている。
【００４０】
横フレーム部８５ａの後端部左右両側には、前後方向の横軸回りに回転する上ローラー８６，８６…と、縦軸回りに回転する後ローラー８７,８７…を設け、この後ローラー８７，８７…のローラー軸８７ａを、図８に示すように、支持板８８の孔８８ａに緩く嵌合して、例えば６゜程度軸芯が傾斜できる自動調芯式に構成し、縦フレーム部８５ｂの下側左右両側部には前記後ローラー８７，…と同様の自動調芯式にした縦軸回りに回転する下ローラー８９を設けている。
【００４１】
しかして、支持部材１の上部の横桟１ｃ上面に、横移動フレーム８５の上ローラー８６，８６…を載置接触させ、上部の横桟１ｃ後面に後ローラー８７，８７…を接触させ、下ローラー８９を中間の横桟１ｃ前面に接触させると、貯米タンク２を載置支持すると共に洗米タンク３を吊り下げ状に支持している横移動フレーム８５は、横移動フレーム８５を横方向に移動自在に支持される構成になる。
【００４２】
この実施例は、横移動フレーム８５を、横フレーム部８５ａと、横フレーム部８５ａの後端部に連結されている縦フレーム部８５ｂにより側面視Ｌ型に構成し、上ローラー８６，８６…、後ローラー８７，８７…及び下ローラー８９により支持部材１に支持しているので、洗米タンク３を取り外しても貯米タンク２が垂下するようなこともなく、また、支持部材１に上ローラー８６，８６…、後ローラー８７，８７…及び下ローラー８９を介して横移動フレーム８５を横移動自在に支持するにあたり、後ローラー８７，８９のローラー軸８７ａを支持部材８８の孔８８ａに緩く嵌合した自動調芯式に構成したので、製作誤差や、組立て誤差等があっても、後ローラー８７，…の軸芯が自動的に傾斜調整されてローラー全面が接触し、ローラーの偏摩耗や損傷を防止することができる。
【００４３】
次に、図１１,図１２に基づき排米弁２２の駆動構成の実施例について説明する。この排米弁２２の駆動構成は、排米弁２２を排米軸１６ａから取り外して清掃した後、再び装着するとき、排米軸１６ａが上下に摺動しないように固定し、装着し易くするものである。
【００４４】
中空の回転軸１６内には排米軸１６ａが上下摺動自在に遊嵌されていて、排米軸１６ａの下端に排米弁２２を取り付けている。洗米タンク上部の取付部材にはシーソー状に上下動する投下アーム９０の中間部を軸支し、投下アーム９０の一端を排米軸１６ａの上端にピン連結し、投下アーム９０の他端部に設けたローラ９０ｂに排米弁駆動用モータ２３で矢印方向に駆動される投下カム２４を接動可能に連係し、排米弁２２を上下動させて洗米タンク３下部開口を開閉する構成である。なお、投下アーム９０の一端側の下方への回動を所定位置で停止させるストッパ９０ａを設けている。
【００４５】
投下アーム９０の投下カム２４の当接する部位には、バネ９１で付勢された蝶板９２を取り付けている。しかして、投下カム２４が反時計方向に開側に回動しその大径部が蝶板９２に接触すると、蝶板９２はバネ９１に抗して退避回動し、投下カム２４の大径部が離れるとバネ９１により蝶板９２は突出方向に復帰し、蝶板９２の先端部が停止状態の投下カム２４の小径部に当接する構成である。
【００４６】
図１１実線に示す状態では、投下カム２４の大径部が投下アーム９０のローラー９０ｂに当接し、投下アーム９０の左側ブームを持ち上げ、投下アーム９０を介して排米軸１６ａ及び排米弁２２を持ち上げ、排米弁２２を閉鎖状態としている。次いで、投下カム２４が更に反時計方向に回動すると、投下アーム９０の左側部を押圧しながら回転し蝶板９２に接触すると、蝶板９２をバネ９１に抗して退避回動させながら回動し、その大径部がローラー９０ｂから離れると、投下アーム９０の左側が排米弁２２等の自重により下動し、排米軸１６ａも下動し排米弁２２は開状態となる（図１１仮想線）。
【００４７】
そして、図１１,１２に示すように、投下カム２４が排米弁２２を開作動した後、所定位置で停止すると、バネ９１により突出方向に復帰している蝶板９２の先端部が投下カム２４の小径部に当接し、投下アーム９０の右側部の上動が規制され、また、投下アーム９０の左側部はストッパ９１により下方への移動が規制されているので、排米軸１６ａの動きが規制され、排米軸１６ａへの排米弁２２の着脱を容易に行なうことができる。
【００４８】
上例の作用について説明する。電源スイッチをオンにし、操作パネル１１の各操作に従って炊飯条件の設定を行なう。次いでスタートスイッチをオンすると、運転開始され、所定量の米が計量されて洗米タンク３に供給される。この洗米タンク３内では、洗米モータ２０等の駆動によって米が給水を伴いながら洗米される。即ち、糠抜き工程イ、研米工程ロ、荒ゆすぎ工程ハ、仕上げゆすぎ工程ニの順に処理される。
【００４９】
まず糠抜き工程イでは、開弁状態で上側給水弁３３のみから給水するため水はたれ流し状態となり、洗米モータ２０の駆動によって米は撹拌され、米表面から剥離されている糠やごみを主として洗い流す。次いで研米工程ロでは、洗米モータ２０の駆動によって湿潤状態の米を撹拌することにより、米同士の接触作用によって米表面の糠やごみが剥離される。続いて上下の給水弁３３,３５を作動して給水しながらポンプ３６駆動して空気を供給するため、水位の上昇と共に所謂気泡洗米が行なわれる（区分Ｔ３）。攪拌棒による撹拌作用と共に空気の噴出による気泡発生によって米のほぐしが促進されながら撹拌することとなり、上記研米によって剥離された糠やごみの分離を促進する。区分Ｔ４で再び研米処理される。
【００５０】
次いで荒ゆすぎ工程ハに移る。洗米モータ２０は継続して駆動状態にあるから、上側給水弁３３からの給水によってたれ流し状態で区分Ｔ１同様に糠抜き処理が行なわれる（区分Ｔ５）。続く区分Ｔ６では所謂気泡洗米処理が行なわれる。次に区分Ｔ７で研米処理がなされ、荒ゆすぎ工程ハが終了する。
【００５１】
最後に仕上げゆすぎ工程ニが行なわれる。区分Ｔ８では、下側給水弁３５からの給水によって気泡洗米が実行される。この気泡洗米はフロートセンサ３２がオンし研ぎ水がオーバーフローするまで続き、該センサ３２がオンするとポンプ３６をオフして気泡洗米から通常の撹拌のみの洗米に移行し（区分Ｔ９）、その後上側給水弁３３からの給水によるすすぎを経て終了する。この仕上げゆすぎ工程での気泡洗米処理（区分Ｔ９）の区分Ｔ３、区分Ｔ６との相違は、給水がオーバーフローするまで継続する点であるが、このようにオーバーフローさせることにより、空気の噴出によって米をほぐしながら撹拌すると分離する糠やごみの浮遊を促進できる。
【００５２】
上記のように構成すると、区分Ｔ２、区分Ｔ４、区分７は研米処理し、区分Ｔ３、区分Ｔ６、及び区分Ｔ８では気泡洗米処理を行なうため、研米処理と気泡洗米処理とが交互に行なわれ、研米処理で米同士の接触によって米表面からの糠等の剥離を促し、次いで気泡洗米処理による米のほぐしを促進して糠等の分離を促す。
【００５３】
上記の実施例では、区分Ｔ３、区分Ｔ６において、給水によって水位を上昇しながら気泡洗米を行なう形態とし、併せてその水位を堆積米量よりもやや高いものとしたから、洗米時間の短縮化がはかれるが、一旦所定の水位に確保しておきその後ポンプを駆動する気泡洗米を実行する構成でもよい。
【００５４】
また、上記区分Ｔ３、区分Ｔ６においては上下側給水弁３３,３５を作動し、区分Ｔ８では下側給水弁３５を作動する構成としたが、上下給水弁のいずれか一方を使用してもよく、上側給水弁又は下側給水弁のいずれかを使用する構成でもよい。
【００５５】
上記の洗米工程を終えると、浸漬処理後炊飯処理するものである。図１０の符号９５はオーバーフロー時に水面に浮上する糠やゴミ類を速やかに排出するために設けるガイド体で、オーバーフロー口９６の攪拌棒１７,１７…の回転方向下手側において、タンク内壁に長方形形状の板体の基部を接続し、旋回流の表層面をオーバーフロー口９６側に案内する構成である。このように構成すると、表層の糠類はオーバーフロー口に強制排出され、残留しないため洗米仕上げ能率を向上する。
【００５６】
又、図１３は、上記投下排米処理において、排米弁２２が開く直前までは洗米モータ２０を駆動制御し、排米弁２２が開くと洗米モータ２０を停止制御するよう構成している。従来は排米投下中の略全域において、洗米モータ２０を常時回転駆動して旋回流を発生させながら排出させる構成としているが、この従来構成では投下途中の米を攪拌棒１７，１７…の回転によって押し上げるように作用するため却って残米発生の原因となっていた。ところが上記のように構成すると、撹拌駆動モータが停止するため、米の押し上げ作用をなくし得て残米の発生を防止できる。なお、排米弁２２の排出側動作の検知は、投下アーム９０の投下排出側移行姿勢の当該アーム位置を検知し得るようにリミットスイッチ形態の検知器９７を設ける構成とする。
【００５７】
図１４は、上記の構成に更に改良を加えたものである。即ち、洗米及び所定の浸漬時間を経た米は排米弁２２を開いて炊飯装置内に排出投下処理されるが、この排米弁２２を作動する排米弁駆動モータ２３をオンすると、米と水が全部釜内に排出されるであろう時点で所定量の散水を行ない、併せて洗米モータ２０を駆動して排米弁２２を閉じ動作させるものである。従来排米弁２２を開くと排米弁２２の上面に残米となって付着残留する。特に水切りして洗米タンク３内にて浸漬する所謂ざる上げ浸漬時間が長時間になるほど顕著である。ところが、上記の構成すると、排米後洗米モータ２０を回転した際上側給水弁３３から給水されるから排米弁２２に残る残米を洗い流すことができる。図１５において、所謂ざる上げ浸漬時間の長さを監視して、所定時間以上（図例では４０分）のときには、排米弁２２が開いて所定短時間（同４秒）の後、上側給水弁３３から所定水量（同３００ｃｃ）を供給する。これによって米が排出された頃を見計らいタンク内に散水されて、壁面付着残米の発生を防止できる。なお併せて洗米モータ２０を再駆動して一層の効果を大きくさせるものとしている。
