JP4004725B2 - 2段式脱リン方法及び装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リンを含有する溶液中のリンを、リン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)の結晶として析出させることにより、回収除去する方法及び装置に係わり、マグネシウム及びアルカリ成分を添加することによって、被処理水中のリンを効率的に低濃度まで低下させる脱リン方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
我が国のリン資源は乏しく、ほぼ全量を輸入に頼っている。リンの輸入形態の一つにリン鉱石があり、リン鉱石として輸入したリンの約25%にあたる量のリンが、国内の下水処理場に流入している。そうした背景より、排水中のリンを再利用可能な状態で回収し、有効利用することが好ましい。晶析脱リン法は、大容量の排水を処理し、尚かつ有効利用可能な状態でリンを回収するのに適している。
【0003】
下水、し尿、排水などを嫌気及び好気処理した場合、脱水処理工程、消化工程からの排水には、リン及びアンモニアを含有しているものが多く、排水中のリンをMAPとして晶析生成させることにより、リンを除去する方法が提案されている。この場合、排水中のリン濃度は50〜500mg/リットルの範囲にあることが多く、また、アンモニアの濃度は150mg/リットル〜1500mg/リットルであり、MAPを生成させるのに十分存在する場合が多い。
【0004】
MAPは液中のマグネシウム、アンモニウム、リン、水酸基が以下のように反応し、生成される。
Mg2++NH4 + +HPO4 2- +OH - +6H2O → MgNH4PO4 ・6H2O(MAP)+H2O
【0005】
被処理水中のリンをMAPとして不溶化させることによって脱リン処理する場合、MAPを生成させる反応槽と、反応槽にリンを含有する被処理水を供給する手段と、アルカリ成分、マグネシウム、場合によってはアンモニアを、反応槽或いは反応槽周辺の設備に供給する手段を設けた脱リン処理装置で、リン、アンモニア、マグネシウム、水酸基の各モル濃度を掛け合わせた濃度([HPO4 2- ][NH4 + ][Mg2+][OH- ];[ ]内の単位はmol/リットル)がMAPの溶解度積以上となるように操作し、反応槽でMAPを析出させることにより、濃度を溶解度積付近まで低下させ、脱リン処理をしていた。
【0006】
MAPの溶解度積は、被処理水の性状によって異なるが、およそ、10-13.8 〜10-12.6 の範囲にある。
MAPの溶解度積の1例を記すと、食品廃水を嫌気消化した被処理水の溶解度積は10-13.3 であった。この場合、液のpHが8.5、残存している処理水中のアンモニアが300mg/リットル、残存マグネシウム濃度が50mg/リットルとすると、処理水中の溶解性リン濃度は10.3mg/リットルとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の単一反応槽を使用したMAP晶析による脱リン処理方法には、下記のような二つの問題があった。
(a)微細なMAP粒子の生成と流出
処理水中の溶解性のリンを更に低減させようとした場合、pHを高くしたり、添加するマグネシウムを多くするとよいが、反応槽内で行おうとすると、注入箇所での拡散混合状態が悪いことにより、局所的な過飽和度が高くなり、微細なMAPが自己発核し、それら微細なMAPは処理水とともに流出してしまう結果、リンの除去回収率を低下させていた。
また、原水槽にて予めアルカリ成分、マグネシウムを添加すると、原水槽で、微細なMAPが多量に発生し、所望の粒径のMAPが回収できないなどの問題が生じていた。
さらに、残存する過飽和度によって配管の内壁、ポンプの羽根車、ケーシングなどにスケールが生じたりしていた。
【0008】
(b)液の上昇線速度とMAP粒子の流出
上向流式の脱リン装置では、反応槽内の液の上昇線速度(LV)を、通常30〜80m/hrで操作している。LV30m/hrで操作した場合、MAP粒子の粒径が100μm以下のMAPや、LV80m/hrで操作した場合、MAP粒子の粒径が300μm以下のMAPは処理水と共に流出してしまう。
