JP4396455B2 - Rice washing equipment - Google Patents
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Description
この発明は、洗米装置に関し、洗米タンク洗浄の改良に関するものである。 The present invention relates to a rice washing apparatus, and relates to an improvement of rice washing tank washing.
貯米手段、米の計量手段、洗米手段、炊飯手段、制御手段を有する洗米炊飯機において、洗米タンクへ所定量の米を入れて洗米処理する前に、該洗米タンク内を洗浄処理する形態がある。たとえば、洗米信号を受けると所定量の米を供給する直前に上部からシャワー水を供給しながら、内部の攪拌棒を回転しながら洗浄する形態(特許文献1)や、予約炊飯の設定に伴い予約時間までの待機中に所定時間おきにタンク内にシャワー水を供給しながら洗浄する形態(特許文献2)等がある。
ところが、上記の公知例では、洗米タンクの内壁に付着残留する糠の除去をはかる目的や、内部にごきぶり等が侵入した場合の洗浄に関するものである。ところが洗浄を繰り返すと洗米タンクの下方に設けるジャケット部や排水部に糠等が堆積して付着し別途洗浄を要する。このためジャケット部を着脱自在として分解洗浄の容易化をはかる構成としているが、当該下方のジャケット部の洗浄については作業員に委ねるもので放置されると不衛生となり、改良を要する。 However, the above-described known examples relate to the purpose of removing the soot remaining on the inner wall of the rice washing tank, and the cleaning when scum or the like enters the inside. However, if washing is repeated, soot accumulates on the jacket part and drainage part provided below the washing tank and requires separate washing. For this reason, the jacket portion is made detachable so as to facilitate disassembly and cleaning. However, the cleaning of the lower jacket portion is left unsanitary if left to the worker and needs to be improved.
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、計量手段(13)から所定計量の米の供給を受けて洗米し下方に待機する炊飯釜または容器に排米する洗米手段を、洗米タンク(5)と、この洗米タンク(5)内にあって縦軸回りに回転する攪拌棒(35)と、洗米タンク(5)の下部に接続するジャケット部(32)と、このジャケット部(32)に形成する排米口を開閉する排米弁(39)と、ジャケット部(32)と接続し、かつ排水弁(64)を備える排水箱(60)と、洗米タンク(5)内にジャケット部(32)から給水する下給水手段と、この洗米タンク(5)内に下方から気泡を供給する気泡供給手段(66)と、洗米タンク(5)内に天井部から給水する上給水手段とで構成し、洗米タンク(5)が空の状態時に排水弁(64)を閉じ、下給水手段と気泡供給手段(66)と攪拌棒(35)を共に作動しながら、ジャケット部(32)に給水および気泡を供給する気泡洗浄状態の第一の工程(t1)と、洗米タンク(5)が満水状態を継続して気泡供給手段(66)と攪拌棒(35)を共に作動し、所定時間後に下給水手段を停止する第二の工程(t2)と、該下給水手段の停止後に排水弁(64)を開いた状態で気泡供給手段(66)と攪拌棒(35)を共に作動して排水する第三の工程(t3)と、該排水する工程(t3)後に上給水手段で給水する第四の工程(t4)とを行なう洗浄モードを備えたことを特徴とする洗米装置の構成とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of
第一の工程t1では、排水を遮断し下給水手段で給水しながら気泡供給状態で攪拌することとなり、主としてジャケット部32内フィルタ33周辺の洗浄が行われる。In the first step t1, the wastewater is blocked and the water is supplied by the lower water supply means while stirring in the bubble supply state, and the periphery of the
第二の工程t2は、第一の工程t1の状態が継続して洗米タンク5が満水となる状態である。しばらく満水状態を継続して浮遊する塵埃類をオーバーフローによって排出する。The second step t2 is a state in which the state of the first step t1 continues and the
第三の工程t3は、満水状態から排水弁64からの排水によって、一定水圧を確保した状態でポンプ66駆動を伴うから気泡が発生する状態で勢いよく排水するから、ジャケット部32内フィルタ33以降の排水弁64および排水箱60の排水経路の洗浄を行う。In the third step t3, since the
第四の工程t4では洗米モータ36およびポンプ66駆動を伴いながら上給水手段で給水するもので、洗米タンク5の内側をすすぎ洗浄するものである。In the fourth step t4, water is supplied by the upper water supply means while driving the
請求項2の発明は、上給水手段の給水を停止して、あらかじめ設定した時間後に攪拌棒(35)と気泡供給手段(66)を停止する第五の工程を行なうことを特徴とする請求項1記載の洗米装置とする。The invention of
請求項1に記載の発明によると、水流に圧力が作用し気泡の発生を伴いながらジャケット部を流通してこのジャケット部の洗浄を行うから、ジャケット部の分解掃除せずとも容易に洗浄することができる。特に、下方給水とともに気泡を発生させることによって超音波洗浄を実施でき洗浄効果が高いものとなる。 According to the first aspect of the invention, since the jacket portion is washed by circulating the jacket portion while pressure is applied to the water flow and accompanied by the generation of bubbles, the jacket portion can be easily washed without being disassembled and cleaned. Can do. In particular, the ultrasonic cleaning can be performed by generating bubbles together with the downward water supply, and the cleaning effect is high.
