JP3997948B2 - 車両識別コード記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両識別コードを車載電子制御装置に記憶する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両を識別するための規格としてVIN(Vehicle Identification Number)コードがある。VINコードは、車の仕様やオプション、製造工場などを示す文字列について規格化されたものであり、車両を識別するためのユニークなコードである。このVINコードは、車両を構成する様々な部品に記される。これにより、たとえば、車両が解体されたあとでも、部品のVINコードから、その部品がどの車両の部品であったのかを辿ることができる。
【0003】
このVINコードは、エンジンの制御を司るエンジンECU(Electronic Control Uint)にも記される。この場合、通常、VINコードは、車両メーカの車両組み付け工程においてエンジンECUの有するEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリに書き込まれる(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−301572号公報
【特許文献2】
特開2000−185606号公報
【特許文献3】
特開平11−255079号公報
【特許文献4】
特開平5−172702号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
EEPROMは、1バイトごとの書き込みができないものも多い。EEPROMによっては、4バイトや8バイト、あるいは16バイトの単位でしか書き込みができない場合もある。VINコードは17桁の文字列により構成されるため、このEEPROMの書き込み単位が問題となる。
【0006】
8バイト単位でしか書き込みができないEEPROMにVINコードを書き込む場合には、8×3で24バイトのメモリ領域が必要とされる。なぜならば、8バイト単位の書き込み二回では、16バイト分の書き込みしかできない。VINコードは17桁、すなわちそのサイズは通常17バイトである。それゆえ、これを完全にEEPROMに書き込むためには、さらにもう一回の書き込み処理が必要である。結果として、EEPROMのメモリ領域は合計24バイト必要とされる。この際、EEPROMに書き込まれた24バイトのうち、24−17の7バイトは無駄なメモリ消費となる。同様の理由から、16バイト単位でしか書き込みができないEEPROMの場合には、書き込みは二回、メモリ領域は32バイト分が必要とされる。この場合は、32−17で15バイトのメモリ領域が無駄に消費される。
【0007】
また、汎用のEEPROMは読み書きの方式が公開されている。そのため、EEPROMへVINコードをそのまま書き込むと、VINコードの内容を誰でも簡単に読み出すことができる。したがって、盗難されたエンジンECUのVINコードを改竄しやすくなることから、耐盗難性の面で問題が残る。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、不揮発性メモリにVINコードを効率的に記憶させるための技術の提供、にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、車両識別コード記憶装置である。この装置は、車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、書込要求が検出された車両識別コードを、保存用コードに圧縮して符号化する符号化部と、符号化された保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、車両識別コードの読出要求を検出する読出要求検出部と、読出要求に応じて、記憶された保存用コードを、元の車両識別コードに復号する復号部と、復号された車両識別コードを送出する車両識別コード送出部を含むことを特徴とする。
【0010】
「車両識別コード」とはVINコードであってもよい。車両識別コードを保存用コードに圧縮して格納することにより、エンジンECUの不揮発性メモリを節約できる。
【0011】
この装置の符号化部は、車両識別コードのうち、数値を示す桁を抽出し、抽出した桁を並べて得られる数列を、単一の数と見なした上で、保存用コードに圧縮して符号化してもよい。
【0012】
車両識別コードの数値を示す桁(以下、「数値桁」とよぶ)も通常はアスキーコードなどの文字コードとして変換されている。すなわち、車両識別コード中の数値桁は「数」ではなく「数に対応した文字コード」として表されている。この数値桁を文字コードではなくバイナリの数として取り扱うことにより、車両識別コードのサイズを圧縮することができる。抽出する数値桁は車両識別コード中のすべての数値桁であってもよいし、その一部であってもよい。また、抽出する数値桁が車両識別コード中で隣り合うものである必要はない。
【0013】
また、この装置の符号化部は、車両識別コードをバイナリコードに変換し、このバイナリコードに所定の論理演算を施して、保存用コードに圧縮して符号化してもよい。
【0014】
