JP3995240B2 - Hot melt composition - Google Patents

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はホットメルト組成物に関するものであり、詳しくはシール性、耐熱老化性などの性能に優れ、かつ加熱下において長期間使用されたのちにおいても剥離性を持つホットメルト組成物に関する。
【0002】
【特許文献1】
特開平10−182204
【従来の技術】
従来から、電気、自動車、建築等各産業分野において、防塵、防水の目的で、各種のシール材、例えば、シリコーン樹脂系、ウレタン樹脂系、ポリサルファイド樹脂系などのシール材が様々な部分に使用されてきた。 また近年、住宅においては熱効率改善のため高気密、高断熱化が進み、それに用いられる住宅用部材も高度な気密性を求められている等防塵・防水のシールを必要とする分野は拡大の一途にある。 更に、高温に曝される場所、例えば電気炉、ボイラー等の周辺機器、自動車のエンジン周辺に装備される各種機器の部品などにおいては、より高度の耐熱性、耐熱劣化性、耐久性などが求められるようになている。
【0003】
例えば、自動車のエンジンルームでは耐熱性として120℃で長期間の気密性が求められている。このような高温下で使用された場合には、シール材の劣化が激しく、いわゆるヘタリが生じたり、フローしてしまい形状を保持できずシール漏れとなる、抗張力が低下してシール性が損なわれる、などの問題が生じていた。
【0004】
また、シリコーン樹脂系、ウレタン樹脂系、ブチルゴム系、ポリサルファイド系などの反応性固化型シール材はかなりのシール性、耐熱性、耐熱劣化性などを持つものの、シール後に所定の性能を発現するまでに長時間を要するために組立・塗布した部品、機器などを所定時間養生させる必要があつた。このため、工程・加工時間が長くなり、余分の加工場所が必要になるなどの課題が残されていた。
【0005】
これらの反応硬化型シール材では、塗布すると共に反応が進行してしまい粘着性が消失するため、複数の部品や機器などを組み立てる場合に、1部品に予めシール材を塗布しておき、他の部品と組み立てることなどの工程を採用することはできなかった。
【0006】
更に、これらのシール材や従来のホットメルト型シール材では、組立機器、組立部品などの接続部に塗布乃至充填させたものは容易に剥離が出来ず、組立が不具合な場合や、機器、部品として使用された後の解体ができなかった。このため、使用済みのものを廃棄処理する際に組立機器や組立部品等を各部品毎に解体することができないため、個別に解体して部品として再利用したり、資源として回収することができないなどの課題が残されていた。
【0007】
天然ゴムおよび合成ゴム系の成形パッキン等の使用は解体性には問題ないものの、その成形には各々の形状に従った高価な金型が必要であることや60〜80℃の使用においては圧縮永久歪みが大きく、長期にわたり気密性を保持することは困難であった。また、その施工においては、自動化は困難であり、人手に頼った施工、組立方法となり、手間取るため生産性に問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来のホットメルト型シール材の欠点であつた、耐熱性、耐熱劣化性を改良するとともに、各種組立部品の組立時の不具合発生時や各種機器が加熱された条件下において長期間に亘り使用された後においても剥離して、接合されていた構造物や部品などの解体を容易にできることを可能とするホットメルト組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、鋭意研究開発した結果、水添パラフィンオイル、高分子量スチレン系ブロックコポリマーおよびポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂および粘着付与樹脂並びに特定の老化防止剤を必須成分としたホットメルト組成物により、所定の目的を達成することができた。
【0010】
水添パラフィン系プロセスオイルは軟化、粘度調整、動粘度、流動点等を確保するために配合されるもので、流動点が−20〜−5℃、粘度指数が100以上、100℃における動粘度が5〜35mmのものが適合している。 水添パラフィン系プロセスオイルの全体に対する配合量は40〜80重量部が、硬さ、粘度、流動性などの点から適している。40重量部以下では配合物が硬くなり粘度がたかくなりすぎ適さない、一方80重量部以上ではオイルブリート量が大きくなり好ましくない。
【0011】
高分子量スチレン系ブロックコポリマーとしては、平均分子量が10000〜500000のスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)ブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ブロック共重合体、スチレン−エチレン−1ブテン−スチレン(SEBS)ブロック共重合体、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン(SEPS)ブロック共重合体、ポリ(α−メチル−スチレン)−ポリブタジエン−ポリ(α−メチル−スチレン)、ポリ(α−メチル−スチレン)−ポリイソプレン−ポリ(α−メチル−スチレン)、並びにこれらの水素添加変性物、例えばポリ(α−メチル−スチレン)−ポリ(エチレン−1ブテン)−ポリ(α−メチル−スチレン)、ポリ(α−メチル−スチレン)−ポリ(エチレン−プロピレン)−ポリ(α−メチル−スチレン)がある。市販品としてはシェル化学社製のクレイトンG1650、クラレ社製のセプトン2043等がある。
【0012】
高分子量スチレン系ブロックポリマーの配合量は、全体に対して5〜30重量部の範囲で好適に選択することができる。5重量部以下は配合物にゴム弾性が得られないため適さない。また30重量部以上では溶融粘度が高くなりすぎるため適さない。
【0013】
