JP3999792B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動送風機で吸引された含塵気流中の塵を捕捉するプリーツフィルターを備えた電気掃除機に関する。
従来、断面を菊花状とした筒状のプリーツフィルターを備えた電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、電動送風機が収納された本体ケースの前側に取外し可能に設けた集塵ケース内に、筒状プリーツフィルターがその筒心を略水平にして設置され、この筒状プリーツフィルターの内部は電動送風機の前面負圧室に連通されている。このため、電気掃除機の運転時に、筒状プリーツフィルターの下方に位置して集塵ケースに設けた吸込口から吸込まれた含塵気流が筒状プリーツフィルターをその外側から内側に流通するので、その際に気流中の塵がろ過される。そして、フィルターを通った空気はフィルターの内側から前記負圧室を通って電動送風機に吸込まれた後に、本体ケースの排気孔を通って外部に排出される。
又、従来、起立して配置される枠体にその内部を塞ぐろ材を取付け、このろ材が縦方向に延びる襞を有し、左右方向に隣接した襞間に上下方向に延びる溝を表裏両面に設けた厚板状のプリーツフィルターを備えた電気掃除機が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2では、厚板状プリーツフィルターが電動送風機より上流側に配置された容器ケース体の後端開口部に嵌め込まれて、その上流側の表面は容器ケース体内の負圧室部に臨んでいる。このため、電動送風機の運転時に、負圧室部に吸込まれた含塵空気が、厚板状プリーツフィルターのろ材を表側から裏側に流通するので、その際に気流中の塵がろ過される。そして、ろ材を通った空気は電動送風機に吸込まれた後に、本体ケースの排気孔を通って外部に排出される。
特開昭48−58661号公報(第1頁右欄第4行〜第2頁左下欄第17行、第1図−第2図) 特許第3490081号公報(段落0014,0026,0041−0043,0053、図3,図5,図10)
特許文献1のように含塵空気を筒状プリーツフィルターでろ過する電気掃除機では、集塵ケースの吸込口が筒状プリーツフィルターに対向しておらず互いの位置がずれている。このため、吸込口を通った気流は、その流れ方向を大きく変えて筒状プリーツフィルターを流通するので、それに伴う損失が大きい。したがって、吸塵性能を向上させる上では不利である。更に、筒状プリーツフィルターは、所定のろ過面積を確保する上では、ある程度の長さが必要であるので、そのための設置スペースを確保しなければならない。したがって、プリーツフィルターの小形化を伴って電気掃除機を小形にしようとする場合に、不利である。
又、特許文献2のように含塵空気を厚板状プリーツフィルターでろ過する電気掃除機では、このフィルターを通過する気流の流れが大きく変わらない利点を有する。しかし、厚板状プリーツフィルターの大きさは、筒状プリーツフィルターを展開したのと同じであるので、形状的に大きい。したがって、プリーツフィルターの小形化を伴って電気掃除機を小形にしようとする場合に、不利である。
本発明の目的は、プリーツフィルターを通過する気流の損失を低減できるとともに、小形化を図る場合に適する電気掃除機を提供することにある。
本発明は、電動送風機と、この電動送風機の吸気口に連通する気流出口及びこの気流出口より上流側に位置する気流通過口を有して、前記電動送風機の上流側に配置された塵分離ケースと、多数の襞を有するろ材を備え、前記襞が延びる方向の一端から他端に向けて大径となり、周方向に隣接する襞間の相互間隔が前記一端から他端に向けて広く形成され、前記襞が延びる方向の前記一端を上流側に位置させるとともに大径となった前記他端を下流側に位置させ、かつ、傾斜された前記ろ材の表裏面を前記気流通過口と気流出口とに対向させて上流側室と下流側室を形成する前記塵分離ケースに回転可能に支持されたプリーツフィルターであって、前記ろ材より大径の歯車を前記他端側の外周に一体に有し、この外周の歯車が前記ろ材の上流側に設けられた前記上流側室及び前記ろ材の下流側に設けられた前記下流側室の外側に配置された前記プリーツフィルターと、このプリーツフィルターと前記塵分離ケースとの間に挟まれてシールをする環状の気密シール部材と、前記塵分離ケース外に配置され、前記歯車に噛合わされる駆動歯車、及びこの駆動歯車を回転させる電動モータを有し、このモータを前記プリーツフィルターの塵落し時に動作させて前記プリーツフィルターを回転させるフィルター駆動装置と、回転される前記プリーツフィルターをはじいて塵落しをする除塵部材と、を具備している。
