JP4011480B2 - 投与装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は、製薬、医薬または治療用物質などの物質を投与し、その物質を被移植体動物(たとえば人間)の皮膚に塗布するための装置に関する。この発明は特に、計測された量の物質をスプレーまたはミストの形で投与するよう動作可能である装置に関する。より特定的には、この発明は、物質、特に生理的活性物質を含有する液体の経皮的および/または経皮性送達に関する。
【0002】
【発明の背景】
薬物送達は、薬物を服用し、それをある投薬形態に取入れて、薬物が体内のターゲットに到達し、有効な濃度で送達され、時宜を得た態様で吸収され、有毒な副作用をもたらさず、患者にとって便利な形態となることを可能にするプロセスである。薬物送達の経皮的な経路は、有効な薬物送達のための手段として広範に探求されてきた。
【0003】
従来、経皮薬物送達システムは、皮膚を渡って血流内に薬物を有効な濃度で送達するために、長時間の間皮膚に付着される閉鎖性パッチ装置を採用してきた。しかしながら、経皮パッチは重要な問題を抱えている。そのような問題は、貼付部位での皮膚の炎症、ユーザによる美容上の受入れ難さ、複雑な製造工程、および、塗布される投与量を変更するための柔軟性の制限を含む。粘着性の経皮マトリックスパッチは、薬物溶液の調製、粘着剤の熱配合、放出ライナ上への精密コーティング、パッチの制御された乾燥(多くの工程間検査を必要とする)、パッチの裏当ての貼り合せ、異なるパッチサイズの打ち抜き、ホイルで裏打ちされたブリスタパックでの最終包装を含む、複雑で重要な製造ステップを要する(ジェンキンス(Jenkins)A.W.「フェマトリックスTM経皮パッチの開発(Developing the fematrixTM transdermal patch)」、Pharm. J. 1995年、第255巻、8月5日、179−181頁)。
【0004】
ジェル、クリーム、およびローションといった従来の非閉鎖性局所賦形剤の使用に戻ることによってそのような問題を克服しようという試みがなされてきたが、経皮薬物送達用にこれらの賦形剤を用いることは、全範囲の経皮薬物候補へのそれらの適用が低い経皮融剤のために限られていることによって制約されてきた。ジェル、クリーム、およびローションはまた、厄介な塗布方法、塗布中の投与量の制御不良、皮膚上での容認できないほど長い乾燥時間、および、患者からパートナーへの薬物の著しい移転という欠点も抱えている。したがって、「皮膚浸透増強剤およびそれに伴う薬物送達システム(Dermal Penetration Enhancers and Drug Delivery System Involving Same)」と題された米国特許第6,299,900号において、リード(Reed)他は、従来の経皮薬物送達システム(たとえばパッチ、ジェル、クリーム、ローション)の上述の限界を克服する、改良された非閉鎖性の揮発性:不揮発性経皮薬物送達システムを提供している。
【0005】
前述の問題は、たとえば米国特許第6,113,008号に開示されている閉鎖性スプレー式包帯を皮膚に施すための装置といった、揮発性:不揮発性液体製剤を制御して皮膚に塗布するための装置の開発につながった。その装置は、その通常使用中の好ましいフィルム形成エアゾールによるアクチュエータノズルの閉塞を防止する手段を提供していないという限界を抱えており、また、その軸状ノズルの向きによって、実際の使用が前腕のみに限られている。それは、腹部、上臀部、および大腿などの他の従来の部位へ塗布するために、患者が装置の動作中に自ら進んで横になるのでない限り、そうである。そのようなアプローチは次に、液体貯蔵器からのディップチューブピックアップの欠乏というさらなる問題も招き、それに対する解決策は、米国特許第5,624,060号に記載されているものなどが利用可能であるが、それは米国特許第6,113,008号によって開示された装置の有用性に著しいコストと複雑性とを付加している。その装置はまた、好ましい加圧されたエアゾールを用いる場合のいかなる圧力蓄積も防止するために、周囲に対して開いている投与側板(shroud)の通気口にも頼っており、それはスプレー浮遊につながって、結果として投与された物質の一部の損失をもたらす。