ポリフェニレンエーテル樹脂は公知のものを用いることができ、例えばポリ(2,6−ジメチル−1,4フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4フェニレンエーテル)、ポリ(2,6ジフェニル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−フェニレン−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4フェニレンエーテル)などや、2,6−ジメチルフェノールと1価のフェノール類との共重合体の如きポリフェニレンエーテル共重合体も用いることが出来る。また、変性ポリフェニレンエーテル樹脂とは該ポリフェニレンエーテル樹脂に加工性、その他の理由で、スチレン樹脂、ナイロン樹脂等をブレンドしたもので、市販品では旭化成製のザイロン500H等がある。
【0014】
ポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂を添加する目的は、接着性の無いポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂が高分子量スチレン系ブロックコポリマーのスチレン相に相溶することにより、高温時のスチレン相の被着材に対するヌレ性を低下させ、剥離性を付与すると共に、スチレン系ブロックコポリマーの耐熱性を決定しているスチレン相の軟化する温度を上昇させ、耐熱性を付与するためである。従って、添加するポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂の熱変形温度若しくはガラス転移点が、スチレンのガラス転移温度である90〜100℃を上回っていれば耐熱性付与の目的を達せられる。 しかし、本発明の目的である80℃の耐熱性を少ない添加量で容易に得るためには、120℃以上であることが望ましく、さらに80℃以上の耐熱性を要望される場合は、150℃以上のものを使用することにより、少ない添加量で容易に剥離性及び耐熱性を得ることができる。また、市販品のポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂は熱変形温度120℃以上のタイプが比較的容易に入手できる。 また、配合量は、配合物全体に対し0.5〜10重量部の範囲で好適に選択することができる。0.5重量部以下では熱変形温度若しくはガラス転移点が200℃以上でも所望する耐熱性は得られないと同時に各基材との剥離性が著しく低下し、10重量部を越えると配合物の軟化点が高くなり過ぎ溶融させて使用する目的にそぐわない
【0015】
上記の他に数平均分子量Mnが10万未満のスチレン系ブロックコポリマー、例えばスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)ブロック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)ブロック共重合体、スチレン−エチレン−1ブテン−スチレン(SEBS)ブロック共重合体、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン(SEPS)ブロック共重合体、ポリ(α−メチル−スチレン)−ポリブタジエン−ポリ(α−メチル−スチレン)、ポリ(α−メチル−スチレン)−ポリイソプレン−ポリ(α−メチル−スチレン)、並びにこれらの水素添加変性物、例えばポリ(α−メチル−スチレン)−ポリ(エチレン−1ブテン)−ポリ(α−メチル−スチレン)、ポリ(α−メチル−スチレン)−ポリ(エチレン−プロピレン)−ポリ(α−メチル−スチレン)その他ブチル系合成ゴム、エチレン−プロピレン系ゴム、アクリルゴム、ポリエステルエラストマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリアミド樹脂などの熱可塑性エラストマー単独もしくは混合物などを必要に応じて適宜配合することが出来る。
【0016】
また、その他に粘着付与樹脂としてテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、ロジンおよび水添ロジン樹脂、石油樹脂および水添石油樹脂が単独もしくは混合物として用いられる。
また、充填材としてはタルク、クレー、シリカ、炭酸カルシウム、酸化チタンなど塗料、接着剤に使用する一般的な充填材が用いられる。更にホットメルトの粘度調整としてオレフィン系やパラフィン系などのワックスなどが適宜配合される。
【0017】
酸化防止剤としては、銅系酸化防止剤、銅塩系酸化防止剤、ハロゲン化銅系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、ヒンダートアミン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、ラクトン系酸化防止剤、芳香族アミン、キレート化剤からなる金属不活性化剤等から選ばれるものが使用され、好ましくはフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダートアミン系酸化防止剤の組み合わせの使用が粘度保持率、抗張力保持率、解体性の性能の点から望ましい。
【0018】
フェノール系酸化防止剤として、2,6−ジ−t−ブチルフェノール誘導体、2−メチル−6−t−ブチルフェノール誘導体、オクタデシル3(3、5−ジブチル−4−ビトロキシフェニル)プロピオネート、4,4−ブチリデン−ビス(6―t―ブチル−m−クレゾール)、ペンタエリスリチル・テトラキス{3−(3、 5―ジ―t―ブチル―4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート}、2{1−(2―ヒドロキシ―3、5―ジ−t−ペンチルフェニル)−エチル}−4、6ジ−t−ペンチルフェニルアクリレートなどがある。
【0019】
リン系酸化防止剤としては、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトラビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニルホスファイト、ドステアリルペンタンエリスリトールジホスファイト、リン酸2水素ナトリュウム、リン酸1水素2ナトリュウムなとが挙げられる。
【0020】
イオウ系酸化防止剤としては、3,3−チオビスプロピオン酸ジドデシルエステル、3,3−チオビスプロピオン酸ジオクタデシルエステル、ペンタエリスリトールテトラキス−(3−ラウリルプロピオネート)などが挙げられる。
【0021】
