JP4004455B2 - シート状印版の洗浄装置 - Google Patents
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Description
この洗浄は、従来、使用済みのシート状印版を一枚づつ人手によって洗浄し、乾燥させた後にハンガーラックに吊り下げて保管するといったことが行われていたが、油性インクの付着した印版の洗浄、乾燥に手間がかかり、また、印判の保管管理も面倒であるといった問題があった。
また、上記装置では洗浄、清拭を一連の経路で自動的に処理していたため、一旦シート状印版を送り込めば、洗浄と清拭が終了するまでの間、次のシート状印版を送り込むことができず、多数のシート状印版を洗浄する場合、処理が渋滞する場合がある問題があった。
図1は、この発明の実施の形態である印版の洗浄装置の平面図、図2は図1のA−A線矢視断面図である。
供給部Aは、シート状印版1を離れた位置で平行に吊り下げる二本平行なガイドレール5、5と、このガイドレール5、5を支持する側板6、6とからなる。
図5、図6に拡大して示すように、ガイドレール5、5に続くケーシング7内の洗浄部Bには、ガイドレール5、5の案内溝8、8と同一軸に整列するように印版送りベルト14がケーシング中心線7aを挟んで対称に水平配設されている。なお、図2中符号7bはケーシング7に設けられたメンテナンス用の扉を示す。
さらに洗浄部Bには、図5、図6に示すように印版送りベルト21と同期して帯動する幅広の裏当てベルト25が、チェーン19のスプロケット26、26と同軸となる長軸ロール27、28間に巻掛けられている。
従って、送り込まれたシート状印版1が反り変形していても、押さえロール32、33により長軸ロール27、28側へ押さえ付けられ、裏当てベルト25と共にケーシング内の突起物などに引っ掛かったりすることなく確実に送られていく。
このとき、シート状印版1は裏当てベルト25によりその全幅を支持されて送られていくので、ブラシロール34が印版表面に均一に当接させることが可能となり、また裏面側にシート印版1が反り返るのが防止され、ケーシング7内の構造物に引っ掛かったりするのが防止される。
この洗浄部Bの送りベルト21と裏当てベルト25は、次の清拭部Cからは独立しているので、洗浄部Bからシート状印版1が排出されれば、次のシート状印版1を洗浄部Bへと送り込むことが可能となる。
従って、センサ50でシート状印版1の存在が検知され、次いで存在が検知されなくなれば、制御装置Fにより供給部Aで待機していた次のシート状印版1が洗浄部Bへと送り込まれ始める。
印版送りベルト14に続いて設けられている清拭部Cは、洗浄部Bと同一構造の送りベルト43及び裏当てベルト44及びこの裏当てベルト44が巻掛けられる長軸ロール45から構成されている。そして、長軸ロール45に対面し裏当てベルト44表面側に印版1表面の水分を吸収する清拭ロール46およびこの清拭ロール46に含まれた水を搾り出す圧縮ロール47がそれぞれ基枠15に設けた軸受16により軸支され、さらに中間部にも清拭ロール46が軸支されている。なお、前述した洗浄部Bにおける、搬送末端側の長軸の押さえロール33も図示のように清拭ロールとし、水を搾り出す圧縮ロール48を設けることでこの部分でも清拭が出来るようにしても良い。
なお、図示は省略するが清拭ロール46を長軸ロール45以外の、裏当てベルト44表面部分に配設し裏当てベルト44を挟んで清拭ロール46の反対側に、清拭ロール46に印版1を押し付けるための押圧ロール49を設ける構成としても良い。
そして、このように水分が吸い取られたシート状印版1は次第に互いの距離を近づけるよう運ばれ、最終的に2枚重ねの状態で清拭部C終端から排出される。
次に繰り出し部Dについて説明する。
この清拭ロール51及び排出ロール52には図12に拡大して示すように駆動装置54とチェーンなどの巻掛け伝導部材54aで連接され、シート状印版1を重ねた状態で強制的にケーシング7から送り出すようにされている。
この洗浄、清拭の済んだシート状印版1は表面同士を対面させて重ねあわされた状態で排出ロール52へと送りだされ、同時にガイド52aに案内されてケーシング7外へと送り出されて行く。
次にラック部Eについて説明する
ラック部Eは、図13に示すように送り出されてきたシート状印版1を重ねた状態で受け取るスリット55を有する受容ケース56と、この受容ケース56を多数平行に支持する送りベルト57と、図14に示すようにこの送りベルト57を駆動する駆動装置58とからなり、送りベルト57、駆動装置54は何れも基枠59に支持され、更にこの基枠59はケーシング7に対して仮想線で示すように油圧シリンダ装置などの駆動装置(図示せず)により近接移動可能に基盤60にローラ(図示せず)などを介して支持されている。
以上説明したように、ガイドレール5、5から送り込まれたシート状印版1、1は、ケーシング7内で自動的に洗浄、清拭され、乾燥した状態でケーシング7から排出されるとラックに自動的に収納されるので、使用済みのシート状印版の取り扱いが非常に容易になり、また、洗浄中のシート状印版1の引っ掛かり等の障害も無く保守管理も容易となるのである。
A 供給部
B 洗浄部
C 清拭部
D 繰り出し部
E ラック部
1 シート状印版
2 プラスチックシート
3 凸部
4 突条部
5 ガイドレール
6 側板
7 防水ケーシング
8 案内溝
12 送り込みロール
14 印版送りロール
15 基枠
16 軸受
22 ブロック
25 裏当てベルト
27 長軸ロール
28 長軸ロール
34 ブラシロール
35 洗剤ノズル
36 洗浄水ノズル
43 送りベルト
44 裏当てベルト
46 清拭ロール
47 圧縮ロール
51 清拭ロール
52 排出ロール
55 スリット
56 受容ケース
59 基枠
61 スリット
64 当て板
Claims (1)
- 防水ケーシング内に、シート状印版を吊下支持して搬送する送りベルトを備えた二本の搬送経路が、互いの間隔が前記防水ケーシングに対する送入側では広く、前記防水ケーシングの送出側では互いに近接するように設けられ、前記防水ケーシング内には、前記搬送経路に沿って、送りベルトに吊下支持されて搬送される前記シート状印版の表面側に当接する洗浄用ブラシロール及び清拭ロールが回転するように設けられ、また前記防水ケーシング内には、前記シート状印版の搬送速度と同期した速度で前記シート状印版裏面側全面に当接して走行する裏当てベルトが前記送りベルト下側に設けられ、前記裏当てベルトの表面側に前記洗浄用ブラシロール及び清拭ロールが配設されており、前記防水ケーシングの送出側に前記シート状印版の収納ラックが接続配置され、前記シート状印版が前記搬送経路より前記収納ラックへ直接送出、収納されていくように構成されたことを特徴とするシート状印版の洗浄装置。
Priority Applications (1)
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JP2003387305A JP4004455B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | シート状印版の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003387305A JP4004455B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | シート状印版の洗浄装置 |
Publications (2)
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Family
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