【0006】
米国特許第6,261,274号は、皮膚からのアクチュエータノズルの距離および向きを制御する距離ゲージ手段に依存する別の投与装置を開示している。その装置は、使用中皮膚に押付けられる距離ゲージ手段の端の平坦な面の使用にもかかわらず、皮膚に対するアクチュエータノズル角度および/または距離の可変の可能性という限界を抱えている。なぜなら、実際には、この形状構成の表面積は、装置の通常使用中、投与物質の羽毛状構造(plume)に対する侵入を回避するために制限される必要があるためである。距離ゲージに必要な典型的な長さは、通常使用中に何らかの安定化効果が達成される場合には短いことを意味する。なぜなら、距離ゲージの角度は、距離ゲージ用に限られた接触表面積しか有さないことによって複雑化される問題である皮膚表面の通常適合、および、距離ゲージ角度の小さな変更でさえも皮膚に対するアクチュエータノズルの距離および角度に及ぼす梃入れ効果による角度の変更を被りやすいためである。米国特許第6,261,274号の装置はまた、投与物質が塗布される実際の部位を患者が推定できなければならないという限界も抱えており、それは前腕への塗布に特有の問題で、その場合スペーサレッグを皮膚上に置くことができるが、物質はそれでは空中にスプレーされ、皮膚には全く当らない。その装置はしたがって、投与物質が塗布される表面積の変動についての高い潜在性と、ターゲット塗布部位に当り損なう可能性とを抱えている。
【0007】
前述の種類の物質投与装置は、装置使用の間の期間に物質の容認できない損失を被る傾向がある。その損失は、揮発性物質の使用に関する状況において特に明白である。物質の意図しない損失は浪費的であり、また、装置が動作されるたびに装置が正確に計測された量を投与する能力を妨げ得る。その点に関し、状況によっては正確な計測が非常に重要となる場合がある。
【0008】
米国特許第6,299,900号に記載されたもののような、通常1平方センチメートルの塗布区域につき1〜10マイクロリットルの少量レベルで、揮発性:不揮発性液体製剤の正確で再現可能な塗布を提供する能力を有する装置に対する要望が存在する。また、注入分の損失(loss-of-prime)(または残留投与量の損失)を防止するための手段を有する投与装置に対する要望も存在する。
【0009】
【発明の概要】
この発明の目的は、物質の意図しない損失を防止するための、または最小限に抑えるための手段を有する物質投与装置を提供することにある。この発明のさらなる目的は、通常使用中、正確に計測された量の物質を投与可能な物質投与装置を提供することにある。この発明のさらに別の目的は、装置の通常使用の準備として、フル装填の物質を放出用に利用可能にできる手段を有する物質投与装置を提供することにある。この発明のさらに別の目的は、物質の経皮的塗布における使用に特に好適な投与装置を提供することにある。
【0010】
この発明によれば、物質を投与し、その物質を被移植体の皮膚に塗布するために握持される装置が提供され、前記装置は、中空体と、前記体内に装着された物質カプセルと、カプセルの一部を形成する前記物質用容器と、放出口通路を有するスプレーノズルと、前記容器の内部に接続され、計測された量の前記物質が前記ノズルの前記放出口通路を通って投与されるようにするよう動作可能であるアクチュエータ手段と、前記放出口通路から出現する前記物質を受けるための空間を規定する側板と、側板上に着脱可能に配置されるキャップを含み、前記ノズルを閉じるかまたは開けて、それにより前記カプセルからの前記物質の排出を制御するよう選択的に動作可能である閉鎖手段とを含む。前記放出口通路が出口端を含み、前記閉鎖手段が前記通路の前記出口端を取巻く面に当ることによって前記放出口通路を閉鎖するよう動作する閉鎖部材を含んでいる。