【００５８】
給水時の規定流量の不足を流量センサ２５で検知すると、異常報知する構成とするが、アルカリイオン水を給水ルート途中に配設するときには、元々流量が制限されるため、異常でないにも拘らず異常報知の対象となって不合理であった。このため図１６におけるように、イオン水対応状態に設定したとき、異常報知の基準水量、すなわち、洗米タンク３のフロートセンサ３２作動までの所要時間を標準のＴＨ（例えば３分）を、これより大きいＴｈ（例えば５分）に変更するよう構成する。これによって、アルカリイオン水利用時はその水量が制限されるが、異常判定の所要時間が長くなって異常報知されることがなくなる。
【００５９】
図１７において、９８は空気の噴出管３７途中に接続するオゾン発生装置で、洗米タンク３内にオゾンを供給できる構成としている。これによって気泡洗米の際にオゾンを供給できるため、洗米中或いは洗米後の米にオゾンが分解してオゾン洗浄し、漂白、殺菌、脱臭効果が得られる。なお、図１７，１８において、イオン発生装置９８は、洗米タンク３の上部に位置させて設け、このイオン発生装置９８とジャケット３１を接続管９９によって接続する。イオン発生装置９８はポンプを内装し圧縮空気を伴ってイオン供給できる構成とし、ジャケット３１のフィルタ１５部外周に亘って断面Ｕ型の環状部材１００を設け、該環状部材１００の上部に被せる蓋状体１０１に無数の噴出孔１０２，１０２…を設けることにより、フィルタ１５の内側へ向う構成である。したがって、フィルタ１５の近傍の特に外側部分に付着堆積し易い糠類をその噴出力をもって除去できる効果を併せ有する。
【００６０】
図１９は攪拌手段としての回転軸１６の駆動手段の別実施例を示すもので、縦の回転軸を２重軸１０３，１０４に構成し、上側撹拌棒１０５を外筒軸１０３に連結し、下側撹拌棒１０６を内側軸１０４に連結して、各独立的に回転可能に構成している。駆動モータ１０７にベベルギヤ群を噛み合わせ、出力ベベルギヤ１０８に縦軸上の上下対向する入力側ベベルギヤ１０９及び１１０を常時噛み合わせ、このうちベベルギヤ１０９との噛み合いによって外筒軸１０３は正転し、上方のベベルギヤ１１０との噛み合いによって内側軸１０４は逆転する構成である。このように撹拌棒の一部は正転し、同時に他は逆転することとなるから、撹拌棒の正転と逆転とが相俟って洗米による攪拌効果を高める。なお正逆転機構は上記の例に限定されず、例えば別々の軸を各別のモータで駆動してもよい。また、排米弁の作動軸１１１を同芯に構成する場合には３重軸構成にするとよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す洗米炊飯機の正面図。
【図２】洗米炊飯機の側面図。
【図３】洗米炊飯機の側面断面図。
【図４】洗米炊飯機の全体の制御フローを示す図。
【図５】洗米炊飯機の操作パネルの蓋を閉じた状態と開いた状態を示す図。
【図６】図５の操作パネルの通常運転表示画面の運転状態を示す図。
【図７】図５の操作パネルの通常運転時の通常運転画面を示す図。
【図８】要部の側面断面図。
【図９】タイムチャート。
【図１０】（ａ）作用状態を示す側面図。（ｂ）作用状態を示す平面図。
【図１１】排米弁の作用状態を示す正面図。
【図１２】投下アームの作用状態を示す正面図。
【図１３】タイムチャート。
【図１４】タイムチャート
【図１５】フローチャート
【図１６】フローチャート
【図１７】別例の洗米タンク断面図
【図１８】その一部の分解斜視図
【図１９】攪拌軸駆動の別例を示す正面図
【符号の説明】
１…支持部材、２…貯米タンク、３…洗米タンク、５…炊飯装置本体、
１６…回転軸、１７…攪拌棒（攪拌手段）、２０…洗米モータ、２２…排米弁、３２…フロートセンサ、３３…上側給水弁、３５…下側給水弁、３６…ポンプ、３７…空気噴出管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice washing apparatus for a rice washing rice cooker.
[0002]
[Prior art]
In the rice-washing rice cooker having rice storage means, rice weighing means, rice washing means, rice cooking means, and control means, the rice washing tank can be fed from the upper part via the upper water supply route and also from the lower part via the lower water supply route. It is configured to wash rice by rotating a stirring rod rotating around a vertical axis as stirring means provided in the rice washing tank while supplying water from the upper water supply route at the time of washing the rice.
[0003]
And during this rice washing process, the stirring rod provided in the rice washing tank is rotated to cause a water flow to wash the rice, but since this water flow is weak and the rice washing efficiency is low, air is blown out from the air jet pipe. Although some have been generated to improve the washing performance, the structure is an air jet under the condition that the water level overflows in the so-called finishing rinse process.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the conventional apparatus has a problem that the promotion of separation and floating of soot and waste is low. Therefore, the present invention is intended to solve such problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such problems, the invention of claim 1 is directed to a rice cooker (rice cooker) which supplies a predetermined amount of rice and water to a rice washing tank (3) and stirs the rice while stirring by a stirring means (17). 