ヒンダートアミン系酸化防止剤としてはビス(2、2、6、6―テトラメチルー4―ピペリジル)セバケート、ビス(1、2、2、6、6―ペンタメチルー4―ピペリジル)セバケート、1、2、3、4―テトラキス(2、2、6、6)テトラメチルー4ーピペリジルオキシカルボニル)ブタン、コハク酸ジメチルー1―(2―ヒドロキシルエチル)―4―ヒドロキシ―2、2、6、6―テトラメチルピペリジン重縮合体、1―(3、5、―ジーt―ブチルー4―ヒドロキシフェニル)―1、1―ビス(2、2、6、6―テトラメチルー4―ピペリジルオキシカルボニル)ペンタン、N、N―ビス(3―アミノプロピル)エチレンジアミン、4―ベンゾイルオキシー2、2、6、6―テトラメチルピペリジン、ビス(オクチロンー2、2、6、6―テトラメチルー4―ピペリジル)セバケートなどが挙げられる。これらは単独で使用されてもよいが、併用されても構わない。
【0022】
これらの熱老化防止剤は、抗張力保持率、粘度保持率、引っ張り伸び率の保持率などの性能は、これらの混合系で使用することにより得られやすいことが確認されている。
【0023】
なお、中空フィラーが以下の目的で配合されてもよい。
中空フィラーは充填性、軽量化、流動性の調整などと併せ沈下防止のために適時、配合されるもので、使用される具体例として、平均粒子径が100μm以下、見かけ比重が1.0以下のガラスマイクロバルーン、パーライト、シリカバルーン、アルミナバルーン、カーボンバルーン、アルミノシリケートバルーンなどが挙げられるが、これらの中では、シリカバルーンが入手性、コスト面などの点で好ましい。
平均粒子径が100μm以上では外観が悪くなるため適合しなくなる。また、見かけ比重が1.0以上ではフィラーが溶融時に沈下する傾向があり適さない。
【0024】
本発明のホットメルト組成物の製造方法は上記各配合成分をバンバリーミキサー、加熱ニーダー、1軸ないし2軸エクストルーダーなどで混練りすることにより得られる。
【0025】
本発明になるホットメルト組成物の適用される例として、電気炉、焼却炉、加熱処理炉に装備される機器・装置、自動車のエンジン周辺の機器類、家庭用湯沸かし器、浴室釜など高温に曝される装置や場所に装備される組立部品、組立装置などのシール材用として好適である。
【0026】
本発明になるホットメルト組成物を部品などの接続部に塗布する方法を例として述べれば、部品組立後に接続部の空隙等にシール塗布する方法のほか、部品の組立前に一方の部品の組み付け部の周縁に塗布しておき、他の部品をホツトメルト組成物が塗布された周縁に当接させて接続させる方法などが採用できる。
従って、各種製品の組立工場において塗布する加工手順のほか、他の工場で1部品に塗布したものを搬入し、他の部品を塗布した部分に当接させて組み立てる加工手順も採用できる。
【0027】
本発明になるホットメルト組成物の塗布にはハンドガンタイプ、ブロック溶融タイプ、バルクタイプおよびフォームタイプが使用でき、市販品としてはノードソン製のバルクメルターBM−505や同社製のフォームメルトアプリケーターFM−151などがある。
【0028】
また、工場等で加工部材を大量に生産する場合、ホットメルト組成物の塗布装置のヘッド部分を産業用ロボットなどに取付れば、複雑な形状のものに対してもスピーディーに塗布可能で、大幅な生産効率の向上が期待できる。
【0029】
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
【実施例】
実施例1
本発明で使用するホットメルト組成物を次のように製造した。なお、重量部を部として記載する。 水添パラフィン系プロセスオイルとして、水添パラフィン系プロセスオイル(出光石油(株) ダイアナプロセスオイル PW-90/ 流動点−15℃、粘度指数108、100℃おける動粘度11.25mm)60部、数平均分子量Mnが10万以上の高分子量スチレン系ブロックコポリマーとしてセプトン4055((株)クラレ)を10部、変性ポリフェニレンエーテル樹脂としてザイロン500H(旭化成工業(株)製)を5部、粘着付与剤として水添石油樹脂のエスコレッツECR235E(トーネクス社製)を10部、中空フィラーとして粒径20〜80μmのガラス質のプラスバブルスK−37(スリーエム社製)10部、熱老化防止剤としてフェノール系酸化防止剤のスミライザーGA-80(住友化学工業(株)製 CAS−NO90498−90−1/3,9−bis[2−〔 3−(3−tert−butyl−4−hydoroxy−5−methylphenyl)propionyloxy〕−1、1−dimethylethyl]−2、4、8、10−tetraoxaspiro[5・5]undecaneを2部、リン系酸化防止剤のイルガフォス168(チバガイギー製 CAS−NO31570−04−4/tris(2、4−di−tert−butylphenyl)phosphide)2部、ヒンダートアミン系酸化防止剤のアデカスタブLA−57(旭電化工業(株)製 CAS NO64022−61−3/tetrakis(2、2、6、6−tetramethyl−4−piperidinyl)1、2、3、4−butanetetracarboxylate)を1部各々配合し、シグマブレイド型ニーダーで加熱混合して実施例1のホットメルト組成物とした。
【0030】
実施例2
実施例1において、熱老化防止剤としてフェノール系酸化防止剤のスミライザーGA−80(住友化学工業(株)製 CAS−NO90498−90−1/実施例1に記載)を2部、リン系酸化防剤のイルガフォス168(チバガイギー製 CAS−NO317570−04−4/実施例1に記載)2部、ヒンダートアミン系酸化防止剤のアデカスタブLA−63(旭電化工業(株)製 CAS-NO101357−36−2/1、2、3、4−butanetetracarboxylic acid、polymer with 2、2−bis(hydroxymethyl)−1、3−propanediol and 3−hydroxy −2、2−dimetylproanal 1、2、2、6、6−pentamethyl−4−piperidinyl ester 9CI)を1部各々配合する以外は全て同一として、シグマブレイド型ニーダーで加熱混合して実施例2のホットメルト組成物とした。
【0031】
実施例3
