JP4004213B2 - Whitening cosmetics - Google Patents

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JP4004213B2
JP4004213B2 JP2000245462A JP2000245462A JP4004213B2 JP 4004213 B2 JP4004213 B2 JP 4004213B2 JP 2000245462 A JP2000245462 A JP 2000245462A JP 2000245462 A JP2000245462 A JP 2000245462A JP 4004213 B2 JP4004213 B2 JP 4004213B2
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徳文 田中
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Matsumoto Trading Co Ltd
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Noevir Co Ltd
Matsumoto Trading Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、日焼けなどによるシミ,ソバカスに対する皮膚美白効果に優れた美白化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、皮膚の色黒,シミ,ソバカス等を改善する上で美白化粧料は非常に関心の深いものであり、これらにおいては、アスコルビン酸,グルタチオン,コロイド硫黄等が有効成分として配合されてきた。また、種々の薬用植物抽出物や、植物由来の没食子酸,ゲラニイン等を用いた例もある。海藻抽出物の美白作用に関する研究も盛んになされており、褐藻抽出物からなる化粧品配合液のメラニン形成阻害物質(特開平1−224308号公報),海藻から抽出したメラニン形成阻害物質(特開平2−88592号公報),褐藻類の親水性溶媒抽出物をチロシナーゼ阻害活性物質として含有する化粧料(特開平2−124810号公報),及び紅藻類スギノリ科ツノマタ属の親水性有機溶媒抽出物を含有する美白化粧料(特開平4−95013号公報)等が開示されている。さらに、コウジ酸やグルコピラノシド誘導体であるアルブチンといった美白成分も最近使用されている。かかる美白成分としては、メラニン産生を触媒するチロシナーゼの活性を阻害するチロシナーゼ活性阻害剤、チロシンからドーパ,ドーパキノン,ドーパクロムを経てメラニンを生成する過程の一部又は全部を阻害するメラニン生合成阻害剤、メラニンの代謝を正常化するメラニン排泄促進剤等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アスコルビン酸は酸化されやすく不安定であり、グルタチオンやコロイド硫黄は特有の異臭や沈殿を生じるという欠点を有する。また従来の薬用植物抽出物や海藻抽出物は効果が不十分であったり、品質が一定しないといった問題点があった。さらに、コウジ酸などにおいてもその安定性の維持等に配慮しなければならなかった。その他にも、連用により副作用の生じるものもあった。
【0004】
本発明は、かかる課題を解決し、メラニン産生抑制効果に優れ、かつ安全性及び安定性の高い美白化粧料を提供することを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】
美白化粧料は毎日連用されるものであるため、これに配合する有効成分としては、作用が穏和で、連用により十分な効果を現し、しかも連用による副作用のない物が望まれる。そこで、我々は植物抽出物の中から、有効かつ穏和な皮膚美白作用を有し、更に安定性,安全性も高いものをスクリーニングした。
【0006】
その結果、モウセンゴケ科(Droseraceae)モウセンゴケ属(Drosera L.)から選択される1種又は2種以上の植物の抽出物において、高いメラニン産生抑制作用を見いだした。これらの植物抽出物においては、皮膚刺激性,皮膚感作性といった皮膚への悪影響もなく、また美白化粧料に配合したときも、メラニン産生抑制作用の不活化は起こらずに、品質も安定していた。なお、モウセンゴケ属植物は、葉身の表面に多数の腺毛を有し、粘液を出して小動物を粘着捕食する食虫植物であり、全草が去痰,解毒,鎮痛薬として用いられてきた。モウセンゴケ属植物抽出物の化粧料への用途としては、モウセンゴケ抽出物を有効成分とする抗男性ホルモン剤及びその化粧品への用途(特開平11−180819)が既に開示されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いるモウセンゴケ科(Droseraceae)モウセンゴケ属(Drosera L.)の植物として、ナガバノモウセンゴケ(Drosera anglica Huds.),イシモチソウ(Drosera peltata Smith.),モウセンゴケ(Drosera rotundifolia L.),コモウセンゴケ(Drosera spathulata Labill.)が例示され、これらの中でもモウセンゴケ(Drosera rotundifolia L.)及びコモウセンゴケ(Drosera spathulata Labill.)から選択される1種又は2種が美白効果の点で好ましく用いられる。
【0008】
これらのモウセンゴケ属(Drosera L.)植物からの抽出物は、各種の全草又はその葉,樹皮,根,花,枝,果実等の1又は2以上の箇所を生のまま若しくは乾燥させて使用することができ、なかでも全草からの抽出物が効果の点で最も優れている。抽出溶媒としては特に限定されず、水、エタノール,メタノール,イソプロパノール,イソブタノール,n-ヘキサノール,メチルアミルアルコール,2-エチルブタノール,n-オクチルアルコール等の1価アルコール類、グリセリン,エチレングリコール,エチレングリコールモノメチルエーテル,プロピレングリコール,プロピレングリコールモノメチルエーテル,プロピレングリコールモノエチルエーテル,トリエチレングリコール,1,3-ブチレングリコール,へキシレングリコール等の多価アルコール又はその誘導体、アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,メチル-n-プロピルケトン等のケトン類、酢酸エチル,酢酸イソプロピル等のエステル類、エチルエーテル,イソプロピルエーテル,n-ブチルエーテル等のエーテル類、スクワラン,ワセリン,パラフィンワックス,パラフィン油などの炭化水素類、オリーブ油,小麦胚芽油,米油,ゴマ油,マカダミアンナッツ油,アルモンド油,ヤシ油等の植物油脂、牛脂,豚脂,鯨油等の動物油脂などが例示される。また、リン酸緩衝生理食塩水等の無機塩類を添加した極性溶媒、界面活性剤を添加した溶媒を用いることもでき、特に限定されないが、美白化粧料に配合する際の安全性及び効果の点から、水,エタノール,1,3-ブチレングリコールから選択される1種又は2種以上の溶媒を用いることが好ましい。
【0009】
さらに抽出方法としては、室温,冷却又は加熱した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留などの蒸留法を用いて抽出する方法、モウセンゴケ属植物を圧搾して抽出物を得る圧搾法などが例示され、これらの方法を単独で、又は2種以上を組み合わせて抽出を行う。
