JP4010892B2 - 流体パック用ピッチャー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋詰めした洗剤、飲料、調味料などの流体パックを受け入れてパックのまま内容物を注ぐためのピッチャーに関する。
【002】
【発明の技術的背景】
近年、洗剤や飲料は使い捨ての詰め替え用パックに収納して販売されることが多い。このような詰め替え流体パックは可撓性の袋に収納されているため、詰め替えているうちに袋の体積、形が変わり、内容物を無駄なく注ぎ出すのはきわめて煩わしい作業である。
このように、流体パックは移し替えが面倒なこともあって、適当な容器に入れてパックのまま注ぎ出すことができると便利である。
【003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の注ぎ出し容器は流体パックを入れて傾斜させると袋体内容物の重みで袋ごと注出容器から滑り落ちてしまう。このため、注ぎ出し容器を使用していながら両手を使わなければならないといった煩わしさがある。
【004】
従って、本発明の目的は、容器を傾斜させても中の流体パックが滑り落ちないようにした流体パック用ピッチャーを提供することにある。
【005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の流体パック用ピッチャーは、流体パックを受け入れる筒体容器の側面に把手を設けるとともに、把手上方の容器側面に所定巾の切欠き部を形成し、把手を掴んだ手の親指と人差指で容器内の流体パックの1側縁辺を抓むことができるようにしたことを特徴とする。
【006】
上記の目的を達成するために、本発明の第2の流体パック用ピッチャーは、流体パックを受け入れる筒体容器の側面に把手を設けるとともに、容器上方へ延びるフレームを形成し、このフレームに容器内に収納した流体パックの上部縁辺を支持する上部係着手段を設け、さらに、筒体容器の把手下方から底板まで延びる切欠き開口部を形成し、切欠き開口部の底板縁辺に流体パックの下部縁辺を支持する下部係着手段を設けたことを特徴とする。
【007】
この場合、さらに好ましくは、筒体容器の底板に、前記切欠き開口部へ向けて延び、流体パックの下部縁辺を受け入れる溝を形成するとともに、この溝から底板の外側へ突出するフレームを形成し、このフレームに流体パックの下部縁辺を支持する前記下部係着手段を設けたことを特徴とする。
【008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
図1は本発明による流体パック用ピッチャーの実施例を示すもので、この実施例のピッチャー1は上部に開口2を有する筒体容器3からなり、筒体容器3の側面に縦方向の把手4を設けてある。ピッチャー1は、図2に示す流体パック5を中に入れ、カットライン6に沿って切り開いた流体パック5の内容物を注ぐ際に、把手4を手で掴むと同時に中の流体パックを抓むことができるようにしたものである。
【009】
このために、ピッチャー1は筒体容器3の側面に前記把手4を設けるとともに、把手4の上端と筒体容器3の上端開口縁辺間に、所定巾の切欠き部7を形成し、図3に示すように、把手4を掴んだ手の親指と人差指で、ピッチャー1の切欠き部7に露出している流体パック5の1側縁辺8を抓むことができるようにしてある。
【010】
この実施例では筒体容器3を傾けて流体パック5のカットライン6先端から内容物を注ぐ際に同じ手の指で流体パック5を支えることができるので、片手でも流体パック5が筒体容器3から抜け落ちることがない。
【011】
図4は本発明による流体パック用ピッチャーの他の実施例を示すもので、この実施例のピッチャー1は、筒体容器3の側面に把手4を設けるとともに、この把手4に上方へ延びる縦フレーム9を一体に形成し、この縦フレーム9の上部に筒体容器3内に入れた流体パック5の上部溶着縁辺10aの角部を支持するための上部係着手段11aを設けてある。
他方、筒体容器3の把手4の下方に、筒体容器3の底板12まで延びる切欠き開口部13を形成し、この切欠き開口部13に臨む底板縁辺に流体パック5の下部溶着縁辺10bの角部を支持するための下部係着手段11bを設けてある。
【012】
図4の実施例の上部係着手段11a及び下部係着手段11bは、縮径頚部を有するボタン状突起で構成されている。
他方、このようなボタン状の係着手段11a、11bに支持される流体パック5は、図6のように、上部溶着縁辺10a及び下部溶着縁辺10bの各角部に上記ボタン状突起に対応するボタン穴10a´、10b´を形成する。但し、上、下係着手段11a、11bはこの構造に限らずクリップその他の適宜の止め具を使用してもよい。
【013】
図4の実施例は、ピッチャー1の底板12に下部係着手段11bに至る直径方向の溝14を設け、この溝14に沿って突出するフレーム15の溝延長側に前記下部係着手段11bを設けてある。