実施例1において、熱老化防止剤としてフェノール系酸化防止剤のスミライザーGA-80(住友化学工業(株)社製 CAS-NO 27676−62−6/実施例1に記載)を1部、リン系酸化防剤のイルガフォス168(チバガイギー製 CAS-NO31570−04−4/実施例1に記載)2部、ヒンダートアミン系酸化防止剤のアデカスタブ LA−63P(旭電化工業(株)社製 CAS−NO101357−36−2)1部並びにアデカスタブCDA−1(旭電化工業(株)製 CAS-NO36411−52−6/3−salicyamido−1h−1、2、4−triazole)を1部各々配合する以外は全て同一として、シグマブレイド型ニーダーで加熱混合して実施例3のホットメルト組成物とした。
【0032】
比較例1
実施例1において、熱老化防止剤としてフェノール系酸化防止剤のスミライザーGA-80(住友化学工業(株)製 CAS−NO90498−90−1/実施例1に記載)を2.5部、リン系酸化防剤のイルガフォス168(チバガイギー製 CAS−NO31570−04−4/実施例1に記載)2部各々配合する以外は全て同一として、シグマブレイド型ニーダーで加熱混合して比較例1のホットメルト組成物とした。
【0033】
比較例
実施例1において、熱老化防止剤としてヒンダートフェノール系酸化防止剤のイルガノックス1010(チバガイギー社製 CAS-NO6683−19−8/pentaerythritol tetraxys[3、(3、5di−tert −butyl−4hydoryphenyl)propionate)を2.5部、リン系酸化防剤のイルガフォス168(チバガイギー製 CAS-NO 31570−04−4/実施例1に記載)2.5部各々配合する以外は全て同一として、シグマブレイド型ニーダーで加熱混合して比較例のホットメルト組成物とした。
【0034】
【表1】

Figure 0003995240
【0035】
前記の実施例、比較例の物性評価は以下の方法によって行った。
1.抗張力保持率
トメルト組成物を型内で成形した成型物(幅10mm、厚み2mm、
長さ50mm)を150℃に2週間置したのち、インストロン万能試
験機でチャック間距離20mm、クロスヘッドスピード500mm/分
で引っ張り、破断時の抗張力を測定し、熱履歴前の抗張力と比較して、
抗張力保持率を測定する。
2.粘度保持率
トメルト組成物100gを200mlのスチール缶に入れ、
230℃雰囲気気で3日間置したのち、溶融粘度を測定する。熱履歴
前粘度と比較して粘度保持率を測定する。
3.解体性
直径27mm、高さ20mmの円柱状に成形したホットメルト成形物の
高さ方向を厚み10mmのポリプロピレン樹脂板とポリカーボネート樹
脂板の間に挟み、厚み10mmまで圧縮した状態で保持したまま、10
0℃乾燥機中で30日間放置したのち、圧縮状態を開放し、ポリプロピ
レン樹脂板とポリカーボネート樹脂板とホトメルト成形物が容易に解
体できるかどうか観察する。容易に解体できた場合を○、解体できない
場合を×とした。
【0036】
【発明の効果】
本発明になるホットメルト組成物は高温化に置かれたのちも、粘度保持率、抗張力保持率が高く保たれ劣化することがないため、電気分野、自動車分野、その他加熱装置、熱処理装置などの分野に使用される種々の装置や部品の組み立て部、接合部などのシール材として使用された場合に長期間安定したシール性能、接合性能などを保持することができる。 また、これらの各種の組み立て装置、部品などが高温下で長期間使用されたものが修理される場合や、あるいは廃棄あるいは資源リサイクルされる場合において、これらの接合部、シール部等における解体性に優れるため、各部材、部品ごとに容易に解体して修理したり廃棄あるいは資源リサイクルをすることできるようになた。このため解体が難しかった此れまでに比較して利便性を著しく向上することができた。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a hot melt composition, and more particularly to a hot melt composition that is excellent in performance such as sealing properties and heat aging resistance and has releasability even after being used for a long time under heating.
[0002]
[Patent Document 1]
JP-A-10-182204
[Prior art]
Conventionally, various types of sealing materials such as silicone resin, urethane resin, polysulfide resin, etc. have been used in various parts for the purpose of dust prevention and waterproofing in various industrial fields such as electricity, automobiles and construction. I came. In recent years, housing has become more air-tight and heat-insulating to improve thermal efficiency, and the use of dust- and water-proof seals has been expanding. It is in. Furthermore, in places exposed to high temperatures, for example, peripheral equipment such as electric furnaces and boilers, and parts of various equipment equipped around automobile engines, higher heat resistance, heat deterioration resistance, durability, etc. are required. and Tsu name to be.