【0010】
抽出の際のモウセンゴケ属植物と溶媒との比率は特に限定されないが、モウセンゴケ属植物1に対して溶媒0.1〜1000重量倍、特に抽出操作,効率の点で、0.5〜100重量倍が好ましい。また抽出圧力及び抽出温度は常圧下で0℃から溶媒の沸点以下の範囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温度などにより異なるが2時間〜2週間の範囲とするのが好ましい。
【0011】
このようにして得られたモウセンゴケ属植物の抽出物は、抽出物をそのまま用いることもできるが、その効果を失わない範囲で、脱臭,脱色,濃縮などの精製操作を加えたり、さらにはカラムクロマトグラフィーなどを用いて分画物として用いてもよい。これらの抽出物や精製物,分画物は、これらから溶媒を除去することによって乾固物とすることもでき、さらに、アルコールなどの溶媒に可溶化した形態、或いは乳剤の形態で用いることができる。
【0012】
これらのメラニン産生抑制作用を有するモウセンゴケ属植物抽出物の美白化粧料への配合量は、その効果や添加した際の臭い,色調の点から考え、0.0001〜10重量%の濃度範囲とすることが望ましい。
【0013】
本発明の美白化粧料には、必要に応じて、通常医薬品,医薬部外品,皮膚化粧料及び洗浄料に配合される、油脂,保湿剤,粉体,色素,乳化剤,可溶化剤,洗浄剤,紫外線吸収剤,増粘剤,薬剤,香料,樹脂,アルコール類等を適宜配合することができる。また、本発明の美白化粧料の剤型は任意であり、例えば化粧水などの可溶化系,クリーム,乳液などの乳化系,カラミンローション等の分散系として、提供することもでき、また噴射剤と共に充填したエアゾールの剤型をとってもよい。
【0014】
【実施例】
さらに実施例により、本発明の特徴について詳細に説明する。まず、本発明で用いる、モウセンゴケ属植物抽出物の調製例を示す。
【0015】
[モウセンゴケ抽出物1]
モウセンゴケ(Drosera rotundifolia L.)の全草550gを乾燥,粉砕し、50容量%エタノール水溶液1,500ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。次いで、抽出液をろ過し、ろ液をモウセンゴケ抽出物1とした。
【0016】
[モウセンゴケ抽出物2]
モウセンゴケ(Drosera rotundifolia L.)の全草500gを乾燥,粉砕し、50容量%1,3-ブチレングリコール水溶液1,000ml中にて25℃で5日間撹拌抽出した。次いで抽出液をろ過し、ろ液を回収してモウセンゴケ抽出物2とした。
【0017】
[コモウセンゴケ抽出物]
コモウセンゴケ(Drosera spathulata Labill.)の全草350gを細切し、1,3-ブチレングリコール1,000ml中にて20℃で7日間浸漬して抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を回収してコモウセンゴケ抽出物とした。
【0018】
[実施例1〜実施例3,比較例1] O/W乳化型美溶液
(1)スクワラン 5.0(重量%)
(2)白色ワセリン 2.0
(3)ミツロウ 0.5
(4)ソルビタンセスキオレエート 0.8
(5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 1.2
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(7)プロピレングリコール 5.0
(8)精製水 59.1
(9)カルボキシビニルポリマー1.0重量%水溶液 20.0
(10)水酸化カリウム 0.1
(11)エタノール 5.0
(12)表1に示す成分 1.0
(13)香料 0.2
製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し75℃に加熱して溶解,均一化する。一方(6)〜(8)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱し、前記の油相成分を徐々に添加して予備乳化する。(9)を添加した後ホモミキサーにて均一に乳化し、(10)を加えてpHを調整する。冷却後40℃にて(11)〜(13)を添加し、混合,均一化する。
【0019】
【表1】

Figure 0004004213
【0020】
実施例1〜実施例3及び比較例1について、色素沈着症状の改善効果を評価した。色素沈着症状の改善効果は、顕著なシミ,ソバカス等の色素沈着症状を有する女性パネラー20名を一群とし、各群に実施例1〜実施例3及び比較例1をそれぞれブラインドにて1日2回ずつ1ヶ月間使用させ、1ヶ月後の皮膚の色素沈着の状態を観察して使用前と比較して評価した。色素沈着の状態は、表2に示す判定基準に従って評価し、20名の平均値を算出して表3に示した。
【0021】
【表2】
Figure 0004004213
【0022】
【表3】
Figure 0004004213
【0023】
表3において明らかなように、各種モウセンゴケ属植物抽出物を配合した実施例1〜実施例3使用群では、使用試験終了後の色素沈着症状は軽度と評価される程度にまで改善され、明確な色素沈着症状の改善が認められていた。これに対し、各種モウセンゴケ属植物抽出物を精製水に代替した比較例1使用群では色素沈着症状の改善は認められなかった。
【0024】
なお、上記の使用期間において、いずれの実施例を使用した群においても、痛み,痒み等の皮膚刺激感やアレルギー反応などの皮膚症状を訴えたパネラーはいなかった。また乳化状態の悪化や配合成分の沈降,変質なども認められなかった。
【0025】
[実施例4]皮膚用ローション
(1)エタノール 10.0(重量%)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 1.0
(3)モウセンゴケ抽出物1 0.5
(4)コモウセンゴケ抽出物 0.5
(5)グリセリン 7.0
(6)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム 0.5
(7)精製水 80.5
製法:(1)〜(7)を混合し、均一とする。
【0026】
[実施例5]皮膚用乳剤
(1)ステアリン酸 0.2(重量%)
(2)セタノール 1.5
(3)ワセリン 3.0
(4)流動パラフィン 7.0
(5)ポリオキシエチレン(10EO)モノオレイン酸エステル 1.5
(6)乳酸菌抽出物 0.5
(7)グリセリン 5.0
(8)トリエタノールアミン 1.0
(9)モウセンゴケ抽出物2 1.0
(10)精製水 79.3
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解し、70℃に保つ。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に油相成分を撹拌しながら徐々に添加して乳化する。
【0027】
[実施例6]皮膚用ゲル剤
(1)精製水 90.9(重量%)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.5
(3)コモウセンゴケ抽出物 0.5
(4)ジプロピレングリコール 8.0
(5)水酸化カリウム 0.1
製法:(1)に(2)及び(3)を均一に溶解した後、(4)を添加し、次いで(5)を加えて増粘させる。
【0028】
[実施例7]皮膚用クリーム
(1)ミツロウ 6.0(重量%)
(2)セタノール 5.0
(3)還元ラノリン 8.0
