JP4002587B2 - ルアー - Google Patents

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本発明は魚釣りに用いるルアーに関する。
従来のルアーは、魚やエビなどの魚餌に外形を似せたルアー本体を有し、このルアー本体に釣糸を係止するための釣糸係止部や釣針を連結するための釣針連結部などを有している。釣り人は、このルアーに釣針や釣糸を連結し、ルアーを水中に投じて魚を釣り上げるのである。
このようなルアーはその浮力及び沈降速度を調整するために、様々な工夫が施されている。例えば、ルアー本体自体を比重の大きい金属で形成してルアーの沈降速度を大きくするもの、ルアー本体内部に錘を配置するもの、さらには、中空のルアー本体内部に移動可能に錘を配置してルアーの状態に応じて重心を変化させるもの等が知られている(特許文献1および2参照)。
特開平9−112号公報 特開平9−248099号公報
このような従来のルアーの浮力や沈降態様は、およそ取り付けられている錘若しくはルアー本体自体の重さによって左右されるものであり、状況に応じて沈降姿勢や沈降速度若しくは水中での浮力を変えることが難しかった。このため、状況に応じて沈降速度などを変化させたい場合には、ルアーそのものを交換して釣りを行っているのが現状である。
しかし、一々状況に応じてルアーを交換するのは煩雑であり、釣り場への荷物も増えることになる。1つのルアーで沈降態様等を状況に合わせて変化させ得るものが有れば便利である。
本発明の課題は、状況に合わせて沈降態様や泳動姿勢に変化を付けることができるルアーを提供することにある。
発明1のルアーは、魚釣りに用いるルアーであって、孔部を有する中実のルアー本体と、孔部の開口を開閉自在に塞ぐ蓋部材とを備える。そして、孔部はルアー本体を貫通する孔であり、蓋部材は孔部の一方の開口を開閉自在に塞いでいる。
このルアーでは、釣り場の状況にあわせて、蓋部材によってルアー本体の孔部を開閉する。孔部を開口させた状態で釣りを行えば孔部内に水が侵入し、孔部を閉じた状態で釣りを行えば孔部内は空洞のままとなる。これにより、ルアー本体の比重が変化し、ルアー本体の沈降速度や泳動姿勢が変化することになる。また、このルアーでは、ルアー本体の孔部がルアー本体を貫通しており、蓋部材で一方の開口を開いた状態では容易に孔部内に水が侵入する。また、使用後の孔部内からの水の排水も容易になる。
発明2のルアーは、発明1のルアーであって、複数の孔部がルアー本体の長手方向に並んで設けられている。
発明3のルアーは、発明1または発明2のルアーであって、蓋部材は、ルアー本体の長手方向にスライド自在に設けられている。
本発明に係るルアーでは、状況に合わせて沈降態様や泳動姿勢に変化を付けることができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用したルアーは、図1に示すように、外形を小エビに似せて形成した中実のルアー本体1を有する。そして、ルアー本体1の頭部側下面には錘2が装着され、頭部側端部には釣糸を係止するためのリング状のアイ(釣糸係止部)3が設けられている。また、ルアー本体1の尾部側端部にはルアー本体1の周方向に並んで複数の釣針が配置された針山4が装着される。
ルアー本体1は、左右一対の半割部材を貼り合わせて形成され、又は、いわゆる射出成形によって形成される合成樹脂製部材、若しくは金属製の部材である。表面は外形をエビに似せるための様々な模様等が施される。例えば、頭部には目を設け、羽根5を取り付けてもよい。このルアー本体1の尾部側の下半身部分には腹側から背側にかけて孔部6が貫通している。孔部6は、上述の半割部材の開口面において形成され半割部材を開口面で張り合わせて形成される。図1に示すように複数個設けることも可能であり、1つのみ設けるものでもよい。特に、孔部6は腹部側が大径で、背部側に於いては比較的小径となるように加工される。また、孔部6は腹部側から背部側にかけて直線上に貫通するものでも良いが、図1に示すように、ルアー本体1内部で折れ曲がるように形成してもよい。
図2に詳しく示すように、ルアー本体1の尾部側の下半身部分の腹側には、左右側部にそれぞれ長手方向に延びるレール溝1aが形成されている。このレール溝1aは上述の孔部6の腹部側の開口付近から頭部側に延びている。そして、レール溝1a上をルアー本体1の長手方向に移動自在なスライド板7が配置されている。スライド板7は幅方向両側縁が折り返されレール溝1aに係止されている板状部材である。レール溝1a上をスライド移動して孔部6の腹部側の開口を開閉する。
このように構成されるルアーは、釣り場の状況にあわせて、スライド板7をルアー本体1の長手方向にスライド移動させて、孔部6を開閉して用いられる。孔部6を開口させた状態で釣りを行えば、ルアーが水中に投じられた後に孔部6内に水が侵入する。孔部6を閉じた状態で釣りを行えば、背部側において孔部6は外部に連通しているものの、腹部側の開口が閉じられており孔部6内の空気が逃げにくく孔部6内は空洞のままとなる。これにより、ルアー本体の比重が変化し、ルアー本体の沈降速度や泳動姿勢が変化する。また、釣りを終えた場合には、ルアー本体1を貫通している孔部6から容易に水が排水できる。
第1参考例
以下、本発明の第1参考例について図面を参照しつつ説明する。
図3に示すように、本発明の第1参考例を採用したルアーは、外形をエビなどの頭に似せて形成した頭部21と、外形をエビなどの体に似せて形成した胴部26とを有する。これら頭部21及び胴部26はそれぞれ第1実施形態と同様に中実の部材である。そして、頭部21の頭部のアイ23、胴部26の錘22,針山24等についても第1実施形態と同様である。
頭部21は、外形を頭に似せた釣鐘型部材であり、胴側の端面には長手方向に凹入するねじ穴21aが形成されている。このねじ穴21aはできるだけ大きめに形成するのが好ましい。一方、胴部26の首側の端面には、上述のねじ穴21aに螺合するための雄ねじ部分26aが頭側に突出して形成されている。そして、この雄ねじ部分26aの頭端には必要に応じてゴム性のリングが配置され埋め込まれている。
この頭部21と胴部26とは、胴部26の雄ねじ部分26aを完全に頭部21のねじ穴21aに螺合させた場合には、外形が連続して1つのエビになるように形成される。なお、雄ねじ部分26aが外部から見えないように、頭部21の胴側に延びるフランジなどを設けてもよく、鉛筆に対するキャップのような状態で頭部21と胴部26とが螺合するような形態にしてもよい。
このように構成されたルアーは、胴部26の頭部21に対する螺合の程度を変化させることにより、ルアー全体の比重を調整可能である。即ち、雄ねじ部分26aをねじ穴21a十分に螺合させれば、ねじ穴21aの残りとして頭部21の内部に生じる空隙がなくなり、ルアーの浮力が小さくなる。一方、雄ねじ部分26aのねじ穴21aへの螺合程度を小さくすれば、ねじ穴21aの残りとして頭部21内に生じる空隙は大きくなり、ルアー全体の浮力が大きくなる。
第2参考例
以下、本発明の第2参考例として、上記第1参考例の変形例を示す。
図4に示すように、本発明の第2参考例を採用したルアーは、外形をエビなどに似せて形成したルアー本体31と、ルアー本体31の尾部側端部を形成する尾部36とを有する。これらルアー本体31及び尾部36はそれぞれ第1参考例と同様に中実の部材である。そして、ルアー本体31のアイ33,錘32、尾部36に取り付けられている針山34についても同様である。
このルアー本体31の尾部側の端面には長手方向に凹入するねじ穴31aが形成されている。一方、尾部36の本体側端面には、上述のねじ穴31aに螺合するための雄ねじ部分36aが突出して形成されている。そして、ねじ穴31aの開口縁にはゴムリングなどが必要に応じて取り付けられる。
このように構成されたルアーでも、第1参考例と同様にして、ルアー全体の比重を変化させることが可能となる。
[他の実施形態]
(a)上述の第1実施形態においては、ルアー本体1を形成する半割部材の開口面において孔部6を形成しているが、ルアー本体1を射出成形などした場合には、ルアー本体1を成形後に外部から削り掘って孔部6を形成することも当然に可能である。
また、孔部6をルアー本体1に対して貫通するように形成せず、一方向にのみに於いて外部と連通しているものとしてもよい。この場合には、スライド板7は当然に外部と連通する開口を開閉することになる。
(b)第1実施形態ではスライド板7を用いて孔部6を塞いでいるが、その他、円筒型の栓を用意して、これで孔部6を直接塞いでしまうような方法を採用することも可能である。
(c)錘の形状などは上記実施形態に限定されるものではなく、水流を適当に受ける為に様々な形に変形可能である。
(d)図5に示すように、外形を魚に似せて形成するルアーにおいて、上半身側を構成する第1ルアー本体41と、下半身側の構成する第2ルアー本体42とを形成し、これをねじ式に螺合させることで浮力調整することも可能である。
例えば、この第1ルアー本体41及び第2ルアー本体42はそれぞれ鉄や鉛などの金属から構成される。第1ルアー本体41は下半身側端面から頭部方向に凹入する大きな空間が形成され、この空間内に尾部側に突出する柱状の雄ねじ部分41aを有する。一方の、第2ルアー本体42は上述の第1ルアー本体41の空間内に収納可能な大きさで形成され、上半身側端面から尾部方向に凹入するねじ穴42aを有している。
このような、第1ルアー本体41と第2ルアー本体42との螺合の程度を調整することで、ルアー全体の長手方向長さを調整すると共に、第2ルアー本体42内の空間(ねじ穴42aの螺合の残り空間)を変化させてルアー全体の浮力調整も可能となる。
本発明では、状況に合わせて沈降態様や泳動姿勢に変化を付けることができる効果を有し、ルアーとして有用である。
本発明の第1実施形態を採用したルアーを示した図。 図1のII−II断面図。 本発明の第1参考例を採用したルアーを示した図。 本発明の第2参考例を採用したルアーを示した図。 本発明の他の参考例を採用したルアーを示した図。
符号の説明
1,31 ルアー本体
6 孔部
7 スライド板(蓋部材)
21 頭部
26 胴部
36 尾部

Claims (3)

  1. 魚釣りに用いるルアーであって、
    孔部を有する中実のルアー本体と、
    前記孔部の開口を開閉自在に塞ぐ蓋部材と
    を備え、
    前記孔部は前記ルアー本体を貫通する孔であり、前記蓋部材は前記孔部の一方の開口を開閉自在に塞いでいる、
    ルアー。
  2. 複数の前記孔部が前記ルアー本体の長手方向に並んで設けられている、
    請求項1に記載のルアー。
  3. 前記蓋部材は、前記ルアー本体の長手方向にスライド自在に設けられている、
    請求項1または2に記載のルアー。
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