微細なMAP粒子を余剰粒子として排出させないためには、所望の粒径まで成長させる必要がある。MAPの成長速度は過飽和度に依存し、過飽和度が低い状態では、成長速度は遅い。反応槽上部ではこのような過飽和度が低い状態にあり、このような状態に微細なMAPを浮遊させておいても、粒子の成長は遅い。
【0009】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、上記の従来の技術の問題を解決し、被処理水中のリンを高い除去効率で安定して除去することができる2段式脱リン方法及び装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の手段を用いることによって、上記の課題を解決することができた。
(1)被処理水中のリンをリン酸マグネシウムアンモニウムとして晶析生成させることによって除去する方法において、被処理水を導入する手段を備えた上向流式の1次処理槽の槽上部より流出した液に、2次処理槽においてマグネシウム、アルカリ成分、場合によっては被処理水を添加し、反応、固液分離した後、2次処理槽底部の固液分離域に蓄積した汚泥スラリーを前記1次処理槽の下部混合晶析域に返送することを特徴とする2段式脱リン方法。
(2)1次処理槽において、マグネシウム濃度、pHが1次処理槽流出液よりも高くなった2次処理槽の汚泥スラリーを、被処理水と混合させることにより、リン酸マグネシウムアンモニウムを生成させることを特徴とする前記(1)記載の2段式脱リン方法。
【0011】
(3)被処理水中のリンをリン酸マグネシウムアンモニウム固体として生成除去する脱リン装置において、下部にリン含有被処理水供給管と、攪拌用気体吹き込み管と、結晶化したリン酸マグネシウムアンモニウム固体を含む廃水の抜き出し管とを設けた1次処理槽と、該1次処理槽の上部から2次処理槽供給管を経て1次処理水と、またマグネシウム供給管及びアルカリ供給管を経てマグネシウム、アルカリ成分、場合によっては被処理水が供給されて攪拌混合し、反応する内筒と、処理水の流出管を備えた外筒から構成された2次処理槽、及び前記2次処理槽で固液分離されて底部に蓄積した汚泥スラリーを前記1次処理槽の下部混合晶析域に返送する汚泥スラリー返送管を具備することを特徴とする2段式脱リン装置。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は発明を実施する処理系の一形態を示し、1次処理槽1、2次処理槽10からなり、被処理水供給管2は、1次処理槽1の下方部と、2次処理槽供給管3は1次処理槽1の上方部と接続するように構成されている。
なお、1次処理槽1の下方部には散気管4が設けられ、1次処理槽1内に空気を散気するように構成されている。また、1次処理槽1の下方部にはMAP抜き出し管5も設置されている。
2次処理槽10内には内筒11を配置し、2次処理槽供給管3、マグネシウム供給管6、アルカリ供給管7、被処理水供給管2aは内筒11の内側に配設し、また、処理水の流出管8は内筒11の外側に配設されている。
2次処理槽10の底部には汚泥スラリーが蓄積し、2次処理槽10の底部と1次処理槽1の底部を汚泥スラリー供給管9で接続している。
【0013】
被処理水は1次反応槽1底部より上向流で連続通水させられる。
また、2次処理槽10で1次処理槽流出液よりもマグネシウムイオン濃度、pHが高くなった汚泥スラリーが1次処理槽1底部より上向流で連続供給される。
1次処理槽1内で被処理水と汚泥スラリーが混合反応すると、MAPが生成し、脱リンが行われる。1次処理槽1内に存在しているMAP粒子が流動化していると、MAP粒子表面でのMAPの析出が効率的に行われる。
被処理水と汚泥スラリーの合わせた流量が、MAP粒子の粒径が1mmの時、30m/hr以上で、MAP粒子の粒径が2mmの時、60m/hr以上で流動化し始める。
更に混合をよくするために、散気管4から空気を注入することが多い。
【0014】
1次処理槽1上部では、各イオン濃度はMAPの平衡濃度付近まで低下し、1次処理流出液中の溶解性のリン濃度は、約5〜15mg/リットルとなっている。また、1次処理流出液中には、液或いは空気の上昇によって微細なMAP粒子を含有していることが多い。本発明者等が測定したところLVが50〜100m/hr、空気なしの場合、粒径約100μmのMAP粒子を含有していた。
【0015】