また、第一の工程t1および第三の工程t3では、水流と共に気泡が発生してジャケット部が洗浄できるが、第一の工程t1では下給水手段から、第三の工程t3では満水水位からの高い水圧を維持しながらポンプ66駆動を行わせることにより洗浄効果を助長することができる。Further, in the first step t1 and the third step t3, air bubbles are generated along with the water flow so that the jacket portion can be washed. In the first step t1, the water supply means is used, and in the third step t3, the water level is reached from the full water level. The cleaning effect can be promoted by driving the
洗米タンクの下部に接続するジャケット部およびこのジャケット部に排水パイプによって接続される排水箱内部を気泡発生しながら洗浄する。 The jacket portion connected to the lower part of the rice washing tank and the inside of the drain box connected to the jacket portion by a drain pipe are washed while generating bubbles.
以下、この発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
大量の米飯を供給する食堂等において使用される洗米炊飯装置の正面図を図1に、その側面図を図2に、また側面断面図を図3に示す。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A front view of a rice-washing rice cooker used in a canteen or the like for supplying a large amount of cooked rice is shown in FIG. 1, a side view thereof is shown in FIG. 2, and a side sectional view thereof is shown in FIG.
コ型又は角筒材を縦横に枠組みする支持部材1は、下部にキャスタを備えた長方形状の台枠1aと、所定幅及び所定高さの左右支柱1b,1bと、左右支柱1b,1b間に支架した複数の横桟1c,1c…により構成されている。この横桟1c,1cに沿って左右に移動可能に設ける横移動フレーム2には、貯米タンクや洗米タンクなどを支持する構成である。この横移動フレーム2は、上部の平面状の横フレーム部2aと、横フレーム部2aの後端部に連結されている縦フレーム部2bとで、側面視L型に構成されている。
A
上記横フレーム2aには各機材を装着すべく平板状の仕切り部材3を設け、その上部に貯米タンク4を設け、この貯米タンク4の下方には洗米タンク5を設け、洗米タンク5の下方には、間隔をおいて炊飯装置本体6を配置する。この炊飯装置本体6は炊飯釜7、釜加熱用バーナ8と引出式の架台9等から構成されている。なお、炊飯装置本体6は左右2連に設けられ、上記横移動フレーム2の水平台枠1aに沿う左右移動に伴って、貯米タンク4と洗米タンク5の一体型タンクが左・右各炊飯装置本体6,6の上位置に各対向しうる構成である。
The horizontal frame 2a is provided with a plate-
貯米タンク4は、断面方形状の上部の主タンク4aと、下部の漏斗状ホッパ部4bとからなり、このホッパ部4bの下端部に計量ドラムケース10が取り付けられている。該計量ドラムケース10内には、円筒状で切欠き部11を形成したドラム部11aと、前後の側壁部12a,12bとからなる計量ドラム13を設け、該前後の側壁部12a,12bを貫通すべく横軸14によって回転自在にドラムケース10に支持している。またこの軸14を直接連動すべくドラムケース10の後面側にモータ15を装着し、貯米タンク4から切欠き部11を介して計量ドラム13に一定量ずつ流下した米が充填され、回転によって切欠き部11位置が下方に反転してドラムケース10に形成した排出口16に至ると計量ドラム13から流下排出される構成である。
The
前記仕切り部材3には排出口16に対応する開口17を備え、上記計量ドラム13を所定回転数だけ回転させることで、所定量の米を貯米タンク4から洗米タンク5に繰り出すよう構成されている。又、その繰り出し回数をカウントする回転センサ(図示せず)の検出によって所定量を供給できる構成としている。
The
上記ドラムケース10と漏斗状ホッパ4bとは、一体的に構成され、上部の主タンク4aを取り外した後、このホッパ4bとドラムケース10との一体物は、仕切り部材3から外すことができるよう構成される。即ち、後方側は仕切り部材3に形成したフック状部18にドラムケース10の係合凸状部19を係脱可能に係合部20を設け、前方側にはこれら仕切り部材3とドラムケース10との間に螺子で着脱固定自在の着脱係合ステー21を設け、螺子22を緩めてステー21を螺子部中心に回動することにより、ドラムケース10との係合を解く構成である。ドラムケース10はその下端縁が仕切り部材3の長方形状の開口に嵌合すべく形成されるが、上記の係合ステー21の係合を外してその側を上方にやや持ち上げて上記下端縁の仕切り部材3からの嵌合を解き、前方から手前方向斜めに引き抜くことによって後方側の下端縁の嵌合を解きつつ係合部20の係合から解放できる。
The
前記貯米タンク2及び計量部は、外方をカバー部材23で覆う構成で、左右側壁及び後側壁は適宜前記仕切り部材3等に固定して設けられ、前側壁23aは例えば正面視右側部を支点として開閉可能な扉形態に構成される。従って、前記貯米タンク2やドラムケース10の点検着脱はこの前側壁23aを解放した状態で行える。なお、24は上方から着脱自在に施蓋する方形の覆板である。
The
25は、漏斗状ホッパ部4bの一側(図例では前側)に設けた排米用の排出シャッタで、起立姿勢で排米を遮断し、軸支部回りに回動することによって傾斜案内シュート状になり内部の米を排出できる構成としている。
25 is a discharge shutter for draining rice provided on one side (front side in the illustrated example) of the funnel-
55は前記電動モータ15と連繋して排出口16を開閉動するシャッタで、モータ15の回転をリンク機構56,57を介してシャッタ支軸58部に連結しドラム開口部が排出口16に一致するときシャッタ55開状態となるよう連動構成している。このため、常時はシャッタ55は閉じ姿勢にあり、洗米タンク3における洗米途中での拡散水の飛散を防いで計量ドラム13内の水の浸入を防止している(図8)。
A
