JP3995855B2 - 長尺浮遊物の揚収方法および揚収装置 - Google Patents

長尺浮遊物の揚収方法および揚収装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば魚雷等の長尺浮遊物を揚収する方法および揚収装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
艦船から訓練のため発射された魚雷やミサイル等の長尺浮遊物は、海上に浮かび、再使用のため艦船に揚収される。
【0003】
従来、魚雷の艦船への揚収は、以下の手順で行われる。
(1)本船を魚雷に近づける。
(2)ダイバーの作業により控索を魚雷の前後に連結する。
(3)控索を介して魚雷を船体のそばに引き寄せる。
(4)ダイバーの作業により空気袋式リフタを水没した魚雷の尾部に連結する。
(5)空気袋式リフタにボンベのエアを送って膨らませ、魚雷の尾部を海面近くまで上昇させ、魚雷を水平状態に保つ。
(6)ダイバーの作業により一対の吊り上げ金物を魚雷の途中に巻き付ける。
(7)本船から吊り上げスリングを降下し、この吊り上げスリングに各吊り上げ金物に連結する。
(8)本船のクレーンあるいはホイストにより魚雷を船上に吊り上げる。
(9)魚雷に連結される控索を増やし、魚雷の揺れを抑えながら船上に降ろす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の揚収方法にあっては、控索や空気袋式リフタや吊り上げ金物を魚雷に連結するのに、6、7人程度のダイバーによる潜水作業が必要であり、荒天時にはこの潜水作業が難しいという問題点があった。
【0005】
また、船上で吊り上げられた魚雷の揺れを抑えるのに20人程度の乗員が必要であり、荒天時には魚雷を船上に降ろす作業が難しいという問題点があった。
【0006】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ダイバーによる潜水作業等を不要にする長尺浮遊物の揚収方法および揚収装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、長尺浮遊物の揚収方法において、遠隔操作によって長尺浮遊物を固縛するストロングバックと、ストロングバックをロープを介して水中に吊り下げる浮体ブイとを用い、このストロングバックは円弧状に湾曲したスリングワイヤを有し、遠隔操作によってこのスリングワイヤを緊張させて長尺浮遊物を固縛するものであり、ストロングバックに設けられた加圧空気を貯留するガスボンベと、ガスボンベから空気圧室に導かれる加圧空気によって長尺浮遊物に向けて突出するピストンと、遠隔操作によってガスボンベの加圧空気を空気圧室に供給する撃針ユニットとを用い、この撃針ユニットに設けられた軸方向に移動してガスボンベを開くプランジャと、プランジャを軸方向に付勢するスプリングと、プランジャの移動を係止するアーミングワイヤとを用い、アーミングワイヤを引き抜くことによってスプリングの付勢力でプランジャがガスボンベを開く構成とし、プランジャの移動を係止する安全針を用い、本船のデッキクレーンから延びる吊り索にストロングバックを連結し、ボートに乗った作業者によってストロングバックを垂直になった状態で浮かぶ長尺浮遊物に嵌めて沈ませロープの長さによってストロングバックの位置決めを行い、ストロングバックによって固縛された長尺浮遊物をデッキクレーンを介して本船上に揚収することを特徴とするものとした。
【0009】
の発明は、長尺浮遊物の揚収装置において、遠隔操作によって長尺浮遊物を固縛するストロングバックと、ストロングバックをロープを介して水中に吊り下げる浮体ブイとを備え、このストロングバックは円弧状に湾曲したスリングワイヤを有し、遠隔操作によってこのスリングワイヤを緊張させて長尺浮遊物を固縛するものであり、ストロングバックに設けられた加圧空気を貯留するガスボンベと、ガスボンベから空気圧室に導かれる加圧空気によって長尺浮遊物に向けて突出するピストンと、遠隔操作によってガスボンベの加圧空気を空気圧室に供給する撃針ユニットとを備え、この撃針ユニットに設けられた軸方向に移動してガスボンベを開くプランジャと、プランジャを軸方向に付勢するスプリングと、プランジャの移動を係止するアーミングワイヤとを備え、アーミングワイヤを引き抜くことによってスプリングの付勢力でプランジャがガスボンベを開く構成とし、プランジャの移動を係止する安全針を備え、本船のデッキクレーンから延びる吊り索にストロングバックを連結し、ボートに乗った作業者によってストロングバックを垂直になった状態で浮かぶ長尺浮遊物に嵌めて沈ませ、ロープの長さによってストロングバックの位置決めを行い、ストロングバックによって固縛された長尺浮遊物をデッキクレーンを介して本船上に揚収することを特徴とするものとした。