1次処理槽1の流出液は、2次処理槽10内の内筒11に供給され、更に内筒11に、マグネシウム化合物、或いはマグネシウムイオン、さらにアルカリ、場合によっては被処理水が供給される。マグネシウムイオン濃度が150〜200mg/リットル、pHが9.0〜9.3になるように添加すると、過飽和状態が達成され、MAPが析出し、溶解性のリン濃度は1〜3mg/リットルまで低下する。このとき、1次処理槽1より流出した微細なMAPは熟成され、成長する。マグネシウムイオン濃度が200mg/リットル以上では、溶解性のリン濃度は少しずつ低下していくが、この減少率は低く効率が悪い。
また、2次処理槽10の断面積を1次処理槽1の断面積よりも大きく設計しておくことにより、微細なMAP粒子をより多く沈降させることが可能になり、処理水と共に流出するのを防ぐことができる。およそ、LV=10m/hr以下とすることにより、30μm以上のMAPの粒子の流出を防ぐことができる。
【0016】
添加するマグネシウム源、アルカリ源に水酸化マグネシウムを用いると単価が安く、共沈効果も期待できる。
2次処理槽10底部には、汚泥スラリーが堆積する。汚泥スラリーはマグネシウムイオン濃度、pHが1次処理槽流出液よりも高くなっており、1次処理槽1底部に導入することにより、MAP生成のマグネシウム源、アルカリ源とする。
汚泥スラリーの供給量は、被処理水の溶解性リン濃度に対して、マグネシウムイオン量がモル比で1.2倍程度、重量比で1:1になるようにするとよい。
被処理水の溶解性リン濃度が100mg/リットル、汚泥スラリーのマグネシウムイオン濃度が150mg/リットルであれば、被処理水量に対し、約66%の返送量でよい。
【0017】
1次処理槽1で所定のpHにならなければ、苛性ソーダなどの供給管7を設け、pH調整してもよい。
1次処理槽1において、汚泥スラリーの供給管9の接続位置は、被処理水と汚泥スラリーの混合をよくするため、被処理水の供給管2の接続位置近傍がよい。
1次処理槽1内では、被処理水と汚泥スラリーが混合されることにより、各イオン濃度は希釈され、高過飽和度になることなく、MAPの生成が行われる。その結果、微細なMAPの発生を防ぐことができる。
1次処理槽1内で増加したMAPは定期的、或いは増加の度に、1次処理槽1底部よりMAP抜き出し管5から排出する。
2次処理槽10上部より、処理水を処理水流出管8から流出させる。
【0018】
【実施例】
以下において、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明は、この実施例により限定されるものではない。
【0019】
実施例1
メタン発酵の処理水を用いて、図1に示す処理系で脱リン処理を行った。
メタン発酵処理水に下記の一覧表示により示す所定の濃度になるようにリン、アンモニウムを添加した液を被処理水とし、内径150mmφ×高さ3600mmのカラムを1次処理槽として、1次処理槽の底部より上向流で通水させた。1次処理槽を流出した被処理水は、内径300mmφ×高さ2.1mの2次処理槽内の内筒(内径200mmφ×高さ1.5m)内に供給した。マグネシウム源、アルカリ源には水酸化マグネシウムのみを用いた。
装置仕様、実験条件を第1表に示す。
【0020】
【表1】
Figure 0004004725
【0021】
定常状態に達した後の処理結果を第2表に示す。
原水の溶解性PO4 −P濃度78.6mg/リットルに対し、処理水のPO4 −Pは2.3mg/リットルであり、溶解性PO4 −Pの除去率は97%であった。また、被処理水のT−P80.8mg/リットルに対し、処理水のT−Pは19.0mg/リットルであり、T−P除去率は76%であった。
【0022】
【表2】
Figure 0004004725
【0023】
比較例1
メタン発酵の処理水を用いて、図2に示す処理系で比較実験を行った。
なお、第1図で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示す。また、12は処理水の返送管である。
水酸化マグネシウムの供給位置を処理槽1底部の被処理水供給管2近傍の位置とした。装置仕様、実験条件を第3表に示す。
【0024】
【表3】
Figure 0004004725
【0025】
定常状態に達した後の処理結果を第4表に示す。
原水の溶解性PO4 −P濃度103mg/リットルに対し、処理水のPO4 −Pは3.2mg/リットルであり、溶解性PO4 −Pの除去率は97%であった。また、被処理水のT−P115mg/リットルに対し、処理水のT−Pは58.4mg/リットルであり、T−P除去率は49%であった。
