JP3996965B2 - ビデオ信号圧縮符号化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ信号圧縮符号化装置に関し、特に、ディジタルビデオ信号をハイブリッド符号化方式で圧縮する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像符号化装置を使用して画像を高能率に圧縮することにより、1つのチャネルで複数の動画像を伝送したり、あるいは小容量の記憶メディアに多量の画像データを収納したりするなど、画像符号化圧縮技術は様々な分野へ応用されてきている。
【0003】
特に、近年はISO/IEC JTC/SC29/WG11(通称MPEG)などの標準化機関による国際標準が制定され、装置間や応用分野間の互換性が確保されたために、画像符号化技術がより広く一般に普及する傾向にある。
【0004】
前記MPEG勧告による国際標準に採用されて、現在主流の動画像の符号化技術は、空間ー周波数変換符号化に、動き補償フレーム間(またはフィールド間)予測符号化、可変長符号化のようなその他の圧縮符号化を組み合わせたハイブリッド符号化方式である。
【0005】
なお、前記ハイブリッド符号化方式については、株式会社アスキーより出版の「ポイント図解式 最新MPEG教科書」の19頁、137頁ー155頁に詳細に述べられている。
【0006】
前記ハイブリッド符号化方式を採用する場合、より高能率の圧縮を行うためには、予測符号化部で1つの予測だけではなく、複数の予測を並行して行って、それぞれについて予測誤差信号を求め、空間ー周波数変換符号化して、その出力の中で最も効率的に圧縮の可能性はものを選択し、その選択した出力に量子化、符号化処理を適用するようにしている。なお、空間ー周波数変換符号化には、圧縮符号化の分野において周知の離散コサイン変換(DCT)回路が一般に用いられる。
【0007】
例えば、ISO/IEC13818−2に規定される規格(通称MPEG2の規格という)においては、1つの画像を、各領域は所定の大きさをもつマクロブロックと呼ばれる複数の領域に分割し、各マクロブロックをフレーム構造のマクロブロックとフィールド構造のマクロブロックの2種類で表して、それぞれの画素信号について離散コサイン変換を施して、その出力の中のより効率的に圧縮可能なものを選択するようにしている。
【0008】
ところで、MPEG2の規格に従ったビデオ信号圧縮符号化を実行するための具体的装置の作成については、いろいろな提案がなされている。MPEG2の規格を実行するためには、フレーム構造のマクロブロック用のDCT回路と、フィールド構造のマクロブロック用のDCT回路とをそれぞれ独立に設け、それぞれのDCT回路の中でより効率よく圧縮符号化できる方の出力を選択して、その後の符号化処理を施すようにすればよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この構成においては2つのDCT回路が必要となり、装置の構造を簡素化することができない問題があった。
さらにフィールド構造のマクロブロックまたはフレーム構造のマクロブロックをDCT回路により処理すると、通常ジグザクスキャンの順序で処理された一連の画素信号が出力される。
【0010】
このDCT回路の出力信号を後続の符号化回路に与えるとき、その符号化回路での処理の効率を考慮して、画素信号の順序を変更するのが望ましい場合がある。そのため、MPEG2では、DCT回路の出力をオルタネイトスキャンの順序で後続の符号化回路に与えることを可能にすることを勧告している。
【0011】
本発明は、前述の問題点をかんがみ、DCT回路で処理された一連の画素信号を符号化回路での処理の効率を考慮した順序で後続の符号化回路に与えることを可能にした、ビデオ信号圧縮符号化装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のビデオ信号圧縮符号化装置は、入力された一連の画素信号を含むビデオ信号を格納する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に接続されて、前記第1の記憶手段から読みだされた複数の画素信号を入力して、その画素信号を離散コサイン変換して、前記変換された画素信号をジグザグスキャン順に出力する変換手段と、前記変換手段に接続されて、前記変換手段からの出力信号を圧縮、符号化する符号化手段と、前記変換手段と前記符号化手段との間に設けられて、それぞれ前記変換手段からの出力信号を格納する第2、第3の記憶手段と、前記第1の記憶手段に格納された一連の画素信号を、それぞれが所定数の画素信号を