JP3993518B2 - ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物 - Google Patents

ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP3993518B2
JP3993518B2 JP2003035049A JP2003035049A JP3993518B2 JP 3993518 B2 JP3993518 B2 JP 3993518B2 JP 2003035049 A JP2003035049 A JP 2003035049A JP 2003035049 A JP2003035049 A JP 2003035049A JP 3993518 B2 JP3993518 B2 JP 3993518B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
procedure
compound
prepared
electron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003035049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004244357A (ja
Inventor
エム.ムサ オサマ
Original Assignee
ナショナル スターチ アンド ケミカル インベストメント ホールディング コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル スターチ アンド ケミカル インベストメント ホールディング コーポレイション filed Critical ナショナル スターチ アンド ケミカル インベストメント ホールディング コーポレイション
Priority to JP2003035049A priority Critical patent/JP3993518B2/ja
Publication of JP2004244357A publication Critical patent/JP2004244357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3993518B2 publication Critical patent/JP3993518B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接着性促進剤又は硬化性組成物として使用することができる、ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能基を含有する化合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び本発明が解決しようとする課題】
接着剤組成物は、リードフレーム又はその他の基板への集積回路チップの接着及び、プリント回路板への回路パッケージ又はアセンブリの接着といったような、半導体パッケージ及びマイクロ電子装置の製造及び組み立てに使用されている。リードフレームは、42Fe/58Ni合金(合金42)、銅、或いは銀又はパラジウムコーティングされた銅、及びセラミック又は積層材のワイヤーボードで製造することができ、一般に良好な性能を持つ接着剤は、これらの基板のうちの1又は複数のものの上で使用した場合に不充分であるかもしれない。
【0003】
接着剤組成物への接着性促進剤の添加又は接着性促進能力を有する硬化性樹脂の接着剤として使用は、この欠陥を補正する上で役に立つであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ビニルシラン官能性及び電子供与体又は電子受容体官能性の両方を含有する化合物に関する。もう1つの態様においては、本発明は、本発明の化合物を含有する接着剤、コーティング又は包埋剤組成物にある。
【0005】
一態様において、本発明は、
構造
【化6】
Figure 0003993518
(式中、m及びnは独立して0、1、2又は3であるが、両方が0ではあり得ず、qは1であり参考例として2が挙げられ、pは0、1又は2で、X及びX’は独立して、
【化7】
Figure 0003993518
であり、
R及びRは独立してアルキル基であり参考例としてシクロアルキル又は芳香族基があげられ、Rはビニル又はアルキル基であり参考例としてシクロアルキル又は芳香族(これは小分子実体、オリゴマー又はポリマー内に含有されていてもよい)が挙げられ、及びE及びE’はスチレン基であり参考例として独立して電子供与体又は電子受容体が挙げられる)を有する化合物である。
【0006】
適切な電子受容体基は、例えば、マレイミド、アクリレート、フマレート又はマレエートである。適切な電子受容体基は、例えば、ビニルエーテル、ビニルシラン及び芳香環内の不飽和と共役しているその芳香環の外側にある炭素−炭素二重結合、例えば、スチレン系基及びシンナミル基である。
【0007】
もう一つの態様においては、本発明の参考例として、ビニルシラン化合物を含有する接着剤、コーティング又は包埋剤といったような硬化性組成物が挙げられる。組成物は、成分の磨砕又は配合によって調製されたペースト形態であっても、又は当業者に既知のフィルム形成技術によって作られたフィルム形態であってもよい。硬化性組成物は、所望により硬化剤及び所望により充填材を包含することになる。
【0008】
ビニルシラン化合物は、硬化性組成物中の主成分であってもよいし、他の硬化性樹脂に対して接着性促進剤として添加されてもよい。接着性促進剤として使用される場合、硬化性組成物中で用いられるビニルシラン化合物の量は、接着性を促進するための有効量であり、一般に有効量は、製剤の0.005〜20.0質量パーセントの範囲内となる。
【0009】
本発明の参考例も含むビニルシラン以外の主成分として使用するための硬化性樹脂の例としては、エポキシ、電子供与体樹脂(例えば、ビニルエーテル、チオール−エン及び芳香族環に結合し、芳香族環中の不飽和と共役する炭素−炭素二重結合を含有する樹脂、例えば、シンナミル及びスチレン出発化合物から誘導された化合物)及び電子受容体樹脂(例えば、フマレート、マレエート、アクリレート及びマレイミド)が包含される。
