JP4000351B2 - 鋼製断熱扉枠の断熱構造 - Google Patents

鋼製断熱扉枠の断熱構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の玄関、勝手口などの扉や引戸等の建具として採用される鋼製断熱扉枠の断熱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の建物においては、快適な生活空間を形成し、かつ冷暖房に使用するエネルギーを減少させて省エネルギー化を図るために、外壁や建具等における断熱性能が重視されてきており、建物の窓だけではなく、玄関や勝手口などに設けられる扉にも、断熱性能を有する断熱扉が用いられることが増えている。
【0003】
また近年においては、建築基準法における断熱基準の細分化によって、従来は断熱扉が不要であると思われた地域の建物内であっても、その必要性が認められる場合があり、今後ますます省エネルギー対策としての断熱扉の需要増が見込まれている。
【0004】
しかしながら、従来の断熱扉は、設置される地域の違いや、ALC構造、鉄筋コンクリート、木造等の建物の構造の違い、断熱扉の設置場所の違い、等の建物の諸条件に応じて断熱扉および鋼製断熱扉枠に要求される断熱性能も様々であった。
【0005】
そこで、断熱性能の選択自由度を高くできる断熱扉、鋼製断熱扉枠やその製造方法も提案されてはいるが、断熱性能毎に断熱扉および鋼製断熱扉枠を多種多様に設計すると、見込み寸法や形状等がそれぞれに異なることと相俟って部品点数が増加して製造コストが上昇し、また限られた選択範囲内での組み合わせの断熱扉および鋼製断熱扉枠しか選択できないばかりでなく、近時においては断熱性能に加えて防火性能を要求する需要者も増加しており、これらの断熱および防火の機能を兼ね備えるものは従来なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の如き実状に鑑み従来の鋼製断熱扉枠の設計上の自由度と機能拡大を図る研究、開発の過程で創案されたものであって、その目的とするところは、鋼製断熱扉枠に使用する各枠材を共通の部材として利用可能な形状に断熱材を構成し、多種多様な鋼製断熱扉枠の構造に適用することができると共に、鋼製断熱扉枠として完成した際には、上記断熱材が外部に露見しないので外観上の利点とともに断熱材の材質に起因する経年劣化の進行を可及的に抑制しつつ、多彩な鋼製断熱扉枠の意匠展開を可能とし、もって需要者の種々の要望に沿う鋼製断熱扉枠を、製造コストの低減と防火と断熱の両方の機能を兼ね備えつつ提供することができる鋼製断熱扉枠の断熱構造を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明が採用した第1の技術的手段は、断熱扉の各端面に対向してこれを取り囲む四周枠の室外側と室内側との間に、断熱材を介装して鋼製断熱扉枠を形成するに、上記断熱材を、角柱状に成形された硬質断熱樹脂からなる長尺状の本体で構成すると共に、上記鋼製四周枠を室外側四周枠材と室内側四周枠材で形成し、当該両四周枠材間に断熱材を挟持して断熱扉枠とした際に、断熱材が不可視状に隠蔽されるように構成した鋼製断熱扉枠の断熱構造であって、上記室外側四周枠材は鋼製であり、該室外側四周枠材には断熱材の本体を位置決め固定する固定部が設けられていると共に、上記室内側四周枠材はアルミニウム製であり、上記室外側四周枠材との挟持面に固定ボルトの頭部を挿通するレール部を一体形成してなり、当該レール部に挿通した固定ボルトの先端を、断熱材の本体を貫通して室外側四周枠材の挟持面裏側に突出させてナットとの螺合により両四周枠材間に断熱材を挟持固定するように構成したことを特徴とする。本発明が採用したの技術的手段として、上記断熱材を構成する本体の外面には、軟質樹脂からなる突条体が所定間隔を存して長手方向に離間延設されていることを特徴とし、第の技術的手段として、上記鋼製断熱扉枠を構成する各四周枠材は、これらの間に挟持される断熱材の本体形状に基づき、種々異なる枠形状に対して共通する形状部位を有して構成されていることを特徴とし、第の技術的手段として、上記室内側四周枠材はアルミニウム製押出型材として、固定ボルトの頭部を挿通するレール部とともに一体成形されており、当該レール部の長手方向に凸条部を形成すると共に、上記断熱材側には凸条部に対応する凹条部が形成されて、上記レール部の凸条部に断熱材の凹条部を挿通して室内側四周枠材に断熱材を固定するように構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示した一実施例に基づいて詳細に説明する。