本発明によれば、プリーツフィルターを通過する気流の損失を低減できるとともに、小形化を図る場合に適する電気掃除機を提供できる。
図1〜図10を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1中符号1は例えばキャニスタ型の電気掃除機を示しており、この電気掃除機1は、掃除機本体2と、これに接続された吸込み部材3とを備えている。掃除機本体2は、それが有した車輪等により被掃除面である床面上を走行可能である。掃除機本体2の前部には、例えば前面に開口した接続口2aが設けられている。掃除機本体2の後部には電動送風機4が収容されている。電動送風機4はその吸気口4aを前に向けて配設されている。
接続口2aに含塵空気を導く吸込み部材3は、吸塵ホース5と、延長管6と、吸込み口体7とを備えている。吸塵ホース5は、可撓性のホース本体の一端に接続筒部5aを有し、ホース本体の他端に手元操作部5bを有している。
接続筒部5aは接続口2aに差込接続されている。手元操作部5bが有したハンドル部5cには操作ボタンが設けられた操作パネル8が取付けられている。この操作パネル8によって電動送風機4のオンーオフ制御を始めとする種々の運転指令が掃除機本体2に内蔵された制御装置9に与えられる。延長管6は、例えば上流側管6aと下流側管6bとを接続させてなるもので、その下流側管6bは手元操作部5bに着脱自在に嵌合されている。吸込み口体7は上流側管6aに着脱自在に嵌合されている。
電動送風機4の上流側、例えば掃除機本体2の接続口2aと電動送風機4との間の部位に塵分離装置11が配設されている。塵分離装置11は、分離装置本体12と、集塵ケース13とを備えている。
集塵ケース13は、掃除機本体2の前部上方からの挿脱操作により分離装置本体12に着脱可能に取付けられている。図2、図3、図6中符号14は、集塵ケース13の上面に設けた挿脱操作用の把手を示しており、この把手14は図1では省略してある。
図7に示すように集塵ケース13内の空間は、掃除機本体2の幅方向に延びる塵移動空間13aと、この塵移動空間13aから下向きに連続した塵溜め空間13bとで形成されている。塵溜め空間13bに臨んだ集塵ケース13の蓋15は、塵捨てのために下端部のヒンジ部16(図2、図3、図6参照)を中心に回動できる。この蓋15の閉じ状態は、保持部材17で蓋15の上縁を押さえることによって保持される。保持部材17は手動操作により蓋15の上縁を押さえない位置と押さえる位置とに渡って移動できる。
分離装置本体12が備える塵分離ケース21には、フィルター45及びフィルター駆動装置55が取付けられているとともに、除塵部材61が設けられている。
図3及び図6に示すように塵分離ケース21は、第1のケース部材22と第2のケース部材41とを連結して形成されている。第1のケース部材22には前向きに突出する気流入口23が設けられている。この気流入口23は掃除機本体2の接続口2aに接続される。
図6及び図7に示すように第1のケース部材22は、吸気筒24と、この周囲を囲むように設けられた円筒状のガイド壁25とを備え、これらの間に分離室26を形成している。吸気筒24は掃除機本体2及び塵分離ケース21の幅方向に延びており、その一端は第1のケース部材22の一部をなして分離室26内を視認可能とする透明部材21aで閉じられている。透明部材21aと対向して分離室26を仕切る奥壁27は、透明部材21aに次第に近づく螺旋状の壁で形成されている。奥壁27の透明部材21aに対して最も遠い部位と近い部位との間には分離室入口21b(図7参照)が形成されており、この分離室入口21bは気流入口23に連通されている。
