JP4007731B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三相誘導モータおよび三相DCブラシレスモータを駆動するインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブラシレスモータをPWM制御する場合に、固定子巻線の端子電圧を分圧抵抗からなる分圧回路によって検出し、基準電圧発生回路からの基準電圧との比較によって位置検出信号を確実に得るようにする。そして、位置検出信号とPWM信号とに基づいて駆動回路のトランジスタをオン、オフさせる通電タイミング信号を得るものがある。例えば、特開平7−147793号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に代表されるDCブラシレスモータのインバータ装置においては、基本的にはDCブラシレスモータ専用であり、誘導モータとDCブラシレスモータの両方を駆動することは難しい。仮に両方のモータの駆動が可能であっても、その場合、あらかじめモータ運転前に何らかの設定や切換えを行う必要があり、その設定や切換えと接続されるモータが適合しないと、モータは正常に運転されず、インバータ装置の故障やモータの故障などを招く恐れがある。
【0004】
また、一般的に誘導モータ用のインバータ装置においては、DCブラシレスモータを駆動する際に必要となる位置検出回路を備えていないため、誘導モータとDCブラシレスモータの両方を駆動することは難しい。
【0005】
本発明は、特別な設定を行う必要も無く、異なる種類のモータの運転を可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、交流電圧電源を直流電圧に変換するコンバータ部と、このコンバータ部の出力に接続された平滑コンデンサと、直流電圧を三相交流電圧に変換するインバータ部と、三相DCブラシレスモータの固定子巻線に生じる誘起電圧の変化を検出する位置検出回路を備えたインバータ装置において、前記インバータに接続されたモータに所定のインバータ出力周波数およびインバータ出力電圧を印加し、電流検出器で検出された電流波形の形状により三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を行い、この識別結果に基づいて三相誘導モータあるいは三相DCブラシレスモータとして運転するように構成したものである。
【0008】
更に、交流電圧電源を直流電圧に変換するコンバータ部と、このコンバータ部の出力に接続された平滑コンデンサと、直流電圧を三相交流電圧に変換するインバータ部と、三相DCブラシレスモータの固定子巻線に生じる誘起電圧の変化を検出する位置検出回路を備えたインバータ装置において、前記インバータに接続されたモータに所定のインバータ出力周波数およびインバータ出力電圧を120度通電で印加し、非通電相のモータ端子電圧波形により三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を行い、この識別結果に基づいて三相誘導モータあるいは三相DCブラシレスモータとして運転するように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の請求項1に記載の発明の実施例を図面に基づき説明する。図1に本発明の実施例の制御ブロック図を示す。交流電圧電源1はコンバータ2により整流され平滑コンデンサ3を介して直流電圧となり、インバータ4は前記直流電圧を三相交流電圧に変換し三相モータ5を駆動する。位置検出回路6は三相DCブラシレスモータ(以下、ブラシレスモータと呼ぶ)の固定子巻線に生じる誘起電圧の変化を検出し、ここで得られた位置検出信号に応じてブラシレスモータ駆動信号作成部7によりブラシレスモータ駆動用のインバータ駆動信号を作成し、誘導モータ駆動信号作成部8は三相誘導モータ(以下、誘導モータと呼ぶ)駆動用のインバータ駆動信号を作成する。例えば、三相交流正弦波近似PWM波形をモータ駆動信号を誘導モータ駆動信号作成部で作成し、三相交流等幅120度通電PWM波形を位置検出回路で得られた位置検出信号に応じてブラシレスモータ駆動信号作成部で作成すればよい。
【0010】
インバータに接続されたモータを連続運転する場合、モータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを認識するために所定時間だけ電圧を印加し、その結果に基づきモータ識別部9はモータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを識別し、駆動信号切換部10において誘導モータに対応する駆動信号またはブラシレスモータに対応する駆動信号を切換えてインバータ駆動部11に駆動信号を与えインバ一夕を駆動するものである。
【0011】
このように、インバータに接続されたモータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを識別した後に、それぞれのモータに対応したモータ駆動信号によりインバータを駆動するので、特別な設定等を施さずに同一のインバータ装置で異なる種類モータの運転を行えるものである。
【0012】
次に、本発明の請求項2に記載の発明の実施例を図面に基づき説明する。図2に本発明の実施例の制御ブロック図を示す。ここではモータ識別部9と電流検出部12について説明し、これらを除く各部については図1と同様のため説明は省略する。
【0013】
インバータに接続されたモータを連続運転する前に、モータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを認識するために所定時間だけ電圧印加し、電流検出部12により得られた電流値または電流波形に基づき、モータ識別部9はモータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを識別し、駆動信号切換部10において誘導モータに対応する駆動信号またはブラシレスモータに対応する駆動信号を切換えてインバータ駆動部11に駆動信号を与えインバータを駆動するものである。
【0014】