【0010】
適切な硬化剤は、組成物を硬化させるのに有効な量で存在する熱開始剤及び光開始剤である。一般に、これらの量は、組成物中の全有機材料(すなわち、あらゆる無機充填材を除く)の0.5〜30質量%、好ましくは1〜20質量%の範囲内にある。好ましい熱開始剤としては、ブチルペルオクトエート及びジクミルペルオキシドといった過酸化物並びに2,2’−アゾビス(2−メチル−プロパンニトリル)及び2,2’−アゾビス(2−メチル−ブタンニトリル)といったアゾ化合物が包含される。好ましい一連の光開始剤は、チバ スペシャルティ ケミカルズ(Chiba Specialty Chemicals)よりIrgacureという商標で販売されているものである。ある製剤においては、熱開始剤と光開始剤の両方が望ましい。すなわち、硬化プロセスは、照射とそれに続く熱により開始させることもできるし、或いは熱とそれに続く照射によって開始させることもできる。一般に、硬化性組成物は、70℃〜250℃の温度範囲で硬化し、硬化は10秒〜3時間の範囲でもたらされることになる。実際の硬化プロフィールは、成分によって変動し、熟練者による必要以上の実験無しで決定することができる。
【0011】
該製剤は、熱又は電気伝導性の或いは非伝導性の充填材も含み得る。適切な伝導性充填材としては、カーボンブラック、グラファイト、金、銀、銅、白金、パラジウム、ニッケル、アルミニウム、炭化ケイ素、窒化ホウ素、ダイアモンド及びアルミナがある。適切な非伝導性充填材には、バーミキュライト、雲母、ウォラストナイト、炭酸カルシウム、チタニア、砂、ガラス、ヒューズドシリカ、ヒュームドシリカ、硫酸バリウム及びハロゲン化エチレン重合体、例えば、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、塩化ビニリデン及び塩化ビニルの粒子がある。存在する場合、これらの充填材は、一般に、製剤の20〜90質量%の量である。
【0012】
当業者であれば、本明細書の以下の部分に記述されている手順を用いてビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する様々な化合物を作ることができるだろう。以下にそのいくつかの例を挙げる。尚、以下に挙げる例のうちで、第1〜3番目、第6〜8番目、第10番目、第13〜19番目及び第21番目の化合物は、参考例として記載するものである。
【0013】
化合物
【化8】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、1,4−ブタンジオールビニルエーテルとジメチルビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0014】
化合物
【化9】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、トリビニルクロロシランとN−メチロールマレイミド(J. Bartus, W.L. Simonsick及びO.Vogl「J.M.S. -Pure Appl. Chem.」、A36(3)、355(1999)に従って調製されたもの)との反応によって調製することができる。
【0015】
化合物
【化10】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、ジフェニルビニルクロロシランとN−メチロールマレイミド(J. Bartus, W.L. Simonsick及びO.Vogl「J.M.S. -Pure Appl. Chem.」A36(3)、355、(1999)に従って調製されたもの)との反応によって調製することができる。
【0016】
化合物
【化11】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、シンナミルアルコールとジメチルビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0017】
化合物
【化12】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、シンナミルアルコールとトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0018】
化合物
【化13】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、イソオイゲノールとジフェニルビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0019】
化合物
【化14】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、イソオイゲノールとジメチルビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0020】
化合物
【化15】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、イソオイゲノールとトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0021】
化合物
【化16】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、シンナミルアルコールとメチルビニルジクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0022】
化合物
【化17】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、シンナミルアルコールとメチルビニルジクロロシランとの反応に続き、手順1に従って1,4−ブタンジオールビニルエーテルとの反応によって調製することができる。
【0023】