【0011】
この発明に従った経皮スプレー塗布装置は、(活性成分の特性に依存して)標準的なプラスチックおよび/またはガラス容器内に提供された、単相の揮発性/不揮発性液体の形をした物質で装填されていてもよい。その好ましい形態のうちの1つにおける装置の製造は比較的簡単明瞭で、単純なスケールアップに従い、主な製薬包装用に「市販の」構成要素を用いる。それは、上述のような閉鎖性パッチ装置の製造に伴う複雑性と対照をなす。
【0012】
装置の好ましい一形態では、ノズル放出口が、好適な構成およびサイズの側板内に規定された空間と通じている。そのような側板は、物質の経皮塗布に関する状況で特に有用である。なぜなら、それは、投与物質が意図された標的領域に限定されることを確実にするのを支援可能であるからである。側板は、スプレー浮遊の危険性、および投与されている物質の一部の結果的な損失を低減するために、標的領域を覆う完全な非通気式の囲いを提供することが好ましい。さらに、側板は距離調整装置として機能し得る。つまり、側板の開口部が意図された標的領域を取巻く面に係合する場合、標的領域とスプレーノズルの放出口との間の距離は、好ましくは、物質がその距離に渡って標的領域上にスプレーされるべき理想的な距離と実質的に等しい。
【0013】
前の段落およびこの明細書の他の部分における「非通気式」に対する言及は、大気への露出の完全な欠如を要求しているものとして理解されるべきではない。好ましい側板は、それが、標的領域を取巻く面に当るよう意図された側壁(たとえば米国特許第6,113,008号の装置)または外縁を貫通して故意に形成された開口部を持たないという意味で、「非通気式」である。
【0014】
ノズル閉鎖手段は、装置が使用されていない場合に側板の開口部を閉鎖するよう適合されたキャップによって形成されていてもよく、またはキャップ上に提供されていてもよい。一例として、閉鎖手段は、キャップの壁から外側に延びる伸長したステムを含んでいてもよい。この構成は、キャップが側板上の所定の位置にある場合に、キャップの壁から離れているステムの端がノズル放出口の内部および/またはまわりと係合可能であるようになっている。キャップの壁は、可撓性を有し、キャップが側板に取付けられている際に弾性的な歪みを受けることが好ましい。それによりキャップの壁内部に生じる応力は、閉鎖ステムをノズル放出口に押付ける傾向があり、それによりステムと放出口との間の好適な閉鎖力が維持される。
【0015】
この発明の別の局面によれば、装置が通常の態様で動作されている場合に、フル装填の物質を装置の送達システム内で放出用に利用可能にできるための手段を有する物質投与装置が提供される。この点に関し、「フル装填」は、装置が正しい態様で動作される場合に装置から放出されるよう意図されている計測された量に実質的に等しい或る量の物質を含むこととして理解されるべきである。
【0016】
「注入分の損失」と呼ばれる状態は、装置が使用されていない間に、送達システムで起こり得る。そのような注入分の損失の一原因は、特に揮発性物質が使用されている場合には、蒸発である。その結果、物質によって占められることが意図されていた送達システム内の空間を空気が占める。このため、装置をその後動作させて物質を放出する場合、放出される量は意図された計測量よりも少なくなる。
【0017】
フル装填の物質を放出用に利用可能とするため、この発明の第2に述べられた局面に従った装置には、使用前の量の物質を吸収するための手段が設けられてもよい。装置の通常使用の前に、吸収手段はノズル放出口と整列して置かれ、装置は動作されて、使用前の量の物質を吸収手段上に向けるようにする。装置の送達システムはそれにより、それがその後フル装填の物質を含有するという意味で注入される。吸収手段をノズル放出口への露出から除去することによって、装置は意図された計測量の物質を放出するよう動作可能となる。