(4)スクワラン 29.5
(5)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 4.0
(6)ポリオキシエチレン(20EO)
ソルビタンモノラウリン酸エステル 5.0
(7)プロピレングリコール 5.0
(8)モウセンゴケ抽出物1 1.0
(9)精製水 36.5
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。一方、(7)〜(9)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化する。
【0029】
[実施例8]水中油型乳剤性軟膏
(1)白色ワセリン 25.0(重量%)
(2)ステアリルアルコール 25.0
(3)グリセリン 10.0
(4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
(5)モウセンゴケ抽出物2 1.0
(6)精製水 38.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,溶解して均一とし、75℃に加熱する。一方、(5)を(6)に溶解して75℃にて加熱溶解し、これに前記油相成分を添加して乳化する。
【0030】
[実施例9]化粧水
(1)エタノール 10.0(重量%)
(2)1,3-ブチレングリコール 10.0
(3)コモウセンゴケ抽出物 0.5
(4)グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
(5)香料 0.1
(6)精製水 78.9
製法:(1)〜(5)を順次(6)に添加して均一に混合,溶解する。
【0031】
[実施例10]メイクアップベースクリーム
(1)ステアリン酸 12.0(重量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリルトリ-2-エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)自己乳化型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0
(5)プロピレングリコール 10.0
(6)水酸化カリウム 0.3
(7)モウセンゴケ抽出物1 1.0
(8)精製水 68.6
(9)酸化チタン 1.0
(10)ベンガラ 0.1
(11)黄酸化鉄 0.4
(12)香料 0.1
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃に加熱して均一とする。一方、(5)〜(8)の成分を混合し、75℃に加熱,溶解して均一とし、これに(9)〜(11)の顔料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させ水相成分とする。この水相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化した後冷却し、40℃にて(12)の成分を添加,混合する。
【0032】
[実施例11]乳液状ファンデーション
(1)ステアリン酸 2.0(重量%)
(2)スクワラン 5.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(4)セタノール 1.0
(5)デカグリセリルモノイソパルミチン酸エステル 9.0
(6)1,3-ブチレングリコール 8.0
(7)水酸化カリウム 0.1
(8)モウセンゴケ抽出物2 0.8
(9)精製水 50.9
(10)酸化チタン 9.0
(11)タルク 7.4
(12)ベンガラ 0.5
(13)黄酸化鉄 1.1
(14)黒酸化鉄 0.1
(15)香料 0.1
製法:(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱して均一とする。一方、(6)〜(9)の水相成分を混合し、75℃に加熱,溶解して均一とし、これに(10)〜(14)の顔料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。油相成分を添加して乳化した後冷却し、40℃にて(15)の成分を添加,混合する。
【0033】
[実施例12]ハンドクリーム
(1)セタノール 4.0(重量%)
(2)ワセリン 2.0
(3)流動パラフィン 10.0
(4)グリセリルモノステアリン酸エステル 1.5
(5)ポリオキシエチレン(60EO)
グリセリルイソステアリン酸エステル 2.5
(6)酢酸トコフェロール 0.5
(7)グリセリン 20.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)コモウセンゴケ抽出物 1.0
(10)精製水 58.4
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。ついで、水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化する。
【0034】
[実施例13]ゼリー状ピールオフパック
(1)ポリビニルアルコール 15.0(重量%)
(2)カルボキシメチルセルロース 5.0
(3)1,3-ブチレングリコール 3.0
(4)エタノール 6.0
(5)ポリオキシエチレン(20EO)オレイルエーテル 0.5
(6)モウセンゴケ抽出物1 0.5
(7)精製水 70.0
製法:(7)に(3)を加えて75℃に加熱する。これに(1),(2)を添加して溶解させ、(4)〜(6)を添加して可溶化する。
【0035】
[実施例14]クレンジングジェル
(1)精製水 63.5(重量%)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.5
(3)無水ケイ酸 7.0
(4)モウセンゴケ抽出物2 1.0
(5)グリセリン 10.0
(6)1,3-ブチレングリコール 5.0
(7)ポリオキシエチレン(20EO)ラウリルエーテル 5.0
(8)ポリオキシエチレン(50EO)硬化ヒマシ油 2.5
(9)ジエチレングリコールモノエチルエーテル 5.0
(10)水酸化カリウム 0.5
製法:(1)を75℃に加熱し、(2)〜(10)の成分を順次添加して、混合均一化する。
【0036】
[実施例15]マッサージゲル
(1)ジプロピレングリコール 7.0(重量%)
(2)グリセリン 8.0
(3)ポリオキシエチレン(15EO)オレイルエーテル 1.0
(4)カルボキシビニルポリマー 0.4
(5)メチルセルロース 0.2
(6)モウセンゴケ抽出物1 1.0
(7)水酸化カリウム 0.1
(8)精製水 82.3
製法:75℃に加熱した(8)に、(1)〜(7)の成分を順次添加,溶解,均一化する。
【0037】
[実施例16]洗顔料
(1)ステアリン酸 2.0(重量%)
(2)セタノール 3.0
(3)ワセリン 10.0
(4)流動パラフィン 33.0
(5)ミリスチン酸イソプロピル 7.5
(6)グリセリルモノステアリン酸エステル 2.5
(7)ポリオキシエチレン(20EO)ソルビタン
モノステアリン酸エステル 2.5
(8)グリセリン 5.0
(9)モウセンゴケ抽出物2 1.0
(10)水酸化カリウム 0.1
(11)精製水 33.4
製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,加熱溶解し、70℃とする。一方、(8)〜(11)の水相成分を混合して加熱溶解し、70℃とする。この水相成分に油相成分を徐々に添加して予備乳化し、次いでホモミキサーにて均一に乳化する。
【0038】
本発明の実施例1〜16について、皮膚刺激性及び保存安定性を調べた。皮膚刺激性は、男性パネラー20名による48時間の閉塞貼付試験を行い、その結果を表4に示す判定基準に従って判定し、20名の皮膚刺激指数の平均値にて示した。なお実施例13のゼリー状ピールオフパックは、塗布後20分で皮膜を剥離した後閉塞して評価を行い、実施例14のクレンジングジェル及び実施例16の洗顔料は1重量%水溶液にて評価を行った。保存安定性は、40℃恒温槽にて6ヶ月間保存し、分離,変色,変臭の有無を観察した。結果を表5に示す。
【0039】
【表4】
Figure 0004004213
【0040】
【表5】
Figure 0004004213
【0041】
表5に示した通り、本発明の実施例は皮膚刺激性を示すことが無く安全性が良好で、しかも40℃6ヶ月保存後に分離,変色,変臭も認められず、安定性も良好であることが示された。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、日焼けなどによるシミ,ソバカスに対する皮膚美白効果に優れ、安定性,安全性の良好な美白化粧料を得ることができた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a whitening cosmetic that has an excellent skin whitening effect on spots and freckles caused by sunburn.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, whitening cosmetics have been of great interest for improving skin color blackness, spots, freckles, etc. In these, ascorbic acid, glutathione, colloidal sulfur and the like have been incorporated as active ingredients. . There are also examples using various medicinal plant extracts, plant-derived gallic acid, geraniin and the like. Research on the whitening effect of seaweed extract has also been actively conducted, and a melanin formation inhibitory substance (JP-A-1-224308) in a cosmetic liquid mixture comprising a brown algae extract, a melanogenesis inhibitory substance extracted from seaweed (JP-A-2 -88592), cosmetics containing a hydrophilic solvent extract of brown algae as a tyrosinase inhibitory active substance (Japanese Patent Laid-Open No. 2-124810), and a hydrophilic organic solvent extract of the red alga genus Tsunomata Whitening cosmetics (JP-A-4-95013) are disclosed. In addition, whitening components such as kojic acid and arbutin which is a glucopyranoside derivative have recently been used. Such whitening components include tyrosinase activity inhibitors that inhibit the activity of tyrosinase that catalyzes the production of melanin, melanin biosynthesis inhibitors that inhibit part or all of the process of producing melanin from tyrosine via dopa, dopaquinone, dopachrome, Melanin excretion promoters and the like that normalize melanin metabolism are known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, ascorbic acid is easily oxidized and unstable, and glutathione and colloidal sulfur have the disadvantage that they produce a characteristic odor and precipitation. In addition, conventional medicinal plant extracts and seaweed extracts have problems that their effects are insufficient and the quality is not constant. Furthermore, it has been necessary to consider the maintenance of the stability of kojic acid and the like. In addition, side effects caused side effects.
[0004]
An object of the present invention is to solve such problems and to provide a whitening cosmetic composition that is excellent in melanin production inhibitory effect and that has high safety and stability.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Since whitening cosmetics are used continuously every day, it is desired that the active ingredients blended with them are mild in action, exhibit sufficient effects by continuous use, and have no side effects due to continuous use. Therefore, we screened plant extracts that have an effective and mild skin-whitening effect, as well as high stability and safety.
[0006]
As a result, a high melanin production inhibitory effect was found in an extract of one or more plants selected from the genus Droseraceae and Drosera L .. These plant extracts have no adverse effects on the skin such as skin irritation and skin sensitization, and when blended with whitening cosmetics, the melanin production inhibitory effect is not inactivated and the quality is stable. It was. The plant of the genus Mosengoke is a carnivorous plant that has a large number of glandular hairs on the surface of the leaf blades and sticks out small animals by sticking out mucus, and the whole plant has been used as expectorant, detoxification, and analgesic. As the use of the extract of the plant belonging to the genus Pleurotus genus, an anti-androgenic agent containing the extract of Pleurotus genus as an active ingredient and its use for cosmetics (Japanese Patent Laid-Open No. 11-180819) have already been disclosed.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As plant droseraceae used in the present invention (Droseraceae) Drosera (Drosera L.), Naga bar Roh Drosera (Drosera anglica Huds.), Drosera peltata (Drosera peltata Smith.), Drosera (Drosera rotundifolia L.), Komousengoke (Drosera spathulata Labill.), and among them, one or two selected from Drosera rotundifolia L. and Drosera spathulata Labill. are preferably used in terms of whitening effect.
[0008]
These extracts from the genus Drosera L. are used in various raw plants or in one or more places such as leaves, bark, roots, flowers, branches, fruits, etc., raw or dried. Among them, whole plant extracts are the most effective. The extraction solvent is not particularly limited, and monohydric alcohols such as water, ethanol, methanol, isopropanol, isobutanol, n-hexanol, methyl amyl alcohol, 2-ethyl butanol, n-octyl alcohol, glycerin, ethylene glycol, ethylene Polyols such as glycol monomethyl ether, propylene glycol, propylene glycol monomethyl ether, propylene glycol monoethyl ether, triethylene glycol, 1,3-butylene glycol, hexylene glycol or derivatives thereof, acetone, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, methyl ketones such as -n-propyl ketone, esters such as ethyl acetate and isopropyl acetate, ethers such as ethyl ether, isopropyl ether and n-butyl ether , Hydrocarbons such as squalane, petrolatum, paraffin wax, paraffin oil, olive oil, wheat germ oil, rice oil, sesame oil, macadamian nut oil, almond oil, coconut oil and other vegetable oils, beef fat, pork fat, whale oil, etc. Animal fats and oils are exemplified. In addition, polar solvents to which inorganic salts such as phosphate buffered saline are added, and solvents to which surfactants are added can be used, and although not particularly limited, safety and effects when blended into whitening cosmetics Therefore, it is preferable to use one or more solvents selected from water, ethanol, and 1,3-butylene glycol.
[0009]
Furthermore, examples of the extraction method include a method of extraction by impregnation in a cooled or heated state at room temperature, a method of extraction using a distillation method such as steam distillation, a pressing method of squeezing a genus Pleurotus and obtaining an extract. These methods are used alone or in combination of two or more.
[0010]
The ratio of the genus Mosorghum plant and the solvent at the time of extraction is not particularly limited. Is preferred. The extraction pressure and extraction temperature are conveniently in the range from 0 ° C. to the boiling point of the solvent under normal pressure, and the extraction time is preferably in the range of 2 hours to 2 weeks, although it varies depending on the extraction temperature.
[0011]
As for the extract of the genus Pleurotus genus obtained in this way, the extract can be used as it is. However, as long as the effect is not lost, purification operations such as deodorization, decolorization and concentration are added, and further, column chromatography is performed. It may be used as a fraction using a graphic or the like. These extracts, purified products, and fractions can be dried by removing the solvent from them, and can be used in a form solubilized in a solvent such as alcohol, or in the form of an emulsion. it can.
[0012]
The blending amount of these melanogaster plant extracts having an inhibitory effect on melanin production into the whitening cosmetics is set to a concentration range of 0.0001 to 10% by weight in consideration of the effect, odor and color tone when added. It is desirable.
[0013]
In the whitening cosmetics of the present invention, oils and fats, moisturizers, powders, pigments, emulsifiers, solubilizers, washings, which are usually blended with pharmaceuticals, quasi-drugs, skin cosmetics and detergents as needed Agents, ultraviolet absorbers, thickeners, drugs, fragrances, resins, alcohols, and the like can be appropriately blended. The dosage form of the whitening cosmetic composition of the present invention is arbitrary, and can be provided as a solubilizing system such as lotion, an emulsifying system such as cream or emulsion, or a dispersing system such as calamine lotion, or a propellant. It is also possible to take aerosol dosage forms filled together.
[0014]
【Example】
Further, the features of the present invention will be described in detail by way of examples. First, the preparation example of the plant genus plant extract used by this invention is shown.
[0015]
[Mousengo extract 1]
550 g of the whole plant of Drosera rotundifolia L. was dried, pulverized, and extracted by stirring in 1,500 ml of 50% by volume ethanol aqueous solution at 25 ° C. for 5 days. Subsequently, the extract was filtered and the filtrate was referred to as Mosensoke extract 1.
[0016]
[Mousengo extract 2]
500 g of whole grass of Drosera rotundifolia L. was dried, pulverized, and extracted by stirring in 1,000 ml of 50 volume% 1,3-butylene glycol aqueous solution at 25 ° C. for 5 days. Next, the extract was filtered, and the filtrate was collected to obtain Moensen extract 2.
[0017]
[Compositon extract]
350 g of whole grass of Drosera spathulata Labill. Was cut into small pieces and extracted by immersion in 1,000 ml of 1,3-butylene glycol at 20 ° C. for 7 days. The extract was filtered, and the filtrate was collected to obtain a kumquat extract.
[0018]
[Examples 1 to 3, Comparative Example 1] O / W emulsified beauty solution
(1) Squalane 5.0 (% by weight)
(2) White petrolatum 2.0
(3) Beeswax 0.5
(4) Sorbitan sesquioleate 0.8
(5) Polyoxyethylene oleyl ether (20EO) 1.2
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.1
(7) Propylene glycol 5.0
(8) Purified water 59.1
(9) Carboxyvinyl polymer 1.0 wt% aqueous solution 20.0
(10) Potassium hydroxide 0.1
(11) Ethanol 5.0
(12) Ingredients shown in Table 1 1.0
(13) Fragrance 0.2
Production method: The oil phase components (1) to (5) are mixed and heated to 75 ° C. to dissolve and homogenize. On the other hand, the water phase components (6) to (8) are mixed and dissolved, heated to 75 ° C., and the oil phase components are gradually added and pre-emulsified. After (9) is added, the mixture is uniformly emulsified with a homomixer, and (10) is added to adjust the pH. After cooling, add (11) to (13) at 40 ° C. and mix and homogenize.
[0019]
[Table 1]
Figure 0004004213
[0020]
About Example 1- Example 3 and Comparative Example 1, the improvement effect of the pigmentation symptom was evaluated. The effect of improving the pigmentation symptom is a group of 20 female panelists having a pigmentation symptom such as remarkable spots and buckwheat, and each group is blinded with each of Examples 1 to 3 and Comparative Example 1 on a daily basis. Each time it was used for 1 month, the state of skin pigmentation after 1 month was observed and evaluated in comparison with before use. The pigmentation state was evaluated according to the criteria shown in Table 2, and the average value of 20 people was calculated and shown in Table 3.
[0021]
[Table 2]
Figure 0004004213
[0022]
[Table 3]
Figure 0004004213
[0023]
As is apparent from Table 3, in the use groups of Examples 1 to 3 in which various extracts of the genus Pleurotus genus were blended, the pigmentation symptom after the end of the use test was improved to such a degree that it was evaluated as mild and clear. Improvement of pigmentation symptoms was observed. On the other hand, the improvement of pigmentation symptoms was not observed in the group using Comparative Example 1 in which various plant species were replaced with purified water.
[0024]
In the above period of use, none of the groups using any of the examples complained of skin irritation such as pain and itching and skin symptoms such as allergic reactions. In addition, deterioration of the emulsified state and sedimentation and alteration of the blended components were not observed.
[0025]
[Example 4] Skin lotion
(1) Ethanol 10.0 (wt%)
(2) Hydroxyethyl cellulose 1.0
(3) Moensen extract 1 0.5
(4) Komodensoke extract 0.5
(5) Glycerin 7.0
(6) Sodium guaiazulene sulfonate 0.5
(7) Purified water 80.5
Production method: (1) to (7) are mixed and made uniform.
[0026]
[Example 5] Emulsion for skin
(1) Stearic acid 0.2 (% by weight)
(2) Cetanol 1.5
(3) Vaseline 3.0
(4) Liquid paraffin 7.0
(5) Polyoxyethylene (10EO) monooleate 1.5
(6) Lactic acid bacteria extract 0.5
(7) Glycerin 5.0
(8) Triethanolamine 1.0
(9) Moensen extract 2 1.0
(10) Purified water 79.3
Production method: The oil phase components (1) to (6) are mixed, heated and uniformly dissolved, and kept at 70 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (10) are mixed and heated to be uniform, and set to 70 ° C. The oil phase component is gradually added to the aqueous phase component with stirring and emulsified.
[0027]
[Example 6] Gel for skin
(1) Purified water 90.9 (wt%)
(2) Carboxyvinyl polymer 0.5
(3) Komodensoke extract 0.5
(4) Dipropylene glycol 8.0
(5) Potassium hydroxide 0.1
Production method: (2) and (3) are uniformly dissolved in (1), then (4) is added, and then (5) is added to increase the viscosity.
[0028]
[Example 7] Cream for skin
(1) Beeswaw 6.0 (wt%)
(2) Cetanol 5.0
(3) Reduced lanolin 8.0
(4) Squalane 29.5
(5) Lipophilic glyceryl monostearate 4.0
(6) Polyoxyethylene (20EO)
Sorbitan monolaurate 5.0
(7) Propylene glycol 5.0
(8) Moensen extract 1 1.0
(9) Purified water 36.5
Production method: The oil phase components (1) to (6) are mixed, dissolved, and heated to 75 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (9) are mixed and dissolved, and heated to 75 ° C. Subsequently, after adding an oil phase component to the said water phase component and pre-emulsifying, it emulsifies uniformly with a homomixer.
[0029]
[Example 8] Oil-in-water emulsion ointment
(1) White petrolatum 25.0 (wt%)
(2) Stearyl alcohol 25.0
(3) Glycerin 10.0
(4) Sodium lauryl sulfate 1.0
(5) Moensen extract 2 1.0
(6) Purified water 38.0
Production method: The oil phase components (1) to (4) are mixed, dissolved and made uniform, and heated to 75 ° C. On the other hand, (5) is dissolved in (6), heated and dissolved at 75 ° C., and the oil phase component is added thereto to emulsify.
[0030]
[Example 9] Lotion
(1) Ethanol 10.0 (wt%)
(2) 1,3-butylene glycol 10.0
(3) Komodensoke extract 0.5
(4) Dipotassium glycyrrhizinate 0.5
(5) Fragrance 0.1
(6) Purified water 78.9
Production method: (1) to (5) are sequentially added to (6) and uniformly mixed and dissolved.
[0031]
[Example 10] Makeup base cream
(1) Stearic acid 12.0 (wt%)
(2) Cetanol 2.0
(3) Glyceryl tri-2-ethylhexanoate 2.5
(4) Self-emulsifying glyceryl monostearate 2.0
(5) Propylene glycol 10.0
(6) Potassium hydroxide 0.3
(7) Moensen extract 1 1.0
(8) Purified water 68.6
(9) Titanium oxide 1.0
(10) Bengala 0.1
(11) Yellow iron oxide 0.4
(12) Fragrance 0.1
Production method: The oil phase components (1) to (4) are mixed and heated to 75 ° C. to be uniform. On the other hand, the components (5) to (8) are mixed, heated and dissolved at 75 ° C. to make it uniform, and the pigments (9) to (11) are added to this and dispersed uniformly with a homomixer. The phase component. The oil phase component is added to the water phase component, emulsified with a homomixer, cooled, and the component (12) is added and mixed at 40 ° C.
[0032]
[Example 11] Emulsion foundation
(1) Stearic acid 2.0 (wt%)
(2) Squalane 5.0
(3) Octyldodecyl myristate 5.0
(4) Cetanol 1.0
(5) Decaglyceryl monoisopalmitate 9.0
(6) 1,3-butylene glycol 8.0
(7) Potassium hydroxide 0.1
(8) Moensen extract 2 0.8
(9) Purified water 50.9
(10) Titanium oxide 9.0
(11) Talc 7.4
(12) Bengala 0.5
(13) Yellow iron oxide 1.1
(14) Black iron oxide 0.1
(15) Fragrance 0.1
Production method: The oil phase components (1) to (5) are mixed and heated to 75 ° C. to be uniform. On the other hand, the water phase components (6) to (9) are mixed, heated and dissolved at 75 ° C. to make it uniform, and the pigments (10) to (14) are added thereto and dispersed uniformly with a homomixer. Let The oil phase component is added and emulsified, then cooled, and the component (15) is added and mixed at 40 ° C.
[0033]
[Example 12] Hand cream
(1) Cetanol 4.0 (wt%)
(2) Vaseline 2.0
(3) Liquid paraffin 10.0
(4) Glyceryl monostearate ester 1.5
(5) Polyoxyethylene (60EO)
Glyceryl isostearate 2.5
(6) Tocopherol acetate 0.5
(7) Glycerin 20.0
(8) Methyl paraoxybenzoate 0.1
(9) Komodensoke extract 1.0
(10) Purified water 58.4
Production method: The oil phase components (1) to (6) are mixed, dissolved, and heated to 75 ° C. On the other hand, the aqueous phase components (7) to (10) are mixed and dissolved and heated to 75 ° C. Next, the oil phase component is added to the water phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer.
[0034]
[Example 13] Jelly peel-off pack
(1) Polyvinyl alcohol 15.0 (% by weight)
(2) Carboxymethylcellulose 5.0
(3) 1,3-butylene glycol 3.0
(4) Ethanol 6.0
(5) Polyoxyethylene (20EO) oleyl ether 0.5
(6) Moensen extract 1 0.5
(7) Purified water 70.0
Production method: Add (3) to (7) and heat to 75 ° C. (1) and (2) are added and dissolved therein, and (4) to (6) are added and solubilized.
[0035]
[Example 14] Cleansing Gel
(1) Purified water 63.5 (wt%)
(2) Carboxyvinyl polymer 0.5
(3) Silicic anhydride 7.0
(4) Moensen extract 2 1.0
(5) Glycerin 10.0
(6) 1,3-butylene glycol 5.0
(7) Polyoxyethylene (20EO) lauryl ether 5.0
(8) Polyoxyethylene (50EO) hydrogenated castor oil 2.5
(9) Diethylene glycol monoethyl ether 5.0
(10) Potassium hydroxide 0.5
Production method: (1) is heated to 75 ° C., and the components (2) to (10) are sequentially added to mix and homogenize.
[0036]
[Example 15] Massage gel
(1) Dipropylene glycol 7.0 (% by weight)
(2) Glycerin 8.0
(3) Polyoxyethylene (15EO) oleyl ether 1.0
(4) Carboxyvinyl polymer 0.4
(5) Methylcellulose 0.2
(6) Moensen extract 1 1.0
(7) Potassium hydroxide 0.1
(8) Purified water 82.3
Production method: Components (1) to (7) are sequentially added, dissolved and homogenized to (8) heated to 75 ° C.
[0037]
[Example 16] Face wash
(1) Stearic acid 2.0 (wt%)
(2) Cetanol 3.0
(3) Vaseline 10.0
(4) Liquid paraffin 33.0
(5) Isopropyl myristate 7.5
(6) Glyceryl monostearate 2.5
(7) Polyoxyethylene (20EO) sorbitan monostearate 2.5
(8) Glycerin 5.0
(9) Moensen extract 2 1.0
(10) Potassium hydroxide 0.1
(11) Purified water 33.4
Production method: The oil phase components (1) to (7) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. On the other hand, the water phase components (8) to (11) are mixed and dissolved by heating to 70 ° C. The oil phase component is gradually added to this water phase component and pre-emulsified, and then uniformly emulsified with a homomixer.
[0038]
About Examples 1-16 of this invention, skin irritation and storage stability were investigated. For skin irritation, a 48-hour occlusion patch test was conducted by 20 male panelists, and the results were determined according to the criteria shown in Table 4 and indicated by the average value of the skin irritation index of 20 persons. In addition, the jelly-like peel-off pack of Example 13 was evaluated by clogging after peeling off the film 20 minutes after application, and the cleansing gel of Example 14 and the face wash of Example 16 were evaluated in a 1% by weight aqueous solution. went. The storage stability was stored for 6 months in a constant temperature bath at 40 ° C., and the presence or absence of separation, discoloration, and odor change was observed. The results are shown in Table 5.
[0039]
[Table 4]
Figure 0004004213
[0040]
[Table 5]
Figure 0004004213
[0041]
As shown in Table 5, the examples of the present invention do not show skin irritation and have good safety, and after storage at 40 ° C. for 6 months, separation, discoloration and odor are not observed, and stability is also good. It was shown that there is.
[0042]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, it was possible to obtain a whitening cosmetic composition that has an excellent skin whitening effect on spots and freckles due to sunburn and the like, and has excellent stability and safety.

Claims (1)

モウセンゴケ属植物の抽出物を含有する美白化粧料。A whitening cosmetic containing an extract of the genus Mosengoke.
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