第1のケース部材22には例えば斜め上向きの分離室出口28が設けられ、この分離室出口28は第1のケース部材22の外面に開口されている(図4参照)。透明部材21aと吸気筒24の一端側部位は一体に形成されており、この一端側部位に吸気部例えば多数の吸気小孔24aが設けられている。第1のケース部材22は、吸気筒24の内部に連通する気流通過口29(図5参照)を形成する壁部30を有している。気流通過口29は、フィルター45の後述するろ材48の上流側面(表面)に対向するように第2のケース部材41に向けて開口されている。
奥壁27の一部には、気流通過口29と分離室26とを連通する網目部材付きの通気窓27aが複数設けられている。第1のケース部材22の外面には、図4及び図7に示すように分離室出口28と並んで開口する通気口31が設けられている。この通気口31は気流通過口29に連通している。
これら分離室出口28と通気口31を覆って集塵ケース13は第1のケース部材22の外面に着脱される。集塵ケース13には、図7に示すように分離室出口28に重なってこれに連通するケース入口13cと、通気口31に重なってこれに連通する網目部材付きのケース通気窓13dが設けられている。
図2及び図4中符号18は第1のケース部材22に一体に形成した位置決め凸部を示し、符号19はこの位置決め凸部18の先端に取付けられた回転可能なロック部材を示している。更に、符号13eは集塵ケース13の位置決め溝を示している。位置決め溝13eを位置決め凸部18に嵌合させることにより、集塵ケース13が第1のケース部材22の外面に位置決めされる。この状態でロック部材19を使用者の手で回転させて集塵ケース13の外面に引っ掛けることにより、集塵ケース13が第1のケース部材22に取付けられる。この逆の手順で集塵ケース13を第1のケース部材22から外すことができる。
図4及び図5に示すように第1のケース部材22には第2のケース部材41に向けて軸部32が一体に突設されている。この軸部32は円筒状をなし先端が開口されている。図4に示すように第1のケース部材22の後部22aは円形状に広がって形成されており、この後部22aはガイド壁33を有している。ガイド壁33は軸部32を中心として描かれる円形をなしている。
図4に示すように第1のケース部材22の後部22aはガイド壁33より前側に位置する底壁22cを有している。この底壁22cは図6に示すように前下がり状で、かつ、後述の細塵出口34に向けて下がるように傾斜されている。除塵部材61は、フィルター45を例えばはじくことによりこのフィルター45に付着している塵を落すものであって、底壁22cから上向きに一体に突設されている。この除塵部材61は第1のケース部材22の幅方向に弾性変形可能な板状に形成されている。
図6に示すように分離室26は細塵回収部26aを有している。細塵回収部26aには、分離室26を通る空気の一部が流入口26bから流出口26cを経由して通り抜けることができる。第1のケース部材22の後部22aには、底壁22cに臨んで細塵出口34が形成されているとともに、この細塵出口34を開閉する蓋35が回転可能に取付けられている。蓋35は、図示しないばねで常時開き方向に付勢されていて、電動送風機4の運転に伴い第1のケース部材22の後部22aの内部に作用する吸気負圧によって閉じられる(図6の状態参照)ようになっている。
第2のケース部材41は、第1のケース部材22の下流側部位をなす後部22aと同じ直径を有したカバーからなる。図2及び図3に示すように第1のケース部材22と第2のケース部材41とは、それらに放射状に突設された連結凸部36,42を、互いに嵌合させて取外し可能に連結されている。第1のケース部材22の連結凸部36と第2のケース部材41の連結凸部42は、それらを除いて第1のケース部材22と第2のケース部材41とを、塵分離ケース21の前後方向に所定間隔空けて、後述の歯車の配置を可能とするスペーサとしても機能している。
図3に示すように第2のケース部材41には後向きに突出する気流出口43が設けられている。気流出口43は第2のケース部材41の中心部より周縁に近付けられている。それにより、気流出口43は図5に示すように気流通過口29の真後ろではなく斜め下方にずれている。この気流出口43は電動送風機4の吸気口4aに連通されている。
