JP2004343940A - 磁気浮上式鉄道用地上コイル装置 - Google Patents

磁気浮上式鉄道用地上コイル装置 Download PDF

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Yoshifumi Itabashi
好文 板橋
Yoshihiro Jizo
吉洋 地蔵
Nobuyoshi Monzen
信義 門前
Keizo Yoshikawa
恵三 吉川
Hiromori Ishihara
啓守 石原
Koji Ota
浩嗣 太田
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Abstract

【課題】超電導コイルと推進コイルとのギャップを小さくすることにより、推進コイルの変形を防ぐとともに、LSM(リニアシンクロナスモータ)の効率を向上させる。
【解決手段】推進コイル13,14,15の内周側を沿わせる巻芯部10と、推進コイル13,14,15の外周側を沿わせる外枠部11とでコイル収納部12をパネル7に形成し、このコイル収納部12の軌道側壁1a側から奇数段目には、コイル収納部12の外枠部11側から奇数段推進コイル13,14,15を巻回させ、また、偶数段目には、コイル収納部12の巻芯部10側から偶数段推進コイル13,14,15を巻回させることにより、推進コイル13,14,15を構成するとともに、推進コイル13,14,15の外形に対応した形状を有する推進コイル押付部9を浮上コイル8の背面側に設ける。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁気浮上式鉄道におけるリニアモータの電機子となる推進コイルと浮上コイルとで構成される磁気浮上式鉄道用地上コイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の特許文献1の磁気浮上式鉄道の構成を示す断面図であり、図において、磁気浮上式車両21における空気ばね22により、車体23と台車枠24とが連結され、超電導コイル25が台車枠24の側面に取り付けられている。
一方、地上側には超電導コイル25と対向するように、軌道26の側壁26aに推進コイル27及び浮上コイル28がコンクリート製のパネル29に取り付けられている。図10は浮上コイル28を示す正面図、図11は浮上コイル28をコンクリート製のパネル29に取り付ける状態を示すパネル29部を示す斜視図である。浮上コイル28は、図10に示すように、2組の8の字形状のコイル28aを樹脂で一体成形して、図11で示すように、ボルト、ナット等の締結手段30によりパネル29に取り付けられている。そして、推進コイル27はパネル29に形成された突起状の取付枠29aで支持されている。
【0003】
次に、推進コイル27の巻線手順について説明する。
図12はリニアモータ用ケーブルの模型的説明図、図13(a)〜(c)はリール部を示す側面図であり、推進コイル27の巻線手順を示すための説明図である。
図12において、推進コイル27は一条のケーブル32で所定の巻数を巻回してバインダ31で保持し、例えばAC間の長さが3mピッチ、BC間の長さが2mとなるように、渡り部32a〜32dを設けたものである。
このように構成された推進コイル27は図13に示す手順により製作される。
【0004】
まず、図13(a)において、端部の渡り部32aをリール33に巻く。続いて、所定の回数を巻回して、リール33のスリット33aを利用してバインダ31により結束して、図13(b)に示すように、最初の推進コイル27が形成される。このように順次、図13(c)に示すように、渡り部32b、推進コイル27、渡り部32c、推進コイル27及び渡り部32dが形成される。
この後、推進コイル27をリール33から押し出しながら、パネル29の取付枠29aに取り付ける。そして、き電セクションごとに3相結線してリニアモータの電機子が構成される。
【0005】
【特許文献1】
特開2002―27614号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置は、以上のように構成されているので、リール33に巻回された推進コイル27をリール33から押し出しながらパネル29に取り付けるので、1個の推進コイル27毎に崩れを防止するつばを付けられないため、複数層巻にすると崩れやすくなる。
【0007】
このため、推進コイル27は一層巻として、必要な巻数を確保するために軌道26の中心から遠ざかる段方向に巻回することとなるので、図9に示すように、界磁コイルとなる超電導コイル25と推進コイル27とのギャップGが大きくなるため、LSM(リニアシンクロナスモータ)の効率向上を図るのが困難であるという問題点があった。
また、取り付け上、推進コイル27と浮上コイル28との間にギャップが生じるため、電磁力作用等で推進コイル27が変形するという問題点もあった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、超電導コイルと推進コイルとのギャップを小さくして、効率向上を図ることができる磁気浮上式鉄道用地上コイル装置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る磁気浮上式鉄道用地上コイル装置は、軌道の側壁に設けられるパネルと、軌道内を走行する車体に搭載された超電導コイルに対向して配置されるとともにパネルに装着される浮上コイルと、この浮上コイルよりも側壁側に位置するとともにパネルに装着される推進コイルとを備えるものであって、パネルに巻芯部と外枠部を設けることで推進コイルを収納するコイル収納部を形成するとともに、コイル収納部の側壁側から奇数段目には推進コイルを外枠部側から巻回させ、偶数段目には推進コイルを巻芯部側から巻回させたものである。
【0010】
この発明の請求項2に係る磁気浮上式鉄道用地上コイル装置は、推進コイルの外形に対応した形状を有する推進コイル押付部を浮上コイルの背面側に設けたものである。
【0011】
この発明の請求項3に係る磁気浮上式鉄道用地上コイル装置は、コイル収納部と推進コイルの間隙にコンパウンドを充填したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1による磁気浮上式鉄道の構成を示す断面図である。
図において、1は両側に側壁1aが形成された軌道、2は軌道1内を走行可能な磁気浮上式の車両で、この車両2においては、車体3と台車枠4とは空気ばね5で連結されている。
【0013】
6は車両2に搭載された一対の超電導コイルで、台車枠4の側面に取り付けられている。7は両側一対に配置されたコンクリート製パネルで、軌道1の側壁1aに取り付けられているか、あるいは、側壁1aと一体に設けられる。8はパネル7に取り付けられ、超電導コイル6に対向して配置された浮上コイルである。
図2は浮上コイル8を示す正面図、図3は同じく背面図、図4は同じく斜視図である。
【0014】
図に示すように、浮上コイル8は、2組の8の字形状のコイル体8aを田の字形状になるように配置して、例えば熱硬化性樹脂等でこれらを一体に成形されている。
又、8bは浮上コイル8をパネル7にボルト、ナット等で取り付けるための取付穴である。
さらに、9は浮上コイル8の背面側に形成され、凸形状を有する推進コイル押付部であり、この推進コイル押付部9は後述する推進コイル13,14,15の外形に対応した形状に形成されているものである。
【0015】
次に、図5はコンクリート製パネル7部を示す側面図であり、浮上コイル8が取り付けられていない状態を示している。又図6はコンクリートパネル7の断面正面図である。
図に示すように、パネル7の軌道1中心側に面する部分には、巻芯部10と外枠部11とでコイル収納部12が形成されている。
【0016】
そして、巻芯部10に推進コイル13,14,15の内周側を沿わせ、外枠部11に推進コイル13,14,15の外周側を沿わせる。
13,14,15は図5に示すように、コイル収納部12に収納された推進コイルで、例えば推進コイル13は3相結線のうちのU相、推進コイル14はV相、及び推進コイル15はW相を構成している。
13a、14a、15aは各推進コイル13,14,15の巻き始め側の渡り部、13b、14b、15bは隣り合う同一相の推進コイルへの渡り部で、これらは一条のケーブルで連続的に繋がっている。
【0017】
また、13c、14c、15cは各推進コイル13,14,15の巻き始め部、13d、14d、15dは各推進コイル13,14,15の巻き終わり部である。
各推進コイル13,14,15の巻き始め側の渡り部13a、14a、15aは、パネル7の端部でケーブルコネクタ16を介して隣接の推進コイル(図示せず)と接続され、各相同士が直列に接続される。各相の推進コイル13,14,15と渡り部13b、14b、15bは、それぞれ連続して、き電セクション毎に3相結線されて、リニアモータの電機子を構成している。
【0018】
次に推進コイル14の巻線手順を図6(a)〜(g)に基づいて説明する。
なお、推進コイル13、15も推進コイル14と同様の巻線手順で形成される。
図6(a)において、推進コイル13の渡り部13b、及び推進コイル15の渡り部15aも、推進コイル14との関連位置がわかるように図示している。まず、図6(b)に示すように、推進コイル14の巻き始め部14cをコイル収納部12へ引き込んで、推進コイル14の外周側を外枠部11で規制しながら巻回させ、更に図6(c)、(d)に示すように、推進コイル14を巻芯部10に近づけるように、順次内側へ巻回していく。
【0019】
このとき、推進コイル14の内周側は巻芯部10で規制されて所定の内径が決定される。このように、1段目(奇数段目)の奇数段コイル14eはコイル収納部12の外周側から内周側に向かって巻回される。
続いて、2段目(偶数段目)の偶数段コイル14fは、図6(e)、(f)、(g)に示すように、巻芯部10に推進コイル14の内周側の規制を受けながら、コイル収納部12の内周側から外周側へ巻回される。最後は図6(g)に示すように、巻き終わり部14dをコイル収納部12から引き出す。
【0020】
以上のように、パネル7の軌道1の側壁1a側に面する部分において、1段目(奇数段目)の奇数段コイル14eは外枠部11側から巻芯部10側に向かって巻回され、2段目(偶数段目)の偶数段コイル14fは、巻芯部10側から外枠部11側に向かって巻回することにより、巻き始め部14cと奇数段コイル14eが同一平面内に形成されるとともに、巻き終わり部14dと偶数段コイル14fも同一平面内に形成されるので、図6に示すように、推進コイル14の段積み方向の高さを低くできるため、推進コイル14と超電導コイル6とのギャップGを小さくすることができる。
【0021】
そして、推進コイル13,14,15は、推進コイル13,14,15の外形に対応して形成された凸状成形体の推進コイル押付部9(図4)により、軌道側壁1a側に押し付けられ、浮上コイル8の取付穴8bを介して、図5に示すパネル7に設けられたインサート穴8cにボルト、ナット等の締結手段(図示せず)によりパネル7に取り付け固定される。
【0022】
次に、推進コイル13,14,15の長さと、パネル7の長さとの関係について説明する。
3相各相の推進コイル13,14,15は、それぞれケーブル一条で連続して構成したものを1グループ単位とし、この1グループに対応した長さ5.4m〜21.6mのパネル7に推進コイル13,14,15を取り付けるものである。そして、ケーブルコネクタ16を介して次のパネル(図示せず)のU相、V相、W相にそれぞれ接続する。
【0023】
例えば、3相各相の推進コイル13,14,15がそれぞれ2コイルで構成されるときは、上記1グループは、3×2の合計6コイルで構成されることになるので、コイルピッチを0.9mとして、パネル7の長さは、0.9×6で5.4mとなる。
又、3相各相の推進コイル13,14,15がそれぞれ8コイルで構成されるときは、上記1グループは、3×8の合計24コイルで構成されることになるので、コイルピッチ0.9mとして、パネル7の長さは、0.9×24で21.6mとなる。
【0024】
更に、各推進コイル13,14,15を構成するケーブルとして、例えばエチレンプロピレンゴムのような可撓性の高い材料を主材料とする高耐圧ケーブルを使用することにより、最小曲げ半径aをケーブル外径の4.5〜5倍とすることができる。
図7は各推進コイル13,14,15の巻回状態を示す図である。
従って、推進コイル13,14,15の窓面積B(図7の斜線部分)を大きくして、直線部分Lを長くすることができるので、LSM(リニアシンクロナスモータ)の推力が大きくなり、モータの効率の向上を図ることができる。
【0025】
一条のケーブルで連続して巻回する各推進コイル13,14,15の数は、軌道1上で扱える巻線ドラムの径で制限されるが、上記のように、1グループを各相2コイルから8コイルで構成することが適している。
即ち2コイル以上で構成することにより、ケーブルコネクタ16の数を減らすことができる。従って、各相2コイルから8コイルを一条のケーブルで連続して巻回したものを1グループ単位とするのがよい。
【0026】
このように1グループ単位とした推進コイル13,14,15がU相、V相、W相として電気角120度ピッチで浮上コイル8と一体になって軌道1の側壁1aに配置するものである。
エチレンプロピレンゴムのような可撓性の高い材料を主材料とするケーブルを使用することにより、柔軟性があるので、軌道1の側壁1aの平面精度に厳しい精度を要求する必要がないため、軌道1を建設する際の労力の低減を図ることができる。
【0027】
さらに、コンクリート製のパネル7を、工場建屋内に設置して推進コイル13,14,15を装着することにより、巻線作業の能率性の向上を図ることができる。
又上記においては、コンクリート製パネル7を使用したものについて説明したが、軌道1に対して自立するようなコンクリートビーム構造のものでパネル7を製作してもよい。
【0028】
図8はコイル収納部の推進コイルの他の固定の仕方を示す要部断面図である。コイル収納部12内の推進コイル13,14,15は、列車走行時の振動や熱伸縮等により推進コイル13,14,15を構成するケーブル同士が摩擦し合ったり、発生した熱の伝達が悪いという問題がある。このため、シリコーンゴム等の難燃性ゴム系材料などのコンパウンド(compound)17で、コイル収納部12と推進コイル13,14,15の間隙や推進コイル13,14,15間の間隙を充填するとよい。充填することにより、ケーブル同士の摩擦が低減できるのみならず、熱伝達性も向上する。
【0029】
以上のように、この発明によれば、コンクリート製パネル7にコイル収納部12を形成し、軌道側壁1a側から奇数段目においては、コイル収納部12の外枠部11側から巻回した奇数段コイル14eを構成するとともに、偶数段目においては、コイル収納部12の巻芯10側から巻回した偶数段コイル14fを構成して、推進コイル14を構成したことにより、巻き始め部14cと1段目、及び巻き終わり部14dと2段目とがそれぞれ同一平面で構成されるので、推進コイル14の段積み方向の高さを低くできるため、超電導コイル6とのギャップGを小さくすることができ、LSMの効率向上を図ることができる。
【0030】
また、推進コイル13,14,15の外形に対応して形成された凸状成形体の推進コイル押付部9を押し付けて、推進コイル13,14,15をパネル7に固定するので、電磁力作用等による推進コイル13,14,15の変形を防止できる。
また、コンパウンド17で、コイル収納部12と推進コイル13,14,15の間隙を充填することにより、ケーブル同士の摩擦が低減できるのみならず、熱伝達性も向上する。
【0031】
また、推進コイル13,14,15を構成するケーブルを可撓性絶縁材料が主材料である耐圧ケーブルとしたことにより、柔軟性があるので、軌道1の側壁1aの平面精度に、厳しい精度を要求する必要がないため、軌道1を建設する際の労力の低減を図ることができる。
【0032】
また、可撓性絶縁材料として、エチレンプロピレンゴムを使用したので、最小曲げ半径aをケーブル外径の4.5〜5倍とすることができ、推進コイル13,14,15の窓面積Bを大きくして、直線部分Lを長くすることができるため、LSMの推力が大きくなり、効率の向上を図ることができる。
【0033】
また、3相各相の推進コイル13,14,15として2個から8個のものを一条のケーブルで巻回したことにより、軌道1上で扱える巻線ドラムの径で制限されることなく、効率よく巻線作業を行うことができる。
さらに、一条のケーブルで2コイル以上の推進コイル13,14,15を巻回することにより、ケーブルコネクタ16の数を減らすことができる。
【0034】
また、2個から8個の各相の推進コイル13,14,15を、一条のケーブルで巻回したものを単位として、3相分の推進コイル13,14,15を5.4mから21.6mの長さのコンクリート製パネル7に、推進コイル13,14,15が軌道1の方向に一列となるように、固定枠を介して軌道1に取り付けたことにより、コンクリート製のパネル7を工場建屋内に設置して推進コイル13,14,15を製作することができ、巻線作業の能率向上を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係る磁気浮上式鉄道用地上コイル装置によれば、軌道の側壁に設けられるパネルと、軌道内を走行する車体に搭載された超電導コイルに対向して配置されるとともにパネルに装着される浮上コイルと、この浮上コイルよりも側壁側に位置するとともにパネルに装着される推進コイルとを備えるものであって、パネルに巻芯部と外枠部を設けることで推進コイルを収納するコイル収納部を形成するとともに、コイル収納部の側壁側から奇数段目には推進コイルを外枠部側から巻回させ、偶数段目には推進コイルを巻芯部側から巻回させたので、推進コイルの積層高さを低くでき、超電導コイルとのギャップを小さくすることができ、リニアシンクロナスモータの効率を上げることができる。
【0036】
この発明の請求項2に係る磁気浮上式鉄道用地上コイル装置によれば、推進コイルの外形に対応した形状を有する推進コイル押付部を浮上コイルの背面側に設けたので、電磁力作用などによる推進コイルの変形を防止することができる。
【0037】
この発明の請求項3に係る磁気浮上式鉄道用地上コイル装置によれば、コイル収納部と推進コイルの間隙にコンパウンドを充填したので、推進コイルのケーブル同士の摩擦が低減できるのみならず、熱伝達性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による磁気浮上式鉄道を示す断面図である。
【図2】浮上コイルを示す正面図である。
【図3】浮上コイルを示す背面図である。
【図4】浮上コイルを示す斜視図である。
【図5】パネル部を示す側面図である。
【図6】パネル部を示す断面正面図である。
【図7】推進コイルの巻回状態を示す側面図である。
【図8】コイル収納部の推進コイルの他の固定の仕方を示す要部断面図である。
【図9】従来の磁気浮上式鉄道の構成を示す断面図である。
【図10】従来の浮上コイル部を示す正面図である。
【図11】従来のパネル部を示す斜視図である。
【図12】従来のリニアモータ用ケーブルの模型的説明図である。
【図13】従来のリール部を示す側面図(a)、(b)、(c)である。
【符号の説明】
1 軌道、1a 側壁、3 車体、6 超電導コイル、7 パネル、8 浮上コイル、9 推進コイル押付部、10 巻芯部、10a 空間部、11 外枠部、12 コイル収納部、13,14,15 推進コイル、17 コンパウンド。

Claims (3)

  1. 軌道の側壁に設けられるパネルと、軌道内を走行する車体に搭載された超電導コイルに対向して配置されるとともに上記パネルに装着される浮上コイルと、この浮上コイルよりも上記側壁側に位置するとともに上記パネルに装着される推進コイルとを備える磁気浮上式鉄道用地上コイル装置において、上記パネルに巻芯部と外枠部を設けることで上記推進コイルを収納するコイル収納部を形成するとともに、上記コイル収納部の上記側壁側から奇数段目には上記推進コイルを上記外枠部側から巻回させ、偶数段目には上記推進コイルを上記巻芯部側から巻回させたことを特徴とする磁気浮上式鉄道用地上コイル装置。
  2. 上記推進コイルの外形に対応した形状を有する推進コイル押付部を上記浮上コイルの背面側に設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置。
  3. 上記コイル収納部と上記推進コイルの間隙にコンパウンドを充填したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁気浮上式鉄道用地上コイル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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