【0018】
【0019】
上述のようなこの発明に従った装置は、使い捨て可能または再装填可能であり得る。つまり、ある形態では、カプセルの内容物が消耗されると装置全体が廃棄されてもよく、一方、別の形態では、カプセルは装置の中空体に取外し可能に装着され、取外しおよびフル充填されたカプセルとの交換が可能になっていてもよい。
【0020】
また、この発明に従った装置では、アクチュエータ手段の形態は、物質が手動により動作可能なポンプによって投与されるか、またはエアゾールタイプのプロセスによって投与されるかに従って、異なっていてもよい。前者の場合、ポンプはアクチュエータ手段の一部を形成してもよい。後者の場合、アクチュエータ手段は、ノズルを物質容器の加圧された内容物に接続するよう動作可能なバルブを含んでいてもよい。
充填されたカプセルとの交換が可能になっていてもよい。
【0021】
【発明の好ましい実施例の詳細な説明】
この発明の実施例を、添付図面を参照するこの明細書の以下の節において詳細に説明する。しかしながら、図面はこの発明がいかに実施され得るかを単に例示するものであって、図示されるようなさまざまな特徴の特定された形態および構成は、この発明を限定するものとして理解されるべきではない。
【0022】
添付図面に示された例示的な投与装置1は、状況によっては交換可能であってもよい物質カプセル4を受けるためのチャンバ3(図3)を有する中空体2を含む。カプセル4の内容物(物質)は、装置1の意図された用途に適するよう選択される。図示された例では、カプセル4は、物質容器5と、計測された量の物質を投与するための手動で動作可能なポンプ6(図3)とを含む。エアゾールタイプのディスペンサなどの他の構成が採用可能であり、その場合には、カプセル4の上部または他のどこか都合がよい部分の内部に、好適な制御バルブ(図示せず)が提供される。
【0023】
装置1の好ましい一用途では、容器5内に貯蔵された物質は、溶液中の生理的活性物質と、被移植体動物(たとえば人間)の皮膚への活性物質の吸収を促進するよう選択された担体とを含む。溶液は好ましくは揮発性の溶媒を含み、一方、担体は好ましくは不揮発性である。装置の一用途では、担体はサリチル酸オクチルであってもよい。
【0024】
物質がいかに装置から出現するようにされようとも、それは好ましくは標的領域に比較的少量レベルで塗布される。一例として、物質は、1平方センチメートルの標的領域につき1〜10マイクロリットルの範囲で堆積されてもよい。
【0025】
図4によって示されるように、体2は2つの分離可能な部分2aおよび2bから形成されることが好ましい。これらの部分は、それらが図1および図6に示されるようにともに接続される場合、組合わさってチャンバ3を形成する。任意の好適な手段を採用して2つの部分2aおよび2bを解除可能に接続してもよい。図示された構成では、部分2a上に設けられたピン7は、部分2bに設けられた相補形の孔8内に嵌合するようにされている(図4)。ピン7と孔8とは、部分2aおよび2bの故意でない分離に耐えるような態様で協働する。
【0026】
図示された特定の構成では、アクチュエータボタン9が、体2の上端でアクセス可能となるよう、体2上に可動に装着されている(図1、図5および図6)。ボタン9は、ボタン9の押し下げがポンプ6の動作を引起こすような態様で、ポンプ6と協働する。ポンプ6が動作されると、或る量の物質が容器5から引き出され、ポンプ6に関連する放出口ノズル10を通って、おそらくはスプレーの形で出される。図示された構成では、ボタン9は、放出口ノズル10の上部に位置しており、投与される物質の出現を可能とするよう、ノズル10の放出口通路12と整列された開口部11を有する。ポンプ6は物質容器5の内容物を加圧するよう公知の態様で動作し、それにより、計測された量の物質がノズル10を通って出されるようにする。
【0027】
