JP3996741B2 - 柵横梁支持金具及び柵の横梁支持方法 - Google Patents

柵横梁支持金具及び柵の横梁支持方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立設された支柱とその間に横梁を設けた柵の支持金具及びそれを用いた横梁支持方法に関するものであり、とりわけ積雪量の多い場所において好適に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば積雪時において支柱間に設置された横梁が積雪荷重により変形することが考えられる場合、横梁を径の大きいものに変更したり、横梁が管状体であればその肉厚を大きくしたりして荷重の増加の対策としていた。
【0003】
また、既設のものに積雪荷重への対策を施す場合、支持金具を用いる方法がとられることもあり、その場合積雪時に最もモーメントのかかる横梁のほぼ中央部付近と地表面との間に架台や支持具を設けて、いわゆる下支えをする方法が用いられる。従来の架台や支持具は溶接やボルト等の締結手段により横梁に固定する方法がとられることが多く、またその高さは固定式のものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの架台や支持具を取り付けるには、横梁が荷重や振動等により位置がずれたときに、横梁の下から外れないように横梁を受ける部分の両側に横梁下端の地上高より高い部分を設ける必要がある。かような架台や支持具の取り付けの際には横梁を一旦取り外す手間を要する。
【0005】
また、多くが固定式であることから、一旦取り付けてしまうと横梁を受ける部分の地上高の調節ができず、基礎が脆弱な箇所に設置すると、例えば基礎が沈んだ場合、架台や支持具と横梁との間に隙間が生じ、横梁の下支えとしての機能を果たせなくなる恐れがある。
【0006】
また、横梁が勾配のある箇所に設けられている場合、勾配が変化すると横梁と地上高との高さが変化することから、その高さに合わせて架台や支持具を作成する必要があり、加工の手間がかかることは当然のことながら、納期も長くなるという難点があった。
【0007】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、取付時に横梁を取り外す必要がなく、また基礎が脆弱な箇所に設置してもその機能を失うことなく、更には勾配のある箇所にも容易に設置可能である柵横梁支持金具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、ベースと、ベースの上面から立設され高さ調節手段を有するシャフトと、シャフトの上端に取り付けられた横梁支持具とからなり、ベースが地表面に設置され、地表面より立設された2本の支柱間に地表面と間隔をおいて設けられた柵の横梁を、前記横梁支持具により支持するようになされた柵横梁支持金具であって、前記ベースを平板状に形成し、且つこの平板状のベースが地表面に設置されると共に、そのベースと横梁支持具との間に設けられたシャフトが高さ調整手段を有することで、取り付けの際には、高さ調整手段により横梁支持具を横梁下端より下方に下げ、横梁の下部に移動させた後、横梁の下部に移動させた後、横梁支持具を横梁の下端を下支えできる高さまで上げることで、横梁を取り外すことなく、横梁支持具の設置が可能であることを特徴とするものである。
【0009】
ベースが地表面に設置され、そのベースと横梁支持具との間に設けられたシャフトが高さ調節手段を有することで、取付の際には高さ調節手段により横梁支持具を横梁下端より下方に下げ、横梁の下部に移動させた後、横梁支持具を横梁の下端を下支えできる高さにまで上げることで、横梁を取り外すことなく横梁支持具が設置可能である。また基礎が脆弱な箇所に設置した場合でも高さ調節手段により横梁支持具の高さが自在に調節できることから、基礎と地表面との距離の変化に対応可能である。また勾配がある場所に設置する際にも、高さ調節手段により高さを調節できることで、勾配に合わせた地上高に各々横梁支持具を用意する必要がなく対応可能とできる。
【0010】
本発明に関わるシャフトが有する高さ調節手段は、ボルト・ナット構造、ターンバックル等を用いてよい。
【0011】
横梁支持具は、上方に開口した略コ字の断面形状を有し、該略コ字の部位上に断面円形の横梁が支持されるものであってもよい。
【0012】
シャフトは、2本以上設けられていることが好ましい。シャフトを複数本数設けることで横梁支持具を安定して支えることができ、且つ横梁支持金具を勾配に対応させることが容易となる。
【0013】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の柵横梁支持金具は、複数の横梁を有する縦格子柵の最下段横梁を支持するものであってもよい。かような方法を用いることで、上方の横梁からの積雪荷重、雪の沈降力は縦格子を経て最下段横梁に集中する荷重を支持することができ、横梁の変形が起こる恐れを小さくできる。
【0014】
また横梁支持具は、支柱間の中央付近に設置されることが好ましい。前記の如く、荷重による横梁が受ける曲げモーメントは中央付近が最大となり、その箇所の負担を軽減することで、支持具としての効果は最大限に発揮される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は本発明の実施の一形態であり、縦格子柵の下段横梁に、本発明に係わる柵横梁支持金具を設置した状態を示すものである。縦格子柵10は2本の支柱101間に上段横梁102、縦格子103、下段横梁104を設けて構成されている。支柱101間に積雪した場合、上段横梁102が受ける積雪荷重及び沈降力は、縦格子103を通じて下段横梁104に伝播される。下段横梁104はそれ自体が受けるものと、上段横梁102に由来する積雪荷重及び沈降力を受けることで、特に中央付近にモーメントがかかることで変形する恐れがある。本実施形態において、柵横梁支持金具1はベース11、シャフト12及び横梁支持具13により構成され、下段横梁104の中央付近を横梁支持具により下支えすることで、前記の如き下段横梁101にかかるモーメントを軽減する。
【0016】
図2は勾配を有する斜面に縦格子柵が設置され、その縦格子柵に柵横梁支持金具が取り付けられている状態を示すものである。斜面上に直立して設置された2本の支柱101間の下段横梁104の下部に柵横梁支持金具1が設けられ、柵横梁支持金具1のベース11は滑り落ちを防止するために平面上に設置されているが、2本のシャフト12a及び12bはそれぞれ高さ調節手段により異なる高さとされて横梁支持具13を下段横梁104に沿わせるようになされている。
【0017】
図3は本発明の実施の一形態であり、本発明に係わる柵横梁支持金具を示すものである。柵横梁支持金具1は平板上のベース11、2本のシャフト12及び略コ字型の横梁支持具13から構成されている。シャフト12は、ねじ部を有する上部シャフト121及びナット123が横梁支持具13及びベース11に溶接されており、その間のねじシャフト122を回転させることでねじシャフト122が上方シャフト121及びナット123から出入りすることでシャフト12自体の高さを調節することができる。
【0018】
【発明の効果】
ベースが地表面に設置され、そのベースと横梁支持具との間に設けられたシャフトが高さ調節手段を有することで、取付の際には高さ調節手段により横梁支持具を横梁下端より下方に下げ、横梁の下部に移動させた後、横梁支持具を横梁の下端を下支えできる高さにまで上げることで、横梁を取り外すことなく横梁支持具が設置可能である。また基礎が脆弱な箇所に設置した場合でも高さ調節手段により横梁支持具の高さが自在に調節できることから、基礎と地表面との距離の変化に対応可能である。また勾配がある場所に設置する際にも、高さ調節手段により高さを調節できることで、勾配に合わせた地上高に各々横梁支持具を用意する必要がなく対応可能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施の一形態を示すものである。
【図2】本発明に係わる実施の一形態を示すものである。
【図3】本発明に係わる実施の一形態を示すものである。
【符号の説明】
1 柵横梁支持金具
11 ベース
12 シャフト
12a、12b シャフト
121 上部シャフト
122 ねじシャフト
123 ナット
13 横梁支持具
10 縦格子柵
101 支柱
102 上部横梁
103 縦格子
104 下段横梁