含むようにして複数のブロックに分け、各ブロックの一群の画素信号をフレーム構造のブロックに対応する第1モードの所定順序と、前記第1モードと異なり、フィールド構造のブロックに対応する第2モードの所定順序で読みだすように前記第1の記憶手段からの読みだしを制御し、前記第1モードで読みだされた前記一群の画素信号に対応する前記変換手段の出力信号を前記第2の記憶手段に格納し、前記第2モードで読みだされた前記一群の画素信号に対応する前記変換手段の出力信号を前記第3の記憶手段に格納するように、前記第2、第3の記憶手段の書き込みを制御する第1の制御手段と、前記第2、第3の記憶手段の何れか一方に格納されている前記変換手段の一連の出力信号を、前記符号化手段が圧縮、符号化を行う順序でスキャンして読みだして前記符号化手段に与える第2の制御手段とを有し、前記符号化手段は、効率良く符号化処理を行うことができる出力信号が格納されている記憶手段を、前記第2、第3の記憶手段の何れか一方から選択し、前記第2の制御手段は、前記符号化手段によって選択された記憶手段に格納されている出力信号を読みだして前記符号化手段に与えることを特徴とする。
【0018】
また、本発明の他の特徴とするところは、前記第1の制御手段は、前記第1の記憶手段の読みだすべきアドレスを指定するアドレス信号を発生する第1のアドレス信号発生回路と、前記第2、第3の記憶手段の書き込むべきアドレスを指定するアドレス信号を発生する第2のアドレス信号発生回路とを有することを特徴とする。
【0019】
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記第2の制御手段は、前記第2のアドレス信号発生回路の発生するアドレス信号を変換して前記第2、第3の記憶手段の読みだすべきアドレスを指定するアドレス信号を発生するアドレス変換手段を有することを特徴とする。
【0020】
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記変換手段は、離散コサイン変換を行うものであり、DCT回路からなることを特徴とする。
【0021】
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記符号化手段は、MPEG規格に準拠した符号化を行うことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のビデオ信号圧縮符号化装置の実施形態の詳細を図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態のビデオ信号圧縮符号化装置は、第1のアドレス発生回路400、フレームメモリ401、DCT回路402、フレームバッファメモリ403、フィールドバッファメモリ404、第2のアドレス発生回路405、アドレス変換テーブル406、量子化・符号化回路407及び制御回路420によって構成されている。
【0023】
前記フレームメモリ401は、ディジタルビデオ信号を記憶するための記憶手段として設けられているものであり、DCT回路402は離散コサイン変換手段として設けられているものである。また、前記第1のアドレス発生回路400は、入力されたビデオ信号をフレームメモリ401に書き込み/読みだしするためのアドレスを発生させるビデオ信号用アドレス発生手段として設けられているものである。
【0024】
また、第2のアドレス発生回路405は、前記DCT回路402から出力されるフレームDCTデータ、フィールドDCTデータを前記フレームバッファメモリ403、フィールドバッファメモリ404に書き込み/読みだしするためのアドレスを発生させる画像データ用アドレス発生手段として設けられているものである。制御回路420は、後述の第1及び第2のアドレス発生回路がそれぞれアドレス信号を発生するモードを制御するものである。
【0025】
通常、ビデオ信号は動画像をインターレース走査して得られ、奇数ラインの走査で得られる一つのフィールド画像と、偶数ラインの走査で得られる一つのフィールド画像とで1つのフレーム画像が構成される。
【0026】
例えば、ビデオ信号の1フレーム画像が横352×縦288の画素からなるとした場合、フレームメモリ401は、少なくとも前記352×288の画素にそれぞれ対応する、個々にアドレス可能な記憶領域をもち、入力されたビデオ信号の少なくとも1フレーム分が記憶される。352×288の1フレームの画素は前述の如く、複数のマクロブロックに分割される。各マクロブロックは、例えば16×16の画素を含んでいる。
【0027】