好ましくは実質的に円錐形である側板13は、体2のノズル10に隣接する側に接続されていてもよい。側板13は、ノズル10から出現する物質スプレーを取巻くよう構成されており、物質のすべてまたは大抵が意図された標的領域上に堆積されるよう、そのスプレーを限定する役割を果たしてもよい。その点に関し、側板13は、前に規定されたように、好ましくは非通気式である。側板13はまた、距離調整器としても機能してもよい。つまり、ノズル10と側板13の外縁14との間の距離は、物質がその距離に渡って標的領域上にスプレーされるべき理想的な距離に実質的に対応していてもよい。そのような距離調整は、装置が物質の経皮塗布に用いられている状況で特に有用であり得る。
【0028】
図5および図6に示すように、側板13の開口部16(図3)を閉鎖するため、保護キャップ15が側板13の外端に取外し可能に取付けられてもよい。キャップ15は、ポンプ6がこれから動作される場合には取外され、ポンプ6が使用されない場合には元に戻される。任意の好適な手段を採用してキャップ15の解除可能な取付けを可能にしてもよい。1つの選択肢は、キャップ15と側板13との間にスナップ係合を提供することである。一例として、キャップ15の側壁21の内面上に形成された周辺リブ17または突起が、側板13上に形成された外部周辺リブ19(図3)とスナップ係合してもよい。
【0029】
図4〜6によって示される構成では、投与装置1には、装置が使用されていない場合にノズル10を閉鎖するための手段が設けられている。任意の好適な手段をこの目的のために用いてもよい。しかしながら、図4、図5および図6によって示される構成では、ノズル閉鎖手段は、キャップ15の端壁21に取付けられた部材20を含む。好ましくは、図示されているように、部材20は、側壁21と同じ方向のキャップ15の軸方向に延びる伸長したステムの形をとっている。部材20の長さは、キャップ15が側板13上の所定の位置に適正にある場合に、外側末端22がノズル10の放出口のまわりおよび/または内部に係合可能となるようになっている。
【0030】
図示された好ましい構成によれば、キャップ15の端壁21は可撓性があり、部材20の長さは、キャップ15が側板13上に適正に位置している場合に壁21を外側に屈曲させるようになっている。つまり、ステムの端22がノズル10の放出口の内部またはまわりに係合する場合、リブ17およびリブ19間の適正な協働係合は、壁21が外側へ屈曲されない限り達成できない。その外側への屈曲は、おそらくは誇張された形で、図7の破線によって示される。壁21が外側へ屈曲するにつれ、それは内部応力が壁21内で生じるような弾性的な歪みを受ける。壁21の弾性は、それが歪みのない状態に戻り、それによって内部応力を解除する傾向があるようになっているが、そのような回復は部材20の柱の力によって防止される。部材20はそれにより圧縮下に置かれ、その結果、部材20の端22とノズル10との間に閉鎖力を課す。屈曲の程度は、好ましくは、部材20の端22とノズル10との間に好適な閉鎖力を課すよう、予め定められる。
【0031】
図7は、応力を受けない状態の場合の、外側に湾曲した構成を有する端壁21を示す。それは本質的ではない。一例として、壁21は、応力を受けない状態の場合に、図9によって示されるように平坦であり得る。
【0032】
ステムの端22とノズル10との間の封止の有効性は、弾性のある封止手段などの封止手段を端22に設けることによって高められてもよい。また、これに代えて、図7および図8によって示されるように、封止手段は、概して部材20の軸方向に延びる、比較的薄く可撓性がある円形の封止リップ23を含んでいてもよい。他の種類の封止手段が採用可能である。また、封止手段は、部材20というよりもむしろノズル10に提供されてもよく、または、部材20とノズル10との双方に提供されてもよい。
【0033】