前記フィルター45は、図6、図8、及び図9に示すように円形壁46と、ろ材ホルダ47と、ろ材48と、ローラ等からなる複数の転動体49と、歯車50とを備えている。円形壁46、ろ材ホルダ47、及び歯車50は、合成樹脂により一体に成形されている。ろ材ホルダ47とろ材48とはいわゆるプリーツフィルターFをなしている。更に、フィルター45はその円形壁46の前縁(上流側の縁)から内側に一体に折れ曲がった環状閉鎖壁46aを有している。この環状閉鎖壁46aの内周にはその周方向に連続する多数のV形状溝部(図示しない)が形成されている。
円形壁46は前記ガイド壁25の内径よりも小径であり、この円形壁46の外周部にその周方向に沿って間隔的に転動体49が取付けられている。歯車50は、円形壁46の後縁に一体に連なって径方向外側に張り出して設けられている。したがって、歯車50は円形壁46より大径である。
ろ材ホルダ47は、円形壁46より小さく、環状閉鎖壁46aから前方(上流側)に突設されている。図9に示すようにろ材ホルダ47は、多数の骨47aと、閉鎖壁47bと、多数のリブ板47cとを有している。多数の骨47aは、夫々上流側支持部47a1と、下流側支持部47a2と、渡り部47a3とを有している。
円形壁46の前方(上流側)に配置された閉鎖壁47bは円形壁46よりはるかに小さな円形をなしている。この閉鎖壁47bの周部に放射状に突設された多数の上流側支持部47a1は、閉鎖壁47bから斜め前方(上流側)に折れ曲がっている。閉鎖壁47bの周方向に隣接した上流側支持部47a1同士は非連続で互いに独立している。
これら上流側支持部47a1と同数の下流側支持部47a2は、環状閉鎖壁46aの図示しない前記V形状溝部の縁に沿うV形状をなして、この環状閉鎖壁46aの前面に突出して形成されている。環状閉鎖壁46aの周方向に隣接した下流側支持部47a2同士は連続されている。この連続部47a4を図9に一箇所のみ示す。したがって、周方向に隣接して互いに連続した下流側支持部47a2は、多数のV形状の凹凸を周方向に連続してなる環状部を形成している。
上流側支持部47a1及び下流側支持部47a2と同数の渡り部47a3の前端(上流側の端)は、上流側支持部47a1の根元に一体に連なっている。渡り部47a3の後端(下流側の端)は、フィルター45の内側を向いたV形状の下流側支持部47a2の角に一体に連続されている。環状閉鎖壁46aは閉鎖壁47bより大径であるので、これらにわたって設けられた渡り部47a3は、フィルター45の中心線に対して斜めに配置されている。
フィルター45の前端部を閉じた閉鎖壁47bの中心部には、前側(上流側)に開放する軸受筒47dが一体に突設されている。上流側支持部47a1と同数のリブ板47cは、閉鎖壁47b及び上流側支持部47a1の前面と軸受筒47dの外周面とにわたって設けられている。周方向に隣接したリブ板47c同士は非連続で互いに独立している。
例えば不織布に所定の表面処理を施して形成されて塵をろ過分離するろ材48は、ろ材ホルダ47の外周部に装着されている。このろ材48の前縁部(上流側縁部)は凹凸をなして骨47aの各上流側支持部47a1に沿って接着止めされ、ろ材48の後縁部(下流側縁部)は凹凸をなして骨47aの各下流側支持部47a2に沿って接着止めされている。
このため、ろ材48は山折りされてフィルター45の外周側に位置される多数の襞48a(図8及び図9参照)と、フィルター45の谷折りされて内周側に位置される多数の襞48b(図9には2つのみ示す。)を交互に形成してろ材ホルダ47に装着されている。山折りの襞48aは、上流側支持部47a1と連続部47a4とにわたって設けられている。谷折りの襞48bは、周方向に隣接した上流側支持部47a1間と、V形状の下流側支持部47a2の角とにわたって設けられている。
このろ材48の展開形状は図10に示すように長方形状である。図10中ろ材48の長手方向に直交する実線は山折りの襞48aに相当する折り線48a1を示し、点線は谷折りの襞48bに相当する折り線48b1を示している。ろ材48の長手方向両端部48c,48dは互いに接着される。本実施形態のろ材48はろ材ホルダ47を一回りする長さを有しているが、これに限らず、ろ材48を周方向に複数に分割した夫々の領域の大きさに対応した長さとして、このろ材48を複数使用しても良い。なお、ろ材48には、一つの山又は一つの谷に相当する大きさのものを多数用いることもできる。
