JP3992589B2 - 錠前 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デッドボルトを有する錠前に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、扉などに用いられる錠前は、単にデッドボルトで施錠を行うものが一般的であった。すなわち、扉には、錠前の錠本体が埋め込まれており、扉の側面には錠本体から突出・退入可能なデッドボルトを有している。扉の正面および背面には、ドアハンドルが取り付けられている。また、正面および背面のいずれか一方側には、扉を施錠・開錠するためのサムターンが取り付けられ、他方側にはシリンダー錠が設けられている。扉の側面に錠本体から突出・退入するラッチが設けられている。
【0003】
そして、デッドボルトはシリンダ錠又はサムターンの回転により扉の端面から水平に突出するようになっている。一方、扉枠には錠本体と対向する位置に、デッドボルトと係合可能な被係合部が設けられ、被係合部は扉の端面から突出したデッドボルトを受け入れるようになっている。
そして、デッドボルトが被係合部に入って係合して、扉を施錠状態にする。
【0004】
また、この出願の発明に関連する先行技術文献情報として次のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−082012号公報
【0006】
前記特許文献1には、不正解錠の防止のための錠前が開示されている。すなわち、かかる錠前は、扉に配設される錠箱に対しスライド移動自在に設けられ、回転操作されるシリンダ錠又はサムターンにより、前記錠箱のフロント板より進退するデッドボルトと、前記フロント板に対向する扉枠に設けられ、前記デッドボルトが進入する受穴を有したストライクと、長手方向が前記扉の上下方向となるように前記扉に内設されるとともに基部が前記錠箱に挿入され、回転操作されるシリンダ錠又はサムターンにより、前記デッドボルトの進退と共に先端が前記扉の上端面又は下端面から進退されるロッドと、を具備したことを特徴としている。
そして、別体の補助錠を有することなく、また、受穴を有するストライクとデッドボルトが離反する方向となる破壊が行われても、デッドボルトと受穴との係合が解除されることなく、不正解錠されにくい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の特許文献1に記載されている錠前では、デッドボルトの進退と共に先端が前記扉の上端面又は下端面から進退される鎌状などの形状をした別の部材が必要である。また、錠本体の内部に前記別の部材を操作するための機構部品などが必要であり、構造も複雑となってしまう。そしてその結果、錠前が製作しにくく、また錠前の大きさが大きくなりやすい。
【0008】
そこで、本発明は、受穴とデッドボルトが離反する方向となる破壊が行われても不正解錠されにくく、製作しやすい錠前を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、錠本体とデッドボルトを有し、前記デッドボルトはシリンダ錠又はサムターンの回転操作により錠本体から突出・退入可能であり、前記デッドボルトが突出してデッドボルトが受穴に進入することにより施錠可能な錠前において、錠本体にはデッドボルトを誘導する第1誘導部と第2誘導部が設けられ、前記第1誘導部はデッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導することが可能であり、第2誘導部はデッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導する平行誘導部と、デッドボルトの突出・退入方向に対して傾斜する方向に誘導する傾斜誘導部とを有し、前記第1誘導部と前記平行誘導部とが、デッドボルトを錠本体から所定の位置まで略平行に移動させながら突出させる平行移動手段として機能し、前記傾斜誘導部がデッドボルトを回転させる回転手段として機能することを特徴とする錠前である。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、デッドボルトが錠本体から突出する際には、平行移動手段により所定の位置まで略平行移動しながら突出し、さらに、回転手段により回転するので、デッドボルトが受穴に進入して施錠されている状態では、デッドボルトの先端がデッドボルトの突出・退入方向の延長線上よりもずれるので、受穴とデッドボルトが離反する方向に破壊して不正解錠が行われても、解錠がされにくい。また、上記の従来技術のようにデッドボルトの先に別の部材を取り付ける必要がないので、錠前の製作がしやすい。
【0011】
請求項2に記載の発明は、前記デッドボルトには切り欠き部を有し、前記切り欠き部の位置は、前記回転手段により回転する側であって、デッドボルトが突出した状態における錠本体の外側であることを特徴とする請求項1に記載の錠前である。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、前記回転手段により回転する側であって、デッドボルトが突出した状態における錠本体の外側に位置する切り欠き部が設けられているので、受穴が小さくても、回転の際に、デッドボルトの先端が受穴に進入して施錠することができる。また、デッドボルトの切り欠き部の先端側の部分が、より深く受穴に進入するので、より強固な施錠が可能となる。
【0013】
