JP4005799B2 - 潜在需要を把握するための装置 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は商品、すなわち物品、サービス、物品同士、サービス同士、さらには物品、サービス間の組み合わせに対する潜在的な需要を決定するシステムと方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
商品の適切な価格を決定する一つの方法としてオークション（競売）の利用がある。通常、競売において参加者は、競売人または競売システムが競売にかけた商品に対し、いくら払う意思があるかに関する入札情報を提供する。競売において、入札情報が集められて、どの参加者の入札価格（通常は最高価格）を最終的に受理するか（落札）を決定するために利用される。落札した参加者と競売にかけられた商品の提供者は、続いて、その商品を落札価格で交換する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従って、この競売方式は売り手と買い手の間で１個の商品の価格を効率的に決定することができる。残念ながら、この方式は提供された入札情報のごく一部、例えば最高入札価格しか利用しない。参加者から提供された残りの入札情報は捨てられてしまう。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施の形態に基づく、複数の商品の少なくとも１個の潜在的な需要を決定する方法は、複数の商品の各々についてオファーの少なくとも１個を分析し、次に複数の商品のうち分析に基づいて少なくとも１個の基準を満たす少なくとも１個を、競売にかけるために選択するステップを含む。
【０００５】
本発明の別の実施の形態に基づいて複数の商品の少なくとも１個に対する潜在需要を決定するシステムはオファー分析装置と商品選択装置を含む。オファー分析装置は、複数の商品の各々に対して複数のオファーを分析する。商品選択装置は、オファー分析装置の分析に基づいて、少なくとも１個の基準を満たす複数の商品の少なくとも１個を、競売にかけるために選択する。
【０００６】
本発明の別の実施の形態に基づいて複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を把握する命令を保存したコンピュータ可読媒体はプロセッサにより実行される命令群を含む。命令群は、複数の商品の各々について複数のオファーを分析し、分析結果に基づいて少なくとも１個の基準を満たす複数の商品の少なくとも１個を、競売にかけるため選択するためのものである。
【０００７】
分析対象のオファーは、最初は受理されなかったオファーに限定することができる。これによれば、異なる物品やサービスの適切な価格政策と並んで、需要と潜在的な販売量を、各々の物品および／またはサービスについて落札に失敗したオファーに基づいて容易に決定することができる。その上本発明は、特に高値が付けられた物品および／またはサービスの組み合わせを識別することができる。物品および／またはサービスのすべての可能な組み合わせについて市場調査を試みるのはコストが高すぎて実行不可能であるため、これは特に有益である。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態に基づいて複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を決定するシステム１０および方法を図１、２に示す。本システムおよび方法は複数の商品の各々について少なくとも複数の最初は受理されなかったオファーを分析し、次いで分析に基づいて、少なくとも１個の基準を満たす複数の商品のうちの少なくとも１個を選択して競売にかける。商品とは、有用であるか、または価値ある物品、サービスまたは物品同士、サービス同士、さらに物品、サービス間の組み合わせをいう。本発明は、物品、サービス等に対する潜在的な需要を認識する至便なシステムを提供する。
【０００９】