6) In the rice-washing processing apparatus of the rice-washing rice cooker dropped in 6), a jacket part having a net-like filter (15) that does not allow rice grains to leak under the hopper-like part formed in the lower part of the rice washing tank (3). (31) is connected, and the jacket part (31) is connected to a water distribution pipe (26) for supplying water into the rice washing tank (3) from the lower water supply port (30), and a rice washing tank (3 ) An air ejection pipe (37) for ejecting air is attached, and the water distribution pipe (26) and the air ejection pipe (37) are provided in parallel and at a position eccentric from the center of the jacket portion (31). provided, water and air in the jacket portion (31) in The upper part of the rice washing tank (3) is provided with an upper water supply port (29), and water is supplied from the upper and lower parts through the upper and lower water supply routes. The rice washing tank (3) The upper drainage and the lower drainage are configured to pass through the overflow pipe (41) and the drain valve (44), and a rice washing process is provided in the post-grinding process of stirring by the stirring means (17). A pre-bubble rice washing process in which air is spouted from the upper and lower water supply routes to a level slightly higher than the rice accumulation height to be washed, and air is supplied through the lower water supply route until it overflows into the subsequent process of the pre-bubble rice washing process. A rice-washing treatment apparatus of a rice-washing rice cooker characterized by providing a bubble-washing rice washing step .
[0006]
Water and air are ejected from the water distribution pipe (26) and the air ejection pipe (37) into the rice washing tank (3) from the jacket part (31).
The rice washing process is performed after the polishing process by the agitation means (17). In the washing process, the air bubbles are washed by jetting air while supplying water from the lower and upper water supply routes to a water level slightly higher than the rice volume height. To produce a swirling flow in which air and water are mixed to float on the surface of the water while promoting the separation and levitation of soot and garbage. After that, water is blown out from the lower water supply route, and air is blown to wash the rice, followed by a bubble washing process. The rice cake and other waste that have floated on the surface of the water are promoted to separate and float rice cake and garbage and overflow to the outside of the rice washing tank (3). Discharged .
[0007]
[0008]
[0009]
[0010]
【The invention's effect】
In a rice washing apparatus for a rice washing rice cooker, which supplies a predetermined amount of rice and water to a rice washing tank (3) and drops the rice washed with stirring by a stirring means (17) into a rice cooker (6). A jacket part (31) having a mesh-like filter (15) that does not allow rice grains to leak is connected to the lower part of the hopper-like part formed in the lower part of the hopper), and the jacket part (31) has a lower water inlet. A water pipe (26) for supplying water from (30) into the rice washing tank (3) and an air ejection pipe (37) for communicating with the pump (36) and ejecting air into the rice washing tank (3) are attached, The water distribution pipe (26) and the air ejection pipe (37) are provided in parallel, provided at a position eccentric from the center of the jacket part (31), and configured to eject water and air into the jacket part (31), The upper part of the rice washing tank (3) A water outlet (29) is provided, and water is supplied from the upper and lower parts through the upper and lower water supply routes. The rice washing tank (3) is drained into the upper part via the overflow pipe (41) and the drain valve (44). And a lower rice drainage process, and a rice washing process is provided in the subsequent process of the rice polishing process that is stirred by the stirring means (17). The rice washing process starts from the upper and lower water supply routes up to a level slightly higher than the rice accumulation height to be washed. By providing a pre-bubble rice washing process in which air is spouted while supplying water, and a post-bubble rice washing process in which air is spouted while water is supplied through the lower water supply route until it overflows into the subsequent process of the pre-bubble rice washing process. Separation of rice cakes and the like from the surface of rice can be promoted by contact between the rice, and separation of rice cake and garbage can be promoted by the rice washing process .