【0010】
の発明は、第の発明において、ストロングバックに設けられた加圧空気を貯留するガスボンベと、ガスボンベから空気圧室に導かれる加圧空気によって長尺浮遊物に向けて突出するピストンと、遠隔操作によってガスボンベの加圧空気を空気圧室に供給する撃針ユニットとを備えことを特徴とするものとした。
【0014】
【発明の作用および効果】
第1、第の発明によると、ボートに乗った作業者によってストロングバックを長尺浮遊物に嵌め、遠隔操作によりストロングバックによって長尺浮遊物を固縛し、デッキクレーンによりストロングバックを介して長尺浮遊物を吊り上げて本船上に揚収する。
【0015】
このようにして、ダイバーによる潜水作業を不要にし、揚収作業の安全性を高められる。
【0016】
また、デッキクレーンとストロングバックを結ぶ吊り索の長さを短くすることにより、本船上で長尺浮遊物の揺れを抑える作業が容易になる。
【0017】
そして、浮体ブイはストロングバックをロープを介して水中に吊り下げ、ロープの長さによってストロングバックの位置決めが行われる。このため、ダイバーによる潜水作業を不要になる。
【0018】
そして、遠隔操作によって撃針ユニットが作動すると、ガスボンベの加圧空気を空気圧室に供給され、空気圧力によってピストンが長尺浮遊物に押し付けられて長尺浮遊物を固縛する。
【0019】
そして、アーミングワイヤを引き抜くことによってスプリングの付勢力でプランジャがガスボンベが開かれる。
【0020】
そして、ストロングバックを水中に沈める直前に安全針を引き抜くことにより、それまでの作業時に誤ってアーミングワイヤが抜けてもプランジャが作動することを防止できる。
【0021】
の発明によると、デッキクレーンに吊り上げられた長尺浮遊物はスタビライザを介してその揺れが抑えられることにより、本船上に長尺浮遊物を降ろす作業が容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0023】
図1には、本発明を適用した艦船を示しており、船体1にはデッキクレーン2が設置される。デッキクレーン2は中折れ式のアーム3が船体1に対して旋回可能に支持され、アーム3の先端から吊り索(ワイヤロープ)4が延び、ウィンチ6を介して吊り索4の巻き取りと繰り出しが行われる。デッキクレーン2は吊り索4の負荷張力が無くても吊り索4を繰り出せる。
【0024】
吊り索4の先端には魚雷(長尺浮遊物)10を固縛するためのストロングバック5が連結される。ストロングバック5は魚雷10に嵌められた状態で遠隔操作により魚雷10の外周面を固縛するものである。
【0025】
図2に示すように、環状のストロングバック5はアルミ合金製の本体11に円弧状に湾曲したステンレス製スリングワイヤ20の両端20L,20Rがボルト13を介して締結される。ストロングバック5はその非固縛状態で魚雷10の外周面に対して隙間を持つ。
【0026】
本体11には空気圧室19に導かれる空気圧によって突出するピストン13を備え、ピストン13の突出端に魚雷10の外周面に当接可能とするシュー12が複数のボルト14を介して締結される。ストロングバック5は、図2に2点鎖線で示すように、ピストン13が空気圧によって突出することにより、シュー12が魚雷10の外周面に押し付けられ、スリングワイヤ20を緊張させて魚雷10を固縛する。
【0027】
本体11にはピストン13を摺動可能に嵌合させる穴15が形成される。穴15の開口端にはブラケット16が複数のボルト(図示せず)を介して締結される。ピストン13とブラケット16の間にはシールリング17,18を介して空気圧室19が画成される。ブラケット16には吊り索4の先端4Tがボルト23を介して回動可能に締結される。
【0028】
図3に示すように、本体11には加圧された窒素ガスを貯留するガスボンベ24を備えるとともに、遠隔操作によってガスボンベ24の窒素ガスを空気圧室19に供給する弁手段として撃針ユニット25等を備える。
【0029】