図8は、実際に十分なものであることがわかっている、部材20とノズル10との間の封止構成を示す。図示されているように、部材20の端22は、封止リップ23を提供するよう形作られている。リップ23の放射状の内面24は内側におよび後方に傾斜し、以下に記載されるように機能する封止面を提供する。空洞25が部材20内のリップ23のすぐ後に形成され、その空洞は以下に記載されるように機能する。
【0034】
図8によっても示されるように、ノズル通路12が、部材20の末端と対向する関係にあるノズル10の面26を通って出現する。面26は、封止リップ23の面24と実質的に相補形である円錐台形の面27によって取巻かれている。封止リップ23を受けるための窪み28が、円錐台形の面27とまわりの円筒形の面29との間に規定される。面29の直径は、好ましくは、ステムの端22が窪み28内に置かれている場合に面とステムの端22との間に隙間が存在するようになっている。
【0035】
封止リップ23の面24がノズル面27に押付けられると、ノズル10の閉鎖が起こる。前に述べたように、封止リップ23は或る程度の可撓性を有し、それは、十分な封止係合が面24と面27との間で起こることを確実にする役割を果たす。
【0036】
空洞25は、それがノズル面26を越えて提供する空隙のために有用であることがわかっている。そのような空隙がない場合、貯蔵された物質は、おそらくは毛細作用のため、ノズル通路12の出口端からしみ出る傾向があることがわかっている。物質のその損失と格闘するために他の構成が採用可能であることが理解されるであろう。また、図8によって特に示されたもの以外の封止構成が採用可能である。
【0037】
部材20の端23をノズル10との正しい係合位置に誘導するために誘導手段を備えてもよい。そのような誘導手段は、キャップ15が側板13上に置かれている場合に封止リップ23への損傷を最小限に抑える役割も果たし得る。図示された構成例によれば、誘導手段は、アクチュエータボタン9の放出口開口部11から外側に延びて放出口開口部11を取巻く円錐台形の誘導通路30を含む(図3および図4)。図3に最良に見えるように、通路30は、開口部11から離れる方向において、断面サイズが増加する。
【0038】
上述のようなノズル閉鎖手段を用いる代わりに、装置1には、ポンプ6の送達システムが、計測された量の物質を投与するための使用に備えて注入されるようにする手段が設けられていてもよい。注入手段の可能な一形態を、図9によって示す。その例では、図7によって示されるように外側に湾曲する必要のないキャップ端壁21の内面上に、吸収性のパッドまたは詰物31が設けられる。ポンプ6の注入は、キャップ15が側板13の開口部の上部に位置している間に、ポンプ6を動作して或る量の貯蔵された物質を詰物31上にスプレーすることによって達成される。十分な注入を達成するにはボタン9を少なくとも1回十分に押し下げることが通常必要であり、2回またはそれより多い十分な押し下げが必要となるかもしれない。注入動作は、キャップ15が側板13に固定されている間、または、それが側板13から取外されたままである間に実行可能である。しかしながら、後者の場合、キャップ15は、好ましくは、側板13の外端の比較的近傍に保持される。詰物31は、必要な場合に新しい詰物と交換できるよう、キャップ15から取外し可能になっていてもよい。
【0039】
所望すれば、体2の一側にのぞき窓32を設けて、カプセル4内の物質の量が少なくなっていることがユーザに見えるようになっていてもよい(図4および図6)。
【0040】
この発明に従った投与装置が、装置が動作されるたびにフル計測投与量の物質が放出されることを確実にする能力を有することは、前述の説明から明らかであろう。この発明によれば、その結果は、装置が使用されていない場合に放出口のノズルを有効に閉鎖することによって達成される
【0041】
特許請求の範囲によって規定されるようなこの発明の精神または範囲から逸脱することなく、前述の部分の構造および構成にさまざまな変更、修正および/または追加を導入してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を取り込んだ投与装置の一形態の側面立面図である。