化合物
【化18】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、1モル当量のシンナミルアミンと1モル当量のトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0024】
化合物
【化19】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、1モル当量のシンナミルアミンと2モル当量のトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0025】
化合物
【化20】
Figure 0003993518
は、手順2に従って、イソオイゲノールと1−ブロモプロパノールとの反応に引き続き、手順1に従ってトリビニルクロロシランとの反応よって調製することができる。
【0026】
化合物
【化21】
Figure 0003993518
は、手順3に従って、m−TMIとエタノールアミンとの反応に引き続き、手順1に従ってジフェニルビニルクロロシランとの反応よって調製することができる。
【0027】
化合物
【化22】
Figure 0003993518
は、手順4に従って、m−TMIとエチレングリコールとの反応に引き続き、手順1に従ってジフェニルビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0028】
化合物
【化23】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、エチレングリコールとトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0029】
化合物
【化24】
Figure 0003993518
は、手順3に従って、シンナミルブロミドとエタノールアミンとの反応に引き続き、手順1に従って1モル当量のトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0030】
化合物
【化25】
Figure 0003993518
は、手順5に従って、シンナミルブロミドとエタノールアミンとの反応の後、手順1に従って2モル当量のトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0031】
化合物
【化26】
Figure 0003993518
は、手順5に従って、4−ビニルベンジルクロリドとエタノールアミンとの反応後、手順1に従って2モル当量のトリビニルクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0032】
化合物
【化27】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、シンナミルアルコールとビニルトリクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0033】
化合物
【化28】
Figure 0003993518
は、手順1に従って、1,4−ブタンジオールビニルエーテルとビニルトリクロロシランとの反応によって調製することができる。
【0034】
本明細書に以上で言及されている手順は以下の通りである。
手順1. アルコール又はアミンとビニルシランとの反応。1モル当量のアルコール又はアミンとトリエチルアミンを0℃でドライトルエンと混合し、これにトルエンに溶解した1モル当量のビニルシランを添加する。混合物を室温で4時間反応させ、その後溶剤を蒸発させて生成物を得る。
【0035】
手順2. フェノール又はアセトアセテートとハロゲン化アルキル又はアルケニルとの反応。1モル当量のフェノール又はアセトアセテートを、機械式攪拌装置、凝縮器及び窒素入出口管を備えた三首フラスコに投入する。メチルエチルケトンを添加して反応を気体窒素下に置く。注射器によりハロゲン化アルキル又はアルケニルを添加し、攪拌を開始する。炭酸カリウムを添加し、反応混合物を50℃で11時間加熱し、室温まで冷却させ、真空濾過する。濾液を5%のNaOHと10%のNa2SO4で洗浄する。有機層をMgSO4上で乾燥させ、溶剤を蒸発させて生成物を得る。
【0036】
手順3. イソシアネートとアミンの反応。1モル当量のイソシアネートを、機械式攪拌装置、添加用漏斗及び窒素入出口を備えた三首フラスコ内でトルエン中に溶媒和させる。反応を窒素下に置き、溶液を60℃まで加熱する。添加用漏斗にトルエン中1モル当量のアミンを投入し、この溶液を10分間にわたりイソシアネート溶液に添加する。結果として得られた混合物を更に60℃で3時間に加熱し、その後に室温まで冷却させる。溶剤を真空下で除去して生成物を得る。
【0037】
手順4. イソシアネートとアルコールの反応。1モル当量のイソシアネートを、機械式攪拌装置、添加用漏斗及び窒素入出口を備えた三首フラスコ内でトルエン中に溶媒和させる。反応を窒素下に置き、溶液を60℃まで加熱するにつれて攪拌しながらジブジルチンジラウレートの触媒を添加する。添加用漏斗にトルエンに溶解した1モル当量のアルコールを投入する。この溶液を10分間にわたりイソシアネート溶液に添加し、結果として得られた混合物を更に60℃で3時間に加熱する。反応を室温まで冷却させた後、溶剤を真空除去して生成物を得る。
【0038】
手順5. ハロゲン化アルキルとアミン又はメルカプタンとの反応。1モル当量のハロゲン化アルキルを、機械式攪拌装置及び添加用漏斗を備えた三首フラスコ内のTHFに溶媒和させる。添加用漏斗にTHF中の1モル当量のアミン又はメルカプタンを投入し、この溶液を0℃で10分間にわたりハロゲン化アルキルに添加する。結果として得られた混合物を室温で12時間にわたり攪拌し、その後溶剤を真空除去して、結果として得られた材料に水とエーテルを添加する。有機層を抽出しMgSO上で乾燥させ、溶剤を真空除去して生成物を得る。
以下に実施例を記載する。但し、以下の実施例1〜3に示す化合物は参考例として記載するものである。
【0039】
【実施例】
実施例1.