[0003]
For example, an automobile engine room is required to have long-term airtightness at 120 ° C. as heat resistance. When used at such a high temperature, the seal material is severely deteriorated, so-called sag occurs or flows, and the shape cannot be maintained and seal leakage occurs. The tensile strength is lowered and the sealing performance is impaired. , Etc. had occurred.
[0004]
In addition, reactive solidified sealing materials such as silicone resin, urethane resin, butyl rubber, polysulfide, etc. have considerable sealing properties, heat resistance, heat deterioration resistance, etc. Because it takes a long time, it was necessary to cure the assembled and applied parts and equipment for a predetermined time. For this reason, the process and processing time became long and the subject that an extra processing place was needed was left.
[0005]
In these reaction-curing type sealing materials, since the reaction proceeds and the adhesiveness disappears when applied, when assembling a plurality of parts or devices, a sealing material is applied to one part in advance. Processes such as assembling with parts could not be adopted.
[0006]
Furthermore, with these sealing materials and conventional hot melt type sealing materials, those applied or filled in the connecting parts of assembly equipment, assembly parts, etc. cannot be easily peeled off, and if the assembly is defective or equipment, parts It was not possible to dismantle after being used. For this reason, when disposing of used items, assembly equipment, assembly parts, etc. cannot be disassembled for each part, so they cannot be disassembled individually and reused as parts or recovered as resources. Etc. remained.
[0007]
The use of natural rubber and synthetic rubber-based molding packing is not a problem in dismantling, but the molding requires an expensive mold according to each shape and is compressed when used at 60-80 ° C. The permanent set is large, and it has been difficult to maintain hermeticity for a long time. Moreover, in the construction, it is difficult to automate, and it is a construction and assembling method that relies on manpower.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is to improve the heat resistance and heat deterioration resistance, which is a drawback of the conventional hot-melt type sealing material, and to heat up various devices during assembly of various assembly parts and various devices. Another object of the present invention is to provide a hot melt composition that can be peeled off even after being used for a long period of time under the above-mentioned conditions to easily disassemble a structure or a part that has been joined.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
As a result of earnest research and development to solve the above problems, hydrogenated paraffin oil, high molecular weight styrenic block copolymer and polyphenylene ether resin or modified polyphenylene ether resin and tackifier resin and specific anti-aging agent are essential components. With the hot melt composition, a predetermined purpose could be achieved.
[0010]
Hydrogenated paraffinic process oil is blended to ensure softening, viscosity adjustment, kinematic viscosity, pour point, etc., pour point is -20 to -5 ° C, viscosity index is 100 or more, kinematic viscosity at 100 ° C. 5 to 35 mm 2 / s is suitable. The blending amount of the hydrogenated paraffinic process oil is preferably 40 to 80 parts by weight from the viewpoint of hardness, viscosity, fluidity and the like. If it is 40 parts by weight or less, the composition becomes hard and the viscosity is too high, which is not suitable. On the other hand, if it is 80 parts by weight or more, the amount of oil blits becomes large.
[0011]
High molecular weight styrene block copolymers include styrene-isoprene-styrene (SIS) block copolymers, styrene-butadiene-styrene (SBS) block copolymers having an average molecular weight of 10,000 to 500,000, and styrene-ethylene-1 butene-styrene. (SEBS) block copolymer, styrene-ethylene-propylene-styrene (SEPS) block copolymer, poly (α-methyl-styrene) -polybutadiene-poly (α-methyl-styrene), poly (α-methyl-styrene) ) -Polyisoprene-poly (α-methyl-styrene), as well as hydrogenated modifications thereof, such as poly (α-methyl-styrene) -poly (ethylene-1butene) -poly (α-methyl-styrene), poly (Α-methyl-styrene) -poly (ethylene-propylene) - there - (styrene α- methyl) poly. Commercially available products include Clayton G1650 manufactured by Shell Chemical Co., and Septon 2043 manufactured by Kuraray Co., Ltd.
[0012]
The compounding quantity of a high molecular weight styrene-type block polymer can be selected suitably in the range of 5-30 weight part with respect to the whole. 5 parts by weight or less is not suitable because rubber elasticity cannot be obtained in the blend. On the other hand, if it is 30 parts by weight or more, the melt viscosity becomes too high, which is not suitable.
[0013]
Known polyphenylene ether resins can be used, such as poly (2,6-dimethyl-1,4 phenylene ether), poly (2-methyl-6-ethyl-1,4 phenylene ether), poly (2, 6-diphenyl-1,4-phenylene ether), poly (2-methyl-6-phenylene-1,4-phenylene ether), poly (2,6-dichloro-1,4-phenylene ether), 2,6- Polyphenylene ether copolymers such as copolymers of dimethylphenol and monohydric phenols can also be used. The modified polyphenylene ether resin is a product obtained by blending styrene resin, nylon resin or the like with the polyphenylene ether resin for workability or other reasons, and commercially available products include XYLON 500H manufactured by Asahi Kasei.