図9は計量ドラム13部の断面図を示し、漏斗状の下部ホッパ4bとドラムケース10との間に米を傾斜案内するガスケット26a,26bを斜設し、計量ドラム13外周とドラムケース10内周との間隔を米の浸入によってもこれを圧砕しない程度の隙間t(例えば約1mm)を有する構成とし、さらに、この隙間tに上部側から米が浸入しても、該浸入米が外部に退避できるように、上記ガスケットのうち、計量ドラム10回転上手側のガスケット26a支持構成を、ドラムケース10延長部10aに対するボルト27及びナット28による固定とするが、さらにナット29を当該延長部10aとガスケット26a保持金具との間に介在する。もってこのナット29による周辺部から米が退避しうる空間が形成でき、不測に米が計量ドラム13とドラムケース10との間隔に浸入しても計量ドラム13の回転に伴い容易に脱出できる。
FIG. 9 shows a cross-sectional view of the
前記計量ドラム13はモータ15によって一定方向イに回転、停止を繰り返すが、計量ドラム13の停止位置は図9の実線にて示す位置としている。即ち、漏斗状ホッパ4bの側壁に加振手段(図例では後記空気供給用のポンプ66としている)を回転後方側ガスケット26bの存在側近傍の傾斜壁に装着して内部の米流動の促進を図る構成とし、併せて計量ドラム13はその開口端縁が当該加振側ガスケット26bの回転後位にて停止し、他方の開口端縁は非加振側ガスケット26aの前位にて停止するようになして、上記加振手段の振動によって入り込もうとする米を計量ドラム13をもって遮蔽する一方、非加振側では自然に計量ドラム13内に米を送り込むことにより供給量の精度を安定できる。
The measuring
洗米タンク5は、図3に示すように、天井部に上記ドラムケース10から供給される米を案内する受け筒部31を備え、中間部に円筒状の胴部と、下部にホッパ状部を持つ構成である、洗米タンク3のホッパ状部の下方にジャケット部32を接続し、ホッパ状部とジャケット部32との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つ網状体からなるフィルタ33を設けている。
As shown in FIG. 3, the
洗米タンク5の中心部には鉛直方向の回転軸34を設け、この回転軸34には棒状体を逆L型に折り曲げ成形した複数の攪拌棒35,35…を、これらの上側端部を軸34に溶接等によって取り付ける。回転軸34は洗米モータ36によりベベルギヤ機構37を介して回転され、回転によってタンク内の米と水とを撹拌すべく構成する。
A vertical
上記回転軸34は中空軸であり、内側の軸38は外側の中空軸34の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、下方に延出するこの軸38の下端に着脱自在に円錐形状の排米弁39を設ける。該軸38の上端を排米弁駆動用モータ40で駆動するカム41、投下アーム90等の連動機構により上下動させて、排米弁39の開閉制御がなされる構成である。排米弁39が開くと、洗米タンク5内の米は下方の炊飯装置本体6の内釜中に落下するよう構成する。
The rotating
42は、洗米タンク5の正面側において、上部の円筒状部からこれに続く円錐状部に亘って開口した点検窓43を覆う点検蓋で、左右の一側と上記円錐状部との間にヒンジ44を設け、他方には所謂パッチン錠形態の固着具45をもって点検蓋42は施蓋状態に維持される。従って、ヒンジ44の開閉支持軸芯ハは、上記円錐状部に沿う傾斜方向となって、開蓋状態では不測に施蓋状に自然復帰せず、常時開蓋姿勢を維持して、点検作業に支障を来たさない。なお、このヒンジ44部に、弾性付勢力による位置規制手段を構成すると、施蓋位置や開蓋位置で固定維持でき、軸芯回りの不測の回動を阻止して一層便利である。
洗米タンク5への水の供給は水道蛇口に連通する主配水管46、上側給水弁47及び2連の可撓性の上給水管48,48、洗米タンク5の天井部の上部給水口49,49を経由する上側給水ルートと、上記主配水管46から分岐して下側給水弁50、配水管51、下部給水口52からジャケット部32を経由する下側給水ルートの2系統で行われる。なお各給水ルートには流量センサを備えている。
The supply of water to the
即ち、前記ドラムケース10近傍で仕切り部材3をベースにして、主配水管46に通じる2本の上給水管48,48を配設すると共に、仕切り部材3を貫通状に設ける配水管51には下給水管53を接続している。
That is, in the vicinity of the
洗米タンク3の下部後方には排水箱60が設けられる。排水口61を有した排水箱60は、上端が洗米タンク3の上部側面に開口する開口部62aに接続したオーバーフロー管62の下端部と、一端部が前記ジャケット部32に連通する2本のジャケット排水管63a,63bの他端部とが接続されている。これらジャケット排水管63a,63bからの排水は排水弁64の開閉で行われ、水位弁65で洗米タンク5内の水位を下げながら所定水量に調整する。
A
常時、排水箱60は排水弁64及び水位弁65で閉鎖されているが、洗米タンク5内の水を排水する場合には、ジャケット部32のフィルタ33から、ジャケット排水管63a,63b、排水弁64及び/または水位弁65、排水箱60及び排水口61を経て排水される。排水弁64及び水位弁65は適宜の開閉出力によって開閉する。また、洗米タンク3内上部には洗米タンク5内の水量を検出する電気接点付きフロートセンサ(図示せず)を備えている。
The
前記洗米タンク5への水の供給は、洗米タンク5の天井部の上部給水口48を経由する上部給水ルートと、下部給水口51,下給水管53からジャケット部32を経由する下部給水ルートの2系統で行われる構成とするが、下部給水ルートの下給水管52に並列して、ポンプ66に連通して空気を噴出する空気噴出管67を配置し、下部給水ルートの水と並列して空気を併せてジャケット部32内に噴出する構成としており、下部給水管52、空気噴出管67は、それぞれ図10(b)において、ジャケット部32の中心より偏芯した位置に設けられ、空気と水が混合された旋回流が生じやすくしている。
The water supply to the
さらに、洗米タンク5での洗米作業時には、洗米タンク5内の回転軸34に設けられている大小の攪拌棒35,35…の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管67からの空気噴出方向を互いに逆方向となるように構成している。
Further, during the rice washing operation in the
即ち、洗米作業時には、攪拌棒35,35…を、図10(b)に示すように、反時計方向に回転させ、下部給水ルートからの水及び空気噴出管67の空気の噴出方向を時計方向に回転するように噴出させる。すると、洗米タンク5内の特に底部近傍において、米は攪拌棒35,35…による撹拌と共に、空気の噴出により気泡が生じて気泡洗米状態となって、高い洗米効果を得ることができる。
That is, during the rice washing operation, the stirring