本発明の別の態様は、車両識別コード記憶装置である。この装置は、複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、書込要求の対象となる車両識別コードを符号化し、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、車両識別コードに含まれる文字は、文字を示す符号データに余剰ビットデータを付与した正規データとして符号化部に入力され、符号化部は、余剰ビットデータの少なくとも一部を削除することにより、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成してもよい。
この正規データは複数のビット列を含み、符号化部は、複数のビット列のうち、最上位ビットに位置する余剰ビットデータを削除するとしてもよい。
また、この複数のビット列は、アスキーコードに対応する複数ビットと、アスキーコードに対応する複数ビットに対して最上位ビットとして付与されるビットを含むとしてもよい。
本発明の更に別の態様も、車両識別コード記憶装置である。この装置は、複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、書込要求の対象となる車両識別コードを符号化し、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、車両識別コードに含まれる文字は、所定値以上の16進数に対応するバイナリコードとして表現され、符号化部は、入力されたバイナリコードに対応する16進数から所定値以下の数値を減算し、入力されたバイナリコードよりもビット数の少ない減算後のバイナリコードにより、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成するとしてもよい。
この所定値は、16進数における「30」であるとしてもよい。
本発明の更に別の態様も、車両識別コード記憶装置である。この装置は、複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、書込要求の対象となる車両識別コードを符号化し、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、符号化部は、車両識別コードに含まれる文字列のうち数値を示す複数の桁を抽出し、この複数の桁それぞれに示される数値を並べた数列を一の数と見なし、保存用コードにおいて前記複数の桁分のビット数よりも少ないビット数にて前記一の数を表現することにより、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成してもよい。
車両識別コードには、バイナリコードによって表現される数値が含まれ、符号化部は、入力されたバイナリコードから数値を示すバイナリコードを抽出し、抽出された複数の数値をつなげた数値列を新たに一の10進数とみなし、一の10進数をバイナリコードによって表現することにより、保存用コードを生成してもよい。
本発明の更に別の態様も、車両識別コード記憶装置である。この装置は、複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、書込要求の対象となる車両識別コードを符号化し、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、車両識別コードに含まれる文字は、アスキーコードによって表現されたバイナリコードとして符号化部に入力され、符号化部において、各文字には、アスキーコードよりもサイズの小さな別体系のコードがあらかじめ割り当てられており、符号化部は、入力されたバイナリコードを上記別体系のコードに変換することにより、車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成してもよい。
車両識別コードに含まれる文字は、所定の33種類の文字のうちのいずれかであり、符号化部においては、別体系のコードとして、上記した33種類の文字に0から32の10進数があらかじめ割り当てられていてもよい
符号化部は、前記車両識別コードに含まれる文字に対して、アスキーコードとは異なる6ビットのコードを別体系のコードとして割り当ててもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、エンジンECU100のハードウェアの基本構成を示す図である。エンジンECU100は、入出力インタフェース102、CPU(Central Processing Unit)104、メモリ110を含む。また、メモリ110は、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)114およびEEPROMを含む。メモリ110には、入出力インタフェース102を介して回転センサ、エアフロメータ、水温センサ等による各種外部装置からの検出信号が逐次入力される。CPU104は、これら各種検出信号に基づいてエンジンが最適状態で運転されるようインジェクタによる燃料噴射量やイグナイタによる点火時期を制御する。EEPROM116には車両識別コードとしてのVINコードなどが記憶される。
【0016】
