JP4010407B2 - 切換装置及び衛星用アンテナ切換装置 - Google Patents

切換装置及び衛星用アンテナ切換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4010407B2
JP4010407B2 JP2003050455A JP2003050455A JP4010407B2 JP 4010407 B2 JP4010407 B2 JP 4010407B2 JP 2003050455 A JP2003050455 A JP 2003050455A JP 2003050455 A JP2003050455 A JP 2003050455A JP 4010407 B2 JP4010407 B2 JP 4010407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
switching device
converter
circuit
impedance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003050455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004260656A (ja
Inventor
哲秀 岡橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003050455A priority Critical patent/JP4010407B2/ja
Priority to US10/777,037 priority patent/US7395028B2/en
Priority to CN200410007209.7A priority patent/CN1273998C/zh
Publication of JP2004260656A publication Critical patent/JP2004260656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4010407B2 publication Critical patent/JP4010407B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1851Systems using a satellite or space-based relay
    • H04B7/18513Transmission in a satellite or space-based system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
複数機器間の相互接続切換制御を行う切換装置に関し、特に、衛星用アンテナで得られた受信信号に所定の変換処理を施すコンバータと、該コンバータとの間で信号授受を行うレシーバとの間に設置され、両者間における一対複数もしくは複数対複数の接続切換制御を行う衛星用アンテナ切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衛星放送や衛星通信を受信する場合、衛星用アンテナで受信された高周波信号は、該衛星用アンテナに取り付けられたLNB[Low Noise Block converter]から同軸ケーブル等を介してレシーバ(STB[Set Top Box]など)へ伝送される。なお、単一のLNBから出力された受信信号を複数のレシーバに分配する場合や、複数のLNBから出力された受信信号の1つを選択して単一のレシーバに出力する場合、或いは複数のLNBから出力された受信信号を複数のレシーバに適宜配信する場合には、LNBとレシーバの間に衛星用アンテナ切換装置(以下、スイッチボックスと呼ぶ)が設けられ、該スイッチボックスを用いてLNBとレシーバとの接続切換制御が行われていた(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
なお、従来のスイッチボックスの中には、LNBが着脱されるLNBポートとレシーバが着脱されるレシーバポートの他に、同一構成から成るスイッチボックスのLNBポートが着脱されるカスケードポートを有して成り、複数のスイッチボックスを縦列接続することが可能な機種もあった。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−159824号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
確かに、上記構成から成るスイッチボックスであれば、カスケードポートに別のスイッチボックスを縦列接続するだけで、LNBを共有するレシーバの数を容易に追加することができるので、非常に使い勝手がよい。
【0006】
しかしながら、上記構成から成るスイッチボックスは、その回路構成上、各々を縦列接続した際にレシーバとLNBとの間でやり取りされる送受信信号が減衰してしまい、最悪の場合には該送受信信号を検出できなくなるという課題を有していた。この課題について、図4を参照しながら詳細に述べる。図4は従来のスイッチボックスの要部構成(信号送受信部)を示す回路図である。なお、本図では説明を簡単とするために、一段目のスイッチボックス110にはLNB31とレシーバ21のみが接続され、二段目のスイッチボックス120にはレシーバ22のみが接続された状態を示している。