図１によれば、システム１０はオファー処理システム１２、競売システム１４（１）、１４（２）、および入札システム１６（１）〜１６（６）を含む。しかし、、システム１０において（ｎ）は異なる値とすることもできる。、また、これらのシステム１２（ｎ）、１４（ｎ）、１６（ｎ）はオファー処理システム１２等の単独システムも含めて、それぞれ異なる組み合わせで配置されていてもよい。オファー処理システムは競売システム１４（１）、１４（２）に可動的に接続されており、競売システム１４（１）は入札システム１６（１）〜１６（４）に可動的に接続されており、競売システム１４（２）は入札システム１６（５）と１６（６）に可動的に接続されている。直接接続、ローカルエリア・ネットワーク、広域ネットワーク、ワールドワイドウエブ（World wide web）、モデムと電話線、あるいはそれぞれ通信プロトコルを有する無線通信技術を含む各種の通信システム、通信方法を用いて、オファー処理システム１２と競売システム１４（１）、１４（２）の各々の間を可動的に接続して通信することも、競売システム１４（１）、１４（２）と入札システム１６（１）〜１６（６）の各々の間を可動的に接続して通信することも可能である。システム１０について一つの構成を示しているが、オファー処理システム１２を他の個数の競売システム１４（ｎ）に可動的に接続することも、あるいはオファーすなわち入札情報がオファー処理システム１２に入力されるか，さもなければ１個以上のメモリに既に保存されていれば一切接続せずにおくことも可能である。
【００１０】
オファー処理システム１２はプロセッサ１８、メモリ記憶装置２０、および入力／出力ユーザ・インタフェース２２、ディスプレイ装置２４、およびバスその他のリンク２８により互いに接続されたユーザ入力装置２６を含むが、オファー処理システム１２はコンポーネントの他の組み合わせで構成されていてもよい。図２に示すように本発明に基づいて、プロセッサ１８は、複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を決定する方法を実装するために保存された命令のプログラム３０を実行する。１個のプロセッサ１８を示しているが、オファー処理システム１２はプログラムされた命令を実行する多数のプロセッサを含んでいてもよく、プロセッサ（群）１８は１個以上の競売システム１４におけるのと同様にシステム１０の他の場所に配置することができる。
【００１１】
メモリ記憶装置２０は、複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を決定する方法を実装した、プロセッサ１８で実行される命令を含む少なくとも１個のプログラム３０を保存する。システム内のランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）または読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、１個以上のプロセッサに接続された磁気または光読み取りおよび／または書き込みシステムにより読み取りおよび／または書き込みが行なわれるフレキシブルディスク、ハードディスク、あるいはＣＤ−ＲＯＭ等の、各種の異なる記憶装置を用いて、これらのプログラムされた命令を他の情報と同様に保存することができる。オファー処理システム１２はプログラムされた命令を保存するために多数のメモリ記憶装置を備えていてよい。プログラムされた命令のあるものまたはすべてと同様に、１個以上の競売システム１４における場合と同様に、メモリ記憶装置をシステム１０内の他の場所に配置および保存することができる。
【００１２】
上述のとおり、入力／出力ユーザインタフェース２２は、オファー処理システム１２と競売システム１４（１）および１４（２）の間を可動的に接続して通信させるために使われる。
【００１３】
ディスプレイ装置２４はオペレータに対し、先のオファーの分析に基づいて選択された商品等の情報を表示する。モニタ、プリンタ、その他コンピュータシステムのユーザへ情報を提供できる任意のタイプの装置等、各種の異なるタイプのディスプレイ装置２４を用いてよい。ここでも、１個のディスプレイ装置２４のみ示すが、１個以上の競売システム１４の場合のように、本システムは複数のディスプレイ装置２４を含んでいてもよく、ディスプレイ装置２４はシステムの他の場所に配置されていてよい。
【００１４】
ユーザ入力装置２６によりオペレータはオファー処理システム１２向けに信号やコマンドを生成して伝送することができる。キーボード、コンピュータマウス、その他ユーザまたはオペレータにメカニズムを提供する任意のユーザ入力装置等、各種の異なるタイプのユーザ入力装置２６を用いてよい。オファー処理システム１２は１個以上の競売システム１４の場合のように、１個以上のユーザ入力装置２６を含んでいてよく、ユーザ入力装置２６はシステムの他の場所に配置されていてよい。
【００１５】