Claims (5)

  1. ベースと、ベースの上面から立設され高さ調節手段を有するシャフトと、シャフトの上端に取り付けられた横梁支持具とからなり、ベースが地表面に設置され、地表面より立設された2本の支柱間に地表面と間隔をおいて設けられた柵の横梁を、前記横梁支持具により支持するようになされた柵横梁支持金具であって、前記ベースを平板状に形成し、且つこの平板状のベースが地表面に設置されると共に、そのベースと横梁支持具との間に設けられたシャフトが高さ調整手段を有することで、取り付けの際には、高さ調整手段により横梁支持具を横梁下端より下方に下げ、横梁の下部に移動させた後、横梁の下部に移動させた後、横梁支持具を横梁の下端を下支えできる高さまで上げることで、横梁を取り外すことなく、横梁支持具の設置が可能であることを特徴とする柵横梁支持金具。
  2. 横梁支持具は、上方に開口した略コ字の断面形状を有し、該略コ字の部位上に断面円形の横梁が支持されることを特徴とする請求項1に記載の柵横梁支持金具。
  3. シャフトは、2本以上設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の柵横梁支持金具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の柵横梁支持金具を用いて、複数の横梁を有する縦格子柵の最下段横梁を支持することを特徴とする柵の横梁支持方法。
  5. 横梁支持具は、支柱間の中央付近に設置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の柵の横梁支持方法。
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