図1および図2において、1は左右に袖1a、1aを設けた断熱扉、2は鋼製断熱扉枠であり、該鋼製断熱扉枠2は、断熱扉2の各端面に対向して断熱扉2を取り囲む室外側四周枠材Aとして配設された上下枠材3、4および外側縦枠材5a、5bと、当該各外側縦枠材5a、5bの裏面側、すなわち室内側四周枠材Bとして位置する内側縦枠材6a(方立カバー6a)および断熱ベース材6bとを、後述する断熱材7を介して離間対設することにより構成されている。
【0009】
上記断熱材7は、図3(a)に示すように、中空角柱状に成形された本体7aの対向する一方の二辺7b、7bを、それぞれ面外方向に延出して一組の舌辺7c、7cを形成し、かつ当該舌辺7c、7cのうち、一枚の舌辺7c先端の余長面を直交状に折曲して延出辺7dを形成しており、上記本体7aおよび各辺7b、7c、7dは同質の硬質断熱樹脂で一体形成されている。また、本体7aおよび各辺7b、7c、7dの外面には、軟質樹脂からなる突条体8、8…が所定間隔を存して長手方向に離間延設されており、更に舌辺7c、7cの対向間に形成された空間凹部9に臨む対向面7c´、7c´と、延出辺7dの端面に凹条部10、10がそれぞれ一体に形成されて断熱材7が構成されている。したがって、外側縦枠材5a、5bおよび内側縦枠材6aとの間に断熱材7が介装された際には、押しつぶされる上記突条体8、8…により、外側縦枠材5a、5bおよび内側縦枠材6aの各枠材と断熱材7との間の密着性を増加させて高い断熱性を得ることができる。
【0010】
一方、前記外側縦枠材5a、5aは、それぞれ金属板体を扉口側面部5a´と、これに離間対向する位置で内方に形成された袖側側面部5a´´とに金属板体を折曲加工してなり、上記両側面部5a´、5a´´の先端側対向間に補強ブラケット11を固着し、これを包覆する位置で断面コ字形に折曲形成した内側縦枠材6aを、上記各延出辺7d、7dを対向させた断熱材7、7を介して螺子12、12により内外縦枠材5a、5bを相互の熱伝導を低減しつつ固定することにより、防火と断熱の機能を兼ね備えた枠構成となっている。
【0011】
また外側縦枠材5bは、袖側面部5b´と、これに離間対向する位置で内方に形成された裏側面部5b´´とに金属板体を折曲加工してなり、上記袖側面部5b´と前記外側縦枠材5aの袖側側面部5a´´の対向間に袖1aを緩衝材13aを介して嵌着すると共に、上記袖1aの室内側四周枠材Bに位置して折曲形成された袖側面部5b´の固定部14には、アルミ材で押出成形された断熱ベース材6bが断熱材7を介して固定ボルトナット15a、15bにより固定されている。
【0012】
ここで上記断熱ベース材6bは、図4に示すように、先端縁6b´と室内側四周枠材Bに臨む段差部16と中間にボルト15aの頭部15a´を挿通するレール部17を長手方向に一体形成した長尺アルミ材で押出成型されていると共に、上記段差部16の内面とレール部17の両側外面には、前記断熱材7の凹条部10に対応する凸条部18が一体に形成されており、同図に示す断熱材7の空間凹部9に形成した凹条部10にレール部17の凸条部18を長手方向から挿通して両部材7、6bを嵌着し、かつ上記レール部17内に頭部15a´を挿通したボルト15aを断熱材7を貫通して固定部14の裏面でナット15bに螺合することで、断熱ベース材6bが断熱材7を介して外側縦枠材5bに固定されるが、この時、上記断熱材7の外面に形成した突条体8、8…が断熱ベース材6bと外側縦枠材5bとの間で押しつぶされ、両部材5b、6bが位置ずれを伴うことなく強固に固定されることになる。なお、上述のようなアルミ材で押出成形された断熱ベース材6bに代えて、図3(b)に示すように、鋼板を折曲して段差部16´および先端縁6´b´を一体に形成した断熱ベース材6´bとして構成し、螺子12で取り付けるようにしてもよい。
【0013】
そして上述のように構成された鋼製断熱扉枠2は、室内側四周枠材Bにおいてコ字形に形成した内側縦枠材6aの一方の先端縁19を、緩衝材13bを介して袖1aに面着固定し、また他方の先端縁20と扉口側面部5a´との間には、弾性材からなる気密材21が嵌着されると共に、上記断熱ベース材6bの袖1a側に臨む先端縁6b´と袖1aとの間には緩衝材13bが介装されて鋼製断熱扉枠2が完成する。
【0014】