フレームメモリ401に記憶された画素信号は、1マクロブロック毎に読みだされて処理される。この場合、1マクロブロックに含まれる16×16の画素信号群は、前述のフレーム構造のマクロブロックに対応する順序(第1モード)と、フィールド構造のマクロブロックに対応する順序(第2モード)の2つのモードで読みだされ、それぞれDCT回路402に与えられて離散コサイン変換される。
【0028】
なお、フレームメモリ401より読みだされたフレーム(またはフィールド)構造のマクロブロックの画素信号群をDCT回路402に与える前に、動き補償フレーム間(またはフィールド間)予測符号化処理を行うようにしてもよい。
【0029】
第1モードと第2モードの具体的な読みだし順序は、MPEG2の規格では、次のように決められている。すなわち、図4に示すように、1マクロブロック500は8つの奇数ライン(ハッチングしたライン)と8つの偶数ライン(ハッチングのないライン)とを含み、各ラインは16の画素を含んでいる。インターレース走査では、奇数ラインと偶数ラインとが交互に走査される。
【0030】
第1モードの読みだしでは、図5に示すように、1マクロブロック500を図5の(a),(b),(c),(d)に示すように、4つのサブブロック501〜504の4つに分割して、4つのサブブロックは(a),(b),(c),(d)の順序、各サブブロックの中の画素信号はラスタースキャン順(上のラインから順に下のライン、各ラインの中では左から右の順)に読みだされる。なお、各サブブロックは8×8の画素を含み、サブブロック501、502、503、504は、マクロブロック500の左上、右上、左下、右下にそれぞれ相当する。
【0031】
一方、第2モードの読みだしでは、図6の(a),(b),(c),(d)に示すように、1マクロブロックを4つのサブブロック601〜604に分割している。この場合、各サブブロック601〜604の中の画素信号の読みだし順序は第1モードの読みだし順序と同じである。但し、第2モードでは、サブブロック601〜604は、図6の(a),(b),(c),(d)に示すように、各サブブロック601、602、603、604は、それぞれマクロブロック500の左半分の奇数ラインのみ、マクロブロック500の右半分の奇数ラインのみ、マクロブロックの左半分の偶数ラインのみ、マクロブロック500の右半分の偶数ラインのみにそれぞれ相当する。
【0032】
図1に戻って、フレームメモリ401より第1モードで読みだされた1マクロブロックの画素信号群はDCT回路402で、離散コサイン変換され、その出力信号はフレームバッファメモリ403に格納される。また、フレームメモリ401より第2モードで読みだされた1マクロブロックの画素信号群はDCT回路402で、離散コサイン変換され、その出力信号はフィールドバッファメモリ404に格納される。
【0033】
前記フレームバッファメモリ403及びフィールドバッファメモリ404は、それぞれフレーム構造のマクロブロックの画素信号群、及びフィールド構造のマクロブロックの画素信号群を処理して得られるDCT回路402の出力信号を一時的に記憶するものである。バッファメモリ403、404は、おのおの2つのメモリバンク403a,403b又は404a,404bを有している。
【0034】
各メモリバンク403a,403b及び404a,404bは、少なくとも16×16の記憶領域をもった2重バッファ構造に形成され、一方のメモリバンクに新しいデータを書き込むとき、他方のメモリバンクから前に書き込まれたデータを読みだすようにしている。
【0035】
前述の如く、フレームメモリ401からの読みだしは、フレーム構造のマクロブロックの画像信号は第1モードで読みだされ、フィールド構造のマクロブロックの画像信号は第2モードで読みだされるが、いずれの場合も、各サブブロックについてはラスタースキャンの順に読みだされてDCT回路402に与えられる。DCT回路402は、入力された信号を処理して各サブブロックについて、DCT係数と呼ばれる各サブブロックの周波数成分のエネルギーをジグザグスキャン順に出力する。
【0036】
フレーム構造のマクロブロックを処理して得られるDCT回路402の出力であるフレームDCTデータは、フレームバッファメモリ403のメモリバンク403a,403bの中の書込状態にある方のメモリバンクに書き込まれる。
【0037】
一方、フィールド構造のマクロブロックの画像信号を処理して得られるDCT回路402の出力であるフィールドDCTデータは、フィールドバッファメモリ404のメモリバンク404a,404bの中の書込状態にある方のメモリバンクに書き込まれる。
【0038】