競売システム１４（１）、１４（２）の各々は、プログラムされてメモリに保存された命令を実行するプロセッサを備えたコンピュータシステムであり、同メモリは、入札システム１６（１）〜１６（６）から異なる商品に対するオファーや入札価格を受け取り、商品へのオファーに関する情報をオファー処理システム１２に転送し、特定の商品について落札した付け値や入札価格（通常は最高額）をシステム１６に知らせる。しかし、競売システム１４の各々に対して別のタイプのシステムや装置を利用することができ、各競売システム１４は、受理された入札価格の保存および／または処理等、自身のプロセッサで実行される他の命令と一緒にプログラム可能である。各競売システム１４は複数の入札システム１６に可動的に接続されていてよいが、他の構成も可能である。例えば、各競売システム１４はオファーまたは入札の他のソースに接続されている場合があり、これらのオファーまたは入札は入力されるかまたは各競売システム１４の１個以上のメモリ記憶装置に保存されている。
【００１６】
各入札システム１６は、その入札システムのオペレータが１個以上の商品に関する情報を受け取って入札価格できるようにプログラムされた命令を実行するコンピュータシステムであるが、入札システム１６として、競売システムに接続されたキーボードやマウスのようなユーザ入力装置等、他のタイプのシステムや装置も利用できる。各入札システム１６はこの特定の実施の形態の競売システム１４の１個に可動的に接続されていてよいが、１個以上の入札システム１６が複数の競売システム１４あるいはオファー処理システム１２に接続されているような、別の構成も可能である。入札システム１６として、各種な異なるタイプのコンピュータシステムが利用でき、例えばパーソナルデスクトップコンピュータ、ワークステーション、ｐａｌｍ（登録商標）コンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、インターネット対応の携帯／デジタル移動電話、ダム端末、その他規模の大小を問わずあらゆるコンピュータシステムが含まれる。
【００１７】
複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を決定するシステム１０と方法の動作を図１〜３を参照しながら説明する。本方法はステップ３２において開始され、次にステップ３４で商品へのオファーが競売システム１４（１）から取得される。この特定の競売において、それぞれ物品やサービスである項目Ａ、Ｂ、Ｃに対し個別かつさまざまな組合わせでオファーがなされ、異なる商品を構成する。商品は文字列Ａ、Ｂ、Ｃ、ＡＢ、ＡＣ、ＢＣ、およびＡＢＣで指定され、商品を指定する文字列はその特定の商品での品目または品目群を表わす。
【００１８】
競売システム１４（１）および／または１４（２）は１個以上の入札システム１６（１）〜１６（６）から商品に対する入札価格またはオファーを受け取り、各商品に対する入札価格をオファー処理システム１２へ伝送する。入札価格すなわちオファーとは、入札受付中の特定の商品に対して入札者が支払う意思がある金額である。競売システム１４（１）および１４（２）は、入札がされた時点、競売が終わった後、またはオファー処理システム１２によりポーリング（poll）された時点等、各種の異なる方法で各商品に関する入札情報を伝送することができる。この特定の実施の形態において、商品に対して受理された入札価格すなわちオファー、および受理されなかった入札価格すなわちオファーの両方が競売システム１４（１）からオファー処理システム１２に伝送されるが、これらの商品に対して受理されなかった入札価格のみ、等他の入札情報が送ることもできる。この特定の例において、入札者１、２、３、および４により入札システム１６（１）〜１６（４）から競売システム１４（１）に提出された商品Ａ、Ｂ、Ｃ、ＡＢ、ＡＣ、ＢＣおよびＡＢＣに対する入札価格またはオファーを図３の表に掲載している。
【００１９】
入札価格やオファーの伝送に加え、競売システム１４（１）および／または１４（２）はまた、入札価格を保存して入札システム１６（１）〜１６（６）から最終的に勝ち残った入札価格（通常は商品または商品群に対する最高額の入札価格または入札価格群）を選択することもできる。この特定の例において競売システム１４（１）は、入札システム１６（１）からの入札者１が商品Ｃを最高額６で落札し、入札システム１６（２）からの入札者２が商品 ＡＢを入札価格１２で落札したことを通知した。
【００２０】
