JP4005744B2 - 管切断工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内面から外面に向かって管を切断する管切断工具(チューブカッタ)に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば熱交換器の保守点検において、その管板2′に挿通される金属製の伝熱管(以下単に「管」と称する)の取り替え作業を行う際には、図5に示すように、まず回転駆動機5′に装着した管切断工具10′により内面から外面に向かって補修交換すべき管1′を切断し、次に図示しない抜管工具によりその管1′を引き抜く、という手順を経るのが一般的である。
【0003】
ここで、従来の管切断工具10′は、図4(a)に示すように、スピンドル20′と、カッタ40′と、カム50′と、ボディ60′と、から主要部が構成されている。
スピンドル20′は、管1′に挿入され、管の軸線1A′と同一の軸線20A′周りに回転可能なものである。カッタ40′は、スピンドル20′の先端部に枢支され、軸線20A′と直交する軸線40A′(カッタピン35′)周りに回転可能であり、その先端に切刃40a′を有するバイト状のものである。カム50′は、スピンドル20′に同軸に且つ前方に向けて移動可能に挿通され、その先端に傾斜面50a′を有するものである。ボディ60′は、カム50′の後端部に同軸に固定され、その後端にシャンク60b′を有するものである。
その他、管切断工具10′は、スピンドル20′の先端部に嵌装され、管1′とスピンドル20′との隙間を塞ぐためのパイロット11′や、スピンドル20′の中間部に嵌装され、管1′の切断位置を調節するためのストッパ12′や、スピンドル20′の後端部からボディ60′の先端部にかけて嵌装されるケーシング13′などを含む。
【0004】
この従来の管切断工具10′による管の切断は、以下の手順により行われる。
▲1▼図4(a)に示すように、管板2′に挿通される管1′の切断位置に合わせて、管1′に管切断工具10′をセットする。
▲2▼シャンク60b′に図5に示す回転駆動機5′を接続して時計回り方向(矢印)の回転力を付与すると、ボディ60′と共にスピンドル20′が時計回り方向に回転する。その状態で、シャンク60b′に左方向(二重矢印)の推力を付与すると、ボディ60′と共にカム50′が左方向に移動し、図4(b)に示すように、傾斜面50a′がカッタ40′の後端部に当接し押動する(実線)。
▲3▼後端部を押動されたカッタ40′が軸線40A′(カッタピン35′)周りに側面視で右回り方向に回転し(点線)、切刃40a′が管1′の内面を切削し、内面から外面に向かって管1′が切断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の管切断工具10′は、カッタ40′が軸線40A′(カッタピン35′)周りに側面視で右回り方向に回転し、切刃40a′が管1′の内面を切削し、管1′を切断するものであるため、その際に図4(b)に示すような切粉3′が発生してしまう。これは、カッタ40′が側面視で回転して管1′の内面を切削する点及び切刃40a′による切断である点に原因がある。
このように切粉が発生してしまうと、▲1▼切粉の回収及び処理が必要であるため、熱交換器の保守点検に時間がかかり、▲2▼切粉の回収が不十分であると、熱交換器の冷却水の中に切粉が侵入し、循環ポンプ等の故障の原因になる、という不都合が生ずる。
【0006】
そこで、本発明は、▲1▼管の切断の際に切粉が発生せず、従って熱交換器の保守点検において、時間が短縮でき、信頼性が向上し、▲2▼さらに精密な管の切断が可能であるような、管切断工具を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために提供されるものであり、その請求項1に係る管切断工具(10)の発明(例えば、図2参照)は、管(1)に挿入され、この管(1)の軸線(1A)と同一の軸線周りに回転可能なスピンドル(20)と、前記スピンドル(20)に挿通され、このスピンドル(20)の軸線(20A)に対し偏心した軸線周りに回転可能なカッタシャフト(