これらのフレームDCTデータ及びフィールドDCTデータの各画素信号を書き込むべく、バッファメモリ403、404のメモリバンク及び書込みアドレスは、制御回路420の制御によって第2のアドレス発生回路405から発生されるライトイネーブル信号、及び書込アドレス信号によって指定される。
【0039】
このとき、DCT回路402の出力であるDCT係数は、各サブブロックについてジグザグスキャンの順で出力されるので、第2のアドレス発生回路405より出力される書込みアドレス信号を、DCT係数の発生に同期して1だけインクリメントすることにより、ジグザグスキャン順で書き込まれる。
【0040】
前記バッファメモリ403、404の読みだし側のメモリバンクに対しては、制御回路420の制御により第2のアドレス発生回路405で発生するリードイネーブル信号(好ましくは前記ライトイネーブル信号の論理反転信号である)が与えられる。各バッファメモリの一方のメモリバンクにライトイネーブル信号が与えられているときは、他方のメモリバンクにはリードイネーブル信号が与えられる。
【0041】
なお、各バッファメモリ403、404に与えられるライトイネーブル信号とリードイネーブル信号とは、フレームメモリ401から1マクロブロックの画素信号が第1モード、第2モードで読みだされ、DCT回路402で処理される毎に反転する。
【0042】
量子化・符号化回路407は、フレームバッファメモリ403に記憶されたフレームDCTデータと、フィールドバッファメモリ404に記憶されたフィールドDCTとのいずれかが、より効率的に処理できるかを判定して、より効率的なDCTデータの記憶されたバッファメモリを示すDCT選択信号422を発生して、バッファメモリ403、404に与える。
【0043】
これにより、DCT選択信号422により、より効率的と判定されたバッファメモリの、リードイネーブル信号の与えられているメモリバンクに記憶されているDCTデータが読みだされて、量子化・符号化回路407に与えられる。これは、選択されなかったバッファメモリのリードイネーブル信号をノンアクティブにすることで実現される。
【0044】
前記メモリバンクの読みだしアドレスは、第2のアドレス発生回路405から供給されるアドレスがそのまま用いられる場合は、書き込み順と同じ読みだし順になるので、この場合はジグザグスキャン順で読みだされる。
【0045】
また、ジグザグスキャン順以外の読みだしを指定する場合は、アドレス変換テーブル406を介して変換したリードアドレスをバッファメモリ403、404の読みだし側メモリバンクに供給するようにする。
【0046】
前記アドレス変換テーブル406は、制御回路420より他のスキャン方式を選択する信号がスキャン方式選択端子406aに入力され、例えばオルタネイトスキャン順が指示されると、第2のアドレス発生回路405から入力されるアドレス(結果的に、読みだし順はジグザグスキャンになる)をオルタネイトスキャン順に変換して出力する。
【0047】
こうして選択されたDCTデータは、オルタネイトスキャン順(図1中、符号410で示す)で量子化・符号化回路407に入力され、量子化及び符号化されて、ビデオ符号化情報が生成される。なお、ここではオルタネイトスキャンへの変換を例に挙げているが、アドレス変換テーブル406を書き換えることにより、いかなるスキャン順への変換も可能である。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、1マクロブロックの画素信号群をフレーム構造のマクロブロックに対応した順序と、フィールド構造のマクロブロックに対応した順序で読みだし、それぞれをDCT回路で処理して得られるDCT回路の一群の出力信号を別個の第1、第2の記憶手段に格納し、第1、第2の記憶手段の選択された1つから、それに格納されているDCT回路の出力信号群を読みだすときのスキャンする順序を符号化回路での処理の効率を考慮して制御することにより、前記出力信号群がDCT回路から出力されたときの順序と異なる順序で読みだすことが可能である。これにより、MPEG2の勧告によるオルタネイトスキャンによる処理も容易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるビデオ信号圧縮符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ジグザグスキャンのスキャン順序を示す図である。
【図3】オルタネイトスキャンのスキャン順序を示す図である。
【図4】画素信号のマクロブロックフレーム構造配列と、マクロブロックフィールド構造配列を説明するための図である。
【図5】画素信号のマクロブロックフレーム構造配列と、マクロブロックフィールド構造配列を説明するための図である。