【図2】 図1によって示された装置の背面立面図である。
【図3】 図2の線III−IIIに沿った断面図である。
【図4】 図3によって示された装置の分解図である。
【図5】 図3に類似しているが、装置の放出口の上部に位置付けられたダストキャップを示す図である。
【図6】 図5によって示された構成の側面立面図である。
【図7】 図5によって示されたダストキャップの断面図である。
【図8】 図7のダストキャップステムの末端とその端が協働する面との拡大された尺度での図である。
【図9】 図1〜3の装置で使用可能なダストキャップの別の形態の断面図である。

Claims (31)

  1. 物質を投与し、その物質を被移植体の皮膚に塗布するために握持される装置であって、前記装置は、
    中空体と、
    前記体内に装着された物質カプセルと、
    前記カプセルの一部を形成する前記物質用容器と、
    放出口通路を有するスプレーノズルと、
    前記容器の内部に接続され、計測された量の前記物質が前記ノズルの前記放出口通路を通って投与されるようにするよう動作可能であるアクチュエータ手段と、
    前記放出口通路から出現する前記物質を受けるための空間を規定する側板と、
    側板上に着脱可能に配置されるキャップを含み、前記ノズルを閉じるかまたは開けて、
    それにより前記カプセルからの前記物質の排出を制御するよう選択的に動作可能である閉鎖手段とを含み、
    前記放出口通路が出口端を含み、
    前記閉鎖手段が前記通路の前記出口端を取巻く面に当ることによって前記放出口通路を閉鎖するよう動作する閉鎖部材を含む、装置。
  2. 前記閉鎖部材が前記面と係合される場合に前記閉鎖部材に閉鎖力を加えるよう動作する力誘導手段を含む、請求項に記載の投与装置。
  3. 前記側板は、前記ノズルから外側に間隔をおかれた外端に開口部を有し、前記側板は、放出された物質の前記ノズルから前記開口部への通過中の横方向の広がりを限定する、前述の請求項のいずれかに記載の投与装置。
  4. 前記側板は実質的に円錐形であり、前記空間は前記開口部に向けてサイズが漸進的に増加する、請求項に記載の投与装置。
  5. 前記側板は前記ノズルから外側に間隔をおかれた外端に開口部を有し、前記キャップは、前記外端に取付けられ、前記閉鎖手段が前記ノズルを閉鎖するよう動作される場合に前記開口部に広がって前記開口部を閉鎖し、前記キャップは、前記閉鎖手段が前記ノズルを開けるよう動作されている場合に前記開口部に広がらないよう、前記外端から着脱可能である、請求項1に記載の投与装置。
  6. 前記ノズルは、出口端を有する放出口通路を含み、前記閉鎖手段は、前記キャップに接続された第1の端と、前記ノズルの面と係合可能でそれにより前記ノズルを閉鎖する第2の端とを有する伸長した閉鎖部材を含む、請求項に記載の投与装置。
  7. 閉鎖部材が前記面と係合される場合に閉鎖部材に閉鎖力を加えるよう動作する力誘導手段を含む、請求項に記載の投与装置。
  8. 前記力誘導手段は前記キャップの可撓性のある端壁を含み、閉鎖部材の前記第1の端は前記端壁の中央領域に接続され、前記端壁は、前記キャップが側板の前記外端に取付けられ、前記閉鎖部材が前記面と係合している場合に、前記閉鎖部材を圧縮下に置くよう弾性的に歪む、請求項7に記載の投与装置。
  9. 前記キャップは側板の前記外端と解除可能にスナップ係合可能である、請求項に記載の投与装置。
  10. 前記ノズルと側板の前記外端との間の距離は予め定められており、それにより前記側板は、前記ノズルと前記物質が堆積されるべき標的領域との間の距離を調整するよう使用可能となる、請求項のいずれかに記載の投与装置。
  11. 前記開口部のサイズは前記標的領域のそれに実質的に等しい、請求項10に記載の投与装置。