[0011]
Also, in the pre-bubble rice washing process, air is jetted while water is supplied from the lower and upper water supply routes to a water level slightly higher than the rice volume height, and a swirling flow in which air and water are mixed is generated to wash the rice. Yes, the separation of rice cake and garbage from the rice surface is promoted, and in the post-bubble washing rice process performed thereafter, these rice cakes and the like that are separated and floated and floated on the water surface can be efficiently overflowed .
[0012]
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a rice cooking apparatus used in a canteen or the like for supplying a large amount of cooked rice, FIG. 2 is a side view thereof, FIG. 3 is a side sectional view thereof, and FIG.
[0014]
A rice storage tank 2 is provided above the support member 1, a rice washing tank 3 is provided below the rice storage tank 2, and a rice cooker main body 5 is disposed below the rice washing tank 3 at intervals. The rice cooker main body 5 includes a rice cooker 6, a pot heating burner 7, a pull-out base 10, and the like. The rice cooker main body is provided in two left and right, so that the integrated tank of the rice storage tank 2 and the rice washing tank 3 moves to the left and right along the frame 1a of the support member 1 to face the upper position of the rice cooker. It can be moved.
[0015]
The rice storage tank 2 includes an upper tank having a square cross section and a hopper-like lower tank, and a measuring instrument 12 (FIG. 3) is attached to the lower end of the hopper-like lower tank. The meter 12 is made of a cylindrical member, and is driven by a motor 12a through a transmission device (not shown). The meter 12 is filled with rice that has flowed from the rice storage tank 2 into the cylindrical member by a predetermined amount. By rotating, a predetermined amount of rice is fed from the rice storage tank 2 to the rice washing tank 3, and a predetermined amount can be supplied by detection of a rotation sensor (not shown) that counts the number of times the rice is fed.
[0016]
As shown in FIG. 3, the rice washing tank 3 includes a receiving cylinder part 13 for guiding rice supplied from the measuring instrument 12 in the ceiling part, a cylindrical body part in the middle part, and a hopper-like part in the lower part. The filter 15 which consists of a net-like body which has the opening which is the structure which has the jacket part 31 below the hopper-like part of the rice-washing tank 3, and has a grade which does not leak rice grain in the boundary part of a hopper-like part and the jacket part 31 Is provided.
[0017]
A vertical rotating shaft 16 is provided at the center of the rice-washing tank 3, and a plurality of stirring rods 17, 17.. It is attached to 16 by welding or the like. The rotating shaft 16 is rotated through a worm gear 21 by a rice washing motor 20 that can rotate forward and backward, and stirs rice and water in the tank by rotation, and constitutes a stirring means.
[0018]
The rotary shaft 16 is a hollow shaft, and the inner shaft 16a is loosely fitted in the outer hollow shaft 16 so as to be slidable up and down, and is detachably attached to the lower end of the shaft 16a extending downward. A rice drain valve 22 is provided. The upper end of the shaft 16a is moved up and down by an interlocking mechanism such as a cam 24 driven by a rice removal valve drive motor 23 and a drop arm, which will be described later, to control the opening and closing of the rice removal valve 22. When the rice draining valve 22 is opened, the rice in the rice washing tank 3 falls into the inner pot of the lower rice cooker body 5.
[0019]
The water supply to the rice washing tank 3 is a water distribution pipe 26 (FIG. 3) communicating with the water tap, the flow rate sensor 25, the upper water supply valve 33, and the upper water supply route via the upper water supply port 29 on the ceiling of the rice washing tank 3. This is carried out in two systems: a lower water supply route that branches from the water distribution pipe 26 downstream of the flow sensor 25 and passes through the jacket portion 31 from the lower water supply valve 35, the water distribution pipe 27, and the lower water supply port 30.
[0020]
A drain box 39 is provided behind the lower part of the rice washing tank 3. A drainage box 39 having a drainage port 40 has a lower end portion of an overflow pipe 41 whose upper end is open to the upper side surface of the rice washing tank 3 and an other end portion of a jacket water distribution pipe 42 whose one end portion communicates with the jacket portion 31. It is connected. Drainage from the jacket water distribution pipe 42 is performed by opening and closing a drain valve 44 (shown integrally with the water level valve 54 in FIG. 3 for convenience), and the water level valve 54 adjusts the water level in the rice washing tank 3.
[0021]
Although the drainage box 39 is always closed by the drainage valve 44 and the water level valve 54, when draining the water in the rice washing tank 3, the jacket water distribution pipe 42, the drainage valve 44, and the Drained through the water level valve 54, the drain box 39 and the drain port 40. The drain valve 44 and the water level valve 54 are opened and closed by control wires 45 and 55 provided to extend from the drain valve solenoid 43 and the water level valve solenoid 53 which are fixedly provided on the ceiling of the rice washing tank 3. Moreover, the float sensor 32 with an electrical contact which detects the amount of water in the rice washing tank 3 is provided in the upper part in the rice washing tank 3.
[0022]
The supply of water to the rice washing tank 3 is distributed downstream of the water supply pipe 26, the flow sensor 25, the upper water supply valve 33, the upper water supply route 29 passing through the upper water supply port 29 on the ceiling of the rice washing tank 3 The water supply pipe 26 is branched from the lower water supply valve 35, the water distribution pipe 27, and the lower water supply route via the jacket portion 31 from the lower water supply port 30, but is parallel to the water supply pipe 27 of the lower water supply route. Then, an air ejection pipe 37 that communicates with the pump 36 and ejects air is arranged, and the air is combined into the water of the lower water supply route and ejected into the jacket portion 31 in parallel with the water. In FIG. 10B, each of the ejection pipes 37 is provided at a position eccentric from the center of the jacket portion 31, so that a swirling flow in which air and water are mixed is easily generated.
[0023]
During the rice washing operation in the rice washing tank 3, the rotation direction of the large and small stirring rods 17, 17... Provided in the rotating shaft 16 in the rice washing tank 3, the water ejection direction from the lower water supply route, and the air ejection pipe 37. It is comprised so that the air ejection direction from may become a mutually reverse direction.