このろ材48をろ材ホルダ47に装着することによって形成されたプリーツフィルターFは、その外周側に多数の襞48aを有すると共に内周側にも多数の襞48bを有しているだけではなく、これらの襞が延びる方向の一端(上流側端)から他端(下流側端)に向けて次第に大径に形成されていて、しかも、前記一端が閉鎖壁47bで閉じられる一方で、前記他端は開放されている。
更に、以上のように展開状態で長方形状のろ材48を山折り及び谷折りしてろ材ホルダ47に装着したことにより、周方向に隣接する外周側の襞48a間の相互間隔、及び周方向に隣接する内周側の襞48b間の相互間隔が、前記一端(上流側端)から他端(下流側端)に向けて次第に広く形成されている。言い換えれば、円錐台形状をなすプリーツフィルターFの外周側に斜状に形成された多数の外側フィルター溝f1、及びこのプリーツフィルターFの内周側に斜状に形成された多数の内側フィルター溝f2は、いずれも前記一端(上流側端)から他端(下流側端)に向けて広がっている。
図8に示すように各外側フィルター溝f1の前端は、開放されていて、リブ板47c相互間の隙間と個別に連通されている。なお、各外側フィルター溝f1の後端は環状閉鎖壁46aで閉じられている。また、各内側フィルター溝f2の前端は閉鎖壁47bで閉じられ、各内側フィルター溝f2の後端は環状閉鎖壁46aの内側に開放されている。
前記構成のフィルター45は、その軸受筒47dを前記軸部32に嵌合するとともに、転動体49をガイド壁25の内周面に接触させて、軸部32を中心としてガイド壁25に沿って回転可能に支持されている。この組込みによって、フィルター45はそのろ材48の襞48a,48bを斜めにした姿勢で、かつ、閉鎖壁47bで閉じられた一端を上流側に位置させるとともに、開放された他端を下流側に位置させて配設される。このフィルター45の歯車50は、第1のケース部材22と第2のケース部材41との間の前記隙間を通って塵分離ケース21の外部に突出されている。なお、フィルター45と第1のケース部材22及び第2のケース部材41との間には、図示しない環状の気密シール部材が挟み込まれている。
以上のように塵分離ケース21の後部に組込まれたフィルター45は、図6に示すように第1のケース部材22の後部22aとの間に上流側室Aを形成し、かつ、第2のケース部材41との間に下流側室Bを形成している。上流側室Aに臨んだ気流通過口29はプリーツフィルターFの表面(上流側面)に対向し、下流側室Bに臨んだ気流出口43はプリーツフィルターFの裏面(下流側面)に対向している。上流側室Aには前記除塵部材61が位置されていて、この除塵部材61の上端部は、フィルター45が回転された時に、そのプリーツフィルターFをはじくことができるように、前記外周部に位置する襞48aの回転軌跡と交差して設けられている。
図6に示すようにフィルター駆動装置55は、塵分離ケース21の例えば第2のケース部材41に固定された回転角制御ができる電動モータ例えばステッピングモータ56と、このステッピングモータ56の出力軸に固定された駆動歯車57とを有している。駆動歯車57は、フィルター45の歯車50より小径であって、この歯車50に噛み合わされている。したがって、ステッピングモータ56が運転されるに伴いフィルター45は前記気密シール部材の摩擦抵抗に抗して回転される。
前記制御装置9は、回路基板上に各種の電気部品を搭載してなり、操作パネル8から入力される操作指令に応じて電動送風機4等の運転全般を制御する他、フィルター45の自動塵落しを制御するようになっている。電源投入状態での制御装置9による自動塵落しは、掃除作業中に操作パネル8での指令によって電動送風機4の動作が所定時間以上中断した時、及び電動送風機4の動作を停止させて掃除を終わらせた状態などに、フィルター駆動装置55を駆動して実施される。この自動塵落しにおいてフィルター45は360°以上回転されるようになっている。