【図6】画素信号のマクロブロックフレーム構造配列と、マクロブロックフィールド構造配列を説明するための図である。
【符号の説明】
301 フレームメモリ
302 第1のDCT回路
303 第2のDCT回路
304 マルチプレクサ
305 量子化・符号化回路
400 第1のアドレス発生回路
401 フレームメモリ
402 DCT回路
403 フレームバッファメモリ
404 フィールドバッファメモリ
405 第2のアドレス発生回路
406 アドレス変換テーブル
407 量子化・符号化回路
420 制御回路
Claims (5)
- 入力された一連の画素信号を含むビデオ信号を格納する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に接続されて、前記第1の記憶手段から読みだされた複数の画素信号を入力して、その画素信号を離散コサイン変換して、前記変換された画素信号をジグザグスキャン順に出力する変換手段と、
前記変換手段に接続されて、前記変換手段からの出力信号を圧縮、符号化する符号化手段と、
前記変換手段と前記符号化手段との間に設けられて、それぞれ前記変換手段からの出力信号を格納する第2、第3の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に格納された一連の画素信号を、それぞれが所定数の画素信号を含むようにして複数のブロックに分け、各ブロックの一群の画素信号をフレーム構造のブロックに対応する第1モードの所定順序と、前記第1モードと異なり、フィールド構造のブロックに対応する第2モードの所定順序で読みだすように前記第1の記憶手段からの読みだしを制御し、前記第1モードで読みだされた前記一群の画素信号に対応する前記変換手段の出力信号を前記第2の記憶手段に格納し、前記第2モードで読みだされた前記一群の画素信号に対応する前記変換手段の出力信号を前記第3の記憶手段に格納するように、前記第2、第3の記憶手段の書き込みを制御する第1の制御手段と、
前記第2、第3の記憶手段の何れか一方に格納されている前記変換手段の一連の出力信号を、前記符号化手段が圧縮、符号化を行う順序でスキャンして読みだして前記符号化手段に与える第2の制御手段とを有し、
前記符号化手段は、効率良く符号化処理を行うことができる出力信号が格納されている記憶手段を、前記第2、第3の記憶手段の何れか一方から選択し、
前記第2の制御手段は、前記符号化手段によって選択された記憶手段に格納されている出力信号を読みだして前記符号化手段に与えることを特徴とするビデオ信号圧縮符号化装置。 - 前記第1の制御手段は、前記第1の記憶手段の読みだすべきアドレスを指定するアドレス信号を発生する第1のアドレス信号発生回路と、前記第2、第3の記憶手段の書き込むべきアドレスを指定するアドレス信号を発生する第2のアドレス信号発生回路とを有することを特徴とする請求項1に記載のビデオ信号圧縮符号化装置。
- 前記第2の制御手段は、前記第2のアドレス信号発生回路の発生するアドレス信号を変換して前記第2、第3の記憶手段の読みだすべきアドレスを指定するアドレス信号を発生するアドレス変換手段を有することを特徴とする請求項2に記載のビデオ信号圧縮符号化装置。
- 前記変換手段は、離散コサイン変換を行うものであり、DCT回路からなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のビデオ信号圧縮符号化装置。
- 前記符号化手段は、MPEG規格に準拠した符号化を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のビデオ信号圧縮符号化装置。
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JPH09168151A JPH09168151A (ja) | 1997-06-24 |
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JP28916896A Expired - Lifetime JP3996965B2 (ja) | 1995-10-11 | 1996-10-11 | ビデオ信号圧縮符号化装置 |
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- 1996-10-11 JP JP28916896A patent/JP3996965B2/ja not_active Expired - Lifetime
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