図2は、車両識別コード記憶装置200の機能ブロック図を示す。車両識別コード記憶装置200はエンジンECU100のうち、VINコードを記憶する機能につき、ハードウェア単位ではなく、機能単位でブロック化して表したものである。車両識別コード記憶装置200の各構成要素は、ハードウエアとソフトウエアの任意の組み合わせによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。同図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
【0017】
車両識別コード記憶装置200は、入出力部210、変換部220および保存用コード格納部230を含む。入出力部210は、VINコードの入出力を行うインタフェース機能を担当する。入出力部210は、外部のダイアグノーシススキャンツールなどの機器からVINコードの書き込みや読出し要求を受け付ける。入出力部210は、VINコードの書込処理を担当する書込部212と、読出処理を担当する読出部214を含む。変換部220は、VINコードとこれを圧縮して符号化した保存用コードとを相互に変換する。変換部220は符号化部222と復号部224を含む。符号化部222は、VINコードから保存用コードへの符号化を行う。一方、復号部224は、保存用コードからVINコードへの復号を行う。保存用コード格納部230は保存用コードを格納する。
【0018】
図3はVINコード240の構成を示す。VINコードのタイプは、グローバルVIN、USVINなど複数の種類がある。しかし、いずれの形式も合計17桁のローマ字と数字の混成であり、その大要については同等である。同図のVINコード240はグローバルVIN規格における構成を示す。
【0019】
VINコード240はいくつかに区分することができる。そのうち、WMI(World Manufacturer Identifier)242は、車両の製造業者や車両のタイプを表すための区分である。VDS(Vehicle Descriptor Section)244は、車両の仕様を単一に識別するための区分である。チェックデジット246は、VINコードの読み書き時におけるエラー検出のために設けられる桁である。VIS(Vehicle Indicator Section)248は、同じVDSの車両を識別するために設けられた区分である。VINコードをEEPROMなどの不揮発性メモリに記憶させる場合には、各桁をアスキーコードなどの文字コードに対応させて記憶させる。このとき、各桁のサイズとして1バイトが割り当てられるのが通常である。
【0020】
図4は、VINコード250をEEPROM252に書き込む場合に生じる問題を模式的に示す図である。同図では、EEPROM252は16バイト単位での書き込みに対応している。同図に示すように、EEPROM252は一回の書き込み処理で16バイトまで書き込まれる。この際、VINコード250の17バイト分のうち、1バイト分が書き残される。したがって、VINコード250の残った1バイトをEEPROM252に書き込むために、再び、16バイト分の書き込み処理が行われる。結果として、EEPROM252のメモリ領域は32バイト必要とされることになる。しかし、そのうちの15バイト分のメモリ領域は無駄に消費される。
【0021】
[実施の形態1]
図5は、本実施の形態におけるVINコードの圧縮方式を模式的に示す図である。同図では、VINコード中にローマ字「R」が含まれており、その文字を表すためのビットサイズの圧縮を試みている。通常、アスキーコードは7ビットサイズで文字を表記する(図6参照)。ローマ字「R」のアスキーコードは2進数で表記すると「1010010」である。図2に示したダイアグノーシススキャンツールから、書込部212にVINコードを送信する場合には、各桁のサイズは1バイト、すなわち8ビットに正規化される。この正規化に際し、各桁の最上位のビットには「0」がパディングされる。しかし、この最上位のビットの「0」は、送信時の正規化のために付加されているにすぎない。したがって、符号化部222がこの最上位ビットにパディングされた「0」を削除することにより、VINコードの各桁のサイズは8ビットから7ビットに縮小される。
【0022】
VINコードの各桁のサイズが8ビットである場合には、メモリ領域は17桁×8ビットで136ビット、すなわち17バイトが必要とされる。しかし、各桁のサイズが7ビットとなれば、メモリ領域は17文字×7ビットで119ビット、すなわち15バイト以内しか必要とされなくなる。これによって、書き込みの単位が16バイトであるEEPROMの場合、一回の書き込み処理でVINコードを記憶させることができる。併せて、本実施の形態における処理を行わない場合に比べて、EEPROMのメモリ領域を大幅に節約できる。なお、以下、2進数の数字は「011(2)」、10進数の数字は「3(10)」、16進数の数字は「3(16)」の様に表記するものとする。また、VINコード中の数値桁の様に、数字をキャラクターとして示す場合には、「3(C)」のように表記するものとする。
【0023】
[実施の形態2]