[0014]
The purpose of adding the polyphenylene ether resin or the modified polyphenylene ether resin is that the non-adhesive polyphenylene ether resin or modified polyphenylene ether resin is compatible with the styrene phase of the high molecular weight styrene block copolymer so that the styrene phase is coated at a high temperature. This is to reduce the wettability with respect to the dressing material and to impart releasability, to increase the temperature at which the styrene phase that determines the heat resistance of the styrene block copolymer is softened, and to impart heat resistance. Therefore, if the heat distortion temperature or glass transition point of the polyphenylene ether resin or modified polyphenylene ether resin to be added is higher than 90 to 100 ° C. which is the glass transition temperature of styrene, the purpose of imparting heat resistance can be achieved. However, in order to easily obtain the heat resistance of 80 ° C., which is the object of the present invention, with a small addition amount, it is desirable that the temperature is 120 ° C. or higher, and if heat resistance of 80 ° C. or higher is desired, 150 ° C. By using the above, it is possible to easily obtain peelability and heat resistance with a small addition amount. In addition, commercially available polyphenylene ether resins or modified polyphenylene ether resins can be relatively easily obtained in a type having a heat distortion temperature of 120 ° C. or higher. Moreover, a compounding quantity can be suitably selected in the range of 0.5-10 weight part with respect to the whole compounding agent. If it is 0.5 parts by weight or less, the desired heat resistance cannot be obtained even if the heat distortion temperature or glass transition point is 200 ° C. or more, and at the same time, the peelability from each substrate is remarkably reduced. The softening point becomes too high and it is not suitable for the purpose of melting and using.
[0015]
In addition to the above, styrene block copolymers having a number average molecular weight Mn of less than 100,000, such as styrene-isoprene-styrene (SIS) block copolymers, styrene-butadiene-styrene (SBS) block copolymers, styrene-ethylene-1 Butene-styrene (SEBS) block copolymer, styrene-ethylene-propylene-styrene (SEPS) block copolymer, poly (α-methyl-styrene) -polybutadiene-poly (α-methyl-styrene), poly (α- Methyl-styrene) -polyisoprene-poly (α-methyl-styrene), as well as hydrogenated modifications thereof, such as poly (α-methyl-styrene) -poly (ethylene-1butene) -poly (α-methyl-styrene) ), Poly (α-methyl-styrene) -poly (ethylene-propylene) -poly α-methyl-styrene) other butyl synthetic rubber, ethylene-propylene rubber, acrylic rubber, polyester elastomer, ethylene-vinyl acetate copolymer, ionomer resin, ethylene-acrylic acid copolymer, polyamide resin, etc. A single substance or a mixture can be appropriately blended as necessary.
[0016]
In addition, terpene resin, terpene phenol resin, rosin and hydrogenated rosin resin, petroleum resin and hydrogenated petroleum resin may be used alone or as a mixture as tackifier resins.
As the filler, general fillers used for paints and adhesives such as talc, clay, silica, calcium carbonate, and titanium oxide are used. Furthermore, an olefinic or paraffinic wax or the like is appropriately blended for adjusting the viscosity of the hot melt.
[0017]
Antioxidants include copper-based antioxidants, copper salt-based antioxidants, copper halide-based antioxidants, phosphorus-based antioxidants, phenol-based antioxidants, hindered amine-based antioxidants, sulfur-based antioxidants Those selected from an inhibitor, a lactone antioxidant, an aromatic amine, a metal deactivator comprising a chelating agent, etc. are used, preferably a phenol antioxidant, a phosphorus antioxidant, a hindered amine Use of a combination of antioxidants is desirable from the viewpoint of viscosity retention rate, tensile strength retention rate, and dismantling performance.
[0018]
As phenolic antioxidants, 2,6-di-t-butylphenol derivatives, 2-methyl-6-t-butylphenol derivatives, octadecyl 3 (3,5-dibutyl-4-bitoxyphenyl) propionate, 4,4- Butylidene-bis (6-t-butyl-m-cresol), pentaerythrityl tetrakis {3- (3,5-di-t-butyl-4-hydroxyphenyl) propionate}, 2 {1- (2-hydroxy -3,5-di-t-pentylphenyl) -ethyl} -4,6 di-t-pentylphenyl acrylate.
[0019]
Examples of phosphorus-based antioxidants include tris (2,4-di-t-butylphenyl) phosphite, cyclic neopentanetetrabis (2,4-di-t-butylphenyl phosphite), dostearylpentane erythritol diphos. Examples thereof include phyto, sodium dihydrogen phosphate, and sodium dihydrogen phosphate.
[0020]
Examples of the sulfur-based antioxidant include 3,3-thiobispropionic acid didodecyl ester, 3,3-thiobispropionic acid dioctadecyl ester, pentaerythritol tetrakis- (3-laurylpropionate), and the like.
[0021]
Examples of hindered amine antioxidants include bis (2,2,6,6-tetramethyl-4-piperidyl) sebacate, bis (1,2,2,6,6-pentamethyl-4-piperidyl) sebacate, 1,2,3. 4-tetrakis (2,2,6,6) tetramethyl-4-piperidyloxycarbonyl) butane, dimethyl succinate-1- (2-hydroxylethyl) -4-hydroxy-2,2,6,6-tetramethylpiperidine heavy Condensate, 1- (3,5, -di-t-butyl-4-hydroxyphenyl) -1,1-bis (2,2,6,6-tetramethyl-4-piperidyloxycarbonyl) pentane, N, N-bis ( 3-aminopropyl) ethylenediamine, 4-benzoyloxy-2,2,6,6-tetramethylpiperidine, bis (octylone-2,2,6, 6-tetramethyl-4-piperidyl) sebacate and the like. These may be used alone or in combination.