次にステップ３６において、オファー処理システム１２は商品に対する十分な数のオファーや入札価格を受け取るまで待つ。各商品に必要とされるオファーや入札価格の数は必要や要望に応じて変わり、ユーザ入力装置２６を用いてオペレータにより特定の用途向けに設定することができる。異なる商品に対してオファー処理システム１２が十分な数のオファーを受け取らなかった場合、ステップ３６で選択肢Ｎｏへ進んでステップ３４に戻り、オファー処理システム１２は商品のオファーや入札価格がもっと来るのを待っているか、あるいは競売システム１４（１）および／または競売システム１４（２）に商品のオファーや入札価格をもっと出すように問い合わせる。
【００２１】
この特定の例において、入札価格またはオファーは１個の競売システム１４（１）に可動的に接続された入札システム１６（１）〜１６（４）から得られるが、オファーは１個以上の競売システム１４（ｎ）により実施された多数の競売から得ることもできる。その上、同種商品の競売はほぼ同時に行われる必要はなく、競売のタイプも違っていてよい。さらに、競売は電子的に自動化されて、例えばインターネット上で実施されてもよいが、他のフォーラムおよびシステムを用いて競売を実施してもよい。
【００２２】
十分な数のオファーを受け取ったならば、ステップ３６から選択肢Ｙｅｓへ分岐してステップ３８でオファー処理システム１２が、各入札者（ｎ）による各商品のオファーの分析を開始する。この特定の実施の形態において、オファー処理システム１２は受理されたオファーと受理されなかったオファーを分析に利用して高値が付いた商品を識別するが、オファー処理システム１２は受理されなかったオファーのみ等、入札情報の他の部分を利用して、高値が付いた複数の商品を識別してもよい。オファー処理システム１２により実施された特定の分析は、特定の用途に基づいて異なっていてもよい。例えば、高値が付いた商品を識別するために行われる分析には、各商品について受け付けられたが受理されなかったオファーと受理されたオファーから複数の商品各々のオファー合計を決定するステップと、オファー合計の各々を複数の商品の各々に対するオファーの総数で除算して複数の商品の各々の平均オファーを得るステップと、続いて平均オファーの各々を品目の数、すなわち複数の商品の各々に含まれる物品および／またはサービスの数で除算して複数の商品の各々の分析された値を取得するステップとを含む。
【００２３】
本分析を用いた例を示す。図３の表に示すとおり、商品Ａの合計オファー価格は７、オファー総数は４、平均オファー価格は１．７５、そして商品Ａの分析値は１．７５であり、商品Ｂの合計オファー価格は６、オファー総数は４、平均オファー価格は１．５、そして商品Ｂの分析値は１．５であり、商品Ｃの合計オファー価格は１５、オファー総数は４、平均オファー価格は３．７５、そして商品Ｃの分析値は３．７５であり、商品ＡＢの合計オファー価格は２２、オファー総数は４、平均オファー価格は５．５、そして商品ＡＢの分析値は２．７５であり、商品ＡＣの合計オファー価格は３１、オファー総数は４、平均オファー価格は７．７５、そして商品ＡＣの分析値は３．８７５であり、商品ＢＣの合計オファー価格は２３、オファー総数は４、平均オファー価格は５．７５、そして商品ＢＣの分析値は２．８７５であり、商品ＡＢＣの合計オファー価格は４１、オファー総数は４、平均オファー価格は１０．２５、そして商品ＡＢＣの分析値は３．４１７であった。特定の１回の分析について述べたが、オファー処理システム１２は異なる用途向けに他のタイプの分析を実施するためにプロセッサ１８が実行する命令をプログラムすることもできる。
【００２４】
一旦分析がステップ３８で終了したならば、続いてオファー処理システム１２はステップ４０で少なくとも１個の基準に基づいて高値が付いた商品を選択する。この特定の実施の形態において、その基準は分析値の最高数値であって、この特定の例では図３に示すように分析値が３.８７５である商品ＡＣである。分析に基づいて選択された商品または商品群は出力ディスプレイ装置２４上で表示することができる。この例が示すように、勝ち残った入札価格は売られた商品ＡＢとＣに対しするものであったが、商品ＡＣの分析値が最高であり、売られなかったこの特定の商品に対する潜在的な需要があることがわかる。その結果、この特定の商品が今度は売りに出されるかもしれない。この特定の実施の形態において、最高数値という１個の基準しか用いなかったが、他の個数の基準を用いてもよく、ユーザ入力装置２６を用いて、オペレータにより特定の用途に適するように異なる基準を設定してもよい。