[0024]
At the time of washing the rice, the stirring rods 17, 17... Are rotated counterclockwise as shown in FIG. 10 (b), and the direction of water jetting from the lower water supply route and the air blowing pipe 37 is rotated clockwise. To erupt. Then, especially in the vicinity of the bottom in the rice washing tank 3, the rice is agitated by the stirring rods 17, 17,.
[0025]
In FIG. 9, the rice washing process is performed in the order of the scouring process (T1), the polished rice / bubble washing process (T2 to T4), the rough rinse process C (T5 to T7), and the finish rinse process D (T8 to T12). The In the brewing step (a), the rice washing motor 20 is placed in a driving state while supplying water by the upper water supply valve 33 while the drain valve 44 and the water level valve 54 are both open (section T1). , 17... In the rice polishing / bubble washing process b, the wet rice is stirred by driving the rice washing motor 20 while the upper and lower water supply is stopped (sections T2, T4). The bubble washing rice process (section T3) is incorporated in the course of the polishing process. In the rough rinsing step C, after the stirring state (section T5) due to the drifting by the opening operation of the upper water supply valve 33, both the drain valve 44 and the water level valve 54 are closed, and water is supplied by the upper and lower water supply valves 33, 35 while being pumped. It is set as the said bubble washing state (section T6) which drives and blows off air from the air jet pipe 37. FIG. After the section T6, both the drain valve 44 and the water level valve 54 are opened, and the rice-grinding process in which only the rice washing motor 20 is driven (section T7).
[0026]
Finally, in the finishing step D, both the drain valve 44 and the water level valve 54 are closed, and the water is supplied from the lower water supply valve 35 and the pump 36 is driven to make the bubble washed state (section T8). It continues until the float sensor 32 is turned on, and when the water is full, the pump 36 is once switched to the stopped rice washing (T9), and the rice washing motor 20 is stopped to finish the rice washing. In the section T11, the upper water supply valve 33 is opened to supply water, and the rice remaining on the tank wall surface is washed away. Thereafter, the upper side water supply is stopped, and the rice washing process is terminated after a predetermined time (section T12) has elapsed.
[0027]
Next, the operation of the rice cooker of the above embodiment will be described. First, in a control computer equipped with a memory and a CPU (not shown), the reservation time, the amount of supplied rice, the amount of water supplied to the washing tank, the washing time (rotation time of the stirring rod 17), the rice polishing time (rotation time of the stirring rod 17) The operation display device 11 sets conditions necessary for the operation of the rice cooker, such as the soaking time in the rice washing tank or the pot, the number of times of washing, the overflow time of the rice washing tank, the draining time of the rice washing tank, and the steaming time.
[0028]
When the start switch is pressed in step 0 shown in FIG. 4 after the completion of the rice cooking condition setting input, the rice in the storage tank 2 is weighed by the meter 12 in step 1 and the set amount of rice is supplied to the rice washing tank 3. Wash the rice in step 2. The rice washing process in Step 2 is a brewing process in which rice is stirred while dripping water, a polishing process in which water is drained once and drained and the rice is stirred in a wet state, a rough rinse process in which rice is stirred at a predetermined water level, and water is stored in a tank It consists of a final rinsing step that stirs while overflowing. The rough rinsing process and the finishing rinsing process mean a rice washing process in a narrow sense in which rice is stirred in water.
[0029]
After the broad rice washing process in Step 2 above, the process proceeds to a water addition / reduction treatment process in Step 3. In this step 3, the microcomputer calculates the amount of water commensurate with the amount of rice in the rice washing tank 3, the quality of the rice, the temperature, the water temperature, etc., supplies the rice washing tank 3 with water, and after the rice washing tank 3 is full, the water level valve 54 "Open" for the calculated time to add or subtract water.
[0030]
In step 4, the washed rice in the rice washing tank 3 and the measured water in step 3 are dropped into the rice cooker 6 by opening and closing the rice discharge valve 22. In step 5, the rice in the rice cooker 6 is immersed in water for a specified time. After the specified time has elapsed, ignition is performed in step 6, rice is cooked in step 7, steamed in step 8, cooked in step 9, and predetermined cooked rice is completed (step 10).
[0031]
FIG. 5 shows a state in which the lid 75 of the operation panel (operation display device) 11 is closed (FIG. 5A) and an open state (FIG. 5B). The operation panel 11 includes a process display unit 71, a reservation switch 78, a main switch unit 79, a start switch 80, and a help switch 81. A liquid crystal display screen 72 is provided below the operation panel 11. In the process display section 71, a preliminary process consisting of rice weighing, rice washing and soaking, and a rice cooking process consisting of preparing, soaking, igniting, rice cooking, unevenness, and cooking after cooking are described, and which process is currently being executed. The LEDs 77, 77 ... provided for each process display unit can be lit to identify them, and the light is emitted in two colors, green in the normal driver's seat state and red in the abnormal state. To be able to recognize.
[0032]
The main switch group 79 is provided with “UP”, “DOWN”, and “feed” switches on the top, bottom, left, and right, and is capable of performing main setting changes and determinations. In addition, the lower portion of the operation panel 11 has a lid 75 that opens and closes at the horizontal axis fulcrum. When the lid 75 shown in FIG. 5A is closed, the liquid crystal display screen 72 is displayed on the normal operation display screen A. To do. In the form of this embodiment, the cumulative number of cooked rice (strictly equivalent to the number of cooked kettles, hereinafter referred to as the cumulative number of cooked rice), the number of times of continuous cooking (hereinafter referred to as the planned number of cooked rice), the capacity to be processed with one cooked rice, The method (mode) of rice cooking, the total soaking time in the rice cooking preliminary process and the rice cooking process, and the steaming time are displayed.
[0033]
FIG. 5B shows a state where the lid 75 is opened. The lid 75 is provided with a lid opening / closing detection device 76 comprising a reflection plate 76 b that reflects the light of the photocoupler 76 a and a locking portion 83, and positions corresponding to the reflection plate 76 b and the locking portion 83 on the operation display device 11. Is provided with a lid open / close detecting device 76 comprising a photocoupler 76a and a locking portion 83 '. Therefore, when the lid 75 is opened, the lid open / close detecting device 76 is turned off, and the liquid crystal display screen 72 is displayed on the normal operation display screen A. A screen on which the rice cooking conditions can be immediately set is displayed, and this screen is hereinafter referred to as a rice cooking condition setting screen B. Rice cooking condition setting screen B is a screen that can set any rice cooking condition among the amount of rice cooking, water adjustment, washing method, soaking time, steaming time, cooking method (mode), ignition method, and for each cooking condition The rice cooking conditions can be determined by setting switches 73, 73,.
