JP4002205B2 - 磁気浮上式鉄道用地上コイル装置 - Google Patents

磁気浮上式鉄道用地上コイル装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁気浮上式鉄道におけるリニアモータの電機子となる推進コイルと浮上コイルとで構成される磁気浮上式鉄道用地上コイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1(の例えば図4、図5)に示される磁気浮上式鉄道用地上コイル装置には、軌道に沿って軌道の両側に側壁が設けられており、その側壁には、コイル収納部を有するコンクリート製のパネルが設けられ、そのコイル収納部には、軌道内を走行する車体に搭載された超電導コイルに対向して、推進コイルが巻回されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−27614号公報(図4、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置は、側壁に設けられるパネルがコンクリート製であるため、そのパネルに設けられたコイル収納部は、その表面が粗く、推進コイルのケーブルを巻付けときにケーブル表面を損傷される恐れがあった。また、パネルのコンクリート製コイル収納部は、パネル打設型の抜き勾配の関係上、その断面形状は台形状に広がった形状になるため、推進コイルのケーブルの巻付け時に崩れを生じる問題があった。また、推進コイルと浮上コイルとの間にギャップが生じるため、電磁力作用等で推進コイルが変形する問題があった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、パネルのコイル収納部における推進コイルのケーブル表面の損傷を軽減し、推進コイルのケーブルの巻付け時の崩れを防止し、また、推進コイルの変形を防止する装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる磁気浮上式鉄道用地上コイル装置は、軌道の側壁に設けられるパネルと、軌道内を走行する車両に搭載された超電導コイルに対向して配置され、パネルに装着される浮上コイルと、この浮上コイルよりも側壁側に位置し、パネルに装着される推進コイルとを備える磁気浮上式鉄道用地上コイル装置において、パネルは超電導コイルとの対向面にコイル用の取付枠部を形成したコンクリート製であり、樹脂製巻芯部と樹脂製外枠部をパネルの取付枠部に装着して推進コイルを収納するコイル収納部を形成したものであり、コイル収納部の側壁側から奇数段目には推進コイルを外枠部側から巻回させ、偶数段目には推進コイルを巻芯部側から巻回させたものであり、推進コイルの外形に対応した形状を有する推進コイル押付部を浮上コイルの背面側に設け、浮上コイルをパネルの取付枠部に固定して推進コイルを押圧するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を適用した磁気浮上式鉄道の断面図、図2は実施の形態1の側壁で、浮上コイルを取り除いて軌道側から見た正面図、図3は実施の形態1の浮上コイルを示す正面図、図4はその浮上コイルの背面図、図5はその浮上コイルの斜視図である。図6は図2の側壁で推進コイルを取り除いて構成を示す斜視図である。図7は実施の形態1の推進コイルの巻線手順を示す説明図、図8は図2に浮上コイルを取付けた状態の図2のA−A線における断面図、図9はコイル収納部における推進コイルの収納状態を従来例と比較して示す説明図である。図1から図6において、列車が走行する軌道1には両側に側壁2が互いに向かい合って形成されている。磁気浮上式の車両3は軌道1内を走行可能で、車体3aと台車枠3bとの間が空気ばね3cで連結されている。一対の超電導コイル4が車両3に搭載され台車枠3bの側面に取り付けられている。コンクリート製パネル5が軌道1の側壁2にそれぞれ取り付けられている。
【0008】
浮上コイル6が超電導コイル4と対向可能に両側のパネル5にそれぞれ取り付けられている。浮上コイル6は、図3〜図5に示すように、2組の8の字形状のコイル体6aを田の字形状になるように配置して、例えば熱硬化性樹脂等で一体成形されている。浮上コイル6には軌道1の中心側とは反対側に、つまり、浮上コイル6の背面側に推進コイル7が露出する外形に対応した凸状成形体の推進コイル押付部6bが形成されている。浮上コイル6をパネル5に取付け固定するボルト孔6cが設けられている。さらに、浮上コイル6は、上下方向の電磁力を支持する背面突起部6d、及び浮上コイルの電気的接続端子6eを有している。
【0009】
軌道側壁2側のパネル5は、打設型で成形されたコンクリート製ブロックで、図6,図8に示すように、後述する巻芯部8と外枠部9を装着する取付枠部5a,5b,5cを一体に形成している。パネル5には、浮上コイル6の取付け固定用のインサート5dを取付枠部5a,5b,5cに有する。凹部5eはパネル5を側壁2に設置したときの軌道側と側壁2との連絡通路を形成する。
【0010】
図6,図8に示すように、樹脂製の外枠部9はパネル5の取付枠部5a,5b間に装着され、樹脂製の巻芯部8はパネル5の取付枠部5cを取り囲んで装着され、ボルトの締結手段(図示せず)でそれぞれパネルに固定される。巻芯部8にはボルト孔8aが、外枠部9にはボルト孔9aが設けられている。装着固定された巻芯部8と外枠部9間に、コイル収納部10が形成される。巻芯部8と外枠部9の材料は、ガラス繊維充填樹脂[FRP:(glass) fiber reinforced (thermosetting) plastics、FRTP:(glass) fiber reinforced thermoplastics]等であり、その表面は滑らかなものである。そのため、樹脂製の巻芯部8と樹脂製の外枠部9間に形成されるコイル収納部10に巻線される推進コイル7のケーブルの表面の損傷を防止できる。なお、樹脂製の外枠部9と樹脂製の巻芯部8は、パネル5ブロック1個分の必要個数を一体とし、外枠部9と巻芯部8間に形成されるコイル収納部10に底を同樹脂材料で形成してもよい。このとき、外枠部9と巻芯部8の一体形成体の端部は、外枠部9の半割れ体となる。このように外枠部9と巻芯部8を一体化することにより作業性が向上する。また、コイル収納部10を樹脂製有底状にすると、推進コイルのケーブルの損傷を一層軽減できる。
【0011】
パネル5はコンクリート製であるため、パネル打設型の抜き勾配の関係上、必然的に取付枠部5a,5b,5cの断面形状は、台形状に先端部より底辺部が広がった形状になっている。そのため、コイル収納部10は断面形状が先端部と底辺部が同じ大きさになるように、外枠部9の外周は勾配のある取付枠部5a,5bの勾配に合わせた勾配を有しているが、外枠部9の内周は勾配を有しないように形成されている。同様に、巻芯部8の内周は勾配のある取付枠部5cの勾配に合わせた勾配を有しているが、巻芯部8の外周は勾配を有しないように形成されている。
【0012】
図2に示すように、推進コイル7はコイル収納部10に配置され、例えば推進コイル11はU相、推進コイル12はV相、及び推進コイル13はW相である。巻芯部8に推進コイル11,12,13の内周側を沿わせ、外枠部9に推進コイル11,12,13の外周側を沿わせる。各推進コイル11,12,13の巻き始め側の渡り部11a,12a,13a、隣り合う同一相の推進コイルへの渡り部11b,12b,13bは、それぞれ一条のケーブルで連続的に繋がっている。また、各推進コイルの巻き始め部11c,12c,13c、各推進コイルの巻き終わり部11d,12d,13dがある。各推進コイルの渡り部11a,12a,13aはパネル5の端部でケーブルコネクタ14を介して隣接の推進コイル(図示せず)と接続され、各相同士が直列接続される。各相の推進コイル11,12,13と渡り部11b,12b,13bは、それぞれ連続して、き電セクション毎に3相結線されてリニアモータの電機子を構成している。
【0013】
次に、推進コイル12の巻線手順を図7で説明する。なお、推進コイル11、13も推進コイル12と同様の巻線手順で行われる。図7(a)において、推進コイル11の渡り部11b及び推進コイル13の渡り部13aは関連位置がわかるように示している。まず、推進コイル12の巻き始め部12cをコイル収納部10へ引き込んで、外周側を外枠部9で規制しながら巻回し(図7(b))、順次内側へ巻回していく(図7(c)、(d))。このとき、内周側は巻芯部8で規制されて所定の内径が決定される。このように、1段目(奇数段目)の奇数段コイル12eは外周側から内周側に向かって巻回する。
【0014】
続いて、2段目(偶数段目)の偶数段コイル12fは図7(e)に示すように、巻芯部8に内周側の規制を受けながら内周側から外周側へ巻回する(図7(f)、(g))。最後は図7(g)のように、巻き終わり部12dをコイル収納部10から引き出す。
【0015】
以上のように、軌道側壁側パネル5側から1段目(奇数段目)の奇数段コイル12eは外枠部9側から巻芯部8側に向かって巻回し、2段目(偶数段目)の偶数段コイル12fは巻芯部8側から外枠部9側に向かって巻回することにより、巻き始め部12cと奇数段コイル12e、並びに巻き終わり部12dと偶数段コイル12fとが同一平面内になるので、図8に示すように推進コイル12の段積み方向の高さを低くできるため、超電導コイル4とのギャップを小さくすることができる。なお、巻芯部8と外枠部9との一体成形体の場合、その一体成形体をパネル5に装着前に、その一体成形体のコイル収納部に推進コイル7を巻回し、巻回後に、その一体成形体をパネルに装着してもよい。このようにして、作業性を向上させてもよい。
【0016】
また、従来の図9(a)に示すように、パネル打設型の抜き勾配の関係上、コイル収納部10の断面形状は台形状に開口部が広がった形状となるため、推進コイル7のケーブルを巻き付け時に崩れが生じる等の問題があったが、実施の形態1の図9(b)に示すように、コイル収納部10の断面形状が開口部と底面部とで大きさが同じに形成できるため巻き崩れがなく巻線することが可能となる。
【0017】
そして、浮上コイル6は、その取付け固定に当たっては、その背面側の背面突起部6dを、巻芯部8の凹部8bに挿入し取付枠部5cに案内されて位置決めし、そのボルト孔6cを介して図2に示すパネル5に設けられたインサート5dにボルト、ナット等の締結手段(図示せず)によりパネル5に取付け固定される。このとき、推進コイル11,12,13は、浮上コイル6の背面側に形成された、推進コイルの露出した外形に対応した凸状成形体の推進コイル押付部6bで軌道側壁側に押圧される。そのため、推進コイル11,12,13と浮上コイル6の推進コイル押付部6bとの間にギャップが生じないため、電磁力作用等で推進コイルが変形することを防止できる。
【0018】
また、3相各相の推進コイル11,12,13をケーブル一条で連続したものを1グループ単位として、3相分に対応した長さ5.4m〜21.6mのパネル5に取り付ける。そして、ケーブルコネクタ14を介して次のパネル(図示せず)のU相、V相、W相にそれぞれ接続する。例えば、推進コイル11,12,13が各相2コイルの3相分で合計6コイルとした時、コイルピッチを0.9mとしてパネル5の長さが5.4mとなる。そして、各相8コイルの3相分で24コイルでは、コイルピッチ0.9mとしてパネル5の長さが21.6mとなる。
【0019】
実施の形態1において、各推進コイル11,12,13のケーブルとして、例えばエチレンプロピレンゴムのような可撓性の高い材料を主絶縁とする高耐圧ケーブルを使用することにより、最小曲げ半径をケーブル外径の4.5〜5倍とすることができる。従って、推進コイル11,12,13の窓面積を大きくして直線部分を長くすることができるので、LSM(linear synchronous motor)の推力が大きくなり効率の向上を図ることができる。
【0020】
また、実施の形態1において、一条のケーブルで連続して巻回する各推進コイル11,12,13の数は、軌道1上で扱える巻線ドラムの径で制限されるが、2コイルから8コイルが適している。2コイル以上とすることによりケーブルコネクタ14の数を減らすことができる。従って、2コイルから8コイルを一条のケーブルで連続して巻回したものを1グループ単位とするのがよい。このように1グループ単位とした推進コイル11,12,13がU相、V相、W相として電気角120度ピッチで浮上コイル6と一体にして軌道1の側壁2に配置されている。
【0021】
エチレンプロピレンゴムのような可撓性の高い材料を主絶縁とするケーブルを使用することにより柔軟性があるので、軌道1の側壁2の平面精度に厳しい精度を要求する必要がないため、軌道1の建設コストの低減を図ることができる。
さらに、実施の形態1において、コンクリート製のパネル5を工場建屋内に設置して推進コイル11,12,13を製作することにより、巻線作業の能率向上を図ることができる。実施の形態1において、コンクリート製パネル5を使用したものについて説明したが、パネル5を側壁2に一体化した形式の、軌道1に対して自立するようなコンクリートビーム構造のものでも同様の効果を期待することができる。
【0022】
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2のコイル収納部における推進コイルの他の固定の仕方を示す要部断面図である。コイル収納部10内の推進コイル7は、列車走行時の振動や熱伸縮等により推進コイルを構成するケーブル同士が摩擦し合ったり、発生した熱の伝達が悪いという問題がある。このため、シリコーンゴム等の難燃性ゴム系材料などのコンパウンド(compound)15で、コイル収納部10と推進コイル7の間隙や推進コイル7間の間隙を充填するとよい。充填することにより、ケーブル同士の摩擦が低減できるのみならず、熱伝達性も向上する。
【0023】
実施の形態2の場合でも、浮上コイル6は、その取付け固定に当たっては、その背面側の背面突起部6dを、巻芯部8の凹部8bに挿入して位置決めし、締結手段によりパネル5に取付け固定させる。このとき、推進コイル7は、浮上コイル6の背面側に形成された、推進コイルの露出した外形(露出したコンパウンド外形)に対応した凸状成形体の推進コイル押付部6bで軌道側壁側に押圧される。そのため、推進コイル7と浮上コイル6の推進コイル押付部6bとの間にギャップが生じないため、電磁力作用等で推進コイルが変形することを防止できる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置によれば、軌道の側壁に設けられるパネルと、軌道内を走行する車両に搭載された超電導コイルに対向して配置され、パネルに装着される浮上コイルと、この浮上コイルよりも側壁側に位置し、パネルに装着される推進コイルとを備える磁気浮上式鉄道用地上コイル装置において、パネルは超電導コイルとの対向面にコイル用の取付枠部を形成したコンクリート製であり、樹脂製巻芯部と樹脂製外枠部をパネルの取付枠部に装着して推進コイルを収納するコイル収納部を形成したものであり、コイル収納部の側壁側から奇数段目には推進コイルを外枠部側から巻回させ、偶数段目には推進コイルを巻芯部側から巻回させたものであり、推進コイルの外形に対応した形状を有する推進コイル押付部を浮上コイルの背面側に設け、浮上コイルをパネルの取付枠部に固定して推進コイルを押圧するようにしたので、パネルのコイル収納部における推進コイルのケーブル表面の損傷を軽減し、推進コイルのケーブルの巻付け時の崩れを防止でき、推進コイル押付部で推進コイルを押圧することにより推進コイルの変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を適用した磁気浮上式鉄道の断面図である。
【図2】 実施の形態1の側壁で、浮上コイルを取り除いて軌道側から見た正面図である。
【図3】 実施の形態1の浮上コイルを示す正面図である。
【図4】 その浮上コイルの背面図である。
【図5】 その浮上コイルの斜視図である。
【図6】 図2の側壁で推進コイルを取り除いて構成を示す斜視図である。
【図7】 実施の形態1の推進コイルの巻線手順を示す説明図である。
【図8】 図2に浮上コイルを取付けた状態の図2のA−A線における断面図である。
【図9】 コイル収納部における推進コイルの収納状態を従来例と比較して示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態2のコイル収納部における推進コイルの他の固定の仕方を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 軌道 2 側壁
3 車両 4 超電導コイル
5 パネル 5a,5b,5c 取付枠部
6 浮上コイル 6b 推進コイル押付部
6d 背面突起部 7 推進コイル
8 巻芯部 9 外枠部
10 コイル収納部 11,12,13 推進コイル
12e 奇数段コイル 12f 偶数段コイル
15 コンパウンド。

Claims (3)

  1. 軌道の側壁に設けられるパネルと、軌道内を走行する車両に搭載された超電導コイルに対向して配置され、上記パネルに装着される浮上コイルと、この浮上コイルよりも上記側壁側に位置し、上記パネルに装着される推進コイルとを備える磁気浮上式鉄道用地上コイル装置において、上記パネルは上記超電導コイルとの対向面に上記コイル用の取付枠部を形成したコンクリート製であり、樹脂製巻芯部と樹脂製外枠部を上記パネルの取付枠部に装着して上記推進コイルを収納するコイル収納部を形成したものであり、上記コイル収納部の上記側壁側から奇数段目には上記推進コイルを上記外枠部側から巻回させ、偶数段目には上記推進コイルを上記巻芯部側から巻回させたものであり、上記推進コイルの外形に対応した形状を有する推進コイル押付部を上記浮上コイルの背面側に設け、上記浮上コイルを上記パネルの取付枠部に固定して上記推進コイルを押圧するようにしたことを特徴とする磁気浮上式鉄道用地上コイル装置。
  2. 上記コイル収納部の巻芯部に形成した凹部に挿入する背面突起部を上記浮上コイルの背面側に設け、上記背面突起部を上記巻芯部の凹部に挿入して上記浮上コイルを上記パネルの取付枠部に固定して、上記浮上コイルの上下方向の電磁力を支持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置。
  3. 上記コイル収納部と上記推進コイルの間隙にコンパウンドを充填したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置。
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