【0007】
レシーバ21からLNB31に命令信号を送る場合には、マイコンm1が該命令信号に応じてトランジスタn1のオン/オフ制御を行い、信号検出用のインピーダンス回路z1に流れる電流値を変化させる。該制御によってノードa1の電位は前記命令信号に応じてパルス状に変動するので、LNBポートLP1にはレシーバ21から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されることになる。従って、LNB31には電源供給と併せて前記命令信号が伝達される。
【0008】
一方、レシーバ22からLNB31に命令信号を送る場合には、マイコンm2が前記命令信号に応じてトランジスタn2のオン/オフ制御を行い、インピーダンス回路z2に流れる電流値を変化させる。該電流制御によってノードa2の電位は前記命令信号に応じてパルス状に変動するので、LNBポートLP2にはレシーバ22から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されることになる。LNBポートLP2の出力電圧は、スイッチボックス110のカスケードポートCP1に入力され、該入力電圧の交流成分のみが結合コンデンサc1を介してノードa1に伝えられる。従って、LNBポートLP1にはレシーバ21から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されることになる。
【0009】
しかし、従来のスイッチボックス110、120を縦列接続すると、ノードa1、a2は、交流的に接地されたインピーダンス回路z1、z2が並列接続された状態(図5の等価回路を参照)となるので、インピーダンス回路z1、z2のインピーダンス値が同値である場合には、ノードa1、a2に接続されるインピーダンス値が本来の1/2まで低減していた。一方、トランジスタn1、n2のコレクタ電流は、周辺定数に応じて予め決定されているので、上記のようにインピーダンス値が1/2に低減すると、ノードa1、a2の電圧降下量(すなわちパルス信号振幅)も1/2となっていた。同様の理由から、スイッチボックスがn台縦列接続された場合には、パルス信号の振幅が1/nとなり、上述したように、最悪の場合には送受信信号を検出できなくなるおそれがあった。
【0010】
本発明は、上記の問題点に鑑み、複数段の縦列接続時でも送受信信号が減衰しない切換装置及び衛星用アンテナ切換装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る切換装置衛星用アンテナ切換装置は、第1装置(コンバータ)が着脱されるx個の第1ポート(コンバータポート)と、インピーダンス回路を介して第1ポート(前記コンバータポート)に接続されており、第1装置(前記コンバータ)との間で信号授受を行う第2装置(レシーバ)が着脱され、第2装置(前記レシーバ)から直流電圧が印加されるy個の第2ポート(レシーバポート)と、結合コンデンサを介して第1ポート(前記コンバータポート)に接続されているx個の第3ポート(カスケードポート)と、第2装置(前記レシーバ)からの命令信号に応じて前記インピーダンス回路に流れる電流値を変化させることで、第2ポート(前記レシーバポート)に印加される直流電圧に前記命令信号を重畳して第1ポート(前記コンバータポート)に送出する信号重畳回路と、を有して成り、第1、第2装置間(前記コンバータと前記レシーバとの間)におけるx対yの接続切換制御を行う切換装置衛星用アンテナ切換装置であって、第3ポート(前記カスケードポート)は、前記切換装置(前記衛星用アンテナ切換装置)と同一構成から成る他の切換装置(衛星用アンテナ切換装置)の第1ポート(前記コンバータポート)が着脱されるものであり、前記インピーダンス回路は、第3ポート(前記カスケードポート)の接続状態に応じたインピーダンス値を示す構成としている。このような構成とすることにより、複数段の縦列接続時でも送受信信号が減衰しない切換装置及び衛星用アンテナ切換装置を提供することが可能となる。
【0012】
なお、上記構成から成る衛星用アンテナ切換装置において、前記インピーダンス回路は、前記カスケードポートの電圧印加状態に応じたインピーダンス値を示す構成にするとよい。このような構成とすることにより、衛星用アンテナ切換装置が何段縦列接続されていても、最末端に位置する衛星用アンテナ切換装置のインピーダンス回路にのみ所望のインピーダンス値を持たせ、その他の衛星用アンテナ切換装置のインピーダンス回路を全て電気的に切り離すことができるようになる。従って、複数段の縦列接続時でも送受信信号が減衰しない衛星用アンテナ切換装置を提供することが可能となる。
【0013】