【0026】
【表4】
Figure 0004004725
【0027】
実施例に比べ、処理水中の溶解性PO4 −P濃度は2〜4mg/リットルであり、変化はみられないものの、T−Pの除去性に大きな違いがみられた。
比較例の場合は、処理槽に直接、水酸化マグネシウムを添加することによって、局所的な高過飽和度が生成され、微細なMAP(もやもやしたフロック状のもの)の生成が多く、処理水と共に流出したため処理水T−P濃度が高くなった。
【0028】
このような問題は、本発明のように、溶解性のリン濃度が低下した1次処理水にマグネシウム、アルカリ、場合によっては被処理水を添加することによって解決できた。
すなわち、1次処理水中のマグネシウムを高濃度状態にし、pHを高くしても、微細なMAP粒子を発生させることなく、溶解性のPO4 −P濃度は更に低下し、しかも、1次処理から流出した微細なMAPの成長を助長する。このとき、微細なMAPは汚泥スラリーとして、2次処理槽底部に堆積する。
また、マグネシウム濃度、PHが高濃度になった汚泥スラリーを1次処理槽における反応源にすることによって、効率的な脱リン処理が行われる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、さらに2段目の処理槽を設け、そこでマグネシウム、アルカリ、場合によっては被処理水を添加することにより、過飽和状態をもう一度作り、微細なMAP粒子の肥大化を促進させることにより、処理水とともに微細なMAP粒子が流出することを防ぐことができる。さらに、その際マグネシウムを残存させ、1次処理槽でのMAP粒子の生成における反応源となる。
また、本発明においては、2次処理槽で生成したMAP核を1次処理槽に導入することにより、1次処理槽内での核として粒径制御も可能としている。
このため、本発明によれば、高濃度にリンを含有する被処理水から、高い処理効率で安定してリンをMAPとして除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱リン装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】従来の一槽式の脱リン装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 1次処理槽
2、2a 被処理水供給管
3 2次処理槽供給管
4 散気管
5 MAP抜き出し管
6 マグネシウム源供給管
7 アルカリ供給管
8 処理水流出管
9 汚泥スラリー返送管
10 2次処理槽
11 内筒
12 処理水返送管

Claims (3)

  1. 被処理水中のリンをリン酸マグネシウムアンモニウムとして晶析生成させることによって除去する方法において、被処理水を導入する手段を備えた上向流式の1次処理槽の槽上部より流出した液に、2次処理槽においてマグネシウム、アルカリ成分、場合によっては被処理水を添加し、反応、固液分離した後、2次処理槽底部の固液分離域に蓄積した汚泥スラリーを前記1次処理槽の下部混合晶析域に返送することを特徴とする2段式脱リン方法。
  2. 1次処理槽において、マグネシウム濃度、pHが1次処理槽流出液よりも高くなった2次処理槽の汚泥スラリーを、被処理水と混合させることにより、リン酸マグネシウムアンモニウムを生成させることを特徴とする請求項1記載の2段式脱リン方法。
  3. 被処理水中のリンをリン酸マグネシウムアンモニウム固体として生成除去する脱リン装置において、下部にリン含有被処理水供給管と、攪拌用気体吹き込み管と、結晶化したリン酸マグネシウムアンモニウム固体を含む廃水の抜き出し管とを設けた1次処理槽と、該1次処理槽の上部から2次処理槽供給管を経て1次処理水と、またマグネシウム供給管及びアルカリ供給管を経てマグネシウム、アルカリ成分、場合によっては被処理水が供給されて攪拌混合し、反応する内筒と、処理水の流出管を備えた外筒から構成された2次処理槽、及び前記2次処理槽で固液分離されて底部に蓄積した汚泥スラリーを前記1次処理槽の下部混合晶析域に返送する汚泥スラリー返送管を具備することを特徴とする2段式脱リン装置。
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