この実施例では流体パック5の下部溶着縁辺10bを溝14に嵌めて安定支持させることができるとともに、溝14の外側に出た流体パック5の下部溶着縁辺10bの角部をそのままピッチャー1の下部係着手段11bに係合させることができる。
【014】
かくして、図4のピッチャー1は、図5に示すように、筒体容器3の上部開口2から流体パック5を挿入し、流体パック5の上部溶着縁辺10aの角部に形成した上部ボタン穴10a´をピッチャー1の上部係着手段11a(ボタン状突起)に係合するとともに、下部溶着縁辺10bの角部に形成した下部ボタン穴10b´をピッチャー1の下部係着手段11b(ボタン状突起)に係合して一体化し、流体パック5のピッチャーとして使用される。
【015】
【効果】
把手上方に切欠き部を形成した本発明のピッチャーは、把手を掴んだ手の親指と人差指で切欠き部に臨む流体パックの縁辺を抓むことができるので、注ぎ出しのために傾けても内部の流体パックがずり落ちるおそれがない。
【016】
筒体容器の下部に切欠き部を形成し、把手の上方及び下方に係着手段を設けた本発明のピッチャーは、内部の流体パックを上下で確実に支持するので、指で支えなくても片手で注出できるとともに、パックの形状が崩れないのでパック内容物を無駄なく出しきることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による流体パック用ピッチャーの透視図
【図2】図1実施例のピッチャー使用説明図
【図3】流体パック側面図
【図4】本発明の他の実施例による流体パック用ピッチャーの透視図
【図5】図4実施例のピッチャー使用説明図
【図6】図4実施例のピッチャーに挿入される流体パック側面図
【符号の説明】
1…流体パック用ピッチャー
2…開口
3…筒体容器
4…把手
5…流体パック
6…カットライン
7…切欠き部
8…1側縁辺
9…縦フレーム
10a…上部溶着縁辺
10a´…上部ボタン穴
10b…下部溶着縁辺
10b´…下部ボタン穴
11a…上部係着手段
11b…下部係着手段
12…底板
13…切欠き開口部
14…溝
15…フレーム
Claims (1)
- 流体パックを受け入れる筒体容器の側面に把手を設けるとともに、容器上方へ延びるフレームを形成してこのフレームに容器内に収納した流体パックの上部縁辺を支持する上部係着手段を設け、筒体容器の把手下方から底板まで延びる切欠き開口部を形成し、筒体容器の底板に、前記切欠き開口部へ向けて延び、流体パックの下部縁辺を受け入れる溝を形成するとともに、この溝から底板の外側へ突出するフレームを形成し、このフレームに流体パックの下部縁辺を支持する前記下部係着手段を設けたことを特徴とする流体パック用ピッチャー
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002197500A JP4010892B2 (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 流体パック用ピッチャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002197500A JP4010892B2 (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 流体パック用ピッチャー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004035082A JP2004035082A (ja) | 2004-02-05 |
JP4010892B2 true JP4010892B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=31705258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002197500A Expired - Fee Related JP4010892B2 (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | 流体パック用ピッチャー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4010892B2 (ja) |
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2002
- 2002-07-05 JP JP2002197500A patent/JP4010892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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