本体11には穴15に対して略直交して接続する通孔21が形成され、通孔21を挟んでガスボンベ24と撃針ユニット25が対向するように取り付けられる。本体11にはガスボンベ24を収装する円筒ハウジング31が螺合して取り付けられるとともに、撃針ユニット25を収装する円筒ハウジング32が螺合して取り付けられる。本体11と各円筒ハウジング31,32の間にはシールリング35,36がそれぞれ介装され、空気圧室19を密封している。
【0030】
円筒ハウジング32の端面に穴33が形成され、穴33にプランジャ26が摺動可能に嵌挿される。プランジャ26の先端に撃針27が一体形成されており、撃針27が軸方向に移動してガスボンベ24の口に設けられた図示しない栓体(ラプチャーディスク)を破壊することにより、ガスボンベ24の窒素ガスが空気圧室19に供給される。穴33とプランジャ26の間にはシールリング34が介装され、空気圧室19を密封している。
【0031】
円筒ハウジング32の開口端にはスリーブ41が螺合して取り付けられ、スリーブ41内にプランジャ26が摺動可能に嵌挿される。プランジャ26とスリーブ41の間にはコイル状のスプリング42が圧縮して介装される。スプリング42はプランジャ26をガスボンベ24に向けて付勢している。
【0032】
スリーブ41とプランジャ26の間には、アーミングワイヤ43と安全針44がそれぞれ介装され、プランジャ26の移動を係止している。アーミングワイヤ43と安全針44が共に抜き取られることにより、プランジャ26がスプリング42の付勢力によって発射する。
【0033】
図4に示すように、スリーブ41にはアーミングワイヤ43を挿通させる穴45が形成され、プランジャ26にはアーミングワイヤ43に係合する環状溝28が形成される。アーミングワイヤ43の一端に形成されたリング部43Sには本船1から延びるアーミングライン50が連結され、アーミングライン50を介してアーミングワイヤ43が引き抜かれるようになっている。
【0034】
図5に示すように、スリーブ41には安全針44を挿通させる一対の穴46,47が形成され、プランジャ26には安全針44に係合する環状溝29が形成される。ストロングバック5を海中に沈める直前に安全針44を引き抜くことにより、それまでの作業時に誤ってアーミングワイヤ43が抜けてもプランジャ26が作動することを防止できる。
【0035】
本体11には通孔21の開口端を閉塞するエア抜きバルブ22が取り付けられる。エア抜きバルブ22を介して空気圧室19の圧力が逃がされることにより、ピストン13を介してシュー12が魚雷10から離れることが可能となり、ストロングバック5による魚雷10の固縛が解除される。
【0036】
図1に示すように、ストロングバック5にはロープ51を介して浮体ブイ52が連結される。魚雷10は垂直になった状態で浮かび、ストロングバック5を魚雷10に嵌めた状態で沈ませると、浮体ブイ52とロープ51を介してストロングバック5の位置決めが行われる。
【0037】
デッキクレーン2のアーム3の先端には吊り上げられた魚雷10の揺れを抑えるスタビライザ7が取り付けられる。図6に示すように、スタビライザ7はアルミパイプ等を半円筒状に組み付けて形成され、その表面がゴム材によって被覆される。デッキクレーン2の吊り索4はスタビライザ7の間を通される。
【0038】
以上のように構成されて、魚雷10の本船1への揚収は、以下の手順で行われる。
(1)本船1を魚雷に近づける。
(2)デッキクレーン2を海上に延ばし、吊り索4を繰り出し、吊り索4の端部に連結されたストロングバック5を海上に運ぶ。このとき、アーム3の折れ角を調節してデッキクレーン2から延びる吊り索4の長さを最短にし、吊り索4にねじれが生じることを抑える。
(3)ゴム浮体付きボート55を海上に浮かべ、ボート55に乗った作業者によってストロングバック5から安全針44を引き抜き、ストロングバック5を魚雷10に嵌めて沈ませる。すると、浮体ブイ52はロープ51を介してストロングバック5を支持し、ロープ51の長さに応じて魚雷10に対するストロングバック5の位置決めが行われる。
(4)アーミングライン50を介してアーミングワイヤ43をストロングバック5から引き抜く。これにより、撃針ユニット25のスプリング42の付勢力によって軸方向に移動し、撃針27がガスボンベ24の栓体を破壊する。すると、ガスボンベ24内の窒素ガスが空気圧室19に供給され、ピストン13が空気圧によって突出することにより、シュー12が魚雷10の外周面に押し付けられ、スリングワイヤ20を緊張させて魚雷10を固縛する。
(5)デッキクレーン2を作動させて魚雷10を本船1上に吊り上げ、本船1のデッキ上に降ろす。
【0039】
このようにして、ダイバーによる潜水作業を不要にし、魚雷10の揚収作業を安全に行える。