図6は、アスキーコード表である。本実施の形態では、VINコードの各桁を示すアスキーコードに対して、所定の論理演算を施すことにより、VINコードのサイズの圧縮を試みている。これについて図6を用いて説明する。同図によれば、VINコード中に使用される全ての文字は上位ビットが3ビット、下位ビットが4ビットで表される。ここで、VINコード中に使用される文字のアスキーコードはすべて「30(16)」以上の数で表される。したがって、VINコード中の各桁から「30(16)」を一律に減算することにより、各桁のサイズを圧縮することができる。たとえば、数字の「3(C)」を表すアスキーコードは、「33(16)」であるが、ここから「30(16)」を減じると、「0000011(2)」となる。また、「Z(C)」のアスキーコードは、VINコードの桁に使用される文字の中で最大の「5A(16)」である。同じく、ここから「30(16)」を減じると、「0101010(2)」となる。したがって、VINコードの各桁をすべて6ビット以内で表記させることができる。実施の形態1で示した方法と併用すれば、メモリ領域は、17文字×6ビットで102ビット、すなわち13バイト以内しか必要とされなくなるため、さらなる圧縮が可能である。
【0024】
[実施の形態3]
図7は、VINコード中の数値桁を抽出して圧縮する方法を模式的に示す図である。同図では、VINコード中の数値桁から「1(C)」、「2(C)」、「3(C)」を抽出して圧縮を試みている。通常、数値桁の「1(C)」、「2(C)」、「3(C)」もそれぞれ1バイトの文字コードで表される。このため、このままではこの3桁の合計で3文字×8ビットで24ビット、すなわち3バイトのメモリ領域を必要とする。
【0025】
本実施の形態においては、「1(C)」「2(C)」「3(C)」を連結し、「123(10)」という数として表す。「123(10)」は「1111011(2)」である。3桁の10進数を表記するためには、最大10ビットあればよいので、「123(10)」を10ビット表記するならば「0001111011(2)」となる。すなわち、「1(C)」、「2(C)」、「3(C)」を別々に表記していたときには24ビットのサイズが必要であったが、これを10ビットのサイズにまで圧縮することができる。
【0026】
[実施の形態4]
図8は、VINコード中の各桁を独自の変換テーブルに則ってコード化することにより、VINコードを圧縮して符号化する方法を模式的に示す図である。VINコードで使用する文字はローマ字で23文字、数字で10文字の合計33種類である。33種類の文字は6ビット以内で表記可能である。本実施の形態においては、VINコードの各桁を、一般的に使用されるアスキーコードではなく独自に作成した6ビットサイズのコードに対応させる。同図では、これらVINコードに使用される33種類の文字に、「0(10)」から「32(10)」までのコードを一意に割り当てている。たとえば、同図では、「4(C)」に対しては「010001(2)」というコードが割り当てられている。VINコードとこの独自に生成したコードは変換部220を通さなければ符号化や復号ができないようにすれば、EEPROMから直接的にVINコードを読み取ったり、あるいはそれを改竄するのは困難となる。
【0027】
なお、請求項1の読出要求検出部と車両識別コード送出部は、図2の読出部214に対応する。また、請求項1の書込要求検出部は、図2の書込部212に対応する。
【0028】
以上、実施の形態においては、VINコードのサイズを圧縮してEEPROMに書き込むことができる。また、特に実施の形態4で示した様にVINコードをアスキーコードではなく、独自のコード体系で書き込むことにより、EEPROMを直接読みとってもVINコードを簡単に推測しえなくすることができる。すなわち、いわゆる暗号化の効果がある。これにより、耐盗難性が向上する。特に、本実施の形態においてはエンジンECUに読み書き方式が公開されている汎用のEEPROMを使用する場合に効果が大きい。なお、実施の形態1から4に示した方法を組み合わせて使用しても良い。これにより、さらにメモリ領域を節約できる。
【0029】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。以上の実施の形態は例示であり、その様々な変形例もまた本発明の範囲に含まれることは当業者には理解されるところである。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、不揮発性メモリにVINコードを効率的に記憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るエンジンECUのハードウェア構成を模式的に表した図である。
【図2】 車両識別コード記憶装置の機能ブロックを示す図である。
【図3】 グローバルVINコードの構成を示す図である。
【図4】 VINコードをEEPROMに書き込む場合に生じる問題を模式的に示す図である。
【図5】 実施の形態1におけるVINコードのサイズ圧縮方法を示す模式図である。
【図6】 アスキーコード表である。
【図7】 実施の形態3におけるVINコード中の数値桁の圧縮方法を示す模式図である。
【図8】 実施の形態4におけるVINコードの各桁のコード変換方法を示す図である。
【符号の説明】
102 入出力インタフェース、200 車両識別コード記憶装置、210 入出力部、212 書込部、214 読出部、220 変換部、222 符号化部、224 復号部、230 保存用コード格納部。

