JP4005790B2 - ダウンライト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建屋の天井に埋め込まれて設置され下方の床面を照明するダウンライトに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にダウンライトは、ダウンライト本体と、同本体の上面に設けられたランプ用ソケットと、同本体の開口部内に固定された固定反射板と、ダウンライト点灯のための専用安定器等で構成され、建屋の天井に埋設して設置されている。一般の店舗等では、建屋の構造やデザイン性を重視して、このようなダウンライトを使用する場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は、必要照度を確保するためにダウンライトの設置台数が多くなり、また、照明源として消費電力の大きい水銀ランプを使用している場合が多いので消費電力量が大きくなり、ランニングコストが高くなるという問題があった。さらに、消費電力量が大きくなるとランプからの発熱量も必然的に大きくなるので、建屋内の空調効率が悪くなるという問題もあった。また、これらの問題を解決するために、ダウンライトを消費電力の小さい節電タイプのものに変更しようとすると、以下のような問題があった。
【0004】
(1)消費電力の小さいダウンライトはその本体自体も小さいので、既設のダウンライトの埋設用孔には取り付けることができず、天井の張り替えが必要となる。
【0005】
(2)消費電力の小さいダウンライトは照度も小さいため、必要照度を確保するにはダウンライトの数が多く必要で、やはり天井の改装が伴う。
【0006】
このように、ダウンライトを節電タイプのものに取り替えるためには、大掛かりな天井等の改装工事が必要であった。
【0007】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、天井を改装することなく、既設のダウンライトを利用して取り付けることのできる節電タイプのダウンライトを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のダウンライトは、ランプの光を反射させる内面を鏡面状とした反射板と、この反射板の天板部に装着されるメタルハライドランプ用ソケットとを有し、このメタルハライドランプ用ソケットは既設のダウンライトのランプ用ソケットと取り替えられて装着され、かつ、前記反射板及び前記メタルハライドランプ用ソケットは、それらの全体が既設のダウンライトの固定反射板の内側に収まるように装着されることを特徴とする。
【0009】
本発明のダウンライトにおいて、反射板は、その横断面形状が正16角形の笠状とすることが好ましい。また、反射板の内面は、それぞれ傾斜角度の異なる上下2段の傾斜部から形成することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0011】
図1は、本発明のダウンライトを既設のダウンライトを利用して取り付けた状態を示す概略縦断面図である。同図に示すダウンライトは、ランプの光を反射させる反射板1と、反射板1の天板部1aに装着されているメタルハライドランプ用ソケット2と、メタルハライドランプ用ソケット2に装着されているメタルハライドランプ3を備えている。そしてこれらの部材は、既設のダウンライトの本体4の開口部に固定されている固定反射板5の内側に収まるように装着されている。
【0012】
反射板1は、メタルハライドランプ3の上端を挿通させる取付孔を設けた天板部1aと、この天板部1aの外縁に接続され所定の傾斜角を有する第1傾斜部1bと、この第1傾斜部1bの外縁に接続され第1の傾斜部1bより急な傾斜角を有する第2傾斜部1cとから構成されており、全体としては、メタルハライドランプ用ソケット2に装着されたメタルハライドランプ3を上方から覆うような、横断面形状が正16角形の笠状となっている。反射板1の素材は純度99%のアルミニウムであり、その内面は、鏡面状の反射面となっている。この反射面は、アルミニウムの表面にチタン・シリコンをコーティングすることによって鏡面状としたもので、全反射率95%程度の高い反射率を呈するように設計されている。ここで、反射板1の形状は、既設のダウンライトの固定反射板5の開口部の内径及び高さに応じて適宜設計されるが、反射板1の第1傾斜部1b及び第2傾斜部1cの傾斜角度は、既設のダウンライトの固定反射板5の開口部の内径に合わせて最も反射率が高くなるように設定される。また、反射板1を上述のとおり横断面形状が正16角形の笠状とすることで、反射率を高くすることができる。
【0013】
メタルハライドランプ用ソケット2は、その下端にメタルハライドランプ3を装着するための差し込み式のソケット端子2aを有している。このソケット端子2aは、反射板1の天板部1a上に載置され、この状態で、天板部1aの下側からメタルハライドランプ3を差し込むことによって、これを装着するようにしている。また、ソケット端子2aには電気を供給するリード線2bが接続され、このリード線2bの途中には図示しない安定器が接続されている。メタルハライドランプ用ソケット2の高さは、メタルハライドランプ3による照明範囲が所望の範囲となるように、既設のダウンライトの固定反射板5の開口部の高さや構造に合わせて設定される。
【0014】
次に、本発明のダウンライトを既設のダウンライトの本体に取り付ける方法について説明する。
【0015】
図2は、既設のダウンライトを示す概略縦断面図である。同図において既設のダウンライトは、ダウンライト本体4と、同本体4の開口部内に固定された固定反射板5と、同本体4の上面に設けられたランプ用ソケット6と、ランプ用ソケット6に装着されたランプ(水銀ランプ)7とからなる。
【0016】
この既設のダウンライトを利用して本発明のダウンライトを取り付ける手順は以下のとおりである。
【0017】
(1)ダウンライト本体4にネジ等で固定されているランプ用ソケット6とランプ7を取り外す(図3参照)。
【0018】
(2)ランプ用ソケット6を取り外して残った孔をそのまま利用して新たにメタルハライドランプ用ソケット2をダウンライト本体4の上部から差し込み、ランプ用ソケット6を固定していたネジ穴を利用して固定する(図1、図4参照)。
【0019】
(3)ダウンライト本体4の開口部に固定されている固定反射板5の内側に反射板1を入れ、その天板部1aにメタルハライドランプ用ソケット2をネジ等で固定する(図1、図4参照)。
【0020】
(4)メタルハライドランプ3をメタルハライドランプ用ソケット2のソケット端子2aに差し込み装着する(図1、図4参照)。
【0021】
(5)図示しない安定器の配線をリード線2bに結線する。
【0022】
【発明の効果】
本発明のダウンライトは、以下の効果を奏する
(1)既設のダウンライトの本体をそのまま利用して取り付けるので、天井の改装工事の必要がなく、内装のイメージもそのまま維持できる。
【0023】
(2)消費電力の小さいメタルハライドランプを使用するので、従来の水銀ランプを使用したダウンライトに比べて大幅に使用電力量を削減できる。
【0024】
(3)内面を鏡面状とした反射板を使用するので、消費電力の小さなランプで照度を現状維持できる。さらにランプの小型化と反射板の熱反射作用で従来のダウンライトよりも発熱量が減少し、建屋内の空調効率がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダウンライトを既設のダウンライトを利用して取り付けた状態を示す概略縦断面図である
【図2】既設のダウンライトを示す概略縦断面図である。
【図3】本発明のダウンライトの取り付け方法を示す概略縦断面図であって、既設のダウンライトのランプ用ソケットとランプを取り外した状態を示す図である。
【図4】本発明のダウンライトの取り付け方法を示す概略縦断面図であって、既設のダウンライトの本体に本発明のダウンライトの各部材を取り付ける過程を示す図である。
【符号の説明】
1 反射板
2 メタルハライドランプ用ソケット
3 メタルハライドランプ
4 既設のダウンライトの本体
5 既設のダウンライトの固定反射板
6 既設のダウンライトのランプ用ソケット
7 既設のダウンライトのランプ
Claims (3)
- ランプの光を反射させる内面を鏡面状とした反射板と、この反射板の天板部に装着されるメタルハライドランプ用ソケットとを有し、このメタルハライドランプ用ソケットは既設のダウンライトのランプ用ソケットと取り替えられて装着され、かつ、前記反射板及び前記メタルハライドランプ用ソケットは、それらの全体が既設のダウンライトの固定反射板の内側に収まるように装着されるダウンライト。
- 前記反射板は、その横断面形状が正16角形の笠状である請求項1記載のダウンライト。
- 前記反射板の内面が、それぞれ傾斜角度の異なる上下2段の傾斜部から形成されている請求項1又は2に記載のダウンライト。
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