請求項1に記載の発明は、錠本体にはデッドボルトを誘導する第1誘導部と第2誘導部が設けられ、前記第1誘導部はデッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導するものであり、第2誘導部はデッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導する平行誘導部と、デッドボルトの突出・退入方向に対して傾斜する方向に誘導する傾斜誘導部が設けられて、前記平行移動手段は前記第1誘導部と前記平行誘導部により行われ、前記回転手段は前記傾斜誘導部により行われることを特徴とする錠前である。
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、デッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導する第1誘導部と、平行誘導部と傾斜誘導部が設けられ第2誘導部が設けられているので、前記平行移動手段と前記回転手段を容易に設けることが出来る。
【0015】
請求項3に記載の発明は、前記第1誘導部及び前記第2誘導部は溝又は孔であり、前記デッドボルトには前記溝又は孔に係合しうる係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の錠前である。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、前記第1誘導部及び前記第2誘導部は溝又は孔であるので、前記第1誘導部及び前記第2誘導部を容易に製作することが出来る。
【0017】
請求項4に記載の発明は、クランク部材が設けられ、クランク部材は前記デッドボルトに連結しており、シリンダ錠又はサムターンの回転操作を行うと、前記クランク部材が移動してデッドボルトが錠本体から突出・退入することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の錠前である。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、デッドボルトに連結したクランク部材が設けられているので、デッドボルトのスムーズな移動及び回転が可能である。
【0019】
請求項5に記載の発明は、ラッチが設けられ、デッドボルトが前記回転手段により回転する方向は、ラッチに向かう方向と反対側であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の錠前である。
【0020】
請求項5に記載の発明によれば、ラッチが設けられ、デッドボルトが前記回転手段により回転する方向は、ラッチに向かう方向と反対側であるので、デッドボルトの配置をラッチ側に近づけることが可能となり、錠前を小さくすることが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における錠前の外観を示した斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態における錠前の内部を示した斜視図である。図3は、本発明の第1の実施形態における錠前の解錠状態を示した内部の正面図である。図4は、本発明の第1の実施形態における錠前の施錠状態を示した内部の正面図である。図5は、本発明の第1の実施形態における錠前の解錠状態から施錠状態への動きを示した内部の模式図である。図6は、デッドボルトの三面図である。図7は、本発明の第1の実施形態における錠前の施錠状態のデッドボルト付近を拡大した模式図である。図8は、本発明の第1の実施形態における錠前の断面図であり(a)は、第2係合部兼連結軸付近を示した図であり、(b)は第1係合部付近を示した図である。
【0022】
本発明の錠前1は、図1に示されており、錠本体10、デッドボルト11及びラッチ15が設けられている。錠本体10は直方体の形状をした本体ケース12と、正面板13が設けられている。そして、正面板13には開口部19が設けられ、ラッチ15及びデッドボルト11が突出・退入可能となっている。
なお、本明細書においては、正面板13が設けられている側、すなわち図1における左側を正面側とし、正面側と反対側を背面側とし、また、図1における上側及び下側を上側、下側として説明する。
【0023】
本体ケース12には、2つの丸孔17と2つの丸孔18が設けられている。2つの丸孔17は、本体ケース12の対向する2つの面に相対する位置に設けられている。丸孔17から後述する軸部16の両端が本体ケース12の外側に露出しており、軸部16にシリンダー錠及びサムターンが連結可能となっている。そして、軸部16が回転すると、デッドボルト11が突出・退入する。
また、丸孔18の位置は、図2に示されているハブ21の角孔22付近に位置しており、ドアハンドルなどの角芯を丸孔18挿通して、ドアハンドルを回転させると、ラッチ15が退入する構造となっている。
【0024】
図2〜図4は、本体ケース12の内部の構造を示した図である。そして、本体ケース12の内部には、軸部16、スライド部材25及びクランク部材35が設けられている。
軸部16は略円柱状であり、円柱の長手方向の中間部に歯車部23が設けられている。軸部16を回転させると、歯車部23が回転して、後述するスライド部材25を移動させることが出来る。また、軸部16には、ばね取り付け部27が設けられており、本体ケース12に設けられたばね取り付け部28とばね30を介して接続されており、軸部16が所定の位置で止まるような構造となっている。
【0025】
スライド部材25はラックであり、軸部16の歯車部23とかみ合っている。そして、スライド部材25に隣接しているスライドガイド部32によりガイドされ、デッドボルト11の突出・退入方向にのみ移動可能となっている。また、スライド部材25は、連結軸33によって、後述するクランク部材35と回転可能に連結している。
【0026】