[0022]
It has been confirmed that these heat aging inhibitors are easy to obtain in performance such as tensile strength retention, viscosity retention, and tensile elongation retention in a mixed system.
[0023]
In addition, a hollow filler may be mix | blended for the following purposes.
The hollow filler is blended in a timely manner to prevent settlement as well as adjusting the filling property, weight reduction, fluidity, etc. As a specific example to be used, the average particle size is 100 μm or less and the apparent specific gravity is 1.0 or less. Glass microballoons, pearlite, silica balloons, alumina balloons, carbon balloons, aluminosilicate balloons and the like are mentioned, and among these, silica balloons are preferable in terms of availability and cost.
When the average particle size is 100 μm or more, the appearance is deteriorated, so that it is not suitable. On the other hand, if the apparent specific gravity is 1.0 or more, the filler tends to sink during melting, which is not suitable.
[0024]
The method for producing a hot melt composition of the present invention can be obtained by kneading the above-mentioned blending components with a Banbury mixer, a heating kneader, a uniaxial or biaxial extruder, and the like.
[0025]
Examples of the application of the hot melt composition according to the present invention include exposure to high temperatures such as electric furnaces, incinerators, equipment and devices installed in heat treatment furnaces, equipment around automobile engines, household water heaters, bathroom kettles, etc. It is suitable for use as a sealing material for assembly parts, assembly equipment, etc., to be installed in equipment and places.
[0026]
As an example, the method of applying the hot melt composition according to the present invention to a connecting part such as a part is described. In addition to the method of applying a seal to the gap of the connecting part after assembling the part, assembling one part before assembling the part. It is possible to employ a method in which the coating is applied to the peripheral edge of the portion and other parts are brought into contact with and connected to the peripheral edge to which the hot melt composition is applied.
Therefore, in addition to the processing procedure applied at an assembly factory for various products, a processing procedure can be employed in which what is applied to one part at another factory is carried in and brought into contact with the part where other parts are applied.
[0027]
For application of the hot melt composition according to the present invention, hand gun type, block melt type, bulk type and foam type can be used, and commercially available products such as Nordson's bulk melter BM-505 and the company's foam melt applicator FM-151 are available. and so on.
[0028]
In addition, when mass-manufacturing processed parts at factories, etc., if the head part of the hot melt composition coating device is attached to an industrial robot, etc., it can be applied quickly even to complicated shapes, greatly A significant improvement in production efficiency can be expected.
[0029]
EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
【Example】
Example 1
The hot melt composition used in the present invention was produced as follows. In addition, a weight part is described as a part. As hydrogenated paraffinic process oil, hydrogenated paraffinic process oil (Idemitsu Petroleum Corporation Diana Process Oil PW-90 / pour point -15 ° C., viscosity index 108, kinematic viscosity at 100 ° C. 11.25 mm 2 / s ) 60 10 parts Septon 4055 (Kuraray Co., Ltd.) as a high molecular weight styrene block copolymer having a number average molecular weight Mn of 100,000 or more, 5 parts Zylon 500H (Asahi Kasei Kogyo Co., Ltd.) as a modified polyphenylene ether resin 10 parts of hydrogenated petroleum resin Escorez ECR235E (manufactured by Tonex Co., Ltd.) as an imparting agent, 10 parts of glassy Plus Bubbles K-37 (manufactured by 3M) as a hollow filler, and phenol as a heat aging inhibitor -Based antioxidant Sumilizer GA-80 (manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd. C) S-NO90498-90-1 / 3, 9-bis [2- [3- (3-tert-butyl-4-hydroxy-5-methylphenyl) propionyloxy] -1, 1-dimethylethyl] -2, 4, 8, 2 parts of 10-tetraoxaspiro [5.5] undekane, 2 parts of phosphorous antioxidant Irgaphos 168 (CAS-NO31570-04-4 / tris (2,4-di-tert-butylphenyl) phosphide) manufactured by Ciba Geigy), Hin Adekastab LA-57, a dartamine antioxidant (manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd. CAS NO64022-61-3 / tetrakis (2, 2, 6, 6-tetramethyl-4-piperidinyl) 1, 2, 3, 4- butt Netetracarboxylate) 1 part, respectively were blended to obtain a hot-melt composition of Example 1 was heated and mixed with a sigma blade kneader.
[0030]
Example 2
In Example 1, 2 parts of a phenolic antioxidant, Sumilizer GA-80 (manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd. CAS-NO90498-90-1 / described in Example 1) as a heat aging inhibitor, phosphorus antioxidant Irgafos 168 (according to Ciba Geigy CAS-NO317570-04-4 / example 1) 2 parts of sealant, STAB of hindered amine antioxidants LA-63 (Asahi Denka Co., Ltd. CAS-NO101357-36 -2, 1, 2, 3, 4-butanetetracarboxylic acid, polymer with 2, 2-bis (hydroxymethyl) -1, 3-propandiol and 3-hydroxy-2, 2-dimethylproanal 1, 2, 2, 6, 6- pentamethyl-4-pip ridinyl ester 9CI) 1 part, as all the same except that each blending and hot-melt composition of Example 2 was heated and mixed with a sigma blade kneader.