また、上記構成から成る衛星用アンテナ切換装置において、前記インピーダンス回路は、抵抗に前記カスケードポートの電圧印加状態に応じて開閉するスイッチ回路を直列接続して成る抵抗回路と、インダクタと、コンデンサと、を並列接続して成る並列共振回路である構成にするとよい。上記構成から成るインピーダンス回路であれば、スイッチ回路がオン状態であるときのインピーダンス値を前記命令信号のパルス周波数に対してのみ所望値とし、その他の周波数成分に対しては小さく抑えることができるので、前記命令信号に重畳するノイズの除去や、コンバータに供給される直流電圧の減衰防止を図る上で好都合である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るスイッチボックスの一設置例を示す図である。本図(a)に示すスイッチボックス11は、衛星用アンテナ(図示せず)で得られた受信信号に所定の変換処理を施すLNB31a〜31cが着脱されるLNBポートLP1a〜LP1cと、LNB31a〜31cとの間で信号授受を行うレシーバ21a〜21dが着脱され、該レシーバ21a〜21dから直流電圧が印加されるレシーバポートRP1a〜RP1dと、を有して成り、最大4台のレシーバで最大3台のLNBを共有できるように、両者間の接続切換制御を行う構成である。
【0015】
また、スイッチボックス11は、同一構成から成るスイッチボックス12のLNBポートLP2a〜LP2cが着脱されるカスケードポートCP1a〜CP1cを有して成り、本図(b)に示すようにスイッチボックス12を縦列接続することで、LNB31a〜31cを共有するレシーバの個数を適宜追加することが可能な構成である。
【0016】
スイッチボックス11、12とLNB31a〜31cは、いずれもマイコン制御されており、レシーバ21a〜21d、22a〜22dから送信された命令信号(パルス信号)に応じて様々な動作を行う。例えば、スイッチボックス11、12は、レシーバ21a〜21d、22a〜22dが所望のLNB31a〜31cから情報を得ることができるように、両装置間の接続切換制御を行う。また、スイッチボックス11、12は、レシーバ・LNB間の信号伝達経路となっており、両者間の双方向通信では、レシーバ21a〜21d、22a〜22dからLNB31a〜31cに命令信号が伝達され、LNB31a〜31cからレシーバ21a〜21d、22a〜22dに受信信号が伝達される。
【0017】
図2はスイッチボックス11、12の要部構成(信号送受信部)を示す回路図である。なお、本図では説明を簡単とするために、スイッチボックス11にはLNB31とレシーバ21のみが接続され、スイッチボックス12にはレシーバ22のみが接続された状態を示している。
【0018】
本図に示すように、レシーバポートRP1、RP2は、信号検出用のインピーダンス回路Z1、Z2を介してLNBポートLP1、LP2に接続されており、レシーバ21、22から印加される直流電圧は、該経路を経由してLNBポートLP1、LP2に伝達される。また、レシーバポートRP1、RP2は、マイコンM1、M2の入力端子にも接続されており、レシーバ21、22から入力された命令信号は、該経路を介してマイコンM1、M2に伝達される。なお、カスケードポートCP1、CP2は、結合コンデンサC1、C2を介して、LNBポートLP1、LP2に接続されている。
【0019】
インピーダンス回路Z1、Z2とLNBポートLP1、LP2との接続ノードA1、A2は、npn型バイポーラトランジスタN1、N2のコレクタに接続されている。トランジスタN1、N2のエミッタは、抵抗R1、R2を介して接地されている。また、トランジスタN1、N2のベースは、マイコンM1、M2の出力端子に接続されている。このように、マイコンM1、M2単体にはレシーバ21、22から印加される直流電圧に前記命令信号を重畳する機能がないため、その重畳手段としてトランジスタN1、N2が設けられている。
【0020】
ここで、本発明に係るスイッチボックス11、12では、インピーダンス回路Z1、Z2を固有抵抗素子ではなく、抵抗R1z、R2zにpnp型バイポーラトランジスタP1z、P2zを直列して成る抵抗回路と、インダクタL1z、L2zと、コンデンサC1z、C2zと、を並列接続して成る並列共振回路としている。なお、トランジスタP1zのベースは、カスケードポートCP1と接地ラインとの間に直列接続された抵抗R1a、R1bの接続ノードB1に接続されており、トランジスタP2zのベースは、カスケードポートCP2と接地ラインとの間に直列接続された抵抗R2a、R2bの接続ノードB2に接続されている。
【0021】
従って、スイッチボックス11にスイッチボックス12が縦列接続されておらず、カスケードポートCP1に直流電圧が印加されていない場合には、ノードB1の電位がローレベルとなるので、トランジスタP1zはオン状態となり、抵抗R1zは並列共振回路に組み込まれる。一方、スイッチボックス11にスイッチボックス12が縦列接続されており、LNBポートLP2からカスケードポートCP1に直流電圧が印加されている場合には、ノードB1の電位がハイレベルとなるので、トランジスタP1zはオフ状態となり、抵抗R1zは並列共振回路から切り離される。なお、スイッチボックス11、12が縦列接続されているか否かに関わらず、最末端のカスケードポートCP2には直流電圧が印加されないので、ノードB2の電位は常にローレベルとなる。よって、トランジスタP1zは常にオン状態となり、抵抗R2zは常に並列共振回路に組み込まれる。
【0022】