クランク部材35は、スライド部材25とデッドボルト11をつなぐものである。そして、後述する第2係合部兼連結軸38によって、クランク部材35とデッドボルト11が回転可能に連結している。
【0027】
デッドボルト11は、図6に示されるような形状であり、先端部42付近に切り欠き部41を有している。また、切り欠き部41の位置は、錠前1の上側であり、後述するようにデッドボルト11が回転する側に位置している。
さらに詳しく説明すると、切り欠き部41は、図6における斜線部であり、後述するように、回転手段により回転する側に設けられており、デッドボルト11が突出した状態における本体ケース12の外側に位置している。なお、本発明における切り欠き部41は、図6に示されるように、デッドボルト11の先端部42の回転手段により回転する側の端部42aから、デッドボルト11の突出・退入方向に延長した仮想線Lと、デッドボルト11の縁との間に囲まれた部分を指すものである。
デッドボルト11の位置はラッチ15の上側であり、デッドボルト11とラッチ15は近接している。
【0028】
また、デッドボルト11の移動・回転は、第2係合部兼連結軸38及び第1係合部39によって、制限されている。具体的には、第2係合部兼連結軸38及び第1係合部39にはピンが設けられて、第2誘導溝45及び第1誘導溝44によってデッドボルト11を誘導する。
第2係合部兼連結軸38は本体ケース12に設けられている第2誘導溝45に係合されており、第2誘導溝45に沿って移動することが出来る。また、第1係合部39は、本体ケース12に設けられている第1誘導溝44に係合されており、第1誘導溝44に沿って移動することが出来る。
【0029】
第2係合部兼連結軸38は図8(a)に示されるように、第2誘導溝45、デッドボルト11の貫通孔11a及びクランク部材35の貫通孔35aに挿通されている。また、第1係合部39は図8(b)に示されるように、第1誘導溝44及びデッドボルト11の貫通孔11bに挿通されている。第2係合部兼連結軸38及び第1係合部39は、フランジ部52とCリング51により、抜けることを防止している。
【0030】
第2誘導溝45は、平行誘導部45a及び傾斜誘導部45bからなり、傾斜誘導部45bは平行誘導部45aと、先端部42側でつながっている。平行誘導部45aはデッドボルト11の突出・退入方向と略平行に誘導し、傾斜誘導部45bはデッドボルト11の突出・退入方向と略平行に対して傾斜する方向に誘導する。第1誘導溝44は、デッドボルト11の突出・退入方向と略平行に誘導する。そして、前記第1誘導溝44と前記平行誘導部45aにより平行移動手段となり、また、前記傾斜誘導部45bにより回転手段となる。
【0031】
次に、軸部16の回転により、デッドボルト11が突出・退入する様子について説明する。図5(a)は、図3と同様にデッドボルト11が退入して解錠されている状態を示しており、(b)、(c)、(d)、(e)の順にデッドボルト11が進入した状態を示しており、図5(e)は、図4と同様にデッドボルト11が突出して施錠されている状態を示している。
【0032】
上記したように、図5(a)では、デッドボルト11が退入して解錠されている。このとき、第2係合部兼連結軸38は、第2誘導溝45の平行誘導部45aの背面側に位置し、また、第1係合部39は、第1誘導溝44の背面側に位置している。
【0033】
そして、軸部16に連結されたシリンダ錠又はサムターンを回転させると、軸部16が回転し、スライド部材25が正面側に移動する。具体的には、図5(a)において、矢印に示されるように、反時計回りに軸部16を回転させる。そうすると、クランク部材35を介して連結されているデッドボルト11が、正面側に移動する。
デッドボルト11は、平行誘導部45aと第1誘導溝44による平行移動手段により、正面側に平行移動して、図5(b)の状態から図5(c)の状態となる。図5(c)の状態では、第2係合部兼連結軸38が、平行誘導部45aと傾斜誘導部45bとの接続部分に位置している。
また、デッドボルト11の端部42aは、受穴50の正面側に移動する。
【0034】
さらに、軸部16が回転すると、スライド部材25が正面側に移動して、クランク部材35を介して連結されているデッドボルト11が、正面側に移動する。そして、第2係合部兼連結軸38が傾斜誘導部45bに誘導されて、傾斜誘導部45bによる回転手段によって、デッドボルト11が回転し、第1係合部39を軸心として回転する。本実施形態では、デッドボルト11の回転方向は、図5示される方向から見て、時計方向であり、切り欠き部41側に回転する。さらに、先端部42が回転し、図5(d)の状態から図5(e)の状態となり鍵前1によって施錠された状態となる。
【0035】
第2係合部兼連結軸38が傾斜誘導部45bを通過する際、デッドボルト11が回転をスムーズにするために、第1誘導溝44の正面側に、傾斜誘導部45bの方向に対して略垂直となるような溝である調整部44aが設けられている。
【0036】
また、本実施形態では、クランク部材35が設けられているので、第2係合部兼連結軸38が傾斜誘導部45bを通過する場合に、連結軸33でクランク部材35が回転し、デッドボルト11の動きがスムーズになる。
【0037】
解錠状態から施錠状態の一連の動きにおいて、デッドボルト11の端部42aの軌跡90は図7に示されており、略「L」字状である。また、第2係合部兼連結軸38の軌跡92、第1係合部39の軌跡93は、図7に図示されている。
【0038】
本実施形態では、切り欠き部41が設けられているので、受穴50を小さくすることができる。デッドボルト11に切り欠き部41を設けない場合には、デッドボルト11の上側が、受穴50に当たるので、受穴50を大きくする必要があるが、本実施形態ではそのようなことはなく、受穴50を小さくすることが可能である。