【化29】
Figure 0003993518
250mLの丸底フラスコに1,4−ブタンジオールビニルエーテル(8.03g、0.07モル)、トリエチルアミン(6.98g、0.07モル)及びトルエン(50mL)を添加した。トリビニルクロロシラン(10.00g、0.07モル)を緩速添加漏斗から0℃で滴下により添加した(氷浴中で行なった)。添加が完了した時点で、氷浴を取り除き、混合物を室温で4時間混合した。混合物を濾過して濾液を250mLの丸底フラスコに投入した。減圧下で溶剤を除去し、89%の収量で生成物を得た。該生成物をNMRによって確認し、そのスペクトルを図1に示す。
【0040】
実施例2.
【化30】
Figure 0003993518
250mLの丸底フラスコに1,4−ブタンジオールビニルエーテル(7.69g、0.07モル)、トリエチルアミン(6.67g、0.07モル)及びトルエン(50mL)を添加した。ビニルフェニルメチルクロロシラン(12.10g、0.07モル)を緩速添加漏斗から0℃で滴下により加えた(氷浴中で行なった)。添加が完了した時点で、氷浴を取り除き、混合物を室温で4時間混合した。混合物を濾過して濾液を250mLの丸底フラスコに投入した。減圧下で溶剤を除去し、90%の収量で生成物を得た。該生成物をNMRによって確認し、そのスペクトルを図2に示す。
【0041】
実施例3.
【化31】
Figure 0003993518
250mLの丸底フラスコに1,4−ブタンジオールビニルエーテル(9.49g、0.082モル)、トリエチルアミン(8.25g、0.082モル)及びトルエン(50mL)を添加した。ジフェニルビニルクロロシラン(20.0g、0.082モル)を緩速添加漏斗から0℃で滴下により添加した(氷浴中で行なった)。添加が完了した時点で、氷浴を取り除き、混合物を室温で4時間混合した。混合物を濾過して濾液を250mLの丸底フラスコに投入した。減圧下で溶剤を除去し、86%の収量で生成物を得た。該生成物をNMRによって確認し、そのスペクトルを図3に示す。
【0042】
実施例4. 性能データ。
構造
【化32】
Figure 0003993518
を有するビスマレイミドを10.5質量%、
構造
【化33】
Figure 0003993518
を有するシンナミル官能性を有する化合物を10.5質量%、
構造
【化34】
Figure 0003993518
を有するエポキシを1.5質量%、エポキシ用硬化剤2−メチルイミダゾール(0.5質量%)、ビスマレイミド及びシンナミル化合物用ペルオキシド開始剤USP−90MD(1.0質量%)並びに75質量%の銀を含む接着剤製剤を調製した。ビニルシラン化合物(対照として市販の材料を包含する)及び例1、2及び3からの化合物をこの組成物に1質量%で添加し、個々の組成物をダイアタッチ用接着剤としての接着強度について試験した。
【0043】
650×650ミルのダイパッドを有する銀コーティングされたリードフレーム上に接着剤を小出した。500×500ミルのシリコンダイを接着剤の上に置き、接着剤を175℃のオーブン内で30分間硬化させた。硬化されたアセンブリを85℃/相対湿度85%に48時間付し、その後に、250℃のDage 2400-PC ダイ剥離試験機を用いてリードフレームから90度の角度で剥離を行なった。
【0044】
各接着剤組成物について10個のアセンブリを試験し、結果として重量キログラムで平均を得た。結果は下記の表に提示されており、本発明化合物の添加によって、上述の条件下で1つの硬化性組成物内で市販の(Gelest, Inc., SID-4608)電子供与体又は電子受容体官能性を持たないビニルシランに比べて改良された接着強度、或いは少なくともそれに匹敵する接着強度が得られることを示している。
【0045】
【表1】
Figure 0003993518

【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、例1の生成物のNMRスペクトルを示す。
【図2】図2は、例2の生成物のNMRスペクトルを示す。
【図3】図3は、例3の生成物のNMRスペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 構造
    Figure 0003993518
    (式中、
    m及びnは独立して、0、1又は2であるが、両方が0ということはあり得ず、
    qは1であり、
    pは0、1又は2であり、
    X及びX’は独立して、
    Figure 0003993518
    であり、
    R及びR は独立してアルキル基であり、
    はビニル又はアルキル基であり、かつ
    E及びE’はスチレン基である
    を有する化合物。