[0034]
In addition, as shown in FIG. 6, the normal operation display screen A is currently in a state where the rice-washing rice cooker is in that state. Characters such as “stopped”, “running”, “abnormal”, “water” are displayed. Furthermore, in order to call the operator's attention, the displayed characters are reversely blinked (see FIGS. 6 (1) to (5)).
[0035]
FIG. 7 shows a normal operation screen A during normal operation on the operation panel 11 of this embodiment. First, (1) when the power switch is turned on, (2) the normal operation screen A, which is a standard screen, is displayed, and the total number of cookers, the display during operation stop, and the amount of rice cooked once, which are preset rice cooking conditions Is 5 升, it is cooking rice for each pot, soaking time and steaming time are displayed. At this time, when the reservation switch 78 is turned on, the current time, the method of starting operation, and that reservation operation can be performed are displayed. Next, (3) When changing the rice cooking conditions displayed on the screen A, the lid 75 is opened, the rice cooking condition setting screen B is displayed, and the setting conditions can be changed.
[0036]
For example, when the amount of cooked rice is changed from “5 升” to “3 升” and the mode is changed from “one pot” to “continuous”, the normal operation screen A is switched to “3 升” and “continuous”. Next, (4) when the “UP” switch is operated by the switch group 79 and the planned number of hooks is set from “3 hooks” to “10 hooks”, the planned number of hooks is changed to “10”.
[0037]
Next, (5) when the start switch 80 is pressed, the operation is started, and “in operation” is displayed. When the cooking of the pots is completed several times, for example, if the rice is in a shortage state, the display of “Driving” changes to a flashing display of “Rice Supply”. When the rice supply is over, automatic driving resumes. At this time, when the (6) help switch 81 is pressed, the remaining time is displayed.
[0038]
During automatic operation, for example, (7) If the hook is not ready, the message “During operation” flashes. When the help switch 81 is turned on, the treatment method is shown and the inner hook is set. Is displayed. (8) If the ignition is in the manual mode after setting the inner hook, a sound of ignition call will be heard, and at the same time the “Driving” indicator will flash and prompt the ignition. When the ignition switch is turned on and the operation is resumed and a predetermined time elapses, (9) a rice cooking completion sound is emitted, and at the same time the “driving” display flashes. When the help switch 81 is turned on, the rice cooking is completed. An instruction to do the work is displayed.
[0039]
Next, the support structure of the rice storage part and the rice washing part is demonstrated based on FIG.1, FIG.2, FIG.8. The support member 1 includes a rectangular frame 1a having casters at the bottom, left and right columns 1b, 1b having a predetermined width and height, and a plurality of horizontal rails 1c, 1c supported between the left and right columns 1b, 1b. It is comprised by. The horizontal moving frame 85 that supports the rice storage tank 2 and the rice washing tank 3 is composed of an upper flat horizontal frame portion 85a and a vertical frame portion 85b connected to the rear end portion of the horizontal frame portion 85a. It is configured in an L shape.
[0040]
On the left and right sides of the rear end portion of the horizontal frame portion 85a, there are provided upper rollers 86, 86... Rotating around the horizontal axis in the front-rear direction and rear rollers 87, 87 rotating around the vertical axis. As shown in FIG. 8, the roller shaft 87a of 87 ... is loosely fitted into the hole 88a of the support plate 88, and is configured to be an automatic alignment type in which the axis can be inclined, for example, about 6 °. Lower rollers 89 that rotate about the vertical axis are provided on the lower left and right sides, which are self-aligning like the rear rollers 87.
[0041]
Then, the upper rollers 86, 86... Of the lateral movement frame 85 are placed on and contacted with the upper surface of the upper horizontal rail 1c of the support member 1, and the rear rollers 87, 87. When the roller 89 is brought into contact with the front surface of the intermediate horizontal rail 1c, the horizontal movement frame 85 that supports the rice storage tank 2 and supports the rice washing tank 3 in a suspended state is moved horizontally. It is configured to be supported movably.
[0042]
In this embodiment, the lateral movement frame 85 is configured in an L shape in a side view by a lateral frame portion 85a and a longitudinal frame portion 85b connected to the rear end portion of the lateral frame portion 85a, and the upper rollers 86, 86,. Since the rear roller 87, 87... And the lower roller 89 support the support member 1, the rice storage tank 2 does not hang down even if the rice washing tank 3 is removed. , 86..., The rear roller 87, 87... And the lower roller 89 are loosely fitted to the hole 88 a of the support member 88 in supporting the lateral movement frame 85 in a laterally movable manner. Even if there is a manufacturing error, assembly error, etc., the axis of the rear roller 87, ... is automatically tilted and the entire roller surface comes into contact with the roller. It is possible to prevent uneven wear and damage.
[0043]
Next, an embodiment of the drive configuration of the rice drain valve 22 will be described with reference to FIGS. The drive configuration of the rice drain valve 22 is such that when the rice drain valve 22 is removed from the rice scraper shaft 16a and cleaned and then mounted again, the rice drain shaft 16a is fixed so that it does not slide up and down to facilitate mounting. Is.
[0044]
A rice draining shaft 16a is loosely fitted in the hollow rotary shaft 16 so as to be slidable up and down, and a rice draining valve 22 is attached to the lower end of the rice draining shaft 16a. An intermediate portion of a dropping arm 90 that moves up and down like a seesaw is pivotally supported on the mounting member at the top of the rice washing tank, and one end of the dropping arm 90 is pin-connected to the upper end of the rice removal shaft 16a. A dropping cam 24 driven in the direction of the arrow by the rice drain valve drive motor 23 is linked to the provided roller 90b so as to be movable, and the rice drain valve 22 is moved up and down to open and close the lower opening of the rice washing tank 3. . A stopper 90a is provided to stop the downward rotation of the one end side of the dropping arm 90 at a predetermined position.
[0045]
A butterfly plate 92 biased by a spring 91 is attached to a portion of the dropping arm 90 where the dropping cam 24 abuts. Thus, when the dropping cam 24 rotates counterclockwise to the open side and its large diameter portion contacts the butterfly plate 92, the butterfly plate 92 retreats against the spring 91 and the large diameter of the dropping cam 24 is reached. When the part is separated, the butterfly plate 92 returns to the protruding direction by the spring 91, and the tip of the butterfly plate 92 is in contact with the small diameter portion of the dropping cam 24 in the stopped state.
[0046]
In the state shown by the solid line in FIG. 11, the large-diameter portion of the dropping cam 24 abuts on the roller 90 b of the dropping arm 90, lifts the left boom of the dropping arm 90, and the rice removal shaft 16 a and the rice removal valve 22 through the dropping arm 90. The rice removal valve 22 is closed. Next, when the dropping cam 24 further rotates counterclockwise, it rotates while pressing the left side portion of the dropping arm 90 and contacts the butterfly plate 92. When the butterfly plate 92 rotates against the spring 91, it rotates. When the large diameter portion moves away from the roller 90b, the left side of the dropping arm 90 is moved down by its own weight such as the rice draining valve 22, and the rice draining shaft 16a is also moved down to open the rice discharging valve 22 ( FIG. 11 Virtual line).
[0047]
11 and 12, when the dropping cam 24 opens the rice draining valve 22 and stops at a predetermined position, the tip end portion of the butterfly plate 92 returned to the protruding direction by the spring 91 becomes the dropping cam. 24, the upward movement of the right side of the dropping arm 90 is restricted, and the left side of the dropping arm 90 is restricted to move downward by the stopper 91. Is restricted, and the rice removal valve 22 can be easily attached to and detached from the rice removal shaft 16a.
[0048]
The operation of the above example will be described. The power switch is turned on, and rice cooking conditions are set according to each operation on the operation panel 11. Next, when the start switch is turned on, the operation is started, and a predetermined amount of rice is weighed and supplied to the rice washing tank 3. In this rice washing tank 3, the rice is washed with water supply by driving the rice washing motor 20 or the like. That is, it is processed in the order of the wrinkle removal process a, the polishing process b, the rough rinse process c, and the finish rinse process d.
[0049]
First, in the brewing step a, water is supplied only from the upper water supply valve 33 in the open state, so that the water is in a state of dripping. . Next, in the rice polishing process b, when the wet rice is stirred by driving the rice washing motor 20, rice cake and dust on the surface of the rice are peeled off by the contact action between the rice. Subsequently, the pump 36 is driven while supplying water by operating the upper and lower water supply valves 33 and 35 to supply air, and so-called bubble washing is performed as the water level rises (section T3). Stirring is performed while the loosening of the rice is promoted by the generation of bubbles due to the blowing of air together with the stirring action by the stirring rod, and the separation of the rice cake and garbage separated by the polishing rice is promoted. It is polished again in section T4.
[0050]
Next, the process proceeds to the rough rinsing process c. Since the rice washing motor 20 is continuously in the driving state, the puckering process is performed in the same manner as in the section T1 in a state of being poured by the water supplied from the upper water supply valve 33 (section T5). In the subsequent section T6, a so-called bubble washing process is performed. Next, the polishing process is performed in section T7, and the rough rinsing process C is completed.
[0051]
Finally, a finish rinsing step D is performed. In the section T8, the bubble washing rice is executed by the water supply from the lower water supply valve 35. This bubble washing is continued until the float sensor 32 is turned on and the sharpening water overflows. When the sensor 32 is turned on, the pump 36 is turned off and the bubble washing rice is shifted to washing with only agitation (section T9). The process is terminated after rinsing with water supplied from the valve 33. The difference between the bubble washing rice processing (section T9) and the sections T6 and T6 in the final rinsing step is that the water supply continues until the water supply overflows. It can promote the floating of garbage and garbage separated when stirring while loosening.
[0052]
If comprised as mentioned above, since the section T2, the section T4, and the section 7 are subjected to the rice polishing process, and the section T3, the section T6, and the section T8 perform the bubble washing process, the polishing process and the bubble washing process are alternately performed. In the rice polishing process, the rice is brought into contact with each other to promote the separation of the rice cakes from the surface of the rice, and then the rice is loosened by the bubble washing rice treatment to promote the separation of the rice cakes.
[0053]
In the above embodiment, in the section T3 and the section T6, the bubble washing rice is performed while the water level is raised by water supply, and the water level is slightly higher than the amount of accumulated rice. However, it may be configured to execute bubble washing rice that once secures a predetermined water level and then drives the pump.
[0054]
In the above-described sections T3 and T6, the upper and lower water supply valves 33 and 35 are operated. In section T8, the lower water supply valve 35 is operated. However, either one of the upper and lower water supply valves may be used. The structure using either the upper water supply valve or the lower water supply valve may be used.
[0055]
When the above rice washing process is completed, the rice is cooked after the dipping process. A reference numeral 95 in FIG. 10 is a guide body provided for quickly discharging the soot and dust floating on the water surface at the time of overflow. On the lower side in the rotational direction of the stirring rods 17, 17. The base part of this plate body is connected, and the surface layer surface of the swirling flow is guided to the overflow port 96 side. If comprised in this way, the surface layer moss will be forcedly discharged by the overflow port, and since it does not remain | survive, the rice-washing finishing efficiency is improved.
[0056]
Further, FIG. 13 is configured to drive and control the rice washing motor 20 until immediately before the rice removal valve 22 is opened in the dropped rice removal processing, and to stop and control the rice washing motor 20 when the rice removal valve 22 is opened. Conventionally, the rice washing motor 20 is always driven to rotate while generating a swirling flow in substantially the entire area during dropping of rice, but in this conventional structure, the rice being dropped is rotated by the stirring rods 17, 17. It was the cause of the remaining rice generation. However, when configured as described above, the agitation drive motor is stopped, so that the action of pushing up the rice can be eliminated and the generation of residual rice can be prevented. In addition, the detection of the discharge side operation of the rice discharge valve 22 has a configuration in which a limit switch type detector 97 is provided so that the arm position of the dropping arm 90 in the dropping discharge side transfer posture can be detected.
[0057]
FIG. 14 is obtained by further improving the above configuration. That is, the rice that has undergone washing and a predetermined soaking time is discharged and dropped into the rice cooker by opening the rice removal valve 22. When the rice removal valve drive motor 23 that operates this rice removal valve 22 is turned on, A predetermined amount of water is sprayed when all the water will be discharged into the kettle, and at the same time, the rice washing motor 20 is driven to close the rice discharge valve 22. When the conventional rice draining valve 22 is opened, the remaining rice remains on the upper surface of the rice draining valve 22 and remains. In particular, the longer the so-called soaking time for soaking in the rice washing tank 3 after draining the water becomes more prominent. However, with the above configuration, since the water is supplied from the upper water supply valve 33 when the post-rice removal rice washing motor 20 is rotated, the remaining rice remaining in the rice removal valve 22 can be washed away. In FIG. 15, the length of the so-called soaking up soaking time is monitored, and when it is longer than a predetermined time (40 minutes in the figure), the rice drain valve 22 is opened and after a predetermined short time (4 seconds), the upper water supply A predetermined amount of water (300 cc) is supplied from the valve 33. As a result, water can be sprayed into the tank in anticipation of when the rice has been discharged, thereby preventing the occurrence of residual rice on the wall surface. In addition, the rice washing motor 20 is re-driven to further increase the effect.
[0058]
When the flow rate sensor 25 detects a shortage of the specified flow rate during water supply, an abnormality is notified. However, when alkali ion water is disposed in the middle of the water supply route, the flow rate is originally limited, so it is not abnormal. It was irrational to be the subject of abnormality notification. For this reason, as shown in FIG. 16, when the ionic water support state is set, the reference water amount for abnormality notification, that is, the time required until the float sensor 32 of the rice washing tank 3 is operated is set to the standard TH (for example, 3 minutes). It is configured to change to a larger Th (for example, 5 minutes). As a result, the amount of water is limited when using alkaline ionized water, but the time required for abnormality determination becomes longer and no abnormality is notified.
[0059]
In FIG. 17, reference numeral 98 denotes an ozone generator connected in the middle of the air ejection pipe 37, which is configured to supply ozone into the rice washing tank 3. As a result, ozone can be supplied at the time of bubble-washing rice, so that ozone is decomposed into the rice during or after the washing, and washed with ozone, and the bleaching, sterilization and deodorizing effects are obtained. 17 and 18, the ion generator 98 is provided in the upper part of the rice washing tank 3, and the ion generator 98 and the jacket 31 are connected by a connecting pipe 99. The ion generator 98 has a structure in which a pump is provided and ions can be supplied with compressed air. A ring-shaped member 100 having a U-shaped cross section is provided over the outer periphery of the filter 15 of the jacket 31, and a lid shape is placed on the upper part of the annular member 100. The body 101 is provided with innumerable ejection holes 102, 102... Therefore, it has the effect that the moss which adheres and accumulates especially in the outer part of the vicinity of the filter 15 can be removed with the jet power.
[0060]
FIG. 19 shows another embodiment of the driving means of the rotating shaft 16 as the stirring means, the vertical rotating shaft is constituted by the double shafts 103 and 104, the upper stirring rod 105 is connected to the outer cylinder shaft 103, The lower stirring bar 106 is connected to the inner shaft 104 so as to be independently rotatable. The drive motor 107 meshes with the bevel gear group, and the output bevel gear 108 always meshes with the input side bevel gears 109 and 110 that are vertically opposed to each other on the vertical axis. Of these, meshing with the bevel gear 109 causes the outer cylinder shaft 103 to rotate forward, The inner shaft 104 is reversely rotated by meshing with the bevel gear 110. In this way, a part of the stirring bar rotates in the normal direction and the other part reverses at the same time, so that the normal rotation and the reverse rotation of the stirring bar combine to enhance the stirring effect by the washing rice. The forward / reverse mechanism is not limited to the above example. For example, different shafts may be driven by different motors. Further, when the operating shaft 111 of the rice draining valve is configured concentrically, a triple shaft configuration is preferable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a rice-washing rice cooker showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of a rice washing rice cooker.
FIG. 3 is a side cross-sectional view of a rice-washing rice cooker.
FIG. 4 is a diagram showing an overall control flow of the rice-washing rice cooker.
FIGS. 5A and 5B are diagrams showing a state where a lid of an operation panel of the rice-washing rice cooker is closed and an open state.
6 is a diagram showing an operation state of a normal operation display screen of the operation panel of FIG.
7 is a diagram showing a normal operation screen during normal operation of the operation panel of FIG. 5. FIG.
FIG. 8 is a side sectional view of a main part.
FIG. 9 is a time chart.
FIG. 10A is a side view showing an operating state. (B) The top view which shows an action state.
FIG. 11 is a front view showing an action state of the rice draining valve.
FIG. 12 is a front view showing the operating state of the dropping arm.
FIG. 13 is a time chart.
FIG. 14 is a time chart. FIG. 15 is a flowchart. FIG. 16 is a flowchart. FIG. 17 is a sectional view of another example of a rice washing tank. FIG. 18 is an exploded perspective view of a part thereof. Front view [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Support member, 2 ... Rice storage tank, 3 ... Rice washing tank, 5 ... Rice cooker main body,
DESCRIPTION OF SYMBOLS 16 ... Rotating shaft, 17 ... Stirring rod (stirring means), 20 ... Rice washing motor, 22 ... Drainage valve, 32 ... Float sensor, 33 ... Upper water supply valve, 35 ... Lower water supply valve, 36 ... Pump, 37 ... Air Spout pipe

Claims

In the rice washing processing apparatus of the rice washing rice cooker, which supplies a predetermined amount of rice and water to the rice washing tank (3) and drops the rice washed with stirring by the stirring means (17) into the rice cooking pot (6).
Below the hopper-like part formed at the bottom of the rice washing tank (3), a jacket part (31) having a net-like filter (15) that does not allow the rice grains to leak is connected to the jacket part (31). A water distribution pipe (26) for supplying water into the rice washing tank (3) from the lower water supply port (30), and an air ejection pipe (37) communicating with the pump (36) and for blowing air into the rice washing tank (3). The water distribution pipe (26) and the air jet pipe (37) are provided in parallel and provided at a position eccentric from the center of the jacket part (31), and water and air are jetted into the jacket part (31). The upper part of the rice washing tank (3) is provided with an upper water supply port (29), and water is supplied from the upper and lower parts through the upper and lower water supply routes, and the rice washing tank (3) has an overflow pipe. (41) and drain A configuration in which the upper drainage and lower drainage via a valve (44),
A rice washing process is provided as a post process of the rice polishing process of stirring by the stirring means (17),
The rice washing process includes a pre-bubble rice washing process in which air is spouted while supplying water from the upper and lower water supply routes to a level slightly higher than the rice accumulation height to be washed, and a lower water supply route until overflowing to the subsequent process of the pre-bubble rice washing process A rice-washing treatment apparatus for a rice-washing rice cooker , characterized in that a bubble-washing rice-washing step is provided for blowing out air while supplying water .