Claims (10)

  1. 複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、
    前記書込要求の対象となる前記車両識別コードを符号化し、前記車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、
    前記保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、
    前記車両識別コードに含まれる文字は、文字を示す符号データに余剰ビットデータを付与した正規データとして前記符号化部に入力され、
    前記符号化部は、前記余剰ビットデータの少なくとも一部を削除することにより、前記車両識別コードのサイズを圧縮した前記保存用コードを生成することを特徴とする車両識別コード記憶装置。
  2. 前記正規データは複数のビット列を含み、
    前記符号化部は、前記複数のビット列のうち、最上位ビットに位置する余剰ビットデータを削除することを特徴とする請求項1に記載の車両識別コード記憶装置。
  3. 前記複数のビット列は、アスキーコードに対応する複数ビットと、前記アスキーコードに対応する複数ビットに対して前記最上位ビットとして付与されるビットを含むことを特徴とする請求項2に記載の車両識別コード記憶装置。
  4. 複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、
    前記書込要求の対象となる前記車両識別コードを符号化し、前記車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、
    前記保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、
    前記車両識別コードに含まれる文字は、所定値以上の16進数に対応するバイナリコードとして表現され、
    前記符号化部は、入力されたバイナリコードに対応する16進数から前記所定値以下の数値を減算し、前記入力されたバイナリコードよりもビット数の少ない減算後のバイナリコードにより、前記車両識別コードのサイズを圧縮した前記保存用コードを生成することを特徴とする車両識別コード記憶装置。
  5. 前記所定値は、16進数における「30」であることを特徴とする請求項4に記載の車両識別コード記憶装置。
  6. 複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、
    前記書込要求の対象となる前記車両識別コードを符号化し、前記車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、
    前記保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、
    前記符号化部は、前記車両識別コードに含まれる文字列のうち数値を示す複数の桁を抽出し、前記複数の桁それぞれに示される数値を並べた数列を一の数と見なし、前記保存用コードにおいて前記複数の桁分のビット数よりも少ないビット数にて前記一の数を表現することにより、前記車両識別コードのサイズを圧縮した前記保存用コードを生成することを特徴とする車両識別コード記憶装置。
  7. 前記車両識別コードには、バイナリコードによって表現される数値が含まれ、
    前記符号化部は、入力されたバイナリコードから数値を示すバイナリコードを抽出し、抽出された複数の数値をつなげた数値列を新たに一の10進数とみなし、前記一の10進数をバイナリコードによって表現することにより、前記保存用コードを生成することを特徴とする請求項6に記載の車両識別コード記憶装置。
  8. 複数桁の文字列を含む車両識別コードの書込要求を検出する書込要求検出部と、
    前記書込要求の対象となる前記車両識別コードを符号化し、前記車両識別コードのサイズを圧縮した保存用コードを生成する符号化部と、
    前記保存用コードを記憶する保存用コード記憶部と、を含み、
    前記車両識別コードに含まれる文字は、アスキーコードによって表現されたバイナリコードとして前記符号化部に入力され、
    前記符号化部において、各文字には、アスキーコードよりもサイズの小さな別体系のコードがあらかじめ割り当てられており、
    前記符号化部は、前記入力されたバイナリコードを前記別体系のコードに変換することにより、前記車両識別コードのサイズを圧縮した前記保存用コードを生成することを特徴とする車両識別コード記憶装置。
  9. 前記車両識別コードに含まれる文字は、所定の33種類の文字のうちのいずれかであり、
    前記符号化部においては、前記別体系のコードとして、前記33種類の文字に0から32の10進数があらかじめ割り当てられていることを特徴とする請求項8に記載の車両識別コード記憶装置。
  10. 前記符号化部は、前記車両識別コードに含まれる文字に対して、アスキーコードとは異なる6ビットのコードを前記別体系のコードとして割り当てることを特徴とする請求項8に記載の車両識別コード記憶装置。
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