30)と、前記スピンドル(20)の先端部から突出する前記カッタシャフト(30)の先端部に枢支され、前記カッタシャフト(30)の軸線(30A)と平行な軸線周りに回転可能なカッタホイール(40)と、前記スピンドル(20)の後端部に回転可能に挿通されると共に、前記カッタシャフト(30)の後端部に同軸に固定され、この外面に螺旋状のリード溝(50a)を有するカムシャフト(50)と、前記スピンドル(20)の後端部に同軸に、かつ、前方に向けて移動可能に嵌装され、この内面に前記リード溝(50a)内を摺動可能なカムピン(60a)を有するボディ(60)と、を含み、前記ボディ(60)が前方に向けて移動することにより、前記カムピン(60a)が前記リード溝(50a)内を摺動して、前記カムシャフト(50)が回転され、前記カッタシャフト(30)がこのカッタシャフト(30)の軸線周りに回転することにより、前記カッタホイール(40)が前記管(1)の内面に直角に押しつけられ、このカッタホイール(40)が前記管(1)の軸線周りに遊星運動することにより、このカッタホイール(40)によって前記管(1)の内面から外面に向かって前記管(1)を切断する管切断工具(10)であって、
前記ボディ(60)の内側には、このボディ(60)を後方に向けて付勢するスプリング(61)が挿入され、このボディ(60)の前端部には、切断ストローク(S)を決定する目安となる目盛を有するスケールパイプ(62)が嵌装され、
前記スピンドル(20)の中間部には、前記管(1)と前記スピンドル(20)との隙間を塞いでガイドするガイドブッシング(12)が嵌装され、前記スピンドル(20)の後端部からボディ(60)の先端部にシンブル(13)が嵌装され、前記ガイドブッシング(12)と前記シンブル(13)との間の前記スピンドル(20)には、前記管(1)の切断位置を調節するためのブッシングリテーナ(14)が嵌装されたことを特徴とする。
【0008】
即ち、スピンドルの軸線20A(=管の軸線1A)とカッタシャフトの軸線30Aとが偏心しているので、カッタシャフト30がその軸線30A周りに回転することにより、カッタシャフト30に枢支されるカッタホイール40が突出して管1の内面に直角に押しつけられる(例えば図3(b)参照)。
これによれば、「カッタが側面視で回転して管の内面を切削するのではなく、カッタホイールが管の内面に直角に押しつけられ、また切刃による切断ではなく、カッタホイールの遊星運動による切断であり、カッタホイールの食い込みにより管が塑性変形して切断されるため、管の切断の際に切粉が発生しない」という作用・効果を奏する。
【0010】
これによれば、前記の作用・効果に加え、「ボディを所定の切断ストロークだけ前方に向けて移動させることにより、それに応じてカッタシャフトがその軸線周りに所定の角度だけ回転し、それに応じてカッタホイールが所定の量だけ突出して管の内面に直角に食い込むため、必要に応じてカッタホイールの突出量を調節でき、精密な管の切断が可能となる」という作用・効果を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る管切断工具における好適な実施の形態に関し、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明では、各側面図において、左側を前方,先端と称し、右側を後方,後端と称する。
【0012】
1.管切断工具の構成(図1乃至図3参照)
管切断工具10は、内面から外面に向かって管1を切断するものであり、図2に示すように、スピンドル20と、カッタシャフト30と、カッタホイール40と、カムシャフト50と、ボディ60と、から主要部が構成されている。
【0013】
スピンドル20は、管1に挿入され、管の軸線1Aと同一の軸線20A周りに回転可能なものである。具体的には、スピンドル20は、その軸線20Aに対し偏心した中空部を有し、管1に挿入可能な外径及び管1の切断位置に届く長さを有する偏心円管状に形成されている。
【0014】
カッタシャフト30は、スピンドル20に挿通され、スピンドル20の軸線20Aに対し偏心した軸線30A周りに回転可能なものである。