本発明は叙上の如く構成されているから、異なる外側縦枠材5a、5bおよび内側縦枠材6a、断熱ベース部材6bを適宜組み合わせて鋼製断熱扉枠2を構成するに際して、共通する形状の断熱材7を利用してそれぞれの部材を完成することができ、また上記鋼製断熱扉枠2は、それぞれの枠部位において必ず断熱材7を介して組み合わされるので、室外側四周枠材Aと室内側四周枠材Bとの間の熱伝導を可及的に低減することができ、防火と断熱の機能を兼ね備えた枠構造とすることができる。
【0015】
図5(a)は、鋼製断熱扉枠2を構成するに上述の構成部材と異なる部材を使用した場合を示すものであって、前記外側縦枠材5aと内側縦枠材6aとを組み合わせるに際して、外側縦枠材5aと袖側側面部5a´´の各端縁を段差状に折曲して、当該段差部位Cに断熱材7、7を嵌着する構成となっている。この構成では、断熱材7の本体7aが段差部位Cに嵌着するので突条体8、8…の面着と相俟って強固に外側縦枠材5aと内側縦枠材6aを固定することができる。
【0016】
図5(b)は、外側縦枠材22と断熱ベース材6bとを断熱材7を介して固定し、当該断熱ベース材6bの先端縁6b´と扉口側面部22´との間に気密材21を嵌着して構成した枠構造を示すものである。この構成では、他の異なる枠構造に使用する外側縦枠材22、断熱ベース材6bおよび断熱材7を共通する部材として使用するので、大幅なコスト低減を達成することができる。更に、上記した断熱ベース材6bと外側縦枠材22の構成は、図6に示すように、上枠3と袖1aの構成にも同様に適用することができ、共通する部材の多種多様な組み合わせを広範囲に可能として、防火と断熱の機能を兼ね備えた枠構造を、建物の構造の違いや断熱扉の設置場所の違い等の建物の諸条件に応じて柔軟に構成することができる。
【0017】
図7〜図9は、前記実施の形態で示した鋼製断熱扉枠2の別の構成例を示すものであって、図の鋼製断熱扉枠23では、外側縦枠材22、22と断熱ベース材6b、6bとの間に断熱材7を介装する枠部構造と、上枠3と断熱ベース材6b、6bとの間に断熱材7を介装する枠部構造とで構成されており、この構成例においても前記した断熱材7、断熱ベース材6bを共通の部材として使用することにより、多種多様な鋼製断熱扉枠の構成においてコスト低減に寄与すること大である。
【0018】
また上述の断熱材7では、中空角柱状の本体7aの対向する一方の二辺7b、7bを、それぞれ面外方向に延出して一組の舌辺7c、7cを形成し、その一方の舌辺7c先端の余長面を直交状に折曲して延出辺7dを形成したものを示したが、これに限定されるものではなく、図10(a)に示すように、中空角柱状に成形された本体7´aのみで構成しても良く、更に、同図(b)に示すように、中空を排して単に角柱状に樹脂成形した本体7´a´の構成としても良い。
【0019】
【発明の効果】
これを要するに本発明は、断熱扉の各端面に対向してこれを取り囲む四周枠の室外側と室内側との間に、断熱材を介装して鋼製断熱扉枠を形成するに、上記断熱材を、角柱状に成形された硬質断熱樹脂からなる長尺状の本体で構成すると共に、上記鋼製四周枠を室外側四周枠材と室内側四周枠材で形成し、当該両四周枠材間に断熱材を挟持して断熱扉枠とした際に、断熱材が不可視状に隠蔽されるように構成し、また上記室外側四周枠材は鋼製であり、該室外側四周枠材には断熱材の本体を位置決め固定する固定部が設けられていると共に、上記室内側四周枠材はアルミニウム製であり、上記室外側四周枠材との挟持面に固定ボルトの頭部を挿通するレール部を一体形成してなり、当該レール部に挿通した固定ボルトの先端を、断熱材の本体を貫通して室外側四周枠材の挟持面裏側に突出させてナットとの螺合により両四周枠材間に断熱材を挟持固定するように構成したから、
▲1▼需要者の要望に沿う防火と断熱の機能を兼ね備えた鋼製断熱扉枠を、室外側と室内側との間の熱伝導を十分に遮断できる構造としつつ、扉枠構造の簡素化と相俟って組立を容易かつ安価なものとすることができると共に、鋼製断熱扉枠として完成した際には、上記断熱材が外部に露見しないので外観上の美観を保持しながら、断熱材の材質に起因する経年劣化の進行を可及的に抑制することができる。
また、上記断熱材を構成する本体の外面には、軟質樹脂からなる突条体が所定間隔を存して長手方向に離間延設されているから、
▲2▼枠材と断熱材との間の密着性が増加して高い断熱性を得ることができると共に、断熱材を介装した枠材間での面着力の増大で、一層強固な剛性を有する枠構造とすることができる。