[0031]
Example 3
In Example 1, 1 part of a phenolic antioxidant Sumilizer GA-80 (manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd. CAS-NO 27676-62-6 / described in Example 1) as a heat aging inhibitor, phosphorus system Irgafos 168 (according to Ciba Geigy CAS-NO31570-04-4 / example 1) 2 parts of oxidizing prevention agent, Adeka Stab LA-63P of hindered amine antioxidants (Asahi Denka Co., Ltd. CAS- NO101357-36-2) 1 part and Adekastab CDA-1 (manufactured by Asahi Denka Co., 1 part manufactured by CAS-NO36411-52-6 / 3-salicyamido- 1h-1,2,4-triazole), each formulated The hot melt composition of Example 3 was prepared by heating and mixing with a sigma blade kneader.
[0032]
Comparative Example 1
In Example 1, 2.5 parts of a phenolic antioxidant Sumilizer GA-80 (manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd. CAS-NO90498-90-1 / described in Example 1) as a heat aging inhibitor, phosphorus system Irgafos 168 (according to Ciba Geigy CAS-NO31570-04-4 / example 1) 2 parts of oxidizing prevention agent, as all the same except that each blending, in Comparative example 1 was heated and mixed with a sigma blade kneader A hot melt composition was obtained.
[0033]
Comparative Example 2
In Example 1, as a heat aging inhibitor, hindered phenol antioxidant Irganox 1010 (Ciba Geigy's CAS-NO 6683-19-8 / pentaerythritol tetraxys [3, (3, 5 di-tert-butyl-4-hydroxyphenyl) propionate ) 2.5 parts, 2.5 parts of Irgafos 168 phosphorus-based oxidation prevention agent (according to Ciba Geigy CAS-NO 31570-04-4 / example 1), as all but each blending same, sigma A hot melt composition of Comparative Example 2 was prepared by heating and mixing with a blade type kneader.
[0034]
[Table 1]
Figure 0003995240
[0035]
The physical properties of the examples and comparative examples were evaluated by the following methods.
1. Tensile strength retention Ho Tsu Tomeruto composition-mold molded product molded by the (width 10 mm, thickness 2 mm,
After 2 weeks to stand the length of 50mm) to 150 ℃, Instron universal testing machine in the land turbocharger click the distance between the 20mm, pulled at a crosshead speed of 500mm / min to measure the tensile strength at break, thermal history prior to the Compared to tensile strength
Measure the tensile strength retention.
2. Put viscosity retention Ho Tsu Tomeruto composition 100g in 200 ml of steel can,
After standing for 3 days at 230 ° C. atmosphere gas, to measure the melt viscosity. Thermal history Viscosity retention is measured in comparison with the previous viscosity.
3. Dismantling property The hot melt molded product formed into a cylindrical shape having a diameter of 27 mm and a height of 20 mm is sandwiched between a polypropylene resin plate having a thickness of 10 mm and a polycarbonate resin plate and held in a compressed state to a thickness of 10 mm.
0 After standing ℃ dryer for 30 days, the compressed state is released, observe whether Polypropylene resin plate and the polycarbonate resin plate and Ho Tsu Tomeruto molded product can be easily disassembly. The case where it was easy to dismantle was marked as ◯, and the case where dismantling was not possible was marked as x.
[0036]
【The invention's effect】
Since the hot melt composition according to the present invention is kept at a high temperature, the viscosity retention rate and the tensile strength retention rate are kept high and do not deteriorate, so that the electrical field, the automotive field, other heating devices, heat treatment devices, etc. When used as a sealing material for various devices used in the field, assembling parts of parts, and joining parts, it is possible to maintain stable sealing performance and joining performance for a long period of time. In addition, when these various assembling devices and parts that have been used for a long time at high temperatures are repaired, or when they are discarded or recycled, the disassembly of these joints, seals, etc. excellent purpose, each member was Tsu name so that it can be easily disassembled or repaired in disposal or recycling for each component. For this reason, the convenience could be remarkably improved as compared with the case where dismantling was difficult.

Claims (2)

水添パラフィン系プロセスオイル、高分子量スチレン系ブロックコポリマー、ポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂、粘着付与樹脂並びに酸化防止剤としてフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤及びヒンダートアミン系酸化防止剤を必須成分とする剥離性ホットメルト組成物。Hydrogenated paraffinic process oil, high molecular weight styrene block copolymer, polyphenylene ether resin or modified polyphenylene ether resin, tackifying resin and phenolic antioxidant, phosphorus antioxidant and hindered amine antioxidant as antioxidant A releasable hot-melt composition containing as an essential component. 水添パラフィン系プロセスオイルの配合量が40〜80重量部、高分子量スチレン系ブロックコポリマーの配合量が5〜30重量部、ポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂が0.5〜10重量部である請求項1記載の剥離性ホットメルト組成物。The blending amount of hydrogenated paraffin process oil is 40 to 80 parts by weight, the blending amount of high molecular weight styrene block copolymer is 5 to 30 parts by weight, and the polyphenylene ether resin or the modified polyphenylene ether resin is 0.5 to 10 parts by weight. The peelable hot melt composition according to claim 1.
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