電動送風機4が運転されることにより、吸込み部材3を通して床面上の塵を含んだ空気が掃除機本体2の接続口2aに吸込まれる。この含塵空気は塵分離装置11を通る間に、慣性分離による塵分離作用とろ過分離による塵分離作用を受ける。2段階の塵分離作用を受けた空気は、気流出口43から流出するとともに電動送風機4を流通して掃除機本体2の外部に排出される。
第1段階での慣性分離による塵分離は以下のように行われる。つまり、接続口2aを通った含塵空気は、気流入口23から分離室入口21bを経て分離室26に流入する。この時、含塵空気は、まず、分離室26の奥壁27に沿って流動してから分離室26内を旋回するので、それに伴って塵に作用する遠心力により、粗い塵など質量が大きい塵は、ガイド壁25側に寄せられるとともにこのガイド壁25に沿って移動されながら分離室出口28及びケース入口13cを通って集塵ケース13の塵移動空間13aに流出する。この一方で、質量及び形状的に小さい埃や空気の一部が吸気筒24の吸気小孔24aに吸込まれるので、前記質量の大きい塵と空気とが分離される。
吸気筒24の内側に吸込まれた空気は気流通過口29に向けて流動する。この空気流には、分離室26に流入して通気窓27aを通った一部の空気が合流する。更に、気流通過口29に向かう気流には、ケース通気窓13d及び通気口31を通って塵移動空間13aから吸込まれる空気も合流する。こうして塵移動空間13a内の空気が気流通過口29に向けて吸込まれることにより、塵移動空間13a内での粗い塵など質量が大きい塵の移動が促進されて、この塵は集塵ケース13の塵溜め空間13bまで移動されて溜められる。
そして、第2段階でのろ過分離は以下のようになされる。既述のように合流して気流通過口29に至った空気は、この気流通過口29から吹出されてフィルター45のろ材48を通過してろ過される。それにより、通過しようとする空気中に含まれている細かい塵が、ろ材48に捕捉される。ろ材48を通過して清浄化された空気は、既述のように気流出口43を通って流出し電動送風機4に吸込まれる。
以上の掃除においては、フィルター45の前側の前記上流側室Aに分離室26より強い負圧が作用しているので、この負圧で引き寄せられた蓋35によって細塵出口34は閉じた状態に保持されている。そのため、分離室26内の気流が上流側室Aに吸込まれることがなく、既述のサイクロン式の慣性分離作用が損なわれることがない。
掃除作業が所定時間以上中断されたとき、及び掃除作業が完了した直後に、制御装置9によってフィルター駆動装置55が動作されて、フィルター45の自動塵落しがなされる。
この場合、ステッピングモータ56に所定数の駆動パルスを印加させるので、駆動歯車57とフィルター45の歯車50との噛み合いを介してフィルター45が回転される。それにより、ろ材48の外周側の襞48aが除塵部材61を通過するたびに、これらの襞48aが除塵部材61ではじかれるに伴い、主にろ材48の表面に捕捉されている細かい塵が落される。なお、ろ材48上に捕捉された細塵は、互いに付着し連続した状態、つまり、擬似的には凝集状態にあって、形状的に大きくなっているので、そうした塵がフィルター45から落される。しかも、除塵部材61はフィルター45の下部をはじいてフィルター45の下部に除塵動作を与えるので、それによりろ材48の表面から分離された塵を、直ちに落下させてろ材48の表面に留まらないようにできる。
以上の自動塵落しでは、フィルター45の襞48aを除塵部材61がはじく都度、この除塵部材61が弾性変形を繰り返すので、それに伴う振動が第1のケース部材22、とりわけ、除塵部材61が一体に突設された底壁22cに効果的に波及する。そのため、既述の塵落しに伴いフィルター45から底壁22cに落下した前記擬似的凝集状態の塵は、振動によって底壁22cの傾斜に沿って細塵出口34に向けて移動される。
自動塵落しが行われている状態では電動送風機4が停止しているので、蓋35は細塵出口34から離れていて、この細塵出口34は開かれている。そのため、既述のように振動で移動される細塵は細塵出口34を通って細塵回収部26aに落ちる。