図11において、糠抜き工程イ(T1)、研米・気泡洗米工程ロ(T2〜T4)、荒ゆすぎ工程ハ(T5〜T7)、及び仕上げゆすぎ工程ニ(T8〜T12)の順に洗米処理される。糠抜き工程イは、排水弁64・水位弁65共に開いた状態のまま上側給水弁46によって給水しながら洗米モータ20を駆動状態に置くもので(区間T1)、水をたれ流しながらの攪拌棒35,35…による撹拌を行なうものである。研米・気泡洗米工程ロは、上下の給水を停止したまま、湿潤状態の米を洗米モータ36の駆動によって撹拌する(区間T2,T4)ものである。上記気泡洗米の工程(区間T3)をこの研米工程の途中に組み込んでいる。荒ゆすぎ工程ハは、上側給水弁47の開動作によるたれ流しによる撹拌状態(区間T5)の後、排水弁64・水位弁65共に閉じて上・下側給水弁47,50によって給水しながらポンプ66駆動し空気噴出管67から空気を噴出する上記気泡洗米状態(区間T6)とする。区間T6の後、排水弁64・水位弁65共に開いて洗米モータ36のみ駆動の研米処理を行なう(区間T7)。
In FIG. 11, the rice washing process is performed in the order of the scouring process (T1), the polished rice / bubble washing process (T2 to T4), the rough rinsing process C (T5 to T7), and the finishing rinsing process D (T8 to T12). The In the brewing step (a), the
最後に仕上げ工程ニは、排水弁64・水位弁65共に閉じて下側給水弁50から給水しながらポンプ66駆動する気泡洗米状態(区間T8)とし、この気泡洗米状態を洗米タンク5が満水となってフロートセンサ(図示せず)がオンするまで継続し、満水となると一旦ポンプ66を停止した洗米に切り換える(T9)ようになし、もって洗米モータ36を停止して洗米を終了する。なお、区間T11は、上側給水弁47を開いて給水する処理を施し、タンク壁面に付着残留する米を洗い流す。後この上側給水を停止して所定時間(区間T12)経過後洗米工程を終了する。
Finally, in the finishing step D, both the
次に、炊飯装置の操作について説明する。
まず、図示省略のメモリーとCPUを備えた制御用コンピュータに予約タイム、供給米量、洗米タンク給水量、洗米時間(攪拌棒35の回転時間)、研米時間(攪拌棒35の回転時間)、洗米タンク乃至釜内での浸漬時間、洗米回数、洗米タンクの溢水時間、洗米タンクの排水時間及び蒸らし時間などの炊飯装置稼働に必要な条件を前記カバー部材23の正面側扉部に配設した操作表示装置70により設定する。
Next, operation of the rice cooker will be described.
First, in a control computer equipped with a memory and a CPU (not shown), the reservation time, the amount of supplied rice, the amount of water supplied to the washing tank, the washing time (rotating time of the stirring bar 35), the polishing time (rotating time of the stirring bar 35), Conditions necessary for rice cooker operation such as the time for washing in the rice washing tank or the pot, the number of times of washing, the overflowing time of the washing tank, the draining time of the washing tank and the steaming time are arranged on the front side door portion of the
図12には、操作パネル(操作表示装置)70のスイッチカバー71を閉じた状態(図12(a))と開いた状態(図12(b))を示している。
操作パネル70には、工程表示部72、予約スイッチ73、設定スイッチ群74、スタートスイッチ75、ヘルプスイッチ76等が配置され、下方には液晶表示画面77を備えている。上記工程表示部72には米の計量、洗米及び浸し(浸漬)からなる予備工程と、釜の準備、浸し(浸漬)、点火、炊飯、むらし、炊き上りからなる炊飯工程を夫々表記し、現在どの工程を実行中であるかを各工程表示部毎に設けたLED78,78…を点灯して識別できるようにし、正常な運転状態では緑色、異常時に赤色の2色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
FIG. 12 shows a state in which the
On the
上記設定スイッチ群74は、上下左右に「UP(+)」「DOWN(−)」及び「送り」の各スイッチを配設してなり、主な設定変更、例えば予定釜数、炊き上がり時刻等の設定を行なえる構成である。
The setting
また、操作パネル70の下部には横軸支点で上下に開閉する上記スイッチカバー71を有し、図12(a)に示す当該カバー71を閉じた状態では、液晶表示画面77は通常運転表示画面Aを表示する。この実施例の形態では累計炊飯回数(炊飯釜数に相当する。以下累計釜数という)、連続して炊飯する回数(以下予定釜数という)、一回の炊飯で処理する容量、炊飯の仕方(モード)、炊飯予備工程と炊飯工程における合計浸漬時間、及び、蒸らし時間を表示している。
The
また、図12(b)はスイッチカバー71を開いた状態を示す。該カバー71にはフォトカプラと反射板とからなるカバー開閉検知手段79と係止部80を設け、該カバー71を開くと、カバー開閉検知手段79がOFFになり、液晶表示画面77は通常運転表示画面Aから即座に炊飯条件を設定できる画面を表示し、以下この画面を炊飯条件設定画面Bという。炊飯条件設定画面Bは、炊飯量、水加減、洗い方、浸し時間、蒸らし時間、炊飯の仕方(モード)、点火方法の中のいずれかの炊飯条件が設定できる画面であり、各炊飯条件に対応した位置にある設定スイッチ81,81…で、その炊飯条件を決めることができるようになっている。
FIG. 12B shows a state where the
図13にはこの実施例の形態の操作パネル70における通常運転時の通常運転画面Aを示すものである。
まず、電源スイッチ82をONすると(ステップ101)、ステップ102で標準画面である通常運転画面Aが表示されて、予め設定された炊飯条件である累計釜数と運転停止中の表示及び一回の炊飯量が5升で、一釜ごとの炊飯であること、浸漬時間及び蒸らし時間が表示される。このとき予約スイッチ73をONすると、現在時刻、運転開始の方法、予約運転ができることを表示する。次いで、前記画面Aに表示された炊飯条件を変更したいときには、スイッチカバー71を開き、炊飯条件設定画面Bを表示させて、設定条件を変更できる(ステップ103)。
FIG. 13 shows a normal operation screen A during normal operation on the
First, when the power switch 82 is turned on (step 101), the normal operation screen A, which is a standard screen, is displayed in