また、上記構成から成るインピーダンス回路Z1、Z2において、トランジスタP1z、P2zがオン状態(抵抗R1z、R2zが並列共振回路に組み込まれた状態)であるときの共振周波数は、LNB31に送出すべき命令信号のパルス周波数に設定されており、共振時のインピーダンス値は、抵抗R1z、R2zの抵抗値によって決定されている。一方、トランジスタP1z、P2zがオフ状態(抵抗R1z、R2zが並列共振回路から切り離された状態)であるときには、前記命令信号に対するインピーダンス値が無限大となるように設定されている。
【0023】
例えば、前記命令信号のパルス周波数が22[kHz]である場合には、前記抵抗回路の抵抗値(抵抗R1z、R2zの抵抗値とトランジスタP1z、P2zのオン抵抗値を各々合計した値)を15[Ω]、インダクタL1z、L2zの自己インダクタンス値を820[μH]とし、コンデンサC1z、C2zの静電容量値を0.068[μF]にするとよい。
【0024】
このような構成とすることにより、スイッチボックスが何段縦列接続されていても、最末端に位置するスイッチボックスのインピーダンス回路(本図ではスイッチボックス12のインピーダンス回路Z2)にのみ所望のインピーダンス値を持たせ、その他のスイッチボックスのインピーダンス回路(本図ではスイッチボックス11のインピーダンス回路Z1)を全て電気的に切り離すことが可能となる(図3の等価回路を参照)。従って、複数段の縦列接続時でも、レシーバとLNBとの間でやり取りされる送受信信号の減衰が生じにくくなるので、良好な通信を行うことが可能となる。
【0025】
また、上記構成から成るインピーダンス回路Z1、Z2において、トランジスタP1z、P2zがオン状態であるときのインピーダンス値は、前記命令信号のパルス周波数に対してのみ所望値となり、その他の周波数成分に対しては小さくなる。特に、直流成分に対しては、トランジスタP1z、P2zのオン/オフ状態に依ることなく、常にインダクタL1z、L2zが有する微少抵抗値となる。従って、前記命令信号に重畳するノイズの除去や、LNB31に供給される直流電圧の減衰防止を図る上で好都合である。
【0026】
以下では、上記構成から成るスイッチボックス11、12が縦列接続されている場合(すなわち、トランジスタP1zがオフ状態、トランジスタP2zがオン状態である場合)の具体的な動作について詳細に説明する。
【0027】
まず、レシーバ21からLNB31に命令信号を送る場合について説明する。この場合、マイコンM1は、レシーバ21から入力される命令信号に応じてトランジスタN1のオン/オフ制御を行い、インピーダンス回路Z2に流れる電流値を変化させる。該制御によってノードA2の電位は前記命令信号に応じてパルス状に変動するので、LNBポートLP2にはレシーバ22から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されることになる。LNBポートLP2の出力電圧は、スイッチボックス11のカスケードポートCP1に入力され、該入力電圧の交流成分のみが結合コンデンサC1を介してノードA1に伝えられる。従って、LNBポートLP1にはレシーバ21から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されるので、LNB31には電源供給と併せて前記命令信号が伝達されることになる。
【0028】
次に、レシーバ22からLNB31に命令信号を送る場合について説明する。この場合には、マイコンM2は、レシーバ22から入力される命令信号に応じてトランジスタN2のオン/オフ制御を行い、インピーダンス回路Z2に流れる電流値を変化させる。該制御によってノードA2の電位は前記命令信号に応じてパルス状に変動するので、LNBポートLP2にはレシーバ22から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されることになる。LNBポートLP2の出力電圧は、スイッチボックス11のカスケードポートCP1に入力され、該入力電圧の交流成分のみが結合コンデンサC1経由でノードA1に伝えられる。従って、LNBポートLP1にはレシーバ21から印加された直流電圧に前記命令信号が重畳されて送出されるので、LNB31には電源供給と併せて前記命令信号が伝達されることになる。
【0029】
なお、上記の実施形態では、本発明を衛星用アンテナ切換装置に適用した場合を例示して説明を行ったが、本発明の適用対象はこれだけに限定されるものではなく、複数機器間の相互接続切換制御を行う切換装置全般に広く適用することが可能である。
【0030】
【発明の効果】
上記した通り、本発明に係る切換装置及び衛星用アンテナ切換装置であれば、複数段の縦列接続時でも送受信信号が減衰しにくくなるので、良好な通信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチボックスの一設置例を示す図である。
【図2】スイッチボックス11、12の要部構成を示す回路図である。
【図3】スイッチボックス11、12の交流信号に対する等価回路図である。
【図4】従来のスイッチボックスの要部構成を示す回路図である。
【図5】従来のスイッチボックスの交流信号に対する等価回路図である。
【符号の説明】
11、12 スイッチボックス
LP1、LP2 LNBポート
RP1、RP2 レシーバポート
CP1、CP2 カスケードポート
M1、M2 マイコン
N1、N2 npn型バイポーラトランジスタ
R1、R2 抵抗
C1、C2 結合コンデンサ
Z1、Z2 インピーダンス回路