中断された掃除が再開された場合、及び、改めて掃除が開始された場合には、既述のように吸気負圧で細塵出口34が蓋35で閉じられる。この一方で、分離室26を旋回する含塵気流の一部は、流入口26bから細塵回収部26aに流入した後、流出口26cを通って分離室26内を旋回する気流に合流する。こうして細塵回収部26aを流通する空気によって細塵回収部26a内の細塵が回収される。回収された前記擬似的凝集状態の塵は、粗塵等に付着して集塵ケース13内に溜められる。
なお、除塵部材61は、フィルター45の下流側例えば第2のケース部材41に設けて、フィルター45の回転に伴ってこのフィルター45を内周側から例えばはじくなどによる除塵動作を与えて塵落しをするように設けてもよい。又、除塵部材61がフィルター45の外周側又は内周側のいずれに配置されるにせよ、その除塵部材61がろ材48と接触することなくろ材ホルダ47などを例えばはじいて塵落としするようにしてもよい。この場合には、除塵部材61との接触の繰り返しによりろ材48が損傷する恐れを回避できる点で好ましい。
以上のように使用される電気掃除機1が備えるフィルター45は円筒状ではなく、そのろ材48が傾斜されていて、ろ材48の表裏面が既述のように気流通過口29と気流出口43に対向しているので、気流通過口29から吹出された気流の多くは、その吹出し方向に直進して流れ方向を大きく変えることなくろ材48の一部を集中的に通過してろ過される。それにより、気流通過口29から気流出口43に至る気流の損失が抑制される。したがって、吸塵性能を向上できる。
なお、下流側室Bの負圧により、フィルター45の内側の空間を通じて上流側室A内の空気が吸引されるので、気流通過口29から吹出された気流の一部は上流側室Aからろ材48全体を流通する。フィルター45の内側に空間があることにより、フィルター45から電動送風機4の吸気口4aに至るまでの風路が長くなる。これにより、この長い風路において風の流れの曲がりを滑らかにする風路設計がし易くなる。したがって、この点で前記風路での気流の損失が抑制されるので、吸塵性能を向上する上で好ましい。
又、既述のようにフィルター45は、その一端側ほど縮径されているとともに他端側ほど拡径されていて、その縮径された端部を上流側(風上側)に向けて配置されている。これにより、ろ材48が形成した斜めの外側フィルター溝f1の幅は、上流側から下流側に向けて次第に広がっている。そのため、フィルター45の縮径された部位において捕捉された細塵が、ろ材48の傾斜に沿って下流側(風下側)の拡径された部位に移動されることがあっても、こうして移動される細塵が外側フィルター溝f1で圧縮作用を受けることがないので、外側フィルター溝f1に塵が詰まらないようにできる。
更に、外側フィルター溝f1の前端(上流側の端)は開放されていて、その上流側に連続して設けられたリブ板47c相互間の隙間とつながっている。このため、この隙間を通過する気流をリブ板47cで案内して外側フィルター溝f1に円滑に導入させることができる。
又、リブ板47cは、ろ材48の上流側部が接着された骨47aの上流側支持部47a1を支えている。このため、上流側支持部47a1が気流によって動揺することが抑制され、上流側支持部47a1に対するろ材48の接着剥がれが促進されないようにできる。更に、既述の塵落しの際に除塵部材61が襞48aを通過する際に、上流側支持部47a1が動揺することをリブ板47cで抑制するため、襞48aを強く弾くことができ、良好な塵落しができる。
既述のようにフィルター45は、その一端側ほど縮径するとともに他端側ほど拡径している。このため、従来の厚板状プリーツフィルターに比較して、軸方向の長さは大きくなるものの、軸方向から見たフィルターの投影面積を同じとした条件で、格段にろか面積を増加できる。又、従来の円筒状プリーツフィルターに比較して、このフィルターと同じ長さとした条件で、ろ材48の傾斜角度に相応してろ過面積を増加でき、或いは、従来の円筒状プリーツフィルターと同じろ過面積とした条件では、フィルター45の軸方向長さを短くできる。
このようにコンパクトで所定のろ過面積を確保できるフィルター45を備えるため、掃除機本体2のフィルター設置スペースも小さくできる。したがって、このフィルター45は、掃除機本体2の前後方向の長さを短くする上で好適であり、その採用により電気掃除機1の小形化を促進することが可能となる。