即ち、カッタシャフト30の軸線30Aは、スピンドル20の軸線20Aと、偏心距離eだけ偏心している。具体的には、カッタシャフト30は、その先端部にカッタホイール40を枢支するピン35を有し、その後端部にカムシャフト50を固定し回転角を伝達する二面幅30aを有し、スピンドル20の前記中空部に挿通される外径を有する丸棒状に形成されている。
【0015】
カッタホイール40は、スピンドル20の先端部から突出するカッタシャフト30の先端部に枢支され、カッタシャフト30の軸線30Aと平行な軸線40A(ピン35)周りに回転可能なものである。即ち、カッタホイール40の軸線40Aであるピン35は、カッタシャフト30の軸線30Aと平行であり、結果としてスピンドル20の軸線20Aとも平行である。
なお、ここでいう「平行」には「一致」も含む。具体的には、カッタホイール40は、鋭角な周縁部を有し、管切断前には管1の内面に当接せず管切断中に管1の内面に当接する外径を有する円盤状に形成されている。また、このカッタホイール40は、従来のカッタ40′のような切刃40a′は有しない。
【0016】
カムシャフト50は、スピンドル20の後端部に回転可能に挿通されると共にカッタシャフト30の後端部に同軸に固定され、その外面に螺旋状のリード溝50aを有するものである。具体的には、カムシャフト50は、その先端部に二面幅30aに嵌合する孔を有し、その外面にカムピン60aが内部を摺動する螺旋状のリード溝50aを有し、スピンドル20の後端部における前記中空部に挿通される外径を有する円柱状に形成されている。なお、このカムシャフト50は、カッタシャフト30と一体に形成されるものであっても良い。
【0017】
ボディ60は、スピンドル20の後端部に同軸に且つ(切断ストロークSだけ)前方に向けて移動可能に嵌装され、その内面にリード溝50a内を摺動可能なカムピン60aを有するものである。具体的には、ボディ60は、その内面にカムピン60aを有し、その後端部に回転力及び推力が付与されるシャンク60bを有し、スピンドル20の後端部に嵌装される内径を有する有底円筒状に形成されている。なお、このボディ60の内側には、ボディ60を後方に向けて付勢するスプリング61が挿入されており、このボディ60の前端部には、切断ストロークSを決定する目安となる目盛(図1参照)を有するスケールパイプ62が嵌装されている。
【0018】
その他に、管切断工具10は、パイロット11,ガイドブッシング12,シンブル13,ブッシングリテーナ14などを含む。
パイロット11は、スピンドル20の先端部に嵌装され、管1とスピンドル20との隙間を塞ぐためのものであり、このパイロット11を取り替えることにより、種々の内径を有する管1に対応できる。
ガイドブッシング12は、スピンドル20の中間部に嵌装され、管1とスピンドル20との隙間を塞ぐためのものであり、このガイドブッシング12を取り替えることにより、種々の内径を有する管1に対応できる。
シンブル13は、スピンドル20の後端部からボディ60の先端部にかけて嵌装され、このシンブル13を回転することにより、切断ストロークSを調節し、カッタホイール40の管1への切り込み深さを調節することができる。
ブッシングリテーナ14は、ガイドブッシング12とシンブル13との間においてスピンドル20に嵌装され、管1の切断位置を調節するためのものであり、このブッシングリテーナ14を回転することにより、切断位置を前方あるいは後方に移動調節することができる。
【0019】
2.管切断工具による管の切断
以上に説明した管切断工具10による管1の切断は、以下の手順により行われる。
【0020】
(1)管切断工具10のセット
図2(a)に示すように、管板2に挿通される管1の切断位置に合わせて、管1に管切断工具10をセットする。即ち、パイロット11及びガイドブッシング12を適切に選択した上で、スピンドル20を管1に挿入し、ブッシングリテーナ14を回転することにより、切断位置を前方あるいは後方に移動調節する。
同時に、カッタホイール40が所定の量だけ突出して管1の内面に直角に食い込むように、スケールパイプ62の目盛を目安にしてシンブル13を回転することにより、切断ストロークSを設定しておく。
【0021】