JP2003035049A 2003-02-13 2003-02-13 ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物 Expired - Fee Related JP3993518B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003035049A JP3993518B2 (ja) 2003-02-13 2003-02-13 ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003035049A JP3993518B2 (ja) 2003-02-13 2003-02-13 ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004244357A JP2004244357A (ja) 2004-09-02
JP3993518B2 true JP3993518B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=33020575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003035049A Expired - Fee Related JP3993518B2 (ja) 2003-02-13 2003-02-13 ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3993518B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG11201603025RA (en) * 2013-10-18 2016-05-30 Trinseo Europe Gmbh Vinylsilanes for use in functionalized elastomeric polymers
JP6718048B2 (ja) * 2017-06-30 2020-07-08 協立化学産業株式会社 新規重合性化合物及び柔軟性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004244357A (ja) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4577745B2 (ja) シラン、カルバメートまたは尿素および供与体または受容体官能基を含有する接着促進剤
JP4028431B2 (ja) 熱硬化性接着フィルム
US6809155B2 (en) Unsaturated compounds containing silane, electron donor and electron acceptor functionality
TW200402409A (en) Electron donors, electron acceptors and adhesion promoters containing disulfide
JP2002060364A (ja) 硬化性電子供与体化合物
TWI243818B (en) Curable compositions containing thiazole functionality
JP3993518B2 (ja) ビニルシラン及び電子供与体又は電子受容体官能性を含有する化合物
JP4309267B2 (ja) エポキシ基を含むビニルシラン化合物
WO2003014248A2 (en) Adhesion promoting resins with cross-linking properties
JP4216490B2 (ja) ビニルエーテルを含有する硬化性ハイブリッド電子供与体化合物
TWI304414B (en) Epoxy compounds containing styrenic or cinnamyl functionality
US6570032B1 (en) Compounds containing vinyl silane and electron donor or acceptor functionality
US6784025B2 (en) Semiconductor package with a die attach adhesive having silane functionality
KR20040069402A (ko) 비닐 실란 및 전자 주게 또는 받게 작용기를 함유하는화합물
CN1269825C (zh) 包含乙烯基硅烷和电子给体或受体官能度的化合物
JP2007522672A (ja) ハイブリッドオキサゾリン化合物で基板に取り付けられた半導体ダイ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060824

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061114

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees