JP4001891B2 - VoIPシステム、VoIP網装置およびVoIP制御方法 - Google Patents

VoIPシステム、VoIP網装置およびVoIP制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、VoIP(Voice over Internet Protocol)システム、VoIP網装置およびVoIP制御方法に関する。
近年、VoIPを用いたIP(Internet Protocol)電話が普及してきている。図8は、従来のVoIPシステムの構成例を示すブロック図である。図8において、VoIP宅内装置101は、IP電話サービスを実現するためのクライアント機能を有し、各IP電話加入者ごとにIP電話加入者側に設けられる。VoIPサーバ3は、IP電話サービスを実現するためのサーバ機能を有し、IP電話事業者によって設けられる。
VoIP宅内装置101およびVoIPサーバ3は、IP電話アプリケーションの一シグナリング方式として知られるSIP(Session Initiation Protocol)を実現する機能を有する。SIPは、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comment)3261で規定されている。
VoIP宅内装置101およびVoIPサーバ3は、それぞれIP網2に接続されており、相互にパケットを送受信する。VoIP宅内装置101にはIP網2内で利用可能な一IPアドレスが静的又は動的に一意に割当てられる。VoIPサーバ3は、IP電話加入者を登録するユーザデータベース(ユーザDB)4を有する。ユーザDB4に記憶される各IP電話加入者の登録情報は、IP電話の電話番号、ダイヤルイン番号などから成る。ダイヤルイン番号は、IP電話から内線電話等を指定して接続するときの着信先の番号であり、必須ではない。コンタクトアドレスは、当該IP電話加入者の識別情報と、当該IP電話加入者のVoIP宅内装置101に割当てられたIPアドレスとから成る。コンタクトアドレスは、VoIP宅内装置101のIPアドレスが変更される度に、VoIP宅内装置101からVoIPサーバ3に動的に再登録され、上記IP電話加入者の登録情報と関連付けてユーザDB4に記憶される。
図8の例では、IP電話加入者(ユーザA)はVoIP宅内装置101を設けている。このVoIP宅内装置101には、IP網2内で利用可能なIPアドレス「10.0.0.1」が割当てられている。但し、この例のIPアドレス値は、説明の便宜上のものである。また、IP電話加入者は、VoIP宅内装置101にPBX(Private Branch eXchange)6aを複数の回線102で接続し、内線電話網を構築している。PBX6aには複数の内線電話機103が接続される。ユーザAはユーザDB4に登録されている。このユーザAの登録情報は、IP電話の電話番号と内線電話網へのダイヤルイン番号の組合せ等から成る。例えば、IP電話の電話番号「050−xxxx−yyyy」に対応するダイヤルイン番号は「yyyy」である。また、ユーザAのコンタクトアドレスは、VoIP宅内装置101が生成し、例えば、ユーザ識別情報「userA」とVoIP宅内装置101のIPアドレス「10.0.0.1」とから成る「sip:userA@10.0.0.1」として、VoIPサーバ3に動的に登録する。なお、VoIP宅内装置101のIPアドレスが変ると、変更後のIPアドレスを有するコンタクトアドレスの再登録が行われる。
図9は、図8に示す従来のVoIPシステムにおけるシグナリングに係る動作を示すシーケンス図である。図9において、VoIP宅内装置101は、VoIPサーバ3に対してユーザAの登録要求を行う(ステップS101)。この登録要求時に、VoIP宅内装置101は、ユーザAのコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1」をVoIPサーバ3に送信する。VoIPサーバ3は、ユーザAの登録要求を受信すると、受信したコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1」によってユーザDB4内のユーザAと関連づけて記憶するコンタクトアドレスを書き換える。
次いで、VoIPサーバ3は、着信があると、当該着信番号「050−xxxx−yyyy」に対応するダイヤルイン番号「yyyy」およびコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1」をユーザDB4から取得する(ステップS111)。次いで、そのコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1」中のユーザ識別情報「userA」をダイヤルイン番号「yyyy」に書き換え、この書き換え後の「sip:yyyy@10.0.0.1」をRequest−URIとしてVoIP宅内装置101に送信する(ステップS112)。このときの送信パケットの宛先アドレスには、当該コンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1」中のIPアドレス「10.0.0.1」を使用する。
次いで、VoIP宅内装置101は、そのRequest−URI「sip:yyyy@10.0.0.1」を受信すると、空きの回線102の検出を行う(ステップS113)。この結果、空きの回線102が検出されると、当該回線102と当該着信のIP電話回線とを接続する(ステップS114)。次いで、Request−URI「sip:yyyy@10.0.0.1」からダイヤルイン番号「yyyy」を抽出し、このダイヤルイン番号「yyyy」を該接続した回線102に送出する(ステップS115)。これにより、PBX6aは、ダイヤルイン番号「yyyy」を受信した回線102とダイヤルイン番号「yyyy」に対応する内線電話機103を接続し、該内線電話機103にIP電話からの呼が着信する。
特開2001−127883号公報
しかし、上述した従来のVoIPシステムでは、各IP電話加入者ごとにVoIP宅内装置を設ける必要があるので、IP電話加入者に対してその負担を受け入れてもらわねばならない。また、一IP電話加入者に対して一IPアドレスが必要であり、IPアドレスの利用効率がよろしくない。
このような理由から、IP電話サービスを実現するためのクライアント機能を有する装置(VoIP網装置)をIP電話事業者が網側に設け、さらに一IPアドレスを複数のIP電話加入者間で共用することが望ましい。このため、VoIPサーバは、複数のIP電話加入者に係る各々の着信呼を同一IPアドレスによりその収容先の一VoIP網装置に通知することになる。ここで、VoIP網装置は、VoIPサーバから通知される着信呼に関し、その着信先のIP電話加入者に対してIP電話回線を接続する回線をどのようにして特定するのかが課題となる。
例えば、上記した図8の例のようにIP電話をダイヤルイン番号を指定して接続させるIP電話加入者が複数存在した場合において、図9の例のようにユーザAに係るIP電話の着信があったときを想定する。このとき、VoIPサーバは、IP電話の着信呼を、その着信番号「050−xxxx−yyyy」に対応するダイヤルイン番号「yyyy」およびVoIP網装置のIPアドレス「10.0.0.1」から成るRequest−URI「sip:yyyy@10.0.0.1」によってVoIP網装置に通知する(図9のステップS112に相当)。しかしながら、このRequest−URI「sip:yyyy@10.0.0.1」からでは、VoIP網装置は着信先のIP電話加入者を特定することができない。なぜならば、ダイヤルイン番号「yyyy」は、IP電話加入者間で重複可能なため、IP電話加入者の回線識別に利用することはできないからである。したがって、ダイヤルイン番号「yyyy」を送出すべきIP電話加入者の回線、つまり、当該IP電話回線を接続する先のIP電話加入者側の回線を特定することができない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、VoIP網装置を網側に設け、さらに一IPアドレスを複数のIP電話加入者間で共用することが可能なVoIPシステムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、本発明のVoIPシステムに適用可能なVoIP網装置およびVoIP制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るVoIP網装置は、通信網を介して複数の電話端末を収容するVoIP網装置であって、呼を着信するサーバ装置との間でパケットを送受信する通信手段と、前記サーバ装置から、前記呼が経由すべき通信網を特定する特定情報を含む着信信号を受信する受信手段と、前記受信した着信信号から、前記特定情報を取得する取得手段と、前記特定情報に基づき、前記呼が経由すべき通信網を特定する特定手段と、前記特定した通信網を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係るVoIP網装置においては、前記サーバ装置に対し前記特定情報の登録要求を行う登録要求手段を備え、前記登録要求手段は、前記特定情報を含む登録要求信号を、前記電話端末の登録要求時に前記サーバ装置へ送信することを特徴とする。
本発明に係るVoIP網装置においては、前記通信網は加入者電話回線であり、アナログ電話回線またはISDN電話回線の音声および信号方式との相互変換を前記呼に対し行なう変換手段を備えることを特徴とする。
本発明に係るVoIP網装置においては、前記通信網は、プライベートIPアドレスが付与されたプライベートIP網の各々に対応して設けられ、グローバルIPアドレスが付与されたグローバルIP網からの前記呼に対しグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換を行うIPアドレス変換手段を備えることを特徴とする。
本発明に係るVoIPシステムは、請求項1から4のいずれかの項に記載のVoIP網装置と、呼を着信するサーバ装置とを備えたことを特徴とする。
本発明に係るVoIPシステムにおいては、前記サーバ装置は、前記VoIP網装置から、特定情報を含む登録要求信号を電話端末の登録要求時に受信し、受信した特定情報を当該電話端末の識別情報に関連付けてデータベースに登録することを特徴とする。
本発明に係るVoIP制御方法は、通信網を介して複数の電話端末を収容するVoIP網装置におけるVoIP制御方法であって、呼を着信するサーバ装置から、前記呼が経由すべき通信網を特定する特定情報を含む着信信号を受信する過程と、前記受信した着信信号から、前記特定情報を取得する過程と、前記特定情報に基づき、前記呼が経由すべき通信網を特定する過程と、前記特定した通信網を選択する過程とを含むことを特徴とする。
本発明に係るVoIP制御方法においては、前記特定情報を含む登録要求信号を、前記電話端末の登録要求時に前記サーバ装置へ送信する過程をさらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、一IPアドレスが割当てられるVoIP網装置によって複数のIP電話加入者を収容し、サーバ装置から通知された着信信号中の特定情報に基づき、当該着信呼に係る接続先の通信網を特定することができる。これにより、VoIP網装置を網側に設け、さらに一IPアドレスを複数のIP電話加入者間で共用することが可能なVoIPシステムを提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の各実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るVoIPシステムの構成を示すブロック図である。このVoIPシステムは、例えばアナログ電話加入者回線やISDN電話回線などの電話加入者回線を利用して電話加入者を収容し、IP電話サービスを提供するためのシステムである。このシステムによれば、電話加入者は既存の電話加入者宅内装置をそのまま使用することができるという利点ともに、安価なIP電話サービスを享受することができる。
図1において、VoIP網装置1は、IP電話サービスを実現するためのクライアント機能を有する。VoIP網装置1は、複数の電話加入者を収容するものであり、網側に設けられている。VoIP網装置1には、電話加入者回線5−1〜n(以下、特に区別しないときは「電話加入者回線5」と称する)が接続されている。例えばアナログ電話加入者回線やISDN電話回線などである。電話加入者の電話加入者宅内装置6は、自電話加入者用の電話加入者回線5に接続されている。電話加入者宅内装置6は、例えば、電話機やPBXなどである。
VoIPサーバ3は、IP電話サービスを実現するためのサーバ機能を有し、IP電話事業者によって設けられる。
VoIP網装置1およびVoIPサーバ3は、SIPを実現する機能を有し、このSIPを用いてIP電話のシグナリングを行う。
VoIP網装置1およびVoIPサーバ3は、それぞれIP網2に接続されており、相互にパケットを送受信する。VoIP網装置1にはIP網2内で利用可能な一IPアドレスが静的又は動的に一意に割当てられる。
VoIPサーバ3は、電話加入者を登録するユーザデータベース(ユーザDB)4を有する。図2は、ユーザDB4に記憶される電話加入者の登録情報の一例を示す図である。図2に示されるように、ユーザDB4に記憶される各電話加入者の登録情報は、電話番号、ダイヤルイン番号などから成る。
本実施形態では、コンタクトアドレスは、ユーザ識別情報と、該IP電話加入者が収容されるVoIP網装置1に割当てられたIPアドレスと、該IP電話加入者用の電話加入者回線5(物理回線)を特定可能な着信先特定情報とから成る。具体的には、コンタクトアドレスは、
[sip:「ユーザ識別情報」@「VoIP網装置のIPアドレス」;「Contact−param」=「着信先特定情報」]、
として定義する。但し、「Contact−param」はパラメータ名である。コンタクトアドレスは、VoIP網装置1のIPアドレスが変更される度に再登録される。
また、電話加入者の登録情報に含めるダイヤルイン番号は、ダイヤルイン接続するときの着信先の番号(内線番号)である。
図2の例では、電話加入者(ユーザA)は、電話加入者宅内装置6としてPBXを電話加入者回線5に接続し、IP電話と内線電話を接続するようにしている。PBXに接続する電話加入者回線5は、上記図8と同様に、複数であってもよい。また、PBXには複数の内線電話機が接続される。各内線電話機にはそれぞれダイヤルイン番号が割当てられている。VoIP網装置1には、IP網2内で利用可能なIPアドレス「10.0.0.1」が割当てられている。但し、この例のIPアドレス値は、説明の便宜上のものである。
ユーザAは図2に示されるようにユーザDB4に登録されている。このユーザAの登録情報は、IP電話の電話番号と内線電話網へのダイヤルイン番号の組合せ等から成る。ユーザAのコンタクトアドレスは、ユーザ識別情報「userA」とVoIP網装置1のIPアドレス「10.0.0.1」と、着信先特定情報「Contact−param=着信先特定情報「line1」」とから成る「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」であり、VoIPサーバ3において、ユーザAの登録情報と関連付けて記憶される。着信先特定情報「line1」は、特定の電話加入者回線5を指すものであり、例えば電話加入者回線5−1を指す。
そして、VoIP網装置1のIPアドレスが変ると、変更後のIPアドレスを有するコンタクトアドレスの再登録が行われる。
また、図2の例では、電話番号「050−xxxx−yyyy」に対応するダイヤルイン番号は「yyyy」である。電話番号とダイヤルイン番号の組合せは、複数の登録が可能であり、電話の契約時に初期登録が行われ、これ以降は随時、追加、削除、変更が行われる。
図3は、本発明の第1実施形態に係るVoIP網装置1の構成を示すブロック図である。図3において、ルータ11はIP網2を経由するパケットのルーティングを行う。アナログ−IP変換部12は、IP電話とアナログ電話又はISDN電話との間の音声信号およびシグナリング方式の相互変換を行う。交換部13は、Aポート側の回線A−1〜mとBポート側の回線B−1〜nを任意に接続する。Aポート側の回線A−1〜mは、アナログ−IP変換部12に接続されている。加入者回路14は、電話加入者回線5−1〜nの各々に対応して設けられており、それぞれ交換部13にBポート側の回線B−1〜nを介して接続されている。制御部15は、アナログ−IP変換部12から回線接続情報を受け取り、交換部13を制御する。登録部16は、VoIPサーバ3に対するコンタクトアドレスの登録要求を行う。
上記アナログ−IP変換部12は、VoIPサーバ3との間でVoIPパケットを送受信し、IP電話回線の確立処理を行う。そして、IP電話回線の呼と電話加入者回線5の呼を接続する処理を行う。また、その呼接続に係る回線接続情報を制御部15に出力する。
上記登録部16は、VoIPサーバ3との間でコンタクトアドレス登録に係るパケットを送受信し、コンタクトアドレスの登録要求処理を行う。
図4は、上記図1に示す本発明の第1実施形態に係るVoIPシステムにおけるシグナリングに係る動作を示すシーケンス図である。ここでは、上記した図2のユーザAに係る例を用いて説明する。
図4において、VoIP網装置1の登録部16は、VoIPサーバ3に対してユーザAのコンタクトアドレスの登録要求を行う(ステップS11)。この登録要求時に、登録部16は、ユーザAのコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」をVoIPサーバ3に送信する。着信先特定情報「line1」は、電話加入者回線5−1を指すものとする。VoIPサーバ3は、ユーザAの登録要求を受信すると、受信したコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」によってユーザDB4内のユーザAの情報と関連付けて記憶しているコンタクトアドレスを書き換える。
次いで、VoIPサーバ3は、着信があると、当該着信番号「050−xxxx−yyyy」に対応するダイヤルイン番号「yyyy」およびコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」をユーザDB4から取得する(ステップS21)。次いで、そのコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」中のユーザ識別情報「userA」をダイヤルイン番号「yyyy」に書き換え、この書き換え後の「sip:yyyy@10.0.0.1;Contact−param=line1」をRequest−URIとしてVoIP網装置1に送信する(ステップS22)。このときの送信パケットの宛先アドレスには、当該コンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」中のIPアドレス「10.0.0.1」を使用する。
次いで、VoIP網装置1のアナログ−IP変換部12は、そのRequest−URI「sip:yyyy@10.0.0.1;Contact−param=line1」を受信すると、該着信通知情報中の着信先特定情報「line1」を抽出する(ステップS23)。
次いで、ステップS24の回線接続処理が行われる。この回線接続処理では、先ず、アナログ−IP変換部12は、交換部13のAポート側の回線A−1〜mの中の空きの一回線を当該着信呼のIP電話回線の接続用に割当てる。この例では回線A−1を割当てたとする。回線A−1の回線番号は「A−1」である。そして、アナログ−IP変換部12は、着信先特定情報「line1」とその割当てたAポート側の回線A−1の回線番号「A−1」とを回線接続情報として制御部15に出力する。
次いで、制御部15は、その回線接続情報に基づき、交換部13のBポート側の回線B−1とAポート側の回線A−1とを接続するように、交換部13に指示する。交換部13のBポート側の回線B−1は、着信先特定情報「line1」が指す電話加入者回線5−1に対応している。その回線接続指示を受けると、交換部13は、Bポート側の回線B−1とAポート側の回線A−1とを接続する。また、制御部15は、回線接続完了をアナログ−IP変換部12に通知する。これにより、当該着信呼に係る回線接続が完了する。
次いで、アナログ−IP変換部12は、Request−URI「sip:yyyy@10.0.0.1;Contact−param=line1」からダイヤルイン番号「yyyy」を抽出し、このダイヤルイン番号「yyyy」を交換部13のAポート側の回線A−1に送出する(ステップS25)。これにより、該ダイヤルイン番号「yyyy」は、電話加入者回線5−1に送出され、ユーザAの電話加入者宅内装置6(PBX)により受信される。そして、該PBXは、ダイヤルイン番号「yyyy」を受信した電話加入者回線5−1とダイヤルイン番号「yyyy」に対応する内線電話機を接続し、該内線電話機にIP電話からの呼が着信する。
上述した第1実施形態によれば、着信先特定情報を含むコンタクトアドレスをVoIP網装置1がVoIPサーバ3に登録することにより、着信時にVoIP網装置1は、VoIPサーバ3から通知されたRequest−URI中の着信先特定情報に基づき、接続する先の電話加入者回線5(物理回線)を特定することができる。
上述したように、本実施形態に係るVoIPシステムによれば、IP電話サービスを実現するためのクライアント機能を有するVoIP網装置を網側に設け、さらに一IPアドレスを複数のIP電話加入者間で共用することが可能となる。
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態に係るVoIPシステムの構成を示すブロック図である。このVoIPシステムは、プライベートIPアドレスを用いるIP網内のIP電話加入者を収容し、グローバルなIP電話サービスを提供するためのシステムである。
図5において、VoIP網装置30は、グローバルIPアドレスを用いるIP網2と、プライベートIPアドレスを用いる複数のIP網40−1〜n(以下、特に区別しないときは「IP網40」と称する)とに接続されている。VoIP網装置30は、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換を行う機能を有し、IP網2とIP網40間のVoIPパケットの相互転送を行う。IP網2には、上記図1と同様にVoIPサーバ3が接続されている。また、VoIPサーバ3及びユーザDB4は上記第1実施形態と同様の構成であり、その説明を省略する。
VoIP網装置30と各IP網40−1〜nは、それぞれ通信回線50−1〜n(以下、特に区別しないときは「通信回線50」と称する)で接続される。通信回線50は、IPパケットの伝送が可能なものであればよく、その種類は特に限定されない。
IP網40にはVoIP端末60が接続されている。VoIP端末60はIP電話サービスを実現するためのクライアント機能を有する。VoIP端末60には接続先のIP網40内で利用可能な一IPアドレスが静的又は動的に一意に割当てられる。ただし、例えばIP網40−1とIP網40−2の間では、IPアドレスは一意ではなく、重複している可能性もある。
図6は、本発明の第2実施形態に係るVoIP網装置30の構成を示すブロック図である。図6において、ルータ11はIP網2を経由するパケットのルーティングを行う。IPアドレス変換部31は、VoIPパケットに係るグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換を行う。ルータ32は、通信回線50−1〜nの各々に対応して設けられており、それぞれIPアドレス変換部31に回線C−1〜nを介して接続されている。制御部33は、IPアドレス変換部31から回線接続情報を受け取り、回線C−1〜nの中からVoIPパケットの送出先である一回線をIPアドレス変換部31に指示する。登録部16は、VoIP端末60からのコンタクトアドレス登録要求をIPアドレス変換部31から受け取り、VoIPサーバ3に対するコンタクトアドレスの登録要求を行う。
図7は、上記図5に示す本発明の第2実施形態に係るVoIPシステムにおけるシグナリングに係る動作を示すシーケンス図である。ここでは、上記した図2のユーザAに係る例を用いて説明する。なお、本実施形態では、ユーザAはVoIP端末60をIP網40−1に接続してIP電話を利用している。IP網40−1は、通信回線50−1を介してVoIP網装置30に接続されている。また、VoIP網装置30には、IP網2内で利用可能なIPアドレス「10.0.0.1」が割当てられている。但し、この例のIPアドレス値は、説明の便宜上のものである。