【００２５】
次に、本方法はステップ４２で選択された商品の価格設定をするオプションのステップを含んでいてもよい。商品の価格が選択されないなら、ステップ４２から選択肢Ｎｏへ進んで、ステップ４８において本方法のこの特定の実施の形態が終了する。商品の価格が選択されるのであれば、ステップ４２から選択肢Ｙｅｓへ進んで、ステップ４４において選択された商品のオファーの平均が計算される。次に、ステップ４６において選択された１個の商品の価格が、ステップ４４で決定された平均オファー価格に基づいて決定される。ここで、選択された商品の選択された価格は平均オファー価格であるが、商品に対して別の価格を用いてもよい。一旦価格がつけられたならば、ステップ４６からステップ４８へ進み、この特定の実施の形態における方法が終了する。
【００２６】
従って、本発明は商品または商品群、特に、少なくとも受理されなかった入札情報、通常はすべての入札情報、例えば受理されたおよび受理されなかった入札情報、の分析に基づいて高値が付いた物品および／またはサービスの組み合わせを識別することが可能である。本発明はまた、先に利用されなかった入札情報に基づいて商品の価格決定だけでなく、潜在的な需要と販売量を把握するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】 複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を決定するシステムを示す図である。
【図２】 複数の商品の少なくとも１個に対する潜在的な需要を決定する方法を示すフローチャートである。
【図３】 複数の商品に対するオファーの例を示す図である。
【符号の説明】
１０ 商品の潜在需要決定システム、１２ オファー処理システム、１４（１），（２） 競売システム、１６（１）〜（６） 入札システム、１８ プロセッサ、２０ メモリ記憶装置、２２ 入力／出力ユーザ・インタフェース、２４ディスプレイ装置、２６ ユーザ入力装置。

Claims (6)

1. それぞれが一つまたは複数の品目からなる複数の商品の潜在需要を把握するための装置であって、
   (a) 前記複数の商品ごとに、その商品を構成する品目数を格納する手段と、
   (b) 前記複数の商品に対し、過去の競売においてなされたオファーを取得する手段と、
   (c) 取得されたオファーを格納する手段と、
   (d) 格納されたオファーを読み出し、これを用いて商品ごとの、オファーの数を計数し、またオファーの価格の合計を算出し、さらに格納された商品の品目数を読み出し、これらを用いて商品ごとに、算出されたオファーの価格の合計を、算出されたオファーの数と当該商品の品目数で除算して、この商品の潜在需要を示す指標を算出する手段と、
   (e) 算出された指標のうち最大値の指標の商品を選択する手段と、
   (f) 選択された商品を表示する手段と、
   を有する、装置。
2. 請求項１に記載の装置であって、取得されるオファーは、最初は受理されなかったオファーである、装置。
3. 請求項１または２に記載の装置であって、前記商品の品目のそれぞれは、物品またはサービスである、装置。
4. それぞれが一つまたは複数の品目からなる複数の商品の潜在需要を把握するために、コンピュータを、
   (a) 前記複数の商品ごとに、その商品を構成する品目数を格納する手段と、
   (b) 前記複数の商品に対し、過去の競売においてなされたオファーを取得する手段と、
   (c) 取得されたオファーを格納する手段と、
   (d) 格納されたオファーを読み出し、これを用いて商品ごとの、オファーの数を計数し、またオファーの価格の合計を算出し、さらに格納された商品の品目数を読み出し、これらを用いて商品ごとに、算出されたオファーの価格の合計を、算出されたオファーの数と当該商品の品目数で除算して、この商品の潜在需要を示す指標を算出する手段と、
   (e) 算出された指標のうち最大値の指標の商品を選択する手段と、
   (f) 選択された商品を表示する手段と、
   として機能させるためのプログラム。
5. 請求項４に記載のプログラムであって、取得されるオファーは、最初は受理されなかったオファーである、プログラム。
6. 請求項４または５に記載のプログラムであって、前記商品の品目のそれぞれは、物品またはサービスである、プログラム。

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