(2)スピンドル20の回転及びカッタホイール40の押しつけシャンク60bに図示しない回転駆動機を接続して時計回り方向(矢印)の回転力を付与すると、ボディ60と共にスピンドル20が軸線20A周りに時計回り方向に回転する。この時のカッタホイール40は、図2(b)に示すように、管1の内面には当接していない。
その状態で、図3(a)に示すように、シャンク60bに左方向(二重矢印)の推力を付与すると、ボディ60が前方に向けて徐々に移動し、カムピン60aがリード溝50a内を摺動して、カムシャフト50が回転され、カッタシャフト30がその軸線30A周りに時計回り方向に回転される。即ち、軸方向のボディ60の移動は、カムピン60a及びリード溝50aにより、カムシャフト50及びカッタシャフト30の回転に変換される。この時のカッタホイール40は、図3(b)に示すように、管1の内面に徐々に押しつけられる。
【0022】
(3)カッタホイール40による切断
管1の内面に押しつけられたカッタホイール40は、軸線1A(20A)周りに遊星運動する。即ち、スピンドル20がその軸線20A周りに時計回り方向に回転している状態において、カッタホイール40がその軸線40A(ピン35)周りに反時計回り方向に回転する。従って、ボディ60の前方への移動に伴い、カッタホイール40が管1の内面に次第に食い込み、管1が塑性加工されることにより変形して、内面から外面に向かって管1が次第に切断される。即ち、本発明は塑性加工による切断であり、従来のような切削加工による切断ではないため、管の切断時において切粉はほとんど発生しない。
そして、予め設定した切断ストロークSに達すると、管1の切断は完了する。
その後、シャンク60bに付与していた推力及び回転力を解除し、管切断工具10を管1から取り外す。
【0023】
3.管切断工具10の特徴
以上に説明した管切断工具10は、以下の特徴を有する。
【0024】
(1)この管切断工具10は、カッタシャフト30がカッタシャフトの軸線30A周りに回転することにより、カッタホイール40が管1の内面に直角に押しつけられ、カッタホイール40が管の軸線1A周りに遊星運動することにより、管1に塑性変形が生じ、内面から外面に向かって管1が切断される、というものである。
即ち、スピンドルの軸線20A(=管の軸線1A)とカッタシャフトの軸線30Aとが偏心しているので、カッタシャフト30がその軸線30A周りに回転することにより、カッタシャフト30に枢支されるカッタホイール40が突出して管1の内面に直角に押しつけられる。
従って、カッタが側面視で回転して管の内面を切削するのではなく、カッタホイールが管の内面に直角に押しつけられ、また切刃による切断ではなく、カッタホイールの遊星運動による切断であり、カッタホイールの食い込みにより管が塑性変形して切断されるため、管の切断の際に切粉が発生しない。
【0025】
(2)この管切断工具10は、ボディ60が(切断ストロークSだけ)前方に向けて移動することにより、カムピン60aがリード溝50a内を摺動して、カムシャフト50が回転され、カッタシャフト30がカッタシャフトの軸線30A周りに回転される、というものである。
従って、ボディを所定の切断ストロークだけ前方に向けて移動させることにより、それに応じてカッタシャフトがその軸線周りに所定の角度だけ回転し、それに応じてカッタホイールが所定の量だけ突出して管の内面に直角に食い込むため、必要に応じてカッタホイールの突出量を調節でき、精密な管の切断が可能となる。
換言すれば、ボディ60の前方への移動量(切断ストロークS)と、カムシャフト50及びカッタシャフト30の回転角と、カッタホイール40の食い込み量(切り込み深さ)とは、それぞれ正確に比例するので、必要に応じて管1の表皮分を残すような(カッタホイール40が管1の外面まで貫通せずに薄皮一枚を残すような)、精密な管1の切断が可能となる。
【0026】
なお、以上においては、熱交換器の管板に挿通される金属製の伝熱管を切断する場合について説明を行ったが、この管切断工具10は、それ以外の管にも当然に適用が可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明に係る管切断工具によれば、▲1▼管の切断の際に切粉が発生せず、従って熱交換器の保守点検において、時間が短縮でき、信頼性が向上し、▲2▼さらに精密な管の切断が可能である、という顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管切断工具を表す外観側面図である。
【図2】本発明に係る管切断工具の管切断前の状態を表す図であり、(a)は断面側面図、(b)はA−A矢視断面図である。
【図3】本発明に係る管切断工具の管切断中の状態を表す図であり、(a)は断面側面図、(b)はB−B矢視断面図である。
【図4】従来の管切断工具を表す図であり、(a)は上半分が断面を表し下半分が外観を表す全体側面図、(b)は実線が管切断前の状態を表し点線が管切断中の状態を表す要部側面図である。
【図5】従来の管切断工具による管切断作業を表す側面図である。
【符号の説明】
1 管(チューブ)
1A (管の)軸線
2 管板
10 管切断工具
11 パイロット
12 ガイドブッシング
13 シンブル
14 ブッシングリテーナ
20 スピンドル
20A (スピンドルの)軸線
30 カッタシャフト
30A (カッタシャフトの)軸線
30a 二面幅
35 ピン
40 カッタホイール
40A (カッタホイールの)軸線
50 カムシャフト
50a リード溝
60 ボディ
60a カムピン
60b シャンク
61 スプリング
62 スケールパイプ
e 偏心距離
S 切断ストローク

Claims (1)

  1. 管(1)に挿入され、この管(1)の軸線(1A)と同一の軸線周りに回転可能なスピンドル(20)と、
    前記スピンドル(20)に挿通され、このスピンドル(20)の軸線(20A)に対し偏心した軸線周りに回転可能なカッタシャフト(30)と、
    前記スピンドル(20)の先端部から突出する前記カッタシャフト(30)の先端部に枢支され、前記カッタシャフト(30)の軸線(30A)と平行な軸線周りに回転可能なカッタホイール(40)と、
    前記スピンドル(20)の後端部に回転可能に挿通されると共に、前記カッタシャフト(30)の後端部に同軸に固定され、この外面に螺旋状のリード溝(50a)を有するカムシャフト(50)と、
    前記スピンドル(20)の後端部に同軸に、かつ、前方に向けて移動可能に嵌装され、この内面に前記リード溝(50a)内を摺動可能なカムピン(60a)を有するボディ(60)と、を含み、
    前記ボディ(60)が前方に向けて移動することにより、前記カムピン(60a)が前記リード溝(50a)内を摺動して、前記カムシャフト(50)が回転され、前記カッタシャフト(30)がこのカッタシャフト(30)の軸線周りに回転することにより、前記カッタホイール(40)が前記管(1)の内面に直角に押しつけられ、このカッタホイール(40)が前記管(1)の軸線周りに遊星運動することにより、このカッタホイール(40)によって前記管(1)の内面から外面に向かって前記管(1)を切断する管切断工具(10)であって、
    前記ボディ(60)の内側には、このボディ(60)を後方に向けて付勢するスプリング(61)が挿入され、このボディ(60)の前端部には、切断ストローク(S)を決定する目安となる目盛を有するスケールパイプ(62)が嵌装され、
    前記スピンドル(20)の中間部には、前記管(1)と前記スピンドル(20)との隙間を塞いでガイドするガイドブッシング(12)が嵌装され、前記スピンドル(20)の後端部からボディ(60)の先端部にシンブル(13)が嵌装され、前記ガイドブッシング(12)と前記シンブル(13)との間の前記スピンドル(20)には、前記管(1)の切断位置を調節するためのブッシングリテーナ(14)が嵌装されたことを特徴とする管切断工具(10)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101743086B (zh) * 2007-07-20 2012-06-13 株式会社富士机械工作所 管件切断装置和管件制造方法

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