R1z、R2z 抵抗
L1z、L2z インダクタ
C1z、C2z コンデンサ
P1z、P2z pnp型バイポーラトランジスタ
R1a、R1b、R2a、R2b 抵抗
21、22 レシーバ
31 LNB

Claims (4)

  1. 第1装置が着脱されるx個の第1ポートと、インピーダンス回路を介して第1ポートに接続されており、第1装置との間で信号授受を行う第2装置が着脱され、該第2装置から直流電圧が印加されるy個の第2ポートと、結合コンデンサを介して第1ポートに接続されているx個の第3ポートと、第2装置からの命令信号に応じて前記インピーダンス回路に流れる電流値を変化させることで、第2ポートに印加される直流電圧に前記命令信号を重畳して第1ポートに送出する信号重畳回路と、を有して成り、第1、第2装置間におけるx対yの接続切換制御を行う切換装置であって、第3ポートは、前記切換装置と同一構成から成る他の切換装置の第1ポートが着脱されるものであり、前記インピーダンス回路は、第3ポートの接続状態に応じたインピーダンス値を示すことを特徴とする切換装置。
  2. 衛星用アンテナで得られた受信信号に所定の変換処理を施すコンバータが着脱されるx個のコンバータポートと、インピーダンス回路を介して前記コンバータポートに接続されており、前記コンバータとの間で信号授受を行うレシーバが着脱され、該レシーバから直流電圧が印加されるy個のレシーバポートと、結合コンデンサを介して前記コンバータポートに接続されているx個のカスケードポートと、前記レシーバからの命令信号に応じて前記インピーダンス回路に流れる電流値を変化させることで、前記レシーバポートに印加される直流電圧に前記命令信号を重畳して前記コンバータポートに送出する信号重畳回路と、を有して成り、前記コンバータと前記レシーバとの間におけるx対yの接続切換制御を行う衛星用アンテナ切換装置であって、前記カスケードポートは、前記衛星用アンテナ切換装置と同一構成から成る他の衛星用アンテナ切換装置のコンバータポートが着脱されるものであり、前記インピーダンス回路は、前記カスケードポートの接続状態に応じたインピーダンス値を示すことを特徴とする衛星用アンテナ切換装置。
  3. 前記インピーダンス回路は、前記カスケードポートの電圧印加状態に応じたインピーダンス値を示すことを特徴とする請求項2に記載の衛星用アンテナ切換装置。
  4. 前記インピーダンス回路は、抵抗に前記カスケードポートの電圧印加状態に応じて開閉するスイッチ回路を直列接続して成る抵抗回路と、インダクタと、コンデンサと、を並列接続して成る並列共振回路であることを特徴とする請求項3に記載の衛星用アンテナ切換装置。
JP2003050455A 2003-02-27 2003-02-27 切換装置及び衛星用アンテナ切換装置 Expired - Fee Related JP4010407B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050455A JP4010407B2 (ja) 2003-02-27 2003-02-27 切換装置及び衛星用アンテナ切換装置
US10/777,037 US7395028B2 (en) 2003-02-27 2004-02-13 Switching apparatus and satellite antenna switching apparatus
CN200410007209.7A CN1273998C (zh) 2003-02-27 2004-02-27 开关装置和卫星天线开关装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050455A JP4010407B2 (ja) 2003-02-27 2003-02-27 切換装置及び衛星用アンテナ切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004260656A JP2004260656A (ja) 2004-09-16
JP4010407B2 true JP4010407B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=33094792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003050455A Expired - Fee Related JP4010407B2 (ja) 2003-02-27 2003-02-27 切換装置及び衛星用アンテナ切換装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7395028B2 (ja)
JP (1) JP4010407B2 (ja)
CN (1) CN1273998C (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008091255A1 (en) * 2007-01-25 2008-07-31 Thomson Licensing Frequency translation module interface
FR3071683B1 (fr) * 2017-09-28 2019-10-25 Sagemcom Broadband Sas Dispositif de reception de signaux captes par une antenne satellite