【0039】
そして、錠前1が施錠された状態では、端部42aは、デッドボルト11の突出・退入方向である正面側から見ると、受穴50の外側に位置している。したがって、不正解錠などの際に、無理に錠前1をデッドボルト11の退入方向に移動させようとしても、端部42aが受穴50に引っかかってデッドボルト11の退入方向に移動させにくい。
【0040】
また、前記回転手段により回転する方向は、デットボルト11から見てラッチ15と向かう方向と反対である。したがって、デッドボルト11が回転しても端部42aがラッチ15に対して遠ざかる方向に動くので、本実施形態のようにデッドボルト11とラッチ15が近接していても、デッドボルト11がラッチ15に当たることはなく、デッドボルト11とラッチ15との距離を小さくして、よりコンパクトにすることが出来る。
【0041】
また、錠前1を解錠する場合には、解錠する場合とは反対に軸部16を時計方向に回転させることにより行われる。スライド部材25、クランク部材35及びデットボルト11の動きは、解錠する場合と逆の順序に動いて解錠する。
すなわち、軸部16を時計方向に回転させると、スライド部材25及びクランク部材35は背面側に移動し、デッドボルト11は回転運動の後に平行移動して退入する。
【0042】
上記実施形態における第1誘導部及び第2誘導部は、第1誘導溝44及び第2誘導溝45であり溝であったが、溝でなくても良く、デッドボルト11を誘導することが出来れば良く、貫通孔でも良い。また、デッドボルト11に溝を設けて、本体ケース12側にピンを設けてもよい。さらに、他の係合手段により、デッドボルト11を誘導しても良い。
【0043】
また、上記実施形態のデッドボルト11は切り欠き部41を有するものであったが、切り欠き部41のないデッドボルト11を用いることもできる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、不正解錠されにくく、製作しやすい錠前を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における錠前の外観を示した斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態における錠前の内部を示した斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態における錠前の解錠状態を示した内部の正面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態における錠前の施錠状態を示した内部の正面図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態における錠前の解錠状態から施錠状態への動きを示した内部の模式図である。
【図6】 デッドボルトの三面図である。
【図7】 本発明の第1の実施形態における錠前の施錠状態のデッドボルト付近を拡大した模式図である。
【図8】 本発明の第1の実施形態における錠前の断面図であり(a)は、第2係合部兼連結軸付近を示した図であり、(b)は第1係合部39付近を示した図である。
【符号の説明】
1 錠前
10 錠本体
11 デッドボルト
15 ラッチ
35 クランク部材
38 第2係合部兼連結軸
39 第1係合部
41 切り欠き部
44 第1誘導溝
45 第2誘導溝
45a 平行誘導部
45b 傾斜誘導部
Claims (5)
- 錠本体とデッドボルトを有し、前記デッドボルトはシリンダ錠又はサムターンの回転操作により錠本体から突出・退入可能であり、前記デッドボルトが突出してデッドボルトが受穴に進入することにより施錠可能な錠前において、
錠本体にはデッドボルトを誘導する第1誘導部と第2誘導部が設けられ、前記第1誘導部はデッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導することが可能であり、第2誘導部はデッドボルトの突出・退入方向と略平行に誘導する平行誘導部と、デッドボルトの突出・退入方向に対して傾斜する方向に誘導する傾斜誘導部とを有し、
前記第1誘導部と前記平行誘導部とが、デッドボルトを錠本体から所定の位置まで略平行に移動させながら突出させる平行移動手段として機能し、前記傾斜誘導部がデッドボルトを回転させる回転手段として機能することを特徴とする錠前。 - 前記デッドボルトには切り欠き部を有し、前記切り欠き部の位置は、前記回転手段により回転する側であって、デッドボルトが突出した状態における錠本体の外側であることを特徴とする請求項1に記載の錠前。
- 前記第1誘導部及び前記第2誘導部は溝又は孔であり、前記デッドボルトには前記溝又は孔に係合しうる係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の錠前。
- クランク部材が設けられ、クランク部材は前記デッドボルトに連結しており、シリンダ錠又はサムターンの回転操作を行うと、前記クランク部材が移動してデッドボルトが錠本体から突出・退入することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の錠前。
- ラッチが設けられ、デッドボルトが前記回転手段により回転する方向は、ラッチに向かう方向と反対側であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の錠前。
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