又、プリーツフィルターFが有したろ材48に、その展開形状が長方形のものを用いたので、材料取りがよく、コストの低減に貢献できる。その上、展開形状が長方形のろ材48は様々な突出部分がない。そのため、ろ材48をろ材ホルダ47に装着する際の取扱いが容易となる点で好ましい。
本発明は前記一実施形態には制約されない。例えば、前記一実施形態ではプリーツフィルターをその中心軸線が前後方向に延びるように配置して使用したが、中心軸線が上下方向又は斜めに延びるように配置してプリーツフィルターを使用することができる。更に、プリーツフィルターをその内側から支持する場合には、このフィルターを円錐状としてその一端部を閉じた構成とすることが可能である。
本発明の一実施形態の電気掃除機を示す斜視図。 図1の電気掃除機が備える塵分離装置を気流入口側から見て示す斜視図。 図1の電気掃除機が備える塵分離装置を気流出口側から見て示す斜視図。 図1の電気掃除機が備える塵分離装置を、その第2のケース部材、フィルター、及び集塵ケースを外した状態で気流出口側から見て示す斜視図。 図4の状態で塵分離装置を気流出口側から見て示す後面図。 図1の電気掃除機が備える塵分離装置を一部切り欠いて示す斜視図。 図3中F7−F7線に沿って切り欠いた状態の塵分離装置を示す斜視図。 図1の電気掃除機が備える塵分離装置のフィルターを示す斜視図。 図8のフィルターを示す断面図。 図8のフィルターが備えたろ材の展開図。
符号の説明
1…電気掃除機、2…掃除機本体、4…電動送風機、4a…吸気口、11…塵分離装置、12…分離装置本体、13…集塵ケース、21…塵分離ケース、22…第1のケース部材、23…気流入口、29…気流通過口、41…第2のケース部材、43…気流出口、45…フィルター、F…プリーツフィルター、f1…外側フィルター溝、47…ろ材ホルダ、47a…骨、47a1…上流側支持部、47a2…下流側支持部、47a3…渡り部、47b…閉鎖壁、47c…リブ板、48…ろ材、48a,48b…襞

Claims (3)

  1. 電動送風機と、
    この電動送風機の吸気口に連通する気流出口及びこの気流出口より上流側に位置する気流通過口を有して、前記電動送風機の上流側に配置された塵分離ケースと、
    多数の襞を有するろ材を備え、前記襞が延びる方向の一端から他端に向けて大径となり、周方向に隣接する襞間の相互間隔が前記一端から他端に向けて広く形成され、前記襞が延びる方向の前記一端を上流側に位置させるとともに大径となった前記他端を下流側に位置させ、かつ、傾斜された前記ろ材の表裏面を前記気流通過口と気流出口とに対向させて上流側室と下流側室を形成する前記塵分離ケースに回転可能に支持されたプリーツフィルターであって、前記ろ材より大径の歯車を前記他端側の外周に一体に有し、この外周の歯車が前記ろ材の上流側に設けられた前記上流側室及び前記ろ材の下流側に設けられた前記下流側室の外側に配置された前記プリーツフィルターと、
    このプリーツフィルターと前記塵分離ケースとの間に挟まれてシールをする環状の気密シール部材と、
    前記塵分離ケース外に配置され、前記歯車に噛合わされる駆動歯車、及びこの駆動歯車を回転させる電動モータを有し、このモータを前記プリーツフィルターの塵落し時に動作させて前記プリーツフィルターを回転させるフィルター駆動装置と、
    回転される前記プリーツフィルターをはじいて塵落しをする除塵部材と、
    を具備した電気掃除機。
  2. 前記プリーツフィルターのろ材が、山折りされた外周側の襞と谷折りされた内周側の襞とを交互に有し、このろ材の展開形状が長方形である請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記プリーツフィルターが、前記ろ材の上流側端部を支持する上流側支持部と、この上流側支持部と連続するリブ板とを有したろ材ホルダを備え、隣接するリブ板間と前記ろ材の外周側に形成された外側フィルター溝とを連通させた請求項2に記載の電気掃除機。
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