例えば、炊飯量を「5升」から「3升」に変更し、モードを「一釜」ごとから「連続」にすると、通常運転画面Aは「3升」、「連続」に切り替わる。次に、スイッチ群74で「UP」スイッチ操作し、予定釜数を「3釜」から「10釜」にセットすると、予定釜数が「10」に表示変更される(ステップ104)。
For example, when the amount of cooked rice is changed from “5 升” to “3 升” and the mode is changed from “one pot” to “continuous”, the normal operation screen A is switched to “3 升” and “continuous”. Next, when the “UP” switch is operated with the
次に、スタートスイッチ75を押すと、運転が始まり、「運転中」の表示がなされる(ステップ105)。何回目かの釜の炊飯が終了したときに、例えば、米が不足した状態となると、「運転中」の表示が「米補給」の点滅表示に変わる。そして、米補給が終わると、自動運転が再開する。このとき、ヘルプスイッチ76を押すと、残時間が表示される(ステップ106)。
Next, when the
自動運転中に、例えば、釜の準備ができていないと(ステップ107)、「運転中」の表示が点滅する。この時ヘルプスイッチ76をONすると、処置方法が示され、内釜をセットするようにとの指示が表示される。内釜のセットの後、点火が手動モードであると(ステップ108)、点火コールの音声が流れ、同時に「運転中」の表示が点滅して、点火を催促する。点火スイッチをONして、運転を再開して所定時間が経過すると、炊飯完了の音声が発せられ(ステップ109)、同時に「運転中」の表示が点滅するので、ヘルプスイッチ76をONすると、炊飯完了の作業をするようにとの指示が表示される。
During automatic operation, for example, if the hook is not ready (step 107), the display “in operation” flashes. At this time, when the
次に前記操作表示装置(操作パネル)70の操作に基づく洗浄機能を説明する。洗米タンク5が空の状態で内部を洗浄することができるもので、専用の洗浄モードを選択することで実行できる。この洗浄モードへの移行については以下の要領による。電源スイッチオン後、炊飯条件設定画面Bにおき、ついで、メニュースイッチ80を長押しすることで拡張モードに入り、画面に現れる「拡張機能初期画面」の選択、「洗米タンク洗浄」選択の順で指定することにより洗浄モードに入る構成としているが、専用のモードスイッチを構成してもよい。
Next, a cleaning function based on the operation of the operation display device (operation panel) 70 will be described. The inside can be washed while the
上記の洗浄モードが選択されると、上給水手段、下給水手段、排水弁64、水位弁65、洗米モータ36、およびポンプ66へ図14に基づき各信号が出力される。洗浄モードは図例では工程t1〜t5の5段階に構成される。工程t1では、下給水手段で給水、水位弁65・排水弁64共閉じ、洗米モータ36駆動、およびポンプ66駆動の状態とし、気泡洗浄状態とする。従って、この工程t1では、排水を遮断し下給水手段で給水しながら気泡供給状態で攪拌することとなり、主としてジャケット部32内フィルタ33周辺の洗浄が行われる。
When the above washing mode is selected, each signal is output to the upper water supply means, the lower water supply means, the
工程t2は、工程t1の状態が継続して洗米タンク5が満水となってフロートセンサがオンする状態である。しばらく満水状態を継続して浮遊する塵埃類をオーバーフローによって排出できる。所定時間を継続の後、下給水手段をオフし、かつ水位弁65・排水弁64を開く工程t3に入る。この工程t3は、満水状態から各弁からの排水によって、一定水圧を確保した状態でポンプ66駆動を伴うから気泡が発生する状態で勢いよく排水するから、ジャケット部32内フィルタ33以降の排水管63a,63b、排水弁64・水位弁65、および排水箱60の排水経路の洗浄を行う。
Step t2 is a state in which the state of step t1 continues, the
続いて工程t4では洗米モータ36およびポンプ66駆動を伴いながら上給水手段で給水するもので、洗米タンク5の内側をすすぎ洗浄するものである。あらかじめ設定した所定時間のすすぎ洗浄の工程を終えると上給水手段をオフし、あらかじめ設定した時間遅れて洗米モータ36およびポンプ66を停止することで(工程t5)、洗浄モードは終了する。
Subsequently, in step t4, water is supplied by the upper water supply means while driving the
上記のように、工程t1およびt3では、水流と共に気泡が発生して上記各部が洗浄できるが、下給水手段からの(t1)あるいは満水水位からの(t3)高い水圧を維持しながらポンプ66駆動を行わせることにより洗浄効果を助長するものである。
As described above, in steps t1 and t3, bubbles are generated along with the water flow, and the above-described parts can be washed. However, the
上記の洗米モードは、標準的な洗米炊飯の設定状態から拡張モードに入り、拡張機能初期画面の選択、洗米タンク洗浄選択の順で指定することにより当該洗浄モードに入る構成としているが、予約炊飯を選択するときはその際に洗浄モードに入るよう構成してもよい。すなわち、所定時間(または日)後に洗米を開始しあるいは炊飯終了とさせる所謂予約炊飯モードにおいて、各種予約条件を設定しそれらを確定する予約スイッチをオンすることに関連して上記洗浄モードに入るように構成してもよい。例えば予約スイッチオン動作と同時に開始し、または予約時間中所定の時間毎に実行させるものである。なお後者の場合は予約条件設定のほかに洗浄のタイミングを設定する手段およびその操作手段を要する。 