図7において、VoIP網装置30の登録部34は、ユーザAのVoIP端末60からのユーザ登録要求を受信する(ステップS10)。このユーザ登録要求には、コンタクトアドレス「sip:userA@192.168.0.1」が付加されている。このコンタクトアドレス中のIPアドレス「192.168.0.1」は、当該VoIP端末60に割当てられたプライベートIPアドレスである。但し、この例のIPアドレス値は、説明の便宜上のものである。
次いで、登録部34は、VoIPサーバ3に対してユーザAの登録要求を行う(ステップS11)。この登録要求時に、登録部34は、ユーザAのコンタクトアドレスとして、「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」をVoIPサーバ3に送信する。着信先特定情報「line1」は、通信回線50−1を指すものとする。VoIPサーバ3は、ユーザAの登録要求を受信すると、受信したコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」によってユーザDB4内のユーザAの登録情報と関連付けて記憶するコンタクトアドレスを書き換える。
次いで、VoIPサーバ3は、着信があると、当該着信番号「050−xxxx−yyyy」に対応するダイヤルイン番号「yyyy」およびコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」をユーザDB4から取得する(ステップS21)。次いで、そのコンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」中のユーザ識別情報「userA」をダイヤルイン番号「yyyy」に書き換え、この書き換え後の「sip:yyyy@10.0.0.1;Contact−param=line1」をRequest−URIとしてVoIP網装置1に送信する(ステップS22)。このときの送信パケットの宛先アドレスには、当該コンタクトアドレス「sip:userA@10.0.0.1;Contact−param=line1」中のIPアドレス「10.0.0.1」を使用する。
次いで、VoIP網装置30のIPアドレス変換部31は、そのRequest−URI「sip:yyyy@10.0.0.1;Contact−param=line1」を受信すると、該Request−URI中の着信先特定情報「line1」を抽出する(ステップS23)。
次いで、ステップS24の回線接続処理が行われる。この回線接続処理では、先ず、IPアドレス変換部31は、着信先特定情報「line1」を回線接続情報として制御部33に出力する。次いで、制御部33は、その回線接続情報に基づき、VoIPパケットの送出先の回線として回線C−1をIPアドレス変換部31に指示する。回線C−1は、着信先特定情報「line1」が指す通信回線50−1に対応している。その回線接続指示を受けると、IPアドレス変換部31は、当該着信呼に用いるパケット送出先の回線として回線C−1を設定する。これにより、当該着信呼に係る回線接続が完了する。
次いで、IPアドレス変換部31は、Request−URI「sip:yyyy@10.0.0.1;Contact−param=line1」中のIPアドレス「10.0.0.1」をユーザAのIPアドレス「192.168.0.1」に変換し、さらに着信先特定情報「Contact−param=line1」を削除してRequest−URI「sip:yyyy@192.168.0.1」を作成する(ステップS31)。そして、そのRequest−URIを回線C−1に送出する(ステップS32)。このときの送信パケットの宛先アドレスには、ユーザAのIPアドレス「192.168.0.1」を用いる。これにより、該Request−URI「sip:yyyy@192.168.0.1」は、通信回線50−1に送出され、ユーザAのVoIP端末60により受信される。つまり、ユーザAのVoIP端末60にIP電話からの呼が着信する。
上述した第2実施形態によれば、着信先特定情報を含むコンタクトアドレスをVoIPサーバ3に登録するが、その着信先特定情報は、IP電話の着信呼に関し、その着信先のIP電話加入者に対してVoIPパケットを転送する通信回線50(物理回線)を特定可能な識別情報である。そして、IP電話の着信時において、VoIP網装置30は、VoIPサーバ3から通知されたコンタクトアドレス中の着信先特定情報に基づき、VoIPパケットを転送する先の通信回線50(物理回線)を特定することができる。
これにより、本実施形態に係るVoIPシステムによれば、VoIP網装置を網側に設け、さらに一グローバルIPアドレスを複数のIP電話加入者間で共用することが可能となる。また、プライベートIPアドレスを用いるIP網とグローバルIPアドレスを用いるIP網との間でIP電話の転送を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、着信先特定情報によって通信網を特定してもよい。例えば、VLAN(仮想ローカルエリアネットワーク)によって、同一媒体上で、IPをカプセル化することで同一のアドレスを付与した異なるLANを構成し、該VLANを介して電話端末を収容するシステムに適用した場合に、該VLANを着信先特定情報によって特定することができる。
本発明の第1実施形態に係るVoIPシステムの構成を示すブロック図である。 ユーザDB4に記憶されるIP電話加入者の登録情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るVoIP網装置1の構成を示すブロック図である。 図1に示す本発明の第1実施形態に係るVoIPシステムにおけるシグナリングに係る動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るVoIPシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るVoIP網装置30の構成を示すブロック図である。 図5に示す本発明の第2実施形態に係るVoIPシステムにおけるシグナリングに係る動作を示すシーケンス図である。 従来のVoIPシステムの構成例を示すブロック図である。 従来のVoIPシステムにおけるシグナリングに係る動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1,30…VoIP網装置、2,40…IP網、3…VoIPサーバ、4…ユーザデータベース(ユーザDB)、5…電話加入者回線、、6…電話加入者宅内装置、11,32…ルータ、12…アナログ−IP変換部、13…交換部、14…加入者回路、15,33…制御部、16,34…登録部、31…IPアドレス変換部、50…通信回線、60…VoIP端末。

Claims (7)

  1. 通信網を介して複数の電話端末を収容するVoIP網装置であって、
    呼を着信するサーバ装置との間でパケットを送受信する通信手段と、
    前記サーバ装置から、前記呼が経由すべき通信網を特定する特定情報を含む着信信号を受信する受信手段と、
    前記受信した着信信号から、前記特定情報を取得する取得手段と、
    前記特定情報に基づき、前記呼が経由すべき通信網を特定する特定手段と、
    前記特定した通信網を選択する選択手段と、を備え、
    前記通信網は、プライベートIPアドレスが付与されたプライベートIP網の各々に対応して設けられ、
    グローバルIPアドレスが付与されたグローバルIP網からの前記呼に対しグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換を行うIPアドレス変換手段をさらに備えたことを特徴とするVoIP網装置。
  2. 前記サーバ装置に対し前記特定情報の登録要求を行う登録要求手段を備え、
    前記登録要求手段は、前記特定情報を含む登録要求信号を、前記電話端末の登録要求時に前記サーバ装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のVoIP網装置。
  3. 前記通信網は加入者電話回線であり、
    アナログ電話回線またはISDN電話回線の音声および信号方式との相互変換を前記呼に対し行なう変換手段を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のVoIP網装置。
  4. 請求項1からのいずれかの項に記載のVoIP網装置と、
    呼を着信するサーバ装置と、
    を備えたことを特徴とするVoIPシステム。
  5. 前記サーバ装置は、前記VoIP網装置から、特定情報を含む登録要求信号を電話端末の登録要求時に受信し、受信した特定情報を当該電話端末の識別情報に関連付けてデータベースに登録することを特徴とする請求項に記載のVoIPシステム。
  6. 通信網を介して複数の電話端末を収容するVoIP網装置におけるVoIP制御方法であって、
    呼を着信するサーバ装置から、前記呼が経由すべき通信網を特定する特定情報を含む着信信号を受信する過程と、
    前記受信した着信信号から、前記特定情報を取得する過程と、
    前記特定情報に基づき、前記呼が経由すべき通信網を特定する過程と、
    前記特定した通信網を選択する過程と、を含み、
    前記通信網は、プライベートIPアドレスが付与されたプライベートIP網の各々に対応して設けられ、
    グローバルIPアドレスが付与されたグローバルIP網からの前記呼に対しグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換を行うIPアドレス変換過程をさらに含むことを特徴とするVoIP制御方法。
  7. 前記特定情報を含む登録要求信号を、前記電話端末の登録要求時に前記サーバ装置へ送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のVoIP制御方法。
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