通電幅120度、キャリア周波数5kHz、出力周波数20Hz、PWMデューティ5%の等幅PWMインバータ出力電圧をモータに印加した場合のモータ端子電圧波形とモータ電流波形を、誘導モータの例を図4に、ブラシレスモータの例を図5にそれぞれ示す。面図のモータ電流波形から判るように、同一インバータ出力波形を誘導モータとブラシレスモータに印加した場合はモータ電流の実効値・ピーク値・波形が異なるので、モータ電流によりモータか誘導モータであるかブラシレスモータであるかを識別できる。
【0015】
ここで、本発明の実施例では検出する電流をモータ電流としたが、交流電圧電源部電流としてもよく、直流電圧部電流としてもよい。
【0016】
更に、本発明の請求項3における実施例を図面に基づき説明する。図3に本発明の実施例の制御フロック図を示す。ここではモータ識別部9について説明し、これらを除く各部については図1と同様のため説明は省略する。
【0017】
インバータに接続されたモータを連続運転する前にモータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを認識するために所定時間だけ電圧を印加し、位置検出回路に取込まれるモータ各相の端子電圧波形に基づき、モータ識別部9はモータか誘導モ一夕であるかブラシレスモータであるかを識別し、駆動信号切換部10において誘導モータに対応する駆動信号またはブラシレスモータに対応する駆動信号を切換えてインバータ駆動部11に駆動信号を与えインバータを駆動するものである。
【0018】
図4、図5のモータ端子電圧波形から判るように、120度通電電圧波形印加時の非通電相に現れる電圧は、誘導モータに電圧印加した場合の電圧と比較すると磁石ロータによる誘起電圧発生する分だけブラシレスモータに電圧印加した場合の電圧の方その振幅か大きいことが判る。この事から、インバータに接続されたモータが誘導モータであるかブラシレスモータであるかを識別することができる。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、インバータに接続されたモータに所定のインバータ出力周波数およびインバータ出力電圧を印加し、電流検出器で検出された電流波形の形状により三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を行い、この識別結果に基づいて三相誘導モータあるいは三相DCブラシレスモータとして運転するように構成したので、インバータに接続されたモータを連続運転する前に電圧を印加し、電流検出器で検出されたモータ電流波形の形状により、三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を確実に行い、それぞれのモータに対応した連続運転を行うことにより、インバータに接続されたモータが三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかを問わずに、同一のインバータ装置で特別な設定を行う必要も無く異なる種類のモータの運転を可能とする。
【0021】
請求項2に記載の発明では、インバータに接続されたモータに所定のインバータ出力周波数およびインバータ出力電圧を120度通電で印加し、非通電相のモータ端子電圧波形により三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を行い、この識別結果に基づいて三相誘導モータあるいは三相DCブラシレスモータとして運転するように構成したので、インバータに接続されたモータを連続運転する前に120度通電の電圧を印加し、通電されていない60度期間に現れるモータ端子電圧により、三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を確実に行い、それぞれのモータに対応した連続運転を行うことにより、インバータに接続されたモータが三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかを問わずに、同一のインバータ装置で特別な設定を行う必要も無く異なる種類のモータの運転を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す制御ブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す制御ブロック図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す制御ブロック図である。
【図4】誘導モータの端子電圧とモータ電流を示す図である。
【図5】ブラシレスモータの端子竜圧とモータ電流を示す図である。
【符号の説明】
1 交流電圧電源
2 コンバータ部
3 平滑コンデンサ
4 インバータ部
5 モータ
6 位置検出回路
7 ブラシレスモータ駆動信号作成部
8 誘導モータ駆動信号作成部
9 モータ識別部
10 駆動信号切換部
11 インバータ駆動部
12 電流検出器

Claims (2)

  1. 交流電圧電源を直流電圧に変換するコンバータ部と、このコンバータ部の出力に接続された平滑コンデンサと、直流電圧を三相交流電圧に変換するインバータ部と、三相DCブラシレスモータの固定子巻線に生じる誘起電圧の変化を検出する位置検出回路を備えたインバータ装置において、前記インバータに接続されたモータに所定のインバータ出力周波数およびインバータ出力電圧を印加し、電流検出器で検出された電流波形の形状により三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を行い、この識別結果に基づいて三相誘導モータあるいは三相DCブラシレスモータとして運転することを特徴とするインバータ装置。
  2. 交流電圧電源を直流電圧に変換するコンバータ部と、このコンバータ部の出力に接続された平滑コンデンサと、直流電圧を三相交流電圧に変換するインバータ部と、三相DCブラシレスモータの固定子巻線に生じる誘起電圧の変化を検出する位置検出回路を備えたインバータ装置において、前記インバータに接続されたモータに所定のインバータ出力周波数およびインバータ出力電圧を120度通電で印加し、非通電相のモータ端子電圧波形により三相誘導モータであるか三相DCブラシレスモータであるかの識別を行い、この識別結果に基づいて三相誘導モータあるいは三相DCブラシレスモータとして運転することを特徴とするインバータ装置。
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