  12. 誘導手段が前記ノズルに隣接して設けられ、前記閉鎖手段が前記ノズルを閉鎖するよう動作されている場合に、前記閉鎖部材の少なくとも一部を受けてその部材を前記面との正しい係合に誘導する、請求項1、2およびのいずれかに記載の投与装置。
  13. 前記閉鎖部材には、前記閉鎖部材が前記ノズルを閉鎖するよう動作している場合に前記面に当る、可撓性のある封止手段が設けられている、請求項1、2、および12のいずれかに記載の投与装置。
  14. 前記封止手段は、前記面と係合される場合に前記通路の出口端を取巻く、可撓性のある円形の封止リップを含む、請求項13に記載の投与装置。
  15. 空洞が前記閉鎖部材内に設けられ、前記封止手段と前記面とが係合する場合に前記出口端と通じている、請求項14に記載の投与装置。
  16. 前記ノズルと整列して配置可能であり、そのように配置された場合に、前記アクチュエータ手段の一連の動作のうちの少なくとも初めの動作中に前記ノズルを通って投与された使用前の量の前記物質を吸収するよう動作可能である吸収手段を含み、前記吸収手段は、前記アクチュエータ手段の前記一連の動作のうちの次の動作中に前記ノズルを通ってフル装填の前記物質が投与可能となるよう、前記整列から取外し可能である、請求項1〜のいずれかに記載の投与装置。
  17. 前記吸収手段は前記キャップ部材に取付けられた吸収性パッドを含み、前記キャップ部材は、前記パッドが前記ノズルを通って投与される前記物質の経路に位置付けられるよう、前記装置の一部に取外し可能に接続可能である、請求項16に記載の投与装置。
  18. 前記パッドは前記キャップ部材に解除可能に取付けられている、請求項17に記載の投与装置。
  19. 前記側板は前記空間のまわりに非通気式の壁を提供する、請求項11のいずれかに記載の投与装置。
  20. 前記カプセルは前記中空体内に取外し可能に装着されている、前述のいずれかの請求項に記載の投与装置。
  21. 前記体は2つの分離可能な部分を含み、その各々は、前記カプセルが内部に装着されるチャンバのそれぞれの部分を規定する、請求項20に記載の投与装置。
  22. 前記アクチュエータ手段は、前記ノズルと前記容器の内部との双方に接続され、前記容器から前記物質を引き出し、引き出された物質を前記ノズルを通ってスプレーの形で出すよう動作可能であるポンプを含む、前述のいずれかの請求項に記載の投与装置。
  23. 前記アクチュエータ手段は、前記体上に可動に装着され、前記ポンプの動作をもたらすよう動作可能であるボタンを含む、請求項22に記載の投与装置。
  24. 前記アクチュエータ手段はバルブを含み、前記容器内の物質は加圧され、前記バルブは、前記容器の内部を前記ノズルに接続し、それにより前記物質のエアゾール形態での分散を可能にするよう選択的に動作可能である、請求項1〜21のいずれかに記載の投与装置。
  25. 前記アクチュエータ手段は、前記体上に可動に装着され、選択的なベースで前記バルブを開けるよう動作可能であるボタンを含む、請求項24に記載の投与装置。
  26. 前記物質は、溶液中の生理的活性物質と、被移植体の皮膚への前記活性物質の吸収を促進するよう選択された担体とを含む、前述のいずれかの請求項に記載の投与装置。
  27. 前記溶液は揮発性の溶媒を含む、請求項26に記載の投与装置。
  28. 前記担体は不揮発性である、請求項26または27に記載の投与装置。
  29. 前記担体はサリチル酸オクチルである、請求項28に記載の投与装置。
  30. 前記面は円錐台形の面であり、前記閉鎖部材の実質的に相補形の面によって係合可能である、請求項1、2、および1215のいずれかに記載の投与装置。
  31. 前記体はユーザの手によって把持されるよう構成されており、そのように把持された場合にユーザの指を横切って延びる主軸を有し、前記ノズルは前記主軸に対して横方向に前記物質を投与するよう構成されている、前述のいずれかの請求項に記載の投与装置。
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