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2608862A1 (fr) * 1986-12-19 1988-06-24 Radiotechnique Ind & Comm Commutateur electronique a tres haute frequence
JPH04159824A (ja) 1990-10-23 1992-06-03 Fujitsu General Ltd 衛星用アンテナ切り換え装置
JP2000324467A (ja) 1999-05-13 2000-11-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 棟内共同受信システム及び分岐装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004260656A (ja) 2004-09-16
CN1530992A (zh) 2004-09-22
US7395028B2 (en) 2008-07-01
CN1273998C (zh) 2006-09-06
US20040196174A1 (en) 2004-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100533994C (zh) 收发器、操作收发器的系统、信号滤波的方法及控制方法
US7271640B2 (en) Mixer circuit with bypass and mixing modes having constant even order generation and method of operation
JP4589970B2 (ja) 調整可能な終端ネットワークを有する制御装置用のトランシーバ
US7885624B2 (en) Filter switching system and method
WO2007078532A2 (en) Feedback circuit for line load compensation and reflection reduction
US8907745B2 (en) Transistor switches with single-polarity control voltage
US5313460A (en) Multiplex circuit arrangement, particularly for the actuation of load stations in motor vehicles
US5297141A (en) Ethernet automatic adapter interface card
JP4010407B2 (ja) 切換装置及び衛星用アンテナ切換装置
US7256684B1 (en) Method and apparatus for remote powering of device connected to network
US8797097B2 (en) Filtering device with low-pass filtering function and band-pass filtering function
US5991607A (en) Telecommunication device with switching arrangement constructed as a ring circuit
JP2002217657A (ja) 電力増幅器の並列運転システム
JP3136983U (ja) モジュール化したフィルタ
USRE40292E1 (en) Bandpass filter
JP2001160729A (ja) ダイプレクサ
EP1381167B1 (en) Transmission-and-receiving switching circuit
JPH0856146A (ja) 信号入力選択切換回路
US8346200B2 (en) Low-noise block
JP2904037B2 (ja) ミキサ回路
JP4206770B2 (ja) 多重通信装置
JP2009097754A (ja) 空気調和機の通信制御装置
JP3139729U (ja) モジュール化フィルタ
JP2007166111A (ja) 伝送システムの分岐器並びに伝送システム
WO1998012838A1 (fr) Unite de traitement de signaux multiples permettant le raccordement au service public par un recepteur/reseau local et systeme de raccordement au service public par un recepteur/reseau local

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070724

TRDD Decision of grant or rejection written
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees