JP4004939B2 - 断熱材用埋め込みブラケットと外壁用断熱材の施工方法 - Google Patents

断熱材用埋め込みブラケットと外壁用断熱材の施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建築物の外壁に組み込み使用する断熱材の施工に用いる埋め込みブラケットと、このブラケットを用いた外壁用断熱材の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅等の建築物の断熱効率を向上させるため、外壁に施す断熱方法は、建物躯体の内側に断熱材を入れる内断熱から、建物躯体の外側を包む外断熱へと移行している。
【0003】
この外断熱は、建築物の外壁において、柱の外側に外壁用断熱材を配置することにより、断熱効果の向上と室内側での結露の発生を抑え、カビやダニの発生を防ぐことができるという利点がある。
【0004】
図8と図9は、住宅の外壁に施す従来の外断熱の施工例を示し、柱1の外側に外壁用断熱材2を配置し、この外壁用断熱材2の外面で柱1と対応する位置に、外壁材3の取り付け用となる胴縁材4を重ね、上記胴縁材4から外壁用断熱材2を貫通して柱1にねじ込む締結部材5で、外壁用断熱材2を柱1に固定し、この後、胴縁材4の外面に外壁材3をねじや釘等の締結部材6で固定するようにしていた。
【0005】
ところで、上記外壁用断熱材2は、軟質の発泡体を用いて形成されているため、加圧力に対して収縮することになり、従来のように、外壁用断熱材2の外面に胴縁材4を重ね、締結部材5を胴縁材4から外壁用断熱材2を貫通して柱1にねじ込む方法では、胴縁材4で外壁用断熱材2を直接加圧することになるので、外壁用断熱材2は胴縁材4の重なる部位において、締結部材5による締め付け位置が部分的に凹入し、これが原因で胴縁材4が波打ち状となり上下直線状に取り付けることができない。
【0006】
また、胴縁材4は、木製の角材であるので元々反りがあり、図10(A)のような外反りや、図10(B)のような内反りの形状を、上記のような取り付け構造で矯正しようとすると、外壁用断熱材2に大きな圧縮力を加えることになり、外壁用断熱材2に破損が生じることになるので、実際には反りがあるまま胴縁材4を固定している。
【0007】
上記のように、胴縁材4に波打ちや反りがあると、この胴縁材4の外側に固定する図8,図9の外壁材3が波打ちや反りのある状態で貼られるため、外壁材3の仕上がりの美観及び防水性能を損なうという問題がある。
【0008】
このような問題の発生を防ぐ方法として、外壁用断熱材の柱と胴縁材の間に位置させて部分埋設することにより、胴縁材の固定時に外壁用断熱材を圧縮しないようにすると共に、胴縁材の波打ちや反りを解消するようにした埋め込みブラケットが特許第3062132号によって提案されている。
【0009】
この埋め込みブラケットは、外壁用断熱材の厚みに見合う長さを有する筒状胴部の一端側に頭部と他端側に先鋭端とを設け、この筒状胴部の内部で一端側寄りの位置に、回転工具の係合片を複数突設した構造を有し、各係合片は筒状胴部の内面から中心に向けて突出する板状になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような埋め込みブラケットは、回転工具を用いて回転させながら外壁用断熱材に埋め込むと、先端で切り込んだ外壁用断熱材は筒状胴部の内部に納まることになるが、筒状胴部の内部で一端側寄りの位置に板状となる回転工具の係合片が突設され、しかも、埋め込みブラケットを回転させるときには、回転工具の一部が筒状胴部の内部に嵌まり合う状態になるので、埋め込みブラケットを外壁用断熱材に埋め込む工程の途中で、筒状胴部の内部に納まる外壁用断熱材に、係合片及び回転工具の埋め込みブラケット内に位置する部分が当接することで、切り込んだ外壁用断熱材を圧縮すると同時に、一体に回転させようとすることになる。
【0011】
このように、埋め込みブラケットの埋め込み途中において、筒状胴部の内部に切り込まれた外壁用断熱材を、係合片及び回転工具で圧縮したり一体に回転させようとすると、埋め込みブラケットの埋め込みの終盤に抵抗が大きくなり、埋め込み工程に支障をきたすことになる。
【0012】
また、埋め込みブラケットの内部に切り込んだ外壁用断熱材を、強制回転させると、強制回転と同時に切り込んだ外壁用断熱材が残りの部分から破断されることになり、埋め込み完了時に破断部分から残りの部分が、埋め込みブラケットの内部から押し出されて離脱したり、外壁用断熱材の裏面側に突出することになる。
【0013】
上記のように、筒状胴部の内部で一端側寄りの位置に係合片が突設されていると、切り込んだ外壁用断熱材で一端側寄りの位置を埋めることができないので、筒状胴部の内部に空間ができ、更に、切り込んだ外壁用断熱材が埋め込みブラケットの内部から押し出されて離脱した場合も、筒状胴部の内部に空洞が発生し、この空間の発生が断熱効果を低下させる原因になる。
【0014】
更に、切り込んだ外壁用断熱材が裏面側に突出すると、柱と胴縁材間における厚みの変動を生じさせる原因になる。
【0015】
そこで、この発明の課題は、外壁用断熱材の圧縮変形をなくし、胴縁材の反りや波打ちを矯正することのできる埋め込みブラケットにおいて、切り込んだ外壁用断熱材の全てを内部に収納することで、内部の空洞発生や外壁用断熱材の裏面側への突出発生をなくし、断熱効果の向上と外断熱の施工の省力化が図れ、高気密、高断熱を損なうことがない断熱材用埋め込みブラケットと、このブラケットを用いた外壁用断熱材の施工方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、筒状胴部の一方端部における外周に外側へ張り出した頭部を設け、この筒状胴部の内部全長が軸方向に貫通するストレートな円形孔になっている断熱材用埋め込みブラケットにおいて、前記筒状胴部は、軸方向の途中から頭部の間が頭部に向けて大径となるテーパー部で途中から他方端部の間がストレート部に形成され、この筒状胴部の他方端部が先鋭端になっている構成を採用したものである。
【0017】
上記頭部は、角形や楕円形、長円形に形成し、手回しによる回転操作が容易なようになっていると共に、外壁用断熱材に対して広い重なり面を確保することができるようになっている。
【0019】
請求項の発明は、前記筒状胴部は、少なくとも外周の一部に雄ねじが設けられている構成を採用したものであり、この雄ねじは、筒状胴部の途中から他方端部の間のストレート部に設けるようにすればよい。
【0020】
請求項の発明は、前記筒状胴部の頭部を設けた一方端部の端面に、回転用工具に装着した治具の係合孔が上記円形孔を囲むように設けられている構成を採用したものであり、係合孔は複数の円形孔でも周方向の長孔でもよく、回転用工具の治具には、円形孔や長孔に嵌合する係合突部が設けられている。
【0021】
請求項の発明は、柱の外側に外壁用断熱材を配置し、この外壁用断熱材の外面で柱と対応する位置に、外壁材の取り付け用となる胴縁材を重ね、上記胴縁材から柱にねじ込む締結部材で外壁用断熱材を柱に固定するようにした外壁用断熱材の施工方法であり、外壁用断熱材の厚みに見合う長さを有する請求項1乃至の何れかに記載の断熱材用埋め込みブラケットを用い、外壁用断熱材の柱と胴縁材の間に位置させる部分の上下複数箇所に、上記ブラケットを進入させてこの進入時に切り取った外壁用断熱材を筒状胴部内に収めるように埋設し、このブラケットの埋設部分を挟むようにして胴縁材を柱に締結部材で固定する構成を採用したものである。
【0022】
ここで、ブラケットは硬質のプラスチック材料を用い、円筒状となる筒状胴部の全長は外壁用断熱材の厚みに略一致するように設定すると共に、筒状胴部における先鋭端は、筒状胴部の先端部分を外径面をテーパーとすることにより形成され、外壁用断熱材に対する打ち込みやねじ込み時に、外壁用断熱材を円滑に切り込んで、進入が効率良く行えるようになっている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0024】
図1と図2のように、ブラケット11は硬質のプラスチック材料を用い、断面円筒形となる筒状胴部12の一方端部に、外周に張り出す鍔状の頭部13と、他方端部に筒状胴部の先端部分を外径面をテーパーして形成した先鋭端14が設けられ、筒状胴部12の内部全長が軸方向に貫通するストレートな円形孔15になっている。
【0025】
上記筒状胴部12の外径は、軸方向の途中から頭部13の間が頭部13に向けて大径となるテーパー部12aで、途中から先鋭端の間がストレート部12bに形成されている。
【0026】
なお、図1に一点鎖線で示したように、上記ストレート部12bの外周に、ねじ込み用の雄ねじ16を形成してもよく、この雄ねじ16は、ストレート部12bの外周でその先端側に無ねじ部17を残した位置からテーパー部12aの小径端に達する範囲に設けられ、頭部13側に向けて徐々に大径になるよう形成されている。
【0027】
上記無ねじ部17の長さは、図5のように、外壁用断熱材2にブラケット11を進入させた時、外壁用断熱材2の背面側に、雄ねじ16による破壊や花咲き現象が発生しない範囲で設定すればよい。
【0028】
上記筒状胴部12の頭部13を設けた一方端部の端面に、図3で示す回転用工具18に装着した治具19の係合孔20が上記円形孔15の開口を囲むように設けられ、この係合孔20は図示のような複数の円孔でも周方向の長孔でもよく、回転用工具18の治具19には、図示省略したが円孔や長孔に嵌合する係合突部が設けられている。
【0029】
上記筒状胴部12の一方端部の外周に張り出すように設けた鍔状の頭部13は、角形や楕円形、長円形等に形成し、ブラケット11の手回しによる回転操作が容易なようになっていると共に、外壁用断熱材2に対して広い重なり面を確保することができるようになっている。
【0030】
なお、ブラケット11は、手回しや打ち込みで外壁用断熱材2に対して埋め込む場合、筒状胴部12の雄ねじ16や治具19の係合孔20を省略することができ、また、回転用工具18を用いる場合、鍔状の頭部13は円形に形成してもよい。
【0031】
この発明のブラケットは、上記のような構成であり、次に、このブラケットを用いた外壁用断熱材の施工方法を説明する。
【0032】
図3のように、柱1の外面に外壁用断熱材2を重ね、この外壁用断熱材2を釘21の打ち込みによって柱1に仮止めすると共に、図3の例では、電動ねじ込み工具18のビットにねじ込み治具19を取り付け、ねじ込み治具19にブラケット11を装着する。
【0033】
上記電動ねじ込み工具18の起動で回転させたブラケット11を、外壁用断熱材2に対して柱1との重なり合う部分に前面側から押し付けると、先ず、無ねじ部17の先鋭端14が外壁用断熱材2を切り込むようにして進入し、次に、外周の雄ねじ16が外壁用断熱材2に食い込むことで、ブラケット11は外壁用断熱材2の厚み内に進入し、頭部13が外壁用断熱材2の外面に当接して端面が外壁用断熱材2の外面と同一面になった時点で、無ねじ部17の先鋭端14が外壁用断熱材2の裏面に到達し、ねじ込みを完了する。
【0034】
また、図4の例では、手によって頭部13で保持したブラケット11を回転させながら外壁用断熱材2に対して押し込むことにより、先鋭端14で外壁用断熱材2を切り抜きながら進入させることもでき、このとき、ハンマー等の工具による打ち込みを併用してもよく、このようにして、外壁用断熱材2の上下複数箇所にブラケット11を埋め込むようにする。
【0035】
上記ブラケット11の埋め込み時において、先鋭端14が外壁用断熱材2を円形に切り込むことにより、筒状胴部12の内部円形孔15内に外壁用断熱材2の円軸状の切り屑2aが進入し、この時、内部円形孔15は、筒状胴部12の軸方向に貫通するストレートになっているので、切り屑2aは進入方向に大きな圧縮力を受けないと共に、筒状胴部12とスリップすることで強制的な回転力を受けることがないので、切り屑2aが途中で破断するようなことがなく、図5のように、この切り屑2aが内部円形孔19内の全長を閉塞することになる。
【0036】
このように、内部円形孔15内の全長を外壁用断熱材2の切り屑2aで閉塞すると、内部円形孔15に空洞の発生がなく、ブラケット11のねじ込み部分の気密性を確保すると共に、断熱効果の低下発生を防ぐことができる。
【0037】
上記のように、外壁用断熱材2の切り屑2aで内部円形孔15内の全長を閉塞すると、外壁用断熱材2の裏面側への切り屑2aの突出発生がなく、外壁用断熱材2の厚みに変動を生じさせることがない。
【0038】
また、ブラケット11の筒状胴部12は、途中から頭部の間が頭部に向けて大径となるテーパー部12aになっているので、ねじ込み時にテーパー部12aが外壁用断熱材2と圧着することでねじ込み固定強度が向上する。
【0039】
更に、筒状胴部12に雄ねじ16を設けた場合、筒状胴部12の先端を無ねじ部17に形成しておくと、無ねじ部17の先端が外壁用断熱材2の背面に到達するとき、雄ねじ16による外壁用断熱材2の破壊を防ぎ、外壁用断熱材2の背面に花咲き状態や突出部分の発生がなく、柱1から外壁用断熱材2の浮き上がりが生じないことになる。
【0040】
ブラケット11の埋め込みが完了すると、図6と図7のように、外壁用断熱材2の前面に透湿シート22を貼り付けた後、外壁用断熱材2のブラケット11をねじ込んだ位置に胴縁材4を重ね、締結部材5をこの胴縁材4から外壁用断熱材2を貫通するよう柱1にねじ込みむことにより、柱1に胴縁材4を固定する。
【0041】
上記締結部材5による胴縁材4の固定時に、柱1と胴縁材4の間にはブラケット11が介在することになり、従って、締結部材5を強力に締め付けても外壁用断熱材2は直接圧縮を受けることがなく、このため、上下各部の強力な締め付けにより、胴縁材4に発生している反りや波打ちを矯正することができ、胴縁材4を上下直線状に固定することができる。
【0042】
なお、図6と図7では、締結部材5をブラケット11と離れた位置で、胴縁材4と外壁用断熱材2を貫通して柱1にねじ込んだが、締結部材5は、ブラケット11の軸心部を通るようにして柱1にねじ込むようにしてもよく、この場合、ブラケット11の内部円形孔15内は円軸状の切り屑2aで埋まっており、締結部材5は、この切り屑2a内を進入することになるので、外壁用断熱材2の気密性を損なうことはない。
【0043】
上記胴縁材4の外側に外壁材3を釘やねじ等の締結部材6で取り付ければ、建物の外壁における外断熱の施工が完了することになる。
なお、ブラケット11の外壁用断熱材2への埋設時に、手回しで回転させながら押し込んで埋設する方法の場合、頭部13の形状を、角形や楕円形、長円形等に形成してあるので、手回しのための回転操作が円滑に行えることになる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、断熱材用埋め込みブラケットにおいて、筒状胴部の一方端部における外周に外側へ張り出した頭部を設け、この筒状胴部の内部全長を軸方向に貫通するストレートな円形孔に形成したので、外壁用断熱材への埋設時に切り込んだ外壁用断熱材で内部円形孔の全長を閉塞することができ、これにより内部円形孔に空洞の発生がなく、ブラケットのねじ込み部分の気密性と防水性を確保すると共に、断熱効果の低下発生を防ぐことができる。
【0045】
また、切り込んだ外壁用断熱材で内部円形孔内の全長を閉塞すると、外壁用断熱材の裏面側への外壁用断熱材の突出発生がなく、外壁用断熱材の厚みに変動を生じさせることがないので、柱に対する胴縁材の間隔を一定に保ことができ、外壁材の仕上がりの美観及び防水性能を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るブラケットの斜視図
【図2】この発明に係るブラケットの縦断正面図
【図3】この発明に係るブラケットを回転工具で外壁用断熱材に埋め込む前の縦断側面図
【図4】この発明に係るブラケットを手回しで外壁用断熱材に埋め込む前の縦断側面図
【図5】この発明に係るブラケットをねじ込んだ外壁用断熱材に胴縁材を施工した状態の縦断側面図
【図6】この発明に係るブラケットをねじ込んだ外壁用断熱材で外断熱の施工を完了した状態の横断側面図
【図7】この発明に係るブラケットをねじ込んだ外壁用断熱材で外断熱の施工を完了した状態の横断側面図
【図8】外壁用断熱材を用いた従来の外断熱の施工を完了した状態の縦断側面図
【図9】同上の横断平面図
【図10】(A)と(B)は胴縁材の反りの発生状態を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 柱
2 外壁用断熱材
2a 切り屑
3 外壁材
4 胴縁材
5 締結部材
6 締結部材
11 ブラケット
12 筒状胴部
12a テーパー部
12b ストレート部
13 頭部
14 先鋭端
15 円形孔
16 雄ねじ
17 無ねじ部
18 回転用工具
19 治具
20 係合孔
21 釘
22 透湿シート

Claims (4)

  1. 筒状胴部の一方端部における外周に外側へ張り出した頭部を設け、この筒状胴部の内部全長が軸方向に貫通するストレートな円形孔になっている断熱材用埋め込みブラケットにおいて、前記筒状胴部は、軸方向の途中から頭部の間が頭部に向けて大径となるテーパー部で途中から他方端部の間がストレート部に形成され、この筒状胴部の他方端部が先鋭端になっていることを特徴とする断熱材用埋め込みブラケット。
  2. 前記筒状胴部は、少なくとも外周の一部に雄ねじが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の断熱材用埋め込みブラケット。
  3. 前記筒状胴部の頭部を設けた一方端部の端面に、回転用工具に装着した治具の係合孔が円形孔を囲むように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の断熱材用埋め込みブラケット。
  4. 柱の外側に外壁用断熱材を配置し、この外壁用断熱材の外面で柱と対応する位置に、外壁材の取り付け用となる胴縁材を重ね、上記胴縁材から柱にねじ込む締結部材で外壁用断熱材を柱に固定するようにした外壁用断熱材の施工方法であり、外壁用断熱材の厚みに見合う長さを有する請求項1乃至の何れかに記載の断熱材用埋め込みブラケットを用い、外壁用断熱材の柱と胴縁材の間に位置させる部分の上下複数箇所に、上記ブラケットを進入させてこの進入時に切り取った外壁用断熱材を筒状胴部内に収めるように埋設し、このブラケットの埋設部分を挟むようにして胴縁材を柱に締結部材で固定することを特徴とする外壁用断熱材の施工方法。
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