更に上記鋼製断熱扉枠を構成する各四周枠材は、これらの間に挟持される断熱材の本体形状に基づき、種々異なる枠形状に対して共通する形状部位を有して構成され、かつ上記室内側四周枠材はアルミニウム製押出型材として、固定ボルトの頭部を挿通するレール部とともに一体成形されており、当該レール部の長手方向に凸条部を形成すると共に、上記断熱材側には凸条部に対応する凹条部が形成されて、上記レール部の凸条部に断熱材の凹条部を挿通して室内側四周枠材に断熱材を固定するように構成されているから、
▲3▼多種多様な鋼製断熱扉枠の構造に断熱材として広く適用することができ、製造コストの低減を達成できる。
等という極めて有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼製断熱扉枠及び断熱扉の全体正面図である。
【図2】鋼製断熱扉枠及び断熱扉の横断面図である。
【図3】(a)は断熱材の拡大断面図である。(b)は断熱ベース材の他の構成を示す断面図である。
【図4】組立過程を示す説明図である。
【図5】(a)は他の構成例を示す一部省略拡大断面図である。(b)は鋼製断熱扉枠の他の構成を示す横断面図である。
【図6】袖の縦断面図である。
【図7】他の構成の鋼製断熱扉枠及び断熱扉の全体正面図である。
【図8】他の構成の鋼製断熱扉枠及び断熱扉の横断面図である。
【図9】他の構成の鋼製断熱扉枠及び断熱扉の縦断面面図である。
【図10】(a)、(b)はそれぞれ他の構成を示す断熱材の拡大断面図である。
【符号の説明】
2 鋼製断熱扉枠
7 断熱材
7a 本体
8 突条体
10 凹条部
17 レール部
18 凸条部
A 室外側四周枠材
B 室内側四周枠材

Claims (5)

  1. 断熱扉の各端面に対向してこれを取り囲む四周枠の室外側と室内側との間に、断熱材を介装して鋼製断熱扉枠を形成するに、上記断熱材を、角柱状に成形された硬質断熱樹脂からなる長尺状の本体で構成すると共に、上記鋼製四周枠を室外側四周枠材と室内側四周枠材で形成し、当該両四周枠材間に断熱材を挟持して断熱扉枠とした際に、断熱材が不可視状に隠蔽されるように構成した鋼製断熱扉枠の断熱構造であって、上記室外側四周枠材は鋼製であり、該室外側四周枠材には断熱材の本体を位置決め固定する固定部が設けられていると共に、上記室内側四周枠材はアルミニウム製であり、上記室外側四周枠材との挟持面に固定ボルトの頭部を挿通するレール部を一体形成してなり、当該レール部に挿通した固定ボルトの先端を、断熱材の本体を貫通して室外側四周枠材の挟持面裏側に突出させてナットとの螺合により両四周枠材間に断熱材を挟持固定するように構成したことを特徴とする鋼製断熱扉枠の断熱構造。
  2. 上記断熱材を構成する本体の外面には、軟質樹脂からなる突条体が所定間隔を存して長手方向に離間延設されていることを特徴とする請求項1記載の鋼製断熱扉枠の断熱構造。
  3. 上記鋼製断熱扉枠を構成する各四周枠材は、これらの間に挟持される断熱材の本体形状に基づき、種々異なる枠形状に対して共通する形状部位を有して構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鋼製断熱扉枠の断熱構造。
  4. 上記室内側四周枠材はアルミニウム製押出型材として、固定ボルトの頭部を挿通するレール部とともに一体成形されており、当該レール部の長手方向に凸条部を形成すると共に、上記断熱材側には凸条部に対応する凹条部が形成されて、上記レール部の凸条部に断熱材の凹条部を挿通して室内側四周枠材に断熱材を固定するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の鋼製断熱扉枠の断熱構造。
  5. 断熱扉の各端面に対向してこれを取り囲む四周枠の室外側と室内側との間に、断熱材を介装して鋼製断熱扉枠を形成するに、上記断熱材を、角柱状に成形された硬質断熱樹脂からなる長尺状の本体で構成すると共に、上記鋼製四周枠を室外側四周枠材と室内側四周枠材で形成し、当該両四周枠材間に断熱材を挟持して断熱扉枠とした際に、断熱材が不可視状に隠蔽されるように構成した鋼製断熱扉枠の断熱構造であって、上記室内側四周枠材はアルミニウム製押出型材として、固定ボルトの頭部を挿通するレール部とともに一体成形されており、当該レール部の長手方向に凸条部を形成すると共に、上記断熱材側には凸条部に対応する凹条部が形成されて、上記レール部の凸条部に断熱材の凹条部を挿通して室内側四周枠材に断熱材を固定するように構成されていることを特徴とする鋼製断熱扉枠の断熱構造。
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