The above rice washing mode is configured to enter the extended mode from the standard rice washing rice setting state, and enter the washing mode by specifying in the order of selecting the expanded function initial screen and selecting the rice washing tank washing. May be configured to enter the cleaning mode at that time. That is, in the so-called reservation rice cooking mode in which rice washing is started or rice cooking is ended after a predetermined time (or day), the washing mode is entered in connection with turning on a reservation switch for setting various reservation conditions and confirming them. You may comprise. For example, it is started at the same time as the reservation switch-on operation, or is executed every predetermined time during the reservation time. In the latter case, in addition to setting the reservation conditions, a means for setting the cleaning timing and its operation means are required.
上記のように、予約スイッチ操作に伴って洗浄モードに入る構成とすると、通常作業者が次回の予約をして当該作業の終了とするが、その都度洗米タンク5内の洗浄を行うことができ、水加減の安定や清掃効果が大きい。
As described above, when the cleaning mode is entered in accordance with the reservation switch operation, the normal worker makes the next reservation and finishes the work, but the inside of the
図15は水位センサとしてのフロートセンサが不良であっても、洗浄できるように構成したものである。すなわち、下給水手段の途中に流量センサを設け、所定流量の有無を検出できる手段を構成し、上記洗浄モードの工程t3において満水状態をフロートセンサが検出しないときであっても、流量と洗米タンク容量および給水時間との関係で満水状態を推定し(S5〜S8)、次工程に強制切り替えする構成としている。このように構成することによって、確実に洗浄モードを完了することができる。 FIG. 15 is configured so that even if the float sensor as the water level sensor is defective, it can be cleaned. That is, a flow rate sensor is provided in the middle of the sewage supply means to constitute a means capable of detecting the presence or absence of a predetermined flow rate, and even when the float sensor does not detect a full water condition in step t3 in the washing mode, the flow rate and the rice washing tank A full water state is estimated in relation to the capacity and the water supply time (S5 to S8), and forced switching to the next process is performed. With this configuration, the cleaning mode can be completed with certainty.
上例の作用について説明する。
電源スイッチ82をオンにし、操作パネル70の各操作に従って炊飯条件の設定を行なう。各種の炊飯条件を設定の後、スタートスイッチ75をオンすると、図16で示す炊飯フローのように運転開始される。
The operation of the above example will be described.
The power switch 82 is turned on, and rice cooking conditions are set according to each operation on the
即ち、炊飯条件の設定入力完了後に、図16に示すステップ300でスタートスイッチ75を押すと、ステップ301で貯米タンク4の米を計量ドラムで計量し、洗米タンク5に設定量の米を供給し、ステップ2で洗米する。
That is, after the setting input of rice cooking conditions is completed, when the
ステップ2の洗米工程は、水をたれ流しながら米を攪拌する糠抜き工程、一旦給水した後水切りし米を湿潤状態で攪拌する研米工程、所定水位で米を攪拌する荒ゆすぎ工程、水をタンクよりオーバーフローしながら攪拌する仕上げゆすぎ工程からなる。荒ゆすぎ工程及び仕上げゆすぎ工程は米を水中で撹拌する狭義の洗米工程を意味する。
The rice washing process in
上記ステップ302の広義の洗米工程の次は、ステップ303の水加減処理工程に進む。このステップ303では洗米タンク3内の米の量、米の質、気温、水温等に見合った水量をマイクロコンピュータが計算して、洗米タンク5に給水し、洗米タンク5の満水後に、水位弁65を算出された時間分「開」して水加減をする。
After the broad rice washing process in
ステップ304では、洗米タンク5内の洗米済の米とステップ303の水加減の計量された水が、排米弁39の開閉により炊飯釜7に投下される。
ステップ305では、炊飯釜7内の米は規定時間にわたり水に浸漬される。規定時間経過後に、ステップ306で点火、ステップ307で炊飯、ステップ308で蒸らしを行い、ステップ309で炊き上り、所定の米飯ができあがる(ステップ310)。
In
In
所定量の米が計量されて洗米タンク5に供給される。この洗米タンク5内では、洗米モータ36等の駆動によって米が給水を伴いながら洗米される。即ち、糠抜き工程イ、研米工程ロ、荒ゆすぎ工程ハ、仕上げゆすぎ工程ニの順に処理される。
A predetermined amount of rice is weighed and supplied to the
上記の洗米工程を終えると、浸漬処理後炊飯処理するものである。
尚、スタートスイッチ75をオンする前に、予約スイッチ操作によって予約画面を出力し、炊き上がり時刻等を予約設定することにより予定の時刻に炊きあげることができる。
上記のような洗米炊飯工程に入る前に、洗浄工程を実行することによって、ジャケット部32や排出部の洗浄を行い得るものである。
When the above rice washing process is completed, the rice is cooked after the dipping process.
In addition, before the
The
上記の例では、任意の時期に洗浄モード設定することで洗浄を実行できる構成としたが、定期的に洗浄モードに入る構成とすれば一層便利となる。すなわち、洗浄モード移行の時刻を設定できる構成とし、タイマ機能に基づき所定の時間に至ると自動的に洗浄を実行できるものである。したがって、前回炊飯完了時刻や次回炊飯時刻を勘案しながら、たとえば厨房後片付けの時期に合わせるなど、作業に支障のない時間帯で洗浄モードに入ることで洗浄忘れがなく、次回炊飯のときには常に清潔な状態のもとで洗米乃至炊飯を行い得る。なお、設定時刻に炊飯作業中であるときはその作業の終了をまって洗浄モードに入るよう構成することで洗浄を確実に実行できる。 In the above example, the cleaning mode can be set by setting the cleaning mode at any time. However, it is more convenient if the cleaning mode is periodically entered. That is, the cleaning mode shift time can be set, and cleaning can be automatically executed when a predetermined time is reached based on the timer function. Therefore, taking into account the time of completion of the previous cooking and the time of the next cooking, for example, it is time to clean up after the kitchen. Washed rice or cooked rice can be performed under conditions. In addition, when the rice cooking operation is being performed at the set time, the cleaning can be surely executed by configuring the operation so that the operation ends and the cleaning mode is entered.
さらに、上記の設定時刻に洗浄モードに入る構成に加えて、日時を選択設定できる構成とすることで設定された日時に洗浄を開始させることができる。さらに、洗浄間隔をもって洗浄モードへの移行の設定とすることもできる。すなわち、3回/日のように次回までの洗浄間隔を設定することで洗浄モードを自動的に行わせることもできる。 Further, in addition to the configuration in which the cleaning mode is entered at the set time described above, the cleaning can be started at the set date and time by adopting a configuration in which the date and time can be selected and set. Furthermore, it is possible to set the transition to the cleaning mode with the cleaning interval. That is, the cleaning mode can be automatically performed by setting the cleaning interval until the next time, such as three times / day.
図17〜図22は白米搬送装置における搬送制御に関する。従来特開2004−51325号公報に開示のあるように、白米を貯留部から所定の洗米炊飯機に向けて分配移送する形態が公知である。 17 to 22 relate to conveyance control in the white rice conveyance apparatus. Conventionally, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-51325, a mode in which white rice is distributed and transferred from a storage unit toward a predetermined rice-washing rice cooker is known.
その構成を図18に示している。すなわち、101は米貯蔵兼搬送装置で、フレーム102に前後パネル103、左右パネル105を締結具(図示省略)により固定した箱体106に、上縁にフランジを有する貯米タンク107を載置し、この貯米タンク107下部に貯米タンク107内の米を定量繰り出しする繰出装置108を設け、繰出装置108下部の排出口108aと連通して繰り出された米を後述する自動洗米炊飯機109の貯米庫110に搬送するブロワ111を備えた装置であって、上記前パネル103には着脱・開閉自在で、前記ブロワ111の吸気用の開口112を形成したカバー113が設けられ、上記フレーム102下部には該フレーム102下部に設けた桟114に沿って米貯蔵兼搬送装置101底を開閉する底蓋115が設けられている。
The configuration is shown in FIG. That is, 101 is a rice storage / conveyance device. A
前パネル103に開口112を形成したのは、米貯蔵兼搬送装置101は、通常、部屋の隅に設置する場合が多く、埃が溜まりやすく、また湿気の多い後部および側部からの吸引を避け、なるべく清浄な空気を吸引するためである。
The opening 112 is formed in the
貯米タンク107は、下部排出側を左右パネル105の一側に寄せた非対称形状タンクで、これにより、排出部で流れが閉塞するブリッジ現象の発生を防止し、同時に空いた貯米タンク107の斜面下方にブロワ111を設けることにより、繰出装置108、ブロワ111を点検・整備し易くしている。
The
貯米タンク107下端と繰出装置108上端の間には図外スライドシャッタが挿入され、貯米タンク107内の米の繰出装置108による繰り出しを調節自在にしている。
また、繰出装置108の上部には貯米タンク107を該繰出装置108から容易に手動により着脱可能にするノブボルト等の締結具115が設けられ、該締結具115を取り外すと、貯米タンク107を上方に取り外して、品種が異なる米を貯留した貯米タンクを容易に交換出来るようにしている。
A non-illustrated slide shutter is inserted between the lower end of the
Further, a
また、前パネル102には運転操作盤116を収納する収納部116aが設けられ、運転操作盤116から前記繰出装置108を駆動するモータ117、前記ブロワ111を駆動するモータ118、および自動洗米炊飯機109の運転操作盤119とをそれぞれ接続する配線120途中には、収納部116aから運転操作盤116を取り出し可能にする巻取部120aが設けられている。
Further, the
図21は、貯米庫110内の米の増減状況を示すが、米不足センサ154位置は、貯米庫110内の米量がラインAに示す状態となるとオンして米不足状態を出力するよう設定しており、このラインAは例えば米量約10kgに設定されている。又この状態から米の供給を受け、再び米不足センサ154が米に埋もれてオフする状態では米はラインB(約米量45kgに設定)に堆積される。さらに米供給を受けて満杯センサ155がオンする位置ではラインC(同約60kgに設定)の状態に堆積されるものである。
FIG. 21 shows the increase / decrease state of the rice in the
従って、前記のように複数の米不足センサ154を入力するときは、満杯状態にせずとも米不足センサ154がオフに復帰する時点(ラインB)で一旦米供給を中断することで所定量を確保できるものとしている。なお、本実施例のほかに自動洗米炊飯機を複数台併設し、各貯米タンクに分岐供給する形態とする場合には、複数の貯米庫110への早期供給を行うことができ、後続の作業中断を生じさせない。
Therefore, when a plurality of
従来の搬送制御では、搬送時間が所定時間以上、たとえば標準時間X分の3割以上を過ぎても満杯センサ155がオンしないときは強制的に停止させる構成としていた。このため、搬送元である貯米タンク107側がブリッジ発生すると強制停止され警報出力されていた。
In the conventional conveyance control, when the
このため、以下の構成とする。米不足センサ154から満杯センサ155がオンするまでの時間Xを実験値により設定しておき、搬送時間の限界値は、たとえば3割増しの1.3Xとする。
For this reason, it is set as the following structures. The time X from when the
米貯蔵兼搬送装置101から自動洗米炊飯機109への自動搬送を実行する際、搬送停止を図18のように行わせることにより異常停止の要否を確認できる。すなわち、図22のフローチャートに基づき説明すれば、米貯蔵搬送装置101側は貯米状態にあり(ステップ401)、自動モードが選択されている(ステップ402)ことを前提に、かつ通常米不足センサ154がオフからオンに切り替わったとき(ステップ404)を起算点として搬送が開始される(ステップ405)。上記時間Xがカウントされ、所定時間(上例では1.3X)以内に満杯センサ155がオンする状態を通常運転状態として搬送を停止する(ステップ406、407、408)。ところが、ステップ406で搬送時間が所定時間を超えた場合、米不足センサ154の状況を確認し(ステップ409)、このセンサ154がオフになっているときは、米貯蔵搬送装置101側がブリッジ状態になっているものと判定し、ステップ408に至り搬送は停止される。ところが上記ステップ409で米不足センサ154がオンのままであるときは、ステップ410にて強制停止状態となる。何ら別の異常状況が考えられるためである。この強制停止に至ると、警報出力する(ステップ411)。
When performing automatic conveyance from the rice storage and
上記実施例ではステップ409で1回の米不足センサ154のオン継続と判定したときは強制的に停止する構成としたが、これを数回実施して判定する構成とするとなお一層の効果がある。
In the above embodiment, when it is determined in step 409 that the
4…貯米タンク
5…洗米タンク
6…炊飯装置
36…洗米モータ
64…排水弁
65…水位弁
66…ポンプ
4 ...
Claims (2)
洗米タンク(5)が空の状態時に排水弁(64)を閉じ、下給水手段と気泡供給手段(66)と攪拌棒(35)を共に作動しながら、ジャケット部(32)に給水および気泡を供給する気泡洗浄状態の第一の工程(t1)と、洗米タンク(5)が満水状態を継続して気泡供給手段(66)と攪拌棒(35)を共に作動し、所定時間後に下給水手段を停止する第二の工程(t2)と、該下給水手段の停止後に排水弁(64)を開いた状態で気泡供給手段(66)と攪拌棒(35)を共に作動して排水する第三の工程(t3)と、該排水する工程(t3)後に上給水手段で給水する第四の工程(t4)とを行なう洗浄モードを備えたことを特徴とする洗米装置。 The rice washing means for Haimai the cooking pot or container waits from the metering means (13) supplied with rice predetermined weighed rinsed rice downward, the rice washing tank (5), in the the rice washing tank (5) in the A stirring bar (35) that rotates around the vertical axis, a jacket part (32) connected to the lower part of the rice washing tank (5) , and a rice drain valve (39 ) that opens and closes a rice draining port formed in the jacket part (32). and), connected to the jacket part (32), and drain box with drain valve (64) and (60), and a lower water supply means for supplying water from the jacket portion (32) to the rice washing tank (5) within the rice washing tank (5) It is comprised with the bubble supply means (66) which supplies a bubble from the inside into the inside, and the upper water supply means which supplies water from a ceiling part in the rice washing tank (5) ,
When the rice washing tank (5) is empty, the drain valve (64) is closed, and the water supply and bubbles are supplied to the jacket (32) while operating the lower water supply means, the bubble supply means (66) and the stirring rod (35) together. The first step (t1) in the bubble cleaning state to be supplied, and the rice washing tank (5) continues to be in a full water state to operate both the bubble supply means (66) and the stirring rod (35), and after a predetermined time, the water supply means A second step (t2) for stopping the water supply, and a third for draining by operating both the bubble supply means (66) and the stirring rod (35) with the drain valve (64) opened after the stop of the lower water supply means. A rice washing apparatus comprising a washing mode for performing the step (t3) of step 4 and the fourth step (t4) of supplying water by the upper water supply means after the step of draining (t3).
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