【0040】
また、デッキクレーン2とストロングバック5を結ぶ吊り索4の長さを短くすることにより、本船1上で魚雷10の揺れを抑える作業が容易になる。
【0041】
そして、魚雷10を本船1のデッキ上に降ろす際に、控索9等を介して魚雷10がスタビライザ7に沿って当接する位置まで吊り上げられることにより、魚雷10の揺れが抑えられる。このため、少ない人数で本船1のデッキ上に魚雷10を降ろすことが可能となる。
【0042】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す本船等の正面図。
【図2】同じくストロングバックの断面図。
【図3】同じく図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】同じく図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】同じく図3のC−C線に沿う断面図。
【図6】同じくスタビライザの斜視図。
【符号の説明】
1 本船
2 デッキクレーン
4 吊り索
5 ストロングバック
7 スタビライザ
10 魚雷
11 本体
12 シュー
13 ピストン
19 空気圧室
24 ガスボンベ
25 撃針ユニット
26 プランジャ
42 スプリング
43 アーミングワイヤ
44 安全針
50 アーミングライン
51 ロープ
52 浮体ブイ
55 ボート

Claims (3)

  1. 遠隔操作によって長尺浮遊物を固縛するストロングバックと、ストロングバックをロープを介して水中に吊り下げる浮体ブイとを用い、このストロングバックは円弧状に湾曲したスリングワイヤを有し、遠隔操作によってこのスリングワイヤを緊張させて長尺浮遊物を固縛するものであり、前記ストロングバックに設けられた加圧空気を貯留するガスボンベと、前記ガスボンベから空気圧室に導かれる加圧空気によって前記長尺浮遊物に向けて突出するピストンと、遠隔操作によって前記ガスボンベの加圧空気を空気圧室に供給する撃針ユニットとを用い、この撃針ユニットに設けられた軸方向に移動して前記ガスボンベを開くプランジャと、前記プランジャを軸方向に付勢するスプリングと、前記プランジャの移動を係止するアーミングワイヤとを用い、前記アーミングワイヤを引き抜くことによって前記スプリングの付勢力で前記プランジャが前記ガスボンベを開く構成とし、前記プランジャの移動を係止する安全針を用い、本船のデッキクレーンから延びる吊り索に前記ストロングバックを連結し、ボートに乗った作業者によって前記ストロングバックを垂直になった状態で浮かぶ長尺浮遊物に嵌めて沈ませ前記ロープの長さによって前記ストロングバックの位置決めを行い、前記ストロングバックによって固縛された長尺浮遊物をデッキクレーンを介して本船上に揚収することを特徴とする長尺浮遊物の揚収方法。
  2. 遠隔操作によって長尺浮遊物を固縛するストロングバックと、ストロングバックをロープを介して水中に吊り下げる浮体ブイとを備え、このストロングバックは円弧状に湾曲したスリングワイヤを有し、遠隔操作によってこのスリングワイヤを緊張させて長尺浮遊物を固縛するものであり、前記ストロングバックに設けられた加圧空気を貯留するガスボンベと、前記ガスボンベから空気圧室に導かれる加圧空気によって前記長尺浮遊物に向けて突出するピストンと、遠隔操作によって前記ガスボンベの加圧空気を空気圧室に供給する撃針ユニットとを備え、この撃針ユニットに設けられた軸方向に移動して前記ガスボンベを開くプランジャと、前記プランジャを軸方向に付勢するスプリングと、前記プランジャの移動を係止するアーミングワイヤとを備え、前記アーミングワイヤを引き抜くことによって前記スプリングの付勢力で前記プランジャが前記ガスボンベを開く構成とし、前記プランジャの移動を係止する安全針を備え、本船のデッキクレーンから延びる吊り索に前記ストロングバックを連結し、ボートに乗った作業者によって前記ストロングバックを垂直になった状態で浮かぶ長尺浮遊物に嵌めて沈ませ、前記ロープの長さによって前記ストロングバックの位置決めを行い、前記ストロングバックによって固縛された長尺浮遊物をデッキクレーンを介して本船上に揚収することを特徴とする長尺浮遊物の揚収装置。
  3. 前記デッキクレーンに吊り上げられた前記長尺浮遊物を当接させてその揺れを抑えるスタビライザを備えたことを特徴とする請求項に記載の長尺浮遊物の揚収装置。
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